JP2002222776A - 配線形成方法及び装置 - Google Patents

配線形成方法及び装置

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JP2002222776A JP2001197327A JP2001197327A JP2002222776A JP 2002222776 A JP2002222776 A JP 2002222776A JP 2001197327 A JP2001197327 A JP 2001197327A JP 2001197327 A JP2001197327 A JP 2001197327A JP 2002222776 A JP2002222776 A JP 2002222776A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板表面に微細穴と大穴が混在しても、めっ
き膜の平坦性を向上させて、その後のCMP加工をディ
ッシングの発生を防止しつつ短時間で行うことができる
ようにした配線形成方法及び装置を提供する。 【解決手段】 表面に微細窪みを形成した基板を用意す
る工程と、前記基板の表面にめっき液中でめっきを施す
工程と、前記基板の表面に形成されためっき膜をエッチ
ング促進剤として機能する添加剤を含有したエッチング
液中で電解エッチングする工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線形成方法及び
装置に係り、特に半導体基板の表面に形成した配線用の
窪みに銅(Cu)等の金属を埋め込んで配線を形成する
配線形成方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体基板上に配線回路を形成す
るための金属材料として、アルミニウムまたはアルミニ
ウム合金に代えて、電気抵抗率が低くエレクトロマイグ
レーション耐性が高い銅(Cu)を用いる動きが顕著に
なっている。この種の銅配線は、基板の表面に設けた微
細凹みの内部に銅を埋込むことによって一般に形成され
る。この銅配線を形成する方法としては、CVD、スパ
ッタリング及びめっきといった手法があるが、いずれに
しても、基板のほぼ全表面に銅を成膜し、化学的機械的
研磨(CMP)により不要の銅を除去するようにしてい
る。
【0003】図14は、この種の銅配線基板Wの製造例
を工程順に示すもので、図14(a)に示すように、半
導体素子を形成した半導体基材1上の導電層1aの上に
SiOからなる酸化膜2を堆積し、リソグラフィ・エ
ッチング技術によりコンタクトホール3と配線用の溝4
を形成し、その上にTaN等からなるバリア層5、更に
その上に電解めっきの給電層としてシード層7を形成す
る。
【0004】そして、図14(b)に示すように、基板
Wの表面に銅めっきを施すことで、半導体基材1のコン
タクトホール3及び溝4内に銅を充填するとともに、酸
化膜2上に銅膜6を堆積する。その後、化学的機械的研
磨(CMP)により、酸化膜2上の銅膜6を除去して、
コンタクトホール3及び配線用の溝4に充填させた銅膜
6の表面と酸化膜2の表面とをほぼ同一平面にする。こ
れにより、図14(c)に示すように銅膜6からなる配
線が形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図15に示
すように、例えば、直径dが0.2μm程度の微細穴
8と、直径dが100μm程度の大穴9とが混在する
基板Wの表面に銅めっきを施して銅膜6を形成すると、
めっき液や該めっき液に含有される添加剤の働きを最適
化したとしても、微細穴8の上ではめっきの成長が促進
されて銅膜6が盛り上がる傾向があり、一方、大穴9の
内部ではレベリング性を高めためっきの成長を行うこと
ができないため、結果として、基板W上に堆積した銅膜
6には、微細穴8上の盛り上がり高さaと、大穴9上の
凹み深さbとをプラスした段差a+bが残る。このた
め、微細穴8及び大穴9の内部に銅を埋込んだ状態で、
基板Wの表面を平坦化させるには、銅膜6の膜厚を十分
に厚くし、しかもCMPで前記段差a+b分余分に研磨
する必要があった。
【0006】しかし、めっき膜のCMP工程を考えた
時、めっき膜厚を厚くして研磨量を多くすればする程、
CMPの加工時間が延びてしまい、これをカバーするた
めにCMPレートを上げれば、CMP加工時に大穴での
ディッシングが生じるといった問題があった。
【0007】つまり、これらを解決するには、めっき膜
厚を極力薄くし、基板表面に微細穴と大穴が混在して
も、めっき膜の盛り上がりや凹みを無くして、平坦性を
上げる必要があるが、例えば電解硫酸銅浴でめっき処理
を行った場合、めっき液や添加剤の作用だけで盛り上が
りを減らすことと凹みを減らすことを両立することがで
きないのが現状であった。また、積層中のめっき電源を
一時逆電解としたり、PRパルス電源とすることで盛り
上がりを少なくすることは可能であるが、凹部の解消に
はならず、加えて表面の膜質を劣とすることになってい
た。
【0008】さらに、化学的、機械的、電気的ポリッシ
ングのように、めっきをしながらCMPで削るというプ
ロセスも発表されているが、めっき成長面に機械加工が
付加されることで、めっきの異常成長を促すことにもな
り、膜質に問題を起こしていた。
【0009】本発明は上記に鑑みて為されたもので、基
板表面に微細穴と大穴が混在しても、めっき膜の平坦性
を向上させて、その後のCMP加工をディッシングの発
生を防止しつつ短時間で行うことができるようにした配
線形成方法及び装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、表面に微細窪みを形成した基板を用意する工程と、
前記基板の表面にめっき液中でめっきを施す工程と、前
記基板の表面に形成しためっき膜をエッチング液中で電
解エッチングする工程とを有することを特徴とする配線
形成方法である。
【0011】これにより、基板の表面に微細穴と大穴が
混在する場合に、先ず、レベリング性の優れためっき液
中でめっきを施して大穴内でのボトムアップ成長を促進
することで、より薄いめっき膜厚で大穴を埋める。する
と、微細穴上部のめっき膜の盛り上がりが大きくなる
が、この盛り上がった部分を電解エッチングで選択的に
除去することで、めっき膜の平坦性を向上させることが
できる。また、本発明においては、めっきはめっき専用
液にて行ない、エッチッングはエッチング専用液にて行
うことでめっき膜質の劣化を防いでいる。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記エッチング
液中に、めっき膜を構成する金属の錯体化合物、有機錯
体、その誘導体である添加剤、めっき膜を構成する金属
の腐蝕電位を卑にする作用のある添加剤のうち少なくと
も一つを含有することを特徴とする請求項1記載の配線
形成方法である。この錯体化合物としては、ピロリン
酸、アミノカルボン酸(例えばグリシン等)等、有機錯
体としては、エチレンジアミン、EDTA、DTPA、
イミノ二酢酸、TETA、NTA等が挙げられる。めっ
き膜が銅膜である場合、銅の腐蝕電位を卑にする添加剤
としては、チオ尿素またはその誘導体等が挙げられる。
【0013】請求項3に記載の発明は、前記電解エッチ
ングで印加される電流波形がパルス波形またはPRパル
ス波形であることを特徴とする請求項1または2記載の
配線形成方法である。これにより、エッチング液中に含
まれる添加剤の拡散を改善することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、めっき液を保持
し、微細窪みを形成した基板の表面にめっき液中でめっ
きを施すめっき処理部と、エッチング液を保持し、基板
の表面に形成しためっき膜の電解エッチングを行うエッ
チング処理部とを備えたことを特徴とする配線形成装置
である。これにより、めっき処理と電解エッチング処理
を連続して行うことができ、特に、めっき処理と電解エ
ッチング処理を繰り返すことで、めっき膜の平坦度を更
に向上させることができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、前記エッチング
処理部には、基板を下向きで保持する基板保持部と、こ
の基板保持部で保持した基板の下面に対向する位置にエ
ッチング液中に浸漬させて配置した陰極板と、前記基板
保持部で保持した基板と前記陰極板とを相対移動させる
相対移動機構とが備えられていることを特徴とする請求
項4記載の配線形成装置である。このように、基板と陰
極板とを相対移動させることで、局部的なエッチングが
増幅されて、平坦性が悪くなることを防止することがで
きる。
【0016】請求項6に記載の発明は、前記基板と前記
陰極板とを相対移動させる相対移動機構は、前記基板を
回転させる基板回転機構と、前記陰極板を回転、往復
動、偏心回転またはスクロール運動させる陰極板移動機
構とからなることを特徴とする請求項5記載の配線形成
装置である。これにより、基板上の各ポイントにおける
陰極板との相対速度をより均一にして、基板と陰極板と
の間の極間を流れるエッチング液の流れの状態をより均
一に、すなわちエッチング液の流れに特異点が生じない
ようにすることができる。この陰極板と基板との間の極
間距離は、機構的に可能な限り小さく、例えば1.0m
m以下であることが好ましく、0.5mm以下であるこ
とが特に好ましい。
【0017】請求項7に記載の発明は、前記陰極板の表
面には、面内を全長に亘って連続して延びる多数の溝が
形成され、前記陰極板の内部には、前記溝の内部で開口
して該溝の内部にエッチング液を供給する複数のエッチ
ング液供給孔が設けられていることを特徴とする請求項
6記載の配線形成装置である。これにより、電解エッチ
ングの際に、エッチング液を陰極板の表面に設けた溝か
ら陰極板と基板との間の極間に供給し、このエッチング
液中に浮遊する粒子を遠心力の作用で溝の中を通過させ
て外方に流出させることで、極間部には常に新たなエッ
チング液が存在するようにすることができる。この溝の
形状は、陰極板の中央部と外周部で電流密度に差が生じ
てしまうことを防止するとともに、エッチング液を外部
にスムーズに流出させるため、格子状または平行である
ことが好ましい。
【0018】請求項8に記載の発明は、前記基板保持部
は、真空吸着方式または静電チャック吸着方式で基板を
保持するように構成されていることを特徴とする請求項
5乃至7のいずれかに記載の配線形成装置である。これ
により、基板をその全面に亘って吸着保持することで、
基板に存在するうねりを吸収して、基板をより平坦に保
持することができる。
【0019】請求項9に記載の発明は、前記陰極板は、
表面の酸化膜の影響で銅との密着力が悪い材料で構成さ
れていることを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに
記載の配線形成装置である。これにより、例えば銅めっ
き膜に電解エッチングを施すと、溶解した銅イオンは陰
極板側に析出するが、陰極板をチタンのように表面の酸
化膜の影響で銅との密着力が悪い材料で構成すること
で、銅イオンを析出すると同時に銅粒子としてエッチン
グ液中に浮遊させ、このエッチング液を外部に流出させ
ることで、陰極板表面の平坦度が経時的に劣化すること
を防止し、しかも、水素ガスの発生を防止して、平坦度
に優れたエッチングを行うことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態の配
線形成装置の平面配置図を示す。この配線形成装置は、
各一対のロード・アンロード部10、洗浄・乾燥処理部
12、仮置き部14、めっき処理部16、水洗部18及
びエッチング処理部20を有し、更にロード・アンロー
ド部10、洗浄・乾燥処理部12及び仮置き部14との
間で基板の受渡しを行う第1搬送機構22と、仮置き部
14、めっき処理部16、水洗部18及びエッチング処
理部20との間で基板の受渡しを行う第2搬送機構24
が備えられている。
【0021】前記めっき処理部16は、図2に示すよう
に、上方に開口し内部にめっき液30を保持する円筒状
のめっき槽32と、基板Wを着脱自在に下向きに保持し
て該基板Wを前記めっき槽32の上端開口部を塞ぐ位置
に配置する基板保持部34とを有している。めっき槽3
2の内部には、めっき液30中に浸漬されてアノード電
極となる平板状の陽極板36が水平に配置され、基板W
が陰極板となるようになっている。更に、めっき槽32
の底部中央には、上方に向けためっき液の噴流を形成す
るめっき液噴射管38が接続され、めっき槽32の上部
外側には、めっき液受け40が配置されている。
【0022】これにより、めっき槽32の上部に基板W
を基板保持部34で下向きに保持して配置し、陽極板
(アノード)36と基板(カソード)Wの間に所定の電
圧を印加しつつ、めっき液30をめっき液噴射管38か
ら上方に向けて噴出させて、基板Wの下面(被めっき
面)に垂直にめっき液30の噴流を当てることで、陽極
板36と基板Wの間にめっき電流を流して、基板Wの下
面にめっき膜を形成するようにしている。
【0023】前記エッチング処理部20は、図3に示す
ように、上方に開口し内部にエッチング液50を保持す
る円筒状のエッチング槽52と、基板Wを静電チャック
等の保持部54で着脱自在に下向きに保持して該基板W
を前記エッチング槽52の上端開口部を塞ぐ位置に配置
する基板保持部56とを有している。エッチング槽52
の内部には、エッチング液50中に浸漬されてカソード
となる平板状の陰極板58が水平に配置され、基板Wが
アノードとなるようになっている。更に、基板保持部5
6は、その中央部でモータ60に接続された駆動軸62
の下端に連結されて基板Wと一体に回転し、陰極板58
は、シリンダ等の往復駆動部64の往復ロッド66の先
端に連結されて、この往復駆動部64の駆動に伴って水
平方向に沿って往復動するよう構成されている。
【0024】これにより、基板Wを基板保持部56で下
向きに保持して基板Wの下面(エッチング面)をエッチ
ング液50に接触させた状態で、基板Wを基板保持部5
6と一体に回転させ、同時に陰極板58を往復運動させ
ながら、陰極板(カソード)58と基板(アノード)W
の間に所定の電圧を印加して陰極板58と基板Wの間に
めっき電流を流すことで、基板Wに形成されためっき膜
を電解エッチングするようにしている。
【0025】図4は、エッチング処理部20の他の例を
示すもので、これは、陰極板58として基板Wより大径
のものを使用するとともに、この陰極板58の中央をモ
ータ68を備えた駆動軸70の上端に連結して、このモ
ータ68の駆動に伴って陰極板58が回転するようにし
たものである。
【0026】次に、図5乃至図10を参照して配線形成
処理について説明する。先ず、表面に配線用の微細穴8
と大穴9(図7参照)が混在し、表面にシード層7(図
14参照)を形成した基板Wをロード・アンロード部1
0から第1搬送機構22で一枚ずつ取り出し、仮置き部
14を経由してめっき処理部16に搬入する(ステップ
1)。
【0027】次に、このめっき処理部16でめっき処理
を行って、図6及び図7に示すように、基板Wの表面に
銅膜6を形成する(ステップ2)。この時、大穴9の存
在に伴う銅膜6の凹み6aの軽減を第一優先に考え、図
2に示すめっき液30として、レベリング性の優れたも
の、例えば硫酸銅の濃度が高く、硫酸の濃度が低いレベ
リング性の優れた組成、例えば、硫酸銅100〜300
g/l、硫酸10〜100g/lの組成を有し、レベリ
ング性を向上させる添加剤、例えばポリアルキレンイミ
ン、4級アンモニウム塩、カチオン染料などを含有した
ものを使用する。ここで、レベリング性とは、穴中のボ
トムアップ成長に優れた性質を意味する。
【0028】このように、レベリング性の優れためっき
液30を使用して基板Wの表面にめっきを施すことで、
図6に示すように、大穴9内でのボトムアップ成長が促
進され、平坦部における銅膜6の膜厚tより、大穴部
における銅膜6の膜厚tの方が厚くなる。これによっ
て、薄いめっき膜厚tで大穴9を埋めることが可能に
なる。しかし、このような条件で微細穴部をめっきする
と、図7に示すように、銅膜6の微細穴8の上部におけ
る盛り上り高さaが高くなる。
【0029】そして、必要に応じて、このめっき処理後
の基板Wを水洗部18に搬送して水洗し、しかる後、水
洗後の基板Wをエッチング処理部20に搬送する(ステ
ップ3)。
【0030】次に、このエッチング処理部20で基板W
の表面(被めっき面)に電解エッチング処理を施して、
基板Wの表面に形成された銅膜6のエッチングを行う
(ステップ4)。この時、図3及び図4に示すエッチン
グ液50として、エッチング促進剤として機能する添加
剤、例えばピロリン酸、エチレンジアミン、アミノカル
ボン酸、EDTA、DTPA、イミノ二酢酸、TET
A、NTAなどやエッチング抑制剤として機能する添加
剤、例えば4級アンモニウム塩、ポリマーなどの銅の錯
体化合物、有機錯体またはその誘導体、或いはチオ尿素
またはその誘導体などのような銅腐蝕電位を卑にする添
加剤を含有したものを使用する。なお、ベース浴として
は、硫酸、塩酸、硫酸過水、フッ酸過水などの酸や、ア
ンモニア過水などのアルカリを使用してもよいが、それ
らに限定されるものではない。
【0031】このように、エッチング液50として、電
流密度の高い箇所に多く吸着して電位を卑にする作用の
ある添加剤又は銅の錯体化合物、有機錯体となる添加剤
を使用し、図3及び図4に示すように、基板Wを陽極に
し、対向位置に陰極板(陰極)58を配して電場を与え
ると、図8(a)に示すように、電流密度の高い盛り上
がり部に添加剤Aが選択的に吸着し、この添加剤Aが吸
着した部位の電位を卑にするため、銅膜6の図8(b)
に仮想線で示すエッチング部Bが除去され、これによっ
て、銅膜6の盛り上がり部のエッチングが選択的に行わ
れる。一方、電流密度の低い箇所に多く吸着してエッチ
ングを抑制させる添加剤が含まれているものを使用し
て、同様に電場を与えると、図9(a)のように、谷間
に添加剤Aが選択的に吸着し、この添加剤Aが抑制剤と
なって、銅膜6の図9(b)に仮想線で示すエッチング
部Bが除去され、これによって、盛り上がり部のエッチ
ングが選択的に行われる。
【0032】このように、銅膜6の盛り上がり部を選択
的にエッチングすることで、図10に示すように、銅膜
6の盛り上がり頂部から凹み底部までの段差Lを少なく
して銅膜6の平坦性を向上させることができる。これに
よって、その後のCMP加工において、CMPレートを
上げることなく、従って、ディッシングの発生を防止し
つつ短時間で行うことができる。
【0033】この時、電解エッチングで印加される電流
波形パルスとして、パルス波形またはPRパルス波形を
使用することで、エッチング液中に含まれる添加剤の拡
散を改善することができる。エッチング液はベース浴の
みからなり添加剤を含まない場合もある。
【0034】ここで、図3に示すエッチング処理部20
にあっては、エッチング処理中に基板Wを回転させ、同
時に陰極板58を往復動させ、図4に示すエッチング処
理部20にあっては、基板Wと陰極板58を共に同方向
に回転させる。これによって、基板Wと陰極板58とを
相対移動させ、しかも基板上の各ポイントにおける陰極
板58との相対速度をより均一にして、基板Wと陰極板
58との間の極間を流れるエッチング液の流れの状態を
より均一に、すなわちエッチング液の流れに特異点が生
じなくすることで、基板Wの局部的なエッチングが増幅
されて平坦性が悪くなることを防止する。
【0035】次に、必要に応じて、このエッチング処理
後の基板Wを水洗部18に搬送して水洗し、しかる後、
水洗後の基板Wを洗浄・乾燥処理部12に搬送する(ス
テップ5)。そして、この洗浄・乾燥処理部12で基板
Wの洗浄・乾燥処理を行い(ステップ6)、しかる後、
この基板を第1搬送機構22でロード・アンロード部1
0のカセットに戻す(ステップ7)。
【0036】なお、図5に仮想線で示すように、めっき
処理とエッチング処理を数回繰返して、1回のめっき処
理毎に銅膜の盛り上がり部の選択的なエッチングを行う
ことで、銅膜の平坦度を更に向上させることができる。
また、この例では、めっき処理とエッチング処理を1つ
の装置内で連続的に行うようにしているが、それぞれ独
立した装置で個別に行うようにしても良い。
【0037】ここで、電解エッチングにより、基板の被
めっき面を平坦化させるには、基板を限りなく平らに保
持するとともに、陰極板(カソード)を限りなく平らに
加工して、両者を限りなく近接させた状態で相対運動を
行わせ、同時に基板面内にエッチング液の流れと電場の
特異点を生じさせないことが重要である。
【0038】図11及び図12は、この要請に応えたエ
ッチング処理部20の更に他の例を示す。これは、上方
に開口して内部にエッチング液50を保持する円筒状の
エッチング槽52と、基板Wを着脱自在に下向きに保持
して該基板Wを前記エッチング槽52の上端開口部を塞
ぐ位置に配置する基板保持部56とを有している。
【0039】エッチング槽52は、略円板状の底板部7
2と、この底板部72の外周端部に固着した円筒状の溢
流堰部74と、この溢流堰部74の外周を囲繞して該溢
流堰部74との間にエッチング液排出部76を形成する
外殻部78とを有しており、このエッチング槽52の底
板部72の上面に、エッチング液50中に浸漬されてカ
ソードとなる平板状の陰極板58が水平に配置されてい
る。
【0040】エッチング槽52の底板部72の下面中央
には、円筒状のボス部72aが一体に連接され、このボ
ス部72aは、軸受80を介して回転軸82の上端のク
ランク部82aに回転自在に連接されている。つまり、
このクランク部82aの軸心Oは、回転軸82の軸心
から偏心量eだけ偏心した位置に位置し、このクラ
ンク部82aの軸心Oとボス部72aの軸心が一致す
るようになっている。また、回転軸82は、軸受85
a,85bを介して外殻部78に回転自在に支承され、
更に、図示していないが、底板部72と外殻部78との
間に、底板部72の自転を防止する自転防止機構が備え
られている。
【0041】これによって、回転軸82の回転に伴っ
て、クランク部82aが偏心量eを半径とした公転運動
を行い、このクランク部82aの公転運動に伴って、底
板部72も陰極板58と一体に偏心量eを半径としたス
クロール運動(並進回転運動)、即ち、自転運動を阻止
された偏心量eを半径とした公転運動を行うようになっ
ている。
【0042】ここで、図12に示すように、陰極板58
の直径dは、直径dの基板Wがスクロール運動を行
っても、この陰極板58の表面から基板Wが食み出すこ
とがない大きさに設定され、また下記のエッチング液供
給孔58bを内包するエッチング液噴射領域の直径d
は、直径dの基板Wがスクロール運動を行っても、こ
の基板Wからエッチング液噴射領域が食み出すことがな
い大きさにそれぞれ設定されている。
【0043】底板部72の内部には、循環槽84から延
び、途中に圧送ポンプ86を有するエッチング液供給配
管88に連通するエッチング液室72bと、このエッチ
ング液室72bから上方に貫通して延びる複数のエッチ
ング液吐出孔72cが設けられている。循環槽84は、
戻り配管90を介してエッチング槽52のエッチング液
排出部76に連通している。
【0044】一方、陰極板58は、例えば銅めっき膜を
電解エッチングする時に使用する場合には、表面の酸化
膜の影響で銅との密着力が悪い材料、例えばチタンで構
成されている。これにより、例えば銅めっき膜に電解エ
ッチングを施すと、溶解した銅イオンは陰極板(カソー
ド)58側に析出するが、陰極板58をチタンのような
表面の酸化膜の影響で銅との密着力が悪い材料で構成す
ることで、銅イオンを析出すると同時に銅粒子としてエ
ッチング液中に浮遊させ、しかも、水素ガスの発生を防
止して、平坦度に優れたエッチングを行うことができ
る。
【0045】更に、陰極板58の表面には、面内を縦及
び横方向に全長に亘って直線状に延びる格子状に溝58
aが設けられ、内部の各エッチング液吐出孔72cに対
応する位置には、この溝58aの内部に開口する複数の
エッチング液供給孔58bが設けられている。
【0046】これによって、電解エッチングの際に、エ
ッチング液を陰極板58の表面に設けた溝58aから陰
極板58と基板Wとの間の極間に供給し、このエッチン
グ液中に浮遊する粒子を遠心力の作用で溝58aの中を
通過させて外方にスムーズに流出させることで、極間部
には常に新たなエッチング液が存在するようにすること
ができる。しかも、銅めっきを電解エッチングする時
に、陰極板58として、チタンのような表面の酸化膜の
影響で銅との密着力が悪い材料を選択することで、溶解
して陰極板側に析出する銅イオンを、析出すると同時に
銅粒子としてエッチング液中に浮遊させ、このエッチン
グ液を溝58aを通過させてスムーズに外部に流出させ
ることで、陰極板58の表面の平坦度が経時的に劣化す
ることを防止して、陰極板58の平坦度を確保すること
ができる。
【0047】なお、この溝58aの形状は、陰極板58
の中央部と外周部とで電流密度に差が生じてしまうこと
を防止するとともに、エッチング液が溝58aに沿って
スムーズに流れるようにするため、基板Wがスクロール
運動を行う場合には、格子状であることが好ましく、ま
た基板Wが往復動を行う場合には、この移動方向に沿っ
た平行であることが好ましい。
【0048】基板保持部56は、下方に開口したハウジ
ング92の内部に、昇降ロッド94を介して昇降自在
で、かつモータ60を介してハウジング92と一体に回
転するように収容されており、この基板保持部56の内
部には、真空源に連通する真空室56aと、該真空室5
6aから下方に貫通する多数の真空吸着穴56bが設け
られている。これによって、基板保持部56は、真空吸
着方式で基板Wを保持するようになっている。
【0049】基板Wには、通常小さなうねりが有り、基
板の保持の仕方によっては更に変形し、この変形した状
態で電界エッチングによる平坦化処理をしても、0.1
μm以下の平坦化は不可能となるが、このように、真空
吸着方式を採用して、基板Wをその全面に亘って吸着保
持することで、基板に存在するうねりを吸収して、基板
をより平坦に保持し、これによって、電界エッチングに
よる平坦化処理によって、0.1μm以下の平坦化が可
能となる。なお、この真空吸着方式の代わりに、静電チ
ャック方式を採用して基板を保持するようにしても良
い。
【0050】ここで、基板Wを基板保持部56で吸着保
持して、基板Wをエッチング処理を行う処理位置まで下
降させた時、この基板Wの下面と陰極板58の上面との
極間距離Sが、機構的に可能な限り小さく、好ましく
は、1.0mm以下、更に好ましくは、0.5mm以下
となるようになっている。このように、極間距離Sを、
機構的に可能な限り小さく、好ましくは、1.0mm以
下、更に好ましくは、0.5mm以下とすることで、基
板Wの表面のエッチングされるべき凸部への電流の集中
を促進し、しかも、基板Wと陰極板58との間に面に垂
直な電界を形成して、基板Wの表面(被めっき面)全面
にわたって均一な平坦性を得ることができる。
【0051】ハウジング92には、基板保持部56で基
板Wを吸着保持した時、この基板Wのベベル部または周
縁部と接触して、基板Wを陽極(アノード)にする電気
接点96が設けられ、更に基板保持部56の下面には、
基板Wを保持した時に該基板Wの上面と圧接してここを
シールするパッキン98が設けられている。
【0052】次に、エッチング処理部20で電解エッチ
ング処理を行う時の動作について説明する。先ず、エッ
チング槽52内にエッチング液50を供給し、このエッ
チング液50を溢流堰部74からオーバフローさせた状
態で、底板部72を陰極板58と共にスクロール運動さ
せる。この状態で、前述のようにして、銅めっき等のめ
っき処理を施した基板Wを下向きで吸着保持した基板保
持部56を基板Wを回転させつつ、電解エッチング処理
を行う処理位置まで下降させる。
【0053】これにより、基板W上の各ポイントにおけ
る陰極板58との相対速度をより均一にして、基板Wと
陰極板58との間の極間を流れるエッチング液50の流
れの状態をより均一に、すなわちエッチング液の流れに
特異点が生じないようにする。
【0054】この状態で、例えば図13に示すように、
印加時間tが、1mSec〜10mSec、好ましく
は10mSecで、印加電流密度が5〜50A/dm
のパルス電流を、例えば印加時間の約5〜20倍の停止
時間tをおいて、複数回に亘って印加する。すると、
エッチング電源投入時は、酸化溶出はまず基板上の凸部
より起こり、平坦部へ降りてくる。従って、投入後、瞬
時に電源をOFFにし、これを繰り返せば凸部のみの選
択エッチングが可能となる。
【0055】この時、陰極板58の表面に設けた溝58
aから陰極板58と基板Wとの間の極間にエッチング液
を供給し、このエッチング液中に浮遊する粒子を遠心力
の作用で溝58aの中を通過させて外方にスムーズに流
出させることで、極間部には常に新たなエッチング液が
存在するようにする。しかも、銅めっきを電解エッチン
グする時に、陰極板58として、チタンのような表面の
酸化膜の影響で銅との密着力が悪い材料を選択すること
で、溶解して陰極板側に析出する銅イオンを析出すると
同時に銅粒子としてエッチング液中に浮遊させ、このエ
ッチング液を溝58aを通過させてスムーズに外部に流
出させることで、陰極板58の表面の平坦度が経時的に
劣化することを防止して、陰極板58の平坦度を確保す
ることができる。これにより、極間距離Sが変化せず、
しかも水素ガスが発生することはないので、平坦性に優
れたエッチングが可能となる。
【0056】次に、前述のように、必要に応じて、この
エッチング処理後の基板Wを水洗部18(図1参照)に
搬送して水洗し、しかる後、前述と同様な処理を順次行
う。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板の表面に微細穴と大穴が混在する場合に、先ず、レ
ベリング性の優れためっき液中でめっきを施して大穴の
ボトムアップ成長を促進し、しかる後、めっき膜の盛り
上った部分を電解エッチングで選択的に除去すること
で、めっき膜の平坦性を向上させることができ、これに
よって、その後のCMP加工をディッシングの発生を防
止しつつ短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の配線形成装置の平面配置
図である。
【図2】図1に使用されているめっき処理部の概要図で
ある。
【図3】図1に使用されているエッチング処理部の概要
図である。
【図4】エッチング処理部の他の例を示す概要図であ
る。
【図5】図1に示す配線形成装置における処理工程の流
れを示す図である。
【図6】基板にめっき処理を施す際の過程を概念的に示
す断面図である。
【図7】基板にめっき処理を施した後の状態を示す断面
図である。
【図8】エッチング処理部における選択的エッチングの
一例を概念的に示す断面図である。
【図9】エッチング処理部における選択的エッチングの
他の例を概念的に示す断面図である。
【図10】基板にエッチング処理を施した後の状態を示
す断面図である。
【図11】エッチング処理部の更に他の例を示す断面図
である。
【図12】図11のエッチング処理部に使用されている
陰極板の平面図である。
【図13】図11に示すエッチング処理部に印加する電
流パルスの例を示す図である。
【図14】めっき処理によって金属配線を形成する例を
工程順に示す断面図である。
【図15】従来の基板にめっき処理を施した時の問題点
の説明に付する断面図である。
【符号の説明】
6 銅膜 7 シード層 8 微細穴 9 大穴 16 めっき処理部 20 エッチング処理部 30 めっき液 32 めっき槽 34 基板保持部 36 陽極板 38 めっき液噴射管 50 エッチング液 52 エッチング槽 56 基板保持部 58 陰極板 58a 溝 58b エッチング液供給孔 72 底板部 72a ボス部 74 溢流堰部 82 回転軸 82a クランク部 A 添加剤 B エッチング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 寛二 神奈川県藤沢市善行坂1−1−6 荏原ユ ージライト株式会社中央研究所内 (72)発明者 君塚 亮一 神奈川県藤沢市善行坂1−1−6 荏原ユ ージライト株式会社中央研究所内 (72)発明者 松田 尚起 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 4M104 BB04 DD52 HH12 5F033 JJ11 KK00 KK32 PP27 QQ08 QQ48 XX01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に微細窪みを形成した基板を用意す
    る工程と、 前記基板の表面にめっき液中でめっきを施す工程と、 前記基板の表面に形成しためっき膜をエッチング液中で
    電解エッチングする工程とを有することを特徴とする配
    線形成方法。
  2. 【請求項2】 前記エッチング液中に、めっき膜を構成
    する金属の錯体化合物、有機錯体、その誘導体である添
    加剤、めっき膜を構成する金属の腐蝕電位を卑にする作
    用のある添加剤のうち少なくとも一つを含有することを
    特徴とする請求項1記載の配線形成方法。
  3. 【請求項3】 前記電解エッチングで印加される電流波
    形がパルス波形またはPRパルス波形であることを特徴
    とする請求項1または2記載の配線形成方法。
  4. 【請求項4】 めっき液を保持し、微細窪みを形成した
    基板の表面にめっき液中でめっきを施すめっき処理部
    と、 エッチング液を保持し、基板の表面に形成しためっき膜
    の電解エッチングを行うエッチング処理部とを備えたこ
    とを特徴とする配線形成装置。
  5. 【請求項5】 前記エッチング処理部には、基板を下向
    きで保持する基板保持部と、 この基板保持部で保持した基板の下面に対向する位置に
    エッチング液中に浸漬させて配置した陰極板と、 前記基板保持部で保持した基板と前記陰極板とを相対移
    動させる相対移動機構とが備えられていることを特徴と
    する請求項4記載の配線形成装置。
  6. 【請求項6】 前記基板と前記陰極板とを相対移動させ
    る相対移動機構は、前記基板を回転させる基板回転機構
    と、前記陰極板を回転、往復動、偏心回転またはスクロ
    ール運動させる陰極板移動機構とからなることを特徴と
    する請求項5記載の配線形成装置。
  7. 【請求項7】 前記陰極板の表面には、面内を全長に亘
    って連続して延びる多数の溝が形成され、前記陰極板の
    内部には、前記溝の内部で開口して該溝の内部にエッチ
    ング液を供給する複数のエッチング液供給孔が設けられ
    ていることを特徴とする請求項6記載の配線形成装置。
  8. 【請求項8】 前記基板保持部は、真空吸着方式または
    静電チャック吸着方式で基板を保持するように構成され
    ていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記
    載の配線形成装置。
  9. 【請求項9】 前記陰極板は、表面の酸化膜の影響で銅
    との密着力が悪い材料で構成されていることを特徴とす
    る請求項5乃至8のいずれかに記載の配線形成装置。
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CN100447303C (zh) * 2004-09-29 2008-12-31 李家顺 复蚀刻直接成形刀模的方法及其装置

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