JP2002222191A - 図面に記載された物を製造することが可能な製造機械を検索する検索装置及びプログラム - Google Patents

図面に記載された物を製造することが可能な製造機械を検索する検索装置及びプログラム

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JP2002222191A
JP2002222191A JP2001019968A JP2001019968A JP2002222191A JP 2002222191 A JP2002222191 A JP 2002222191A JP 2001019968 A JP2001019968 A JP 2001019968A JP 2001019968 A JP2001019968 A JP 2001019968A JP 2002222191 A JP2002222191 A JP 2002222191A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CAD図面に記載された物を製造することが
可能な製造機械を検索する検索装置及びプログラムを提
供する。 【解決手段】 検索装置(1)において、製造機械の機
械識別名毎に、該製造機械が製造可能な性能を示す性能
データを蓄積した機械別性能データベース(15)を有
し、検索鍵として、CAD図面に記載された物の規格デ
ータが入力される手段と、規格データから必要な加工内
容を選定する加工工程選定手段(10)と、機械別性能
データベースを用いて、規格データ及び加工内容を許容
する1つ以上の機械識別名を検索する検索手段(12)
と、検索結果として、機械識別名を出力する手段とを有
する。更に、標準部品毎に該標準部品に相当する規格デ
ータを蓄積した標準部品データベース(16)を有する
ことも好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図面に記載された
物を製造することが可能な製造機械を検索する検索装置
及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
図面に記載された物の製造を依頼する場合、発注者(特
に親企業)は、当該物を製造する能力を十分に有する専
属の製造業者(特に下請け企業)に対して製造を依頼し
ていた。これは、1つの親企業と複数の下請け企業とか
らなる閉鎖的な関係が築かれることになっていた。
【0003】発注者においては、製造業者を選択する上
で、当該製造業者が当該物を製造する能力を有するか否
か、又は当該製造業者が特別な要求に対応できるか否か
等は大きな問題であった。発注者が、たとえ当該物をC
AD(Computer Aided Design)図面で設計した場合で
も、その物を実際に製造する能力を製造業者が有するか
否かは、当該製造業者が所有する製造機械にも影響され
るので、かなり詳細な技術的な打ち合わせを必要として
いた。
【0004】一方、製造業者においては、製造能力が高
い製造機械を所有しているにもかかわらず、その製造能
力を具体的に公表することが難しいために、他の発注者
からの製造依頼を受けることが難しかった。
【0005】また、たとえ製造業者が所有する製造機械
の名称又は性能等を、インターネットを通じて公表する
ことができたとしても、発注者側においては、図面に記
載した当該物を製造することができるか否かの判断は、
非常に難しい。その一つの要因には、従来の検索装置
は、検索鍵として、キーワード即ち「言葉」を指定する
ものであることによる。即ち、発注者側において、製造
機械を検索するためには、検索鍵として種々の条件を指
定する必要があり、実際問題として、このような検索を
行うことは不可能であった。
【0006】そこで、本発明は、CAD図面に記載され
た物を製造することが可能な製造機械を検索する検索装
置及びプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明による検
索装置は、製造機械の機械識別名毎に、該製造機械が製
造可能な性能を示す性能データを蓄積した機械別性能デ
ータベースを有し、検索鍵として、CAD図面に記載さ
れた物の規格データが入力される手段と、規格データか
ら、必要な1つ以上の加工工程を選定する加工工程選定
手段と、機械別性能データベースを用いて、規格データ
及び加工工程を許容する1つ以上の機械識別名を検索す
る検索手段と、検索結果として、機械識別名を出力する
手段とを有する。これにより、CAD図面に記載された
物を製造することが可能な製造機械を検索する検索装置
を提供することができる。このように、CADデータそ
のものを検索鍵として製造機械を検索することができれ
ば、発注者における負担はかなり改善されることにな
る。
【0008】本発明の他の実施形態によれば、規格デー
タは、幾何公差記号、加工寸法及び加工精度であり、性
能データは、機械識別名毎に加工可能な加工内容、加工
寸法及び加工精度であってもよい。幾何公差とは、対象
物の形状偏差、姿勢偏差、位置偏差及び振れ等の総称で
あり、CAD図面に実際に記載されている情報である。
【0009】本発明の他の実施形態によれば、標準部品
毎に規格データを蓄積した標準部品データベースと、標
準部品データベースを用いて、追加工のために、加工工
程選定手段によって選定された加工工程で製造される物
に対応する標準部品を検索する標準部品データ抽出手段
とを有し、検索手段は、標準部品を追加工するため必要
な1つ以上の機械識別名を検索することも好ましい。こ
れにより、標準部品からの追加工を可能にするために、
作業工程を極力少なくすることができる。
【0010】本発明の他の実施形態によれば、検索鍵と
して、規格データと共に、納入数、希望納期、希望価
格、納入検査条件及び特記事項である発注側条件データ
を受信し、機械別性能データベースは、性能データと共
に、納入可能数、使用可能期間、希望価格、納入検査条
件及び特記事項である製造側条件データを、機械識別名
毎に蓄積しており、検索手段は、更に発注側条件データ
を許容する製造側条件データを有する機械識別名を検索
することも好ましい。これにより、発注者においては、
CAD図面から得られる条件以外の条件を製造業者に要
求することができ、製造業者において、受注したくない
ような条件の受注を避けることができる。
【0011】本発明の他の実施形態によれば、発注側条
件データにおける時間的条件を満たすように、加工工程
毎の時間的条件を調整する加工工程管理手段を更に有
し、検索手段が加工工程毎の機械識別名を検索すること
も好ましい。これにより、発注者側としては、当該物に
ついて希望の納期に納入することができる製造業者名を
検索することが可能となる。また、複数の加工工程を必
要とするものであれば、それぞれの加工工程が時間的に
重なり合うことがないよう管理されている。従って、こ
のような検索装置は、実質的に時間的な工程管理を行う
ことが可能となる。
【0012】本発明の他の実施形態によれば、機械別性
能データベースは、更にグループ名毎に、複数の機械識
別名の性能データを蓄積しており、該グループ毎に製造
可能な性能データを蓄積しており、検索手段は、1つ以
上のグループ名を検索することも好ましい。このグルー
プ名は、製造機械を所持する製造業者の識別名であるこ
とも好ましい。また、機械別性能データベースは、更に
複数のグループを上位層のグループとし、階層的にグル
ープを構成することも好ましい。これにより、検索結果
は、製造機械名ではなく、その物を製造することが可能
な製造業者名となる。
【0013】本発明の他の実施形態によれば、検索手段
の検索鍵となるデータと、検索結果となるデータとを1
つの検索識別子で管理する履歴データベースを更に含
み、検索結果と共に検索識別子を出力することができ、
検索識別子が入力された際に、履歴データベースを用い
て、過去に検索した情報を検索識別子で検索することも
好ましい。この検索識別子を用いることにより、発注者
は、過去の検索履歴を容易に検索することが可能とな
る。
【0014】本発明による図面に記載された物を製造す
ることが可能な製造機械を検索するプログラムによれ
ば、製造機械の機械識別名毎に、該製造機械が製造可能
な性能を示す性能データを蓄積した機械別性能蓄積部を
有し、検索鍵として、CAD図面に記載された物の規格
データが入力する手段と、規格データから、必要な1つ
以上の加工工程を選定する加工工程選定手段と、機械別
性能データベースを用いて、規格データ及び加工工程を
許容する1つ以上の機械識別名を検索する検索手段と、
検索結果として、機械識別名を出力する手段として情報
処理装置を機能させる。これにより、既存のパーソナル
コンピュータを本発明による検索装置として実現するこ
とが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下では、図面を用いて、本発明
の実施形態を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明による検索装置の構成図で
ある。検索装置1は、加工工程選定手段10と、標準部
品抽出手段11と、検索手段12と、検索履歴管理手段
13と、加工工程管理手段14とを有し、機械別性能デ
ータベース15と、標準部品データベース16と、履歴
データベース17とを用いる。
【0017】図2は、以下で説明を容易にするための、
CAD図面の例である。この図面には、円柱部品の上に
平面部分を有し、軸方向中心に穴部分を有したものであ
る。
【0018】図3は、選択される加工内容等の分類のテ
ーブルである。加工内容としては、大きく、切断、曲
げ、切削(直線/円柱/穴あけ)、打ち抜き(プレス)、
自由切断(レーザ加工/ワイヤ放電加工)等に分類され
る。
【0019】図4は、CAD図面から抽出された幾何公
差記号と、加工内容及び加工機械の種類とが対応つけら
れたテーブルである。基本的に加工内容は、直線(平
面)、円、曲率、穴あけ等があり、それぞれに幾何公差
記号が割り当てられている。加工機械を選択する最大の
要素は、幾何公差記号及び加工可能寸法(最大/最小、
機械上)である。
【0020】図1によれば、端末2は、既存のCADシ
ステムであり、インターネット3を介して検索装置1へ
アクセスすることができる。端末2は、検索鍵としてC
AD図面に記載された物の検索データを検索装置1へ送
信する。その検索データは、CADデータから自動的に
読み出される規格データと、発注者が他の条件として指
定することができる発注側条件データとからなる。
【0021】規格データとしては、幾何公差記号、加工
寸法及び加工精度がある。これら規格データは、国内で
規格化されたものであるが、国によってはその記号等が
異なるために、国別情報が必要となる場合がある。
【0022】図2によれば、CAD図面から抽出される
規格データとして、以下のようなものがある。 (規格1)径はφ712であり、長さが1175.5で
ある。 (規格2)平面公差のサイズは600×450であり、
その加工精度は±0.08である。 (規格3)軸方向に200の穴が空いている(φ200
H5)。 (規格4)円柱部分がある(φ500.00h5)。
【0023】図1によれば、端末2から送信されたこれ
ら規格データが、検索装置1で受信され、加工工程選定
手段10へ通知される。加工工程選定手段10は、図4
のテーブルを用いて、これら受信した規格データ(規格
1〜4)から、以下のような加工内容及び加工機械の種
類を選定する。 (規格1)テーブル寸法が、径712及び長さ117
5.5のサイズよりも大きい加工機械を選択する必要が
ある。 (規格2)平面公差を出す必要があるので、平面加工を
必要とし、フライス盤又は研削盤を選択する必要がる。
この場合、±0.08の加工精度を実現する加工機械で
なければならない。 (規格3)穴あけ加工が必要となるので、加工機械とし
ては、ドリル加工機械又はマシニングセンタが必要とな
る。 (規格4)円柱加工が必要となるので、加工機械として
は、マシニングセンタ又は旋盤が必要となる。
【0024】尚、CAD図面に表示されている物は最終
的な形状であるために、当該物を完成させるためには、
複数の加工機械を使用しなければ完成しない場合がほと
んどである。従って、複数の加工機械を用いる複数の加
工工程が必要となる。
【0025】図5は、図2の物を製造するための加工工
程の流れ図である。前述の規格データを満たす加工工程
として、以下のものが選択される。 (工程1)規格1に対応して、原材料を、径712及び
長さ1175.5のサイズの円柱部品に加工する。 (工程2)規格2に対応して、部品の上部を平面加工す
るために、±0.08の加工精度の条件を満たすようフ
ライス盤を選択する必要がある。もちろん、前述のテー
ブル寸法の条件を満たすフライス盤でなければならな
い。更に詳細には、この加工精度を実現するために、当
該加工機械の刃物を研ぐときに用いられる砥石の選択等
も必要となる場合もある。 (工程3)規格3に対応して、穴あけ加工をするため
に、前述のテーブル寸法の条件を満たすようマシニング
センタを選択する必要がある。 (工程4)規格4に対応して、円柱加工をするために、
前述のテーブル寸法の条件を満たすようマシニングセン
タを選択する必要がある。
【0026】発注側条件データとしては、例えば、当該
物に対する発注者の、納入数、希望納期、希望価格、納
入検査条件及び特記事項等の希望情報である。発注者と
しては、当該物を製造する能力を有する製造機械を所有
する製造業者であっても、納入数に満たない数しか製造
できない場合は、発注することはできない。また、指定
した希望納期及び希望価格を満たさない製造業者であっ
ても、発注することはできない。その他、発注者が付帯
したい条件として、個数(数量、加工点数)、最終処
理、国別及び業種(機械/電気/建築)等を追加指定す
ることが可能である。
【0027】標準部品抽出手段11は、受信した規格デ
ータ及び特記事項等に基づいて、標準部品データベース
16を用いて、規格データを許容する標準部品を検索す
る。標準部品規格データベース16は、標準部品毎に、
該標準部品に相当する規格データを蓄積したものであ
る。
【0028】1つの物を製造する場合、原材料から順に
複数の加工工程を経て製造される全加工の場合と、ある
標準部品から1つ以上の加工工程を経て製造される追加
工の場合とがある。例えば、工程1で製造される円柱加
工のみが既に完了している標準部品があれば、それを検
索する。このような検索によって、部品を素材から全加
工する必要がなくなり、その標準部品を用いた追加工の
みによって当該物を製造することが可能となり、作業工
程を極力少なくすることができる。
【0029】標準部品データベース15は、標準部品別
の標準カタログデータを蓄積したものであってもよい。
例えば、標準部品を製造しているメーカは、当該標準部
品の仕様を示すカタログデータを公開している。従っ
て、このカタログデータを用いることにより、検索装置
が受信した規格データを許容する標準部品を検索するこ
とが可能となる。図1の構成によれば、検索装置1は、
インターネット3に接続されているので、当該標準部品
を製造しているメーカの仕様データベース5へアクセス
して、当該標準部品のカタログデータを取得することも
できる。
【0030】検索手段12は、機械別性能データベース
15を用いて、加工工程選定手段10によって抽出され
た加工工程データ及び発注者側条件データに基づく当該
物を製造することが可能な機械の機械識別名を検索す
る。
【0031】機械別性能データベース15は、機械識別
名毎に、該製造機械が製造可能な性能を示す性能データ
を蓄積している。性能データは、当該機械が製造するこ
とが可能な性能を、最大値と最小値との幅をもって表し
たものである。また、機械別性能データベースは、機械
識別名毎に、製造側条件データも蓄積している。たとえ
当該機械が様々な加工機能を有していても、その機械を
所有する製造業者は、その全ての加工製品を製造してい
るのではなく、専門とする加工製品に特化しているのが
通常である。従って、機械識別名毎に、その機械を所有
する製造業者が、製造側条件データを指定することによ
って、受注可能な物の条件を更に限定することができ
る。この製造側条件データには、前述した機械識別名毎
の性能データの限定だけでなく、当該機械を使用可能な
期間及び製造価格等を指定することができる。
【0032】機械別性能データベース15は、機械別の
標準カタログデータを蓄積したものであることが好まし
い。例えば、加工機械を製造しているメーカは、当該機
械の製造可能な仕様を示すカタログデータを公開してい
る。従って、このカタログデータを用いることにより、
その機械が製造可能な規格データを検索することが可能
となる。図1の構成によれば、検索装置1は、インター
ネット3に接続されているので、当該機械を製造してい
る機械メーカの仕様データベース4へアクセスして、当
該機械のカタログデータを取得することもできる。
【0033】図6は、製造業者毎に、所有する加工機械
及び製造者側条件データが対応付けられたデータ構成図
である。図6によれば、機械別性能データベース15
は、複数の機械識別名を1つの製造業者毎に構成してい
るが、更に複数の製造業者を1つのグループとしてその
グループ毎に構成することもできる。
【0034】図7は、加工機械毎に、性能データが対応
付けられたデータ構成図である。
【0035】例えば、加工工程選定手段10によって選
定された工程2から4に対応して、以下のように選択さ
れる。尚、工程1は、標準部品が検索されたために、実
施されないものとする。 (工程2)フライス盤としては、「日立製2MWV」及
び「エンシュウ製SEV−DX」を選択することができ
る。これらは、前述のテーブル寸法の条件も満たしてい
る。従って、図6によれば、これらのフライス盤を所有
する製造業者A及びBの両者を選択することが可能とな
る。 (工程3及び4)マシニングセンタとしては、「大阪機
工製HM40」及び「日立精機製VKC45II」を選
択することができるが、「大阪機工製HM40」は前述
のテーブル寸法の条件を満たしていない。従って、図6
によれば、「日立精機製VKC45II」のマシニング
センタを所有する製造業者Bを選択することが可能とな
る。
【0036】図8は、加工工程管理手段14による工程
管理の説明図である。例えば、当該物について「納期は
2月11日」として発注側条件データに設定されていた
とする。ここでは、標準部品を利用することにより、工
程1を実施する必要がなく、工程2から4までを実施し
なければならないとする。本来であれば、工程2から4
までは、全て、製造業者Bが実施することが可能であ
る。しかし、製造業者Aのフライス盤及びマシニングセ
ンタが既に予約済み(2月5日まで)であった場合、製
造業者Aに全ての工程2〜4(合計7日)を発注する
と、納期までに間に合わない。但し、工程2について
は、製造業者A及びBの両者を選択することができる。
そこで、加工工程管理手段14は、工程2については、
製造業者Aのフライス盤で加工し、工程3及び4は、製
造業者Bのマシニングセンタで加工するように工程管理
を調整する。これにより、当該物の納期は、2月9日に
納入することが可能となる。
【0037】履歴データベース17は、発注者毎に、検
索鍵となる規格データ及び発注側条件データと、検索結
果となる機械識別名及び製造業者名とを保持したもので
ある。検索結果を端末2へ送信する際に、検索識別子も
送信する。発注者は、この検索識別子を用いて、過去に
検索した情報を検索することが可能となる。これら履歴
データは、当該検索識別子と共に、発注者を識別するた
めのパスワードによって保護されることが好ましい。
【0038】前述した本発明によれば、本発明の技術思
想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業
者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあく
まで例であって、何ら制約しようとするものではない。
本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定す
るものにのみ制約される。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、CAD図面に記載された物を製造することが可
能な製造機械を検索する検索装置及びプログラムを提供
することができる。
【0040】発注者においては、当該物を製造する能力
を有し、且つ、特別な要求に対応できる適切な受注業者
又は加工機械を容易に検索することができる。従って、
発注者と製造業者との間で、詳細な技術的な打ち合わせ
を必要としない。
【0041】一方、製造業者においては、高い製造能力
を具体的に公表することが可能となり、不特定の発注者
からの製造依頼を容易に受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステム構成図である。
【図2】本発明を説明するために、例となるCAD図面
である。
【図3】加工工程等の分類を説明するテーブルである。
【図4】本発明による、幾何公差記号と、加工内容及び
加工機械とを対応付けたテーブルである。
【図5】図2の物を製造するための加工工程の流れ図で
ある。
【図6】本発明による機械別性能データベースに蓄積さ
れた製造業者毎のデータ構成図である。
【図7】本発明による機械別性能データベースに蓄積さ
れた加工機械毎の性能データ構成図である。
【図8】加工工程管理手段による工程管理の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 検索装置 10 加工工程選定手段 11 標準部品抽出手段 12 検索手段 13 検索履歴管理手段 14 加工工程管理手段 15 機械別性能データベース 16 標準部品データベース 17 履歴データベース 2 端末、CADシステム 3 インターネット 4 機械メーカの仕様データベース 5 標準部品メーカの仕様データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 318 G06F 17/60 318G 502 502

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造機械の機械識別名毎に、該製造機械
    が製造可能な性能を示す性能データを蓄積した機械別性
    能データベースを有し、 検索鍵として、CAD図面に記載された物の規格データ
    が入力される手段と、 前記規格データから、必要な1つ以上の加工工程を選定
    する加工工程選定手段と、 前記機械別性能データベースを用いて、前記規格データ
    及び前記加工工程を許容する1つ以上の前記機械識別名
    を検索する検索手段と、 検索結果として、前記機械識別名を出力する手段とを有
    することを特徴とする、図面に記載された物を製造する
    ことが可能な製造機械を検索する検索装置。
  2. 【請求項2】 前記規格データは、前記CAD図面に記
    載された幾何公差記号、加工寸法及び加工精度であり、
    前記性能データは、機械識別名毎に加工可能な加工内
    容、加工寸法及び加工精度であることを特徴とする請求
    項1に記載の検索装置。
  3. 【請求項3】 標準部品毎に前記規格データを蓄積した
    標準部品データベースと、 前記標準部品データベースを用いて、追加工のために、
    前記加工工程選定手段によって選定された加工工程で製
    造される物に対応する前記標準部品を検索する標準部品
    データ抽出手段とを有し、 前記検索手段は、前記標準部品を追加工するため必要な
    1つ以上の前記機械識別名を検索することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の検索装置。
  4. 【請求項4】 前記検索鍵として、前記規格データと共
    に、納入数、希望納期、希望価格、納入検査条件及び特
    記事項である発注側条件データを受信し、 前記機械別性能データベースは、前記性能データと共
    に、納入可能数、使用可能期間、希望価格、納入検査条
    件及び特記事項である製造側条件データを、前記機械識
    別名毎に蓄積しており、 前記検索手段は、更に前記発注側条件データを許容する
    前記製造側条件データを有する機械識別名を検索するこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の
    検索装置。
  5. 【請求項5】 前記発注側条件データにおける時間的条
    件を満たすように、前記加工工程毎の時間的条件を調整
    する加工工程管理手段を更に有し、前記検索手段が前記
    加工工程毎の前記機械識別名を検索することを特徴とす
    る請求項4に記載の検索装置。
  6. 【請求項6】 前記機械別性能データベースは、更にグ
    ループ名毎に、複数の前記機械識別名を含み、該グルー
    プ名毎に製造可能な性能データを蓄積しており、前記検
    索手段は、1つ以上の前記グループ名を検索することを
    特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の検索
    装置。
  7. 【請求項7】 前記グループ名は、前記製造機械を所持
    する製造業者の識別名であることを特徴とする請求項6
    に記載の検索装置。
  8. 【請求項8】 前記機械別性能データベースは、更に1
    つのグループ名が複数の前記グループ名を含み、前記グ
    ループを階層的に構成することを特徴とする請求項6又
    は7に記載の検索装置。
  9. 【請求項9】 前記検索手段の検索鍵となるデータと、
    検索結果となるデータとを1つの検索識別子で管理する
    履歴データベースを更に含み、 検索結果と共に前記検索識別子を出力することができ、 前記検索識別子が入力された際に、前記履歴データベー
    スを用いて、過去に検索した情報を前記検索識別子で検
    索することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項
    に記載の検索装置。
  10. 【請求項10】 製造機械の機械識別名毎に、該製造機
    械が製造可能な性能を示す性能データを蓄積した機械別
    性能蓄積部を有し、 検索鍵として、CAD図面に記載された物の規格データ
    が入力する手段と、 前記規格データから、必要な1つ以上の加工工程を選定
    する加工工程選定手段と、 前記機械別性能データベースを用いて、前記規格データ
    及び前記加工工程を許容する1つ以上の前記機械識別名
    を検索する検索手段と、 検索結果として、前記機械識別名を出力する手段として
    情報処理装置を機能させることを特徴とする、図面に記
    載された物を製造することが可能な製造機械を検索する
    プログラム。
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JP2014211706A (ja) * 2013-04-17 2014-11-13 株式会社日立製作所 技術評価装置、技術評価方法
JP2015052242A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 株式会社クローバー ブランクキー検索システム
WO2021157132A1 (ja) * 2020-02-07 2021-08-12 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 製造発注支援装置、方法およびプログラム

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