JP2002218374A - デジタルカメラのデータ記憶方法及び装置 - Google Patents

デジタルカメラのデータ記憶方法及び装置

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JP2002218374A
JP2002218374A JP2001014851A JP2001014851A JP2002218374A JP 2002218374 A JP2002218374 A JP 2002218374A JP 2001014851 A JP2001014851 A JP 2001014851A JP 2001014851 A JP2001014851 A JP 2001014851A JP 2002218374 A JP2002218374 A JP 2002218374A
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card
mpu
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JP2001014851A
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Kikutada Yoshida
己久忠 吉田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種のメモリーカードや新規なメモリーカー
ドに対して対応させる。 【解決手段】 外部との接続のためのコネクタ10に
は、MPU1からそれぞれ単線のクロック線18〜切替
え信号線21が接続される。またプログラムROM6に
は通信制御プログラム66が設けられる。さらにコネク
タ10に任意のメモリーカードB用のユニット100が
接続される。そしてこのコネクタ10を通じてMPU1
06が接続され、さらにメモリーカードバス101、1
03を通じてメモリーカードB用のI/FIC102及
びスロット104と、ファイル管理用のRAM107及
びプログラムROM108が接続される。またプログラ
ムROM108には、メモリーカードBのドライバ・プ
ログラム109とファイル管理プログラム110及び通
信制御プログラム111が設けられる。そしてスロット
104に任意のメモリーカードB105が装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタルス
チルカメラやデジタルビデオカメラで撮影された静止画
像データや動画像データの記録に使用して好適なデジタ
ルカメラのデータ記憶方法及び装置に関する。詳しく
は、撮影された画像データを予め決められた記憶手段に
記憶させることができると共に、それ以外の任意の記憶
手段に対しても画像データの書き込み及び読み出しが容
易に行えるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】例えばデジタルスチルカメラにおいて
は、撮影された静止画像データや動画像データを、例え
ば着脱自在に設けられるカード型記憶手段に書き込んで
保存することが行われている。なおデジタルスチルカメ
ラにおいても、一般的に短時間の動画像の撮影は可能に
されている。このような装置において、上述のカード型
記憶手段は、一般的にカメラ装置側で指定したものが用
いられ、このような画像データを例えばパーソナルコン
ピュータで利用する場合には、パーソナルコンピュータ
側に対応するカード型記憶手段の読み出し手段を設けて
行うものである。
【0003】しかしながらこのようなカード型記憶手段
の読み出し手段をパーソナルコンピュータ側に設けるこ
とは容易ではなく、このため例えば予め設けられている
読み出し手段の形態によってデジタルカメラが選別され
てしまうなどの事態が生じている。これに対して、例え
ばデジタルカメラ側に任意のカード型記憶手段の書き込
み読み出し手段の接続できる接続手段を設け、パーソナ
ルコンピュータ側の読み出し手段に対応する書き込み読
み出し手段を接続して、互換のカード型記憶手段に画像
データの書き込み読み出しができるようにすることが行
われている。
【0004】すなわち図19には、上述の接続手段を設
け任意のカード型記憶手段の書き込み読み出し手段を接
続した従来のデジタルカメラ装置の構成を示す。
【0005】この図19において、装置全体の制御を行
うMPU(Micro Processing Unite)1が設けられ、こ
のMPU1にはアドレスバス11とデータバス12が接
続される。これらのアドレスバス11とデータバス12
に画像処理IC(IntegratedCircuit)2が接続される
と共に、この画像処理IC2とMPU1との間が制御線
13で接続される。これによりこの画像処理IC2を通
じて、例えばカメラ映像入力3の取り込みと、表示映像
出力4の取り出しが行われる。
【0006】またアドレスバス11とデータバス12に
は、例えば一時記憶用のRAM(Random Access Memor
y)5が接続されると共に、このRAM5とMPU1と
の間が制御線14で接続される。そしてこのRAM5に
おいて、例えば画像処理IC2を通じて取り込まれたカ
メラ映像入力3を画像処理するための一時的な記憶と、
画像処理IC2を通じて取り出される表示映像出力4を
画像処理するための一時的な記憶が行われる。
【0007】また、アドレスバス11とデータバス12
にはプログラムROM(Read OnlyMemory)6Xが接続
されると共に、このプログラムROM6XとMPU1と
の間が制御線15で接続される。このプログラムROM
6Xには、例えば上述の画像処理IC2を制御するため
の制御プログラム61が設けられる。そしてこの制御プ
ログラム61がアドレスバス11とデータバス12を通
じてMPU1に取り込まれ、このMPU1により画像処
理IC2の制御が行われる。
【0008】さらにアドレスバス11とデータバス12
には、内蔵のカード型記憶手段として、特定のメモリー
カードAとのデータの入出力を行うメモリーカードA用
のI/F(Inter Face)IC7が接続されると共に、こ
のI/FIC7とMPU1との間が制御線16で接続さ
れる。そしてこのI/FIC7を介してメモリーカード
A用のスロット8が接続され、このスロット8にメモリ
ーカードA9が装着される。
【0009】また上述したプログラムROM6Xには、
メモリーカードAの書き込み読み出しを制御するドライ
バ・プログラム62とメモリーカードA用のファイル管
理プログラム63が設けられる。そしてこれらのプログ
ラム62、63がアドレスバス11とデータバス12を
通じてMPU1に取り込まれて、例えば上述のRAM5
に一時記憶された画像データのメモリーカードAへの書
き込みと、メモリーカードAに記憶された画像データの
ファイル管理及び読み出しが行われる。
【0010】さらにこの装置において、外部との接続の
ためのコネクタ10Xが設けられ、このコネクタ10X
とMPU1との間がアドレスバス11とデータバス12
及び制御線17により接続される。なおこの接続用のコ
ネクタ10Xには、例えば任意の規格による汎用のコネ
クタが設けられるものである。そしてこのコネクタ10
Xに上述の任意のカード型記憶手段が接続される。すな
わちこのコネクタ10Xには、例えば任意のメモリーカ
ードB用のユニット100Xが接続される。
【0011】このユニット100Xの内部では、例えば
コネクタ10Xに接続されるアドレスバス11とデータ
バス12及び制御線17がメモリーカードバス101を
通じてメモリーカードB用のI/FIC102に接続さ
れる。そしてこのI/FIC102がメモリーカードバ
ス103を通じてメモリーカードB用のスロット104
に接続される。さらにこのスロット104に任意のメモ
リーカードB105が装着される。
【0012】このようにしてコネクタ10Xを通じてメ
モリーカードB用のユニット100Xが接続される。そ
してこのユニット100Xのスロット104に装着され
る任意のメモリーカードB105に対して、例えば上述
のRAM5に一時記憶される画像データの書き込み読み
出しを行うことができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の装置に
おいて、例えばメモリーカードB用のユニット100X
には汎用の装置が使用される。そしてこのような汎用の
装置は、例えば内部にI/FIC102が設けられてい
るだけで、メモリーカードB105に対する画像データ
の書き込み読み出しの制御や記憶されたファイルの管理
等の手段(プログラム)は有していないものである。
【0014】そこでこのような装置を用いて実際の画像
データの書き込み読み出しの制御等を行う場合には、例
えば本体側のプログラムROM6Xに、メモリーカード
Bの書き込み読み出しを制御するドライバ・プログラム
64とメモリーカードB用のファイル管理プログラム6
5が設けられる。そしてこれらのプログラム64、65
がMPU1に取り込まれて、メモリーカードB105に
対する画像データの書き込み読み出しの制御等が行われ
ている。
【0015】しかしこのようなドライバ・プログラム6
4やファイル管理プログラム65を本体側のプログラム
ROM6Xに設けることは本体側の装置の負担になる。
また多種多様なメモリーカードに対して、全てのドライ
バ・プログラムとファイル管理プログラムをプログラム
ROM6Xに設けることはROMの大容量化などの点で
問題がある。さらにこのようなメモリーカードは今後も
新規なものが現れる可能性が高く、そのような新規なも
のに対する対応は不可能である。
【0016】なお、このような多種のメモリーカードや
新規なメモリーカードに対しては、例えばプログラムR
OMに書き込まれたプログラムデータを書き換えたり、
プログラムROMそのものを交換するなどの手段も考え
られる。しかしながらこのようなプログラムデータの書
き換えやROMの交換は容易に行えるものではなく、ま
た書き換えや交換を可能にするための手段を予め講じて
おくことも容易なことではない。
【0017】また上述の装置では、コネクタ10Xでの
接続はアドレスバス11、データバス12及び制御線1
7とメモリーカードバス101とによる接続であり、こ
れではコネクタ10Xとして多数の接点を有する大型の
形状のものが必要とされる。そしてこのような大型のコ
ネクタが用いられることにより、結果として本体の形状
を大型化させなければならないなどの問題が生じるもの
である。
【0018】この出願はこのような点に鑑みて成された
ものであって、解決しようとする問題点は、例えばパー
ソナルコンピュータ側の読み出し手段に対応する任意の
カード型記憶手段の書き込み読み出し手段を接続して、
互換のカード型記憶手段に画像データの書き込み読み出
しができるようにする場合に、従来の方法及び装置で
は、多種のメモリーカードや新規なメモリーカードに対
して良好に対応することができなかったというものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、カード型記憶手段に設けられるデータ処理手段でカ
メラ本体に対して読み出し可能なデータを選択し、その
データをカメラ本体に対して読み出し可能なデータ形式
のデータに変換して出力するようにしたものであって、
これによれば、カメラ本体の負担を増加させることな
く、多種のメモリーカードや新規なメモリーカードに対
しても良好に対応させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】すなわち本発明のデジタルカメラ
のデータ記憶方法においては、カメラ本体に対して任意
の形態のカード型記憶手段が着脱自在に設けられると共
に、カード型記憶手段に設けられるデータ処理手段でカ
メラ本体に対して読み出し可能なデータを選択してカメ
ラ本体に対して読み出し可能なデータ形式のデータに変
換して出力してなるものである。
【0021】また、本発明のデジタルカメラのデータ記
憶装置においては、カメラ本体に対して任意の形態のカ
ード型記憶手段が着脱自在に設けられると共に、カード
型記憶手段にはカメラ本体で読み出し可能なデータを選
択してカメラ本体で読み出し可能なデータ形式で出力す
るデータ処理手段が設けられてなるものである。
【0022】以下、図面を参照して本発明を説明する
に、図1は本発明によるデジタルカメラのデータ記憶方
法及び装置を適用したデジタルスチルカメラの一実施形
態の構成を示すブロック図である。なお以下の説明で、
上述の図19に示した従来の装置と対応する部分には同
一の符号を附して示す。
【0023】図1において、装置全体の制御を行うMP
U(Micro Processing Unite)1が設けられ、このMP
U1にはアドレスバス11とデータバス12が接続され
る。これらのアドレスバス11とデータバス12に画像
処理IC(Integrated Circuit)2が接続されると共
に、この画像処理IC2とMPU1との間が制御線13
で接続される。これによりこの画像処理IC2を通じ
て、例えばカメラ映像入力3の取り込みと、表示映像出
力4の取り出しが行われる。
【0024】またアドレスバス11とデータバス12に
は、例えば一時記憶用のRAM(Random Access Memor
y)5が接続されると共に、このRAM5とMPU1と
の間が制御線14で接続される。そしてこのRAM5に
おいて、例えば画像処理IC2を通じて取り込まれたカ
メラ映像入力3を画像処理するための一時的な記憶と、
画像処理IC2を通じて取り出される表示映像出力4を
画像処理するための一時的な記憶が行われる。
【0025】また、アドレスバス11とデータバス12
にはプログラムROM(Read OnlyMemory)6が接続さ
れると共に、このプログラムROM6とMPU1との間
が制御線15で接続される。このプログラムROM6に
は、例えば上述の画像処理IC2を制御するための制御
プログラム61が設けられる。そしてこの制御プログラ
ム61がアドレスバス11とデータバス12を通じてM
PU1に取り込まれ、このMPU1により画像処理IC
2の制御が行われる。
【0026】さらにアドレスバス11とデータバス12
には、内蔵のカード型記憶手段として、特定のメモリー
カードAとのデータの入出力を行うメモリーカードA用
のI/F(Inter Face)IC7が接続されると共に、こ
のI/FIC7とMPU1との間が制御線16で接続さ
れる。そしてこのI/FIC7を介してメモリーカード
A用のスロット8が接続され、このスロット8にメモリ
ーカードA9が装着される。
【0027】また上述したプログラムROM6には、メ
モリーカードAの書き込み読み出しを制御するドライバ
・プログラム62とメモリーカードA用のファイル管理
プログラム63が設けられる。そしてこれらのプログラ
ム62、63がアドレスバス11とデータバス12を通
じてMPU1に取り込まれて、例えば上述のRAM5に
一時記憶された画像データのメモリーカードAへの書き
込みと、メモリーカードAに記憶された画像データのフ
ァイル管理及び読み出しが行われる。
【0028】そしてこの装置において、外部との接続の
ためのコネクタ10が設けられる。ここでこのコネクタ
10には、例えばMPU1からそれぞれ単線のクロック
(CLK)線18、送信データ(TxD)線19、受信
データ(RxD)線20及び切替え信号(HND)線2
1が接続される。すなわちこのコネクタ10は、例えば
MPU1からの4本の単線が接続されているだけなの
で、このコネクタ10には小型の形状のものが使用され
る。
【0029】また上述のプログラムROM6には、例え
ば単線のクロック線18、送信データ線19、受信デー
タ線20及び切替え信号線21を用いてデータの送受信
を行うための通信制御プログラム66が設けられる。そ
してこの通信制御プログラム66がアドレスバス11と
データバス12を通じてMPU1に取り込まれて、コネ
クタ10に対するデータの送受信が行われる。さらにこ
のコネクタ10には、例えば任意のメモリーカードB用
のユニット100が接続される。
【0030】そしてこのユニット100の内部では、コ
ネクタ10を通じてクロック線18〜切替え信号線21
がMPU106に接続される。さらにこのMPU106
からのメモリーカードバス101がメモリーカードB用
のI/FIC102に接続される。そしてこのI/FI
C102がメモリーカードバス103を通じてメモリー
カードB用のスロット104に接続される。さらにこの
スロット104に任意のメモリーカードB105が装着
される。
【0031】また上述のメモリーカードバス101に
は、ファイル管理用のRAM107が接続されると共
に、プログラムROM108が接続される。そしてこの
プログラムROM108には、メモリーカードBの書き
込み読み出しを制御するドライバ・プログラム109と
メモリーカードB用のファイル管理プログラム110が
設けられると共に、例えば単線のクロック線18〜切替
え信号線21を用いてデータの送受信を行うための通信
制御プログラム111が設けられる。
【0032】そしてこの実施形態において、クロック
(CLK)線18、送信データ(TxD)線19、受信
データ(RxD)線20及び切替え信号(HND)線2
1で送受信される信号の形態は、例えば図2に示すよう
になっている。すなわち図2において、メモリーカード
B用のユニット100側からMPU1に伝送される切替
え信号(HND)は、例えば図2のAに示すようにユニ
ット100側でデータの受入れが可能なときに高電位に
なる信号である。
【0033】また、MPU1から出力されるクロック
(CLK)は、例えば図2のBに示すように送受信され
るデータの各ビットごとに反転される信号である。そし
てこのクロックに従って、MPU1からユニット100
への送信データ(TxD)の伝送、及びユニット100
からMPU1への受信データ(RxD)の伝送が、例え
ば図2のC及びDに示すように行われる。なお、図中の
Txxxは送信データ、Rxxxは受信データのそれぞ
れxxxビット目を表す。
【0034】そしてこれらの送信データ(TxD)及び
受信データ(RxD)は、例えばデータ長128ビット
(16バイト)で伝送されると共に、伝送されるデータ
の内容に応じて例えば図3に示すような形態とされる。
すなわち図3のAには「データ書き込み」のコマンドを
示す。このコマンドでは、最初の1バイトに「データ書
き込み」コマンドの識別コード(WR)が設けられ、次
の1バイトに書き込むファイルの静止画像、動画像等の
種別を示すコード(KND)が設けられる。
【0035】さらに次の4バイトを使って書き込むファ
イルのデータ長が示される。また次の2バイトで撮影日
時の「年」、1バイトで「月」、1バイトで「日」、1
バイトで「時」、1バイトで「分」、1バイトで「秒」
がそれぞれ示される。さらに次の3バイトは未使用で、
最後の1バイトがチェックサム(SUM)とされる。そ
してこのような「データ書き込み」のコマンドがMPU
1から伝送されると、ユニット100は「データ書き込
み」状態になる。
【0036】また図3のBには「データ送信」のコマン
ドを示す。このコマンドでは、最初の1バイトに「デー
タ送信」コマンドの識別コード(DT)が設けられ、続
く14バイトに送信されるデータが設けられる。さらに
最後の1バイトがチェックサム(SUM)とされる。そ
してこのような「データ送信」のコマンドによって、M
PU1とユニット100との間での静止画像、動画像等
のファイルデータの伝送が行われる。
【0037】さらに図3のCには「データ読み出し」の
コマンドを示す。このコマンドでは、最初の1バイトに
「データ読み出し」コマンドの識別コード(RD)が設
けられ、次の1バイトに書き込むファイルの静止画像、
動画像等の種別を示すコード(KND)が設けられる。
さらに続く4バイトに「読み出しファイル番号」が設け
られる。さらにその後の9バイトは未使用で、最後の1
バイトがチェックサム(SUM)とされる。
【0038】そしてこの「データ読み出し」のコマンド
がMPU1から伝送されると、ユニット100は「デー
タ読み出し」状態になる。これによりユニット100で
は、伝送された「読み出しファイル番号」によって指定
されたファイルの静止画像、動画像等のファイルデータ
が、上述した図3のBの「データ送信」のコマンドに従
ってユニット100からMPU1に伝送される。このよ
うにしてユニット100からのファイルデータの読み出
しが行われる。
【0039】また図3のDには「受信状態」のコマンド
を示す。このコマンドでは、最初の1バイトに「受信状
態」コマンドの識別コード(STS)が設けられ、次の
1バイトに受信状態を示す良好(OK)、不良(N
G)、ファイルなし等のコードが設けられる。さらに1
バイトに誤りの詳細を表すコード(ECO)が設けら
れ、続く3バイトに「記憶ファイル数」が設けられる。
さらにその後の9バイトは未使用で、最後の1バイトが
チェックサム(SUM)とされる。
【0040】すなわち例えば上述の図3のBの「データ
送信」のコマンドによって、MPU1からユニット10
0に静止画像、動画像等のファイルデータが伝送される
と、その伝送されたファイルデータがユニット100で
受信された状態に応じて、上述の受信状態を示す良好
(OK)不良(NG)ファイルなし等のコード、及び誤
りの詳細を表すコードと、「記憶ファイル数」等のデー
タがMPU1に返信されるものである。
【0041】そしてこれらのコマンドを用いたカメラ本
体のMPU1とメモリーカードB用のユニット100と
の間でのファイルデータの書き込み及び読み出しは、例
えば以下に述べるようにして行われる。
【0042】すなわち、まずメモリーカードBの形状の
メモリーカードがスロット104に差し込まれると、ユ
ニット100のMPU106からMPU1に向けて送信
される切替え信号(HND)が、MPU1からのクロッ
ク(CLK)が受信されるまで任意の周期Tでトグル
(交番)動作される。この周期Tは、例えば上述の各コ
マンド(128ビット)の1回のデータ通信に掛かる時
間より充分に長い時間とされる。
【0043】これに対してMPU1では、MPU106
からの切替え信号(HND)のトグル動作が検出され
る。そして時間2T以内にトグル動作が行われたとき
は、メモリーカードB105がスロット104に差し込
まれていると判断され、クロック(CLK)がMPU1
06に向けて送信される。また時間2Tを越えてもトグ
ル動作が行われないときは、メモリーカードB105が
スロット104に差し込まれていないと判断される。
【0044】次に図4には、MPU1によりユニット1
00へファイルデータの書き込む際のフローチャートの
一実施形態を示す。図4において動作がスタートされる
と、ステップ〔1〕で〔書き込みデータ長÷送信データ
サイズ〕が計算され値“N”とされる。ただし計算が割
り切れない場合には値“N+1”にされる。また値
“n”が“0”にされる。そしてステップ〔2〕で上述
の「データ書き込み」コマンドが送信され、ユニット1
00のMPU106からのデータが受信される。
【0045】また、ステップ〔3〕で「データ送信」コ
マンドを使って予め送信データサイズに分割されたn+
1番目の分割データが送信され、MPU106からのデ
ータが受信される。そしてステップ〔4〕でMPU10
6からの受信データが「受信状態」コマンドか否か判断
され、「受信状態」コマンド以外(その他)のときはエ
ラーとされる。また「受信状態」コマンドのときはステ
ップ〔5〕で受信状態を示すコードが判断され、不良
(NG)のときもエラーとされる。
【0046】さらにステップ〔5〕で受信状態を示すコ
ードが良好(OK)のときは、ステップ〔6〕で値
“n”が“n+1”にされ、ステップ〔7〕で値“n”
と“N”が比較される。そして値“n”≠“N”のとき
は、ステップ〔3〕に戻されて次のn+2番目の分割デ
ータの送信が行われる。このようにして上述の送信デー
タサイズに分割されたファイルデータが順次送信され、
この送信ごとに値“n”が“1”ずつ増加される。
【0047】そしてステップ〔7〕で上述の値“n”=
“N”になると、ステップ〔8〕で受信状態を示すコー
ドを良好(OK)とした「受信状態」コマンドが送信さ
れ、MPU106からのデータが受信される。さらにス
テップ
〔9〕でMPU106からの受信データが「受信
状態」コマンドのときはステップ〔10〕で受信状態を
示すコードが判断され、受信状態を示すコードが良好
(OK)のときは動作が終了される。
【0048】また、ステップ
〔9〕でMPU106から
の受信データが「受信状態」コマンド以外(その他)の
ときと、ステップ〔10〕で受信状態を示すコードが不
良(NG)のときはエラーとされる。すなわちこのよう
な状態は、例えばユニット100へファイルデータの書
き込みが良好に行われなかった場合であり、例えばエラ
ーの表示や任意の警告が行われる。このようにしてユニ
ット100へのファイルデータの書き込みが行われる。
【0049】さらに図5には、MPU1によりユニット
100からファイルデータの読み出す際のフローチャー
トの一実施形態を示す。図5において動作がスタートさ
れると、ステップ〔11〕で任意の「読み出しファイル
番号」を指定した上述の「データ読み出し」コマンドが
送信され、ユニット100のMPU106からのデータ
が受信される。そしてステップ〔12〕でMPU106
から送信された「受信状態」コマンドの受信状態を示す
コードが判断される。
【0050】ここで、ステップ〔12〕で判断された
「受信状態」コマンドの受信状態を示すコードが不良
(NG)のときは、ステップ〔13〕で受信状態を示す
コードを不良(NG)とした「受信状態」コマンドが送
信され、MPU106からのデータが受信されてエラー
とされる。また受信状態を示すコードが良好(OK)の
ときは、ステップ〔14〕で受信状態を示すコードが良
好(OK)の「受信状態」コマンドが送信され、MPU
106からのデータが受信される。
【0051】さらにステップ〔15〕ではMPU106
からの受信データが「データ送信」コマンドか否か判断
される。そして受信データが「データ送信」コマンドの
ときは、ステップ〔16〕で受信されたデータがRAM
5に書き込まれて、ステップ〔12〕に戻される。この
ようにしてユニット100からのファイルデータの読み
出しが行われる。なおこのファイルデータの読み出し
は、MPU106からの受信データが「データ送信」コ
マンドとされる期間に行われる。
【0052】そしてユニット100からのファイルデー
タの読み出しが終了すると、MPU106からの受信デ
ータが「データ送信」コマンド以外になる。そこでステ
ップ〔15〕で受信データが「データ送信」コマンド以
外(その他)のときは、さらにステップ〔17〕でMP
U106からの受信データが「受信状態」コマンドか否
か判断される。なお、このステップ〔17〕でMPU1
06からの受信データが「受信状態」コマンド以外(そ
の他)のときはエラーとされる。
【0053】さたにステップ〔17〕で受信データが
「受信状態」コマンドのときは、ステップ〔18〕で受
信された「受信状態」コマンドの受信状態を示すコード
が判別される。そしてこのステップ〔18〕で受信され
た「受信状態」コマンドの受信状態を示すコードが良好
(OK)のときは動作が終了される。また受信状態を示
すコードが不良(NG)のときはエラーとされる。さら
に受信状態を示すコードがファイルなしのときはファイ
ルなしとされる。
【0054】また図6〜図8には、ユニット100側の
MPU106での通信処理のフローチャートの一実施形
態を示す。まず図6において動作がスタートされると、
ステップ〔21〕で受信状態を示すコードが良好(O
K)の「受信状態」コマンドが送信され、MPU1から
のデータが受信される。次にステップ〔22〕でMPU
1からの受信データが「データ書き込み」コマンドか否
か判断され、「データ書き込み」コマンドのときは、ス
テップ〔23〕でデータ受信処理が行われる。
【0055】一方、ステップ〔22〕でMPU1からの
受信データが「データ書き込み」コマンド以外(その
他)のときは、さらにステップ〔24〕でMPU1から
の受信データが「データ読み出し」コマンドか否か判断
され、「データ読み出し」コマンドのときはステップ
〔25〕でデータ送信処理が行われる。なお、ステップ
〔23〕のデータ受信処理とステップ〔25〕のデータ
送信処理においては、それぞれMPU1からのデータの
受信が行われている。
【0056】さらにステップ〔24〕でMPU1からの
受信データが「データ読み出し」コマンド以外(その
他)のとき、及びステップ〔23〕〔25〕の処理が終
了すると、ステップ〔26〕でMPU1からの受信デー
タが「受信状態」コマンドか否か判断される。そして受
信データが「受信状態」コマンドのときは、さらにステ
ップ〔27〕で「受信状態」コマンドの受信状態を示す
コードが判別され、コードが良好(OK)のときはその
ままステップ〔21〕に戻される。
【0057】またステップ〔26〕でMPU1からの受
信データが「受信状態」コマンド以外(その他)のと
き、及びステップ〔27〕で受信された「受信状態」コ
マンドの受信状態を示すコードが不良(NG)のとき
は、ステップ〔28〕でエラー処理が行われてステップ
〔21〕に戻される。従って任意のタイミングでMPU
106から受信状態を示すコードが良好(OK)とされ
た「受信状態」コマンドが送信され、上述の動作が繰り
返し行われる。
【0058】さらに図7には、図6のステップ〔23〕
で行われるMPU106のデータ受信処理の動作のフロ
ーチャートの一実施形態を示す。すなわち図6のステッ
プ〔22〕で「データ書き込み」コマンドが判別される
と、図7の動作がスタートされ、まずステップ〔31〕
でMPU106の受信状態が判別される。
【0059】そしてこのステップ〔31〕でMPU10
6の受信状態が良好(OK)のときは、ステップ〔3
2〕で受信状態を示すコードが良好(OK)とされた
「受信状態」コマンドが送信されてMPU1からのデー
タが受信される。また、ステップ〔31〕でMPU10
6の受信状態が不良(NG)のときは、ステップ〔3
3〕で受信状態を示すコードが不良(NG)とされた
「受信状態」コマンドが送信されてMPU1からのデー
タが受信される。
【0060】さらにステップ〔34〕で、上述のステッ
プ〔32〕〔33〕で受信されたMPU1からの受信デ
ータが判断される。そしてこのステップ〔34〕でMP
U1からの受信データが「データ送信」コマンドのとき
は、ステップ〔35〕で受信されたデータがメモリーカ
ードB105に書き込まれてステップ〔31〕に戻され
る。また、ステップ〔34〕でMPU1からの受信デー
タが「データ送信」コマンド以外(その他)のときは、
動作が終了される。
【0061】また図8には、図6のステップ〔25〕で
行われるMPU106のデータ送信処理の動作のフロー
チャートの一実施形態を示す。すなわち図6のステップ
〔24〕で「データ読み出し」コマンドが判別される
と、図8の動作がスタートされる。そしてまずステップ
〔41〕では、例えば上述の図5のステップ〔11〕で
送信された「データ読み出し」コマンドに指定された
「読み出しファイル番号」が判断される。
【0062】このステップ〔41〕で指定された「読み
出しファイル番号」のファイルがなかった場合には、ス
テップ〔42〕で受信状態を示すコードが「ファイルな
し」とされた「受信状態」コマンドが送信され、MPU
1からのデータが受信されて動作が終了される。これに
より例えば上述の図5のステップ〔18〕での受信され
た「受信状態」コマンドの受信状態を示すコードの判別
で、「ファイルなし」の判断が行われる。
【0063】これに対してステップ〔41〕で指定され
た「読み出しファイル番号」のファイルがある場合に
は、ステップ〔43〕で〔読み出しデータ長÷送信デー
タサイズ〕が計算されて値“N”とされる。ただし計算
が割り切れない場合には値“N+1”にされる。また値
“n”が値“0”にされる。そしてステップ〔44〕で
「データ送信」コマンドを使って予め送信データサイズ
に分割されたn+1番目の分割データが送信され、MP
U1からのデータが受信される。
【0064】そしてステップ〔45〕でMPU1からの
受信データが「受信状態」コマンドか否か判断され、受
信データが「受信状態」コマンド以外(その他)のとき
は動作が終了される。またステップ〔45〕で受信デー
タが「受信状態」コマンドのときは、さらにステップ
〔46〕で「受信状態」コマンドの受信状態を示すコー
ドが判別される。そしてステップ〔46〕で受信状態を
示すコードが良好(OK)のときは、ステップ〔47〕
で値“n”が“n+1”にされる。
【0065】さらにステップ〔48〕で値“n”と
“N”が比較される。ここで値“n”≠“N”のとき
は、ステップ〔44〕に戻されて次のn+2番目の分割
データの送信が行われ、この送信ごとに値“n”が
“1”ずつ増加される。そしてステップ〔48〕で上述
の値“n”=“N”になると、ステップ〔49〕で受信
状態を示すコードを良好(OK)とした「受信状態」コ
マンドが送信され、MPU1からのデータが受信されて
動作が終了される。
【0066】またステップ〔46〕で受信状態を示すコ
ードが不良(NG)のときは、ステップ〔50〕で受信
状態を示すコードを不良(NG)とした「受信状態」コ
マンドが送信され、MPU1からのデータが受信されて
動作が終了される。すなわちこの場合には、コードを不
良(NG)とした「受信状態」コマンドが受信されたカ
メラ本体側でエラーの表示や任意の警告が行われる。こ
のようにしてユニット100側のMPU106での通信
処理の動作が行われる。
【0067】すなわちこの実施形態において、例えばカ
メラ本体のMPU1では、静止画像ファイルはルートデ
ィレクトリのすぐ下にある「JPEG」、動画像ファイ
ルはルートディレクトリのすぐ下にある「MPEG」と
いうディレクトリに保存されることとし、ファイル名は
静止画像の場合は「DSCxxxxx.JPG」、動画
像の場合は「MOVxxxxx.MPG」と記憶される
こととする。ただし、「xxxxx」は5桁の数字が入
るものとする。
【0068】これに対してメモリーカードB105に、
例えばパーソナルコンピュータ(図示せず)で記憶が行
われると、例えば図9に示すようなファイルフォーマッ
トでファイルが保存されることがある。この場合に、例
えば「JPEG」のディレクトリの中には「MOVxx
xxx.MPG」のファイルが存在し、また「MPE
G」のディレクトリの中に「DSCxxxxx.JP
G」のファイルが存在している。また、指定以外のディ
レクトリも存在している。
【0069】しかしながら、図9で(*)の附されたこ
れらのファイルは上述のカメラ本体のMPU1では読み
出すことができないものである。なお、ディレクトリの
下にさらにディレクトリがあるような場合もカメラ本体
のMPU1では読み出すことができない。そこでこのよ
うなメモリーカードB105がスロット104に装着さ
れた場合には、まず最初にユニット100側のMPU1
06ではカメラ本体のMPU1で読み出し可能なファイ
ルを検索する処理が行われる。
【0070】すなわち図10は、上述の読み出し可能な
ファイルを検索してファイル管理テーブルを作成するた
めのフローチャートの一実施形態を示す。図10におい
て動作がスタートされると、まずステップ〔51〕で、
静止画像ファイル番号の最大値“DN”が“0”とさ
れ、動画像ファイル番号の最大値“MN”が“0”とさ
れ、ファイル数の合計値“N”が“0”とされる。次に
ステップ〔52〕でフォーマットが合っているか否か判
断され、合っていない場合はエラーとされる。
【0071】さらにステップ〔52〕でフォーマットが
合っている(OK)ときは、ステップ〔53〕で「JP
EG」のディレクトリがあるか否か判断される。そして
「JPEG」のディレクトリがあるときは、ステップ
〔54〕で「JPEG¥DSCxxxxx.JPG」の
ファイルが検索される。なおファイルの検索は、例えば
図11に示すように予め決められている検索開始位置か
ら検索終了位置まで、ファイル制御プログラムによりメ
モリーカードに記憶された順番に行われる。
【0072】そして「JPEG¥DSCxxxxx.J
PG」のファイルがあったときは、ステップ〔55〕で
管理テーブルの“N+1”番目に記憶されているファイ
ルの番号K〔N+1〕がファイル名の「xxxxx」と
され、管理テーブルの“N+1”番目に記憶されている
ファイルの日付D〔N+1〕がファイルに添えられた日
付とされ、管理テーブルの“N+1”番目に記憶されて
いるファイルの種別T〔N+1〕が“0”にされる。
【0073】さらにステップ〔56〕で上述の静止画像
ファイル番号の最大値“DN”と番号K〔N+1〕とが
比較される。ここで〔DN<K〔N+1〕〕のときはス
テップ〔57〕で番号K〔N+1〕が最大値“DN”に
される。そしてこのステップ〔57〕の後、及びステッ
プ〔56〕で〔DN≧K〔N+1〕〕のときは、ステッ
プ〔58〕で値“N”が“N+1”にされてステップ
〔54〕に戻される。これにより「JPEG」ディレク
トリのファイル管理テーブルが作成される。
【0074】また、ステップ〔53〕で「JPEG」の
ディレクトリがなかったときと、ステップ〔54〕で検
索するファイルがなくなったときは、ステップ〔59〕
で「MPEG」のディレクトリがあるか否か判断され
る。そして「MPEG」のディレクトリがあるときは、
ステップ〔60〕で「MPEG¥MOVxxxxx.M
PG」のファイルが検索される。なおファイルの検索
は、上述の「JPEG」ディレクトリの場合と同様に行
われる。
【0075】そして「MPEG¥MOVxxxxx.M
PG」のファイルがあったときは、ステップ〔61〕で
管理テーブルの“N+1”番目に記憶されているファイ
ルの番号K〔N+1〕がファイル名の「xxxxx」と
され、管理テーブルの“N+1”番目に記憶されている
ファイルの日付D〔N+1〕がファイルに添えられた日
付とされ、管理テーブルの“N+1”番目に記憶されて
いるファイルの種別T〔N+1〕が“0”にされる。
【0076】さらにステップ〔62〕で上述の動画像フ
ァイル番号の最大値“MN”と番号K〔N+1〕とが比
較される。ここで〔MN<K〔N+1〕〕のときはステ
ップ〔63〕で番号K〔N+1〕が最大値“MN”にさ
れる。そしてこのステップ〔63〕の後、及びステップ
〔62〕で〔MN≧K〔N+1〕〕のときは、ステップ
〔64〕で値“N”が“N+1”にされてステップ〔6
0〕に戻される。これにより「MPEG」ディレクトリ
のファイル管理テーブルが作成される。
【0077】また、ステップ〔59〕で「MPEG」の
ディレクトリがなかったときと、ステップ〔60〕で検
索するファイルがなくなったときは、ステップ〔65〕
で上述の値“N”が数値“1”と比較される。そして
〔N≦1〕のときは、ファイル管理テーブルのファイル
が1個以下なのでこのまま動作は終了される。またステ
ップ〔65〕で、〔N>1〕のときは、例えばステップ
〔66〕でファイル管理テーブルが日付順にソートされ
て動作が終了される。
【0078】これによりファイル管理テーブルには、ス
テップ〔66〕の前で例えば図12のAに示すように
「JPEG」ディレクトリ及び「MPEG」ディレクト
リの順に、記憶された順番に検索されたテーブルが形成
される。なおこの場合に、静止画像ファイル番号の最大
値“DN”は“7”、動画像ファイル番号の最大値“M
N”は“4”であり、ファイル数の合計値“N”は
“6”である。そしてさらにステップ〔66〕によって
図12のBに示すようにソートが行われる。
【0079】このようにしてファイル管理テーブルが形
成される。そしてこの管理テーブルを利用してカメラ本
体からの静止画像または動画像のデータをメモリーカー
ドB105へ追加して書き込む場合の処理は、例えば図
13のようにして行われる。すなわち図13にはそのた
めのユニット100のMPU106でのデータ受信処理
のフローチャートの一実施形態を示す。なお図13の処
理は、例えば図7のステップ〔35〕の一部として実行
されるものである。
【0080】そこで図13において管理テーブルに静止
画像または動画像のファイルを追加する動作がスタート
されると、まずステップ〔71〕で、静止画像ファイル
番号の最大値“DN”が数値“99999”と比較され
る。ここで〔DN=99999〕のときはファイル名エ
ラーとされる。また、ステップ〔71〕で〔DN<99
999〕のときは、次のステップ〔72〕で値“DN”
が“DN+1”とされて、ステップ〔73〕に進められ
る。
【0081】このステップ〔73〕では、管理テーブル
の“N+1”番目に記憶されているファイルの番号K
〔N+1〕が静止画像ファイル番号の最大値“DN”と
され、管理テーブルの“N+1”番目に記憶されるファ
イルの日付D〔N+1〕が撮影日の日付とされ、管理テ
ーブルの“N+1”番目に記憶されているファイルの種
別T〔N+1〕が記憶されるファイルの種別とされる。
さらにステップ〔74〕で値“N”が“N+1”とされ
て処理が終了される。
【0082】これによって、例えば上述の図12のBに
示したソート後の管理テーブルの6番目(N番目)のフ
ァイルの次に、図14に示すように7番目(N+1番
目)のファイルが追加形成される。そしてさらにこの管
理テーブルに静止画像または動画像のファイルを追加す
る動作が終了すると、次にメモリーカードへの書き込み
の処理が開始される。すなわち図15にはメモリーカー
ドへの書き込みの処理のフローチャートの一実施形態を
示す。
【0083】そこで図15においてメモリーカードへの
書き込みの動作がスタートされると、まずステップ〔7
5〕で、管理テーブルのN番目のファイルの種別T
〔N〕が判別される。ただしここでのN番目のファイル
とは、ステップ〔74〕で値“N”が“N+1”とされ
た後のものである。
【0084】そしてこのステップ〔75〕でファイルの
種別T〔N〕が“0”の場合には、ステップ〔76〕で
管理テーブルのN番目のファイル番号「xxxxx」か
らファイル名「DSCxxxxx.JPG」が作成され
る。さらにステップ〔77〕で「JPEG」ディレクト
リにファイル名「DSCxxxxx.JPG」として、
例えば図7のステップ〔32〕でカメラ本体から「デー
タ送信」コマンドで受信された静止画像のデータがメモ
リーカードに記憶されて動作が終了される。
【0085】また上述のステップ〔75〕でファイルの
種別T〔N〕が“1”の場合には、ステップ〔78〕で
管理テーブルのN番目のファイル番号「xxxxx」か
らファイル名「MOVxxxxx.MPG」が作成され
る。さらにステップ〔79〕で「MPEG」ディレクト
リにファイル名「MOVxxxxx.MPG」として、
例えば図7のステップ〔32〕でカメラ本体から「デー
タ送信」コマンドで受信された動画像のデータがメモリ
ーカードに記憶されて動作が終了される。
【0086】このようにして管理テーブルを利用してカ
メラ本体からの静止画像または動画像のデータをメモリ
ーカードへ追加して書き込む処理が行われる。すなわち
この場合に、カメラ本体からの静止画像または動画像の
データは、カメラ本体で読み出し可能なファイルによる
管理テーブルに基づいて記録され、それに従って管理テ
ーブルへの追加が行われる。ただしメモリーカード上で
の管理は、記憶されている全てのファイルに対して行わ
れるものである。
【0087】さらにこの実施形態において、カメラ本体
を用いてメモリーカードから静止画像または動画像のデ
ータを読み出す場合の処理も、上述の管理テーブルを利
用して行われる。すなわち図16にはそのためのカメラ
本体のMPU1でのデータ受信処理のフローチャートの
一実施形態を示す。なお図16の処理は、例えば図5の
ステップ〔16〕の一部として実行されるものである。
【0088】そこで図16においてメモリーカードから
静止画像または動画像のデータを読み出す処理がスター
トされると、まずステップ〔81〕で、初期値としてフ
ァイル数の最大値“N”が“1”とされ、表示ファイル
の番号“I”が“1”とされる。次にステップ〔82〕
でファイル番号“I”のデータが要求される。さらにス
テップ〔83〕でデータが受信される。ここでデータが
正常に受信されなかった場合には、処理エラーとして終
了される。
【0089】これに対して、ステップ〔83〕で受信デ
ータが正常の場合(OK)には、ステップ〔84〕で受
信されている「受信状態」コマンドの中から「記憶ファ
イル数」の数値が検出され、上述のファイル数の最大値
“N”がその数値とされる。すなわち、例えば図5のス
テップ〔14〕では「受信状態」コマンドが受信されて
おり、この「受信状態」コマンドの中から「記憶ファイ
ル数」の数値が検出されてファイル数の最大値“N”と
される。
【0090】さらにステップ〔85〕では「データ読み
出し」コマンドが受信され、この受信された「データ読
み出し」コマンドの中から書き込むファイルの種別を示
すコード(KND)が検出される。そしてこのコード
(KND)が“0”のときはステップ〔86〕で静止画
像データが表示され、“1”のときはステップ〔87〕
で動画像データが表示される。なお受信されたデータか
らは、例えばRAM5と画像処理IC2によって直ちに
表示映像出力3が形成される。
【0091】またステップ〔88〕では、例えばカメラ
本体に設けられる操作ボタン(図示せず)の内の「<
<」の戻るボタン、及び「>>」の進むボタンの押下が
検出される。そしてこれらのボタンが押下されていない
ときは、このステップ〔88〕が繰り返されて待機状態
にされる。
【0092】さらにステップ〔88〕で「<<」の戻る
ボタンの押下が検出されたときは、さらにステップ〔8
9〕で上述の表示ファイルの番号“I”が“1”と比較
される。そして、値“I”=“1”のときはステップ
〔90〕で値“I”がファイル数の最大値“N”とされ
てステップ〔82〕に戻される。またステップ〔89〕
で値“I”≠“1”のときはステップ
〔90〕で値
“I”が“I−1”とされてステップ〔82〕に戻され
る。
【0093】また、ステップ〔88〕で「>>」の進む
ボタンの押下が検出されたときは、さらにステップ〔9
2〕で上述の表示ファイルの番号“I”が“N”と比較
される。そして、値“I”=“N”のときはステップ
〔93〕で値“I”が“1”とされてステップ〔82〕
に戻される。またステップ〔92〕で値“I”≠“N”
のときはステップ〔94〕で値“I”が“I+1”とさ
れてステップ〔82〕に戻される。
【0094】これによって、例えばユニット100がカ
メラ本体に接続されてメモリーカードB105がスロッ
ト104の装着されると、まずカメラ本体の表示画面に
は、例えば図17のAに示すように表示ファイル番号
“1”の動画像が表示される。そしてこの状態から、例
えば「>>」の進むボタンが押下されると、カメラ本体
の表示画面には、例えば図17のBに示すように表示フ
ァイル番号“2”の静止画像が表示される。
【0095】さらに表示ファイル番号が最大値になって
「>>」の進むボタンが押下されると、カメラ本体の表
示画面には例えば図17のCに示すように、例えば表示
ファイル番号“7”の静止画像の次に、表示ファイル番
号“1”の動画像が表示される。このようにして「>
>」の進むボタンの押下に応じて、例えば表示ファイル
番号“1”→“2”→・・・“7”→“1”→・・・の
順番でメモリーカードB105に記憶された静止画像及
び動画像の表示が行われる。
【0096】同様にして「<<」の戻るボタンが押下さ
れた場合には、カメラ本体の表示画面には例えば表示フ
ァイル番号“1”→“7”→“6”→“5”→・・・の
順番でメモリーカードB105に記憶された静止画像及
び動画像の表示が行われる。すなわちこの場合には、上
述のファイル管理テーブルに登録されたカメラ本体の読
み出し可能なファイルが順番に表示され、その操作を
「<<」の戻るボタン、及び「>>」の進むボタンの押
下だけで行うことができる。
【0097】さらに図18には、上述のメモリーカード
B105をパーソナルコンピュータ(PC)本体200
に接続して、記録装置300やインターネット等のネッ
トワーク400から読み込んだ画像ファイル等をメモリ
ーカードB105に書き込む場合の構成を示す。
【0098】この図18において、例えばメモリーカー
ドB105がパーソナルコンピュータ本体200との接
続によりドライブDと認識されている場合には、OS2
01のファイルシステム処理で、例えば静止画像なら
「JPEG」のディレクトリに「DSCxxxxx.J
PG」のファイル名、動画像なら「MPEG」のディレ
クトリに「MOVxxxxx.MPG」のファイル名で
書き込まれる。ただし、「xxxxx」はユーザーが付
けた任意の5桁の数字が入るものとする。
【0099】また、メモリーカードB105に記憶され
た画像ファイル等をパーソナルコンピュータ本体200
に読み出す場合には、上述の同じ構成で、例えば静止画
像なら「JPEG」のディレクトリに「DSCxxxx
x.JPG」のファイル名で記憶されたデータを、OS
201のファイルシステム処理を使って開くことができ
る。そしてこのデータアプリケーション202の静止画
像表示アプリケーションで再生することができる。
【0100】さらに動画像を再生する場合にも、例えば
動画像は「MPEG」のディレクトリに「MOVxxx
xx.MPG」のファイル名で記憶されたデータを、O
S201のファイルシステム処理を使って開くことがで
きる。そしてこのデータアプリケーション202の動画
像表示アプリケーションで再生することができる。この
ようにしてメモリーカードB105をパーソナルコンピ
ュータ本体200に接続して、静止画像や動画像の書き
込み、読み出しを行うことができる。
【0101】従って上述の実施形態において、カード型
記憶手段に設けられるデータ処理手段でカメラ本体に対
して読み出し可能なデータを選択し、そのデータをカメ
ラ本体に対して読み出し可能なデータ形式のデータに変
換して出力するようにしたことによって、カメラ本体の
負担を増加させることなく、多種のメモリーカードや新
規なメモリーカードに対しても良好に対応させることが
できる。
【0102】これによって、例えばパーソナルコンピュ
ータ側の読み出し手段に対応する任意のカード型記憶手
段の書き込み読み出し手段を接続して、互換のカード型
記憶手段に画像データの書き込み読み出しができるよう
にする場合に、従来の方法及び装置では、多種のメモリ
ーカードや新規なメモリーカードに対して良好に対応す
ることができなかったものを、本発明によればこれらの
問題点を容易に解消することができるものである。
【0103】こうして上述のデジタルカメラのデータ記
憶方法によれば、カメラ本体に対して任意の形態のカー
ド型記憶手段が着脱自在に設けられると共に、カード型
記憶手段に設けられるデータ処理手段でカメラ本体に対
して読み出し可能なデータを選択してカメラ本体に対し
て読み出し可能なデータ形式のデータに変換して出力す
ることにより、カメラ本体の負担を増加させることな
く、多種のメモリーカードや新規なメモリーカードに対
しても良好に対応させることができるものである。
【0104】また、上述のデジタルカメラのデータ記憶
装置によれば、カメラ本体に対して任意の形態のカード
型記憶手段が着脱自在に設けられると共に、カード型記
憶手段にはカメラ本体で読み出し可能なデータを選択し
てカメラ本体で読み出し可能なデータ形式で出力するデ
ータ処理手段が設けられることにより、カメラ本体の負
担を増加させることなく、多種のメモリーカードや新規
なメモリーカードに対しても良好に対応させることがで
きるものである。
【0105】なお本発明は、上述の説明した実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱するこ
となく種々の変形が可能とされるものである。
【0106】
【発明の効果】従って請求項1の発明によれば、カード
型記憶手段に設けられるデータ処理手段でカメラ本体に
対して読み出し可能なデータを選択し、そのデータをカ
メラ本体に対して読み出し可能なデータ形式のデータに
変換して出力するようにしたことによって、カメラ本体
の負担を増加させることなく、多種のメモリーカードや
新規なメモリーカードに対しても良好に対応させること
ができるものである。
【0107】また、請求項2の発明によれば、カメラ本
体には所定の形態のカード型記憶手段が着脱自在に設け
られる装着部と任意の形態のカード型記憶手段が着脱自
在に設けられる装着部とがそれぞれ設けられることによ
って、複数のカード型記憶手段を用いて良好に対応させ
ることができるものである。
【0108】また、請求項3の発明によれば、カメラ本
体には所定の形態のカード型記憶手段に対して書き込み
可能なデータ形式でデータを形成するデータ形成手段が
設けられると共に、カード型記憶手段に設けられるデー
タ処理手段で所定の形態のカード型記憶手段に対して書
き込み可能なデータ形式のデータを任意の形態のカード
型記憶手段に対して書き込み可能なデータ形式のデータ
に変換することによって、カメラ本体に負担を掛けるこ
となく複数のカード型記憶手段を用いて良好に対応させ
ることができるものである。
【0109】さらに請求項4の発明によれば、カード型
記憶手段に設けられるデータ処理手段でカメラ本体に対
して読み出し可能なデータを選択し、そのデータをカメ
ラ本体に対して読み出し可能なデータ形式のデータに変
換して出力するようにしたことによって、カメラ本体の
負担を増加させることなく、多種のメモリーカードや新
規なメモリーカードに対しても良好に対応させることが
できるものである。
【0110】また、請求項5の発明によれば、カメラ本
体には所定の形態のカード型記憶手段が着脱自在に設け
られる装着部と任意の形態のカード型記憶手段が着脱自
在に設けられる装着部とがそれぞれ設けられることによ
って、複数のカード型記憶手段を用いて良好に対応させ
ることができるものである。
【0111】また、請求項6の発明によれば、カメラ本
体には所定の形態のカード型記憶手段に対して書き込み
可能なデータ形式でデータを形成するデータ形成手段が
設けられると共に、カード型記憶手段には所定の形態の
カード型記憶手段に対して書き込み可能なデータ形式の
データを任意の形態のカード型記憶手段に対して書き込
み可能なデータ形式のデータに変換するデータ処理手段
が設けられることによって、カメラ本体に負担を掛ける
ことなく複数のカード型記憶手段を用いて良好に対応さ
せることができるものである。
【0112】これによって、例えばパーソナルコンピュ
ータ側の読み出し手段に対応する任意のカード型記憶手
段の書き込み読み出し手段を接続して、互換のカード型
記憶手段に画像データの書き込み読み出しができるよう
にする場合に、従来の方法及び装置では、多種のメモリ
ーカードや新規なメモリーカードに対して良好に対応す
ることができなかったものを、本発明によればこれらの
問題点を容易に解消することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されるデジタルカメラのデータ記
憶装置の一実施形態の構成図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】その動作の説明のための図である。
【図4】その動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図5】その動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図6】その動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図7】その動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図8】その動作の説明のためのフローチャート図であ
る。
【図9】その説明のための図である。
【図10】その動作の説明のためのフローチャート図で
ある。
【図11】その説明のための図である。
【図12】その説明のための図である。
【図13】その動作の説明のためのフローチャート図で
ある。
【図14】その説明のための図である。
【図15】その動作の説明のためのフローチャート図で
ある。
【図16】その動作の説明のためのフローチャート図で
ある。
【図17】その説明のための図である。
【図18】その説明のための図である。
【図19】従来のデジタルカメラのデータ記憶装置の構
成図である。
【符号の説明】
1…MPU、2…画像処理IC、3…カメラ映像入力、
4…表示映像出力、5…一時記憶用のRAM、6…プロ
グラムROM、7…メモリーカードA用のI/FIC、
8…メモリーカードA用のスロット、9…メモリーカー
ドA、10…コネクタ、11…アドレスバス、12…デ
ータバス、13,14,15,16…制御線、18…ク
ロック線、19…送信データ線、20…受信データ線、
21…切替え信号線、61…制御プログラム、62…メ
モリーカードAの書き込み読み出しを制御するドライバ
・プログラム、63…メモリーカードA用のファイル管
理プログラム、66…通信制御プログラム、100…ユ
ニット、101,103…メモリーカードバス、102
…メモリーカードB用のI/FIC、104…メモリー
カードB用のスロット、105…メモリーカードB、1
06…MPU、107…ファイル管理用のRAM、10
8…プログラムROM、109…メモリーカードBの書
き込み読み出しを制御するドライバ・プログラム、11
0…メモリーカードB用のファイル管理プログラム、1
11…通信制御プログラム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体に対して任意の形態のカード
    型記憶手段が着脱自在に設けられると共に、 前記カード型記憶手段に設けられるデータ処理手段で前
    記カメラ本体に対して読み出し可能なデータを選択して
    前記カメラ本体に対して読み出し可能なデータ形式のデ
    ータに変換して出力することを特徴とするデジタルカメ
    ラのデータ記憶方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデジタルカメラのデータ
    記憶方法において、 前記カメラ本体には所定の形態のカード型記憶手段が着
    脱自在に設けられる装着部と前記任意の形態のカード型
    記憶手段が着脱自在に設けられる装着部とがそれぞれ設
    けられることを特徴とするデジタルカメラのデータ記憶
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデジタルカメラのデータ
    記憶方法において、 前記カメラ本体には前記所定の形態のカード型記憶手段
    に対して書き込み可能なデータ形式でデータを形成する
    データ形成手段が設けられると共に、 前記カード型記憶手段に設けられるデータ処理手段で前
    記所定の形態のカード型記憶手段に対して書き込み可能
    なデータ形式のデータを前記任意の形態のカード型記憶
    手段に対して書き込み可能なデータ形式のデータに変換
    することを特徴とするデジタルカメラのデータ記憶方
    法。
  4. 【請求項4】 カメラ本体に対して任意の形態のカード
    型記憶手段が着脱自在に設けられると共に、 前記カード型記憶手段には前記カメラ本体で読み出し可
    能なデータを選択して前記カメラ本体で読み出し可能な
    データ形式で出力するデータ処理手段が設けられること
    を特徴とするデジタルカメラのデータ記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のデジタルカメラのデータ
    記憶装置において、 前記カメラ本体には所定の形態のカード型記憶手段が着
    脱自在に設けられる装着部と前記任意の形態のカード型
    記憶手段が着脱自在に設けられる装着部とがそれぞれ設
    けられることを特徴とするデジタルカメラのデータ記憶
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のデジタルカメラのデータ
    記憶装置において、 前記カメラ本体には前記所定の形態のカード型記憶手段
    に対して書き込み可能なデータ形式でデータを形成する
    データ形成手段が設けられると共に、 前記カード型記憶手段には前記所定の形態のカード型記
    憶手段に対して書き込み可能なデータ形式のデータを前
    記任意の形態のカード型記憶手段に対して書き込み可能
    なデータ形式のデータに変換するデータ処理手段が設け
    られることを特徴とするデジタルカメラのデータ記憶装
    置。
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