JP2002218318A - 撮像装置、ライブ画像表示方法、動作処理方法および記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、ライブ画像表示方法、動作処理方法および記憶媒体

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JP2002218318A
JP2002218318A JP2001013009A JP2001013009A JP2002218318A JP 2002218318 A JP2002218318 A JP 2002218318A JP 2001013009 A JP2001013009 A JP 2001013009A JP 2001013009 A JP2001013009 A JP 2001013009A JP 2002218318 A JP2002218318 A JP 2002218318A
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Takao Sasakura
孝男 笹倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FEロック時に、ファインダやモニタ画面上
に著しい乱れが表示されるのを防止できる撮像装置,ラ
イブ画像表示方法を提供する。 【解決手段】 FEロック動作開始前に、ライブ画像の
更新を停止し(S141)、FEロック動作を実行し
(S142ないしS147)、FEロック動作完了後に
露光条件を前記FEロック動作前のライブ画像表示時と
同じ状態に戻し(S148)、ライブ画像の更新を再開
する(S149)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画像を撮像で
きる撮像装置に関し、特にそのFEロック(自動フラッ
シュ制御ロックともいう)機能使用時におけるファイン
ダ等の画像表示に関するものである。なお、前記“FE
ロック機能”は、撮影前に被写体に対しストロボ(フラ
ッシュ)のプリ発光を行って、撮影時の露光条件および
ストロボの発光量を確定する機能である。
【0002】
【従来の技術】従来、固体メモリ素子を有するメモリカ
ード等を記録媒体として、静止画像を記録再生する、所
謂デジタルカメラは既に市販されており、カラー液晶パ
ネル等の液晶ファインダまたはモニタを備えるデジタル
カメラも販売されている。
【0003】これらのデジタルカメラの撮影機能の中
で、(銀塩カメラにもある機能だが、)AEロックとい
う機能がある。これは、撮影前(レリーズSWを押す
前)に撮影時の露光制御状態を決めてしまい、実際の撮
影時には、その時決めた露光制御状態で撮影する機能で
ある。動作としては、図3,図4のフローのように、A
EロックボタンのONで、自動焦点調節制御(以下A
F),自動露出制御(以下AE)と一連のレリーズSW
のON時の動作(一段階のON、撮影準備OKまでの動
作)が行われ、撮影時の露光条件が決定され、その状態
が保持される。その状態でレリーズSWがONされる
と、AF動作は行うが、AE動作はしないで、保持され
ていた露光条件で撮影動作が行われる。
【0004】このようなデジタルカメラでのAEロック
動作中にも含まれる、AE制御は、ファインダ動作を伴
うので、ビデオカメラと同様に、ある一定のタイミング
(垂直同期信号発生のタイミング)で全てが行われてい
る。具体的な概略フローとしては、図3,図4に、タイ
ミングとしては、図5のようになっている。レリーズS
Wが押される、或いはAEロックボタンが押されると、
AF制御を行うために暫定的なAE制御動作を行い、そ
の露光状態でAFを行う。それが終了すると正式にAE
制御を開始する。AE制御は、フィードバック制御を行
っており、図5に示すように、露光条件の設定/露光/
データ読み出し/判定を繰り返し、所定の露光データが
得られれば、そこで露光条件が確定し、AE動作として
は完了する。ここで、露光条件の設定は、画面の乱れを
考慮して、図5に示すように垂直同期信号(VD)に近
いタイミングで設定される。
【0005】この機能を使うと、あらかじめ所望の明る
さでの露出制御条件が決定でき、例えば、撮影直前のA
E動作中に急激に明るくなって、撮影時に元に戻り、ア
ンダーな画像が撮影されてしまうということが防止で
き、また、露出を適正にしたい被写体が画面の端に存在
する場合で、測光範囲が中央重点の場合など、まずその
被写体にカメラを向けAEをロックしておいてからもと
の向きに戻し撮影するなど、使用者にとって有益な機能
となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したデジタルカメ
ラでのAEロック動作で、ストロボ発光する場合は、F
Eロック動作と言われ、従来のシーケンスだと、撮影準
備完了後、ストロボのプリ発光によるAE動作(ストロ
ボの本発光量の決定等)が撮影直前に行われる。AEロ
ック動作の場合は、露光タイミングとデータ読み出しタ
イミングを合わせればよいが、FEロックの場合は、発
光タイミングと露光タイミング/データ読み出しタイミ
ングを正確に合わさなければ、発光している時の露光デ
ータが取れなくなり、正確なAE動作が行われないこと
になる。この発光タイミング制御は、メインCPUから
のシリアル通信で行っているが、この通信が他のシリア
ル通信より時間がかかるので、この通信を基準にタイミ
ングを設定しなければならない。具体的には、図8に示
すようなタイミングになるが、露光条件設定(シャッタ
ースピード・読み出しデータのアンプゲイン)が、サブ
CPUで行われる場合、その設定タイミングと、発光タ
イミングが合わない場合が生じる。これは、メインCP
UとサブCPUとのシリアル通信タイミングとサブCP
Uでの露光条件設定タイミングが、前述の垂直同期信号
(以下V信号)に対して設定されているので、場合によ
っては、サブCPUでの設定タイミングが1垂直同期期
間(以下1V)ずれるので、ストロボ発光しているが、
設定した露光条件で露光が開始されておらず、次のV期
間で露光されてしまう。これを回避するため、ストロボ
発光する場合は、メインCPUとサブCPUのシリアル
通信、及びサブCPUでの設定のタイミングを、V信号
同期にしないで命令即実行とする。このようにすると、
図9に示すように、ストロボの発光タイミングを基準に
して、各タイミングを設定することができ、そのタイミ
ングでシーケンスは正確に実行される。しかし、図9に
示すように、露光条件設定タイミングが一定せずにラン
ダムなタイミングと考えてよいので、V期間の中間、つ
まり、画面中央部で変更される場合がある(図9の
)。特に読み出しデータのアンプゲインの設定は、す
ぐに反映されるため、変更された画面中央から後がそこ
までよりも明るかったり、あるいは暗かったりと、一画
面内で明るさが変わる場合が生じる。それに加えて、変
更時ノイズである白の横筋が表示されることになる。
【0007】すなわち、FEロックの場合、AEロック
と同じように、ライブ画像を出しながらの動作なので、
その画面の変化はそのまま表示されてしまう。ファイン
ダ表示の読み出しデータのアンプゲインと、ストロボ発
光時のそれとに違いがなければ、この乱れは生じない
が、ストロボ発光の場合は、大体暗い被写体の場合が多
いので、ファインダ表示時の読み出しデータのアンプゲ
インが高く、ストロボ発光時はそのゲインは低くして動
作するので、その変化が大きく、また、前述した白の横
筋が出たりして、画面上に著しい変化が見えるという問
題が生じる。
【0008】本発明は,このような状況のもとでなされ
たもので、FEロック時に、ファインダやモニタ画面上
に著しい乱れが表示されるのを防止できる撮像装置、ラ
イブ画像表示方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では撮像装置を次の(1)〜(3),(5)
〜(8)のとおりに構成し、ライブ画像表示方法を次の
(4)のとおりに構成し、撮像装置の動作処理方法を
(9)のとおりに構成し、また、動作処理プログラムを
格納した記憶媒体(10)のとおりに構成する。
【0010】(1)ライブ画像表示機能と、FEロック
機能とを備えた撮像装置であって、FEロック動作開始
前に、ライブ画像の更新を停止し、FEロック動作を実
行し、FEロック動作完了後に、露光条件をFEロック
動作前のライブ画像表示時と同じ状態に戻し、ライブ画
像の更新を再開するように制御する制御手段を備えた撮
像装置。
【0011】(2)前記(1)記載の撮像装置におい
て、前記制御手段は、撮影時に前記ライブ画像をブラッ
クアウトするように制御する撮像装置。
【0012】(3)前記(1)または(2)記載の撮像
装置において、前記ライブ画像を表示するファインダ,
モニタ等の表示手段を備えた撮像装置。
【0013】(4)FEロック動作開始前に、ライブ画
像の更新を停止するステップAと、FEロック動作を実
行するステップBと、FEロック動作完了後に露光条件
を前記FEロック動作前のライブ画像表示時と同じ状態
に戻すステップCと、このステップCに続いてライブ画
像の更新を再開するステップDとを備えたライブ画像表
示方法。
【0014】(5)ライブ画像を表示する表示手段と、
FEロック動作中は、前記表示手段によって表示される
ライブ画像の表示をフリーズする制御手段とを有する撮
像装置。
【0015】(6)前記(5)の撮像装置において、前記
FEロック動作を実行する露光制御手段を有し、前記制
御手段は、前記FEロック動作を実行する露光制御手段
に対して命令を行う撮像装置。
【0016】(7)前記(5)において、前記FEロック
動作を実行する露光制御手段を有し、前記露光制御手段
は、前記FEロック動作におけるプリ露光動作と同一の
垂直同期期間内にプリ発光動作を行う撮像装置。
【0017】(8)前記(5)において、前記FEロック
動作を実行する露光制御手段を有し、前記露光制御手段
は、垂直同期タイミングと同期せずに前記FEロック動
作を実行する撮像装置。
【0018】(9)FEロック動作中は、表示部によっ
て表示されるライブ画像の表示をフリーズする撮像装置
の動作処理方法。
【0019】(10)FEロック動作中は、表示部によ
って表示されるライブ画像の表示をフリーズする動作処
理プログラムを記憶した記憶媒体。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をデジタ
ルカメラの実施例により詳しく説明する。なお、本発明
は、装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられて方
法,記憶媒体の形で実施することもできる。
【0021】
【実施例】図6は、実施例である“デジタルカメラ”の
システム構成を示すブロック図である。
【0022】以下に、その構成および動作について、簡
単に述べる。構成として大きくは、電源系ブロック1,
制御系ブロック2,撮像系&メカドライバブロック3,
LCD/EVFドライバ&通信系ブロック4,鏡筒5,
LCDユニット6,EVFユニット7,EFユニット
8,CCD9,各SW群10,LED11,外部白黒液
晶12,音声入力用マイク13等で構成されている。
【0023】電源系ブロック1には、電池の電源電圧が
印加され、DC−DCコンバータによって、各ブロック
への電源(電力)が供給される。具体的には、撮像系及
びメカドライバブロック3には、撮像系電源と制御用電
源、制御系ブロック2には、制御用電源、LCD/EV
Fドライバ&通信系ブロック4には、LCD/EVF駆
動用電源と制御用電源、LCD/EVFバックライトに
は、バックライト用電源、EFユニット8には、EFユ
ニット用電源が、それぞれ供給される。
【0024】制御系ブロック2は、メインCPU20
1,サブCPU(レンズCPU)202,画像処理プロ
セッサ203,フラッシュROM204,DRAM20
5,時計IC206,D/Aコンバータ(電子ボリュー
ム)207,208、マルチプレクサ209等で構成さ
れている。フラッシュROM204は、前述のCPUに
より図1〜4の動作処理フローチャートを実行するため
のプログラムとカメラ個々の調整値を格納しており、D
RAM205は、メインCPU201が画像処理プロセ
ッサ203を通してアクセス可能な領域と画像処理プロ
セッサ203が画像処理に使用する領域を持つ。時計I
C206はメインCPU201が制御し、D/Aコンバ
ータ207,208はそれぞれのCPU201,202
がシリアル通信制御している。また、メインCPU20
1には外部操作部材で構成されているSW群10からの
検知信号が入力されており、その検知信号によってカメ
ラ動作を実行する。
【0025】撮像系&メカドライバブロック3は、撮像
系IC群とメカドライバ部分に大別され、撮像系IC群
には、撮像素子9の駆動パルスを発生させるTG(タイ
ミングジェネレータ)301と、撮像素子9からの撮像
信号を画像信号に変換してA/D変換器でデジタル信号
にするCDS/ADIC302があり、各ICはCPU
202からのシリアル通信で制御され、また、画像処理
プロセッサ203からはタイミング信号(VD・HD)
がTG301に入力されて、撮像素子9を駆動し、その
駆動結果の信号をデジタル信号にして、画像処理プロセ
ッサ203に入力する。
【0026】またメカドライバ部分には、鏡筒部内のモ
ータ群(フォーカス・ズーム・Ir・IS)のドライバ
IC(フォーカス駆動ドライバ303,ズーム駆動ドラ
イバ304,絞り駆動ドライバ305,IS駆動ドライ
バ306)で構成されており、サブCPU202及び電
子ボリュームからのメカ駆動コントロール信号とコント
ロール電圧によってドライバICが各モータを駆動す
る。各モータからはモータ駆動の監視信号がCPU20
2に入力され、より精度の高い制御を行うようにしてい
る。
【0027】また、LCD/EVFドライバ&通信系ブ
ロック4は、LCD/EVF駆動系IC群と通信系IC
群に大別される。LCD/EVF駆動系IC群には、C
PU201からのY/色差信号を入力して、LCD/E
VF駆動信号を発生する、EVFドライバ401,LC
Dドライバ402があり、これらはメインCPU201
からのシリアル通信で制御される。また、外部のビデオ
モニタ等にビデオ&オーディオ信号を出力する、ビデオ
アンプ&オーディオアンプIC403もこのブロックに
存在する。また、通信系IC群には、RS232Cドラ
イバ404等があり、CPU201との間に複数のシリ
アル信号線が結線されている。
【0028】その他周辺部材としては、鏡筒内部は、フ
ォーカスモータドライバ303から駆動制御されるフォ
ーカスモータ501と、そのモータ動作の監視のために
CPU202にその信号が入力されているレンズ位置検
知のためのフォトインタラプタ(PI)、ズームモータ
ドライバ304から駆動制御されるズームモータ502
と、そのモータ動作の監視のためにCPU202にその
信号が入力されているレンズ位置検知のためのフォトイ
ンタラプタ(PI)、絞りモータドライバ305から駆
動制御される絞りモータと503、そのモータ動作の監
視のためにCPU202にその信号が入力されているそ
の状態検知のためのホール素子(Hole)、ISモー
タドライバ306から駆動制御されるISモータ(手振
れ補正用シフトモータ)504と、そのモータ動作の監
視のためにCPU202にその信号が入力されている状
態検知のためのホール素子(Hole)、鏡筒内部では
ないが、前記ISモータ504駆動のために、カメラ自
身の上下左右の振れ状態を検知するためのジャイロセン
サ505が存在する。
【0029】その他、LCD/EVFブロック7はそれ
ぞれLCD/EVFドライバから駆動制御される、LC
D/EVFパネルと電源系ブロックから光量(明るさ)
制御される(直接はCPU201が制御)バックライト
で構成され、EFユニット(閃光装置)8は、図示しな
いが、発光部・チャージ部・制御部から成り立つ。SW
群10は、レリーズSWをはじめ、モードダイヤル等、
カメラの外部操作部材とその他検出SW等で構成されて
いる。
【0030】次に、前述の構成でのデジタルカメラの動
作を図2,図3のフローをもとに説明する。以下の文中
で、モードダイヤル・SW1(SW2)は、カメラ外部
操作部材で、モードダイヤルは、電源OFF(LOC
K)/ON・撮影モードの切り替えをする部材で、SW
1(SW2)は所謂レリーズSW(シャッターボタン)
で2段階のプッシュスイッチで1段目のプッシュでSW
1ON、2段目のプッシュでSW2ONとみなされ、S
W1OFFでSW2ONはありえない構造である。
【0031】初期状態を、電池が挿入されていて、且つ
モードダイヤルがLOCK位置(電源OFF)とし、電
源ONすると、LCD/EVF(ファインダ)がONす
るものとする。その状態から、モードダイヤルを撮影モ
ード(電源ON)にする。モードダイヤルの撮影モード
を検知する(S101参照、以下同様)と、撮影シーケ
ンスが実行される。まず、電源電圧によって撮影モード
可能かどうかの判断がされ(S103)、撮影不可能と
なれば、外部白黒液晶(以下OLC)12に警告を出し
て(S104)、電源OFFと同じ状態に移行する。撮
影モード可能ならば、OLC12に現設定パラメータの
表示を行い(S105)、記録媒体(本実施例の場合C
F(コンパクトフラッシュ(登録商標)))の有無やフ
ォーマット、残り容量等を調べ(S106)、CFがな
い場合や撮影して記録不可能の場合、警告を出す(S1
07)。そして、図示しないが、撮像系の電源をONし
て撮像系を動作させ(S108)、LCD/EVF画像
(ファインダ)を表示させる(S109)。
【0032】ファインダ表示させながら、SW1の状態
を監視し(S111)、SW1が押されていなかった
ら、AE・AWB処理を実行しながらファインダ表示を
継続する。つまり、ライブ画像を出しながら実行する
(S109に含まれるが、AEロック状態の場合は、A
E・AWBは行われない)。SW1が押されていたら、
撮影シーケンスが開始される。撮影シーケンスが開始さ
れると、自動焦点調節制御(AF制御 S112)、自
動露出制御(AE制御 S114)を行い、フォーカ
ス、絞り、シャッタースピード等を確定(最適化)し、
その状態(AE・AFロック状態)を保持して、ファイ
ンダ画像を表示する(S116)。ここで、AF制御・
AE制御は、それぞれフォーカスモード・AEロック状
態での判定(S129,S113)が入り、マニュアル
フォーカスであれば、AF制御は行われず、AEロック
状態であれば、AE制御は行われない。
【0033】このAE・AFロック状態で、SW2の状
態を検知し(S117)、SW2が押されてなかった
ら、その状態のまま、SW1の状態を検知し(S11
8)、SW1が押されていたら、AE・AFロック状態
でファインダ画像表示を行い、またSW2・SW1の状
態監視を続ける。SW2が押されていたら、撮像シーケ
ンスを進め、まず、LCD/EVFをブラックアウト
(固定色表示)状態にする(S119)。そしてそのま
ま撮影が開始される。撮影(S120)の内容として
は、図示しないが、まずAEロック状態でのAEパラメ
ータ(絞り、シャッタースピード等)を撮影用に変換
し、その設定を行う。ここでシャッタースピードはメカ
シャッターの設定に変わる。そして、撮像系を撮影モー
ドに設定し、露光、シャッター閉、信号読み出し、DR
AM205への撮像素子信号の転送、と連続して行われ
る。転送された撮像素子信号は、画像処理プロセッサ2
03で、ホワイトバランス処理(S121)から、現像
処理(撮像素子信号から、Y/色差信号への変換 S1
22)、ある設定された圧縮率での圧縮(S123)が
実行される。ここでホワイトバランス処理とは、ファイ
ンダ表示時のAWBとは異なり、現像処理の際に各撮像
素子信号の色別の重み付け係数を求める処理である。そ
して、記録媒体(本実施例ではCF)への記録が行われ
る(S124)。それと同時にその撮影画像がLCD/
EVF画面にレックレビュー画像として表示される(S
125)。その表示された状態でSW2の状態を検知し
(S126)、押されたままであれば、そのままレック
レビュー表示を保持して、SW2の状態を監視し続け
る。
【0034】SW2が押されてない時は、SW1の状態
を検知し、押されたままであれば、撮影前ファインダ表
示時のAE・AWBパラメータをセットして(S12
7)LCD/EVF画像(ファインダ)表示に戻り、そ
こでSW2の監視を続ける。SW1が押されていなけれ
ば、撮影前ファインダ表示時のAE・AWBパラメータ
をセットしてLCD/EVF画像表示に戻り、AE・A
WB処理を開始し、ファインダ表示が継続され、SW1
の状態監視を続ける(S118,S111)。
【0035】このように、撮影シーケンスは実行される
が、SW1がONされない状態、つまり、SW1の状態
を監視し、ライブ画像表示を行っている状態で、レリー
ズSWとは別部材であるAEロックボタンが押される
(S128)と、AEロック動作(FEロック動作)が
開始される。その動作を図4のフローで説明する。ま
ず、ファインダ表示用のAE・AWBを停止して(S1
31)、撮影準備シーケンスを開始する。この時、AE
・AWBは停止するが、画面の更新は継続される。この
状態でまず、フォーカスモードの判定(S132)を行
い、フォーカスモードがオートならば、AF制御(S1
33)が開始される。実際はその前に、AF制御用のA
Eが実行されるが、本説明では省略する。AF制御が完
了すれば、次にAE制御が行われる。このAE制御は、
フィードバック制御が行われ、図7のようなフローで適
正露光条件が得られるまで続けられる。
【0036】このAE制御の開始前に、ストロボのモー
ドが判定され(S134)、ストロボ非発光のモードの
場合(発光禁止など)は、このAE制御(S135)が
行われるが、ストロボ発光のモードの場合はFEロック
動作(S136)になる。このどちらかの動作が完了す
ると、AEロック状態のセット(S137)、例えばフ
ラグなどでAEロック状態が判定できるようにする。そ
して、その状態のまま、LCD/EVF画像(ファイン
ダ)表示(S109)に戻る。
【0037】FEロック動作は、図1のフローのよう
に、フィードバック制御せずに、1回のデータで本露光
時の撮影条件を決定するものである。まず、プリ露光時
のストロボの発光量(発光時間)とその発光開始タイミ
ング(露光開始からのタイミング)を設定し(S14
2)、次に、ストロボ発光用の露光条件設定、つまりシ
ャッタースピードやゲインアンプのゲイン等を設定する
(S143)。この露光条件は、撮影モード(絞り優先
AEモード/シャッタースピード優先AEモード/プロ
グラムAEモードなど)によって異なるが、FEロック
動作に入る前のファインダ状態で、暗い被写体であった
場合は、シャッタースピードが遅くアンプゲインが高い
露光条件の場合が多く、逆に、ストロボ発光時の露光条
件は、シャッタースピードはそのストロボの同調スピー
ドで、アンプゲインは基本的に低く設定される。
【0038】この露光条件に差がなければ、TG301
やアンプへの設定は行われず、明るさの急激な変化や設
定時のノイズは出ないが、露光条件に差が生じる場合、
その設定が行われ、明るさの変化や設定時ノイズが生じ
る。更にストロボ発光時は、それらがライブ画像で見え
ないタイミングで行われることが保証されず、ファイン
ダ画面の中央部で見えてしまう可能性がある。本実施例
では、プリ露光動作(FEロック動作)の開始前にLC
D/EVF画面に表示するライブ画像の更新を一時停止
して(所謂、画面をフリーズして)(S141)、その
変化を表示しないようにする。そのフリーズ状態で、F
Eロック動作を開始する。前述したように、ストロボ発
光量と発光タイミングを設定し、ストロボ発光用の露光
条件設定(プリ露光条件設定)を行った後、プリ発光期
間とプリ露光期間(露光条件を決定するための撮像信号
の読み出し期間)とが同一の垂直同期期間となるように
タイミングをとり(S144)、露光し(S145)、
その露光時データを読み出す(S146)。そのデータ
によって本撮影時のストロボ発光量と露光条件を決定し
(S147)、FEロック動作は完了する。この動作が
完了したあとは、元のファインダ状態に戻す(S14
8)ので、露光条件も元に戻す必要があり、前述した理
由とは逆の理由で、画面に乱れが生じる可能性があるの
で、もとに戻した後にライブ画像の更新を再開する、つ
まり、フリーズを解除する(S149)。
【0039】このように、FEロック動作の開始前に、
ファインダ画面をフリーズし、FEロック動作を実行
し、FEロック動作完了後、ファインダを元に戻してか
ら画面更新を再開することによって、ファインダ画面上
の著しい乱れを防止することができる。また、このフリ
ーズによって、画面更新が一時的に停止するが、時間的
に数100msec程度なので、使用者が状況把握に混
乱することはない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
FEロック動作の開始前に、ファインダ画面をフリーズ
し、FEロック動作を実行し、FEロック動作完了後、
露光条件を元に戻してからファインダ画面更新を再開す
ることによって、ファインダ,モニタ等の表示画面上に
著しい乱れが表示されるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例におけるFEロック動作を示すフロー
チャート
【図2】 実施例の動作を示すフローチャート(その
1)
【図3】 実施例の動作を示すフローチャート(その
2)
【図4】 実施例の動作を示すフローチャート(その
3)
【図5】 AE制御のタイミングチャート
【図6】 実施例のシステム構成を示すブロック図
【図7】 実施例におけるAE制御を示すフローチャー
【図8】 FEロックのタイミング例を示す図
【図9】 FEロックのタイミング例を示す図
【符号の説明】
2 制御系ブロック 7 EVFユニット 201 メインCPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 F 5/232 5/232 Z // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H002 CC41 CD06 CD13 GA31 2H053 AB03 AD11 AD23 BA71 2H054 AA01 2H102 AA00 AB13 CA34 5C022 AA13 AB02 AB15 AB17 AB22 AB40 AB66 AC01 AC31 AC42 AC52 AC54 AC69 AC73 AC74

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライブ画像表示機能と、FEロック機能
    とを備えた撮像装置であって、FEロック動作開始前
    に、ライブ画像の更新を停止し、FEロック動作を実行
    し、FEロック動作完了後に、露光条件をFEロック動
    作前のライブ画像表示時と同じ状態に戻し、ライブ画像
    の更新を再開するように制御する制御手段を備えたこと
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の撮像装置において、前記
    制御手段は、撮影時に前記ライブ画像をブラックアウト
    するように制御することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の撮像装置におい
    て、前記ライブ画像を表示するファインダ,モニタ等の
    表示手段を備えたことを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 FEロック動作開始前に、ライブ画像の
    更新を停止するステップAと、FEロック動作を実行す
    るステップBと、FEロック動作完了後に露光条件を前
    記FEロック動作前のライブ画像表示時と同じ状態に戻
    すステップCと、このステップCに続いてライブ画像の
    更新を再開するステップDとを備えたことを特徴とする
    ライブ画像表示方法。
  5. 【請求項5】 ライブ画像を表示する表示手段と、 FEロック動作中は、前記表示手段によって表示される
    ライブ画像の表示をフリーズする制御手段とを有するこ
    とを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の撮像装置において、前記FE
    ロック動作を実行する露光制御手段を有し、前記制御手
    段は、前記FEロック動作を実行する露光制御手段に対
    して命令を行うことを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記FEロック動作
    を実行する露光制御手段を有し、前記露光制御手段は、
    前記FEロック動作におけるプリ露光動作と同一の垂直
    同期期間内にプリ発光動作を行うことを特徴とする撮像
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記FEロック動作
    を実行する露光制御手段を有し、前記露光制御手段は、
    垂直同期タイミングと同期せずに前記FEロック動作を
    実行することを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 FEロック動作中は、表示部によって表
    示されるライブ画像の表示をフリーズすることを特徴と
    する撮像装置の動作処理方法。
  10. 【請求項10】 FEロック動作中は、表示部によって
    表示されるライブ画像の表示をフリーズする動作処理プ
    ログラムを記憶した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007235893A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Canon Inc 撮像装置及び固体撮像装置の制御方法

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