JP2002218159A - イメージセンサ - Google Patents

イメージセンサ

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JP2002218159A JP2001010531A JP2001010531A JP2002218159A JP 2002218159 A JP2002218159 A JP 2002218159A JP 2001010531 A JP2001010531 A JP 2001010531A JP 2001010531 A JP2001010531 A JP 2001010531A JP 2002218159 A JP2002218159 A JP 2002218159A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な濃淡情報を取得できず、濃淡情報の取
得が妨げられ、隣接する部品の形状の設計が困難であ
り、ロッドレンズアレイの全長に亙ってピントの調整が
できず、環境温度の変化によりピントがずれるという課
題があった。 【解決手段】 第1,第2のフレーム部分4,5とから
構成されたセンサフレーム3と、第1,第2のフレーム
部分4,5で挟まれたロッドレンズアレイ8と、センサ
IC9及びセンサ基板10を支持する面状の第1の部分
12とセンサフレーム3の端面に接して配置された面状
の第2の部分13とからなるL型プレート11と、ネジ
孔14に設けられL型プレート11の第2の部分13を
複数箇所でセンサフレーム3の端面に固定するネジ15
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像入力装置の
画像入力部に使用するイメージセンサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図8は特開平4−111664号公報に
示された従来例1のイメージセンサの構成を示す断面図
である。図9は図8中のF方向から見た側面図である。
図において、101はイメージセンサ、102は原稿走
行面に位置するガラスプレート、103はセンサフレー
ム、104は直線状に並べられた複数のLEDから構成
され、ガラスプレート102上を走行する原稿113の
表面を照明するライン光源、105はセンサフレーム1
03に固定され、ライン光源104を保持する保持部
材、106は直線状に並べられた複数のロッドレンズか
ら構成され、原稿113の表面からの反射光を正立等倍
に結像するロッドレンズアレイ、107はロッドレンズ
アレイ106を配置するセンサフレーム103の長溝、
108はロッドレンズアレイ106からの出射光が通過
するセンサフレーム103の長孔、109はロッドレン
ズアレイ106をセンサフレーム103に固定するネ
ジ、110は直線状に並べられた複数の受光素子から構
成され、ロッドレンズアレイ106により結像された原
稿113の表面からの反射光を受光するセンサIC、1
11はセンサIC110が搭載されたセンサ基板、11
2はセンサフレーム103の両端に設けられた側板であ
る。
【0003】また、図10は特開平4−111664号
公報に示された従来例2のイメージセンサの構成を示す
断面図である。図11は図10中のG方向から見た側面
図である。図において、121はイメージセンサ、12
2は側板112に取り付けられ、ロッドレンズアレイ1
06を押圧するバネ、123はロッドレンズアレイ10
6をバネ122に押し付けて固定するネジである。その
他の構成要素は、図8及び図9で同一符号を付して示し
たものと同一あるいは同等であるため、その詳細な説明
は省略する。
【0004】ロッドレンズアレイ106は、図12に示
すように、点Pで示す原稿113の表面を反射した光を
点Qに結像させる。ここで、点Pからロッドレンズアレ
イ106の中心までの光学距離Xと点Qからロッドレン
ズアレイ106の中心までの光学距離Yが等しい。この
ため、イメージセンサ組立時、センサIC110が原稿
113の表面からの反射光の結像位置に位置するように
調整する。すなわち、ピントを合わせる。
【0005】従来例1の場合には、図9中の矢印で示す
ように、ロッドレンズアレイ106を上下に動かす。そ
して、センサIC110が原稿113の表面からの反射
光の結像位置に位置したときにネジ109を締め、ロッ
ドレンズアレイ106をセンサフレーム103のネジ1
09と対向する壁に押し付けて固定する。このようにし
て、センサIC110が原稿113の表面からの反射光
の結像位置に位置するように調整する。
【0006】従来例2の場合には、図11中の矢印で示
すように、ロッドレンズアレイ106は、バネ122の
作用により、ネジ123を締めることにより上側に動き
ネジ123を緩めることにより下側に動く。このため、
センサIC110が原稿113の表面からの反射光の結
像位置に位置したときにネジ123の回転を止める。こ
のようにして、センサIC110が原稿113の表面か
らの反射光の結像位置に位置するように調整する。
【0007】次に動作について説明する。原稿113が
ガラスプレート102上を走行するとき、ライン光源1
04はガラスプレート102を通して原稿113の表面
を照明する。照明光は原稿113の表面でその表面の画
像の濃淡に応じて反射する。原稿113の表面からの反
射光は、ロッドレンズアレイ106を通過し、センサフ
レーム103の長穴108を通してンサIC110上に
結像され、センサIC110に受光される。原稿113
の表面からの反射光はその強さに応じてセンサIC11
0により光電変換され、原稿113の表面の画像の濃淡
情報がセンサ基板111を介して外部に出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来例1のイメージセ
ンサは以上のように構成されているので、図13に示す
ように、ネジ109を締めることによりセンサフレーム
103の長溝107及び長孔108が広がり、センサフ
レーム103とロッドレンズアレイ106との間に隙間
が生じる。図13は、ネジを締めたときの上側から見た
センサフレームの長孔及び長溝の状態を示している。セ
ンサフレーム103の長孔108は、図14に示すよう
に、センサフレーム103の両端の側板112まで達し
ておらず、両端部でセンサフレーム103がつながって
いるので、長溝107及び長孔108は両端部よりも中
央部で大きく広がる。図14は上側から見た長孔の端部
の構成を示している。このため、センサフレーム103
とロッドレンズアレイ106との間の隙間から光が漏れ
て、センサIC110上に結像する原稿112からの反
射光と重なり、原稿113の表面の画像の正確な濃淡情
報を取得できないという課題があった。
【0009】また、ネジ109を締めることによりネジ
109の先端がロッドレンズアレイ106の表面上で回
転しロッドレンズアレイ106の表面が削られ、異物が
発生する。このため、異物がセンサフレーム103とロ
ッドレンズアレイ106との間の隙間を通ってセンサI
C110上に載り、原稿113の表面の画像の濃淡情報
の取得を妨げるという課題があった。
【0010】また、ネジ109を締めることによりセン
サフレーム103の長溝107及び長孔108が広が
り、センサフレーム103の外形が変化する。図13に
示すように、両端部の寸法Hより中央部の寸法Iが大き
くなる。寸法の大きさはネジの締付けトルクによる。こ
のため、イメージセンサ101に隣接して配置する部品
の形状の設計が困難であるという課題があった。
【0011】また、従来例2のイメージセンサのように
ロッドレンズアレイ106を両端部でのみ固定する場
合、イメージセンサ121が長尺となると、ロッドレン
ズアレイ106の製造時のそりや自重によるたわみによ
り、センサIC110が原稿113の表面からの反射光
の結像位置に位置するようにロッドレンズアレイ106
の全長に亙って調整できないという課題があった。すな
わち、ピントをロッドレンズアレイ106の全長に亙っ
て合わせることができないという課題があった。
【0012】また、ロッドレンズアレイ106を両端部
でのみ固定する場合、イメージセンサ121が長尺とな
ると、環境温度が変化したときにセンサフレーム103
とロッドレンズアレイ106の線膨脹係数の違いにより
ロッドレンズアレイ106がたわみ、センサIC110
が原稿113の表面からの反射光の結像位置からずれる
という課題があった。すなわち、ピントがずれるという
課題があった。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、以下の特徴を有するイメージセン
サを得ることを目的とする。 (1)原稿の表面の画像の正確な濃淡情報を取得でき
る。 (2)原稿の表面の画像の濃淡情報の取得を妨げない。 (3)センサフレームの外形が変化しない。 (4)ロッドレンズアレイの全長に亙ってピントを合わ
せることができる。 (5)環境温度の変化によりピントがずれない。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るイメージ
センサは、原稿表面を照明する光源と、原稿表面からの
反射光を結像するロッドレンズアレイと、ロッドレンズ
アレイにより結像された反射光を受光する受光素子と、
ロッドレンズアレイを固定するフレームと、受光素子を
支持し、ロッドレンズアレイと受光素子との間の距離を
調整し、受光素子を反射光の結像位置に配置する支持調
整部材とを備えたものである。
【0015】この発明に係るイメージセンサは、フレー
ムが、独立した第1のフレーム部分と第2のフレーム部
分とを有し、ロッドレンズアレイが、入射面及び出射面
とは異なりかつ長軸に平行である対向する2つの側面の
うちの一方の側面に配置した第1のフレーム部分と他方
の側面に配置した第2のフレーム部分とにより挟まれ、
第1のフレーム部分が、一方の側面に密着し、第2のフ
レーム部分が、他方の側面に密着しているものである。
【0016】この発明に係るイメージセンサは、フレー
ムが、ロッドレンズアレイからの出射光が通過する長孔
を有し、長孔が、ロッドレンズアレイで覆われ、ロッド
レンズアレイが、フレームの長孔まわりの部分に密着し
ているものである。
【0017】この発明に係るイメージセンサは、支持調
整部材が、受光素子を支持する面状の支持部と支持部と
接続しかつロッドレンズアレイの端面に接して配置され
端面上を移動可能な面状の調整部とを有する板状部材
と、調整部を複数箇所で端面に固定する固定部材とを有
し、調整部を端面上で移動させることによりロッドレン
ズアレイと受光素子との間の距離を調整した後に調整部
を端面に固定して、受光素子を反射光の結像位置に配置
しているものである。
【0018】この発明に係るイメージセンサは、固定部
材が、3箇所以上で調整部を端面に固定するものであ
る。
【0019】この発明に係るイメージセンサは、支持部
とフレームとの間に、外部から受光素子に至る経路を遮
蔽する遮蔽部材を備えたものである。
【0020】この発明に係るイメージセンサは、支持調
整部材が、受光素子を支持する面状の支持部材と、支持
部材を複数箇所で支持しかつ支持部材とフレームとの間
の距離を調整する調整部材と、支持部材とフレームとの
間に配置されかつ支持部材をフレームから離れる方向に
付勢する弾性部材とを有し、調整部材により支持部材と
フレームとの間の距離を調整し、受光素子を反射光の結
像位置に配置しているものである。
【0021】この発明に係るイメージセンサは、調整部
材が、3箇所以上で支持部材を支持するものである。
【0022】この発明に係るイメージセンサは、支持部
材とフレームとの間に、外部から受光素子に至る経路を
遮蔽する遮蔽部材を備えたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるイ
メージセンサの構成を示す断面図である。図2は図1中
のA−A線に沿ったイメージセンサの断面図である。図
3は図1中のB方向から見たイメージセンサの側面図で
ある。ただし、図2では、主要部のみを示している。図
3では、一部の構成要素のみを示している。図におい
て、1はイメージセンサ、2は原稿走行面に位置するガ
ラスプレート、3は独立した第1のフレーム部分4と第
2のフレーム部分5とから構成されたセンサフレーム
(フレーム)、6はガラスプレート2上を走行する原稿
18の表面を照明するライン光源(光源)、7はセンサ
フレーム3に固定され、ライン光源6を保持する保持部
材、8は原稿18の表面からの反射光を正立等倍に結像
するロッドレンズアレイ、9はロッドレンズアレイ8に
より結像された原稿18の表面からの反射光を受光する
センサIC(受光素子)、10はセンサIC9が搭載さ
れたセンサ基板、11はセンサIC9及びセンサ基板1
0を支持する面状の第1の部分12と、第1の部分12
と接続しかつセンサフレーム3の端面に接して配置され
た面状の第2の部分13(調整部)とからなるL型プレ
ート(板状部材)、14はL型プレート11の第2の部
分13に形成されたネジ孔、15はネジ孔14に設けら
れ、L型プレート11の第2の部分13をセンサフレー
ム3の端面に固定するネジ(固定部材)、16はイメー
ジセンサ1の外部からセンサIC9に至る経路を遮蔽す
るスペーサ(遮蔽部材)、17はセンサフレーム3の両
端に設けられた側板である。
【0024】ロッドレンズアレイ8は、一方向(以下、
延在方向という)に沿って並べられた複数のロッドレン
ズから構成されている。ロッドレンズアレイ8は、入射
面8a及び出射面8bと異なりかつ延在方向と平行であ
る対向する第1及び第2の側面8c,8dのうちの第1
の側面8cに配置したセンサフレーム3の第1のフレー
ム部分4と第2の側面8dに配置したセンサフレーム3
の第2のフレーム部分5とで挟まれている。第1のフレ
ーム部分4は、ロッドレンズアレイ8の第1の側面8c
に密着し、第2のフレーム部分5は、ロッドレンズアレ
イ8の第2の側面8dに密着している。このため、ロッ
ドレンズアレイ8の第1の側面8cと第1のフレーム部
分4との接触部分及びロッドレンズアレイ8の第2の側
面8dと第2のフレーム部分5との接触部分には隙間が
ない。第1のフレーム部分4がロッドレンズアレイ8の
第1の側面8cと密着している状態を保持するように、
第1のフレーム部分4と第1の側面8cとの接触面で第
1のフレーム部分4をロッドレンズアレイ8に固定し、
第2のフレーム部分5がロッドレンズアレイ8の第2の
側面8dと密着している状態を保持するように、第2の
フレーム部分5と第2の側面8dとの接触面で第2のフ
レーム部分5をロッドレンズアレイ8に固定している。
固定の方法として、第1のフレーム部分4と第1の側面
8cとの接触面の全部あるいは一部に両面テープや接着
剤などを設け、第2のフレーム部分5と第2の側面8d
との接触面の全部あるいは一部に両面テープや接着剤な
どを設ける方法がある。
【0025】第1,第2のフレーム部分4,5は、上部
に、ライン光源6及び保持部材7を配置する凹部を有す
る。ガラスプレート2は、第1のフレーム部分4の上端
と第2のフレーム部分5の上端とで支持されている。第
1のフレーム部分4は、ロッドレンズアレイ8の第1の
側面8c側を下がり、センサIC9及びセンサ基板10
の下を通って、ロッドレンズアレイ8の第2の側面8d
側まで延びている。これにより、ロッドレンズアレイ8
の延在方向に垂直なセンサフレーム3の断面は、U型形
状である。
【0026】ライン光源6は、ロッドレンズアレイ8の
延在方向に沿って延びている。ライン光源6は、ガラス
プレート2上を走行する原稿18の表面を照明すること
ができるものであれば、どのような構成のものでもよ
い。例えば、ロッドレンズアレイ8の延在方向に沿って
並べられた複数のLEDや蛍光管ランプである。ライン
光源6は、1個だけ設けてもよい。保持部材7は、両端
や複数箇所でライン光源6を保持する。
【0027】センサIC9は、ロッドレンズアレイ8の
延在方向に沿って並べられた複数の受光素子から構成さ
れている。ロッドレンズアレイ8は、センサフレーム3
の両端に設けられた側板17まで達しておらず、ロッド
レンズアレイ8の端部と側板17との間に隙間が存在す
る。このため、ロッドレンズアレイ8の端部と側板17
との間の隙間から入り込んだ光がセンサIC9に届かな
いように、センサIC9の長さが調整されている。セン
サ基板10は、ロッドレンズアレイ8の延在方向に沿っ
て延び、センサフレーム3の両端に設けられた側板17
まで達する。センサIC9及びセンサ基板10は、U型
形状のセンサフレーム3の凹部に配置されている。
【0028】ロッドレンズアレイ8の延在方向に垂直な
L型プレート11の断面は、L型形状である。L型プレ
ート11は、ロッドレンズアレイ8の延在方向に沿って
延び、センサフレーム3の両端に設けられた側板17ま
で達する。L型プレート11の第1の部分12は、ロッ
ドレンズアレイ8の出射方向に対して垂直に位置してい
る。センサフレーム3の第1のフレーム部分4は、ロッ
ドレンズアレイ8の第2の側面8d側まで伸びた部分に
ロッドレンズアレイ8の出射方向及びロッドレンズアレ
イ8の延在方向に平行な端面4aを有する。L型プレー
ト11の第2の部分13は、ロッドレンズアレイ8の出
射方向及びロッドレンズアレイ8の延在方向に平行に位
置し、第1のフレーム部分4の端面4aに接して配置さ
れている。L型プレート11の第2の部分13に形成さ
れたネジ孔14の径は、そこに設けられたネジ15の径
より大きい。このため、ネジ孔14の径とネジ15の径
の差分だけL型プレート11の第2の部分13を第1の
フレーム部分4の端面4a上で移動させることができ
る。すなわち、ネジ孔14の径とネジ15の径の差分だ
けL型プレート11を上下に移動させることができる。
ネジ孔14は、複数箇所形成され、L型プレート11の
第2の部分13は、各ネジ孔14に設けられたネジ15
により複数箇所で第1のフレーム部分4の端面4aに固
定されている。特に、イメージセンサ1が長尺の場合に
は、ネジ孔14を3箇所以上形成し、L型プレート11
の第2の部分13を各ネジ孔14に設けたネジ15によ
り3箇所以上で第1のフレーム部分4の端面4aに固定
する。
【0029】スペーサ16は、センサ基板10上に設置
され、センサフレーム3の第2のフレーム部分5とセン
サ基板10との間を埋める。ロッドレンズアレイ8の延
在方向に垂直なスペーサ16の断面は、U型形状であ
る。スペーサ16は、ロッドレンズアレイ8の延在方向
に沿って延び、センサフレーム3の両端に設けられた側
板17まで達する。センサフレーム3の第2のフレーム
部分5は、U型形状のスペーサ16の凹部16aとかみ
合う凸部5aを有する。この凸部5aは、ロッドレンズ
アレイ8の延在方向に沿って延び、センサフレーム3の
両端の側板17まで達する。ロッドレンズアレイ8とセ
ンサIC9との間の距離を調整するとき、L型プレート
11は、U型形状のスペーサ16の凹部16aと第2の
フレーム部分5の凸部5aとのかみ合いを維持したま
ま、上下に移動する。スペーサ16をゴムのような弾性
材料により形成し、その大きさをセンサフレーム3の第
2のフレーム部分5とセンサ基板10との間の距離が大
きいときの寸法に合わせた場合、第2のフレーム部分5
とセンサ基板10との間の距離が小さくなったとき、そ
の距離にあわせてスペーサ16が変形するため、第2の
フレーム部分5とセンサ基板10との間を確実に埋める
ことができる。
【0030】なお、実施の形態1では、本願発明におけ
る支持調整部材は、L型プレート11とネジ15とから
構成される。また、支持部は、センサ基板10とL型プ
レート11の第1の部分12とから構成される。
【0031】このようなこの実施の形態のイメージセン
サ1では、イメージセンサ組立時、L型プレート11を
上下に移動させてロッドレンズアレイ8とセンサIC9
との間の距離を調整する。そして、センサIC9が原稿
18の表面からの反射光の結像位置に位置したときにネ
ジ15を締めL型プレート11を固定する。このように
して、センサIC9を原稿18の表面からの反射光の結
像位置に配置する。すなわち、ピントを合わせる。ここ
では、ネジ孔14の径とネジ15の径の差分、U型形状
のスペーサ16の凹部16aとセンサフレーム3の第2
のフレーム部分5の凸部5aとの間、及びL型プレート
11とセンサフレーム3の第1のフレーム部分4との間
が調整しろとなる。
【0032】次に動作について説明する。原稿18がガ
ラスプレート2上を走行するとき、ライン光源6はガラ
スプレート2を通して原稿18の表面を照明する。照明
光は原稿18の表面でその表面の画像の濃淡に応じた強
さで反射する。原稿18の表面からの反射光は、ロッド
レンズアレイ8を通過し、センサIC9上に結像され、
センサIC9に受光される。原稿18の表面からの反射
光はその強さに応じてセンサIC9により光電変換さ
れ、原稿18の表面の画像の濃淡情報がセンサ基板10
を介して外部に出力される。
【0033】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、L型プレート11を上下に移動させてロッドレンズ
アレイ8とセンサIC9との間の距離を調整し、センサ
IC9が原稿18の表面からの反射光の結像位置に位置
したときにネジ15を締めL型プレート11を固定する
ので、センサIC9の位置を調整することにより、原稿
18の表面からの反射光の結像位置にセンサIC9を配
置できる、すなわちピントを合わせることができる効果
が得られる。
【0034】また、この実施の形態1によれば、センサ
フレーム3の第1のフレーム部分4がロッドレンズアレ
イ8の第1の側面8cに密着し、第2のフレーム部分5
がロッドレンズアレイ8の第2の側面8dに密着してい
るので、ロッドレンズアレイ8の第1の側面8cと第1
のフレーム部分4との接触部分及びロッドレンズアレイ
8の第2の側面8dと第2のフレーム部分5との接触部
分には隙間がない。このため、ロッドレンズアレイ8の
第1の側面8cと第1のフレーム部分4との接触部分及
びロッドレンズアレイ8の第2の側面8dと第2のフレ
ーム部分5との接触部分から光が漏れず、原稿18の表
面の画像の正確な濃淡情報を取得できる効果が得られ
る。また、異物が、ロッドレンズアレイ8の第1の側面
8cと第1のフレーム部分4との間及びロッドレンズア
レイ8の第2の側面8dと第2のフレーム部分5との間
を通ってセンサIC9上に載らず、原稿18の表面の画
像の濃淡情報の取得を妨げないという効果が得られる。
【0035】また、この実施の形態1によれば、L型プ
レート11を上下に移動させてロッドレンズアレイ8と
センサIC9との間の距離を調整し、センサIC9が原
稿18の表面からの反射光の結像位置に位置したときに
ネジ15を締めL型プレート11を固定することによ
り、原稿18の表面からの反射光の結像位置にセンサI
C9を配置するので、原稿18の表面からの反射光の結
像位置にセンサIC9を配置する際に第1のフレーム部
分4及び第2のフレーム部分5の外形が変形せず、イメ
ージセンサ1のまわりに配置する部品の形状を容易に設
計できる効果が得られる。
【0036】また、この実施の形態1によれば、イメー
ジセンサ1が長尺の場合、L型プレート11をネジ15
により3箇所以上で固定するので、イメージセンサ1が
長尺の場合でも、ロッドレンズアレイ8の延在方向に沿
った全範囲に亙ってロッドレンズアレイ8とセンサIC
9との間の距離を調整できる効果が得られる。
【0037】また、この実施の形態1によれば、イメー
ジセンサ1が長尺の場合、L型プレート11をネジ15
により3箇所以上で固定するので、環境温度の変化によ
り、センサIC9が原稿18の表面からの反射光の結像
位置からずれることがないという効果が得られる。
【0038】また、この実施の形態1によれば、センサ
フレーム3の第2のフレーム部分5とセンサ基板10と
の間にスペーサ16を設置して、寸法が不確定であるイ
メージセンサ1の外部からセンサIC9に至る経路を遮
蔽するので、イメージセンサ1の外部からの異物の浸入
を防止できる効果が得られる。
【0039】なお、この実施の形態1では、スペーサ1
6を用いてイメージセンサ21の外部からセンサIC9
に至る経路を遮蔽する場合について説明したが、実施の
形態2で示すようなシール剤を用いてもよい。
【0040】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2によるイメージセンサの構成を示す断面図である。
図5は図4中のC部分の拡大図である。図6は図4中の
D−D線に沿ったイメージセンサの断面図である。図7
は図4中のE−E線に沿ったイメージセンサの断面図で
ある。ただし、図6では、主要部のみを示している。図
7では、一部の構成要素のみを示している。図におい
て、21はイメージセンサ、22はセンサフレーム(フ
レーム)、23はロッドレンズアレイ8を配置するセン
サフレーム22の長溝、24は長溝23の底面に形成さ
れたロッドレンズアレイ8からの出射光が通過する長
孔、25はセンサIC9が搭載されたセンサ基板、26
はセンサ基板25を支持しかつセンサ基板25とセンサ
フレーム22との間の距離を調整する調整ネジ(調整部
材)、27はセンサ基板25とセンサフレーム22との
間に配置されかつセンサ基板25をセンサフレーム22
から離れる方向に付勢するバネ(弾性部材)、28はイ
メージセンサ21の外部からセンサIC9に至る経路を
遮蔽するシール剤(遮蔽部材)である。
【0041】センサフレーム22の長孔24は、ロッド
レンズアレイ8の出射面で覆われている。ロッドレンズ
アレイ8は、センサフレーム22の長孔24まわりの部
分、すなわち長溝23の底面23aと密着している。こ
のため、ロッドレンズアレイ8とセンサフレーム22の
長孔24まわりの部分との間には隙間がない。ロッドレ
ンズアレイ8がセンサフレーム22の長孔24まわりの
部分と密着している状態を保持するように、ロッドレン
ズアレイ8とセンサフレーム22の長溝23との接触面
やそれ以外の部分でロッドレンズアレイ8をセンサフレ
ーム22に固定している。固定の方法として、ロッドレ
ンズアレイ8とセンサフレーム22の長溝23との接触
面の全部あるいは一部に両面テープや接着剤などを設け
る方法がある。
【0042】センサフレーム22は、上部に、ライン光
源6及び保持部材7を配置する凹部を有し、下部に、セ
ンサIC9及びセンサ基板25を配置する凹部を有す
る。ガラスプレート2は、センサフレーム22の上端で
支持されている。
【0043】センサ基板25は、ロッドレンズアレイ8
の延在方向に沿って延び、センサフレーム22の両端に
設けられた側板17まで達する。センサ基板25は、ロ
ッドレンズアレイ8の出射方向に対して垂直に位置して
いる。ロッドレンズアレイ8の延在方向と平行なセンサ
基板25の対向する2つの端部のうちの一方の端部は、
センサフレーム22と接触している。調整ネジ26は、
センサ基板25を貫通し、センサフレーム22にねじ込
まれる。バネ27は、調整ネジ26の軸部26aに配置
されている。センサ基板25は、バネ27の力により調
整ネジ26の頭部26bに押し付けられ、調整ネジ26
の頭部26bで支持されている。このため、調整ネジ2
6を回転してセンサ基板25を上下に移動させ、センサ
基板25とセンサフレーム22との間の距離を調整する
ことができる。調整ネジ26は、複数箇所に設けられ、
センサ基板25は、調整ネジ26の頭部26bにより複
数箇所で支持されている。特に、イメージセンサ21が
長尺の場合には、調整ネジ26を3箇所以上設け、セン
サ基板25を調整ネジ26の頭部26bにより3箇所以
上で支持する。
【0044】シール剤28は、ロッドレンズアレイ8の
延在方向と平行なセンサ基板25の対向する2つの端部
のうちの他方の端部とセンサフレーム22と間に塗布さ
れている。シール剤28は、ロッドレンズアレイ8とセ
ンサIC9との間の距離の調整が終了した後に塗布され
る。
【0045】その他の構成要素は、図1から図3で同一
符号を付して示したものと同一あるいは同等であるた
め、その詳細な説明は省略する。
【0046】なお、実施の形態2では、本願発明におけ
る支持調整部材は、センサ基板25と調整ネジ26とバ
ネ27とから構成される。また、支持部は、センサ基板
25から構成される。
【0047】このようなこの実施の形態のイメージセン
サ21では、イメージセンサ組立時、調整ネジ26を回
転してセンサ基板25とセンサフレーム22との間の距
離を調整する。そして、センサIC9が原稿18の表面
からの反射光の結像位置に位置したときに調整ネジ26
の回転を止める。このようにして、センサIC9を原稿
18の表面からの反射光の結像位置に配置する。すなわ
ち、ピントを合わせる。ここでは、センサ基板25の端
部とセンサフレーム22との間が調整しろとなる。
【0048】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、調整ネジ26を回転してセンサ基板25とセンサフ
レーム22との間の距離を調整し、センサIC9が原稿
18の表面からの反射光の結像位置に位置したときに調
整ネジ26の回転を止めるので、センサIC9の位置を
調整することにより、原稿18の表面からの反射光の結
像位置にセンサIC9を配置できる、すなわちピントを
合わせることができる効効果が得られる。
【0049】また、この実施の形態2によれば、センサ
フレーム22の長孔24をロッドレンズアレイ8の出射
面で覆い、ロッドレンズアレイ8がセンサフレーム22
の長孔24まわり部分と密着しているので、ロッドレン
ズアレイ8とセンサフレーム22の長孔24まわりの部
分との間には隙間がない。このため、ロッドレンズアレ
イ8とセンサフレーム22の長孔24まわり部分との間
から光が漏れず、原稿18の表面の画像の正確な濃淡情
報を取得できる効果が得られる。また、異物が、ロッド
レンズアレイ8とセンサフレーム22の長孔24まわり
の部分との間を通ってセンサIC9上に載らず、原稿1
8の表面の画像の濃淡情報の取得を妨げないという効果
が得られる。
【0050】また、この実施の形態2によれば、調整ネ
ジ26を回転してセンサ基板25とセンサフレーム22
との間の距離を調整し、センサIC9が原稿18の表面
からの反射光の結像位置に位置したときに調整ネジ26
の回転を止め、原稿18の表面からの反射光の結像位置
にセンサIC9を配置するので、原稿18の表面からの
反射光の結像位置にセンサIC9を配置する際にセンサ
フレーム22の外形が変形せず、イメージセンサ21の
まわりに配置する部品の形状を容易に設計できる効果が
得られる。
【0051】また、この実施の形態2によれば、イメー
ジセンサ21が長尺の場合、センサ基板25を調整ネジ
26の頭部26bにより3箇所以上で支持するので、イ
メージセンサ21が長尺の場合でも、ロッドレンズアレ
イ8の延在方向に沿った全範囲に亙ってロッドレンズア
レイ8とセンサIC9との間の距離を調整できる効果が
得られる。
【0052】また、この実施の形態2によれば、イメー
ジセンサ21が長尺の場合、センサ基板25を調整ネジ
26の頭部26bにより3箇所以上で支持するので、環
境温度の変化により、センサIC9が原稿18の表面か
らの反射光の結像位置からずれることがないという効果
が得られる。
【0053】また、この実施の形態2によれば、センサ
基板25の端部とセンサフレーム22との間にシール剤
28を塗布し、寸法が不確定であるイメージセンサ21
の外部からセンサIC9に至る経路を遮蔽するので、イ
メージセンサ21の外部からの異物の浸入を防止できる
効果が得られる。
【0054】なお、この実施の形態2では、センサ基板
25を直接上下に移動させる場合について説明したが、
センサ基板25を支持する部材を設け、その部材を上下
に移動させるように構成してもよい。
【0055】また、この実施の形態2では、シール剤2
8を用いてイメージセンサ21の外部からセンサIC9
に至る経路を遮蔽する場合について説明したが、実施の
形態1に示すような定形部品を用いてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、原稿
表面を照明する光源と、原稿表面からの反射光を結像す
るロッドレンズアレイと、ロッドレンズアレイにより結
像された反射光を受光する受光素子と、ロッドレンズア
レイを固定するフレームと、受光素子を支持し、ロッド
レンズアレイと受光素子との間の距離を調整し、受光素
子を反射光の結像位置に配置する支持調整部材とを備え
るようにイメージセンサを構成したので、受光素子の位
置を調整することにより、原稿の表面からの反射光の結
像位置に受光素子を配置できるイメージセンサが得られ
る効果がある。
【0057】この発明によれば、フレームが、独立した
第1のフレーム部分と第2のフレーム部分とを有し、ロ
ッドレンズアレイが、入射面及び出射面とは異なりかつ
長軸に平行である対向する2つの側面のうちの一方の側
面に配置した第1のフレーム部分と他方の側面に配置し
た第2のフレーム部分とにより挟まれ、第1のフレーム
部分が、一方の側面に密着し、第2のフレーム部分が、
他方の側面に密着しているようにイメージセンサを構成
したので、ロッドレンズアレイの一方の側面と第1のフ
レーム部分との接触部分及び他方の側面と第2のフレー
ム部分との接触部分から光が漏れず、原稿の表面の画像
の正確な濃淡情報を取得できるイメージセンサが得られ
る効果がある。また、異物が、ロッドレンズアレイの一
方の側面と第1のフレーム部分との間及び他方の側面と
第2のフレーム部分との間を通って受光素子上に載ら
ず、原稿の表面の画像の濃淡情報の取得を妨げないイメ
ージセンサが得られる効果がある。
【0058】この発明によれば、フレームが、ロッドレ
ンズアレイからの出射光が通過する長孔を有し、長孔
が、ロッドレンズアレイで覆われ、ロッドレンズアレイ
が、フレームの長孔まわりの部分に密着しているように
イメージセンサを構成したので、ロッドレンズアレイと
フレームの長孔まわりの部分との間から光が漏れず、原
稿の表面の画像の正確な濃淡情報を取得できるイメージ
センサが得られる効果がある。また、異物が、ロッドレ
ンズアレイとフレームの長孔まわりの部分との間を通っ
て受光素子上に載らず、原稿の表面の画像の濃淡情報の
取得を妨げないイメージセンサが得られる効果がある。
【0059】この発明によれば、支持調整部材が、受光
素子を支持する面状の支持部と支持部と接続しかつロッ
ドレンズアレイの端面に接して配置され端面上を移動可
能な面状の調整部とを有する板状部材と、調整部を複数
箇所で端面に固定する固定部材とを有するようにイメー
ジセンサを構成し、調整部を端面上で移動させることに
よりロッドレンズアレイと受光素子との間の距離を調整
した後に調整部を端面に固定して、受光素子を反射光の
結像位置に配置しているので、受光素子の位置の調整が
容易なイメージセンサが得られる効果がある。また、フ
レームの外形が変形せず、まわりに配置する部品の形状
を容易に設計できるイメージセンサが得られる効果があ
る。
【0060】この発明によれば、固定部材が、3箇所以
上で調整部を端面に固定するようにイメージセンサを構
成したので、ロッドレンズアレイの延在方向に沿った全
範囲に亙ってロッドレンズアレイと受光素子との間の距
離を調整できるイメージセンサが得られる効果がある。
また、環境温度の変化により、受光素子が原稿の表面か
らの反射光の結像位置からずれることがないイメージセ
ンサが得られる効果がある。
【0061】この発明によれば、支持部とフレームとの
間に、外部から受光素子に至る経路を遮蔽する遮蔽部材
を備えるようにイメージセンサを構成したので、外部か
らの異物の浸入を防止できるイメージセンサが得られる
効果がある。
【0062】この発明によれば、支持調整部材が、受光
素子を支持する面状の支持部材と、支持部材を複数箇所
で支持しかつ支持部材とフレームとの間の距離を調整す
る調整部材と、支持部材とフレームとの間に配置されか
つ支持部材をフレームから離れる方向に付勢する弾性部
材とを有するようにイメージセンサを構成し、調整部材
により支持部材とフレームとの間の距離を調整し、受光
素子を反射光の結像位置に配置しているので、受光素子
の位置の調整が容易なイメージセンサが得られる効果が
ある。また、フレームの外形が変形せず、まわりに配置
する部品の形状を容易に設計できるイメージセンサが得
られる効果がある。
【0063】この発明によれば、調整部材が、3箇所以
上で支持部材を支持するようにイメージセンサを構成し
たので、ロッドレンズアレイの延在方向に沿った全範囲
に亙ってロッドレンズアレイと受光素子との間の距離を
調整できるイメージセンサが得られる効果がある。ま
た、環境温度の変化により、受光素子が原稿の表面から
の反射光の結像位置からずれることがないイメージセン
サが得られる効果がある。
【0064】この発明によれば、支持部材とフレームと
の間に、外部から受光素子に至る経路を遮蔽する遮蔽部
材を備えるようにイメージセンサを構成したので、外部
からの異物の浸入を防止できるイメージセンサが得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるイメージセン
サの構成を示す断面図である。
【図2】 図1中のA−A線に沿ったイメージセンサの
断面図である。
【図3】 図1中のB方向から見たイメージセンサの側
面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるイメージセン
サの構成を示す断面図である。
【図5】 図4中のC部分の拡大図である。
【図6】 図4中のD−D線に沿ったイメージセンサの
断面図である。
【図7】 図4中のE−E線に沿ったイメージセンサの
断面図である。
【図8】 従来例1のイメージセンサの構成を示す断面
図である。
【図9】 図8中のF方向から見た側面図である。
【図10】 従来例2のイメージセンサの構成を示す断
面図である。
【図11】 図10中のG方向から見た側面図である。
【図12】 ロッドレンズアレイの動作の説明に供する
図である。
【図13】 従来例1のイメージセンサにおけるネジを
締めたときのセンサフレームの長孔及び長溝の状態の説
明に供する図である。
【図14】 従来例1のイメージセンサにおけるセンサ
フレームの長孔の端部の構成の説明に供する図である。
【符号の説明】
1,21 イメージセンサ、2 ガラスプレート、3,
22 センサフレーム(フレーム)、4 第1のフレー
ム部分、4a 端面、5 第2のフレーム部分、6 ラ
イン光源(光源)、7 保持部材、8 ロッドレンズア
レイ、8a 入射面、8b 反射面、8c 第1の側
面、8d 第2の側面、9 センサIC(受光素子)、
10,25 センサ基板、11 L型プレート(板状部
材)、12第1の部分、13 第2の部分(調整部)、
14 ネジ孔、15 ネジ(固定部材)、15a 凸
部、16 スペーサ(遮蔽部材)、16a 凹部、17
側板、18 原稿、23 長溝、23a 底面、24
長孔、26 調整ネジ(調整部材)、26a 軸部、
26b 頭部、27 バネ(弾性部材)、28 シール
剤(遮蔽部材)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿表面を照明する光源と、 上記原稿表面からの反射光を結像するロッドレンズアレ
    イと、 上記ロッドレンズアレイにより結像された反射光を受光
    する受光素子と、 上記ロッドレンズアレイを固定するフレームと、 上記受光素子を支持し、上記ロッドレンズアレイと上記
    受光素子との間の距離を調整し、上記受光素子を上記反
    射光の結像位置に配置する支持調整部材とを備えたイメ
    ージセンサ。
  2. 【請求項2】 フレームは、独立した第1のフレーム部
    分と第2のフレーム部分とを有し、 ロッドレンズアレイは、入射面及び出射面とは異なりか
    つ長軸に平行である対向する2つの側面のうちの一方の
    側面に配置した上記第1のフレーム部分と他方の側面に
    配置した上記第2のフレーム部分とにより挟まれ、 上記第1のフレーム部分は、上記一方の側面に密着し、
    上記第2のフレーム部分は、上記他方の側面に密着して
    いることを特徴とする請求項1記載のイメージセンサ。
  3. 【請求項3】 フレームは、ロッドレンズアレイからの
    出射光が通過する長孔を有し、 上記長孔は、上記ロッドレンズアレイで覆われ、 上記ロッドレンズアレイは、上記フレームの上記長孔ま
    わりの部分に密着していることを特徴とする請求項1記
    載のイメージセンサ。
  4. 【請求項4】 支持調整部材は、受光素子を支持する面
    状の支持部と該支持部と接続しかつロッドレンズアレイ
    の端面に接して配置され該端面上を移動可能な面状の調
    整部とを有する板状部材と、上記調整部を複数箇所で上
    記端面に固定する固定部材とを有し、 上記調整部を上記端面上で移動させることにより上記ロ
    ッドレンズアレイと上記受光素子との間の距離を調整し
    た後に上記調整部を上記端面に固定して、上記受光素子
    を反射光の結像位置に配置していることを特徴とする請
    求項1記載のイメージセンサ。
  5. 【請求項5】 固定部材は、3箇所以上で調整部を端面
    に固定することを特徴とする請求項4記載のイメージセ
    ンサ。
  6. 【請求項6】 支持部とフレームとの間に、外部から受
    光素子に至る経路を遮蔽する遮蔽部材を備えたことを特
    徴とする請求項4記載のイメージセンサ。
  7. 【請求項7】 支持調整部材は、受光素子を支持する面
    状の支持部材と、上記支持部材を複数箇所で支持しかつ
    上記支持部材とフレームとの間の距離を調整する調整部
    材と、上記支持部材と上記フレームとの間に配置されか
    つ上記支持部材を上記フレームから離れる方向に付勢す
    る弾性部材とを有し、 上記調整部材により上記支持部材と上記フレームとの間
    の距離を調整し、上記受光素子を反射光の結像位置に配
    置していることを特徴とする請求項1記載のイメージセ
    ンサ。
  8. 【請求項8】 調整部材は、3箇所以上で支持部材を支
    持することを特徴とする請求項7記載のイメージセン
    サ。
  9. 【請求項9】 支持部材とフレームとの間に、外部から
    受光素子に至る経路を遮蔽する遮蔽部材を備えたことを
    特徴とする請求項7記載のイメージセンサ。
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