JP2002216911A - コネクタおよび電子機器 - Google Patents

コネクタおよび電子機器

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JP2002216911A
JP2002216911A JP2000402319A JP2000402319A JP2002216911A JP 2002216911 A JP2002216911 A JP 2002216911A JP 2000402319 A JP2000402319 A JP 2000402319A JP 2000402319 A JP2000402319 A JP 2000402319A JP 2002216911 A JP2002216911 A JP 2002216911A
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connector
cover body
cover
modular
plug
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JP2000402319A
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English (en)
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Katsuya Matsunaga
活也 松永
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International Business Machines Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャック型のコネクタの奥行き寸法を極力小
さくし、取り付け場所の制約を少なくする。 【構成】 カバー体102を左右両開きできるように
し、右斜め上あるいは左斜め上からの相手方コネクタの
装着を可能とする。例えば、軸111にカバー体が軸支
される状態でモジュラープラグ115を右斜め上方向か
ら装着する。逆に軸123でカバー体を軸支すること
で、左斜め上方向からのモジュラープラグの装着が行え
る。また、カバー体102によってモジュラープラグ1
15のアーム部116を係止することで、モジュラージ
ャック121の奥行きが浅くてもモジュラープラグ11
5を確実に装着できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線を接続するた
めのコネクタ、コネクタを備えた電子機器に関する。特
に、形状の類似した異なる規格に準拠したコネクタの誤
挿入の防止、あるいはコネクタの小型化に適用して有効
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電話回線に接続するために、パ
ーソナル・コンピュータにはモジュラージャックが設け
られている。図15は、公知のモジュラープラグをモジ
ュラージャックに装着した状態を示す従来図である。
【0003】この構造では、モジュラープラグ115を
モジュラージャック15の凹入部14に差込むことで両
者の接続が行われる。通常、モジュラージャック15
は、パーソナル・コンピュータ等の筐体の一部に埋め込
まれて配置されている。
【0004】モジュラープラグ115は、配線122の
他端に取り付けられ、電極部と内部の配線材料を除いて
樹脂材料等で構成されている。その形状は、直方体状の
構造体が一般的である。モジュラープラグ115は、そ
の前端部の上辺付近から後端方向に延長したアーム部1
16を備え、アーム部116は、弾性部117と段付状
の係止部112を備えている。アーム部116は、下方
に押し下げても弾性部117の作用によって元に反発し
て戻るようになっている。モジュラープラグ115の前
端部の下辺付近には、切り込み部125が形成され、そ
の内部には電極120が露出して備えられている。電極
120は配線122の信号線(心線)109にコンタク
トしている。
【0005】モジュラージャック15には、配線13が
接続される。モジュラージャック15は、直方体状の構
造物であり、一端面に凹入部(くりぬかれた穴状の窪
み)14を有している。凹入部14の内部には段付状の
係止部11および電極16が備えられ、電極16は信号
線12(配線13の心線)にコンタクトしている。
【0006】モジュラープラグ115は、モジュラージ
ャック15の凹入部14に差込むことができる寸法とな
っている。モジュラープラグ115をモジュラージャッ
ク15の凹入部14に差込む時には、弾性部117が変
形し、アーム部116は下方に押し下げられる。モジュ
ラープラグ115がある位置にまで進んだ段階で弾性部
117の反発力によって、アーム部116が上方に変位
し、モジュラープラグ115側の係止部112とモジュ
ラージャック15側の係止部11とが互いに引っ掛かり
合う。こうして、モジュラープラグ115はモジュラー
ジャック15から引き抜けなくなる。この状態におい
て、モジュラープラグ115の切り込み部125内に露
出した電極120とモジュラージャック15の凹入部1
4内に設けられた電極16とが接触し、両者の導通が得
られる。
【0007】このモジュラープラグ115とモジュラー
ジャック15との接続構造では、モジュラープラグ11
5をモジュラージャック15に差込むだけで両者の接続
が行われ、自動的に固定される。モジュラープラグ11
5をモジュラージャック15から引き抜くには、アーム
部116を押し下げ、係止部11と112との係わり合
いを解除し、その状態でモジュラープラグ115を引き
抜く。
【0008】また、図示されていないが、モジュラージ
ャック15の凹入部14には、未使用時に防塵対策を行
うためのカバーが配置される。図示しないカバーは、別
部材で取り付ける構造、スライドしてカバーとなる構造
等がある。
【0009】コネクタの防塵対策を簡便に行える構造と
して、特開平8−138769号公報に記載されたもの
がある。この構造では、モジュラージャックのカバーを
片開きに開け、そこに斜めにモジュラープラグを差込ん
で、カバー裏面部分でモジュラープラグを係止して固定
する。この構造では、未使用時での確実な防塵構造が実
現できる。またモジュラープラグが垂直に埋没しないの
で奥行き方向のスペースを小さくできる。
【0010】また、一般に、パーソナル・コンピュータ
には、電話回線以外にLAN(local area network)用
の信号ケーブルのコネクタが備えられる。LANには通
常イーサネット(登録商標)規格が用いられ、LAN用
コネクタの形状は電話用のモジュラージャックおよびプ
ラグに類似する。LAN用コネクタの装着、取り外しは
モジュラージャックと同様である。
【0011】また、パーソナル・コンピュータには、そ
の他、電源用のコネクタ、外部ハードディスク装置や外
部フロッピーディクドライブを接続するためのコネク
タ、モデム等の通信機器を接続するためのコネクタ、外
部スピーカーを接続するためのコネクタ、プリンタを接
続するためのコネクタ、スキャナーを接続するためのコ
ネクタ等が備えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記のとおり、たとえ
ばパーソナル・コンピュータには、多種多様なコネクタ
が備えられる。この中には、形状が類似するため、規格
の相違するコネクタが誤って装着されてしまうことがあ
る。たとえばLAN用のイーサネットレセプタには、電
話用のモジュラープラグが装着可能である。このような
誤挿入が行われた場合、機器が正常に動作しないばかり
でなく、機器故障の原因になる可能性がある。よって、
各種プラグの誤挿入を防止する方策が要望される。
【0013】一方、パーソナル・コンピュータ等の機器
において、2つの規格のコネクタの内、一方を用いてい
る場合に他方を用いないような場合がある。たとえばイ
ンターネットに接続する場合、LAN経由あるいはモデ
ム経由のいずれかを選択することにより、LAN端子
(イーサネット用プラグ)あるいはモデム端子(モジュ
ラージャック)のいずれかを使用し、他方は使用しない
状態になる。この場合、利用しない他方のコネクタのス
ペースが無駄になってしまう。また、利用しないコネク
タに誤挿入される可能性がある。
【0014】また、図15に示すモジュラージャック1
5では、モジュラープラグ115を収納し得る程度の寸
法が必要とされる。通常、モジュラージャック15は、
パーソナル・コンピュータ等の機器に埋め込まれて使用
されるため、小型薄型化されたノート型のパーソナル・
コンピュータでは、その取り付け位置が制約される。こ
のような取り付け位置が制約されてしまう問題は、他形
式のコネクタにおいても同様である。また、特に近年で
は、携帯型情報処理端末、携帯型ゲーム機、あるいは携
帯電話の機能が発達し、これらを電話回線や他の機器に
接続できるようになっている。これら携帯型機器の場
合、機器自体が極めて小型であるので、上述したコネク
タの配置位置の制約がより顕著になってしまう。
【0015】また、複数の規格のコネクタを機器に配置
したくても寸法の点で制約があり、必要とするコネクタ
を配置できない場合がある。
【0016】また、機器に配置されたコネクタは、使用
しない状態において、防塵対策のためにカバーを配置す
ることが求められる。しかし、コネクタの使用時にカバ
ーを取り外す、または開けることが必要で、片手でコネ
クタの接続を行うような場合に不便である。しかも取り
外したカバーは本体から分離しているので、その紛失防
止はユーザの管理によらなければならない。ユーザにと
っては取り外したカバーを紛失しないように管理しなけ
ればならず、その取り扱いが不便である。
【0017】また、カバーの取り外しを前提とする場合
には、本体のコネクタ近傍にそのコネクタの種類を表示
する必要がある。この場合、表示面積を確保することが
難しいことがあり、ユーザにとって認識しやすい表示を
行うことが困難である。
【0018】本発明の目的は、同時に使用することがな
いコネクタの誤挿入を防止するコネクタ構造を提供する
ことにある。また、機器への取り付け寸法を小さくでき
るコネクタの構造を提供することにある。また、機器に
複数のコネクタを配置した場合に、省スペース化できる
構造を提供することにある。また、取り扱いが簡便で、
かつ防塵構造を有するコネクタ構造を提供することにあ
る。また、コネクタ種類の表示をユーザにとって見やす
いようにすることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本願の発明の概略を説明
すれば、以下の通りである。すなわち、本発明のコネク
タは、2通りの開き方向が選択可能なカバー体と、前記
カバー体の2通りの開き方向毎に配置されたコネクタ受
け構造と、を有する。また、前記カバー体の両端のいず
れか一方を選択的に軸支する一対の軸と、閉鎖状態の前
記カバー体に対して垂直な方向への軸抜けが可能な前記
カバー体の軸受けと、をさらに有することができる。ま
た、前記カバー体を開けた状態において、相手方コネク
タが前記カバー体に対して概略平行に挿入され、この場
合、前記カバー体の内側に相手方コネクタを固定する係
止部材を備えることができる。また、前記カバー体の開
き方向に対応したコネクタ受け構造は、互いにコネクタ
の規格が異なる。このコネクタ受け構造に相手方コネク
タが一方の方向から挿入されている時には、前記カバー
体によって他方の方向からのコネクタの挿入が防止され
る。
【0020】このようなコネクタによれば、例えば右斜
め上方からの相手方コネクタの装着及び左斜め上方から
の相手方コネクタの装着が選択できる。このため一方か
らコネクタが挿入されている時には、他方からのコネク
タの挿入が防止され、同時に使用する事がない異なる規
格のコネクタの誤挿入が防止できる。カバー体の選択的
な軸支は、例えばカバー体の両端において、閉鎖状態の
カバー体に対して垂直な方向への軸抜けが可能な軸受け
が配置されていることで実現される。カバー体の開き方
向角度は概略30度〜60度、通常は45度程度が採用
される。また、カバー体の内側に相手方コネクタを固定
する係止部材を備えることで、カバー体によって相手方
コネクタを固定し、コネクタ同士の結合を確実にでき
る。このため、コネクタを装着する深さを浅くでき、コ
ネクタを小型化して占有体積を小さくできる。さらに、
カバー部を備えるので防塵対策が可能になる。しかもカ
バー部は本体から分離しないのでカバーの紛失防止に気
を使う必要がなく、ユーザの利便性が向上する。
【0021】また、本発明のコネクタは、スライド可能
に軸支され、押し開かれることで軸支部分がスライドし
て手前側にせり出すカバー体と、前記カバー体で閉鎖さ
れる凹入部と、前記凹入部内に設けられたコネクタ受け
構造と、前記カバー体の表側に設けられた相手方コネク
タを固定する係止部材と、を有する。この場合、前記カ
バー体を2つ備え、前記カバー体のそれぞれは凹入部開
口の向かい合う縁付近のそれぞれにおいてスライド可能
に軸支することができる。
【0022】このようなコネクタによれば、せり出して
くるカバー体によって相手方コネクタが係止されるの
で、相手方コネクタを奥深くまで差込む必要がない。ま
た、2つのカバー体を備える構造では、両側から相手側
コネクタが係止されるので、コネクタの結合を確実にで
きる。
【0023】なお、前記発明において、前記カバー体の
表面には、前記コネクタのインタフェイス規格、前記コ
ネクタに接続されるケーブルの種類、その他前記コネク
タの機能を表す文字、絵文字その他の表示を備えること
ができる。本発明の場合、カバー体は本体に装着されて
おり取り外されることがない。このためカバー体にコネ
クタの種類等を表示でき、大きな表示面積を確保でき
る。これにより、ユーザに認識しやすい表示を実現でき
る。
【0024】以上の発明は、コネクタを備えた電子機器
に広く利用することができる。例えば、パーソナル・コ
ンピュータ、モデムカード、携帯型情報処理端末、携帯
電話、ゲーム機、音響機器、映像機器及び家電製品に利
用することができる。コネクタの形式は、あらゆる種類
のコネクタ形式に適用することができる。例えば、モジ
ュラー型コネクタ、DC電源用ピンジャック、AC電源
用ジャック、RCAジャック、多芯ケーブル用の角形あ
るいは丸型ジャック、USB規格に対応したジャック、
各種同軸コネクタの相手となるジャックに利用すること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。ただし、本発明は多くの異
なる態様で実施することが可能であり、本実施の形態の
記載内容に限定して解釈すべきではない。なお、実施の
形態の全体を通して同じ要素には同じ番号を付するもの
とする。
【0026】(実施の形態1)図1は、本発明を利用し
たコネクタの接続状態例及びプラグ型コネクタの概要を
示す図である。図2は、本発明を利用したコネクタの別
の接続状態例を示す図である。図3は、本発明を利用し
たジャック型コネクタのカバー体を閉めた状態を示す図
である。
【0027】図1(A)には、モジュラープラグ115
をモジュラージャック121に差込み、両者を結合させ
た状態が示されている。図2にはモジュラープラグの差
込み方向が異なる場合の例が示されている。本実施形態
では、図1に有線電話回線用のモジュラージャックを接
続した状態を示し、図2にLANの接続に用いられるR
J45コネクタのジャックを接続した状態を示す。
【0028】モジュラープラグ115は、直方体状の構
造体でなり、図1(B)に示すように一端面の下辺付近
に複数の切り込み部125が形成されている。切り込み
部125内には、図1(A)に示される電極120が露
出して設けられ、電極120は信号線124とコンタク
トしている。信号線124は適当な絶縁物で被覆され、
配線122としてモジュラープラグ115から引き出さ
れている。モジュラープラグ115の一端面の上辺に
は、アーム部116が固定される。アーム部116は、
薄板上の樹脂材料で構成され、弾性部117と係止部1
12を備えている。アーム部116の先端は本体から数
mm程度浮き上がっており、上記浮き上がった端部をモ
ジュラープラグ115の本体方向に押し付けると、弾性
部117の作用により反発し元に戻るようになってい
る。
【0029】モジュラージャック121は、図示するよ
うな構造体であり、カバー体102を備える。カバー体
102は、図1〜図3に示すように、片側づつ両開きが
できるようになっている。即ち、図1に示すように、カ
バー体102の右側の辺を持ち上げると右斜め上方向か
らの凹入部(図1(A)において101で示す)が形成
され、カバー体102の左側の辺を持ち上げると左斜め
上方向からの凹入部が形成される。モジュラージャック
121内には、それぞれの凹入部に対応して、電極11
8と119が配置されている。
【0030】カバー体102は、支持柱103と104
によって可動可能に支持されている。支持柱103の一
端はモジュラージャック121に固定された軸113で
軸支され、また、他端には、長手形状の開口105が設
けられている。この開口105内において、カバー体1
02に固定された突起107が開口105の延長方向に
相対的にスライド可能な状態ではめ込まれている。支持
柱104の一端はモジュラージャック121に固定され
た軸114で軸支され、また、他端には、長手形状の開
口106が設けられている。この開口106内におい
て、カバー体102に固定された突起108が開口10
6の延長方向に相対的にスライド可能な状態ではめ込ま
れている。カバー体102は、軸113と突起107の
距離が開口105の延長方向分だけ相対的に変化可能と
なる範囲で、かつ軸114と突起108の距離が開口1
05の延長方向分だけ相対的に変化可能となる範囲で動
かすことができる。また、図1の状態では、カバー体1
02は、軸受け109によってモジュラージャック12
1に固定された軸111に軸抜けが可能な状態で軸支さ
れている。また、図2に示す状態では、軸受け110に
よってモジュラージャック121に固定された軸123
に軸抜けが可能な状態で軸支されている。図1の状態と
図2の状態は、カバー体をどちらの方向から開くで選択
される。軸受け109が軸111を軸支している状態で
は、軸123は軸受け110から外れ、逆に、軸受け1
10が軸123を軸支している状態では、軸111は軸
受け109から外れる。
【0031】以上の機構は、図示されないカバー体10
2の他方の側面にも備えられている。
【0032】モジュラープラグが差込まれていない状態
では、カバー体102は閉じられ、図3に示すような状
態となっている。この状態では、モジュラージャック1
21の内部はカバー体102によって蓋がされ、保護及
び防塵される。
【0033】モジュラープラグを接続するには、カバー
体102の一辺(図3中の左右どちらかの辺)を引き起
こす。例えば、カバー体102の右側の辺を引き起こす
と図1の状態となる。図1に示すのは、カバー体102
の右側の辺を引き起こし、片開きにした状態である。こ
のカバー体102の片開き動作においては、軸受け11
0から軸123が外れ、軸111を回転軸としてカバー
体102が回転する。カバー体102の動きは、支持柱
103と104によって規制される。そして、開口10
6の端部に突起108が位置した段階でカバー体102
はそれ以上開かなくなる。こうして右斜め上方向からの
凹入部が形成される(図1(A))。
【0034】カバー体102を片開きにした段階で、開
いた部分に斜め方向からモジュラープラグ115を押し
込む。この時、アーム部116を押し下げながらモジュ
ラープラグ115を押し込む。モジュラープラグ115
を押し込むと、電極120と電極119とが接触する。
奥まで差し込んだ状態で、アーム部116を元の位置に
弾性力によって変位させ、図示しないカバー体102内
側の係止部(係止部112と引っかかり合う係止部)に
係止部112を係止させる。またこの状態において、モ
ジュラープラグ115は、軸123を固定しているモジ
ュラージャック121に接触する。こうして、モジュラ
ープラグ115はモジュラージャック121に接続され
る。モジュラープラグ115は、電極120と電極11
9とが接触し、アーム部116の係止部112がカバー
体102の裏面側に係止され、さらにモジュラージャッ
ク121に接触することで確実に固定される。
【0035】モジュラープラグ115をモジュラージャ
ック121から引き抜くには、アーム部116を押し下
げ、係止部112の係止状態を解除し、その状態でモジ
ュラープラグ115を引き抜く。
【0036】以上の説明とは逆方向にカバー体102を
開き、モジュラープラグ115を差込んだ状態を図2に
示す。この場合、支持柱103と104の動きが図1の
場合と逆になる。また、軸受け109から軸111が外
れ、軸123を中心とした回転によりカバー体102が
片開きする。
【0037】本実施の形態において、モジュラージャッ
クを使用しない状態では、図3のように防塵構造とな
り、電極に塵が付着することが防止される。また、図1
の状態及び図2の状態に示すように、モジュラープラグ
の差込みが2方向から行える。そして、一方向からのモ
ジュラープラグの差込みを行っている場合には、他方の
方向からのモジュラープラグの差込みは行えない。この
ため、規格の異なるプラグの誤挿入を防止できる。ま
た、モジュラープラグがモジュラージャック内に埋没す
る構造でないので、モジュラージャックの奥行き方向の
寸法が小さくて済む。また、一つのモジュラージャック
によって2種類のモジュラープラグの接続ができるの
で、モジュラージャックの占有面積を有効に活用でき
る。
【0038】また、2つのプラグを同時に装着しては都
合が悪い場合において、同時に2つのプラグを接続でき
ないので、切り離し回路や保護回路が必要とされない。
【0039】ここでは、図1(B)に示すモジュラープ
ラグに対応したモジュラージャックの例を説明した。し
かし、これのみに限定されず、あらゆる種類のコネクタ
形式に適用することができる。例えば、DC電源用ピン
ジャック、AC電源用ジャック、RCAジャック、多芯
ケーブル用の角形あるいは丸型ジャック、USB規格に
対応したジャック、各種同軸コネクタの相手となるジャ
ックに利用することができる。
【0040】また、カバー体を開くことで形成される凹
入部内に複数のプラグを接続できるように複数のジャッ
クを配置することもできる。
【0041】(実施の形態2)本実施形態は、第1の実
施形態におけるモジュラープラグの係止構造として別の
構造を採用した場合の例である。図4は、本実施形態で
用いるモジュラープラグの概要図である。図5は、本実
施形態でのコネクタの接続状態を示す図である。
【0042】本実施の形態では、モジュラープラグ11
5のアーム部116にカバー体102の軸受け109ま
たは110にはまり込む係止部401を配置する。図5
に示す状態では、モジュラープラグ115の固定は、ア
ーム部116の係止部401を軸受け110にはめ込む
ことで行っている。モジュラープラグ115の装着は、
アーム部116を押し下げながらモジュラープラグを凹
入部に押し込み、アーム部116の弾性力によって上記
係止して行う。モジュラープラグ115の引き抜きは、
アーム部を押し下げ、軸受け110から係止部401を
外し、その状態でモジュラープラグを引き抜くことで行
う。
【0043】本実施の形態によれば、軸受け109また
は110にはまり込む係止部401を配置するため、よ
り確実にモジュラープラグ115を係止することができ
る。
【0044】(実施の形態3)図6は、本発明を利用し
たモジュラージャックを示す断面図である。(A)はカ
バー体を閉じた状態を示す。(B)はカバー体を開いた
状態を示す。図7は、図6のモジュラージャックにモジ
ュラープラグを装着した状態を示す断面図である。
【0045】モジュラージャック601は、モジュラー
プラグを挿入するための凹入部606を備えている。凹
入部606の開口部には、カバー体602が開閉可能な
状態で配置されている。カバー体602は、係止部60
3を備えている。カバー体602は支持部材611によ
って支持され、支持部材611は、一端に偏った付近に
細長い開口部605が形成されている。支持部材611
は、開口部605内で軸604によって軸支され、ま
た、軸604は、開口部605内においてスライド可能
な状態となっている。即ち、軸604によって支持部材
611は、スライド可能に軸支されている。
【0046】凹入部606内には、電極607が配置さ
れている。電極607は信号線608にコンタクトして
いる。信号線は適当な絶縁被覆が施され、配線609と
して引き出されている。
【0047】カバー体602は、矢印610の力を加え
ると、軸604を軸として回転する。さらに軸604が
開口部605内をスライドすることで、図6(B)に示
すような状態で開き、凹入部606が開放される。な
お、図示はしないが、矢印610の力が加わっていない
状態では、カバー体602が閉じた状態になるように支
持部材611にばね機構等を設けることができる。
【0048】以下、モジュラージャック601へのモジ
ュラープラグの接続について、図6、図7を用いて説明
する。本実施形態では、モジュラープラグとして図1
(B)に示す構造のものを用いる。まず、モジュラープ
ラグ115をカバー体602の中央付近に押し込む。す
るとカバー体602は軸604を軸として回転し、さら
に軸604が開口部605内をスライドすることで、カ
バー体602が手前にせり出してくる。カバー体602
がせり出してくることで、凹入部が開放される。さらに
モジュラープラグ115を凹入部606に差込んでゆく
と、モジュラープラグ115のアーム部116が係止部
603に接触して押し下げられる。アーム部の係止部1
12とカバー体602の係止部603がすれ違った段階
でアーム部116は上方に反発し、アーム部116の係
止部112とカバー体602の係止部603とが噛みあ
いモジュラープラグ115はモジュラージャック601
に装着される。この時、モジュラープラグの電極120
とモジュラージャックの電極607とが接触する。こう
してコネクタ同士の接続が行われる。
【0049】この接続構造では、モジュラープラグを押
し込むことで、モジュラージャック側のカバー体が手前
にせり出すようにして開き、さらにカバー体の外側に配
置された係止部によって、モジュラージャックの凹入部
の外側においてモジュラープラグが抱え込まれるように
して係止される。
【0050】この接続構造では、カバー体をモジュラー
プラグによって押し込めばよく、カバー体を開く作業が
必要ない。また、モジュラープラグとモジュラージャッ
クの係止位置が、モジュラージャックの外側であり、従
来のようにモジュラープラグをモジュラージャックに奥
深く差込む必要がない。従って、モジュラージャックの
奥行き寸法を小さくできる。また、カバー体にコネクタ
の種類を示す表示を行うことができ、コネクタの誤挿入
を減らすことができる。また、モジュラージャックを使
用しない状態では、防塵対策を確実に行うことができ
る。
【0051】なお、本実施形態も他の形式のコネクタに
適用することができる。
【0052】(実施の形態4)図8は、発明を利用した
モジュラージャックの断面構造を示す図である。図9
は、図8のモジュラージャックにモジュラープラグを装
着した断面構造を示す図である。本実施形態は、カバー
体を2分して、それぞれのカバー体に図6及び図7に示
す係止構造を備えたものである。
【0053】本実施形態のモジュラージャック801
は、凹入部803を2つのカバー体804と809によ
ってカバーしている。カバー体804と809とは、凹
入部803を開閉可能となっている。カバー体804は
支持部材805によって支持されている。支持部材80
5には、一端に偏った付近に細長い開口部806が形成
されている。支持部材805は軸807によって軸支さ
れ、軸807は開口部806内においてスライド可能と
なっている。カバー体809は支持部材810によって
支持されている。支持部材810は、一端に偏った付近
に細長い開口部811が形成され、軸812によって軸
支されている。軸812は、開口部811内においてス
ライド可能となっている。
【0054】モジュラープラグ820は、アーム部82
1,822を両側に備えている。アーム部はそれぞれ、
弾性部823,824と、係止部825,826とを備
えている。アーム部821,822は、モジュラープラ
グ820の本体方向に押し付けると、弾性部823,8
24の弾性反発力によって、反発し元に戻るようになっ
ている。
【0055】以下、モジュラープラグとモジュラージャ
ックとの接続について説明する。モジュラープラグ82
0を2つのカバー体の境付近に押し付けると、各カバー
体は、軸807及び812を軸として回転し、さらに軸
807と軸812とがそれぞれの開口部806と811
内をスライドすることで各カバー体804と809とが
せり出してくる。それとともにアーム部821,822
がプラグ本体側に押し付けられる。係止部825,82
6が係止部808と813を乗り越えた段階で係止部8
25,826が反発し、係止部808と825、係止部
813と826とが噛みあう。こうしてモジュラージャ
ック801にモジュラープラグ820が装着される。
【0056】この構造では、モジュラープラグ820が
両側から抱え込まれるようにして固定されるので、より
確実な固定を行うことができ、また、開口部の大きなコ
ネクタに適用できる。他は、実施の形態3の場合と同様
な優位性を得ることができる。なお、図示はしないが、
モジュラープラグ820が装着されない状態では、カバ
ー体804,809が閉じた状態になるように支持部材
805,810にばね機構等を設けることができる。こ
れにより、未使用時にはカバー体804,809を閉じ
ることができ、防塵対策を確実に行うことができる。
【0057】(実施の形態5)本実施形態は、第1の実
施形態において、他のコネクタ構造を採用した場合の例
である。図10(A)は、本発明のジャック型コネクタ
にUSB型コネクタのプラグが装着された状態を示す図
である。図10(B)は、USB型コネクタのプラグを
示す図である。
【0058】図10(A)には、カバー体102を開け
た状態で形成される凹入部にUSB型コネクタのプラグ
905が装着された状態が示されている。USB型コネ
クタのプラグ905は、配線ケーブル906の他端に取
り付けられている。USB型コネクタのプラグ905
は、金属製で筒状の差込み部904を備えている。差込
み部904の内部には、フッ素樹脂等の絶縁材料908
とその上に配置された電極907を備えている。
【0059】ジャック側には、プラグ905の受け部材
903が配置されている。受け部材903には、図示し
ない電極907に対応する電極が配置されている。受け
部材903は断面三角形状の台座901に配置されてい
る。台座901には、もう一方の方向からのプラグの装
着に利用する別の受け部材902が配置されている。こ
こでは、右斜め上方向からの装着されるプラグと、左斜
め上方向から装着されるプラグとを別な規格としてい
る。
【0060】このような構造は、異なる2つの規格のコ
ネクタを有するマウスや電源アダプターに適用できる。
例えば、受け部材903をUSBマウスに、受け部材9
02をPS/2マウスに適用できる。パーソナル・コン
ピュータ側に対応する2つのコネクタを配置したい場合
に有効となる。即ち、この場合は、両方のコネクタを利
用することはなく(USBマウスを用いれば、PS/2
マウスは必要でない)、いずれか一方のコネクタが利用
できればよいので、ジャックの設置寸法を小さくできる
本実施の形態にような構造は有効となる。
【0061】(実施の形態6)本実施の形態は、実施の
形態3をAC配線のコネクタに適用した場合の例であ
る。図11(A)は、ACインレットを本発明のジャッ
クに装着した状態を示す図であり、図11(B)はAC
インレットの一例を示す図である。
【0062】ACプラグ202は、配線204の端部に
取り付けられている。ACプラグ202には、受け部を
構成する開口207と208が設けられている。受け手
となるジャック部の電極部分以外の機構は、図6に示す
のと基本的に同じである。(勿論、寸法や細かな形状
は、異なる)図6及び図7で説明したのと同様な動作機
構により、ACプラグ202はACジャック201に装
着される。そして、ACプラグの電極205とACジャ
ックの電極206とが接触し、配線204と電極203
がつながる。
【0063】本実施形態では、ACプラグ202がAC
ジャック201に係止固定されるので、配線204を引
っ張ってもACプラグ202は容易には抜けない。な
お、ジャックとプラグの接触により比較的強固な固定が
なされる場合には、係止機構は特に必要ではない。
【0064】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでも
ない。
【0065】たとえば、本発明は、コネクタを備えたあ
らゆる電子機器に利用することができる。以下において
いくつかの適用例を示す。勿論、本発明の適用は、以下
の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で数々
の機器に適用できる。
【0066】図12は、実施の形態1に示すコネクタの
構造をノート型のパーソナル・コンピュータに適用した
例を示す図である。ここでは、ノート型のパーソナル・
コンピュータ501の本体部側面に本発明を利用したモ
ジュラージャックを配置している。図12には、モジュ
ラージャックのカバー体503を開き、配線504の先
端に取り付けられたモジュラープラグ502を装着した
状態が示されている。
【0067】図13は、実施の形態1に示すコネクタの
構造を携帯型情報処理端末505に適用した例を示す図
である。ここでは、携帯型情報処理端末505の側面に
本発明を利用したモジュラージャックを配置している。
図13には、モジュラージャックのカバー体503を開
き、配線504の先端に取り付けられたモジュラープラ
グ502を装着した状態が示されている。
【0068】図14は、実施の形態3に示すコネクタの
構造を携帯電話に適用した例を示す図である。ここで
は、携帯電話301の下端部に充電兼データ通信用のジ
ャック型のコネクタが配置され、そこに配線305の端
部に取り付けられたコネクタのプラグ302を装着した
状態が示されている。この構造では、プラグ302のア
ーム部304に備えられた係止部が、携帯電話側のジャ
ックのカバー部303に備えられた係止部に係合し、プ
ラグ302の装着状態が固定される。
【0069】また、実施の形態3においては、カバー体
にコネクタ種類の表示を行うことができる旨を説明した
が、カバー体への表示は他の実施の形態においても勿論
可能である。大きな表示により、ユーザに見やすい表示
を実現できる。
【0070】その他、前記実施の形態で説明したモジュ
ラープラグ、USBプラグ、ACプラグに限られず、あ
らゆるコネクタに本発明を適用できる。たとえばオーデ
ィオ、映像機器に用いられるピンジャック、S端子、コ
ンポジット端子、光角端子、光丸端子、アンテナ端子等
のコネクタにも適用できる。また、たとえば建設物の壁
面に取り付けられるACコンセントにも本発明を適用で
きる。
【0071】
【発明の効果】本明細書で開示する発明を採用すること
で得られる代表的な効果は以下の通りである。すなわ
ち、同時に使用することがないコネクタの誤挿入を防止
できる。また、コネクタの機器への取り付け寸法を小さ
くできる。また、機器に複数のコネクタを配置した場合
に、省スペース化できるコネクタを提供できる。また、
取り扱いが簡便で、かつ防塵構造を有するコネクタを提
供できる。また、コネクタ種類の表示をユーザにとって
見やすいようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用したコネクタの接続状態例及びプ
ラグ型コネクタの概要を示す図である。
【図2】本発明を利用したコネクタの別の接続状態例を
示す図である。
【図3】本発明を利用したジャック型コネクタのカバー
体を閉めた状態を示す図である。
【図4】本実施形態で用いるモジュラープラグの概要図
である。
【図5】本実施形態でのコネクタの接続状態を示す図で
ある。
【図6】本発明を利用したモジュラージャックを示す断
面図である。
【図7】図6のモジュラージャックにモジュラープラグ
を装着した状態を示す断面図である。
【図8】発明を利用したモジュラージャックの断面構造
を示す図である。
【図9】図8のモジュラージャックにモジュラープラグ
を装着した断面構造を示す図である。
【図10】(A)は、本発明のジャック型コネクタにU
SB型コネクタのプラグが装着された状態を示す図であ
る。(B)は、USB型コネクタのプラグを示す図であ
る。
【図11】(A)は、ACインレットを本発明のジャッ
クに装着した状態を示す図である。(B)はACインレ
ットの一例を示す図である。
【図12】実施の形態1に示すコネクタの構造をノート
型のパーソナル・コンピュータに適用した例を示す図で
ある。
【図13】実施の形態1に示すコネクタの構造を携帯型
情報処理端末505に適用した例を示す図である。
【図14】実施の形態3に示すコネクタの構造を携帯電
話に適用した例を示す図である。
【図15】公知のモジュラープラグをモジュラージャッ
クに装着した状態を示す従来図である。
【符号の説明】
11…係止部、12…信号線、13…配線、14…凹入
部、15…モジュラージャック、16…電極、102…
カバー体、103…支持柱、104…支持柱、105…
開口、106…開口、107…突起、108…突起、1
11…軸、112…係止部、113…軸、114…軸、
115…モジュラープラグ、116…アーム部、117
…弾性部、118…電極、119…電極、120…電
極、121…モジュラージャック、122…配線、12
3…軸、124…信号線、125…切り込み部、201
…ACジャック、202…ACプラグ、203…電極、
204…配線、205…電極、206…電極、207…
開口、301…携帯電話、302…プラグ、303…カ
バー部、304…アーム部、305…配線、401…係
止部、501…パーソナル・コンピュータ、502…モ
ジュラープラグ、503…カバー体、504…配線、5
05…携帯型情報処理端末、601…モジュラージャッ
ク、602…カバー体、603…係止部、604…軸、
605…開口部、606…凹入部、607…電極、60
8…信号線、609…配線、610…矢印、611…支
持部材、801…モジュラージャック、803…凹入
部、804…カバー体、805…支持部材、806…開
口部、807…軸、808…係止部、809…カバー
体、810…支持部材、811…開口部、812…軸、
813…係止部、820…モジュラープラグ、821,
822…アーム部、823,824…弾性部、825,
826…係止部、901…台座、902…受け部材、9
03…受け部材、904…差込み部、905…プラグ、
906…配線ケーブル、907…電極、908…絶縁材
料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01R 107:00 H01R 23/02 A Fターム(参考) 5E021 FA05 FA10 FA14 FA16 FB07 FB15 FC30 FC31 FC33 FC38 FC40 HB11 KA05 5E023 AA04 AA13 AA24 BB03 BB28 CC18 DD17 DD22 HH06 HH19 5E087 EE14 FF08 FF12 LL17 LL29 LL33 MM05 MM08 QQ02 RR04 RR13 RR26

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2通りの開き方向が選択可能なカバー体
    と、 前記カバー体の2通りの開き方向毎に配置されたコネク
    タ受け構造と、 を有するコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記カバー体の両端のいずれか一方を選
    択的に軸支する一対の軸と、 閉鎖状態の前記カバー体に対して垂直な方向への軸抜け
    が可能な前記カバー体の軸受けと、 をさらに有する請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記カバー体を開けた状態において、相
    手方コネクタが前記カバー体に対して概略平行に挿入さ
    れる請求項1記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記カバー体の内側に相手方コネクタを
    固定する係止部材を備える請求項3記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記カバー体の開き方向に対応したコネ
    クタ受け構造は、互いにコネクタの規格が異なる請求項
    1記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記コネクタ受け構造に相手方コネクタ
    が一方の方向から挿入されている時は、前記カバー体に
    よって他方の方向からのコネクタの挿入が防止される請
    求項5記載のコネクタ。
  7. 【請求項7】 2通りの開き方向が選択可能なカバー体
    と、 前記カバー体の2通りの開き方向毎に配置されたコネク
    タ受け構造と、 を有するコネクタを備えた電子機器。
  8. 【請求項8】 前記コネクタには、 前記カバー体の両端のいずれか一方を選択的に軸支する
    一対の軸と、 閉鎖状態の前記カバー体に対して垂直な方向への軸抜け
    が可能な前記カバー体の軸受けと、 をさらに有する請求項7記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 前記カバー体を開けた状態において、相
    手方コネクタが前記カバー体に対して概略平行に挿入さ
    れる請求項7記載の電子機器。
  10. 【請求項10】 前記カバー体には、その内側に相手方
    コネクタを固定する係止部材を備える請求項9記載の電
    子機器。
  11. 【請求項11】 前記カバー体の開き方向に対応したコ
    ネクタ受け構造は、互いにコネクタの規格が異なる請求
    項7記載の電子機器。
  12. 【請求項12】 前記コネクタ受け構造に相手方コネク
    タが一方の方向から挿入されている時は、前記カバー体
    によって他方の方向からのコネクタの挿入が防止される
    請求項11記載の電子機器。
  13. 【請求項13】 スライド可能に軸支され、押し開かれ
    ることで軸支部分がスライドして手前側にせり出すカバ
    ー体と、 前記カバー体で閉鎖される凹入部と、 前記凹入部内に設けられたコネクタ受け構造と、 前記カバー体の表側に設けられた相手方コネクタを固定
    する係止部材と、 を有するコネクタ。
  14. 【請求項14】 前記カバー体を2つ備え、 前記カバー体のそれぞれは凹入部開口の向かい合う縁付
    近のそれぞれにおいてスライド可能に軸支される請求項
    13記載のコネクタ。
  15. 【請求項15】 スライド可能に軸支され、押し開かれ
    ることで軸支部分がスライドして手前側にせり出すカバ
    ー体と、 前記カバー体で閉鎖される凹入部と、 前記凹入部内に設けられたコネクタ受け構造と、 前記カバー体の表側に設けられた相手方コネクタを固定
    する係止部材と、 を有したコネクタを備える電子機器。
  16. 【請求項16】 前記カバー体の表面には、前記コネク
    タのインタフェイス規格、前記コネクタに接続されるケ
    ーブルの種類、その他前記コネクタの機能を表す文字、
    絵文字その他の表示を備える請求項7または15記載の
    電子機器。
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