JP2002220417A - 高分子化合物、レジスト材料及びパターン形成方法 - Google Patents
高分子化合物、レジスト材料及びパターン形成方法Info
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Abstract
する高分子化合物。 【化1】 (R1はF又はフッ素化されたアルキル、R2はH又は酸
不安定基、R3〜R8はH、F、アルキル又はフッ素化さ
れたアルキル、R9は酸不安定基、密着性基及び少なく
とも1個のフッ素原子を含む高透明性基から選ばれる少
なくとも1個の基。i、jは正数。0<a<5、0<b
<5、0<a+b≦5。) 【効果】 本発明のレジスト材料は、高エネルギー線に
感応し、200nm以下、特に170nm以下の波長に
おける感度が優れている上に、含フッ素ヒドロキシスチ
レン及び含フッ素アクリル酸エステルユニットの導入に
より基板密着性及びアルカリ現像性が向上し、それと同
時に優れた解像性を有することがわかった。
Description
したレジスト材料のベースポリマーとして有用な高分子
化合物並びにレジスト材料及びこれを用いたパターン形
成方法に関する。
LSIの高集積化と高速度化に伴い、パターンルールの
微細化が求められている。
ズの高NA化、レジストの性能向上、短波長化が挙げら
れる。レジストの高解像度化及び高感度化に関しては、
光照射によって発生する酸を触媒とした化学増幅ポジ型
レジスト材料は優れた性能を有するものであり、遠紫外
線リソグラフィーにおいて特に主流なレジスト材料にな
った(特公平2−27660号、特開昭63−2782
9号公報等に記載)。また、i線(365nm)からK
rF(248nm)への短波長化は大きな変革をもたら
し、KrFエキシマレーザー用レジスト材料は0.30
ミクロンプロセスに始まり、0.25ミクロンルールを
経て、現在0.18ミクロンルールの量産化への適用へ
と展開している。更には、0.15ミクロンルールの検
討も始まっており、微細化の勢いはますます加速されて
いる。
ルの微細化を0.13μm以下にすることが期待されて
いるが、ノボラックやポリビニルフェノール系などの従
来用いられていた樹脂が193nm付近に非常に強い吸
収を持つため、レジスト用のベース樹脂として用いるこ
とができない。そこで透明性と必要なドライエッチング
耐性の確保のため、アクリル系やシクロオレフィン系の
脂環族系の樹脂が検討された(特開平9−73173
号、特開平10−10739号、特開平9−23059
5号公報、WO97/33198)。
μm以下の微細化が期待されているが、透明性の確保が
ますます困難になり、ArF用ベースポリマーであるア
クリル樹脂では全く光を透過せず、シクロオレフィン系
においてもカルボニル結合を有するものは強い吸収を持
つことがわかった。また、KrF用ベースポリマーのポ
リビニルフェノールについては、160nm付近に吸収
のウィンドウがあり、若干透過率が向上するものの、実
用的なレベルにはほど遠いことが判明した。
り、300nm以下、特にF2(157nm)、Kr
2(146nm)、KrAr(134nm)、Ar2(1
26nm)などの真空紫外光における透過率に優れたレ
ジスト材料のベースポリマーとして有用な新規高分子化
合物並びにこれを含むレジスト材料及びこのレジスト材
料を用いたパターン形成方法を提供することを目的とす
る。
発明者は上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結
果、含フッ素ヒドロキシスチレン誘導体と含フッ素アク
リル酸エステルを単位構造として有する樹脂をベースポ
リマーとして用いることにより、高い透明性を確保でき
る上に、密着性、アルカリ現像性、酸脱離性も兼ね備え
たレジスト材料、特に化学増幅レジスト材料が得られる
こと知見し、本発明に至ったものである。
スト材料及びパターン形成方法を提供する。 請求項1:下記一般式(1)で示される繰り返し単位を
含むことを特徴とする高分子化合物。
基であり、R2は水素原子、又は酸不安定基を示す。R3
〜R8は水素原子、フッ素原子、又は炭素数1〜20の
直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基又はフッ素化
されたアルキル基である。R9は酸不安定基、密着性基
及び少なくとも1個のフッ素原子を含む高透明性基から
選ばれる少なくとも1個の基を表す。i、jは正数であ
る。a、bは、0<a<5、0<b<5、0<a+b≦
5である。) 請求項2:請求項1記載の高分子化合物を含むことを特
徴とするレジスト材料。 請求項3:(A)請求項1記載の高分子化合物、(B)
有機溶剤、(C)酸発生剤を含有することを特徴とする
化学増幅ポジ型レジスト材料。 請求項4:更に、(D)塩基性化合物を含有する請求項
3記載のレジスト材料。 請求項5:更に、(E)溶解阻止剤を含有する請求項3
又は4記載のレジスト材料。 請求項6:(1)請求項2乃至5のいずれか1項に記載
のレジスト材料を基板上に塗布する工程と、(2)次い
で加熱処理後、フォトマスクを介して波長300nm以
下の高エネルギー線もしくは電子線で露光する工程と、
(3)必要に応じて加熱処理した後、現像液を用いて現
像する工程とを含むことを特徴とするパターン形成方
法。
る方法としては、カルボニル基や炭素−炭素間二重結合
の数の低減化も一つの方法と考えられるが、ベースポリ
マー中へのフッ素原子の導入も透過率向上に大きく寄与
することがわかってきた。実際、ポリビニルフェノール
の芳香環にフッ素を導入したポリマーは実用的に近い透
過率を得ることができた。しかしながら、このベースポ
リマーはF2レーザーのような高エネルギー光の照射に
よりネガ化が進行することが顕著になり、レジストとし
ての実用化は難しいことが判明した。これに対し、アク
リル系樹脂やノルボルネン誘導体由来の脂肪族環状化合
物を主鎖に含有する高分子化合物にフッ素を導入したポ
リマーは、吸収が低く抑えられる上にネガ化の問題も解
決できることがわかった。特に、本発明のように含フッ
素ヒドロキシスチレン誘導体と含フッ素アクリル酸エス
テルの共重合体を用いると、157nm付近での透過率
が著しく向上すると共に、密着性、アルカリ現像性、酸
脱離性にも優れたレジスト材料となり得る。
る。本発明にかかわる高分子化合物は、下記一般式
(1)で示される繰り返し単位を有するものである。
基であり、R2は水素原子、又は酸不安定基を示す。R3
〜R8は水素原子、フッ素原子、又は炭素数1〜20の
直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基又はフッ素化
されたアルキル基である。R9は酸不安定基、密着性基
及び少なくとも1個のフッ素原子を含む高透明性基から
選ばれる少なくとも1個の基を表す。i、jは正数であ
る。a、bは、0<a<5、0<b<5、0<a+b≦
5である。)
式(1a)の単位と、下記一般式(1b)、(1c)、
(1d)から選ばれる1種又は2種以上の単位を含むも
のである。
不安定基、R92は密着性基、R93は少なくとも1個のフ
ッ素原子を有する高透明性基であり、j1+j2+j3
=jである。)
状もしくは環状のアルキル基としては、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、s
ec−ブチル基、tert−ブチル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、2−エチルへキシル基、n−オ
クチル基が例示でき、特に炭素数1〜12、とりわけ炭
素数1〜10のものが好ましい。フッ素化されたアルキ
ル基は、上記アルキル基の水素原子の一部又は全部がフ
ッ素原子で置換されたものであり、具体例を挙げると下
記のような構造が挙げられる。
定基としては、種々選定されるが、特に下記式(2)、
(3)で示される基、下記式(4)で示される炭素数4
〜40の三級アルキル基、炭素数1〜6のトリアルキル
シリル基、炭素数4〜20のオキソアルキル基等である
ことが好ましい。
0、好ましくは4〜15の三級アルキル基、各アルキル
基がそれぞれ炭素数1〜6のトリアルキルシリル基、炭
素数4〜20のオキソアルキル基又は上記一般式(4)
で示される基を示し、三級アルキル基として具体的に
は、tert−ブチル基、tert−アミル基、1,1
−ジエチルプロピル基、1−エチルシクロペンチル基、
1−ブチルシクロペンチル基、1−エチルシクロヘキシ
ル基、1−ブチルシクロヘキシル基、1−エチル−2−
シクロペンテニル基、1−エチル−2−シクロヘキセニ
ル基、2−メチル−2−アダマンチル基等が挙げられ、
トリアルキルシリル基として具体的には、トリメチルシ
リル基、トリエチルシリル基、ジメチル−tert−ブ
チルシリル基等が挙げられ、オキソアルキル基として具
体的には、3−オキソシクロヘキシル基、4−メチル−
2−オキソオキサン−4−イル基、5−メチル−2−オ
キソオキソラン−5−イル基等が挙げられる。a1は0
〜6の整数である。
又は炭素数1〜18、好ましくは1〜10の直鎖状、分
岐状又は環状のアルキル基を示し、具体的にはメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基、2−エチルヘキシル
基、n−オクチル基等を例示できる。R13は炭素数1〜
18、好ましくは1〜10の酸素原子等のヘテロ原子を
有してもよい1価の炭化水素基を示し、直鎖状、分岐
状、環状のアルキル基、これらの水素原子の一部が水酸
基、アルコキシ基、オキソ基、アミノ基、アルキルアミ
ノ基等に置換されたものを挙げることができ、具体的に
は下記の置換アルキル基等が例示できる。
環を形成してもよく、環を形成する場合にはR11、
R12、R13はそれぞれ炭素数1〜18、好ましくは1〜
10の直鎖状又は分岐状のアルキレン基を示す。
的にはtert−ブトキシカルボニル基、tert−ブ
トキシカルボニルメチル基、tert−アミロキシカル
ボニル基、tert−アミロキシカルボニルメチル基、
1,1−ジエチルプロピルオキシカルボニル基、1,1
−ジエチルプロピルオキシカルボニルメチル基、1−エ
チルシクロペンチルオキシカルボニル基、1−エチルシ
クロペンチルオキシカルボニルメチル基、1−エチル−
2−シクロペンテニルオキシカルボニル基、1−エチル
−2−シクロペンテニルオキシカルボニルメチル基、1
−エトキシエトキシカルボニルメチル基、2−テトラヒ
ドロピラニルオキシカルボニルメチル基、2−テトラヒ
ドロフラニルオキシカルボニルメチル基等が例示でき
る。
直鎖状又は分岐状のものとしては、具体的には下記の基
が例示できる。
環状のものとしては、具体的にはテトラヒドロフラン−
2−イル基、2−メチルテトラヒドロフラン−2−イル
基、テトラヒドロピラン−2−イル基、2−メチルテト
ラヒドロピラン−2−イル基等が例示できる。式(3)
としては、エトキシエチル基、ブトキシエチル基、エト
キシプロピル基が好ましい。
は炭素数1〜20の直鎖状、分岐状もしくは環状のアル
キル基等の1価炭化水素基であり、酸素、硫黄、窒素、
フッ素などのヘテロ原子を含んでもよく、R14とR15、
R14とR16、R15とR16とは互いに結合して環を形成し
てもよい。
は、tert−ブチル基、トリエチルカルビル基、1−
エチルノルボニル基、1−メチルシクロヘキシル基、1
−エチルシクロペンチル基、2−(2−メチル)アダマ
ンチル基、2−(2−エチル)アダマンチル基、ter
t−アミル基等を挙げることができる。
す式(5)〜(20)を具体的に挙げることもできる。
岐状又は環状のアルキル基を示し、具体的にはメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、sec−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシ
ル基、シクロプロピル基、シクロプロピルメチル基、シ
クロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等
を例示できる。R18は炭素数2〜6の直鎖状、分岐状又
は環状のアルキル基を示し、具体的にはエチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチ
ル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、シクロプロピ
ル基、シクロプロピルメチル基、シクロブチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基等を例示できる。
テロ原子を含んでもよい1価炭化水素基、炭素数1〜6
のヘテロ原子を介してもよい1価炭化水素基を示す。ヘ
テロ原子としては、酸素原子、硫黄原子、窒素原子を挙
げることができ、−OH、−OR(Rはアルキル基、以
下同じ)、−O−、−S−、−S(=O)−、−N
H 2、−NHR、−NR2、−NH−、−NR−として含
有又は介在することができる。R19、R20としては、水
素原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキ
シ基、アルコキシアルキル基などを挙げることができ、
これらは直鎖状、分岐状、環状のいずれでもよい。具体
的には、メチル基、ヒドロキシメチル基、エチル基、ヒ
ドロキシエチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、sec−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘ
キシル基、メトキシ基、メトキシメトキシ基、エトキシ
基、tert−ブトキシ基等を例示できる。
して用いられる各アルキル基がそれぞれ炭素数1〜6の
トリアルキルシリル基としては、トリメチルシリル基、
トリエチルシリル基、tert−ブチルジメチルシリル
基等が挙げられる。
は、3−オキソシクロヘキシル基、下記式で示される基
が挙げられる。
更に酸脱離能を向上させるために式(1)の繰り返し単
位に下記繰り返し単位(21)−1〜(21)−5を導
入することができる。
で説明した酸不安定基を示す。R6〜R8は水素原子、フ
ッ素原子、又は炭素数1〜20の直鎖状、分岐状もしく
は環状のアルキル基又はフッ素化されたアルキル基であ
る。R21、R22は水素原子、メチル基、又はCH2CO2
R24を示す。R23は単結合又は炭素数1〜20の直鎖
状、分岐状もしくは環状のアルキレン基もしくはフッ素
化されたアルキレン基である。R24は炭素数1〜20の
直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基である。kは
0又は1である。
9(R92)について説明する。式(1)中の密着性基と
しては、種々選定されるが、特に下記式(22)〜(4
9)で示される基等であることが好ましい。
て、更に密着性を向上させる点から下記繰り返し単位
(50)〜(56)を導入することができる。
しては、少なくとも1個のフッ素原子を含む(フッ素化
された)炭素数1〜20、好ましくは1〜12、より好
ましくは1〜10の直鎖状、分岐状もしくは環状のアル
キル基であることが好ましい。具体的には、下記のもの
が例示できる。
中、i、jは正数であるが、i/(i+j)は0.1〜
0.8、より好ましくは0.2〜0.6であることが好
ましい。また、上記式(1)の単位に加えて、式(2
1)−1〜(21)−5の単位、式(50)〜(56)
の単位等、他の単位を含む場合、これら単位を(Q)x
と表すと、(i+j)/(i+j+x)は0.3〜1.
0、より好ましくは0.5〜1.0であることが好まし
い。また、j1/(j1+j2+j3)は0.3〜1.
0、特に0.4〜0.6、j2/(j1+j2+j3)
は0.0〜1.0、特に0.1〜0.5、j3/(j1
+j2+j3)は0.1〜1.0、特に0.3〜0.6
であることが好ましい。
は1,000〜1,000,000、特に2,000〜
100,000とすることが望ましい。
記式(1)の単位を与えるモノマー、更に必要により式
(21)−1〜(21)−5の単位を与えるモノマー及
び式(50)〜(56)の単位を与えるモノマー類と溶
媒を混合し、触媒を添加して、場合によっては加熱又は
冷却しながら重合反応を行う。重合反応は開始剤(又は
触媒)の種類、開始の方法(光、熱、放射線、プラズマ
など)、重合条件(温度、圧力、濃度、溶媒、添加物)
などによっても支配される。本発明の高分子化合物の重
合においては、AIBNなどのラジカルによって重合が
開始されるラジカル重合、アルキルリチウムなどの触媒
を用いたイオン重合(アニオン重合)などが一般的であ
る。これらの重合はその常法に従って行うことができ
る。
特に化学増幅型、とりわけ化学増幅ポジ型レジスト材料
のベース樹脂として使用することができる。
物(ベース樹脂)、(B)有機溶剤、(C)酸発生剤を
含有することを特徴とする化学増幅ポジ型レジスト材料
を提供する。この場合、これらレジスト材料に、更に
(D)塩基性化合物、(E)溶解阻止剤を配合してもよ
い。
有機溶剤としては、ベース樹脂、酸発生剤、その他の添
加剤等が溶解可能な有機溶剤であればいずれでもよく、
全ベース樹脂100部(重量部、以下同じ)に対して1
00〜5,000部、特に200〜3,000部配合す
ることができる。このような有機溶剤としては、例えば
シクロヘキサノン、メチル−2−n−アミルケトン等の
ケトン類、3−メトキシブタノール、3−メチル−3−
メトキシブタノール、1−メトキシ−2−プロパノー
ル、1−エトキシ−2−プロパノール等のアルコール
類、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、プロピレングリコールジメチルエーテル、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、
プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、
乳酸エチル、ピルビン酸エチル、酢酸ブチル、3−メト
キシプロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エ
チル、酢酸tert−ブチル、プロピオン酸tert−
ブチル、プロピレングリコールモノtert−ブチルエ
ーテルアセテート等のエステル類が挙げられる。
とができる。具体的に例示すると、2−フルオロアニソ
ール、3−フルオロアニソール、4−フルオロアニソー
ル、2,3−ジフルオロアニソール、2,4−ジフルオ
ロアニソール、2,5−ジフルオロアニソール、5,8
−ジフルオロ−1、4−ベンゾジオキサン、2,3−ジ
フルオロベンジルアルコール、1,3−ジフルオロ−2
−プロパノール、2’,4’−ジフルオロプロピオフェ
ノン、2,4−ジフルオロトルエン、トリフルオロアセ
トアルデヒドエチルヘミアセタール、トリフルオロアセ
トアミド、トリフルオロエタノール、2,2,2−トリ
フルオロエチルブチレート、エチルヘプタフルオロブチ
レート、エチルヘプタフルオロブチルアセテート、エチ
ルヘキサフルオログルタリルメチル、エチル−3−ヒド
ロキシ−4,4,4−トリフルオロブチレート、エチル
−2−メチル−4,4,4−トリフルオロアセトアセテ
ート、エチルペンタフルオロベンゾエート、エチルペン
タフルオロプロピオネート、エチルペンタフルオロプロ
ピニルアセテート、エチルパーフルオロオクタノエー
ト、エチル−4,4,4−トリフルオロアセトアセテー
ト、エチル−4,4,4−トリフルオロブチレート、エ
チル−4,4,4−トリフルオロクロトネート、エチル
トリフルオロスルホネート、エチル−3−(トリフルオ
ロメチル)ブチレート、エチルトリフルオロピルベー
ト、S−エチルトリフルオロアセテート、フルオロシク
ロヘキサン、2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフル
オロ−1−ブタノール、1,1,1,2,2,3,3−
ヘプタフルオロ−7,7−ジメチル−4,6−オクタン
ジオン、1,1,1,3,5,5,5−ヘプタフルオロ
ペンタン−2,4−ジオン、3,3,4,4,5,5,
5−ヘプタフルオロ−2−ペンタノール、3,3,4,
4,5,5,5−ヘプタフルオロ−2−ペンタノン、イ
ソプロピル−4,4,4−トリフルオロアセトアセテー
ト、メチルパーフルオロデナノエート、メチルパーフル
オロ(2−メチル−3−オキサヘキサノエート)、メチ
ルパーフルオロノナノエート、メチルパーフルオロオク
タノエート、メチル−2,3,3,3−テトラフルオロ
プロピオネート、メチルトリフルオロアセトアセテー
ト、メチルトリフルオロアセトアセテート、1,1,
1,2,2,6,6,6−オクタフルオロ−2,4−ヘ
キサンジオン、2,2,3,3,4,4,5,5−オク
タフルオロ−1−ペンタノール、1H,1H,2H,2
H−パーフルオロ−1−デカノール、パーフルオロ
(2,5−ジメチル−3,6−ジオキサンアニオニッ
ク)酸メチルエステル、2H−パーフルオロ−5−メチ
ル−3,6−ジオキサノナン、1H,1H,2H,3
H,3H−パーフルオロノナン−1,2−ジオール、1
H,1H,9H−パーフルオロ−1−ノナノール、1
H,1H−パーフルオロオクタノール、1H,1H,2
H,2H−パーフルオロオクタノール、2H−パーフル
オロ−5,8,11,14−テトラメチル−3,6,
9,12,15−ペンタオキサオクタデカン、パーフル
オロトリブチルアミン、パーフルオロトリヘキシルアミ
ン、パーフルオロ−2,5,8−トリメチル−3,6,
9−トリオキサドデカン酸メチルエステル、パーフルオ
ロトリペンチルアミン、パーフルオロトリプロピルアミ
ン、1H,1H,2H,3H,3H−パーフルオロウン
デカン−1,2−ジオール、トルフルオロブタノール、
1,1,1−トリフルオロ−5−メチル−2,4−ヘキ
サンジオン、1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノ
ール、3,3,3−トリフルオロ−1−プロパノール、
1,1,1−トリフルオロ−2−プロピルアセテート、
パーフルオロブチルテトラヒドロフラン、パーフルオロ
(ブチルテトラヒドロフラン)、パーフルオロデカリ
ン、パーフルオロ(1,2−ジメチルシクロヘキサ
ン)、パーフルオロ(1,3−ジメチルシクロヘキサ
ン)、プロピレングリコールトリフルオロメチルエーテ
ルアセテート、プロピレングリコールメチルエーテルト
リフルオロメチルアセテート、トリフルオロメチル酢酸
ブチル、3−トリフルオロメトキシプロピオン酸メチ
ル、パーフルオロシクロヘキサノン、プロピレングリコ
ールトリフルオロメチルエーテル、トリフルオロ酢酸ブ
チル、1,1,1−トリフルオロ−5,5−ジメチル−
2,4−ヘキサンジオンなどが挙げられる。
を混合して使用することもできるが、これらに限定され
るものではない。本発明では、これらの有機溶剤の中で
もレジスト成分中の酸発生剤の溶解性が最も優れている
ジエチレングリコールジメチルエーテルや1−エトキシ
ー2−プロパノールの他、安全溶剤であるプロピレング
リコールモノメチルアセテート及びその混合溶剤が好ま
しく使用される。
式(57)のオニウム塩、式(58)のジアゾメタン誘
導体、式(59)のグリオキシム誘導体、β−ケトスル
ホン酸誘導体、ジスルホン誘導体、ニトロベンジルスル
ホネート誘導体、スルホン酸エステル誘導体、イミドイ
ルスルホネート誘導体等が挙げられる。
分岐状又は環状のアルキル基、炭素数6〜20のアリー
ル基、又は炭素数7〜12のアラルキル基を示し、M+
はヨードニウム、スルホニウムを表し、K-は非求核性
対向イオンを表し、yは2又は3である。)
チル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、2−オキ
ソシクロペンチル基、ノルボルニル基、アダマンチル基
等が挙げられる。アリール基としては、フェニル基、p
−メトキシフェニル基、m−メトキシフェニル基、o−
メトキシフェニル基、エトキシフェニル基、p−ter
t−ブトキシフェニル基、m−tert−ブトキシフェ
ニル基等のアルコキシフェニル基、2−メチルフェニル
基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、エ
チルフェニル基、4−tert−ブチルフェニル基、4
−ブチルフェニル基、ジメチルフェニル基等のアルキル
フェニル基等が挙げられる。アラルキル基としてはベン
ジル基、フェネチル基等が挙げられる。K-の非求核性
対向イオンとしては塩化物イオン、臭化物イオン等のハ
ライドイオン、トリフレート、1,1,1−トリフルオ
ロエタンスルホネート、ノナフルオロブタンスルホネー
ト等のフルオロアルキルスルホネート、トシレート、ベ
ンゼンスルホネート、4−フルオロベンゼンスルホネー
ト、1,2,3,4,5−ペンタフルオロベンゼンスル
ホネート等のアリールスルホネート、メシレート、ブタ
ンスルホネート等のアルキルスルホネートが挙げられ
る。
又は環状のアルキル基又はハロゲン化アルキル基、炭素
数6〜12のアリール基又はハロゲン化アリール基又は
炭素数7〜12のアラルキル基を示す。)
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、ノルボルニル基、ア
ダマンチル基等が挙げられる。ハロゲン化アルキル基と
してはトリフルオロメチル基、1,1,1−トリフルオ
ロエチル基、1,1,1−トリクロロエチル基、ノナフ
ルオロブチル基等が挙げられる。アリール基としてはフ
ェニル基、p−メトキシフェニル基、m−メトキシフェ
ニル基、o−メトキシフェニル基、エトキシフェニル
基、p−tert−ブトキシフェニル基、m−tert
−ブトキシフェニル基等のアルコキシフェニル基、2−
メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチル
フェニル基、エチルフェニル基、4−tert−ブチル
フェニル基、4−ブチルフェニル基、ジメチルフェニル
基等のアルキルフェニル基が挙げられる。ハロゲン化ア
リール基としてはフルオロフェニル基、クロロフェニル
基、1,2,3,4,5−ペンタフルオロフェニル基等
が挙げられる。アラルキル基としてはベンジル基、フェ
ネチル基等が挙げられる。
鎖状、分岐状又は環状のアルキル基又はハロゲン化アル
キル基、炭素数6〜12のアリール基又はハロゲン化ア
リール基、又は炭素数7〜12のアラルキル基を示す。
R31、R32は互いに結合して環状構造を形成してもよ
く、環状構造を形成する場合、R31、R32はそれぞれ炭
素数1〜6の直鎖状、分岐状のアルキレン基を示す。)
化アルキル基、アリール基、ハロゲン化アリール基、ア
ラルキル基としては、R28、R29で説明したものと同様
の基が挙げられる。なお、R31、R32のアルキレン基と
してはメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレ
ン基、ヘキシレン基等が挙げられる。
ルオロメタンスルホン酸ジフェニルヨードニウム、トリ
フルオロメタンスルホン酸(p−tert−ブトキシフ
ェニル)フェニルヨードニウム、p−トルエンスルホン
酸ジフェニルヨードニウム、p−トルエンスルホン酸
(p−tert−ブトキシフェニル)フェニルヨードニ
ウム、トリフルオロメタンスルホン酸トリフェニルスル
ホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸(p−ter
t−ブトキシフェニル)ジフェニルスルホニウム、トリ
フルオロメタンスルホン酸ビス(p−tert−ブトキ
シフェニル)フェニルスルホニウム、トリフルオロメタ
ンスルホン酸トリス(p−tert−ブトキシフェニ
ル)スルホニウム、p−トルエンスルホン酸トリフェニ
ルスルホニウム、p−トルエンスルホン酸(p−ter
t−ブトキシフェニル)ジフェニルスルホニウム、p−
トルエンスルホン酸ビス(p−tert−ブトキシフェ
ニル)フェニルスルホニウム、p−トルエンスルホン酸
トリス(p−tert−ブトキシフェニル)スルホニウ
ム、ノナフルオロブタンスルホン酸トリフェニルスルホ
ニウム、ブタンスルホン酸トリフェニルスルホニウム、
トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルスルホニウ
ム、p−トルエンスルホン酸トリメチルスルホニウム、
トリフルオロメタンスルホン酸シクロヘキシルメチル
(2−オキソシクロヘキシル)スルホニウム、p−トル
エンスルホン酸シクロヘキシルメチル(2−オキソシク
ロヘキシル)スルホニウム、トリフルオロメタンスルホ
ン酸ジメチルフェニルスルホニウム、p−トルエンスル
ホン酸ジメチルフェニルスルホニウム、トリフルオロメ
タンスルホン酸ジシクロヘキシルフェニルスルホニウ
ム、p−トルエンスルホン酸ジシクロヘキシルフェニル
スルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸トリナフ
チルスルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸シク
ロヘキシルメチル(2−オキソシクロヘキシル)スルホ
ニウム、トリフルオロメタンスルホン酸(2−ノルボニ
ル)メチル(2−オキソシクロヘキシル)スルホニウ
ム、エチレンビス[メチル(2−オキソシクロペンチ
ル)スルホニウムトリフルオロメタンスルホナート]、
1,2’−ナフチルカルボニルメチルテトラヒドロチオ
フェニウムトリフレート等のオニウム塩、ビス(ベンゼ
ンスルホニル)ジアゾメタン、ビス(p−トルエンスル
ホニル)ジアゾメタン、ビス(キシレンスルホニル)ジ
アゾメタン、ビス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾ
メタン、ビス(シクロペンチルスルホニル)ジアゾメタ
ン、ビス(n−ブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス
(イソブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(sec
−ブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(n−プロピ
ルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(イソプロピルスル
ホニル)ジアゾメタン、ビス(tert−ブチルスルホ
ニル)ジアゾメタン、ビス(n−アミルスルホニル)ジ
アゾメタン、ビス(イソアミルスルホニル)ジアゾメタ
ン、ビス(sec−アミルスルホニル)ジアゾメタン、
ビス(tert−アミルスルホニル)ジアゾメタン、1
−シクロヘキシルスルホニル−1−(tert−ブチル
スルホニル)ジアゾメタン、1−シクロヘキシルスルホ
ニル−1−(tert−アミルスルホニル)ジアゾメタ
ン、1−tert−アミルスルホニル−1−(tert
−ブチルスルホニル)ジアゾメタン等のジアゾメタン誘
導体、ビス−O−(p−トルエンスルホニル)−α−ジ
メチルグリオキシム、ビス−O−(p−トルエンスルホ
ニル)−α−ジフェニルグリオキシム、ビス−O−(p
−トルエンスルホニル)−α−ジシクロヘキシルグリオ
キシム、ビス−O−(p−トルエンスルホニル)−2,
3−ペンタンジオングリオキシム、ビス−O−(p−ト
ルエンスルホニル)−2−メチル−3,4−ペンタンジ
オングリオキシム、ビス−O−(n−ブタンスルホニ
ル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−O−(n−ブ
タンスルホニル)−α−ジフェニルグリオキシム、ビス
−O−(n−ブタンスルホニル)−α−ジシクロヘキシ
ルグリオキシム、ビス−O−(n−ブタンスルホニル)
−2,3−ペンタンジオングリオキシム、ビス−O−
(n−ブタンスルホニル)−2−メチル−3、4−ペン
タンジオングリオキシム、ビス−O−(メタンスルホニ
ル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−O−(トリフ
ルオロメタンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシ
ム、ビス−O−(1,1,1−トリフルオロエタンスル
ホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−O−(t
ert−ブタンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシ
ム、ビス−O−(パーフルオロオクタンスルホニル)−
α−ジメチルグリオキシム、ビス−O−(シクロヘキサ
ンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビス−O
−(ベンゼンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシ
ム、ビス−O−(p−フルオロベンゼンスルホニル)−
α−ジメチルグリオキシム、ビス−O−(p−tert
−ブチルベンゼンスルホニル)−α−ジメチルグリオキ
シム、ビス−O−(キシレンスルホニル)−α−ジメチ
ルグリオキシム、ビス−O−(カンファースルホニル)
−α−ジメチルグリオキシム等のグリオキシム誘導体、
2−(シクロヘキシルカルボニル)−2−(p−トルエ
ンスルホニル)プロパン、2−イソプロピルカルボニル
−2−(p−トルエンスルホニル)プロパン等のβ−ケ
トスルホン誘導体、ジフェニルジスルホン、ジシクロヘ
キシルジスルホン等のジスルホン誘導体、p−トルエン
スルホン酸2,6−ジニトロベンジル、p−トルエンス
ルホン酸2,4−ジニトロベンジル等のニトロベンジル
スルホネート誘導体、1,2,3−トリス(メタンスル
ホニルオキシ)ベンゼン、1,2,3−トリス(トリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ)ベンゼン、1,2,3
−トリス(p−トルエンスルホニルオキシ)ベンゼン等
のスルホン酸エステル誘導体、フタルイミド−イル−ト
リフレート、フタルイミド−イル−トシレート、5−ノ
ルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド−イル−トリ
フレート、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイ
ミド−イル−トシレート、5−ノルボルネン−2,3−
ジカルボキシイミド−イル−n−ブチルトリフレスルホ
ネート等のイミド−イルスルホネート誘導体などが挙げ
られるが、トリフルオロメタンスルホン酸トリフェニル
スルホニウム、トリフルオロメタンスルホン酸(p−t
ert−ブトキシフェニル)ジフェニルスルホニウム、
トリフルオロメタンスルホン酸トリス(p−tert−
ブトキシフェニル)スルホニウム、p−トルエンスルホ
ン酸トリフェニルスルホニウム、p−トルエンスルホン
酸(p−tert−ブトキシフェニル)ジフェニルスル
ホニウム、p−トルエンスルホン酸トリス(p−ter
t−ブトキシフェニル)スルホニウム、トリフルオロメ
タンスルホン酸トリナフチルスルホニウム、トリフルオ
ロメタンスルホン酸シクロヘキシルメチル(2−オキソ
シクロヘキシル)スルホニウム、トリフルオロメタンス
ルホン酸(2−ノルボニル)メチル(2−オキソシクロ
ヘキシル)スルホニウム、1,2’−ナフチルカルボニ
ルメチルテトラヒドロチオフェニウムトリフレート等の
オニウム塩、ビス(ベンゼンスルホニル)ジアゾメタ
ン、ビス(p−トルエンスルホニル)ジアゾメタン、ビ
ス(シクロヘキシルスルホニル)ジアゾメタン、ビス
(n−ブチルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(イソブ
チルスルホニル)ジアゾメタン、ビス(sec−ブチル
スルホニル)ジアゾメタン、ビス(n−プロピルスルホ
ニル)ジアゾメタン、ビス(イソプロピルスルホニル)
ジアゾメタン、ビス(tert−ブチルスルホニル)ジ
アゾメタン等のジアゾメタン誘導体、ビス−O−(p−
トルエンスルホニル)−α−ジメチルグリオキシム、ビ
ス−O−(n−ブタンスルホニル)−α−ジメチルグリ
オキシム等のグリオキシム誘導体が好ましく用いられ
る。なお、上記酸発生剤は1種を単独で又は2種以上を
組み合わせて用いることができる。オニウム塩は矩形性
向上効果に優れ、ジアゾメタン誘導体及びグリオキシム
誘導体は定在波低減効果に優れるため、両者を組み合わ
せることによりプロファイルの微調整を行うことが可能
である。
に対して0.2〜15部が好ましく、0.2部より少な
いと露光時の酸発生量が少なく、感度及び解像性が悪い
場合があり、15部より多いと透明性が低くなり解像性
が低下する場合がある。
り発生する酸がレジスト膜中に拡散する際の拡散速度を
抑制することができる化合物が適している。このような
塩基性化合物の配合により、レジスト膜中での酸の拡散
速度が抑制されて解像度が向上し、露光後の感度変化を
抑制したり、基板や環境依存性を少なくし、露光余裕度
やパターンプロファイル等を向上することができる(特
開平5−158239号、同5−232706号、同5
−249662号、同5−249683号、同5−25
7282号、同5−289322号、同5−28934
0号公報等記載)。
級、第二級、第三級の脂肪族アミン類、混成アミン類、
芳香族アミン類、複素環アミン類、カルボキシ基を有す
る含窒素化合物、スルホニル基を有する含窒素化合物、
水酸基を有する含窒素化合物、ヒドロキシフェニル基を
有する含窒素化合物、アルコール性含窒素化合物、アミ
ド誘導体、イミド誘導体等が挙げられる。
て、アンモニア、メチルアミン、エチルアミン、n−プ
ロピルアミン、イソプロピルアミン、n−ブチルアミ
ン、イソブチルアミン、sec−ブチルアミン、ter
t−ブチルアミン、ペンチルアミン、tert−アミル
アミン、シクロペンチルアミン、ヘキシルアミン、シク
ロヘキシルアミン、ヘプチルアミン、オクチルアミン、
ノニルアミン、デシルアミン、ドデシルアミン、セチル
アミン、メチレンジアミン、エチレンジアミン、テトラ
エチレンペンタミン等が例示され、第二級の脂肪族アミ
ン類として、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジ−n
−プロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ−n−ブ
チルアミン、ジイソブチルアミン、ジ−sec−ブチル
アミン、ジペンチルアミン、ジシクロペンチルアミン、
ジヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ジヘプチ
ルアミン、ジオクチルアミン、ジノニルアミン、ジデシ
ルアミン、ジドデシルアミン、ジセチルアミン、N,N
−ジメチルメチレンジアミン、N,N−ジメチルエチレ
ンジアミン、N,N−ジメチルテトラエチレンペンタミ
ン等が例示され、第三級の脂肪族アミン類として、トリ
メチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−プロピル
アミン、トリイソプロピルアミン、トリ−n−ブチルア
ミン、トリイソブチルアミン、トリ−sec−ブチルア
ミン、トリペンチルアミン、トリシクロペンチルアミ
ン、トリヘキシルアミン、トリシクロヘキシルアミン、
トリヘプチルアミン、トリオクチルアミン、トリノニル
アミン、トリデシルアミン、トリドデシルアミン、トリ
セチルアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルメチ
レンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチ
レンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチルテト
ラエチレンペンタミン等が例示される。
チルエチルアミン、メチルエチルプロピルアミン、ベン
ジルアミン、フェネチルアミン、ベンジルジメチルアミ
ン等が例示される。芳香族アミン類及び複素環アミン類
の具体例としては、アニリン誘導体(例えばアニリン、
N−メチルアニリン、N−エチルアニリン、N−プロピ
ルアニリン、N,N−ジメチルアニリン、2−メチルア
ニリン、3−メチルアニリン、4−メチルアニリン、エ
チルアニリン、プロピルアニリン、トリメチルアニリ
ン、2−ニトロアニリン、3−ニトロアニリン、4−ニ
トロアニリン、2,4−ジニトロアニリン、2,6−ジ
ニトロアニリン、3,5−ジニトロアニリン、N,N−
ジメチルトルイジン等)、ジフェニル(p−トリル)ア
ミン、メチルジフェニルアミン、トリフェニルアミン、
フェニレンジアミン、ナフチルアミン、ジアミノナフタ
レン、ピロール誘導体(例えばピロール、2H−ピロー
ル、1−メチルピロール、2,4−ジメチルピロール、
2,5−ジメチルピロール、N−メチルピロール等)、
オキサゾール誘導体(例えばオキサゾール、イソオキサ
ゾール等)、チアゾール誘導体(例えばチアゾール、イ
ソチアゾール等)、イミダゾール誘導体(例えばイミダ
ゾール、4−メチルイミダゾール、4−メチル−2−フ
ェニルイミダゾール等)、ピラゾール誘導体、フラザン
誘導体、ピロリン誘導体(例えばピロリン、2−メチル
−1−ピロリン等)、ピロリジン誘導体(例えばピロリ
ジン、N−メチルピロリジン、ピロリジノン、N−メチ
ルピロリドン等)、イミダゾリン誘導体、イミダゾリジ
ン誘導体、ピリジン誘導体(例えばピリジン、メチルピ
リジン、エチルピリジン、プロピルピリジン、ブチルピ
リジン、4−(1−ブチルペンチル)ピリジン、ジメチ
ルピリジン、トリメチルピリジン、トリエチルピリジ
ン、フェニルピリジン、3−メチル−2−フェニルピリ
ジン、4−tert−ブチルピリジン、ジフェニルピリ
ジン、ベンジルピリジン、メトキシピリジン、ブトキシ
ピリジン、ジメトキシピリジン、1−メチル−2−ピリ
ジン、4−ピロリジノピリジン、1−メチル−4−フェ
ニルピリジン、2−(1−エチルプロピル)ピリジン、
アミノピリジン、ジメチルアミノピリジン等)、ピリダ
ジン誘導体、ピリミジン誘導体、ピラジン誘導体、ピラ
ゾリン誘導体、ピラゾリジン誘導体、ピペリジン誘導
体、ピペラジン誘導体、モルホリン誘導体、インドール
誘導体、イソインドール誘導体、1H−インダゾール誘
導体、インドリン誘導体、キノリン誘導体(例えばキノ
リン、3−キノリンカルボニトリル等)、イソキノリン
誘導体、シンノリン誘導体、キナゾリン誘導体、キノキ
サリン誘導体、フタラジン誘導体、プリン誘導体、プテ
リジン誘導体、カルバゾール誘導体、フェナントリジン
誘導体、アクリジン誘導体、フェナジン誘導体、1,1
0−フェナントロリン誘導体、アデニン誘導体、アデノ
シン誘導体、グアニン誘導体、グアノシン誘導体、ウラ
シル誘導体、ウリジン誘導体等が例示される。
としては、例えばアミノ安息香酸、インドールカルボン
酸、アミノ酸誘導体(例えばニコチン酸、アラニン、ア
ルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グリシン、
ヒスチジン、イソロイシン、グリシルロイシン、ロイシ
ン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、リジ
ン、3−アミノピラジン−2−カルボン酸、メトキシア
ラニン等)等が例示され、スルホニル基を有する含窒素
化合物として3−ピリジンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸ピリジニウム等が例示され、水酸基を有する含
窒素化合物、ヒドロキシフェニル基を有する含窒素化合
物、アルコール性含窒素化合物としては、2−ヒドロキ
シピリジン、アミノクレゾール、2,4−キノリンジオ
ール、3−インドールメタノールヒドレート、モノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールア
ミン、N−エチルジエタノールアミン、N,N−ジエチ
ルエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、
2,2’−イミノジエタノール、2−アミノエタノ−
ル、3−アミノ−1−プロパノール、4−アミノ−1−
ブタノール、4−(2−ヒドロキシエチル)モルホリ
ン、2−(2−ヒドロキシエチル)ピリジン、1−(2
−ヒドロキシエチル)ピペラジン、1−[2−(2−ヒ
ドロキシエトキシ)エチル]ピペラジン、ピペリジンエ
タノール、1−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジン、
1−(2−ヒドロキシエチル)−2−ピロリジノン、3
−ピペリジノ−1,2−プロパンジオール、3−ピロリ
ジノ−1,2−プロパンジオール、8−ヒドロキシユロ
リジン、3−クイヌクリジノール、3−トロパノール、
1−メチル−2−ピロリジンエタノール、1−アジリジ
ンエタノール、N−(2−ヒドロキシエチル)フタルイ
ミド、N−(2−ヒドロキシエチル)イソニコチンアミ
ド等が例示される。アミド誘導体としては、ホルムアミ
ド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルム
アミド、アセトアミド、N−メチルアセトアミド、N,
N−ジメチルアセトアミド、プロピオンアミド、ベンズ
アミド等が例示される。イミド誘導体としては、フタル
イミド、サクシンイミド、マレイミド等が例示される。
示される塩基性化合物を配合することもできる。
して直鎖状、分岐状又は環状の炭素数1〜20のアルキ
レン基、R36、R37、R38、R41、R42は水素原子、炭
素数1〜20のアルキル基又はアミノ基を示し、R36と
R37、R36とR38、R37とR38、R36とR37とR38、R
41とR42はそれぞれ結合して環を形成してもよい。n、
o、pはそれぞれ0〜20の整数である。但し、n、
o、p=0のとき、R33、R34、R35、R39、R40は水
素原子を含まない。)
アルキレン基としては、炭素数1〜20、好ましくは1
〜10、更に好ましくは1〜8のものであり、具体的に
は、メチレン基、エチレン基、n−プロピレン基、イソ
プロピレン基、n−ブチレン基、イソブチレン基、n−
ペンチレン基、イソペンチレン基、ヘキシレン基、ノニ
レン基、デシレン基、シクロペンチレン基、シクロへキ
シレン基等が挙げられる。
ルキル基としては、炭素数1〜20、好ましくは1〜
8、更に好ましくは1〜6のものであり、これらは直鎖
状、分岐状、環状のいずれであってもよい。具体的に
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル
基、n−ペンチル基、イソペンチル基、ヘキシル基、ノ
ニル基、デシル基、ドデシル基、トリデシル基、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。
38、R36とR37とR38、R41とR42が環を形成する場
合、その環の炭素数は1〜20、より好ましくは1〜
8、更に好ましくは1〜6であり、またこれらの環は炭
素数1〜6、特に1〜4のアルキル基が分岐していても
よい。
り、より好ましくは1〜10、更に好ましくは1〜8の
整数である。
具体的には、トリス{2−(メトキシメトキシ)エチ
ル}アミン、トリス{2−(メトキシエトキシ)エチ
ル}アミン、トリス[2−{(2−メトキシエトキシ)
メトキシ}エチル]アミン、トリス{2−(2−メトキ
シエトキシ)エチル}アミン、トリス{2−(1−メト
キシエトキシ)エチル}アミン、トリス{2−(1−エ
トキシエトキシ)エチル}アミン、トリス{2−(1−
エトキシプロポキシ)エチル}アミン、トリス[2−
{(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ}エチル]アミ
ン、4,7,13,16,21,24−ヘキサオキサ−
1,10−ジアザビシクロ[8.8.8]ヘキサコサ
ン、4,7,13,18−テトラオキサ−1,10−ジ
アザビシクロ[8.5.5]エイコサン、1,4,1
0,13−テトラオキサ−7、16−ジアザビシクロオ
クタデカン、1−アザ−12−クラウン−4、1−アザ
−15−クラウン−5、1−アザ−18−クラウン−6
等が挙げられる。特に第三級アミン、アニリン誘導体、
ピロリジン誘導体、ピリジン誘導体、キノリン誘導体、
アミノ酸誘導体、水酸基を有する含窒素化合物、ヒドロ
キシフェニル基を有する含窒素化合物、アルコール性含
窒素化合物、アミド誘導体、イミド誘導体、トリス{2
−(メトキシメトキシ)エチル}アミン、トリス{2−
(2−メトキシエトキシ)エチル}アミン、トリス[2
−{(2−メトキシエトキシ)メチル}エチル]アミ
ン、1−アザ−15−クラウン−5等が好ましい。
は2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合
量はベース樹脂100部に対して0.01〜2部、特に
0.01〜1部が好適である。配合量が0.01部未満
であると添加剤としての効果が十分に得られない場合が
あり、2部を超えると解像度や感度が低下する場合があ
る。
りアルカリ現像液への溶解性が変化する分子量3,00
0以下の化合物、特に2,500以下の低分子量フェノ
ールあるいはカルボン酸誘導体の一部あるいは全部を酸
に不安定な置換基で置換した化合物を挙げることができ
る。酸不安定基としては本発明に挙げられるフッ素を含
むものであってもよいが、従来のフッ素を含まないもの
でもよい。
はカルボン酸誘導体としては、4,4’−(1−メチル
エチリデン)ビスフェノール、[1,1’−ビフェニル
−4,4’−ジオール]2,2’−メチレンビス[4−
メチルフェノール]、4,4−ビス(4’−ヒドロキシ
フェニル)吉草酸、トリス(4−ヒドロキシフェニル)
メタン、1,1,1−トリス(4’−ヒドロキシフェニ
ル)エタン、1,1,2−トリス(4’−ヒドロキシフ
ェニル)エタン、フェノールフタレイン、チモールフタ
レイン、3,3’−ジフルオロ[(1,1’−ビフェニ
ル)4,4’−ジオール]、3,3’,5,5’−テト
ラフルオロ[(1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジ
オール]、4,4’−[2,2,2−トリフルオロ−1
−(トリフルオロメチル)エチリデン]ビスフェノー
ル、4,4’−メチレンビス[2−フルオロフェノー
ル]、2,2’−メチレンビス[4−フルオロフェノー
ル]、4,4’イソプロピリデンビス[2−フルオロフ
ェノール]、シクロヘキシリデンビス[2−フルオロフ
ェノール]、4,4’−[(4−フルオロフェニル)メ
チレン]ビス[2−フルオロフェノール]、4,4’−
メチレンビス[2,6−ジフルオロフェノール]、4,
4’−(4−フルオロフェニル)メチレンビス[2,6
−ジフルオロフェノール]、2,6−ビス[(2−ヒド
ロキシ−5−フルオロフェニル)メチル]−4−フルオ
ロフェノール、2,6−ビス[(4−ヒドロキシ−3−
フルオロフェニル)メチル]−4−フルオロフェノー
ル、2,4−ビス[(3−ヒドロキシ−4−ヒドロキシ
フェニル)メチル]−6−メチルフェノール等が挙げら
れ、酸に不安定な置換基としては、式(2)〜(4)と
同様のものが挙げられる。
は、3,3’,5,5’−テトラフルオロ[(1,1’
−ビフェニル)−4,4’−ジ−t−ブトキシカルボニ
ル]、4,4’−[2,2,2−トリフルオロ−1−
(トリフルオロメチル)エチリデン]ビスフェノール−
4,4’−ジ−t−ブトキシカルボニル、ビス(4−
(2’−テトラヒドロピラニルオキシ)フェニル)メタ
ン、ビス(4−(2’−テトラヒドロフラニルオキシ)
フェニル)メタン、ビス(4−tert−ブトキシフェ
ニル)メタン、ビス(4−tert−ブトキシカルボニ
ルオキシフェニル)メタン、ビス(4−tert−ブト
キシカルボニルメチルオキシフェニル)メタン、ビス
(4−(1’−エトキシエトキシ)フェニル)メタン、
ビス(4−(1’−エトキシプロピルオキシ)フェニ
ル)メタン、2,2−ビス(4’−(2’’−テトラヒ
ドロピラニルオキシ))プロパン、2,2−ビス(4’
−(2’’−テトラヒドロフラニルオキシ)フェニル)
プロパン、2,2−ビス(4’−tert−ブトキシフ
ェニル)プロパン、2,2−ビス(4’−tert−ブ
トキシカルボニルオキシフェニル)プロパン、2,2−
ビス(4−tert−ブトキシカルボニルメチルオキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4’−(1’’−
エトキシエトキシ)フェニル)プロパン、2,2−ビス
(4’−(1’’−エトキシプロピルオキシ)フェニ
ル)プロパン、4,4−ビス(4’−(2’’−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)フェニル)吉草酸tert−ブ
チル、4,4−ビス(4’−(2’’−テトラヒドロフ
ラニルオキシ)フェニル)吉草酸tert−ブチル、
4,4−ビス(4’−tert−ブトキシフェニル)吉
草酸tert−ブチル、4,4−ビス(4−tert−
ブトキシカルボニルオキシフェニル)吉草酸tert−
ブチル、4,4−ビス(4’−tert−ブトキシカル
ボニルメチルオキシフェニル)吉草酸tert−ブチ
ル、4,4−ビス(4’−(1’’−エトキシエトキ
シ)フェニル)吉草酸tert−ブチル、4,4−ビス
(4’−(1’’−エトキシプロピルオキシ)フェニ
ル)吉草酸tert−ブチル、トリス(4−(2’−テ
トラヒドロピラニルオキシ)フェニル)メタン、トリス
(4−(2’−テトラヒドロフラニルオキシ)フェニ
ル)メタン、トリス(4−tert−ブトキシフェニ
ル)メタン、トリス(4−tert−ブトキシカルボニ
ルオキシフェニル)メタン、トリス(4−tert−ブ
トキシカルボニルオキシメチルフェニル)メタン、トリ
ス(4−(1’−エトキシエトキシ)フェニル)メタ
ン、トリス(4−(1’−エトキシプロピルオキシ)フ
ェニル)メタン、1,1,2−トリス(4’−(2’’
−テトラヒドロピラニルオキシ)フェニル)エタン、
1,1,2−トリス(4’−(2’’−テトラヒドロフ
ラニルオキシ)フェニル)エタン、1,1,2−トリス
(4’−tert−ブトキシフェニル)エタン、1,
1,2−トリス(4’−tert−ブトキシカルボニル
オキシフェニル)エタン、1,1,2−トリス(4’−
tert−ブトキシカルボニルメチルオキシフェニル)
エタン、1,1,2−トリス(4’−(1’−エトキシ
エトキシ)フェニル)エタン、1,1,2−トリス
(4’−(1’−エトキシプロピルオキシ)フェニル)
エタン、2−トリフルオロメチルベンゼンカルボン酸
1,1−t−ブチルエステル、2−トリフルオロメチル
シクロヘキサンカルボン酸−t−ブチルエステル、デカ
ヒドロナフタレン−2,6−ジカルボン酸−t−ブチル
エステル、コール酸−t−ブチルエステル、デオキシコ
ール酸−t−ブチルエステル、アダマンタンカルボン酸
−t−ブチルエステル、アダマンタン酢酸−t−ブチル
エステル、[1,1’−ビシクロヘキシル−3,3’,
4,4’−テトラカルボン酸テトラ−t−ブチルエステ
ル]等が挙げられる。
剤の添加量としては、レジスト材料中の固形分100部
に対して20部以下、好ましくは15部以下である。2
0部より多いとモノマー成分が増えるためレジスト材料
の耐熱性が低下する。
に任意成分として塗布性を向上させるために慣用されて
いる界面活性剤を添加することができる。なお、任意成
分の添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で通常量と
することができる。
ものが好ましく、パーフルオロアルキルポリオキシエチ
レンエタノール、フッ素化アルキルエステル、パーフル
オロアルキルアミンオキサイド、パーフルオロアルキル
EO付加物、含フッ素オルガノシロキサン系化合物等が
挙げられる。例えばフロラード「FC−430」、「F
C−431」(いずれも住友スリーエム(株)製)、サ
ーフロン「S−141」、「S−145」(いずれも旭
硝子(株)製)、ユニダイン「DS−401」、「DS
−403」、「DS−451」(いずれもダイキン工業
(株)製)、メガファック「F−8151」(大日本イ
ンキ工業(株)製)、「X−70−092」、「X−7
0−093」(いずれも信越化学工業(株)製)等を挙
げることができる。好ましくは、フロラード「FC−4
30」(住友スリーエム(株)製)、「X−70−09
3」(信越化学工業(株)製)が挙げられる。
を形成するには、公知のリソグラフィー技術を採用して
行うことができる。例えばシリコンウエハー等の基板上
にスピンコーティング等の手法で膜厚が0.1〜1.0
μmとなるように塗布し、これをホットプレート上で6
0〜200℃、10秒〜10分間、好ましくは80〜1
50℃、30秒〜5分間プリベークする。次いで目的の
パターンを形成するためのマスクを上記のレジスト膜上
にかざし、遠紫外線、エキシマレーザー、X線等の高エ
ネルギー線もしくは電子線を露光量1〜200mJ/c
m2程度、好ましくは10〜100mJ/cm2程度とな
るように照射した後、ホットプレート上で60〜150
℃、10秒〜5分間、好ましくは80〜130℃、30
秒〜3分間ポストエクスポージャベーク(PEB)す
る。更に、0.1〜5%、好ましくは2〜3%のテトラ
メチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)等のアル
カリ水溶液の現像液を用い、10秒〜3分間、好ましく
は30秒〜2分間、浸漬(dip)法、パドル(pud
dle)法、スプレー(spray)法等の常法により
現像することにより基板上に目的のパターンが形成され
る。なお、本発明材料は、特に高エネルギー線の中でも
254〜120nmの遠紫外線又はエキシマレーザー、
特に193nmのArF、157nmのF2、146n
mのKr2、134nmのKrAr、126nmのAr2
などのエキシマレーザー、X線及び電子線による微細パ
ターンニングに最適である。また、上記範囲を上限及び
下限から外れる場合は、目的のパターンを得ることがで
きない場合がある。
線に感応し、200nm以下、特に170nm以下の波
長における感度が優れている上に、含フッ素ヒドロキシ
スチレン及び含フッ素アクリル酸エステルユニットの導
入により基板密着性及びアルカリ現像性が向上し、それ
と同時に優れた解像性を有することがわかった。従って
本発明のレジスト材料は、これらの特性により、特にF
2エキシマレーザーの露光波長での吸収が小さいレジス
ト材料となり得るもので、微細でしかも基板に対して垂
直なパターンを容易に形成でき、このため超LSI製造
用の微細パターン形成材料として好適である。
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。
オロ−p−ヒドロキシスチレン、メタクリル酸(1−エ
チルシクロペンチル)、メタクリル酸(2,2,2−ト
リフルオロエチル)の共重合(6:3:1) 500mLのフラスコにα−メチル−2,3−ジフルオ
ロ−p−ヒドロキシスチレン11.8g、メタクリル酸
(1−エチルシクロペンチル)6.3g、メタクリル酸
(2,2,2−トリフルオロエチル)1.9g、溶媒と
してTHFを100mL添加した。この反応容器を窒素
雰囲気下、−70℃まで冷却し、減圧脱気、窒素ブロー
を3回繰り返した。室温まで昇温後、重合開始剤として
AIBN(アゾビスイソブチロニトリル)を0.76g
加え、60℃まで昇温後15時間反応させた。この反応
溶液を1/2まで濃縮し、水5Lに沈澱させ、得られた
白色固体を濾過後、60℃で減圧乾燥し白色重合体1
3.9gを得た。得られた重合体の13C、1H−NMR
及びGPC測定結果より、以下の分析結果となった。共重合組成比(モル比) α−メチル−2,3−ジフルオロ−p−ヒドロキシスチ
レン:メタクリル酸(1−エチルシクロペンチル):メ
タクリル酸(2,2,2−トリフルオロエチル)=5
9:31:10 重量平均分子量(Mw)=11,000 分散度(Mw/Mn)=1.48
オロ−p−ヒドロキシスチレン、メタクリル酸(2−エ
チルノルボルニル)、メタクリル酸(2,2,2−トリ
フルオロエチル)の共重合(6:3:1) 500mLのフラスコにα−メチル−2,3−ジフルオ
ロ−p−ヒドロキシスチレン11.3g、メタクリル酸
(2−エチルノルボルニル)6.9g、メタクリル酸
(2,2,2−トリフルオロエチル)1.9g、溶媒と
してTHFを100mL添加した。この反応容器を窒素
雰囲気下、−70℃まで冷却し、減圧脱気、窒素ブロー
を3回繰り返した。室温まで昇温後、重合開始剤として
AIBNを0.73g加え、60℃まで昇温後15時間
反応させた。この反応溶液を1/2まで濃縮し、水5L
に沈澱させ、得られた白色固体を濾過後、60℃で減圧
乾燥し白色重合体13.6gを得た。得られた重合体の
13C、1H−NMR及びGPC測定結果より、以下の分
析結果となった。共重合組成比(モル比) α−メチル−2,3−ジフルオロ−p−ヒドロキシスチ
レン:メタクリル酸(2−エチルノルボルニル):メタ
クリル酸(2,2,2−トリフルオロエチル)=59:
29:12 重量平均分子量(Mw)=12,000 分散度(Mw/Mn)=1.49
オロ−p−ヒドロキシスチレン、メタクリル酸(2−エ
チルアダマンチル)、メタクリル酸(2,2,2−トリ
フルオロエチル)の共重合(6:3:1) 500mLのフラスコにα−メチル−2,3−ジフルオ
ロ−p−ヒドロキシスチレン10.6g、メタクリル酸
(2−エチルアダマンチル)7.7g、メタクリル酸
(2,2,2−トリフルオロエチル)1.7g、溶媒と
してTHFを100mL添加した。この反応容器を窒素
雰囲気下、−70℃まで冷却し、減圧脱気、窒素ブロー
を3回繰り返した。室温まで昇温後、重合開始剤として
AIBNを0.68g加え、60℃まで昇温後15時間
反応させた。この反応溶液を1/2まで濃縮し、水5L
に沈澱させ、得られた白色固体を濾過後、60℃で減圧
乾燥し白色重合体14.5gを得た。得られた重合体の
13C、1H−NMR及びGPC測定結果より、以下の分
析結果となった。共重合組成比(モル比) α−メチル−2,3−ジフルオロ−p−ヒドロキシスチ
レン:メタクリル酸(2−エチルアダマンチル):メタ
クリル酸(2,2,2−トリフルオロエチル)=59:
31:10 重量平均分子量(Mw)=10,000 分散度(Mw/Mn)=1.42
た。 [評価例]ポリマー透過率測定 合成例1〜3で得られたポリマー1gをプロピレングリ
コールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)1
0gに十分に溶解させ、0.2μmのフィルターで濾過
して、ポリマー溶液を調製した。
000、分散度(Mw/Mn)1.10の単分散ポリヒ
ドロキシスチレンの30%をテトラヒドロピラニル基で
置換したポリマーを合成し、透過率比較例ポリマー1と
した。分子量15,000、分散度1.70のポリメチ
ルメタクリレートを比較例ポリマー2とした。メタ/パ
ラ比40/60で分子量9,000、分散度2.50の
ノボラックポリマーを比較例ポリマー3とした。得られ
た比較例用ポリマー1gを用いて上記と同様にポリマー
溶液を調製した。
ティングし、ホットプレートを用いて100℃で90秒
間ベークし、厚さ100nmのポリマー層をMgF2基
板上に作成した。真空紫外光度計(日本分光製、VUV
200S)を用いて248nm、193nm、157n
mにおける透過率を測定した。結果を表1に示す。
で用いて常法によりレジスト液を調製し、得られたレジ
スト液を、シリコンウエハーにDUV−30(日産化学
製)を55nmの膜厚で成膜して、KrF光(248n
m)で反射率を1%以下に抑えた基板上にスピンコーテ
ィングし、ホットプレートを用いて100℃で90秒間
ベークし、レジストの厚みを300nmの厚さにした。
ン社、NSR−2005EX8A、NA−0.5、σ
0.7通常照明)を用いて、4mm角の露光面積で露光
量を変えながらステッピング露光し、露光後直ちに11
0℃で90秒間ベークし、2.38%のテトラメチルア
ンモニウムヒドロキシドの水溶液で60秒間現像を行っ
て、露光量と残膜率の関係を求めた。膜厚が0になった
露光量をEthとして、レジストの感度を求めた。結果
を表2に示す。
ても十分な透明性を確保でき、表2よりKrFの露光に
おいて、露光量の増大に従って膜厚が減少し、ポジ型レ
ジストの特性を示すことがわかった。
Claims (6)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で示される繰り返し単
位を含むことを特徴とする高分子化合物。 【化1】 (式中、R1はフッ素原子又はフッ素化されたアルキル
基であり、R2は水素原子、又は酸不安定基を示す。R3
〜R8は水素原子、フッ素原子、又は炭素数1〜20の
直鎖状、分岐状もしくは環状のアルキル基又はフッ素化
されたアルキル基である。R9は酸不安定基、密着性基
及び少なくとも1個のフッ素原子を含む高透明性基から
選ばれる少なくとも1個の基を表す。i、jは正数であ
る。a、bは、0<a<5、0<b<5、0<a+b≦
5である。) - 【請求項2】 請求項1記載の高分子化合物を含むこと
を特徴とするレジスト材料。 - 【請求項3】 (A)請求項1記載の高分子化合物、
(B)有機溶剤、(C)酸発生剤を含有することを特徴
とする化学増幅ポジ型レジスト材料。 - 【請求項4】 更に、(D)塩基性化合物を含有する請
求項3記載のレジスト材料。 - 【請求項5】 更に、(E)溶解阻止剤を含有する請求
項3又は4記載のレジスト材料。 - 【請求項6】 (1)請求項2乃至5のいずれか1項に
記載のレジスト材料を基板上に塗布する工程と、(2)
次いで加熱処理後、フォトマスクを介して波長300n
m以下の高エネルギー線もしくは電子線で露光する工程
と、(3)必要に応じて加熱処理した後、現像液を用い
て現像する工程とを含むことを特徴とするパターン形成
方法。
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- 2001-11-13 JP JP2001346959A patent/JP4255633B2/ja not_active Expired - Fee Related
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