JP2002218724A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2002218724A
JP2002218724A JP2001007107A JP2001007107A JP2002218724A JP 2002218724 A JP2002218724 A JP 2002218724A JP 2001007107 A JP2001007107 A JP 2001007107A JP 2001007107 A JP2001007107 A JP 2001007107A JP 2002218724 A JP2002218724 A JP 2002218724A
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JP2001007107A
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Kenichi Miyamori
健一 宮森
Takatoshi Yukimasa
隆俊 行正
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小径のモータにおいても、モータ効率をそれほ
ど低下させることなく、コギング力の低減化を図り得る
モータを提供する。 【解決手段】環状に形成された界磁部3の内側に、複数
個の突極部11が放射状に形成されるとともに巻線用溝
部12が形成された電機子2とを有するモータ1におい
て、界磁部3に所定の隙間δを有して対向する突極部1
1の先端部分を平面視略T字形状に形成し、この突極部
の先端部分の中央部11bの外周面を、界磁部の表面と
同心円状の円弧面に形成し、且つこの中央部から両側に
突出された両突出部11c,11dの外周形状を、両端
に行くにしたがって界磁部との隙間δが拡大するように
形成し、さらに突極部における中央部の円弧面の幅を、
当該円弧面が各突極部の左右に形成された巻線用溝部の
内側両隅部c,dと回転中心Oとを結ぶ両直線の間に位
置するような長さに設定したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミニディスクなど
の小型のAV機器に用いられる小径の電機子を有するモ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、モータにおける電機子の突極部に
は、巻線を巻くために円周方向に等間隔に空隙部が設け
られており、このために、電機子と例えばその外側に配
置される永久磁石よりなる界磁部との間に発生する磁束
分布が不均一となり、コギング力が発生する。このコギ
ング力は、モータの回転に際し、回転むらとして作用
し、このようなコギング力の発生するモータを映像・音
響機器等の駆動源に用いた場合、ワウおよび映像ジッタ
を劣化させる要因となる。
【0003】そこで、コギング力を低減するために、電
機子の突極部の界磁部と対向する部分に補助溝を設ける
ことによってコギング力の低減を図ったものがある(特
公昭58−42707号公報参照)。
【0004】しかし、この突極部に補助溝を設けるよう
にした構成を、小径のモータに適用しようとすると、界
磁部との対向部分が殆どなくなってしまい、このような
構成を採用することができない。
【0005】このような問題に対処するものとしては、
特開2000−209829号公報に示されるように、
電機子の先端部分における突極部の外周面を、両端に行
くにしたがって電機子と界磁部との間の隙間を拡大させ
ることにより、コギング力の低減を図るようにしたもの
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開20
00−209829号公報に開示された回転電機におい
ては、巻線用溝の深さによって決まる突極部の卷線が卷
装される棒状の巻付部の幅に拘わらず、電機子の先端部
分に設けられた突極部の外周面が、両端に行くにしたが
って、電機子と界磁部との間の隙間が拡大するように構
成されており、すなわち突極部の先端部分における界磁
部との平行な円弧面の幅(長さ)と巻線用溝部の深さに
よって決まる突極部の巻付部の幅との関係に言及されて
おらず、例えば突極部の巻付部の幅によって界磁部から
得られる磁力が限定されるのに対し、突極部の円弧面の
幅が広い場合には、不要な磁束が入るため、コギング力
の低下を十分に図ることができなくなるという問題があ
る。
【0007】そこで、本発明は、小径のモータにおいて
も、モータ効率をそれ程低下させることなく、コギング
力の低減化を図り得るモータを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
モータは、複数極に磁化された永久磁石よりなる界磁部
と、この界磁部に対向して配置されるとともに所定角度
おきに放射方向に突設された複数個の突極部が形成され
且つこれら各突極部に巻線を巻装するための巻線用溝部
がそれぞれ形成された電機子とが具備されたモータにお
いて、上記界磁部に所定の距離でもって対向する突極部
の先端部分を平面視略T字形状に形成するとともに、こ
の突極部の先端部分における中央部の周表面を、上記界
磁部の周表面と同心円状の円弧面に形成し、且つ当該中
央部から両側に突出された両突出部の周表面を、両端に
行くにしたがって上記界磁部との距離が拡大するように
形成し、さらに上記突極部における中央部の円弧面の幅
を、当該円弧面が各突極部に形成された巻線用溝部の内
側両隅部と回転中心とを結ぶ両直線の間に位置するよう
な長さに設定したものである。
【0009】上記モータの構成によると、突極部におけ
る中央部の幅が、突極部の卷線用溝部が形成された部分
の幅に対して、等しいかまたは小さく構成されるので、
突極部の卷線用溝部が形成された部分の幅によって決ま
る有効磁束密度より、界磁部からの磁力により突極部を
通過する磁束密度を小さくすることができ、したがって
モータ効率をそれほど低下させることなく、モータの回
転に必要な磁力以外による磁束が突極部を通過する際に
発生するコギング力を抑えることができる。
【0010】また、本発明の請求項2に係るモータは、
複数極に磁化された永久磁石よりなる界磁部と、この界
磁部に対向して配置されるとともに所定角度おきに放射
方向に突設された複数個の突極部が形成され且つこれら
各突極部に巻線を巻装するための巻線用溝部がそれぞれ
形成された電機子とが具備されたモータにおいて、上記
界磁部に所定の距離でもって対向する突極部の先端部分
を平面視略T字形状に形成するとともに、この突極部の
先端部分における中央部の周表面を、中央に行くにした
がって上記界磁部との距離が拡大するように形成し、且
つ当該中央部から両側に突出された両突出部の周表面
を、両端に行くにしたがって上記界磁部との距離が拡大
するように形成し、さらに上記突極部における中央部の
円弧面の幅を、当該円弧面が各突極部に形成された巻線
用溝部の内側両隅部と回転中心とを結ぶ両直線の間に位
置するような長さに設定したものである。
【0011】上記モータの構成によると、突極部の先端
部分における中央部の周表面を、中央に行くにしたがっ
て上記界磁部との距離が拡大するように形成したので、
請求項1に係るモータにより得られる効果に加えて、コ
ギング力の発生周波数成分を高くすることができ、した
がって回転数の制御性の向上を図り得る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
におけるモータを、図1〜図3に基づき説明する。
【0013】図1はモータの断面図(ハッチングは示さ
ず)、図2は同モータにおける電機子の突極部の拡大断
面図(ハッチングは示さず)、図3は同モータのコギン
グ力(コギングトルク)を示すグラフである。
【0014】図1に示すように、本第1の実施の形態に
係るモータ(具体的には、光ディスクなどを回転させる
スピンドルモータである)1には、固定配置されるとと
もに磁性材料(マグネット材料)より構成され且つ外周
がほぼ円形状にされた電機子2と、この電機子2の外周
にて回転自在に配置されるとともに例えば8極に着磁さ
れた環状の永久磁石より構成された界磁部3とが具備さ
れている。勿論、電機子2の中心と界磁部3の回転中心
Oとは同一にされている。
【0015】上記電機子2には、回転中心Oから放射状
に外側へ向かって6個の突極部11(11A〜11F)
が等間隔で突出して設けられており、また各突極部11
の中間には巻線用溝部12(12A〜12F)が形成さ
れるとともに、これら各巻線用溝部12には3相の電機
子巻線13(13A〜13F)がそれぞれ巻き付けられ
ている。なお、この突極部11の巻線用溝部12に対応
する部分、すなわち電機子巻線13が巻き付けられる棒
状部(アーム状部)11aを介して界磁部3から磁力を
発生させる磁束が入り込む。
【0016】上記突極部11の先端部分だけについて見
ると、その平面視形状が略T字形状に形成されており、
以下、この先端部分を、図2に基づき詳しく説明する。
すなわち、図2に示すように、界磁部3と所定の距離
(空隙ともいうが、以下、隙間という)を持って対向す
る突極部11の先端部分の内、中央部11bにおける外
周面(周表面)の形状は、界磁部3の内周面(周表面)
に対して所定の隙間δでもって離間されており、すなわ
ち中央部11bの外周面と界磁部3の内周面とは、回転
中心Oに対してそれぞれ同心円の円弧面に形成されてお
り、しかもこの中央部11bの幅(大きさ)は、当該中
央部11bの円弧面の両端点a,bと回転中心Oとを結
ぶ両直線が形成する第1円弧角度θcが、回転中心Oと
突極部11の巻線用溝部12の内側両隅部(棒状部と中
央部とのコーナ部)c、dとを結ぶ両直線が形成する第
2円弧角度θsに等しく、または第1円弧角度θcの方
が第2円弧角度θsよりも小さくなるようにされてい
る。なお、第1円弧角度θcを第2円弧角度θsよりも
小さくなるようにした場合、中央部11bの円弧面の両
端点a,b間の長さが、互いに隣接する突極部11,1
1間の空隙部の幅Wd以上となるようにされる。
【0017】また、突極部11における中央部11bの
両側の突出部11c,11dについては、両端に行くに
したがって、その外周面と界磁部3の内周面との隙間δ
が大きくなるような形状に形成されている。
【0018】さらに、互いに隣接する両突極部11間の
離間距離(空隙部ともいう)Wdは、巻線を行い得る最
小寸法(約1.0mm〜1.2mmの範囲)とされ、ま
た突極部11の先端厚みである最小厚みWcは、突極部
11の強度を確保するために必要な最小寸法(0.1m
m以上)にすることが望ましく、このような条件を満足
する幾何学条件に基づき突極部11の形状が決定され
る。
【0019】このように形成された電機子2を持つモー
タ1は、界磁部3と突極部11との間の磁束密度分布の
変化をできるだけ抑えて、コギング力を減少させること
ができる。
【0020】図3は、そのコギング力の実測例であり、
図3中、Aの曲線は突極部の両端を45度面取りしただ
けの従来のモータの場合を示し、Bの曲線は、第1円弧
角度θcと第2円弧角度θsとを等しくした本発明に係
るモータの場合を示している。勿論、従来のモータにつ
いては、第1円弧角度θcの方が第2円弧角度θsより
も大きくされている。このグラフから、本発明に係るモ
ータのコギング力が、従来のものに比べて、ピーク値で
1/4まで低減し得ることが明らかになった。
【0021】また、中央部11bの大きさを、中央部1
1bの円弧面の両端点a,bと回転中心Oとを結ぶ両直
線が形成する第1円弧角度θcと、回転中心Oを通り、
巻線用溝部12の内側両隅部c、dを結ぶ両直線が形成
する第2円弧角度θsとが互いに等しく、または第1円
弧角度θcが第2円弧角度θsより小さく且つ中央部1
1bの円弧面の両端点a,b間の長さが、互いに隣接す
る突極部11,11間の空隙部の幅以上となるように構
成することにより、突極部11の巻線用溝部12に対応
する棒状部11aの幅Wsによって決まる有効磁束密度
より、界磁部3から突極部11を通過する磁束密度を少
なくすることができ、したがってモータ効率をそれほど
低下させることなく、モータの回転に必要な磁力以外に
よる磁束が突極部11aを通過する際に発生するコギン
グ力を効率良く低減させることができる。
【0022】特に、ミニディスク等のポータブル機器に
用いられているスピンドルモータ等においては、小径
化、薄型化が望まれることから、界磁部を構成する永久
磁石にネオジウム系の高エネルギー積の磁性材料を使用
することが多くなり、したがってこのようなモータに本
構成を採用することにより、モータ効率をそれほど低下
させることなく、コギング力の低減化を図ることができ
る。すなわち、モータ効率とコギング力の低減化とに関
して、バランスがとれたモータを得ることができる。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態に係るモ
ータを、図4に基づき説明する。図4は電機子の突極部
の拡大断面図である。なお、本第2の実施の形態に係る
モータと、第1の実施の形態に係るモータとの異なる箇
所は、電機子の突極部の形状にあるため、本第2の実施
の形態においてはこの部分に着目して説明するととも
に、第1の実施の形態にて説明した部材と同一の部材に
は、同一番号を付してその説明を省略する。
【0024】図4に示すように、このモータ21は、電
機子2の中央部11bの外周面(周表面)に、円弧状の
凹状部22を形成したものである。詳しく説明すると、
電機子2の中央部11bにおける両端点a,bと回転中
心Oとを結ぶ両直線が形成する第1円弧角度θcが、回
転中心0を通り、巻線用溝部12の内側両隅部c、dを
結ぶ両直線が形成する第2円弧角度θsより小さくなる
ように構成されるとともに、突極部11の中央部11b
の両端点a、bから中央に向かって界磁部3との隙間δ
が拡大するように構成されており、さらに中央部11b
の両端点a、bから中央に行くにしたがって界磁部3と
の隙間δが順次拡大するように構成されている。
【0025】このように、中央部11bの大きさを、こ
の中央部11bの円弧を形成する両端点a,bと回転中
心Oとを結ぶ両直線が形成する第1円弧角度θcが、回
転中心Oと突極部11の巻線用溝部12の内側両隅部
(棒状部と中央部とのコーナ部)c、dとを結ぶ両直線
が形成する第2円弧角度θsに等しく、または第1円弧
角度θcの方が第2円弧角度θsよりも小さくなるよう
にされている。本第2の実施の形態においても、第1円
弧角度θcを第2円弧角度θsよりも小さくした場合、
中央部11bの円弧面の両端点a,b間の長さが、互い
に隣接する突極部11,11間の空隙部の幅以上となる
ようにされる。
【0026】したがって、突極部11の卷線用溝部12
に対応する棒状部11aの幅Wsによって決まる有効磁
束密度より、界磁部3からの磁力により突極部11を通
過する磁束密度を小さくすることが可能となるので、モ
ータの回転に必要な磁力以外の磁束により、突極部11
を通過する際に発生するコギング力を抑えることができ
る。
【0027】また、突極部11の中央部11bの外周面
に、円弧状の凹状部22を形成したので、第1の実施の
形態に係るモータに比べて、コギング力の発生周波数成
分を高くすることができるので、回転数の制御性を向上
させることができる。
【0028】この場合も、第1の実施の形態と同様に、
ミニディスク等のポータブル機器に用いられているスピ
ンドルモータ等においては、小径化、薄型化が望まれる
ことから、永久磁石にネオジウム系の高エネルギー積の
磁性材料を使用することが多くなり、このようなモータ
に本第2の実施の形態に係るモータの構成を採用するこ
とにより、モータ効率の低下をそれほど生じさせること
なくコギング力の低減化を図り得るバランスがとれたモ
ータを得ることができる。
【0029】なお、上記第2の実施の形態においては、
中央部11bの両端点a、bから中央に向かって界磁部
3との隙間δが拡大するように円弧状の凹状部22を形
成するように説明したが、隙間を拡大する手段として
は、円弧状の凹状部を形成するだけではなく、例えば両
端点a、b間を直線で結ぶような形状にしてもよい。
【0030】さらに、上記各実施の形態においては、電
機子を固定するとともに界磁部を回転するように説明し
たが、逆に、界磁部を固定するとともに電機子を回転す
る構成にも適用することができ、また界磁部を内側に配
置して電機子をその外側に配置するとともに、いずれか
一方を回転させるようにした構成にも適用することがで
きる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
モータの構成によると、突極部における中央部の幅を、
突極部の卷線用溝部が形成された部分の幅に対して、等
しいかまたは小さくしたので、突極部の卷線用溝部が形
成された部分の幅によって決まる有効磁束密度より、界
磁部からの磁力により突極部を通過する磁束密度を小さ
くすることができるので、モータ効率をそれほど低下さ
せることなく、モータの回転に必要な磁力以外による磁
束が突極部を通過する際に発生するコギング力を抑える
ことができる。
【0032】また、本発明の請求項2に係るモータの構
成によると、突極部における中央部の幅を、突極部の卷
線用溝部が形成された部分の幅に対して、等しいかまた
は小さくするとともに、突極部の中央部の外周形状を、
中央に行くにしたがって界磁部との距離が拡大するよう
に構成したので、請求項1に係るモータにより得られる
効果に加えて、コギング力の発生周波数成分を高くする
ことができ、したがって回転数の制御性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるモータの断
面図である。
【図2】同モータにおける電機子の突極部の拡大断面図
である。
【図3】同モータにおけるコギング力の実測値を示すグ
ラフである。
【図4】本発明の第2の実施の形態のモータにおける電
機子の突極部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 電機子 3 界磁部 11 突極部 11a 巻付部 11b 中央部 11c 突出部 11d 突出部 12 卷線用溝部 13 電機子卷線 21 モータ 22 凹状部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数極に磁化された永久磁石よりなる界磁
    部と、この界磁部に対向して配置されるとともに所定角
    度おきに放射方向に突設された複数個の突極部が形成さ
    れ且つこれら各突極部に巻線を巻装するための巻線用溝
    部がそれぞれ形成された電機子とが具備されたモータに
    おいて、 上記界磁部に所定の距離でもって対向する突極部の先端
    部分を平面視略T字形状に形成するとともに、この突極
    部の先端部分における中央部の周表面を、上記界磁部の
    周表面と同心円状の円弧面に形成し、且つ当該中央部か
    ら両側に突出された両突出部の表面を、両端に行くにし
    たがって上記界磁部との距離が拡大するように形成し、 さらに上記突極部における中央部の円弧面の幅を、当該
    円弧面が各突極部に形成された巻線用溝部の内側両隅部
    と回転中心とを結ぶ両直線の間に位置するような長さに
    設定したことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】複数極に磁化された永久磁石よりなる界磁
    部と、この界磁部に対向して配置されるとともに所定角
    度おきに放射方向に突設された複数個の突極部が形成さ
    れ且つこれら各突極部に巻線を巻装するための巻線用溝
    部がそれぞれ形成された電機子とが具備されたモータに
    おいて、 上記界磁部に所定の距離でもって対向する突極部の先端
    部分を平面視略T字形状に形成するとともに、この突極
    部の先端部分における中央部の周表面を、中央に行くに
    したがって上記界磁部との距離が拡大するように形成
    し、且つ当該中央部から両側に突出された両突出部の表
    面を、両端に行くにしたがって上記界磁部との距離が拡
    大するように形成し、 さらに上記突極部における中央部の円弧面の幅を、当該
    円弧面が各突極部に形成された巻線用溝部の内側両隅部
    と回転中心とを結ぶ両直線の間に位置するような長さに
    設定したことを特徴とするモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7436094B2 (en) 2003-04-03 2008-10-14 Minebea Co., Ltd. Rotary actuator
JP2011229212A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Minebea Co Ltd ブラシレスdcモータ

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