JP2002219028A - 複合衣装ケース - Google Patents

複合衣装ケース

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JP2002219028A
JP2002219028A JP2001018609A JP2001018609A JP2002219028A JP 2002219028 A JP2002219028 A JP 2002219028A JP 2001018609 A JP2001018609 A JP 2001018609A JP 2001018609 A JP2001018609 A JP 2001018609A JP 2002219028 A JP2002219028 A JP 2002219028A
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JP
Japan
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JP2001018609A
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English (en)
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Koji Kataki
耕司 片木
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KATAGI KASEI KK
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KATAGI KASEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、幅や高さの異なる収納ボックスを
上下左右に安定して積み重ねることが可能で、利用者が
好みに応じて自由に組合せることができる複合衣装ケー
スを提案することを目的とする。 【解決手段】前面を開放した略六面体を形成するケース
部と、前記ケース部の前面から出退可能な引き出しを形
成する容器部とからなる収納ボックスと、前記収納ボッ
クスであって高さを整数倍に高く形成した高背収納ボッ
クスと、前記収納ボックスであって幅を整数倍に広く形
成した幅広収納ボックスとを複数組合せて積み重ねて複
合衣装ケースを構成する。前記収納ボックス及び前記高
背収納ボックスには、上面と底面に互いに結合するため
の係合部を形成し、前記幅広収納ボックスには、前記係
合部を前記整数個形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば衣類や小
物を収納するような衣装ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、単体でも組合せでも使用できる衣
装ケースとして、上下方向に積み重ね可能な同幅を有す
る収納ボックス群からなる衣装ケースが提案されてい
る。
【0003】また、幅の異なる引き出しを上下左右に複
数構成した一体型の衣装ケースも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記収納ボックス群か
らなる衣装ケースは、幅の異なる収納ボックスを組合せ
ると整列した状態が得られないという問題があった。
【0005】また、前記一体型の衣装ケースの場合は、
引き出しの構成を変更できないため、引き出しの構成パ
ターンを複数用意する必要があった。しかし、利用者の
好みは多種多様であるため、希望通りの衣装ケースを提
供しようとすれば、引き出しの構成パターンを充実させ
る必要があり、さらに在庫として多量に確保しなければ
ならないという困難が生じていた。
【0006】この発明は、幅や高さの異なる収納ボック
スを互いに接触した状態で、上下左右に整列して並設又
は/及び積み重ねることにより、利用者が好みに応じて
自由に組合せることができる複合衣装ケースを提案する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、前面
を開放した略六面体を形成するケース部2aと、ケース
部2aの前面から出退可能な引き出しを形成する容器部
3aとからなるボックスより、収納ボックス1aを構成
する。ケース部2aの底面には、図2に示すように前記
底面より一回り小さい枠状の足5を係合部として形成す
る。ケース部2aの上面には、上に積み重ねる他の収納
ボックス1aの足5と結合するための溝4を、図1に示
すように足5と対向する位置に係合部として形成する。
【0008】次に、図4に示すように前記ボックスと同
じ構造であって、幅が同一で高さを二倍とする高背収納
ボックス1bを構成する。係合部である足5と溝4は、
収納ボックス1aと同じように構成する。
【0009】さらに、前記ボックスと同じ構造であっ
て、収納ボックス1aと比較して整数倍の幅に形成した
幅広収納ボックス1cを構成する。前記ケース部2cの
底面には、収納ボックス1aの足5と同一の足5を、図
5に示すように前記整数個横並びに係合部として形成す
る。幅広収納ボックス1cの上面には、図3に示すよう
に、前記各足5と対向する位置に前記整数個の溝4を係
合部として形成する。なお、幅広収納ボックス1cの高
さについては、収納ケース1aの整数倍であってもなく
てもかまわない。
【0010】以上により、収納ボックス1a、高背収納
ボックス1b、幅広収納ボックス1cは、同一形状の溝
4と足5を係合部として持つため、整列した状態で並設
又は/及び積み重ねることが可能となる。利用者は、収
納ボックス1a、高背収納ボックス1b、幅広収納ボッ
クス1cより好みに応じたものを必要数購入し、自由に
並設又は/及び積み重ねて、整列した状態で複合衣装ケ
ースを利用することが可能となる。
【0011】
【実施例】一実施例として、収納ボックス1a、高背収
納ボックス1b、幅広収納ボックス1cがそれぞれ一種
類のみ存在する最小単位の構成にて説明する。まず、図
1に示すように、前面を開放した略六面体を形成するケ
ース部2aと、ケース部2aの前面から出退可能な単一
の引き出しを形成する容器部3aとから、衣類が収納で
きる程度の大きさを有する収納ボックス1aを構成す
る。なお、ケース部2aの高さはH、幅はW、奥行きは
Dと規定する。
【0012】容器部3aの正面の下部には、引き出しを
形成する取手6aを正面視略長方形に構成する。取手6
aの形状は、凹型で指が無理なく入る程度の高さを有
し、両手で引けるように幅広く形成する。
【0013】前記ケース部2aの底面には、図2に示す
ように前記底面より一回り小さい枠状の足5を、側面と
背面から等間隔で正面から少し離れた位置に形成する。
足5は、収納ボックス1aを設置面よりわずかに浮き上
がらせる程度の高さを有する。さらに足5は、複数の収
納ボックス1aを上に積み重ね、衣類を多量に収納して
も折れ曲がらない程度の厚みと硬さに形成する。
【0014】ケース部2aの上板は、図1に示すように
側板よりも厚く形成し、その上面には、上に積み重ねる
他の収納ボックス1aの足5と結合するための溝4を、
足5と対向する位置に形成する。また、収納ボックス1
aは通常前から奥へ押し込むようにして積み上げるた
め、積み上げ作業の補助用にケース部2aの上面に前後
方向の薄溝7を横に複数並べて形成する。
【0015】次に、図4に示すように、高さ2Hと幅W
と奥行きDを有するケース部2bと、前記ケース部2b
の前面から出退可能な引き出しを形成する容器部3bと
から、高背収納ボックス1bを構成する。足5と溝4
は、収納ボックス1aと全く同じように形成する。
【0016】さらに、幅2Wと奥行きDを有するケース
部2cと、前記ケース部2cの前面から出退可能な単一
の引き出しを形成する容器部3cとから、幅広収納ボッ
クス1cを構成する。
【0017】前記ケース部2cの底面には、図5に示す
ように、収納ボックス1aの足5と同一の足5を二個形
成する。前記幅広収納ボックス1cの各足5は、図4に
示すように二段に積み上げた収納ボックス1aと高背収
納ボックス1bを横に接触して整列させ、その上に幅広
収納ボックス1cを載せると、収納ボックス1aと高背
収納ボックス1bの各溝4と結合して整列する位置に構
成する。
【0018】ケース部2cの上面には、図3に示すよう
に、各足5と対向する位置に二個の溝4を形成する。な
お、幅広収納ボックス1cの高さは、Hの整数倍であっ
てもなくてもかまわないのでH’とする。
【0019】これらボックスの寸法の一例として、Hを
175mm、H’を225mm、Wを300mm、Dを
415mm、足5の高さを5mmとする。
【0020】構成の例として、図4に示すように高背収
納ボックス1bの右側面に接触する状態で並設して収納
ボックス1aを縦に二段積み上げ、高背収納ボックス1
bと積み上げた収納ボックス1aの上に幅広収納ボック
ス1cを積み上げて構成する複合衣装ケースがある。
【0021】また別の例として、図5に示すように幅広
収納ボックス1cの上左側に高背収納ボックス1bを積
み上げ、さらにその上に収納ボックス1aを積み上げ
て、左側面が垂直になるようにL字型に構成する複合衣
装ケースや、図6に示すように高背収納ボックス1bの
右側面に接触する状態で並設して収納ボックス1aを二
個積み重ねるようにし、それらの上下を幅広収納ボック
ス1cで挟むようにして構成する複合衣装ケースがあ
る。
【0022】さらに別の例として、図7に示すように、
幅広収納ボックス1cの上左側に収納ボックス1aを三
個積み上げ、幅広収納ボックス1cの右上にも収納ボッ
クス1aを三個積み重ねて、収納ボックス1aと幅広収
納ボックス1cにより構成した複合衣装ケースや、図8
に示すように幅広収納ボックス1cで上下を挟むように
して、間に高背収納ボックス1bを二個並設させた、高
背収納ボックス1bと幅広収納ボックス1cからなる複
合衣装ケース等各種の組合せ態様が考えられる。
【0023】以上の実施例では、前述のように収納ボッ
クス1a、高背収納ボックス1b、幅広収納ボックス1
cがそれぞれ一種類のみ存在する最小単位の構成である
が、収納ボックス1aを基準として、幅や高さを整数倍
とする複数種類の収納ボックス1a、高背収納ボックス
1b、幅広収納ボックス1cを用意してもよい。
【0024】また、基準となる収納ボックス1aは衣類
が収納できる程度の大きさとしたが、文具やCDや雑貨
等の小物を入れることを想定して、収納ボックス1aを
小さく構成してもよい。
【0025】さらに、高さのみ異なるボックスや幅のみ
異なるボックスやそれらの違いを組合せたボックス等、
基準となる収納ボックス1aを複数パターン用意し、そ
れに合わせて高背収納ボックス1bや幅広収納ボックス
1cも複数パターン用意してもよい。
【0026】加えて、収納ボックス1a又は高背収納ボ
ックス1b又は幅広収納ボックス1cに対し、外寸は同
一のまま引き出し数を変更したパターンを用意してもよ
い。
【0027】以上のような拡張パターンを用意すれば、
利用者の選択できる引き出し構成の種類は飛躍的に増加
する。
【0028】
【発明の効果】この発明により、利用者は収納ボックス
1aと高背収納ボックス1bと幅広収納ボックス1cよ
り好みのものを必要なだけ購入し、自由に並設又は/及
び積み重ねて複合衣装ケースを構成できるようになる。
これにより、従来の一体型の衣装ケースのように、好み
の引き出し構成が見つからないといった不満から解消さ
れる。
【0029】また、従来の収納ボックス群からなる衣装
ケースでは構成できなかった幅広の引き出しも構成でき
るようになる。
【0030】実施例では、溝4と足5の位置を少し後方
へずらしているため、前後逆に積み重ねると一目で間違
いと理解でき、すべて積み重ねた後に間違いに気づいて
積み直すといった事が解消できる。
【0031】また、ボックスの上面には前後に薄溝7が
設けられているため、衣類を収納した状態であっても、
手前から奥へ押し込むように比較的楽に積み上げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 収納ボックスの上面斜視図
【図2】 収納ボックスの下面斜視図
【図3】 幅広収納ボックスの斜視図
【図4】 4ボックス複合衣装ケースの正面図
【図5】 3ボックスL字型複合衣装ケースの正面図
【図6】 5ボックス複合衣装ケースの正面図
【図7】 7ボックス複合衣装ケースの正面図
【図8】 4ボックス複合衣装ケースの正面図
【符号の説明】
1a 収納ボックス 1b 高背収納ボックス 1c 幅広収納ボックス 2a ケース部 2b ケース部 2c ケース部 3a 容器部 3b 容器部 3c 容器部 4 溝 5 足

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面を開放した略六面体を形成するケース
    部と、前記ケース部の前面から出退可能な引き出しを形
    成する容器部とからなるボックスを収納ボックスとし、
    前記ボックスと同じ構造であって、幅が同一で高さを整
    数倍に高く形成したボックスを高背収納ボックスとし、
    前記ボックスと同じ構造であって、幅を整数倍に広く形
    成したボックスを幅広収納ボックスとして設け、これら
    の収納ボックスから選択される二つ以上を、互いに接触
    した状態で並設又は/及び積み重ねにより構成される複
    合衣装ケース。
  2. 【請求項2】ケース部の上面と底面に、互いに結合する
    ための係合部を設けた、前記収納ボックス及び高背収納
    ボックスと、ケース部上面と底面に、前記係合部と同一
    の係合部をそれぞれ整数個横並びに形成した、前記幅広
    収納ボックスからなる請求項1記載の複合衣装ケース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502256A (ja) * 2008-09-05 2012-01-26 ザ・コールマン・カンパニー・インコーポレイテッド 積み重ね可能な携帯クーラーボックスシステム
CN108523482A (zh) * 2018-04-19 2018-09-14 宿州迅驰电子科技有限公司 一种衣物存储方法
CN108542132A (zh) * 2018-04-19 2018-09-18 宿州迅驰电子科技有限公司 一种智能衣柜

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