JP2002219154A - エアバッグ - Google Patents

エアバッグ

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JP2002219154A
JP2002219154A JP2001018011A JP2001018011A JP2002219154A JP 2002219154 A JP2002219154 A JP 2002219154A JP 2001018011 A JP2001018011 A JP 2001018011A JP 2001018011 A JP2001018011 A JP 2001018011A JP 2002219154 A JP2002219154 A JP 2002219154A
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JP
Japan
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airbag
air bag
compressed air
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predetermined part
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JP2001018011A
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English (en)
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Takehiko Satsu
武彦 佐津
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KAWAEI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KAWAEI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体に対する圧迫と開放と共に長さ方
向への引き伸ばし作用を同時に加えることにより、身体
の血行促進は勿論のこと、関節、筋肉を引き伸ばして按
摩の効果を一段と向上させることができるエアバッグを
提供する。 【解決手段】 ゴム芯を組み込んだ伸縮自在の糸を使
用した編み織物を用いて身体の所定部分に装着する形状
に形成されたエアバッグ11において、上記エアバッグ
11の長さ方向に沿う両端部間に伸縮弾性体18を設
け、エアバッグ11に常時収縮する弾性を付勢したの
で、エアバッグ11は、圧搾空気の供給で径方向に膨満
すると同時に長さ方向に伸長し、身体に対する圧迫と開
放と共に身体の接触面に生じる摩擦で、関節、筋肉に対
する引き伸ばし作用を加えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴム芯を組み込
んだ伸縮自在の糸を使用した編み織物を用いたエアバッ
グを用い、圧搾空気を利用し、身体に外部より圧迫を加
え、次いでこれを開放することを繰り返し行うことで、
身体の血行促進を図って疾病の治療に効果のあるエアバ
ッグに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような、圧搾空気の供給と排気に
より、身体の圧迫と開放を繰り返し行うエアバッグは周
知である。
【0003】従来のこの種エアバッグは、身体の装着す
る部位によって形状は異なるが、たとえば、図4に示す
ように、胴体や腕、足の部分に用いるエアバッグ1は、
可撓性と気密性を有するシート材を用い、外側シート2
と内側シート3の二層構造の筒状に形成され、外側シー
ト2と内側シート3の間に設けた中空部4に対する圧搾
空気の給排ホース接続部5を備えた構造を有し、給排ホ
ース接続部5を圧搾空気の供給源とホースを介して接続
した状態で、エアバッグ1を身体の所定部分に装着し、
圧搾空気を供給するとエアバッグ1は膨満して身体を圧
迫し、所定時間後に排気することでエアバッグ1は収縮
して身体の圧迫を開放し、これを繰り返し行うことで身
体の当該部分の血行促進を図ることになる。
【0004】ところで、圧迫と開放の繰り返しによって
行う血行促進においては、定位置で圧迫と開放を繰り返
すだけよりも、これに身体の所定部分における長さ方向
への絞り作用を加えて筋肉を伸ばすことで、血行促進や
按摩の効果をより向上させることができるということが
知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のエアバッグ1は、図4で示したように、単なる筒状
に形成された構造になっているため、身体の所定部分に
長さ方向を沿わせて装着した状態で圧搾空気を供給する
と、長さ方向に短くなりながら径方向に膨満して身体の
圧迫を行うことになり、また、排気時には長さ方向に長
く戻りながら径方向に収縮し、従って、身体に対してエ
アバッグを装着した部分の定位置だけに圧迫と開放を付
与することだけになり、エアバッグ1は長さ方向への伸
縮をしても、身体に対するエアバッグ1の摩擦の発生は
なく、このため、摩擦による血行促進や筋肉、関節を伸
ばす効果を得ることができないという問題がある。
【0006】そこで、この発明の課題は、ゴム芯を組み
込んだ伸縮自在の糸を使用した編み織物を用いたエアバ
ッグを用い身体に対する圧迫と開放と共に長さ方向への
伸縮で、身体の接触面に板する摩擦が発生し、身体の血
行促進は勿論のこと、筋肉、関節を引き伸ばす効果を得
ることができるエアバッグを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、ゴム芯を組み込んだ伸縮自在の
糸を使用した編み織物を用いたエアバッグを身体の所定
部分に装着することができる形状に形成され、中空内部
への圧搾空気の給排により径方向への膨張と収縮及び長
さ方向への伸縮をするようにし、更にエアバッグの長さ
方向に沿う両端部間に伸縮弾性体を設け、エアバッグに
常時収縮する弾性を付勢した構成を採用したものであ
る。
【0008】ここで、上記エアバッグは、外側シートと
内側シートの二層構造で身体の所定部分に装着する筒状
に形成され、外側シートと内側シートの間に設けた中空
部に対する圧搾空気の給排接続部を備えている構造にす
ることができ、また、エアバッグは、身体の所定部分に
装着した状態で一方の端部を身体に固定できるようにし
ておく。
【0009】また、上記エアバッグを伸縮させる伸縮弾
性体を、ゴム紐やゴム布等の伸縮性布、コイルスプリン
グで形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0011】図1乃至図3のように、エアバッグ11
は、ゴム芯を組み込んだ伸縮自在の糸を使用した編み織
物を用いたエアバッグを用い、両端部を熱溶着12する
ことにより、外側シート13と内側シート14の二層構
造の筒状に形成され、この外側シート13と内側シート
14間の気密状となる中空部15内への圧搾空気の給排
により、径方向への膨張と収縮及び長さ方向への伸縮が
自在になっている。
【0012】このエアバッグ11の形状と構造は、身体
の装着せんとする部位の条件に合わせて設定され、例え
ば、胴体や足、腕に装着して使用するエアバッグ11の
場合、胴体や足、腕の長さに応じた長さと径の円筒状に
形成されて、該エアバッグ11の一方端部に、胴体や
足、腕に対して移動しないように固定するための固定手
段16が設けられ、他方端部には外側シート13と内側
シート14の間に設けた中空部15に対する圧搾空気の
給排ホース接続部17が設けられている。
【0013】上記固定手段16は、例えば、両端を面フ
ァスナーで係脱できるようなバンドや環状のゴムバン
ド、金属や合成樹脂のリング等を用い、エアバッグ11
の一方端部にこれを取り付けておくことにより、足や腕
に対して装着したエアバッグ11の一方端部を固定する
ことができ、また、圧搾空気の給排ホース接続部17
は、圧搾空気の供給源とホースを介して接続するように
なっている。
【0014】圧搾空気の供給源は、圧搾空気の供給時に
弁体が排気口を閉鎖することでエアバッグを膨満させ、
圧搾空気の供給を止めると、弁体が移動して排気口を開
き、エアバッグ内の圧搾空気を排気口から排出するよう
な急速排気弁機能を有している。
【0015】また、上記給排ホース接続部17にこの急
速排気弁機能を付加したものを直接用いるようにしても
よく、このような急速排気弁機能を備え、圧搾空気の排
出を速やかに行って、血行促進効果をより向上させるこ
とができる急速給排弁を、本出願人は、実公昭61−4
2600号や特開平11−277111号によってすで
に提案している。
【0016】上記したエアバッグ11の長さ方向に沿う
両端部間に伸縮弾性体18を設け、該エアバッグ11に
常時収縮する弾性を付勢している。
【0017】この伸縮弾性体18は、適当な幅のゴム紐
の他、ゴム布等の伸縮性布やコイルスプリング等を用い
ることができ、伸縮弾性体18の両端をエアバッグ11
の両端部に縫着や溶着により固定し、図3のように、自
然状態にあるとき伸縮弾性体18が収縮することでこの
エアバッグ11も長さ方向に収縮した状態になってい
る。
【0018】この伸縮弾性体18は、エアバッグ11の
周囲に対して複数本を適当な間隔で配置すればよく、そ
の取り付けは、図示のようなエアバッグ11の外部だけ
でなく、伸縮弾性体18を中空部15内へ収納した状態
でその両端をエアバッグ11の両端部間に取り付けても
よい。
【0019】この発明のエアバッグは、上記のような構
成であり、身体の胴体や足、腕等に対してエアバッグ1
1を外嵌状に装着し、このエアバッグ11の一方端部を
固定手段16によって胴体や足、腕に固定する。
【0020】このとき、エアバッグ11は伸縮弾性体1
8の収縮により全長が収縮状態となっており、固定手段
16側に片寄った配置となり、このエアバッグ11の他
方端部の給排ホース接続部17にホースを介して圧搾空
気の供給源を接続しておく。
【0021】この状態でエアバッグ11内に供給源から
圧搾空気を供給すると、エアバッグ11は内圧が高ま
り、膨満しようとすることによる径方向の内側へ向けて
の圧力で足や腕を圧迫することになり、これと同時にエ
アバッグ11は伸縮弾性体18の弾性に抗して長さ方向
へ同時に伸長することになる。
【0022】従って、エアバッグ11は、胴体や足、腕
に対して周囲から締め付けるような圧迫を加えながら、
同時に長さ方向へ伸長していくことで、胴体や足、腕に
対して接触面に摩擦が生じることになり、この摩擦で血
行を促進すると同時に関節や筋肉を伸ばす効果が発生す
ることになる。
【0023】エアバッグ11の全長が伸びるまで圧搾空
気が供給されると、エアバッグ11内の圧搾空気が急速
に排気され、該エアバッグ11は径方向が急速に縮径す
ると同時に、長さ方向も伸縮弾性体18の収縮により固
定手段16の一端側へ急速に収縮し、装着時の元の状態
に戻り、これによって足や腕に対する圧迫を開放するこ
とになる。
【0024】上記のようにエアバッグ11の全長が収縮
すると、再度圧搾空気の供給と排気が行われ、胴体や
足、腕に対する圧迫と開放の付与及び、摩擦による関
節、筋肉等に対する引き伸ばし作用を繰り返して行うこ
とになり、身体に対する圧迫と開放と共に、摩擦による
長さ方向への引き伸ばし作用を加えることで、身体の血
行促進だけでなく、身体の各部や関節、筋肉等を引き伸
ばすことができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、圧搾
空気の給排で膨張と収縮をするエアバッグの長さ方向に
沿う両端部間に伸縮弾性体を設け、エアバッグに常時収
縮する弾性を付勢したので、エアバッグは圧搾空気の供
給で、身体に対して周囲から締め付けるような圧迫を加
えながら、同時に長さ方向へ伸長していくことで、身体
との接触面に摩擦が発生し、身体及びその血管、関節、
筋肉等に引き伸ばし作用を加えることができ、このよう
に圧迫と開放に引き伸ばし作用を同時に加えることで、
身体の血行促進は勿論のこと、関節、筋肉等に対する引
き伸ばしで按摩の効果を一段と向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るエアバッグの要部切り欠き正面
【図2】図1の矢印a−aに沿う縦断面図
【図3】この発明に係るエアバッグの収縮状態を示す正
面図
【図4】従来のエアバッグを示す一部切り欠き正面図
【符号の説明】
11 エアバッグ 12 熱溶着 13 外側シート 14 内側シート 15 中空部 16 固定手段 17 給排ホース接続部 18 伸縮弾性体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム芯を組み込んだ伸縮自在の糸を使用
    した編み織物を用いたエアバッグで身体の所定部分に装
    着することができる形状に形成され、中空内部への圧搾
    空気の給排により径方向への膨張と収縮及び長さ方向へ
    の伸縮をするようにし、更にエアバッグの長さ方向に沿
    う両端部間に伸縮弾性体を設け、エアバッグに常時収縮
    する弾性を付勢したことを特徴とするエアバッグ。
  2. 【請求項2】 上記エアバッグが、外側シートと内側シ
    ートの二層構造で身体の所定部分に装着する筒状に形成
    され、外側シートと内側シートの間に形成された中空部
    に対する圧搾空気の給排接続部を備えていることを特徴
    とする請求項1に記載のエアバッグ。
  3. 【請求項3】 上記エアバッグが、一方の端部に、身体
    の所定部分に装着した状態で身体に固定することができ
    る固定手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のエアバッグ。
  4. 【請求項4】 上記伸縮弾性体が、ゴム紐やゴム布等の
    伸縮性布で形成されていることを特徴とする請求項1乃
    至3の何れかに記載のエアバッグ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112716685A (zh) * 2021-01-29 2021-04-30 深圳爱感科技有限公司 一种便携式水温肌肉康复设备
CN115517951A (zh) * 2022-09-30 2022-12-27 成都中医药大学 获取三维特征的组件及方法、识别装置、理疗装置及方法

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