JP2002219069A - 浴室用カウンターの取付構造 - Google Patents

浴室用カウンターの取付構造

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JP2002219069A
JP2002219069A JP2001018880A JP2001018880A JP2002219069A JP 2002219069 A JP2002219069 A JP 2002219069A JP 2001018880 A JP2001018880 A JP 2001018880A JP 2001018880 A JP2001018880 A JP 2001018880A JP 2002219069 A JP2002219069 A JP 2002219069A
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counter
bathroom
retrofitting
mounting structure
fixed
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JP2001018880A
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Hideya Chiba
秀哉 千葉
Tadashi Sumida
忠志 隅田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度を充分に保ちながら、奥行きのある後付
けカウンターを簡単に取り付けることができる浴室用カ
ウンターの取付構造を提供することにある。 【解決手段】 浴室の床パン(21)と一体になったカ
ウンター台部(20)の上で同カウンター台部(20)
より前方へ突出した後付けカウンター(1)が取り付け
固定される浴室用カウンターの取付構造であって、上記
後付けカウンター(1)の裏面で上記カウンター台部
(20)より前方へ突出した部分の両側部にそれぞれ縦
リブ(3)を設け、この両側部の縦リブ(3)のうち、
一側部が浴槽(2)に取り付け固定されるとともに、同
両側部の縦リブ(3)のうち、残りの他側部が浴室壁
(4)に取り付け固定されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室用カウンター
の取付構造に関し、具体的には、一般住宅やマンション
などの建物の浴室ユニットなどで使用されるのに有用な
浴室用カウンターの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室用カウンターの取付構造とし
ては、例えば、図7および図8に示すごとく、浴槽
(2)が設置される浴室の床パン(21)と一体に成形
されたカウンター台部(20)の上で同カウンター台部
(20)と略同幅の後付けカウンター(1)が接着にて
取り付け固定されていたものが知られていた。そして、
この後付けカウンター(1)に柄をつけたりして、化粧
を施すような工夫や上記浴室の後方に形成された浴室後
方壁(19)には、鏡やキャビネットが設けられている
といったような工夫がなされていてもかまわないもので
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな浴室用カウンターの取付構造においては、カウンタ
ー台部(20)に形成された後付けカウンター(1)に
て同後付けカウンター(1)に洗面用具を置いたりなど
して、カウンターとして使用することができるものの、
この後付けカウンター(1)に使用者が腰を掛けて使用
するといったようなことはできないものであり、使い勝
手の上では制限を受けていたものであった。
【0004】そこで、上記後付けカウンター(1)とし
て、上記カウンター台部(20)よりも幅が広くて、奥
行きのあるものを採用しようとしたが、同後付けカウン
ター(1)を取り付けても、強度を充分に維持すること
はできないものであり、結果として、使用者が腰を掛け
て使用するといったようなことは、依然としてできない
ものであり、使い勝手としては改良されていないもので
あった。
【0005】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、強度を充分に保
ちながら、奥行きのある後付けカウンターを簡単に取り
付けることができる浴室用カウンターの取付構造を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
浴室用カウンターの取付構造は、浴室の床パン(21)
と一体になったカウンター台部(20)の上で同カウン
ター台部(20)より前方へ突出した後付けカウンター
(1)が取り付け固定される浴室用カウンターの取付構
造であって、上記後付けカウンター(1)の裏面で上記
カウンター台部(20)より前方へ突出した部分の両側
部にそれぞれ縦リブ(3)を設け、この両側部の縦リブ
(3)のうち、一側部が浴槽(2)に取り付け固定され
るとともに、同両側部の縦リブ(3)のうち、残りの他
側部が浴室壁(4)に取り付け固定されてなることを特
徴とする。
【0007】本発明の請求項2に係る浴室用カウンター
の取付構造は、上記カウンター台部(20)の前面に添
うようにして上記後付けカウンター(1)の裏面に横リ
ブ(10)を設け、この横リブ(10)が、パッキン
(13)を介して同カウンター台部(20)の前面上部
で取り付けられたことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係る浴室用カウンター
の取付構造は、上記カウンター台部(20)と上記後付
けカウンター(1)との間に補強材(9)を介在させた
ことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に係る浴室用カウンター
の取付構造は、上記後付けカウンター(1)の裏面に若
干窪ませた半貫通孔(8)を一ないし複数設けたことを
特徴とする。
【0010】本発明の請求項5に係る浴室用カウンター
の取付構造は、上記後付けカウンター(1)において、
上記カウンター台部(20)より前方へ突出した部分の
幅が、上記浴槽(2)に近づくほど広く、上記浴室壁
(4)に近づくほど狭く形成されたものであることを特
徴とする。
【0011】本発明の請求項6に係る浴室用カウンター
の取付構造は、上記後付けカウンター(1)の後面で上
方へ突出する立上片(18)を設けるとともに、この立
上片(18)が、上記浴室の後方に形成された浴室後方
壁(19)に取り付け固定されてなることを特徴とす
る。
【0012】本発明の請求項7に係る浴室用カウンター
の取付構造は、上記両側部の縦リブ(3)と上記浴槽
(2)および上記浴室壁(4)との取り付け固定におい
て、それぞれで断面略U字型のカウンター固定具(6)
を介在させて取り付け固定されてなることを特徴とす
る。
【0013】本発明の請求項8に係る浴室用カウンター
の取付構造は、上記後付けカウンター(1)の前面部で
垂下する垂下リブ(15)を設けたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基いて詳しく説明する。
【0015】図1の(a)は、本発明の一実施形態に係
る浴室用カウンターの取付構造を示した上方から見た透
視図であり、図1の(b)は、同図1の(a)のA部分
詳細図であり、図1の(c)は、同図1の(a)のB部
分詳細図である。図2は、図1の浴室用カウンターの取
付構造において、X−X線で切った断面図である。図3
は、本発明の浴室用カウンターの取付構造に用いられる
一実施形態に係るカウンター固定具とその固定ネジなど
を示した斜視図である。図4の(a)は、本発明の浴室
用カウンターの取付構造に用いられる一実施形態に係る
後付けカウンターを示した上面図であり、図4の(b)
は、同図4の(a)の後付けカウンターの要部のみの側
面図である。図5の(a)は、本発明の浴室用カウンタ
ーの取付構造に用いられる一実施形態に係る後付けカウ
ンターを示した上方から見た斜視図であり、図5の
(b)は、同図5の(a)の後付けカウンターの下方か
ら見た斜視図である。図6は、本発明の浴室用カウンタ
ーの取付構造に用いられる一実施形態に係る後付けカウ
ンターを示した断面図である。
【0016】本発明の浴室用カウンターの取付構造は、
図1ないし図6に示すごとく、浴室の床パン(21)と
一体になったカウンター台部(20)の上で同カウンタ
ー台部(20)より前方へ突出した後付けカウンター
(1)が取り付け固定される浴室用カウンターの取付構
造であって、上記後付けカウンター(1)の裏面で上記
カウンター台部(20)より前方へ突出した部分の両側
部にそれぞれ縦リブ(3)を設け、この両側部の縦リブ
(3)のうち、一側部が浴槽(2)に取り付け固定され
るとともに、同両側部の縦リブ(3)のうち、残りの他
側部が浴室壁(4)に取り付け固定されてなっているも
のである。
【0017】なお、図1の(b)に示すごとく、上記浴
槽(2)側では、上記床パン(21)の立ち上がり縁部
分(11)が配置されており、この立ち上がり縁部分
(11)がエプロン(12)で隠されているものであ
る。
【0018】上記カウンター台部(20)は、図1の
(a)に示すごとく、浴室の床パン(21)と一体にな
っているものである。具体的には、このカウンター台部
(20)は、浴室の床パン(21)と一体に樹脂などの
材料が用いられて成形されているものである。なお、こ
の床パン(21)の材質としては、通常の樹脂製のもの
でかまわないものである。
【0019】上記後付けカウンター(1)は、図1の
(a)および図2に示すごとく、上記カウンター台部
(20)の上で取り付け固定されるものである。この後
付けカウンター(1)は、取り付けられた際に、その一
部が同カウンター台部(20)より前方へ突出している
ものである。
【0020】上記縦リブ(3)は、図1の(a)に示す
ごとく、上記後付けカウンター(1)の裏面で上記カウ
ンター台部(20)より前方へ突出した部分の両側部に
それぞれ設けられているものである。そして、本発明で
は、この両側部の縦リブ(3)のうち、一側部が浴槽
(2)に同図1の(b)に示すごとき取り付け固定され
るとともに、同両側部の縦リブ(3)のうち、残りの他
側部が浴室壁(4)に同図1の(c)に示すごとき取り
付け固定されてなっているものである。
【0021】本発明は、このような構成をとることによ
って、カウンター台部(20)に形成された後付けカウ
ンター(1)にて同後付けカウンター(1)に洗面用具
を置いたりなどして、カウンターとしての機能を有する
とともに、カウンター台部(20)より前方へ突出した
部分に形成された両側部の縦リブ(3)のうち、一側部
が浴槽(2)に取り付け固定されるとともに、同両側部
の縦リブ(3)のうち、残りの他側部が浴室壁(4)に
取り付け固定されていることで、後付けカウンター
(1)の強度を充分に保ちながら、同後付けカウンター
(1)として、カウンター台部(20)よりも幅が広く
て、奥行きのあるものを確実に取り付けることができ、
結果として、使用者が同後付けカウンター(1)に腰を
掛けて使用するといったような機能を持たせることがで
きて、使い勝手としては確実に良くすることができるも
のである。
【0022】すなわち、本発明は、強度を充分に保ちな
がら、奥行きのある後付けカウンター(1)を簡単に取
り付けることができるものである。
【0023】また、図1ないし図6に示すごとく、上記
カウンター台部(20)の前面に添うようにして上記後
付けカウンター(1)の裏面に横リブ(10)を設け、
この横リブ(10)が、パッキン(13)を介して同カ
ウンター台部(20)の前面上部で取り付けられている
ものであると、後付けカウンター(1)の裏面でカウン
ター台部(20)の前面に添うようにして設けられた横
リブ(10)にてパッキン(13)とともにカウンター
台部(20)の前面上部で取り付けられ、カウンター台
部(20)と後付けカウンター(1)との間に湯水や湿
気などが浸入するのを防止することができるものであ
る。また、この横リブ(10)は、後付けカウンター
(1)の全体の荷重を支えているとともに、使用中に後
付けカウンター(1)の奥側に使用者の手が入らないよ
うな堰としての機能も果たしているものである。
【0024】さらに、図1の(a)および図2に示すご
とく、上記カウンター台部(20)と上記後付けカウン
ター(1)との間に補強材(9)を介在させているもの
であると、このような補強材(9)にてカウンター台部
(20)の上に載っている後付けカウンター(1)の強
度をより一層確実に保持させることができるものである
とともに、補強材(9)の介在により、カウンター台部
(20)と後付けカウンター(1)との間の取り付け固
定としてもより一層確実なものとしている。
【0025】なお、上記補強材(9)としては、例え
ば、接着剤などによる接着にてカウンター台部(20)
と後付けカウンター(1)との間で取り付け固定されて
いるものである。この補強材(9)の材質としては、樹
脂製の押し出し品が良く用いられるものであるが、これ
に制限されるものではないものである。
【0026】そして、図1の(a)、図4および図5の
それぞれ(a)、(b)に示すごとく、上記後付けカウ
ンター(1)の裏面に若干窪ませた半貫通孔(8)を一
ないし複数設けているものであると、後付けカウンター
(1)にて後加工で水栓やシャワーなどを取り付けたり
する際に、同後付けカウンター(1)の裏面に設けられ
た一ないし複数の若干窪ませた半貫通孔(8)を中心と
して孔を同後付けカウンター(1)にハンドドリルなど
で開けることができて、施工としては非常に簡単なもの
となる。
【0027】なお、図1の(a)、図4の(a)および
図5の(a)、(b)に示すごとく、上記後付けカウン
ター(1)において、上記カウンター台部(20)より
前方へ突出した部分の幅が、上記浴槽(2)に近づくほ
ど広く、上記浴室壁(4)に近づくほど狭く形成されて
いるものであると、このような浴槽(2)に近づくほど
広く、浴室壁(4)に近づくほど狭く形成されている後
付けカウンター(1)にて使用者が浴槽(2)の近くで
腰を掛けて同浴槽(2)に入ったり出たりすることがで
きるとともに、浴室壁(4)のそばのようにあまり使用
者が腰を掛けたりしないようなところでは狭く形成され
ている後付けカウンター(1)により使用者の邪魔にな
らないように床のスペースが広くなっており、使い勝手
としてはより一層確実に良くなるものである。
【0028】また、図1の(a)および図2、図4およ
び図5のそれぞれ(a)、(b)などに示すごとく、上
記後付けカウンター(1)の後面で上方へ突出する立上
片(18)を設けるとともに、この立上片(18)が、
上記浴室の後方に形成された浴室後方壁(19)に取り
付け固定されてなっているものであると、後付けカウン
ター(1)の後面で上方へ突出する立上片(18)にて
浴室の後方に形成された浴室後方壁(19)に対しての
取り付け固定がなされるものとなり、浴室後方壁(1
9)と後付けカウンター(1)の後面との間の隙間を確
実に埋めることができるものとなり、浴室後方壁(1
9)と後付けカウンター(1)の後面との間に湯水や湿
気などが浸入するのを防止することができるものであ
る。
【0029】なお、上記浴室後方壁(19)と上記後付
けカウンター(1)の立上片(18)との間には、例え
ば、図2に示すごとく、シリコン(14)が介在されて
いるものであり、このシリコン(14)にて同浴室後方
壁(19)と同後付けカウンター(1)の後面との間の
隙間を確実に埋めて、後付けカウンター(1)の後面で
上方へ突出する立上片(18)にて浴室の後方に形成さ
れた浴室後方壁(19)に対しての取り付け固定がなさ
れているものである。
【0030】さらに、図1の(b)、(c)および図3
に示すごとく、上記両側部の縦リブ(3)と上記浴槽
(2)および上記浴室壁(4)との取り付け固定におい
て、それぞれで断面略U字型のカウンター固定具(6)
を介在させて取り付け固定されてなっているものである
と、このような断面略U字型のカウンター固定具(6)
にて強度をより一層充分に保ちながら、奥行きのある後
付けカウンター(1)をより一層簡単に取り付けること
ができるものとなる。
【0031】具体的には、上記両側部の縦リブ(3)の
うち、一側部の縦リブ(3)と浴槽(2)との取り付け
固定においては、図1の(b)に示すごとく、一側部の
縦リブ(3)にカウンター固定具(6)の手前側部分が
接触されて、手前孔(17)に取付ネジ(5)が一側部
の縦リブ(3)を介して同図のごときネジ込まれて取り
付け固定を完結しているものである。さらに、浴槽
(2)の縁部分にカウンター固定具(6)の後側部分が
接触されて、後孔(16)に固定ネジ(7)が浴槽
(2)の縁部分を介して同図のごときネジ込まれて取り
付け固定を完結しているものである。
【0032】同様に、上記両側部の縦リブ(3)のう
ち、残りの他側部と浴室壁(4)との取り付け固定にお
いては、図1の(c)に示すごとく、他側部の縦リブ
(3)にカウンター固定具(6)の手前側部分が接触さ
れて、手前孔(17)に取付ネジ(5)が他側部の縦リ
ブ(3)を介して同図のごときネジ込まれて取り付け固
定を完結しているものである。さらに、浴室壁(4)に
カウンター固定具(6)の後側部分が接触されて、後孔
(16)に固定ネジ(7)が浴室壁(4)を介して同図
のごときネジ込まれて取り付け固定を完結しているもの
である。
【0033】そして、図1の(a)および図2、図5の
(a)、(b)などに示すごとく、上記後付けカウンタ
ー(1)の前面部で垂下する垂下リブ(15)を設けて
いるものであると、後付けカウンター(1)の前面部で
垂下する垂下リブ(15)にて同後付けカウンター
(1)の裏面側をより一層確実に隠すことができて、そ
の結果、両側部の縦リブ(3)と浴槽(2)および浴室
壁(4)との取り付け固定されている部分をより一層確
実に隠すことができるものであり、外観上での見栄えを
良くすることができるものである。
【0034】本発明に係る浴室用カウンターの取付構造
によると、図1ないし図6に示すごとく、浴室の床パン
(21)と一体になったカウンター台部(20)の上で
同カウンター台部(20)より前方へ突出した後付けカ
ウンター(1)が取り付け固定される浴室用カウンター
の取付構造であって、上記後付けカウンター(1)の裏
面で上記カウンター台部(20)より前方へ突出した部
分の両側部にそれぞれ縦リブ(3)を設け、この両側部
の縦リブ(3)のうち、一側部が浴槽(2)に取り付け
固定されるとともに、同両側部の縦リブ(3)のうち、
残りの他側部が浴室壁(4)に取り付け固定されてなる
ので、カウンター台部(20)に形成された後付けカウ
ンター(1)にて同後付けカウンター(1)に洗面用具
を置いたりなどして、カウンターとしての機能を有する
とともに、カウンター台部(20)より前方へ突出した
部分に形成された両側部の縦リブ(3)のうち、一側部
が浴槽(2)に取り付け固定されるとともに、同両側部
の縦リブ(3)のうち、残りの他側部が浴室壁(4)に
取り付け固定されていることで、後付けカウンター
(1)の強度を充分に保ちながら、同後付けカウンター
(1)として、カウンター台部(20)よりも幅が広く
て、奥行きのあるものを確実に取り付けることができ、
結果として、使用者が同後付けカウンター(1)に腰を
掛けて使用するといったような機能を持たせることがで
きて、使い勝手としては確実に良くすることができるも
のである。
【0035】すなわち、本発明は、強度を充分に保ちな
がら、奥行きのある後付けカウンター(1)を簡単に取
り付けることができるものである。
【0036】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る浴室用カウンタ
ーの取付構造によると、カウンター台部(20)に形成
された後付けカウンター(1)にて同後付けカウンター
(1)に洗面用具を置いたりなどして、カウンターとし
ての機能を有するとともに、カウンター台部(20)よ
り前方へ突出した部分に形成された両側部の縦リブ
(3)のうち、一側部が浴槽(2)に取り付け固定され
るとともに、同両側部の縦リブ(3)のうち、残りの他
側部が浴室壁(4)に取り付け固定されていることで、
後付けカウンター(1)の強度を充分に保ちながら、同
後付けカウンター(1)として、カウンター台部(2
0)よりも幅が広くて、奥行きのあるものを確実に取り
付けることができ、結果として、使用者が同後付けカウ
ンター(1)に腰を掛けて使用するといったような機能
を持たせることができて、使い勝手としては確実に良く
することができるものである。
【0037】すなわち、本発明は、強度を充分に保ちな
がら、奥行きのある後付けカウンター(1)を簡単に取
り付けることができるものである。
【0038】本発明の請求項2に係る浴室用カウンター
の取付構造によると、請求項1記載の場合に加えて、後
付けカウンター(1)の裏面でカウンター台部(20)
の前面に添うようにして設けられた横リブ(10)にて
パッキン(13)とともにカウンター台部(20)の前
面上部で取り付けられ、カウンター台部(20)と後付
けカウンター(1)との間に湯水や湿気などが浸入する
のを防止することができるものである。また、この横リ
ブ(10)は、後付けカウンター(1)の全体の荷重を
支えているとともに、使用中に後付けカウンター(1)
の奥側に使用者の手が入らないような堰としての機能も
果たしているものである。
【0039】本発明の請求項3に係る浴室用カウンター
の取付構造によると、請求項1または請求項2記載の場
合に加えて、このような補強材(9)にてカウンター台
部(20)の上に載っている後付けカウンター(1)の
強度をより一層確実に保持させることができるものであ
るとともに、補強材(9)の介在により、カウンター台
部(20)と後付けカウンター(1)との間の取り付け
固定としてもより一層確実なものとしている。
【0040】本発明の請求項4に係る浴室用カウンター
の取付構造によると、請求項1ないし請求項3いずれか
記載の場合に加えて、後付けカウンター(1)にて後加
工で水栓やシャワーなどを取り付けたりする際に、同後
付けカウンター(1)の裏面に設けられた一ないし複数
の若干窪ませた半貫通孔(8)を中心として孔を同後付
けカウンター(1)にハンドドリルなどで開けることが
できて、施工としては非常に簡単なものとなる。
【0041】本発明の請求項5に係る浴室用カウンター
の取付構造によると、請求項1ないし請求項4いずれか
記載の場合に加えて、このような浴槽(2)に近づくほ
ど広く、浴室壁(4)に近づくほど狭く形成されている
後付けカウンター(1)にて使用者が浴槽(2)の近く
で腰を掛けて同浴槽(2)に入ったり出たりすることが
できるとともに、浴室壁(4)のそばのようにあまり使
用者が腰を掛けたりしないようなところでは狭く形成さ
れている後付けカウンター(1)により使用者の邪魔に
ならないように床のスペースが広くなっており、使い勝
手としてはより一層確実に良くなるものである。
【0042】本発明の請求項6に係る浴室用カウンター
の取付構造によると、請求項1ないし請求項5いずれか
記載の場合に加えて、後付けカウンター(1)の後面で
上方へ突出する立上片(18)にて浴室の後方に形成さ
れた浴室後方壁(19)に対しての取り付け固定がなさ
れるものとなり、浴室後方壁(19)と後付けカウンタ
ー(1)の後面との間の隙間を確実に埋めることができ
るものとなり、浴室後方壁(19)と後付けカウンター
(1)の後面との間に湯水や湿気などが浸入するのを防
止することができるものである。
【0043】本発明の請求項7に係る浴室用カウンター
の取付構造によると、請求項1ないし請求項6いずれか
記載の場合に加えて、このような断面略U字型のカウン
ター固定具(6)にて強度をより一層充分に保ちなが
ら、奥行きのある後付けカウンター(1)をより一層簡
単に取り付けることができるものとなる。
【0044】本発明の請求項8に係る浴室用カウンター
の取付構造によると、請求項1ないし請求項7いずれか
記載の場合に加えて、後付けカウンター(1)の前面部
で垂下する垂下リブ(15)にて同後付けカウンター
(1)の裏面側をより一層確実に隠すことができて、そ
の結果、両側部の縦リブ(3)と浴槽(2)および浴室
壁(4)との取り付け固定されている部分をより一層確
実に隠すことができるものであり、外観上での見栄えを
良くすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施形態に係る浴室用カ
ウンターの取付構造を示した上方から見た透視図であ
り、(b)は、(a)のA部分詳細図であり、(c)
は、(a)のB部分詳細図である。
【図2】図1の浴室用カウンターの取付構造において、
X−X線で切った断面図である。
【図3】本発明の浴室用カウンターの取付構造に用いら
れる一実施形態に係るカウンター固定具とその固定ネジ
などを示した斜視図である。
【図4】(a)は、本発明の浴室用カウンターの取付構
造に用いられる一実施形態に係る後付けカウンターを示
した上面図であり、(b)は、(a)の後付けカウンタ
ーの要部のみの側面図である。
【図5】(a)は、本発明の浴室用カウンターの取付構
造に用いられる一実施形態に係る後付けカウンターを示
した上方から見た斜視図であり、(b)は、(a)の後
付けカウンターの下方から見た斜視図である。
【図6】本発明の浴室用カウンターの取付構造に用いら
れる一実施形態に係る後付けカウンターを示した断面図
である。
【図7】一従来例に係る浴室用カウンターの取付構造を
示した要部の断面図である。
【図8】一従来例に係る浴室用カウンターの取付構造と
その周辺を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 後付けカウンター 2 浴槽 3 縦リブ 4 浴室壁 6 カウンター固定具 8 半貫通孔 9 補強材 10 横リブ 13 パッキン 15 垂下リブ 18 立上片 19 浴室後方壁 20 カウンター台部 21 床パン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の床パンと一体になったカウンター
    台部の上で同カウンター台部より前方へ突出した後付け
    カウンターが取り付け固定される浴室用カウンターの取
    付構造であって、上記後付けカウンターの裏面で上記カ
    ウンター台部より前方へ突出した部分の両側部にそれぞ
    れ縦リブを設け、この両側部の縦リブのうち、一側部が
    浴槽に取り付け固定されるとともに、同両側部の縦リブ
    のうち、残りの他側部が浴室壁に取り付け固定されてな
    ることを特徴とする浴室用カウンターの取付構造。
  2. 【請求項2】 上記カウンター台部の前面に添うように
    して上記後付けカウンターの裏面に横リブを設け、この
    横リブが、パッキンを介して同カウンター台部の前面上
    部で取り付けられたことを特徴とする請求項1記載の浴
    室用カウンターの取付構造。
  3. 【請求項3】 上記カウンター台部と上記後付けカウン
    ターとの間に補強材を介在させたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の浴室用カウンターの取付構
    造。
  4. 【請求項4】 上記後付けカウンターの裏面に若干窪ま
    せた半貫通孔を一ないし複数設けたことを特徴とする請
    求項1ないし請求項3いずれか記載の浴室用カウンター
    の取付構造。
  5. 【請求項5】 上記後付けカウンターにおいて、上記カ
    ウンター台部より前方へ突出した部分の幅が、上記浴槽
    に近づくほど広く、上記浴室壁に近づくほど狭く形成さ
    れたものであることを特徴とする請求項1ないし請求項
    4いずれか記載の浴室用カウンターの取付構造。
  6. 【請求項6】 上記後付けカウンターの後面で上方へ突
    出する立上片を設けるとともに、この立上片が、上記浴
    室の後方に形成された浴室後方壁に取り付け固定されて
    なることを特徴とする請求項1ないし請求項5いずれか
    記載の浴室用カウンターの取付構造。
  7. 【請求項7】 上記両側部の縦リブと上記浴槽および上
    記浴室壁との取り付け固定において、それぞれで断面略
    U字型のカウンター固定具を介在させて取り付け固定さ
    れてなることを特徴とする請求項1ないし請求項6いず
    れか記載の浴室用カウンターの取付構造。
  8. 【請求項8】 上記後付けカウンターの前面部で垂下す
    る垂下リブを設けたことを特徴とする請求項1ないし請
    求項7いずれか記載の浴室用カウンターの取付構造。
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