JP2002221717A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2002221717A
JP2002221717A JP2001018613A JP2001018613A JP2002221717A JP 2002221717 A JP2002221717 A JP 2002221717A JP 2001018613 A JP2001018613 A JP 2001018613A JP 2001018613 A JP2001018613 A JP 2001018613A JP 2002221717 A JP2002221717 A JP 2002221717A
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light
shielding layer
liquid crystal
reflective electrode
crystal display
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JP2001018613A
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Satoru Nakamura
了 中村
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Kawasaki Microelectronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液晶表示装置の画素を微細化しても駆動部への
入射光を抑制し、光リークを防止するとともに、寄生負
荷容量を増大させる。 【解決手段】半導体基板上に形成された駆動部と、該駆
動部に電気的に接続された反射電極とからなる画素を2
次元的にアレイ状に配列し、前記反射電極と駆動部との
間に、該反射電極相互間の遮光層を設けた液晶表示装置
であって、前記反射電極と前記遮光層を略平行に配置
し、該反射電極と該遮光層との間隔をL、該反射電極と
該遮光層との重なり部分の長さの最小値をYとして、該
間隔L及び最小値Yが次の関係Y/L≧5を満たすこと
を特徴とする液晶表示装置を提供することにより前記課
題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置の技
術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な分野で液晶表示装置が用い
られるようになっている。この液晶表示装置の一種とし
て、半導体基板上に2次元アレイ状(マトリクス状)に
形成されたトランジスタと画素電極とにより構成される
液晶駆動部の上に液晶部を一体に形成したものがある。
これは、前記トランジスタに画素信号を入力し、その出
力で画素電極を駆動することにより、液晶の配向状態を
変化させ、外部から液晶に入射する光の反射状態を、液
晶の配向状態に応じて変化させることで、画像を形成す
るものである。
【0003】図3に、従来の液晶表示装置の概念的な断
面図を示す。図3に示すように、液晶表示装置は、液晶
を駆動する駆動素子用基板100と、透光性基板である
対向基板104との間に液晶102が封入されて構成さ
れる。駆動素子用基板100には、シリコン基板106
上に設けられた、スイッチング素子であるトランジスタ
及び負荷容量を含む駆動部108と、その上に配置され
た5μm×5μm〜30μm×30μm程度の寸法の反
射電極(反射ミラー電極、画素電極)110とからなる
画素素子が、2次元的にアレイ状に、複数形成されてい
る。
【0004】反射電極110は、液晶表示装置の画素を
形成するものであり、ビア112、114を介して駆動
部108のトランジスタのドレインに接続されている。
駆動部108のトランジスタは、その上部に配置された
対応する反射電極110に電位を印加することによっ
て、その上の液晶の配向状態を制御するものである。駆
動部(トランジスタ)108がオンになると、映像信号
に応じた画素信号がトランジスタ及び負荷容量に印加さ
れる。負荷容量はトランジスタがオフになっても、次の
信号が印加されるまでこの画素信号を保持し、液晶に画
像を安定して表示させるようにするものである。
【0005】また、対向基板104は、液晶102に接
する透明電極116及び最外層(最上層)のガラス板等
からなる透明基板118とから構成されている。液晶表
示装置は、透明基板118に外から入射する光を反射電
極110で反射する際、前述したように、画素毎に2次
元アレイ状に形成された駆動部108に入力する画素信
号を変化させることにより、液晶102の配向状態を変
えることで、画像を形成する。
【0006】このとき、図3に示すように、外部からの
入射光が反射電極110相互間の間隙に入射して、駆動
部108に到達し、光リークが発生するのを防止するた
め、従来反射電極110と駆動部108との間に遮光層
120を設けるのが一般的である。しかし、図3に示す
ように、反射電極110相互間の隙間から入射した光が
反射電極110の裏面と遮光層120の表面との間で反
射を繰り返し、駆動部108に到達し、光リークが発生
することがあった。そこで、このような入射光の反射を
抑え、光の吸収を高めるため、反射率の低いTi、Ti
N、W等の薄膜で遮光層120を形成することが考えら
れた。
【0007】また、上述したような反射型の液晶表示装
置においては、反射電極からの信号光以外に、あらゆる
箇所から画像を表示する信号光と無関係の反射光が観察
者の目に入ってしまい、コントラスト高い表示ができな
いという問題があり、これに対して、例えば、特開平9
−138397号公報では、ノイズとなる表示信号と無
関係の反射光成分を取り除き、高コントラストの表示を
するようにした液晶表示装置が開示されている。すなわ
ち、該公報には、複数の反射電極の間の下部もしくは前
記反射電極からなる表示部の周辺領域の一部に遮光層を
設け、この遮光層と反射電極が異なる反射特性を有する
ようにしたことが記載されている。すなわち、この反射
特性を違わせることにより、前記遮光層は、反射電極が
主に照明光を反射させる方向とは別の方向に照明光を反
射させることで、高コントラストを実現するとしてい
る。また、ここで反射電極は主にアルミAlからなり、
遮光層は主にTi、TiN、W、Moからなることが好
ましいとされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
プロジェクタ等は強い光源を用いており、このような光
源の高輝度化に伴い、前記従来の液晶表示装置では、反
射電極110相互間の隙間に入射される光が、反射電極
110の裏面や遮光層120等で散乱されても、充分に
減衰せず、駆動部108に到達し、光リークが発生し易
くなっている。また、素子の微細化に伴い、画素サイズ
が縮小され、図3に示す反射電極110と遮光層120
との重なり部分Yのサイズも小さくなり、入射光の反射
電極110裏面と遮光層120表面との間での散乱回数
(多重反射の回数)が減少するため、入射光を充分に減
衰させることができない。
【0009】また、画素のサイズの縮小に伴い、(図示
は省略するが)画素面積の大部分を占める負荷容量の大
きさが充分に確保できず、容量が低下している。これら
のことから、光リークが発生し易くなっているととも
に、光リークが発生した際の光リーク耐性の低下が、よ
り促進されているという問題がある。さらに、光リーク
の発生により、コントラストが低下する等、表示画像の
画質が低下するのみならず、リーク電流が一定方向に長
く流れることによりイオンが片寄り、液晶画面の焼きつ
きの原因となるという問題もある。
【0010】また、前記公報に記載されたものは、反射
電極と遮光層とで、照明光の反射特性を変えることによ
り、コントラスト低下を防ぐようにしているが、装置内
部に進入した入射光による光リークを解消するものでは
なく、光リークの発生や負荷容量の低下を防ぐことはで
きない。
【0011】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、画素を微細化しても、駆動部への入射光
を抑制し、光リークを防止するとともに、寄生負荷容量
を増大させることのできる液晶表示装置を提供すること
を課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、半導体基板上に形成された駆動部と、該
駆動部に電気的に接続された反射電極とからなる画素を
2次元的にアレイ状に配列し、前記反射電極と駆動部と
の間に、該反射電極相互間の遮光層を設けた液晶表示装
置であって、前記反射電極と前記遮光層を略平行に配置
し、該反射電極と該遮光層との間隔をL、該反射電極と
該遮光層との重なり部分の長さの最小値をYとして、該
間隔L及び最小値Yが次の関係Y/L≧5を満たすこと
を特徴とする液晶表示装置を提供する。
【0013】また、前記反射電極の裏面と、前記遮光層
の表面との両方における、可視光域での反射率の最大値
が50%以下であることが好ましい。
【0014】さらに、前記反射電極の表面の可視光域で
の反射率の最小値が80%以上であることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る液晶表示装置
について、添付の図面に示される好適実施形態を基に、
詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態に係る液晶表
示装置の概略を示す断面図である。図1に示すように、
液晶表示装置1は、液晶を駆動する駆動素子用基板10
と、透光性基板である対向基板14との間に液晶12が
封入されて構成される。駆動素子用基板10には、シリ
コン基板16上に設けられた、スイッチング素子である
トランジスタ及び負荷容量を含む駆動部18と、その上
に配置された反射電極20とからなる画素素子が、2次
元的にアレイ状に配列されている。
【0017】反射電極20は、液晶表示装置1の画素を
形成するものであり、ビア22、24を介して駆動部1
8のトランジスタのドレインに接続されている。駆動部
18のトランジスタは、その上に配置された対応する反
射電極20に電位を印加することによって、その上の液
晶の配向状態を制御するものである。駆動部(トランジ
スタ)18がオンになると、映像信号に応じた画素信号
がトランジスタ及び負荷容量に印加される。負荷容量は
トランジスタがオフになっても、次の信号が印加される
までこの画素信号を保持し、液晶に画像を安定して表示
させるようにするものである。
【0018】また、対向基板14は、液晶12に接する
透明電極26及び最外層のガラス板等からなる透明基板
28とから構成されている。液晶表示装置1は、透明基
板28に外から入射する光を反射電極20で反射する
際、前述したように、画素毎に2次元的にアレイ状に配
列された駆動部18に入力する画素信号を変化させるこ
とにより、液晶12の配向状態を変えることで、画像を
形成する。また、このとき外部からの光が駆動部18に
入射するのを防ぐために、反射電極20と駆動部18の
間に遮光層30が、反射電極20と略平行に設けられて
いる。
【0019】この反射電極20と遮光層30は、従来は
0.7μm〜1μm程度の層間膜で分離されていたが、
本実施形態は、この層間膜を0.05μm〜0.3μm
程度に薄膜化することにより、図1に示すように、反射
電極20と遮光層30との間での、入射光の多重反射の
回数を増やすとともに、反射電極20と遮光層30とで
形成される寄生負荷容量を増大させるようにしたもので
ある。
【0020】図2に、本実施形態の液晶表示装置1の反
射電極20及び遮光層30の部分を拡大して示す。図2
に示すように、反射電極20相互間の隙間から、入射光
がある角度で入射し、遮光層30で反射されているとす
る。このとき、遮光層30に対する入射光の入射角をθ
とする。すなわち、反射電極20(遮光層30と平行)
に垂直な直線と入射光とのなす角をθとする。また、入
射光の波長は、可視光域、具体的には例えば、0.4μ
m〜0.8μmとする。この入射光に対する反射電極2
0裏面の反射率をR1とし、また、前記入射光に対する
遮光層30表面の反射率をR2とする。現実には、反射
率は上記の可視光域において一定であるとは限らない。
ここでは、可視光域における反射率の最大値を考える。
また、反射電極の端部32から遮光層開口部(駆動部1
8と反射電極20を接続するための開口部)の端部34
までの距離を、図2に示すようにYとする。この距離Y
は、図2(あるいは図1)からもわかるように、反射電
極20と遮光層30との重なり部分の長さである。レイ
アウトによって重なり部分の長さは一定であるとは限ら
ない。ここでは、重なりの部分の長さの最小値を考え
る。
【0021】さらに、図2に示すように、反射電極20
と遮光層30間の層間膜厚をLとすると、反射電極20
相互間の間隙から内部に入射した入射光が遮光層開口部
の端部34に到達するまでに遮光層30表面と反射電極
20裏面とで反射される回数Nは、次の式(1)で与え
られる。 N=Y/(L*tanθ) ・・・・・・(1)
【0022】ここで、本発明と比較するために、まず従
来の構造の場合、前記反射回数Nがどうなるかを、例え
ば、層間膜厚L=1μmとした比較例について説明す
る。なお、入射光の前記入射角θのばらつきを最大±2
0°とする。また、このとき、反射電極の端部32から
遮光層開口部の端部34までの距離Yを、それぞれ画素
ピッチ毎に、画素ピッチが10μmのときには、Y=
3.5μmとし、画素ピッチが8μmのときには、Y=
2.5μmとし、さらに画素ピッチが6μmのときには
Y=1.5μmとして反射回数Nを計算すると、次の表
1のようになる。
【0023】また、上記従来の構造において、層間膜厚
L=1μmの場合に、可視光に対する反射電極20裏面
の反射率R1と、遮光層30表面の反射率R2を、とも
にそれぞれ、R1=R2=40%、50%、60%とし
た場合、遮光層開口部を通って駆動部18にまで到達す
るまでの入射光の強度の減衰率を求めると、次の表2の
ようになる。 このように、反射電極20と遮光層30間の層間膜厚を
1μmと厚くした、従来のような構造の場合には、画素
ピッチの縮小とともに、駆動部に進入する入射光の強度
は大きくなる。これは上の表1に示したように、画素ピ
ッチが小さくなる程、反射回数が減少するからである。
【0024】そこで、本実施形態では、上記条件におい
て、前記層間膜厚Lを、L=0.2μmに設定した。ま
た、入射光の前記入射角θのばらつきは最大±20°で
あり、上と同様に反射電極の端部32から遮光層開口部
の端部34までの距離Yを、それぞれ画素ピッチ毎に、
画素ピッチが10μmのときには、Y=3.5μmと
し、画素ピッチが8μmのときには、Y=2.5μmと
し、さらに画素ピッチが6μmのときにはY=1.5μ
mとして反射回数Nを計算する。この場合、上記反射回
数Nは、次の表3に示すように、従来より増加した。
【0025】また、層間膜厚Lを、L=0.2μmとし
た状態で、可視光に対する反射電極20裏面の反射率R
1と、遮光層30表面の反射率R2を、ともにそれぞ
れ、R1=R2=40%、50%、60%とした場合、
遮光層開口部を通って駆動部18にまで到達するまでの
入射光の強度の減衰率を求めると、駆動部18へ到達す
る入射光量は、次の表4に示すような値まで減衰し、画
素ピッチが6μmと小さくなった場合でさえ、入射光の
影響が無視できるレベルになった。
【0026】このように、本実施形態では、反射電極2
0と遮光層30との間隔である層間膜厚Lを、例えば
0.2μmと、小さくしているため、反射電極20の裏
面と遮光層30の表面との間における多重反射の回数を
従来より多くすることができ、装置内部に進入する入射
光の強度を充分減衰させることができた。例えば画素ピ
ッチが最も小さい6μmの場合には、反射電極20と遮
光層30との重なり部分の距離であるYの値は1.5μ
mであり、このとき比Y/Lは、1.5÷0.2=7.
5となる。画素ピッチがもっと大きい場合には、この比
Y/Lはもっと大きくなり、前記表3に示すように多重
反射回数はさらに大きくなり、入射光を減衰させるに充
分な回数である。このように画素ピッチが小さくなって
も本発明は光リーク発生防止に充分効果を有している。
同一のY/L比においても、反射電極20の裏面および
遮光層30表面の反射率によって減衰率は異なる。しか
し、後から述べるような材料の膜を用いることにより、
50%程度以下とすることは比較的容易である。また、
入射光をどの程度まで減衰する必要があるかは、使用す
る光源の強度や、駆動部108の負荷容量等によっても
変化するが、一般的には、0.01%以下程度に減衰さ
せれば、入射光の影響を無視できる。例えば、表1に示
すように、画素ピッチ10μm、Y=3.5μm、L=
1μm、すなわちY/L比3.5において、R1=R2
=50%の場合の減衰率は0.127%となっている。
これに対して、表4に示した実施例では、画素ピッチ6
μm、Y=1.5μmにおいてもY/L比が7.5に増
大し、同一のR1、R2において0.0001%とい
う、極めて低い減衰率が得られている。仮に、Yが1.
5μmで一定のままでLを0.3μmまで増大させたと
すると、Y/L比は5になる。この場合も、R1=R2
=50%において減衰率を0.01%未満にすることが
できる。このように、Y/L比を5以上、好ましくは
7.5以上にすることによって、充分な減衰比を得るこ
とができる。
【0027】また、表4からもわかるように、反射電極
20の裏面及び遮光層30の表面の反射率が低い場合
(具体的には40%)の方がより入射光の減衰効果が大
きい。したがって、反射電極20の裏面及び遮光層30
の表面の反射率がそれぞれ50%以下であることが好ま
しい。さらに、このとき反射電極の表面は、画像表示の
ため外光を反射するのに反射率が高い方が(例えば80
%以上)好ましい。なお、このように、表面で高反射率
かつ裏面で低反射率を有する反射電極は、例えば、表面
はAl合金(AlSi、AlCu等)とし、裏面はT
i、TiN等により構成することができる。
【0028】また、反射電極20と遮光層30との間に
発生する寄生容量は負荷容量としての働きを兼ねてお
り、例えば、上述のように層間膜厚L=0.2μmであ
れば、0.15fF/μm2 の容量値が得られる。従っ
て、画素ピッチが6μmの場合でも、4fF程度の容量
となる。負荷容量の必要容量は画素あたり20〜30f
Fなので、必要容量の2割弱を寄生容量で確保すること
ができる。このように、従来構造では、画素ピッチは、
光リークや負荷容量の低下により10μm以下にするこ
とは困難であったが、本実施形態によれば、画素ピッチ
を6μm程度もしくはそれ以下まで縮小することが可能
となった。また、光リークを防止し、負荷容量を増やす
ようにしたため、その結果として画面の焼きつきを防
ぎ、表示画像のコントラストを高めることもできた。
【0029】以上詳細に説明したように、本実施形態に
よれば、層間膜を薄膜化するだけで、新たにプロセスを
追加することなく、反射電極と遮光層との間での入射光
の多重反射の回数を増やすとともに、寄生負荷容量を簡
易に増加させることができる。また、層間膜をSiNと
SiO2 の複合膜にした場合には、パッシベーション膜
として機能するほか、寄生容量をさらに増やすことがで
きる。また、層間膜にその他の高誘電率の材料を使用す
れば、さらに寄生容量を増やすことができる。また、遮
光層を他の領域で配線材として使う必要が無い場合に
は、例えば、TiN等の反射率が低い材料の膜単体で形
成すれば、平坦化が容易になり、さらに遮光層の下に回
り込んだ入射光を遮光層下面でも多重反射させることが
可能となる。
【0030】以上、本発明の液晶表示装置について詳細
に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変
更を行ってもよいのはもちろんである。
【0031】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、画
素を微細化しても、簡易に光リークの発生を防止すると
ともに、負荷容量を増やすことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の概
略を示す断面図である。
【図2】 本実施形態の液晶表示装置の反射電極及び遮
光層の部分を拡大して示す拡大断面図である。
【図3】 従来の液晶表示装置を概念的に示す断面図で
ある。
【符号の説明】 1 液晶表示装置 10 駆動素子用基板 12 液晶 14 対向基板 16 シリコン基板 18 駆動部 20 反射電極 22、24 ビア 26 透明電極 28 透明基板 30 遮光層 32 反射電極端部 34 遮光層開口部端部
フロントページの続き Fターム(参考) 2H091 FA14Y FA34Y FA41Z GA02 KA10 LA03 LA17 2H092 HA05 KA18 KB13 KB25 NA01 NA25 PA09 PA12 PA13 5C094 AA05 AA16 AA25 AA48 AA53 BA03 BA43 CA19 DA13 DB01 DB04 EA04 EA05 EA06 EB04 EB05 ED11 ED15 FA01 FA02 FB12 FB14 JA01 JA07 JA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に形成された駆動部と、該駆
    動部に電気的に接続された反射電極とからなる画素を2
    次元的にアレイ状に配列し、前記反射電極と駆動部との
    間に、該反射電極相互間の遮光層を設けた液晶表示装置
    であって、 前記反射電極と前記遮光層を略平行に配置し、 該反射電極と該遮光層との間隔をL、該反射電極と該遮
    光層との重なり部分の長さの最小値をYとして、該間隔
    L及び最小値Yが次の関係 Y/L≧5 を満たすことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記反射電極の裏面と、前記遮光層の表面
    との両方における、可視光域での反射率の最大値が50
    %以下であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表
    示装置。
  3. 【請求項3】前記反射電極の表面の可視光域での反射率
    の最小値が80%以上であることを特徴とする請求項2
    に記載の液晶表示装置。
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