JP2002223185A - アンテナ装置、それを利用した受信装置、送信装置及び無線端末装置 - Google Patents

アンテナ装置、それを利用した受信装置、送信装置及び無線端末装置

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JP2002223185A
JP2002223185A JP2001018195A JP2001018195A JP2002223185A JP 2002223185 A JP2002223185 A JP 2002223185A JP 2001018195 A JP2001018195 A JP 2001018195A JP 2001018195 A JP2001018195 A JP 2001018195A JP 2002223185 A JP2002223185 A JP 2002223185A
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Yoichi Nakagawa
洋一 中川
Masahiro Mimura
政博 三村
Yoshio Koyanagi
芳雄 小柳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話あるいはデータ通信など、その利用用途
に応じてアンテナの指向性を切り替えることによって、
特性の良いアンテナを提供する。特に通話時に人体頭部
方向に電波を照射しないことによってその効率を図る。 【解決手段】 第1のアンテナ101と第2のアンテナ
102は異なる指向性を持っており、切り替えスイッチ
103に接続され、切り替えスイッチ103によって切
り替えることが可能である。切り替え判断手段104は
使用用途に応じて切り替えスイッチ103に第1のアン
テナ101と第2のアンテナ102のどちらを選択すれ
ばよいか信号を出力することができる。切り替え判断手
段104は、通話、データ通信あるいはハンズフリーモ
ードなどその使用用途に応じて切り替えスイッチ103
にアンテナ切り替えの信号を出力することによって、ア
ンテナの指向性を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナ装置、そ
れを利用した受信装置、送信装置及び無線端末装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHSといった無線端
末装置は電話としてだけではなくデータ通信端末として
利用される機会が多くなってきた。また、利用者数の増
大により小ゾーン化が進んでいるので、無線端末装置に
対して限られた方向からだけ電波が到来する可能性が高
い。そのため、なるべく無線端末装置のアンテナの指向
性は無指向に近い方がシチュエーションによらず効率よ
く電波を送受信することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無指向性に近
いアンテナを使用した場合、操作者が通話時など無線端
末装置を人体に近づけて使用するときは、人体方向へ照
射された電波は人体に吸収されるので、人体方向に向け
て照射するのは効率が悪い。また、近年は人体頭部に吸
収される電波の影響も懸念されており、人体に近づけて
使用する場合には、ある程度アンテナの指向性を人体頭
部とは逆方向に向ける必要がある。
【0004】その課題に関しては、特開平9−2143
83号公報は、受信信号が音声かデータであるかを判別
して受信の特性を自動的に切り替えることができる受信
機を提供しているおり、特開平11−136157号公
報は、人体に接触した際に変化するインピーダンスの整
合を取ることによって通話品質の向上を図る移動無線端
末装置を提供しているが、アンテナ自体を切り替えると
いう構成ではなかった。
【0005】また、特開2000−156605号公報
は、指向性アンテナと無指向性アンテナとを備えたアン
テナを提供しているが、全方位から送信される電波に対
して無指向性アンテナを用い、特定方向から送信される
電波に対して指向性アンテナを用いるという考え方であ
って、同じ基地局から送信される電波に対して、使用用
途に応じてアンテナを切り替えるというものではなかっ
た。
【0006】そこで、本発明は、電話あるいはデータ通
信など、その利用用途に応じてアンテナの指向性を切り
替えることによって、特性の良いアンテナを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、アンテナ装置は無指向性に近いアンテナと指
向性を持つアンテナの2つのアンテナを持つ構成とし
た。
【0008】そして、頭部に近づけて使用する場合には
頭部とは異なる方向に照射する指向性を持つアンテナを
使用し、手で持ったまま使用するなど頭部から離れて使
う場合には全方位に対して照射する無指向性に近いアン
テナを使用するというように、使用用途に応じてアンテ
ナの指向性を切り替えるということを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
異なる指向性を持つ第1、第2のアンテナ、切り替えス
イッチおよび切り替え判断手段から構成され、前記切り
替えスイッチは前記第1のアンテナ、前記第2のアンテ
ナおよび前記切り替え判断手段に接続され、第1および
第2のアンテナを前記切り替え判断手段から出力される
信号によって切り替えられ、前記切り替え判断手段は使
用用途に応じて前記切り替えスイッチにアンテナ切り替
えの信号を出力して、前記切り替えスイッチを切り替え
ることによりアンテナの指向性を切り替えることを特徴
とするアンテナ装置である。
【0010】この発明によれば、使用用途に応じてアン
テナの指向性を切り替えるが、特に通話時に人体頭部方
向に電波を照射しないようにすることによって、人体頭
部に電波が吸収されるという効率の悪さが解消されると
ともに、人体頭部に対する電波の影響も軽減されるとい
う作用を有する。
【0011】また、到来する電波のパスが限られるよう
な環境下でデータ通信など人体頭部から離して無線端末
装置を使用する場合に、前記パスがどの方向から来るか
わからないので、指向性を持たないことによってシチュ
エーションによらず効率が良くなるという作用も有す
る。
【0012】本発明の請求項2記載の発明は、切り替え
判断手段が、使用用途として、通話、データ通信あるい
はハンズフリーモードによる通話などによってアンテナ
切り替えの信号を出力することを特徴とする請求項1記
載のアンテナ装置である。
【0013】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、無線端末装置を人体頭部に近
づけて使用すると考えられる通話時にアンテナの指向性
を切り替えることができるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
記載のアンテナ装置および受信部から構成され、前記受
信部は請求項1記載の切り替えスイッチに接続され前記
切り替えスイッチから入力された無線周波数を受信デー
タに変換して出力することを特徴とする受信装置であ
る。
【0015】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、受信効率が良くなるという作
用を有する。
【0016】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
記載のアンテナ装置および送信部から構成され、前記送
信部は請求項1記載の切り替えスイッチに接続され入力
された送信データを無線周波数に変換して前記切り替え
スイッチに出力することを特徴とする送信装置である。
【0017】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、効率よく送信できるという作
用を有する。
【0018】本発明の請求項5記載の発明は、請求項1
記載のアンテナ装置、受信部および送信部から構成さ
れ、前記受信部および前記送信部は請求項1記載の切り
替えスイッチに接続され、受信のとき前記受信部は前記
切り替えスイッチから入力された無線周波数を受信デー
タに変換して出力し、送信のとき前記送信部は入力され
た送信データを無線周波数に変換して前記切り替えスイ
ッチに出力することを特徴とする送受信装置である。
【0019】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、効率よく送受信できるという
作用を有する。本発明の請求項6記載の発明は、請求項
1記載のアンテナ装置および比較器から構成され、請求
項1記載の第1のアンテナと第2のアンテナは請求項1
記載の切り替えスイッチおよび前記比較器に接続され、
前記比較器は前記切り替えスイッチに接続され前記第1
のアンテナと前記第2のアンテナで受信された無線周波
数の電界強度の強いアンテナのほうに切り替える信号を
前記切り替えスイッチに出力し、未使用状態では前記比
較器を用いてダイバーシチ受信を行うことを特徴とする
アンテナ装置である。
【0020】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、待ち受け時などの未使用状態
では無線端末装置がどのような環境下に置かれているか
わからないので、さらにダイバーシチ受信をすることに
より効率のいい受信が可能になるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項7記載の発明は、請求項1
記載の切り替え判断手段として無線端末装置の通話ボタ
ンおよび終話ボタンを用い、前記通話ボタンと前記終話
ボタンは請求項1記載の切り替えスイッチに接続され、
前記通話ボタンおよび前記終話ボタンが押されると前記
切り替えスイッチにアンテナ切り替えの信号が出力され
るようになっており、前記通話ボタンあるいは前記終話
ボタンが押されるとアンテナが切り替り、前記切り替え
判断手段として通話ボタンおよび終話ボタンを使用する
ことを特徴とする無線端末装置である。
【0022】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、通話時の判断手段として通話
ボタンおよび終話ボタンを用いることによって、簡単な
構成で請求項1記載のアンテナ装置を実現することがで
きるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項8記載の発明は、請求項1
記載の切り替え判断手段としてセンサを用い、前記セン
サは請求項1記載の切り替えスイッチに接続され、前記
センサの検出結果によって前記切り替えスイッチにアン
テナ切り替えの信号が出力されるようになっており、前
記センサの検出結果に応じてアンテナが切り替わり、前
記切り替え判断手段としてセンサを使用することを特徴
とする無線端末装置である。
【0024】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、通話時の判断手段としてセン
サを用いることによって、請求項7記載の無線端末装置
よりも構成は複雑化するが、人体頭部に近づいたときの
みアンテナの指向性を切り替えることが可能になるとい
う作用を有する。
【0025】本発明の請求項9記載の発明は、請求項1
記載の切り替え判断手段として無線端末装置の受話器あ
るいは送話器を用い、前記受話器と前記送話器は請求項
1記載の切り替えスイッチに接続され、前記受話器ある
いは前記送話器に音声が流れたことを判断すると前記切
り替えスイッチにアンテナ切り替えの信号が出力され、
前記受話器あるいは前記送話器に音声が流れるとアンテ
ナが切り替わり、前記切り替え判断手段として受話器お
よび送話器を使用することを特徴とする無線端末装置で
ある。
【0026】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、通話時の判断手段として受話
器および送話器を用いることによって、簡単な構成で請
求項1記載のアンテナ装置を実現することができるとい
う作用を有する。
【0027】本発明の請求項10記載の発明は、請求項
1記載の切り替え判断手段としてアンテナ端のインピー
ダンスをモニタするモニタ部を用い、前記モニタ部は請
求項1記載の切り替えスイッチに接続され、前記モニタ
部は前記アンテナ端のインピーダンスが急激に変化する
と前記切り替えスイッチにアンテナ切り替えの信号が出
力され、前記アンテナ端のインピーダンスが変化すると
アンテナが切り替わり、前記切り替え判断手段としてア
ンテナ端のインピーダンスを使用することを特徴とする
無線端末装置である。
【0028】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、通話時の判断手段としてアン
テナ端のインピーダンスを用いることによって、請求項
7記載の無線端末装置よりも構成は複雑化するが、人体
頭部に近づいたときのみアンテナの指向性を切り替える
ことが可能になるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項11記載の発明は、請求項
1記載の異なる指向性を持つ第1、第2のアンテナとし
て複数個のアンテナ素子から構成されるアレーアンテナ
を用い、前記アレーアンテナ、受信周波数変換部、受信
ビーム形成部、アレー励振重み付け算出部および請求項
1記載の切り替え判断手段から構成され、前記受信周波
数変換部は前記アレーアンテナと前記受信ビーム形成部
に接続され前記アレーアンテナで受信された無線周波数
を中間周波数信号またはベースバンド信号に変換して出
力し、前記切り替え判断手段は前記アレー重み付け算出
部に接続され使用用途に応じてアンテナ切り替えの信号
を出力し、前記アレー励振重み付け算出部は前記切り替
え判断手段と前記ビーム形成器に接続され前記アンテナ
切り替えの信号によって所望のアンテナパターンの励振
重み付けを算出して出力し、前記受信ビーム形成部は前
記受信周波数変換部と前記アレー励振重み付け算出部に
接続され前記アレーアンテナの指向性を所望のパターン
にするように前記中間周波数信号またはベースバンド信
号に対して前記アレー励振重み付けを掛け合わせ合成し
受信信号を出力し、前記アレーアンテナの指向性を請求
項1記載の切り替え判断手段によって切り替えて、使用
用途によってアレーアンテナの指向性を切り替えること
を特徴とする受信装置である。
【0030】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、1組のアンテナで使用用途に
応じてアンテナの指向性を切り替える受信装置が構成で
きるという作用を有する。
【0031】本発明の請求項12記載の発明は、請求項
1記載の異なる指向性を持つ第1、第2のアンテナとし
て複数個のアンテナ素子から構成されるアレーアンテナ
を用い、前記アレーアンテナ、送信周波数変換部、送信
ビーム形成部、アレー励振重み付け算出部および請求項
1記載の切り替え判断手段から構成され、前記アレー励
振重み付け算出部は前記切り替え判断手段と前記送信ビ
ーム形成部に接続され前記切り替え判断手段のアンテナ
切り替えの信号によって所望のアンテナパターンの励振
重み付けを算出して出力し、前記送信ビーム形成部は前
記受信周波数変換部と前記アレー励振重み付け算出部に
接続され入力された送信信号を前記アレーアンテナの指
向性を所望のパターンにするように前記アレーアンテナ
のアンテナ素子数に分配し前記アレー励振重み付けを掛
け合わせ中間周波数信号またはベースバンド信号を出力
し、前記送信周波数変換部は前記アレーアンテナと前記
送信ビーム形成部に接続され入力された中間周波数信号
またはベースバンド信号を無線周波数に変換して出力
し、前記アレーアンテナは前記送信周波数変換部に接続
され入力された無線周波数を出力することにより、前記
アレーアンテナの指向性を請求項1記載の切り替え判断
手段によって切り替えて、使用用途によってアレーアン
テナの指向性を切り替えることを特徴とする送信装置で
ある。
【0032】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、1組のアンテナで使用用途に
応じてアンテナの指向性を切り替える送信装置が構成で
きるという作用を有する。
【0033】本発明の請求項13記載の発明は、請求項
11に記載の受信装置と、請求項12記載の送信装置を
備え、前記アレーアンテナの指向性を請求項1記載の切
り替え判断手段によって切り替えて、使用用途によって
アレーアンテナの指向性を切り替えることを特徴とする
送受信装置である。
【0034】この発明によれば、請求項1記載の発明の
作用が得られるとともに、1組のアンテナで使用用途に
応じてアンテナの指向性を切り替える送受信装置が構成
できるという作用を有する。
【0035】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図13を用いて説明する。
【0036】(実施の形態1)本実施の形態では、使用
用途に応じてアンテナの指向性を切り替えるアンテナ装
置について説明する。
【0037】図1は本実施形態におけるアンテナ装置の
構成を示す図である。図1において、101は第1のア
ンテナ、102は第2のアンテナ、103は切り替えス
イッチ、104は切り替え判断手段、105はアンテナ
切り替え信号である。
【0038】第1のアンテナ101と第2のアンテナ1
02は異なる指向性を持っており、切り替えスイッチ1
03に接続され、アンテナ切り替え信号105によって
切り替えることが可能である。切り替え判断手段104
は使用用途に応じて切り替えスイッチ103に第1のア
ンテナ101と第2のアンテナのどちらを選択すればよ
いかアンテナ切り替え信号105を出力することができ
る。
【0039】これにより、使用用途に応じてアンテナの
指向性を変えることができる。
【0040】(実施の形態2)本実施の形態では、実施
の形態1におけるアンテナ装置を用いた受信装置につい
て説明する。
【0041】図2は本実施の形態における受信装置の構
成を示す図である。図2において、101は第1のアン
テナ、102は第2のアンテナ、103は切り替えスイ
ッチ、104は切り替え判断手段、105はアンテナ切
り替え信号、106は受信無線周波数、107は受信
部、108は受信データである。
【0042】実施の形態1における切り替えスイッチ1
03に受信部107が接続されており、第1のアンテナ
101あるいは第2のアンテナ102で受信された受信
無線周波数106は切り替えスイッチ103を通して受
信部107に出力され、受信部107に入力された受信
周波数106は受信データ108に変換され出力され
る。
【0043】これにより、使用用途に応じてアンテナの
指向性が変わる受信装置を構成することができる。
【0044】(実施の形態3)本実施の形態では、実施
の形態1におけるアンテナ装置を用いた送信装置につい
て説明する。
【0045】図3は本実施の形態における送信装置の構
成を示す図である。図3において、101は第1のアン
テナ、102は第2のアンテナ、103は切り替えスイ
ッチ、104は切り替え判断手段、105はアンテナ切
り替え信号、109は送信無線周波数、110は送信
部、111は送信データである。
【0046】実施の形態1における切り替えスイッチ1
03に送信部110が接続されており、送信部110に
入力された送信データ111は送信無線周波数109に
変換され出力され、無線周波数109は切り替えスイッ
チ103を通して第1のアンテナ101あるいは第2の
アンテナ102から出力される。
【0047】これにより、使用用途に応じてアンテナの
指向性が変わる送信装置を構成することができる。
【0048】(実施の形態4)本実施の形態では、実施
の形態1におけるアンテナ装置を用いた送受信装置につ
いて説明する。
【0049】図4は本実施の形態における送受信装置の
構成を示す図である。図4において、101は第1のア
ンテナ、102は第2のアンテナ、103は切り替えス
イッチ、104は切り替え判断手段、105はアンテナ
切り替え信号、106は受信無線周波数、107は受信
部、108は受信データ、109は送信無線周波数、1
10は送信部、111は送信データである。
【0050】実施の形態1における切り替えスイッチ1
03に受信部107および送信部110が接続されてお
り、受信の場合は、第1のアンテナ101あるいは第2
のアンテナ102で受信された受信無線周波数106は
切り替えスイッチ103を通して受信部107に出力さ
れ、受信部107に入力された受信周波数106は受信
データ108に変換され出力される。
【0051】また、送信の場合は、送信部110に入力
された送信データ111は送信無線周波数109に変換
され出力され、無線周波数109は切り替えスイッチ1
03を通して第1のアンテナ101あるいは前記第2の
アンテナ102から出力される。
【0052】これにより、使用用途に応じてアンテナの
指向性が変わる送受信装置を構成することができる。
【0053】(実施の形態5)本実施の形態では、実施
の形態1におけるアンテナ装置について、待ち受け時な
ど未使用状態ではダイバーシチ受信を行うアンテナ装置
について説明する。
【0054】図5は本実施の形態におけるアンテナ装置
の構成を示す図である。図5において、101は第1の
アンテナ、102は第2のアンテナ、103は切り替え
スイッチ、104は切り替え判断手段、105はアンテ
ナ切り替え信号、201は第1のアンテナで受信された
第1の受信無線周波数、202は第2のアンテナで受信
された第2の受信無線周波数、203は比較器、204
はアンテナ選択信号である。
【0055】第1のアンテナ101および第2のアンテ
ナ102は比較器203に接続されており、第1のアン
テナ101で受信された第1の受信無線周波数201と
第2のアンテナ102で受信された第2の受信無線周波
数202は比較器203に入力され、比較器203は切
り替えスイッチ103に接続され、第1の無線周波数2
01と第2の無線周波数202で電界強度の強いほうを
選択しアンテナ選択信号204を切り替えスイッチ10
3に出力し、受信電界強度の強いほうのアンテナを選択
するようにする。
【0056】これにより、待ち受け時など未使用状態で
はダイバーシチ受信を行う使用用途に応じてアンテナの
指向性が変わるアンテナ装置を構成することができる。
【0057】(実施の形態6)本実施の形態では、指向
性の異なる2つのアンテナついて具体的に説明する。
【0058】図6は本実施の形態における指向性の異な
る2つのアンテナを用いた無線端末装置の例を示す図で
ある。図6において、301は無指向性に近いアンテ
ナ、302は指向性を持ったアンテナ、303は無線端
末装置、304は前記無指向性に近いアンテナを使用し
た際の第1のアンテナパターン、305は前記指向性を
持ったアンテナを使用した際の第2のアンテナパターン
である。
【0059】無線端末装置303を人体頭部に近づけて
使用する場合は、指向性を持ったアンテナ302を使用
することによって、人体頭部とは逆方向に電波を照射
し、人体頭部から離して使用する場合は、無指向性に近
いアンテナ301を使用することによって、全方位に電
波を照射するようにすることができる。
【0060】これにより、人体頭部とは逆方向に指向性
を持ったアンテナを用いることによって人体頭部に電波
を照射しないアンテナ装置を構成することができる。ま
た、無指向性に近いアンテナ301および指向性を持っ
たアンテナ302のアンテナは種類を問わない。
【0061】このアンテナの指向性を使用用途に応じて
切り替えるという構成は主に無線端末装置を意識したも
のであるが、見通しあるいは建物に囲まれているなど周
りの環境(使用用途)に応じてアンテナの指向性を変え
るということは基地局にも応用できる。例えば、見通し
の場所に置かれた基地局は無指向性のアンテナ、建物に
囲まれた環境ではその建物の方にアンテナの指向性を向
けないといった使い方も可能である。さらに、基地局側
からすると、高いアンテナゲインが必要とされるデータ
通信のときは移動局側に向けて指向性を持ったアンテナ
を使用し、比較的低いアンテナゲインでも通信可能な通
話時は無指向性のアンテナを使用するということも可能
である。
【0062】(実施の形態7)本実施の形態では、指向
性を持ったアンテナの設置ついて具体的に説明する。
【0063】指向性を持ったアンテナのアンテナパター
ンは人体頭部と逆方向に指向性を持つ必要がある。そこ
で、使用者が人体頭部に近づけて無線端末装置を使用す
る際には無線端末装置の受話器に耳を近づけて使用する
ことから、受話器とは逆方向に指向性を持つようにアン
テナを構成することによって、人体頭部方向に電波を照
射しないアンテナ装置を構成することができる。
【0064】(実施の形態8)本実施の形態では、実施
の形態1における切り替え判断手段として通話ボタンと
終話ボタンを用いた場合について具体的に説明する。
【0065】図7は本実施の形態における切り替え判断
手段を用いた無線端末装置の例を示す図である。図7に
おいて、301は無指向性に近いアンテナ、302は指
向性を持ったアンテナ、103は切り替えスイッチ、1
05はアンテナ切り替え信号、401は通話ボタン、4
02は終話ボタンである。
【0066】実施の形態1における切り替え判断手段1
04は操作者が通話しようとしているのかデータ通信を
しようとしているのかを判断をするが、携帯電話やPH
Sといった無線端末装置の場合、通話時の判断基準とし
て、無線端末装置で使用される通話ボタンと終話ボタン
で判断する。
【0067】切り替えスイッチ103に通話ボタン40
1および終話ボタン402が接続され、操作者が通話ボ
タン401を押すと切り替えスイッチ103に指向性を
持ったアンテナ302にアンテナを切り替えるようにア
ンテナ切り替え信号105を出力する。そして、操作者
が終話ボタン402を押すと切り替えスイッチ103に
無指向に近いアンテナ301にアンテナを切り替えるよ
うにアンテナ切り替え信号105を出力する。
【0068】これにより、操作者が通話ボタンを押すと
自動的にアンテナの指向性が切り替わり、通話時は人体
頭部に電波が照射しないアンテナ装置を構成することが
できる。
【0069】(実施の形態9)本実施の形態では、実施
の形態1における切り替え判断手段としてセンサを用い
た場合について具体的に説明する。
【0070】図8は本実施の形態における切り替え判断
手段を用いた無線端末装置の例を示す図である。図8に
おいて、301は無指向性に近いアンテナ、302は指
向性を持ったアンテナ、103は切り替えスイッチ、1
05はアンテナ切り替え信号、403はセンサである。
【0071】実施の形態1における切り替えスイッチ1
03にセンサ403が接続され、操作者が通話しようと
して人体に無線端末装置を近づけるとセンサ403が反
応し、切り替えスイッチ103に指向性を持ったアンテ
ナ302にアンテナを切り替えるようにアンテナ切り替
え信号105を出力する。また、人体頭部から無線端末
装置を離すとセンサ403が反応し、切り替えスイッチ
103に無指向に近いアンテナ301にアンテナを切り
替えるようにアンテナ切り替え信号105を出力する。
【0072】これにより、操作者が通話しようとして人
体頭部に無線端末装置を近づけたときだけ自動的にアン
テナの指向性が切り替わり、人体頭部に無線端末装置を
近づけると人体頭部に電波が照射しないアンテナ装置を
構成することができる。
【0073】(実施の形態10)本実施の形態では、実
施の形態1における切り替え判断手段として受話器と送
話器を用いた場合について具体的に説明する。
【0074】図9は本実施の形態における切り替え判断
手段を用いた無線端末装置の例を示す図である。図9に
おいて、301は無指向性に近いアンテナ、302は指
向性を持ったアンテナ、103は切り替えスイッチ、1
05はアンテナ切り替え信号、404は受話器、405
は送話器である。
【0075】実施の形態1における切り替え判断手段1
04は操作者が通話しようとしているのかデータ通信を
しようとしているのかを判断をするが、携帯電話やPH
Sといった無線端末装置の場合、通話時の判断基準とし
て、無線端末装置に使用される受話器と送話器で判断す
る。操作者が無線端末装置を人体頭部に近づけて使用す
る場合、操作者は送話器を通じて音声を発するか、ある
いは受話器を通して音声を聞くので、そのことを利用す
る。
【0076】実施の形態1における切り替えスイッチ1
03に受話器404と送話器405が接続され、通話状
態になったあと、受話器404あるいは送話器405に
音声が流れたと判断されると、切り替えスイッチ103
に指向性を持ったアンテナ302にアンテナを切り替え
るようにアンテナ切り替え信号105を出力する。ま
た、通話状態が終了し、受話器404あるいは送話器4
05に音声が流れなくなったと判断されると、切り替え
スイッチ103に無指向に近いアンテナ301にアンテ
ナを切り替えるようにアンテナ切り替え信号105を出
力する。
【0077】これにより、通話状態になると自動的にア
ンテナの指向性が切り替わり、通話時に人体頭部に電波
が照射しないアンテナ装置を構成することができる。
【0078】(実施の形態11)本実施の形態では、実
施の形態1における切り替え判断手段としてアンテナ端
のインピーダンスをモニタするモニタ部を用いた場合に
ついて具体的に説明する。
【0079】図10は本実施の形態における切り替え判
断手段を用いた無線端末装置の例を示す図である。図1
0において、301は無指向性に近いアンテナ、302
は指向性を持ったアンテナ、103は切り替えスイッ
チ、105はアンテナ切り替え信号、406はモニタ部
である。
【0080】実施の形態1における切り替え判断手段1
04は操作者が通話しようとしているのかデータ通信を
しようとしているのかを判断をするが、操作者が通話す
るときに人体頭部に無線端末装置を近づけるとアンテナ
端のインピーダンスが急激に変化することを利用し、通
話時の判断基準として、アンテナ端のインピーダンスを
モニタすることによって判断する。
【0081】実施の形態1における切り替えスイッチ1
03はモニタ部406に接続され、モニタ部406は無
指向性に近いアンテナ301および指向性を持ったアン
テナ302に接続され、モニタ部406は無指向性に近
いアンテナ301および指向性を持ったアンテナ302
のアンテナ端のインピーダンスをモニタしており、無線
端末装置が人体頭部に近づきアンテナ端のインピーダン
スが急激に変化したとき、切り替えスイッチ103に指
向性を持ったアンテナ302にアンテナを切り替えるよ
うにアンテナ切り替え信号105を出力する。また、無
線端末装置が人体頭部から離れアンテナ端のインピーダ
ンスが落ち着くと、切り替えスイッチ103に無指向に
近いアンテナ301にアンテナを切り替えるようにアン
テナ切り替え信号105を出力する。
【0082】これにより、操作者が通話しようとして人
体頭部に無線端末装置を近づけたときだけ自動的にアン
テナの指向性が切り替わり、人体頭部に無線端末装置を
近づけると人体頭部に電波が照射しないアンテナ装置を
構成することができる。
【0083】(実施の形態12)本実施の形態では、無
線端末装置を人体から離して通話する特別な場合につい
て説明する。
【0084】実施の形態8、9、10および11におけ
る切り替え判断手段について、ハンズフリーモードある
いはマイク機能付きイヤホンを利用して通話するなど無
線端末装置を人体から離して通話するような場合は、指
向性を持つアンテナに切り替えないことにより、無指向
性を保ち、到来する電波のパスの方向によってアンテナ
特性が劣化しないようにすることができる。
【0085】(実施の形態13)本実施の形態では、実
施の形態8、9、10および11における切り替え判断
手段を組み合わせた場合ついて具体的に説明する。
【0086】操作者が通話する場合、実施の形態8にお
ける通話ボタン401および終話ボタン402、実施の
形態9におけるセンサ403、実施の形態10における
受話器404および送話器405、実施の形態11にお
けるモニタ部406を組み合わせて利用することによ
り、精度のいい制御が可能となる。
【0087】例えば、通話ボタン401が押されたとい
う情報を元にセンサ403、受話器404、送話器40
5およびモニタ部406を利用してアンテナを切り替え
ると無線端末装置が人体頭部に近づいたという情報を得
やすい。
【0088】また、特別にデータ通信ボタンあるいは通
話専用ボタンなどを設けることにより、前記切り替え判
断手段の制御が簡単になる。
【0089】(実施の形態14)本実施の形態では、実
施の形態1における第1のアンテナおよび第2のアンテ
ナの替わりにアレーアンテナを用いた受信装置について
説明する。
【0090】図11は本実施の形態における受信装置の
構成を示す図である。図11において、501はアレー
アンテナ、502はアンテナ素子、503は受信無線周
波数、504は受信周波数変換部、505は中間周波数
信号またはベースバンド信号、506は受信ビーム形成
部、507は受信データ、508はアレー励振重み付け
算出部、509はアレー励振重み付け、104は切り替
え判断手段、105はアンテナ切り替え信号である。
【0091】実施の形態1における切り替え判断手段1
04はアレー励振重み付け算出部508に接続され、使
用用途に応じてアレー励振重み付け算出部508にアン
テナ切り替え信号105を出力することができる。アレ
ーアンテナ501は複数個のアンテナ素子502で構成
されており、アンテナ素子502で受信された受信無線
周波数503は受信周波数変換部504に入力され、中
間周波数信号またはベースバンド信号505に変換され
前記受信ビーム形成部506に出力される。
【0092】アレー励振重み付け算出部508はアンテ
ナ切り替え信号105によって所望のアンテナパターン
(無指向性か指向性)を形成するアレー励振重み付け5
09を算出し、受信ビーム形成部506に前記アレー励
振重み付け509を出力する。受信ビーム形成部506
に入力された中間周波数信号またはベースバンド信号5
05に受信ビーム形成部506に入力されたアレー励振
重み付け509を掛け合わせ合成することによってビー
ム形成がなされ、受信データ507に変換され出力され
る。
【0093】これにより、使用用途に応じてアンテナの
指向性が変わる受信装置を構成することができる。
【0094】(実施の形態15)本実施の形態では、実
施の形態1における第1のアンテナおよび第2のアンテ
ナの替わりにアレーアンテナを用いた送信装置について
説明する。
【0095】図12は本実施の形態における送信装置の
構成を示す図である。図12において、501はアレー
アンテナ、502はアンテナ素子、510は送信無線周
波数、511は送信周波数変換部、505は中間周波数
信号またはベースバンド信号、512は送信ビーム形成
部、513は送信データ、508はアレー励振重み付け
算出部、509はアレー励振重み付け、104は切り替
え判断手段、105はアンテナ切り替え信号である。
【0096】実施の形態1における切り替え判断手段1
04はアレー励振重み付け算出部508に接続され、使
用用途に応じてアレー励振重み付け算出部508にアン
テナ切り替え信号105を出力することができる。アレ
ーアンテナ501は複数個のアンテナ素子502で構成
されており、アレー励振重み付け算出部508はアンテ
ナ切り替え信号105によって所望のアンテナパターン
(無指向性か指向性)を形成するアレー励振重み付け5
09を算出し、送信ビーム形成部512にアレー励振重
み付け509を出力する。
【0097】送信ビーム形成部512に入力された送信
データ513は複数個のアンテナ素子502の数に分配
され、送信ビーム形成部512に入力されたアレー励振
重み付け509を掛け合わせることによって、中間周波
数信号またはベースバンド信号505に変換され、送信
周波数変換部511に出力される。中間周波数信号また
はベースバンド信号505は、送信周波数変換部511
に入力され、送信無線周波数510に変換され、前記ア
レーアンテナ501に出力される。
【0098】これにより、使用用途に応じてアンテナの
指向性が変わる送信装置を構成することができる。
【0099】(実施の形態16)本実施の形態では、実
施の形態1における第1のアンテナおよび第2のアンテ
ナの替わりにアレーアンテナを用いた送受信装置につい
て説明する。
【0100】図13は本実施の形態における送受信装置
の構成を示す図である。図13において、501はアレ
ーアンテナ、502はアンテナ素子、504は受信周波
数変換部、505は中間周波数信号またはベースバンド
信号、506は受信ビーム形成部、507は受信デー
タ、508はアレー励振重み付け算出部、509はアレ
ー励振重み付け、511は送信周波数変換部、512は
送信ビーム形成部、513は送信データ、104は切り
替え判断手段、105はアンテナ切り替え信号である。
【0101】実施の形態1における切り替え判断手段1
04はアレー励振重み付け算出部508に接続され、使
用用途に応じてアレー励振重み付け算出部508にアン
テナ切り替え信号105を出力することができる。アレ
ーアンテナ501は複数個のアンテナ素子502で構成
されており、アレー励振重み付け算出部508はアンテ
ナ切り替え信号105によって所望のアンテナパターン
(無指向性か指向性)を形成するアレー励振重み付け5
09を算出し、送信ビーム形成部512にアレー励振重
み付け509を出力する。受信に関しては実施の形態1
4における受信装置、送信に関しては実施の形態15に
おける送信装置と同じである。
【0102】これにより、使用用途に応じてアンテナの
指向性が変わる送受信装置を構成することができる。
【0103】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、使用用途
に応じてアンテナの指向性を切り替えることにより、通
話時に人体頭部への電波の照射を軽減するとともに、デ
ータ通信など人体頭部から離して無線端末装置を使用す
る場合には、限られた方向から電波が到来してくるよう
な環境下でそのパスの方向によらず効率のいい送受信が
可能であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるアンテナ装置の構
成を示す図
【図2】本発明の一実施の形態による受信装置の構成を
示す図
【図3】本発明の一実施の形態による送信装置の構成を
示す図
【図4】本発明の一実施の形態による送受信装置の構成
を示す図
【図5】本発明の他の実施の形態によるアンテナ装置の
構成を示す図
【図6】本発明の一実施の形態による2つのアンテナの
構成を示す図
【図7】本発明の一実施の形態による切り替え判断手段
の構成を示す図
【図8】本発明の他の実施の形態による切り替え判断手
段の構成を示す図
【図9】本発明のさらに他の実施の形態による切り替え
判断手段の構成を示す図
【図10】本発明のさらに他の実施の形態による切り替
え判断手段の構成を示す図
【図11】本発明の他の実施の形態による受信装置の構
成を示す図
【図12】本発明の他の実施の形態による送信装置の構
成を示す図
【図13】本発明の他の実施の形態による送受信装置の
構成を示す図
【符号の説明】
101 第1のアンテナ 102 第2のアンテナ 103 切り替えスイッチ 104 切り替え判断手段 105 アンテナ切り替え信号 106 受信無線周波数 107 受信部 108 受信データ 109 送信無線周波数 110 送信部 111 送信データ 201 第1の受信無線周波数 202 第2の受信無線周波数 203 比較器 204 アンテナ選択信号 301 無指向性に近いアンテナ 302 指向性を持ったアンテナ 303 無線端末装置 304 第1のアンテナパターン 305 第2のアンテナパターン 401 通話ボタン 402 終話ボタン 403 センサ 404 受話器 405 送話器 406 モニタ部 501 アレーアンテナ 502 アンテナ素子 503 受信無線周波数 504 受信周波数変換部 505 中間周波数信号またはベースバンド信号 506 受信ビーム形成部 507 受信データ 508 アレー励振重み付け算出部 509 アレー励振重み付け 510 送信無線周波数 511 送信周波数変換部 512 送信ビーム形成部 513 送信データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三村 政博 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 (72)発明者 小柳 芳雄 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5J021 AA02 AA05 AA06 CA06 DB02 DB03 DB04 EA04 FA14 FA15 FA16 FA17 FA20 FA26 FA29 FA30 FA31 FA32 GA02 GA08 HA05 HA06 HA10 JA07 5K059 CC03 DD02 DD16 5K067 AA35 BB01 BB21 CC24 EE02 FF38 HH22 KK02 KK03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる指向性を持つ第1、第2のアンテ
    ナ、切り替えスイッチおよび切り替え判断手段から構成
    され、前記切り替えスイッチは前記第1のアンテナ、前
    記第2のアンテナおよび前記切り替え判断手段に接続さ
    れ、第1および第2のアンテナを前記切り替え判断手段
    から出力される信号によって切り替えられ、前記切り替
    え判断手段は使用用途に応じて前記切り替えスイッチに
    アンテナ切り替えの信号を出力して、前記切り替えスイ
    ッチを切り替えることによりアンテナの指向性を切り替
    えることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 切り替え判断手段が、使用用途として、
    通話、データ通信あるいはハンズフリーモードによる通
    話などによってアンテナ切り替えの信号を出力すること
    を特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアンテナ装置および受信
    部から構成され、前記受信部は請求項1記載の切り替え
    スイッチに接続され前記切り替えスイッチから入力され
    た無線周波数を受信データに変換して出力することを特
    徴とする受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のアンテナ装置および送信
    部から構成され、前記送信部は請求項1記載の切り替え
    スイッチに接続され入力された送信データを無線周波数
    に変換して前記切り替えスイッチに出力することを特徴
    とする送信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のアンテナ装置、受信部お
    よび送信部から構成され、前記受信部および前記送信部
    は請求項1記載の切り替えスイッチに接続され、受信の
    とき前記受信部は前記切り替えスイッチから入力された
    無線周波数を受信データに変換して出力し、送信のとき
    前記送信部は入力された送信データを無線周波数に変換
    して前記切り替えスイッチに出力することを特徴とする
    送受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のアンテナ装置および比較
    器から構成され、請求項1記載の第1のアンテナと第2
    のアンテナは請求項1記載の切り替えスイッチおよび前
    記比較器に接続され、前記比較器は前記切り替えスイッ
    チに接続され前記第1のアンテナと前記第2のアンテナ
    で受信された無線周波数の電界強度の強いアンテナのほ
    うに切り替える信号を前記切り替えスイッチに出力し、
    未使用状態では前記比較器を用いてダイバーシチ受信を
    行うことを特徴とするアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の切り替え判断手段として
    無線端末装置の通話ボタンおよび終話ボタンを用い、前
    記通話ボタンと前記終話ボタンは請求項1記載の切り替
    えスイッチに接続され、前記通話ボタンおよび前記終話
    ボタンが押されると前記切り替えスイッチにアンテナ切
    り替えの信号が出力されるようになっており、前記通話
    ボタンあるいは前記終話ボタンが押されるとアンテナが
    切り替り、前記切り替え判断手段として通話ボタンおよ
    び終話ボタンを使用することを特徴とする無線端末装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の切り替え判断手段として
    センサを用い、前記センサは請求項1記載の切り替えス
    イッチに接続され、前記センサの検出結果によって前記
    切り替えスイッチにアンテナ切り替えの信号が出力され
    るようになっており、前記センサの検出結果に応じてア
    ンテナが切り替わり、前記切り替え判断手段としてセン
    サを使用することを特徴とする無線端末装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の切り替え判断手段として
    無線端末装置の受話器あるいは送話器を用い、前記受話
    器と前記送話器は請求項1記載の切り替えスイッチに接
    続され、前記受話器あるいは前記送話器に音声が流れた
    ことを判断すると前記切り替えスイッチにアンテナ切り
    替えの信号が出力され、前記受話器あるいは前記送話器
    に音声が流れるとアンテナが切り替わり、前記切り替え
    判断手段として受話器および送話器を使用することを特
    徴とする無線端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の切り替え判断手段とし
    てアンテナ端のインピーダンスをモニタするモニタ部を
    用い、前記モニタ部は請求項1記載の切り替えスイッチ
    に接続され、前記モニタ部は前記アンテナ端のインピー
    ダンスが急激に変化すると前記切り替えスイッチにアン
    テナ切り替えの信号が出力され、前記アンテナ端のイン
    ピーダンスが変化するとアンテナが切り替わり、前記切
    り替え判断手段としてアンテナ端のインピーダンスを使
    用することを特徴とする無線端末装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の異なる指向性を持つ第
    1、第2のアンテナとして複数個のアンテナ素子から構
    成されるアレーアンテナを用い、前記アレーアンテナ、
    受信周波数変換部、受信ビーム形成部、アレー励振重み
    付け算出部および請求項1記載の切り替え判断手段から
    構成され、前記受信周波数変換部は前記アレーアンテナ
    と前記受信ビーム形成部に接続され前記アレーアンテナ
    で受信された無線周波数を中間周波数信号またはベース
    バンド信号に変換して出力し、前記切り替え判断手段は
    前記アレー重み付け算出部に接続され使用用途に応じて
    アンテナ切り替えの信号を出力し、前記アレー励振重み
    付け算出部は前記切り替え判断手段と前記ビーム形成器
    に接続され前記アンテナ切り替えの信号によって所望の
    アンテナパターンの励振重み付けを算出して出力し、前
    記受信ビーム形成部は前記受信周波数変換部と前記アレ
    ー励振重み付け算出部に接続され前記アレーアンテナの
    指向性を所望のパターンにするように前記中間周波数信
    号またはベースバンド信号に対して前記アレー励振重み
    付けを掛け合わせ合成し受信信号を出力し、前記アレー
    アンテナの指向性を請求項1記載の切り替え判断手段に
    よって切り替えて、使用用途によってアレーアンテナの
    指向性を切り替えることを特徴とする受信装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の異なる指向性を持つ第
    1、第2のアンテナとして複数個のアンテナ素子から構
    成されるアレーアンテナを用い、前記アレーアンテナ、
    送信周波数変換部、送信ビーム形成部、アレー励振重み
    付け算出部および請求項1記載の切り替え判断手段から
    構成され、前記アレー励振重み付け算出部は前記切り替
    え判断手段と前記送信ビーム形成部に接続され前記切り
    替え判断手段のアンテナ切り替えの信号によって所望の
    アンテナパターンの励振重み付けを算出して出力し、前
    記送信ビーム形成部は前記受信周波数変換部と前記アレ
    ー励振重み付け算出部に接続され入力された送信信号を
    前記アレーアンテナの指向性を所望のパターンにするよ
    うに前記アレーアンテナのアンテナ素子数に分配し前記
    アレー励振重み付けを掛け合わせ中間周波数信号または
    ベースバンド信号を出力し、前記送信周波数変換部は前
    記アレーアンテナと前記送信ビーム形成部に接続され入
    力された中間周波数信号またはベースバンド信号を無線
    周波数に変換して出力し、前記アレーアンテナは前記送
    信周波数変換部に接続され入力された無線周波数を出力
    することにより、前記アレーアンテナの指向性を請求項
    1記載の切り替え判断手段によって切り替えて、使用用
    途によってアレーアンテナの指向性を切り替えることを
    特徴とする送信装置。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の受信装置と、請求
    項12記載の送信装置を備え、前記アレーアンテナの指
    向性を請求項1記載の切り替え判断手段によって切り替
    えて、使用用途によってアレーアンテナの指向性を切り
    替えることを特徴とする送受信装置。
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