JP2002216012A - 情報取得装置、情報管理装置および情報提供システム - Google Patents

情報取得装置、情報管理装置および情報提供システム

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JP2002216012A
JP2002216012A JP2001010374A JP2001010374A JP2002216012A JP 2002216012 A JP2002216012 A JP 2002216012A JP 2001010374 A JP2001010374 A JP 2001010374A JP 2001010374 A JP2001010374 A JP 2001010374A JP 2002216012 A JP2002216012 A JP 2002216012A
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義孝 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メーカーその他から販売されたタイムレコー
ダその他の電子機器に関する情報を簡単に取得できるよ
うにすることと、必要に応じて製品に必要な設定作業を
補助するような情報を提供する装置、および関連システ
ム等を提供すること。 【解決手段】 固有の識別情報を有した電子機器に関す
る情報を提供するためのシステムであって、前記電子機
器から固有の識別情報を取得するとともに、当該識別情
報を出力する情報取得装置と、前記電子機器に関する情
報を記憶するとともに、前記情報取得装置から出力され
た前記電子機器の識別情報を受信することにより前記電
子機器に関する情報を情報取得装置に対して出力する情
報管理装置を有していることを特徴とする情報提供シス
テム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】従来、従業員の出退勤を管理する装置と
して、タイムレコーダが知られている。当該タイムレコ
ーダは、各事業所の勤務体系にあわせて、各種の設定が
行われる。例えば、「締日」「早出(早出終了)時刻」
「始業時刻」「終業時刻」「残業(残業開始時刻)」
「計算単位」「休憩時間」といった設定、および機種に
よっては就業時間当たりの時給計算、週、月といった単
位の給与の自動計算等の設定が行われる。また、前記と
同様に、使用前の初期設定や、設定変更を行う必要があ
る種々の電子機器がある。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電子機器の
一例としてのタイムレコーダは、通常はタイムレコーダ
が設置された各事業所等の管理者が行う場合が多く、事
業所によっては製造ラインの変更等に伴う勤務体系の変
更や従業員の変動のために、一度設定したタイムレコー
ダの設定変更を頻繁に行う必要が生じる場合がある。こ
のような場合、その都度管理者が設定の変更を行うこと
になるが、取り扱い説明書を紛失等して手元にない場合
には設定変更に支障を来すこととなっていた。また、購
入時であればタイムレコーダの販売者やサービスマン
が、前記管理者に変わって設定を行うサービスも利用さ
れるが、前記サービスマンが設定を行う場合であって
も、その取り扱う機種の多さからやはり取り扱い説明書
を見ながらの作業が必要であり、手元に取り扱い説明書
が無い場合にはその設定に時間がかかるという自体が生
じていた。さらに、取り扱い説明書を見ながらの設定で
あっても、慣れない機器の操作であることと設定項目の
多のために、やはり設定の変更は管理者にとって大きな
負担となっていた。このような場合、タイムレコーダの
販売者やサービスマンが、前記管理者に変わって設定を
行うサービスも利用されるが、変更時には別途手数料を
必要とするケースがほとんどである。また、一度購入し
た上記タイムレコーダやそれ以外の製品であっても、そ
の取り扱い説明書を紛失した場合、不具合が発生した場
合の対処方法や連絡先等が解らないといったことが発生
する。さらに、その製品に関する重要な情報、例えば欠
陥情報や製品回収情報、バージョンアップ情報等が販売
者から提供される場合があり、このような情報は一般的
にダイレクトメールや新聞等によって知らされるが、ダ
イレクトメールを放置したり、新聞記事を見逃すと重要
な情報であっても入手することができないこととなって
いた。
【0003】本願発明は、上記の点に鑑み発明されたも
のであって、メーカーその他から販売されたタイムレコ
ーダその他の電子機器に関する情報を簡単に取得できる
ようにすることと、必要に応じて製品に必要な設定作業
を補助するような情報を提供する装置、および関連シス
テム等を提供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願発明は下記の構成を備えていることを特徴とす
る。すなわち、請求項1記載の発明は、固有の識別情報
を有した電子機器に関する情報を、所定の情報管理装置
から取得するためのコンピュータ端末であって、前記電
子機器と接続するための第1の通信手段と、インターネ
ット等の通信回線を介して前記管理装置と通信を行うた
めの第2の通信手段を備え、前記第1の通信手段を介し
て前記電子機器の識別情報を取得するとともに、当該識
別情報を第2の通信手段を介して前記管理手段に送信
し、さらに、前記識別情報の受信に基づいて前記情報管
理手段が発信した前記電子機器に関する情報を、前記第
2の通信手段を介して取得可能としたことを特徴とする
情報取得装置である。
【0005】また、請求項2記載の発明は、固有の識別
情報を有した電子機器に関する情報を提供するためのコ
ンピュータ装置であって、前記電子機器または電子機器
に接続されたコンピュータ端末とインターネット等の通
信回線通信を介して通信を行うための通信手段と、前記
電子機器に関する情報を記憶した記憶手段を有し、前記
通信手段を介して受信した前記電子機器の識別情報およ
び所定の命令に基づいて、前記記憶手段に記憶された前
記電子機器に関する情報を読み出すとともに前記通信回
線を介して出力する制御手段を有したことを特徴とする
情報管理装置である。
【0006】また、請求項3記載の発明は、固有の識別
情報を有した電子機器に関する情報を提供するためのシ
ステムであって、前記電子機器から固有の識別情報を取
得するとともに、当該識別情報を出力する情報取得装置
と、前記電子機器に関する情報を記憶するとともに、前
記情報取得装置から出力された前記電子機器の識別情報
を受信することにより前記電子機器に関する情報を情報
取得装置に対して出力する情報管理装置を有しているこ
とを特徴とする情報提供システムである。
【0007】また、請求項4記載の発明は、前記電子機
器がタイムレコーダであることを特徴とする請求項1ま
たは2または3記載の情報取得装置である。
【0008】また、請求項5記載の発明は、製品に関す
る情報を提供するためのコンピュータ装置であって、製
品情報を記憶した記憶手段、若しくは所定のウエブサイ
トから製品情報を取得する手段を有し、前記製品の製造
番号若しくは製品を特定するための識別情報および/ま
たは製品のメーカー名に基づいて、前記製品に関する情
報を出力することを特徴とした情報提供装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の一実施例を図に
基づいて説明する。 (第1実施形態)図1は本願発明に係る情報提供システ
ムの構成概念を示した構成概念図であり、1は情報提供
システム、3はインターネット回線、5は情報管理装置
としてのサーバ装置(ウエブサーバ)、7(7a、7
b、7c)は情報取得装置としてのコンピュータ端末
(ウエブクライアント)、9(9a、9b、9c)は電
子機器の一つであるタイムレコーダを表している。ま
た、図2は、図1の各構成要素をブロック図として表し
た構成概念のブロック図である。サーバ装置5は、イン
ターネット回線3上でアクセス可能なウエブサーバとし
てのコンピュータ装置であり、通信手段11および制御
手段13を有している他、以下に述べる所定の情報を記
憶した記憶手段15を有している。なお、サーバ装置5
の詳細なハード構成については、現在一般的にインター
ネットサービスで使用されているサーバと同等のもので
あるので、その説明は省略する。記憶手段15には、後
述する電子機器としての複数のタイムレコーダ9がそれ
ぞれ固有に有している識別情報MS1、当該識別情報に
関連付けられたタイムレコーダ9の「取り扱い説明」M
S2、タイムレコーダ9に対する各種設定を補助又は自
動的に行うための設定補助データMS3、タイムレコー
ダ9の使用者(ユーザ)の個別設定内容MS4等が記憶
されている。
【0010】コンピュータ端末7は、一般的に用いられ
ているパーソナルコンピュータと同等のものであり、タ
イムレコーダ9と通信を行うための第1の通信手段17
と、インターネット3を介して前記サーバ装置5と接続
するための第2の通信手段19を有している。当該第1
の通信手段17は一般的なパーソナルコンピュータが通
常装備として備えているシリアルインターフェイス、U
SB等であり、第2の通信手段19はモデム等である。
タイムレコーダ9は、従来よく使われているタイムカー
ド打刻式の出退勤記録装置と同等の機能を有したもので
あり、本実施の形態では従来の機能に加えて、複数存在
するタイムレコーダの中から一のタイムレコーダを識別
するために固有の識別情報MT1を有し、当該識別情報
を通信手段21を介して出力可能となっているものが使
用される。また、タイムレコーダ9は制御手段25、表
示手段27、印字手段29、キーボード31、記憶手段
33を有している。制御手段25はタイムレコーダ9が
備えている各手段および通信等に関する制御を行うもの
であり、表示手段27は時刻等を視覚的に表示するため
の手段であり、印字手段29は所定のタイムカード(図
示せず)に出勤又は退勤等の時刻その他の情報を印字す
るための手段であり、キーボード31はタイムレコーダ
9の各種設定等を行うための手段であり、記憶手段33
は各種設定情報や出退勤に関するデータ、制御手段25
に対して所定の機能を与えるためのプログラムが記憶さ
れている。
【0011】次に本実施形態が有するいくつかの機能、
作用等について説明する。 第1の機能 第1の機能は、タイムレコーダ9の「取り扱い説明」M
2を取得することができる機能である。すなわち、この
機能を使用する状況としては、タイムレコーダ9の設定
等を変更する必要が生じた場合等があり、手元に取り扱
い説明書が無い状態で、各種設定その他の情報を取得し
たいという場合に使用される機能である。具体的には、
タイムレコーダ9の通信手段21とコンピュータ端末7
の第1の通信手段17とを接続し、コンピュータ端末7
の第2の通信手段19をインターネット3に接続するこ
とにより所定のサーバ装置5と通信を行う構成となって
いる。所定の動作を図3に示したフローチャートを用い
て説明する。第1に、最初にコンピュータ端末7の所定
のプログラムを起動して、欲する機能を選択する。本実
施の形態では、図4に示すようにいくつかの機能が選択
可能なメニューとして用意されており、機能を選択した
後に、図3に示したフローチャートに示す動さが行われ
るようになっている。前記機能が選択された後、コンピ
ュータ端末7は、手動または自動によりインターネット
3を介してサーバ装置5と接続される(S1)。次に、
サーバ装置5からコンピュータ端末7に対して、コンピ
ュータ端末7にに接続されているタイムレコーダ9に関
する機種情報(識別情報MT1)の要求が行われる(S
2)。次に前記要求を受けたコンピュータ端末7は、さ
らに、タイムレコーダ9に関する識別情報MT1の要求
を行う(S3)。次に、前記要求を受けたタイムレコー
ダ9は、識別情報MT1をコンピュータ端末7に対して
送信し(S4)、識別情報MT1を受信したコンピュー
タ端末7は識別情報MT1をサーバ装置5に対して送信
する(S5)。次に、前記選択された機能に基づいて、
識別情報MT1に対応する所定の情報がコンピュータ端
末7に対して送信され(S6)、必要に応じて当該情報
がタイムレコーダ9に対しても送信される(S7)。タ
イムレコーダ9に対しての当該情報が送信されると(S
7)、タイムレコーダ9は当該タイムレコーダ9に対応
する所定の情報を受け取り、サービスを享受したことに
なる(S8)。
【0012】上記のように、第1の機能は図4に示す
「1」として選択した「取り扱い説明」の取得であり、
前記識別情報MT1に対応する「取り扱い説明」に関す
る情報が、サーバ装置5から取得された後、コンピュー
タ端末7で表示され、一連の処理が終了する。このよう
に、上記の機能の場合、各機器が通信可能な状態で接続
され、コンピュータ端末7において所定のプログラムを
実行させるだけで、特にタイムレコーダ9に関する情報
を入力したり、URL等のサーバ5を特定するための入
力をすることなく、自動的に欲した情報が得られるよう
になっている。
【0013】第2の機能 第2の機能は、図4で示す「2」として選択された「設
定補助」に関する機能である。これは、タイムレコーダ
9の各種設定を行う際に、その設定の補助を行う機能を
コンピュータ端末7に対して提供し、当該コンピュータ
端末7を用いてタイムレコーダ9の各種設定を行うとい
うものである。なお、各機器の接続状態、処理の流れに
ついては前述の第1の機能の場合と、基本的に同じであ
り、コンピュータ端末7に接続されているタイムレコー
ダ9を自動的に識別して所定の情報及び機能を得ること
ができるものである。以下本機能の特徴部分について説
明する。
【0014】タイムレコーダ9を使用できる状態とする
ためには、事前に各種の設定が必要であることは先に述
べたが、通常この設定はタイムレコーダ9に備えられて
いるキーボード31を用いて行われる。当該キーボード
31は少ないキーの数によって、例えば「締日」「早出
(早出終了)時刻」「始業時刻」「終業時刻」「残業
(残業開始時刻)」「計算単位」「休憩時間」といった
設定、および機種によっては就業時間当たりの時給計
算、周、月といった単位の給与の自動計算等の設定を行
わせるものとなっているので、そのキーの操作順序等を
間違えずに行うにはかなりの慣れを必要とする。また、
機種によってはキーの割り当てや操作手順が異なるの
で、サービスマン等種々の機種を取り扱う人にとって
は、とても大変な作業である。「設定補助」機能は、上
記キーボード31による設定の入力に変えて、コンピュ
ータ端末7を入力装置として使用するものである。具体
的には、前述の処理によってサーバ5からは、自動的に
認識されたタイムレコーダ9の各種設定を補助するため
の情報やプログラム(MS3)等がコンピュータ端末7
にダウンロードされる。そして、当該ダウンロードによ
って得られる機能としては、タイムレコーダ9の各設定
項目を誘導的にコンピュータ端末7に入力させ、所定の
入力が完了したところで当該各種設定をタイムレコーダ
9に転送し、タイムレコーダ9の設定を完了するという
ものである。このような補助機能を採用することで、複
雑な取り扱い説明書を読む必要なく、所定の設定をもれ
なく行うことができる。また、これらのプログラムや設
定は、コンピュータ端末7に記憶させておくことができ
るので、必要に応じてオフライン状態でタイムレコーダ
9の設定変更をおこなわせるようにすることもできる。
【0015】第3の機能は、前記のようにして行った設
定情報をサーバ装置5に記憶させ、必要に応じてサーバ
装置5から情報を取得して、タイムレコーダ9の設定等
をおこなわせる「設定ダウンロード」機能である。図1
および図2に示すように、同一機種のタイムレコーダ3
台(9a、9b、9c)が、一のサーバ装置5から必要
な情報を取得する場合を例に説明すると、本機能は、一
のタイムレコーダ9aに対して行った設定を他の遠隔地
にあるタイムレコーダ9bおよび9cに対しても行いた
いという場合に有効に活用することができるものであ
る。すなわち、タイムレコーダが設置された事業所が複
数存在し、一のタイムレコーダで行った設定をサーバ5
に対して記憶させ、他の2カ所のタイムレコーダ9bお
よび9cに対してはサーバ5に記憶されている設定情報
をダウンロードさせ自動的に設定を行わせるというもの
である。このような手段を採用することで、タイムレコ
ーダが設置された各事業所それぞれにおいて、煩わしい
設定を行うという作業を軽減させることができる。
【0016】なお、上記第3の機能のさらに一例とし
て、コンピュータ端末7を介さず、タイムレコーダが直
接サーバ装置5と接続できるようにし(インターネット
に接続可能な通信手段および自動接続機能を内蔵し)、
接続すると同時に自己の識別情報を基に自動的に所定の
情報を検索し、最新情報を取得するような構成を採用す
ることもできる。このような場合の例として、管理者が
コンピュータ端末を使用して設定項目をサーバ5に記憶
させ、当該記憶させた情報を各タイムレコーダに配信す
るという形態がある。また、前記設定情報の一つとし
て、タイムレコーダの時計の進み、遅れを修正するよう
な時刻情報が含まれる場合がある。
【0017】(第2実施形態)次に本願発明に係る第2
の実施の形態を図5を用いて説明する。第2実施形態
は、例えば車61、カメラ63、ラジカセ65、テレビ
67といったメーカー等によって販売された製品に関す
る情報を、コンピュータ端末55を用いたインターネッ
ト回線51を介して、簡易かつ簡単に所定のサーバ装置
53から取得できる情報提供の手段を提供するというも
のである。上記のような情報は、例えばメーカが独自に
開設しているホームページを探し、当該ホームページ内
を検索することにより、掲載されていれば目的の情報を
得ることができる。しかし、この検索には製品名を検索
キーにしたりメーカー名を頼りにといった、検索エンジ
ンを使用した検索が必要であり、必要な情報が存在する
のか否か、またはあっても取得できるまでに相当の検索
時間を要するものである。
【0018】以下、本実施形態について具体的に説明す
る。サーバ装置53は、前述のサーバ装置5と同様に、
インターネットに接続された所定の機能を有するコンピ
ュータ装置である。サーバ装置53には、図6に示すよ
うな以下に示す情報が記憶されている。第1に、検索キ
ーの一つとなる「製造メーカー」の名称が記憶されてい
る。製造メーカーを特定する際には、直接、製造メーカ
ーの名称を入力する方法や、一覧表として表示して選択
させる方式をとっても良い。第2に製品の「製品番号/
製造番号」が記憶されている。これは通常シリアルナン
バーと称されている番号であり、製造メーカーがその製
品を管理するために、製品に付している番号である。こ
の番号の表記の方法はメーカーによって異なるものであ
るが、多くは数字とアルファベット等で記載されてお
り、その製品の型式、製造ロット等が特定できるように
なっているものである。
【0019】第3に、各メーカーの上記「製品番号/製
造番号」で特定される製品に関する「提供情報」が記憶
されている。当該「提供情報」には「取り扱い説明」、
「サービスセンター連絡先」、「消耗品情報」、「関連
商品情報」、「重要なお知らせ」等が情報として掲載さ
れている。なお、当該各情報内容をサーバ装置53が全
て記憶している場合の他、特定の情報については各メー
カーの用意しているホームページの該当ページにリンク
させる方式が採用されている。「取り扱い説明」は、通
常製品購入時に添付される取り扱い説明書と同等の内容
を掲載したものである。取り扱い説明書は、通常製品購
入時に一読はするものの、その後は他の取り扱い説明書
に紛れてしまったり、紛失してしまう場合が多い。その
ような場合に、当該情報を使用することができる。「サ
ービスセンター連絡先」は、修理依頼や問い合わせを行
うことができる最寄りの連絡先を知りたいときに使用す
る情報である。「消耗品情報」は、車であればその車種
に適応するバッテリー、オイルエレメント、その他メー
カー純正品の型番、価格等の情報を知ることができる情
報である。「関連商品情報」は、特定の製品にオプショ
ンとして販売されている他の製品の情報を知ることがで
きる情報である。「重要なお知らせ」は、例えばリコー
ルが行われた製品の情報であるとか、無償修理の情報
等、その製品に関して極めて重要な情報が提供されるも
のである。これにより、例えばユーザが自己が所有する
製品がリコール製品に該当するのか否かといった不安を
持った場合に、それに関する情報を取得することができ
るというものである。
【0020】以上、第2実施形態では、ユーザが自己の
所有する製品に関して、当該製品の製造番号若しくは製
品を特定するための識別情報を自己の所有するコンピュ
ータ端末から入力するだけで、前記所定の情報を簡単に
取得することができるものである。また、複数のメーカ
ーの製品情報を提供するためには、前記製造番号若しく
は製品を特定するための識別情報に加えて、メーカー名
を特定する情報を入力することで、必要な情報を簡単に
取得することができる。
【0021】
【発明の効果】以下、本願発明の効果を説明する。以上
説明したとおり、本願請求項1乃至4記載の発明は、以
下に述べる効果を有する。すなわち、インターネットに
よって所定の情報が用意されている特定の電子機器に関
する情報を取得しようとした場合、クライアント端末と
してインターネットに接続されているコンピュータ端末
に前記特定の電子機器が接続されていると、所定のプロ
グラムを実行するだけでコンピュータ端末が自動的に特
定の電子機器に関する識別情報を取得して、当該識別情
報をもとに所定のサーバから関連する情報を取得するこ
とができるという効果を有している。これによって、初
めて前記電子機器を操作する人や、製品の取り扱い説明
書を紛失してしまった場合、または複数の機種を扱う必
要があるサービスマン等に対して、簡単な方法で迅速に
取り扱い説明その他の重要情報を提供することができる
という効果を有している。また、前記特定の電子機器が
タイムレコーダである場合には、その設定項目の多さ
と、少ない入力キーを用いた設定方法の難しさから、設
定には取り扱い説明書が欠かせないものである。本願発
明は、前記電子機器がタイムレコーダである場合に極め
て有効なものとなっている。さらに、当該発明は前記効
果に加えて、単に情報を表示するのみならず、適切な設
定を行うことができるように、設定の際の補助を行うこ
とができるような情報および機能を提供することができ
るようになっている。すなわち、対話形式的に所定の入
力を誘導することで設定時の漏れを無くし、さらに、コ
ンピュータ端末で上記設定項目を入力させ当該設定項目
を電子機器に対して送信して自動的に設定をさせること
ができる。
【0022】また、本願請求項5記載の発明は、以下に
述べる効果を有する。すなわち、請求項5記載の情報提
供装置を提供することで、所定の製品を購入したユーザ
ーは、当該製品の製造番号等の製品を特定する番号を用
いるだけで、簡易且つ迅速に製品に関する種々の情報を
取得することができるという効果を有している。当該情
報の中には、サービス的な情報の他、製品に関するリコ
ール情報といった製品販売後に発生する極めて重要な情
報を提供することができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る情報提供システムの構成概念を
示した構成概念図である。
【図2】図1の各構成要素をブロック図として表した構
成概念のブロック図である。
【図3】本願発明に係る情報提供システムを説明するた
めのフローチャートである。
【図4】本願発明の一実施形態におけるコンピュータ端
末の表示画面の一例を説明するための説明図である。
【図5】本願発明の第2の実施形態の構成概念を示した
構成概念図である。
【図6】本願発明の第2の実施形態の機能を説明するた
めの説明図である。
【図7】従来から用いられている取扱説明書の一例であ
る。
【図8】前記取扱説明書の主要ページを示したものであ
る。
【図9】前記取扱説明書の主要ページを示したものであ
る。
【図10】前記取扱説明書の主要ページを示したもので
ある。
【符号の説明】
1 情報提供システム 3 インターネット回線 5 サーバ装置(ウエブサーバ) 7 コンピュータ端末(ウエブクライアント) 9 電子機器(タイムレコーダ) 11 通信手段 13 制御手段 15 記憶手段 17 第1の通信手段 19 第2の通信手段 21 通信手段 25 制御手段 27 表示手段 29 印字手段 31 キーボード 33 記憶手段 51 インターネット回線 53 サーバ装置 55 コンピュータ端末 61 車 63 カメラ 65 ラジカセ 67 テレビ MS1 識別情報 MS2 取り扱い説明 MS3 設定補助データ MS4 個別設定内容 MT1 識別情報

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有の識別情報を有した電子機器に関す
    る情報を、所定の情報管理装置から取得するためのコン
    ピュータ端末であって、 前記電子機器と接続するための第1の通信手段と、イン
    ターネット等の通信回線を介して前記管理装置と通信を
    行うための第2の通信手段を備え、 前記第1の通信手段を介して前記電子機器の識別情報を
    取得するとともに、当該識別情報を第2の通信手段を介
    して前記管理手段に送信し、 さらに、前記識別情報の受信に基づいて前記情報管理手
    段が発信した前記電子機器に関する情報を、前記第2の
    通信手段を介して取得可能としたことを特徴とする情報
    取得装置。
  2. 【請求項2】 固有の識別情報を有した電子機器に関す
    る情報を提供するためのコンピュータ装置であって、 前記電子機器または電子機器に接続されたコンピュータ
    端末とインターネット等の通信回線通信を介して通信を
    行うための通信手段と、前記電子機器に関する情報を記
    憶した記憶手段を有し、 前記通信手段を介して受信した前記電子機器の識別情報
    および所定の命令に基づいて、前記記憶手段に記憶され
    た前記電子機器に関する情報を読み出すとともに前記通
    信回線を介して出力する制御手段を有したことを特徴と
    する情報管理装置。
  3. 【請求項3】 固有の識別情報を有した電子機器に関す
    る情報を提供するためのシステムであって、 前記電子機器から固有の識別情報を取得するとともに、
    当該識別情報を出力する情報取得装置と、 前記電子機器に関する情報を記憶するとともに、前記情
    報取得装置から出力された前記電子機器の識別情報を受
    信することにより前記電子機器に関する情報を情報取得
    装置に対して出力する情報管理装置を有していることを
    特徴とする情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記電子機器がタイムレコーダであるこ
    とを特徴とする請求項1または2または3記載の情報取
    得装置。
  5. 【請求項5】 製品に関する情報を提供するためのコン
    ピュータ装置であって、 製品情報を記憶した記憶手段、若しくは所定のウエブサ
    イトから製品情報を取得する手段を有し、 前記製品の製造番号若しくは製品を特定するための識別
    情報および/または製品のメーカー名に基づいて、前記
    製品に関する情報を出力することを特徴とした情報提供
    装置。
JP2001010374A 2001-01-18 2001-01-18 情報取得装置、情報管理装置および情報提供システム Abandoned JP2002216012A (ja)

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