JP2002217734A - D/a変換回路 - Google Patents

D/a変換回路

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JP2002217734A
JP2002217734A JP2001007604A JP2001007604A JP2002217734A JP 2002217734 A JP2002217734 A JP 2002217734A JP 2001007604 A JP2001007604 A JP 2001007604A JP 2001007604 A JP2001007604 A JP 2001007604A JP 2002217734 A JP2002217734 A JP 2002217734A
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voltage
circuit
liquid crystal
dac
output
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Satoshi Yamanaka
訓 山中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶駆動装置に用いられるDACにおいて、
DACの付け替えを行うことなしに縦すじムラによる出
画不良を解消して、歩留まりや生産性を向上させる。 【解決手段】 出力バッファ回路113から出力される
アナログ映像信号の出力電圧に対し、オフセット電圧設
定回路114からオフセット電圧を付加することで、D
ACの出力電圧偏差をセル許容電圧(+)〜(−)の範
囲に収める。前記オフセット電圧は、オフセット電圧設
定回路114へオフセット調整信号を入力することで任
意の値に設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はD/A変換回路に
関し、とくに液晶駆動回路に用いられるD/A変換回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は軽量、薄型である
ことに加えて低消費電力であることから、幅広い分野で
利用されている。とくに、画素毎にスイッチ素子を配置
したアクティブマトリクス型液晶表示装置は、PC(パ
ーソナルコンピュータ)などのOA機器のディスプレイ
として普及している。このようなアクティブマトリクス
型液晶表示装置の中でも、駆動素子としてポリシリコン
(p−Si)TFTを用いたものは、基板上の画素部周
辺に駆動回路を内蔵することができるため、高精細であ
りながら、コンパクトな外形と軽量化を実現している。
【0003】こうした液晶表示装置では、液晶層の劣化
を防止するために、画素に書き込む映像信号の極性をフ
レーム周期で反転させる、いわゆる極性反転駆動が行わ
れている。このため、外部から供給されるデジタル映像
信号をアナログ映像信号に変換するD/Aコンバータに
ついても、従来は正極性用D/Aコンバータ(以下、正
DAC)と負極性用D/Aコンバータ(以下、負DA
C)の2種類が用意されている。これら正DAC、負D
AC、並びにコントローラ、Vcom回路などは、液晶
駆動回路として外付けの回路基板(PCB)上に配置さ
れている。前記コントローラから制御信号とともに出力
されたデジタル映像信号は、正/負DACでアナログ映
像信号に変換された後、FPC(フレキシブルケーブ
ル)などを通じて液晶パネル側の駆動回路に供給され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在生産さ
れている液晶表示装置においては、縦すじムラと呼ばれ
る出画不良が約2〜3%の割合で発生している。この原
因としては、DACの出力電圧のばらつき(以下、出力
電圧偏差)が挙げられる。図5は、一般的なDACの出
力電圧偏差を示す特性図である。一般的なDACの出力
電圧偏差は実測値で約±5mV以内に収まっている。一
方、液晶表示装置には縦すじムラが検出される電圧範囲
があり、黒すじムラが検出される電圧をセル許容電圧
(+)、白すじムラが検出される電圧をセル許容電圧
(−)と呼んでいる。このセル許容電圧(+)〜(−)
の範囲は実測値で約±8mV以内にある。DACの出力
電圧偏差が、この範囲内に入っていれば縦すじムラは検
出されないが、この範囲を外れると縦すじムラが検出さ
れ、製造工程において不良と判断されることになる。
【0005】従来、縦すじムラが検出された場合は、出
力電圧偏差がセル許容電圧(+)〜(−)の範囲にある
DACを選別して付け替えることにより対応しており、
歩留まりや生産性の低下を招いていた。
【0006】この発明の目的は、DACの付け替えを行
うことなしに縦すじムラによる出画不良を解消して、歩
留まりや生産性を向上させることができるD/A変換回
路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、少なくとも、デジタル映像信
号、制御信号及びリファレンス電圧を入力とし、前記制
御信号とリファレンス電圧に基づいて前記デジタル映像
信号をアナログ映像信号に変換するD/A変換回路にお
いて、変換された前記アナログ映像信号の出力電圧にオ
フセット電圧を付加するオフセット電圧設定回路を備え
たことを特徴とする。
【0008】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記オフセット電圧は、外部から入力されるオフセ
ット調整信号により設定されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるD/A変
換回路の一実施形態を図面を参照しながら説明する。図
2は、この実施形態に係わるD/A変換回路を備えた液
晶駆動回路と液晶パネルの構成を示すブロック図であ
る。
【0010】液晶パネル100は、図示しない複数の走
査線と信号線がマトリクス状に配置され、両線の各交差
部に形成された画素で形成された画素部101と、前記
走査線に行選択信号を供給するY−ドライバ102と、
前記信号線に映像信号をサンプリングするX−ドライバ
103とから構成されている。この液晶パネル100で
は、画素部101が4分割されている。
【0011】液晶駆動回路10は、正DAC11、負D
AC12、コントローラ2、昇圧回路3、LVDS回路
4、クロック監視/リセット回路5、I/Fコネクタ
6、DC/DCコンバータ7、Vcom回路8、Vre
f回路9により構成されている。
【0012】液晶駆動回路10には、図示しない筐体
(例えばPCのプロセッサ)からデジタル映像信号と制
御信号が供給されている。このうち、デジタル映像信号
と制御信号はI/Fコネクタ6を経由し、LVDS回路
4を通ってコントローラ2に入力される。コントローラ
2は、入力したデジタル映像信号を内部のラインメモリ
に一時的に記憶し、データの出力形態に合わせてデータ
変換を行い、制御信号とともに正DAC11、負DAC
12及び昇圧回路3に出力する。昇圧回路3は、コント
ローラ2から送られてきた制御信号(ここでは3.3V
p−p)を昇圧(10Vp−p)し、液晶パネル100
に供給している。DC/DCコンバータ7は、I/Fコ
ネクタ6から入力した電源電圧に基づいて液晶駆動回路
10の駆動に必要な電源電圧を生成し、各部に供給して
いる。Vcom回路8は、DC/DCコンバータ7から
供給される電源電圧に基づいてVcom電圧を生成し、
液晶パネル100の図示しない対向電極に供給してい
る。Vref回路9は、DC/DCコンバータ7から供
給される電源電圧に基づいてリファレンス電圧(アナロ
グ信号)を生成し、これを正DAC11及び負DAC1
2に供給している。また、液晶パネル100と液晶駆動
回路10との間は、図示しないFPCにより電気的に接
続されている。
【0013】上記のように構成された液晶駆動回路10
において、正DAC11及び負DAC12の最大出力数
をそれぞれ48出力とすると、ここでは合計96出力を
使って、8画素分(RGBの3出力で1画素)×4分割
分の映像信号を1回に出力している。例えば、液晶パネ
ル100がXGAサイズ(1024×768画素)の場
合、2つのDACは走査線1本当たり32回出力を繰り
返すことになる。この動作を走査線768本分行うこと
により、1画面分の映像信号が画素部101に書き込ま
れることになる。
【0014】図1は、正DAC11及び負DAC12の
回路構成を示すブロック図である。この実施形態のDA
Cは、デジタル/アナログコンバータ回路111、シフ
トレジスタ回路112、出力バッファ回路113、及び
オフセット電圧設定回路114から構成されている。
【0015】デジタル/アナログコンバータ回路111
には、Vref回路9(図2)で生成されたリファレン
ス電圧が入力される。この例では、正DAC11には9
Vから5.5Vまでの間で抵抗分圧された電圧が入力さ
れ、負DAC12には4.5Vから1Vまでの間で抵抗
分圧された電圧が入力される。またデジタル/アナログ
コンバータ回路111には、コントローラ2(図2)か
らRGBのデジタル映像信号が入力されており、このデ
ジタル映像信号に対応したアナログ映像信号をリファレ
ンス電圧から生成している。ここで生成されたアナログ
映像信号はシフトレジスタ回路112へ送られる。シフ
トレジスタ回路112では、コントローラ2から送られ
てくる制御信号に含まれるクロック信号とスタート信号
のタイミングに従ってアナログ映像信号を出力バッファ
回路113へ送り出している。出力バッファ回路113
では、アナログ映像信号を画素部101(図2)の図示
しない信号線へのサンプリングに必要な電圧まで増幅し
て液晶パネル100のX−ドライバ103(図2)に送
り出している。
【0016】このとき、出力バッファ回路113の出力
電圧には、オフセット電圧設定回路114で設定された
オフセット電圧(調整用電圧)が付加される。オフセッ
ト電圧設定回路114には、オフセット電圧の値を設定
するためのオフセット調整信号が外部から入力されてお
り、この入力で設定されたオフセット電圧が出力バッフ
ァ回路113の出力電圧に付加される。例えば、オフセ
ット調整信号として3ビットが割り当てられているとす
ると、図3に示すように8段階のオフセット電圧を設定
することができる。ここで、図5のような出力電圧偏差
をもつDACについて、−2mVのオフセット電圧を設
定すると、図4に示すように出力電圧偏差が−2mV分
だけ下がり、出力電圧偏差をセル許容電圧(+)〜
(−)の範囲に収めることができる。
【0017】この実施形態のDAC(11、12)で
は、外部から適切なオフセット電圧を入力するだけで、
DACの出力電圧偏差をセル許容電圧(+)〜(−)の
範囲に収めることができるため、従来のようにDACを
選別して付け替えることなしに、縦すじムラによる出画
不良を解消することができる。具体的には、液晶パネル
100と液晶駆動回路10を電気的に接続し、液晶パネ
ル100で中間調のラスター画面(灰色のみ)を出画し
て縦すじを検出しやすくし、DACのオフセット調整電
圧を使ってDAC出力電圧をオフセットさせ、縦すじが
出ないようにする。正DACを調整するときには、中間
調のラスター画面を出画させたとき、黒色の縦すじが検
出されるので、黒色の縦すじが消滅するように調整す
る。負DACを調整するときには、中間調のラスター画
面(灰色)を出画させたとき、白色の縦すじが検出され
るので、白色の縦すじが消滅するように調整する。した
がって、液晶表示装置の製造過程における歩留まりや生
産性を向上させることができる。
【0018】
【発明の効果】この発明に係わるD/A変換回路によれ
ば、外部からオフセット電圧を入力することにより、D
ACの出力電圧偏差をセル許容電圧(+)〜(−)の範
囲に収めることができるため、DACの付け替えを行う
ことなしに縦すじムラによる出画不良を解消して、歩留
まりや生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正DAC及び負DACの回路構成を示
すブロック図。
【図2】実施形態に係わるD/A変換回路を備えた液晶
駆動回路と液晶パネルの構成をを示すブロック図。
【図3】オフセット調整信号とオフセット電圧の相関関
係図。
【図4】オフセット調整後のDAC出力電圧偏差とセル
許容電圧の相関図。
【図5】オフセット調整前のDAC出力電圧偏差とセル
許容電圧の相関図。
【符号の説明】
1…DAC、2…コントローラ、3…昇圧回路、4…L
VDS回路、5…クロック監視/リセット回路、6…I
/Fコネクタ、7…DC/DCコンバータ、8…Vco
m回路、9…Vref回路、10…液晶駆動回路、10
0…液晶パネル、101…画素部、102…Y−ドライ
バ、103…X−ドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA16 NA31 NA43 NC02 NC24 NC25 NC26 NC29 ND12 NE07 5C006 AF46 AF52 AF82 AF84 BB11 BC12 BC13 BF46 EB04 FA18 FA26 5C080 AA10 BB05 DD05 DD30 EE28 FF07 JJ02 JJ05 5J022 AB01 BA03 CB01 CE01 CE09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、デジタル映像信号、制御信
    号及びリファレンス電圧を入力とし、前記制御信号とリ
    ファレンス電圧に基づいて前記デジタル映像信号をアナ
    ログ映像信号に変換するD/A変換回路において、 変換された前記アナログ映像信号の出力電圧に調整用電
    圧を付加する電圧付加回路を備えたことを特徴とするD
    /A変換回路。
  2. 【請求項2】 前記調整用電圧は、外部入力に応じて設
    定されることを特徴とする請求項1記載のD/A変換回
    路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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