JP2002215944A - 電子商談システム - Google Patents

電子商談システム

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JP2002215944A
JP2002215944A JP2001015132A JP2001015132A JP2002215944A JP 2002215944 A JP2002215944 A JP 2002215944A JP 2001015132 A JP2001015132 A JP 2001015132A JP 2001015132 A JP2001015132 A JP 2001015132A JP 2002215944 A JP2002215944 A JP 2002215944A
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Kenji Takaoka
謙二 高岡
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インターネットの商品情報を閲覧しながら、
その商品情報に関する照会やその回答を受けることがで
き、質問の作成や、回答の理解が容易になると共に、照
会に対する応対者が待機していることが確認できること
により、リアルタイムで対話ができ、さらに、照会する
側が、照会先を自ら選択する必要がなく、照会する側に
依存しないで照会先が交代可能な電子商談システムを提
供しようとするものである。 【構成】 インターネット等のネットワークに接続され
た、商品展示サーバ、出展者端末、及び、来訪者端末で
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はインターネット等
のネットワークを利用した電子商談システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現代では、生産と販売の分業化が進み、
一方では、さまざまな分野において多種多様な商品が、
さまざまな人や企業によって生産され、他方では、これ
らの商品がさまざまな人や企業によって販売されてい
る。そして、生産者や生産企業は、その商品をできるだ
け広く販売者に紹介するため、また、販売者や販売企業
は、できるだけ多くの生産者や生産企業から多種多様な
商品の紹介を受けて販売するため、営業活動を行ってい
る。この場合、生産者や生産企業が日本に存在し、販売
者や販売企業が外国に存在する場合も多く、これらの生
産者や生産企業と販売者や販売企業との間を取り持つ方
法として、国際的な展示会等が、世界各地で開催され、
これらの展示会等により、生産者や生産企業と販売者や
販売企業との交流を通して、商談を進める機会が提供さ
れている。しかし、このような展示会を利用するために
は、展示会が開催されている場所に実際に出かける必要
があり、そのために要する費用や時間等が障害となって
いる。
【0003】ところで、近年におけるコンピュータやパ
ソコン、通信システムに関する技術は著しく進歩してお
り、その過程で生まれたインターネットは想像をはるか
に越えるスピードで拡大している。このインターネット
は、日本国内はもとより、世界中に張り巡らされてお
り、あらゆる情報を日本から世界に向けて発信すること
が出来る。そこで、このインターネットを利用すれば、
生産者や生産企業はその商品情報等をWebページに掲
載することにより、世界中に発信することが出来る。そ
れのみならず、電子メールを利用することにより、We
bページを閲覧した人からの、商品情報に関する質問等
の照会を受けたり、これらの照会に対する回答を行なっ
たりすることが可能であり、場合によっては商談を進め
ることも可能となっている。即ち、このインターネット
を利用することによって、上述した展示会を利用して商
談を進めるのと同じ効果を、費用や時間をかけることな
く得ることが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このインターネットを
利用して商談を進める場合、Webページに掲載された
商品情報に関する質問等をする際は、そのWebページ
を見ながら質問等の作成が出来、しかも、その回答もそ
のWebページを見ながら受けることが出来れば、別紙
にメモを取る等の手間も省け、質問の作成や、回答の理
解が容易になることから、気軽に照会等を利用でき、商
品情報を掲載する企業にしても、掲載効果が高まること
にもなる等、商談を進める上で好都合である。しかし、
電子メールを利用する際には、それまで閲覧していた商
品情報が掲載されたWebページの画面から、電子メー
ルを利用するための画面に切り替える必要があり、We
bページに掲載された商品情報を閲覧しながら照会を行
なうことが困難であった。また、照会に対する回答も、
同様に、Webページに掲載された商品情報を閲覧しな
がら受けることは困難であった。また、電子メールで
は、リアルタイムで回答を受けたり、相手と対話を行な
ったりするのは、不可能ではないが、相手が待機してい
ることを確認するすべがなく、実現しづらいものであっ
た。また、Webページに掲載された商品情報に関する
質問等の照会、あるいは商談等をするために連絡をとる
場合は、Webページに記載された照会先に、照会する
側が接続しなければならないので、例えば、照会先を3
箇所設けて、予め公表しておき、これを時間的に交代さ
せるような場合にも、照会する側に、自ら照会先を選ん
で接続してもらう他なく、照会先を自動的に交代させる
ことはできず、商品情報掲載に伴う照会応答や商談シス
テムの柔軟性に欠けるという欠点があった。この発明
は、このような困難や欠点に対処するためになされたも
のであって、インターネットの商品情報を閲覧しなが
ら、その商品情報に関する照会やその回答を受けること
ができ、質問の作成や、回答の理解が容易になると共
に、照会に対する応対者が待機していることが確認でき
ることにより、リアルタイムで対話ができ、さらに、照
会する側が、照会先を自ら選択する必要がなく、照会す
る側に依存しないで照会先が交代可能な電子商談システ
ムを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電子情報照会応
答システムは、具体的には次のようなシステムである。
即ち、複数の出展者により出展された商品に関する、そ
れぞれの商品情報が展示される商品電子展示場を運営す
ると共に、自らにアクセスしてくる端末に対して、それ
らを区別することなく平等に閲覧させる商品展示サーバ
と、前記出展者あるいはその代理人により操作されると
共に、前記出展者の自己出展商品に関する商品情報の閲
覧に用いられる出展者端末と、前記商品電子展示場に来
訪する来訪者により操作されると共に、特定の前記商品
情報である特定商品情報の閲覧に用いられる来訪者端末
とが、ネットワークで接続され、前記特定商品情報が、
当該商品の前記出展者端末と、前記来訪者端末とで同時
に共有され、この共有情報が双方の自己端末上に取り込
まれて閲覧されながら、双方向通信手段を用いて、前記
当該商品の前記出展者端末と前記来訪者端末との間で、
前記出展者あるいはその代理人と前記来訪者とによる商
談が行なわれることを特徴とする電子商談システムであ
る。
【0006】本発明の電子情報照会応答システムは、イ
ンターネット等のネットワークに接続された、商品展示
サーバ、出展者端末、及び、来訪者端末で構成される。
商品展示サーバでは、複数の出展者により出展された商
品に関する商品情報が展示される商品電子展示場が運営
される。出展者端末は、商品電子展示場に出展した出展
者あるいはその代理人により操作される端末であり、出
展された商品の種類数と同数台設置される。この出展者
端末は、商品展示サーバにアクセスしてそれに掲載され
た出展者の自己出展商品に関する商品情報の閲覧に用い
られると共に、来訪者から商談のための対話の呼びかけ
に対して出展者またはその代理人が応答するための端末
である。また、来訪者端末は、商品展示サーバに設けら
れた商品電子展示場に来訪する来訪者により操作される
端末であり、この商品電子展示場の商品情報を閲覧する
のに用いられると共に、出展者端末に対して商談のため
の対話を呼びかけるための端末である。
【0007】次に、この本発明の電子商談システムの動
作について説明する。出展者は、来訪者からの商談に備
えて、出展者端末により、商品展示サーバにアクセスし
て、この商品展示サーバに掲載されている、出展者が出
展した当該商品の商品情報を閲覧する(これを出展者閲
覧と称する)。すると、その商品情報の画面が出展者端
末のディスプレイに表示される。一方、来訪者は、来訪
者端末により、商品展示サーバにアクセスして、この商
品展示サーバに掲載されている商品情報の中から、特定
の商品情報である特定商品情報を閲覧する(これを来訪
者閲覧と称する)。すると、来訪者端末のディスプレイ
にその特定商品情報の画面が表示される。この来訪者閲
覧が行なわれると、この特定商品情報の当該商品の出展
者またはその代理人が操作する当該商品の出展者端末で
も、同じ特定商品情報が閲覧されていることから、この
当該商品の出展者端末と来訪者端末とは、同一の特定商
品情報を共有することになる。この共有が存続する間、
当該商品の出展者端末と来訪者端末とにおいて、特定商
品情報が取り込まれて閲覧されつつ、当該商品の出展者
端末と来訪者端末との間で、双方向通信手段を用いて、
出展者あるいはその代理人と来訪者とによる、当該商品
の商談が行なわれる。
【0008】この本発明の電子商談システムによれば、
出展者あるいはその代理人は出展者端末で、また、来訪
者は来訪者端末で、それぞれ同一の商品情報を閲覧しな
がら、同時に並行して出展者端末と来訪者端末との間
で、双方向通信手段を用いて、商談が行なわれる。従っ
て、来訪者が商品展示サーバの商品情報を閲覧しながら
その商品情報に関する照会やその回答を受けることが出
来るので、質問の作成や、回答の理解が容易になり、気
軽に商談を進めることができるのみならず、商品情報の
掲載者にとっても、商品情報を閲覧しながら回答するこ
とができ、商品情報の掲載効果を高められると共に、照
会等に対する回答等を通して、商談を進めることができ
る。
【0009】上記の本発明の電子商談システムにおい
て、出展者端末と、来訪者端末とで共に同一の商品情報
を同時に閲覧継続することだけで、つまり、出展者閲覧
と来訪者閲覧を同時に行なうことで、出展者端末と、来
訪者端末の双方を結ぶ双方向通信手段を利用可能となる
システムとすることができる。即ち、前記双方向通信手
段が、前記特定商品情報を当該商品の前記出展者端末と
前記来訪者端末とで共有されることのみで使用可能とな
ることを特徴とする電子商談システムである。
【0010】この本発明の電子商談システムによれば、
出展者端末と、来訪者端末とで同一の商品情報を共有す
ることのみで、即ち、共に同一の商品情報を同時に閲覧
継続することだけで、その双方を結ぶ双方向通信手段が
使用可能となるので、出展者端末と、来訪者端末との双
方向通信手段の使用が容易にできる。また、このことか
ら、出展者の商品の当該商品情報を閲覧するだけで、当
該商品情報に関する対話の呼びかけの待機が可能となる
ので、現時点で閲覧中の出展者端末による閲覧を中止さ
せ、別の他の端末による当該商品情報の閲覧を開始する
だけで、出展者端末を、別の他の端末と交代させること
ができる。つまり、出展者端末へ照会する側である来訪
者端末が、照会先である出展者端末を自ら選択して接続
するなどの必要がなく、従って、来訪者端末に依存する
ことなく、出展者端末を別の他の端末と容易に交代させ
ることができる。
【0011】上記の本発明の電子商談システムにおい
て、出展者端末と来訪者端末との間で使用可能となった
双方向通信手段の、実際の使用のための起動方法に、わ
かりやすい方法を採用したシステムを構築することがで
きる。即ち、前記特定商品情報が、当該商品の前記出展
者端末と前記来訪者端末とで共有されている間、前記当
該商品の前記出展者端末には、前記来訪者端末において
前記特定商品情報が閲覧されていることを示す来訪者閲
覧中表示がなされると共に、前記来訪者端末には、前記
当該商品の前記出展者端末において前記特定商品情報が
閲覧されていることを示す出展者閲覧中表示がなされ、
前記来訪者端末において前記出展者閲覧中表示がマーキ
ングされることで、または、前記当該商品の前記出展者
端末において前記来訪者閲覧中表示がマーキングされる
ことで、前記双方向通信手段が起動されることを特徴と
する電子商談システムである。
【0012】この本発明の電子商談システムでは、出展
者端末と来訪者端末とで、同時に同じ商品情報を閲覧し
ている場合、お互いに相手の端末の画面に、相手が同時
に同じ商品情報を閲覧していることの表示である来訪者
閲覧中表示または出展者閲覧中表示が行なわれる。そし
て、これらの表示を出展者端末と来訪者端末のどちらか
でマーキングすることにより、出展者端末と来訪者端末
との間の双方向通信手段が起動される。ここで、マーキ
ングとは、例えば、パソコンの画面に表示されているア
イコン等のマークを、マウスでクリックする等を言う。
従って、この本発明の電子商談システムによれば、出展
者端末または来訪者端末で、お互いに相手の存在が確認
できることから、リアルタイムでの対話を確実に行なう
ことができる。また、その端末の画面に表示されている
来訪者閲覧中表示または出展者閲覧中表示をマーキング
するだけで、出展者端末と来訪者端末との間の双方向通
信手段が起動できるので、出展者端末と来訪者端末との
間の双方向通信手段の起動を容易に行なうことが出来
る。
【0013】上記の本発明の電子商談システムにおい
て、出展者閲覧中表示または来訪者閲覧中表示に、出展
者または来訪者の詳細情報を付加したシステムとするこ
とも出来る。即ち、前記出展者閲覧中表示には、前記出
展者あるいは前記代理人に関する詳細情報が付加されて
いると共に、前記来訪者閲覧中表示には、前記来訪者に
関する詳細情報が付加されていることを特徴とする電子
商談システムである。
【0014】この本発明の電子商談システムにおいて、
詳細情報とは、来訪者、出展者あるいは代理人の使用言
語、ビジネス上の立場、例えば、小売業、卸売業、商社
員等をいう。従って、この本発明の電子商談システムに
よれば、商談の開始に当たって、双方が相手に関する詳
細情報を知ることにより、相手の立場を理解するのに役
立てることができ、商談をスムーズに行なうことが出来
る。
【0015】さらに、上述した全ての本発明の電子商談
システムにおいて、商品展示サーバの商品電子展示場に
商品情報を検索する検索手段を備えたシステムとするこ
とも出来る。即ち、前記商品電子展示場に、前記商品情
報の検索手段が備えられると共に、前記来訪者端末によ
り、前記検索手段を用いて前記特定商品情報が選択され
ることを特徴とする電子商談システムである。
【0016】この本発明の電子商談システムによれば、
商品展示サーバの商品電子展示場に多くの商品情報が掲
載されている場合でも、この商品電子展示場に備えられ
ている検索手段により、これらの商品情報を検索するこ
とにより、短い時間で容易に目的の商品情報を得ること
ができ、商談への着手を早めることが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例につき、図面
に基づき詳しく説明する。本発明は、インターネットに
接続されたWebサーバに掲載された商品情報を閲覧し
ながら、その商品情報に関する照会やその回答を通して
商談を行なうことができるシステムに関するものであ
る。図1は、本実施例の電子商談システムの構成を示し
た説明図である。図1において、本実施例のシステム
は、インターネット4に接続された、商品展示サーバ
1、出展者端末2A,2B,2C、来訪者端末3、及
び、閲覧監視サーバ5で構成される。商品展示サーバ1
では、複数の出展者SA,SB,SCにより出展された
商品に関する商品情報が展示される商品電子展示場が運
営される。即ち、商品展示サーバ1には、これらの商品
情報を掲載したWebサイトが設けられている。出展者
端末2A,2B,2Cは、商品電子展示場に出展した出
展者SA,SB,SCにより操作される端末であり、出
展された商品の種類数と同数台設置される。尚、図1で
は、説明の便宜上、出展者端末として2A,2B,2C
の3台のみ、また出展者としてSA,SB,SCの3名
のみ記載されているが、実際には、出展される商品の種
類がもっと多いと考えられるので、もっと多数の出展者
端末が接続されると考えられる。この出展者端末2A,
2B,2Cは、商品展示サーバ1にアクセスして、それ
に掲載された出展者SA,SB,SCの各自の自己出展
商品に関する商品情報の閲覧に用いられると共に、来訪
者K1から商談のための対話の呼びかけに対して出展者
SA,SB,SCが応答するための端末である。また、
来訪者端末3は、商品展示サーバ1に設けられた商品電
子展示場に来訪する来訪者K1により操作される端末で
あり、商品電子展示場の商品情報を閲覧するのに用いら
れると共に、出展者端末2A,2B,2Cに対して商談
のための対話を呼びかけるための端末である。そして、
閲覧監視サーバ5は、出展者端末2A,2B,2Cや来
訪者端末3による商品展示サーバ1の商品情報の閲覧状
態を監視すると共に、出展者端末2A,2B,2Cと来
訪者端末3との双方向コミュニケーション手段を提供す
るサーバである。図1では、来訪者端末3は、説明の便
宜上1台としているが、実際には複数台の来訪者端末3
がインターネットに接続される。また、出展者端末2
A,2B,2Cと来訪者端末3とは、ハードウエア、ソ
フトウエアの機能面では全く同じであり、使用の仕方に
よる機能上の違いがあるにすぎない。
【0018】商品展示サーバ1は、インターネットに接
続されたWebサーバであり、Webサーバとして必要
なハードウエア、ソフトウエアを備えている。出展者端
末2A,2B,2Cおよび来訪者端末3は、上述したよ
うに、ハードウエア、ソフトウエアの機能面では全く同
じであり、商品展示サーバ1の提供するWebページを
閲覧するのに必要なキーボードやディスプレイ、各種制
御回路等のハードウエアや、ブラウザ等のソフトウエア
を備えている。閲覧監視サーバ5は、商品展示サーバ1
と同様に、Webサーバとして必要なハードウエア、ソ
フトウエアを備えているほか、上述したように、出展者
端末2A,2B,2Cや来訪者端末3による商品展示サ
ーバ1の商品情報の閲覧状態を監視すると共に、出展者
端末2A,2B,2Cと来訪者端末3との閲覧監視サー
バ5を介しての双方向コミュニケーション手段を提供す
るために必要なソフトウエアを備えている。また、出展
者端末2A,2B,2Cおよび来訪者端末3も、このソ
フトウエアに対応したブラウザへのプラグインソフトウ
エアを備えている。これらのソフトウエアで、閲覧監視
サーバ5に備えられているものを、閲覧監視サーバプロ
グラムと称し、出展者端末2A,2B,2Cおよび来訪
者端末3のブラウザにプラグインされているものを閲覧
監視端末プログラムと称する。
【0019】閲覧監視サーバプログラムと閲覧監視端末
プログラムの有する機能は、次のようである。出展者端
末2A,2B,2Cおよび来訪者端末3は、閲覧監視端
末プログラムにより、予めその存在が閲覧監視サーバ5
に登録されている。出展者端末2A,2B,2Cおよび
来訪者端末3は、それぞれの閲覧監視端末プログラムが
起動されると、閲覧監視サーバ5と、例えば10秒毎
に、定期的に交信を行ない、出展者端末2A,2B,2
Cおよび来訪者端末3のそれぞれの閲覧監視端末プログ
ラムが起動されていることが、閲覧監視サーバ5に記憶
されると共に、出展者端末2A,2B,2Cおよび来訪
者端末3が閲覧しているWebページをチェックして、
閲覧監視サーバ5に記録する(後述する図14参照)。
そして、閲覧監視サーバ5は、同じWebページを閲覧
している出展者端末2A,2B,2Cや来訪者端末3に
対して、閲覧監視サーバプログラムにより、当該端末以
外の端末の存在を、出展者端末2A,2B,2Cや来訪
者端末3に送信するので、出展者端末2A,2B,2C
や来訪者端末3の閲覧監視端末プログラムが、これらの
端末の表示画面上に、当該端末以外の同一Webページ
を閲覧している他の端末の存在を表示する。この表示
は、既にこれらの端末に表示されているWebページの
画像の上に、閲覧監視端末プログラムにより重ねて表示
される。そのため、出展者端末2A,2B,2Cや来訪
者端末3で、この同じWebページを閲覧している出展
者SA,SB,SCや来訪者K1は、同時に同一Web
ページを閲覧している他の端末が存在することを知るこ
とができる。そして、この同時に同一Webページを閲
覧している出展者SA,SB,SCや来訪者K1は、出
展者端末2A,2B,2Cや来訪者端末3の閲覧監視端
末プログラムと、閲覧監視サーバ5の閲覧監視サーバプ
ログラムの提供する双方向コミュニケーション手段によ
り、相互に、閲覧監視サーバ5を介して双方向コミュニ
ケーションを行なうことができる。
【0020】次に、本実施例の電子情報照会応答システ
ムの動作について、図1、図2から図13、および、図
14を参照しながら具体的に説明する。図2から図13
は、主として、出展者端末2Bと来訪者端末3のディス
プレイの表示画面を示したものである。まず、出展者端
末2A,2B,2Cと来訪者端末3は、それぞれ、閲覧
監視端末プログラムにより、その存在の表示として、ド
メイン名と端末の略称等を閲覧監視サーバ5に登録す
る。略称としては、図1において、例えば、出展者端末
2A,2B,2Cは、それぞれ、これらの端末を操作す
る出展者SA,SB,SCに因んでSA,SB,SCと
し、来訪者端末3は、この端末を操作する来訪者K1に
因んでK1とする。また、本実施例の説明では、出展さ
れる商品の商品情報としては、A商品情報、B商品情
報、および、C商品情報についてのみ、説明の対象とす
る。
【0021】次に、出展者SA,SB,SCが商品展示
サーバ1の提供する商品情報に関する対話の呼びかけに
備えるため、出展者端末2A,2B,2Cの閲覧監視端
末プログラムを起動する。すると、閲覧監視端末プログ
ラムにより、出展者端末2A,2B,2Cのディスプレ
イに、図2の出展者端末画面(1)に示す、Webペー
ジ閲覧監視用のインディケータ11が表示される。この
インディケータ11は、同時閲覧者表示エリア21と対
話アイコン22を備えている。同時閲覧者表示エリア2
1は、上述したように、同時に同一Webページを閲覧
している他の端末の略称を表示するが、出展者端末2
A,2B,2Cは、まだ、Webページを閲覧していな
いので、同時閲覧者表示エリア21には何も表示されな
い。
【0022】この状態で、出展者SA,SB,SCが出
展者端末2A,2B,2Cにより商品展示サーバ1にア
クセスすると、インディケータ11が表示されたまま
で、出展者端末2A,2B,2Cのディスプレイには、
図3の出展者端末画面(2)に示すように、メニュー画
面である商品情報(検索画面)が表示される。そこで、
これらの端末において、いずれも、カテゴリー3を選択
すると、出展者端末2A,2B,2Cのディスプレイに
は、図4の出展者端末画面(3)に示すように、カテゴ
リー3に含まれる商品情報である、A商品情報、B商品
情報、および、C商品情報が表示される。そこで、出展
者端末2Aでは、出展者SAの出展品であるA商品のA
商品情報を、出展者端末2Bでは、出展者SBの出展品
であるB商品のB商品情報を、出展者端末2Cでは、出
展者SCの出展品であるC商品のC商品情報を選択す
る。すると、出展者端末2A,2B,2Cのディスプレ
イには、それぞれの情報が表示される。この表示は、例
えば、出展者端末2Bでは、図5の出展者端末画面
(4)のようになる。この状態では、B商品情報14を
閲覧しているのは、出展者端末2Bだけであるので、こ
の出展者端末2Bの出展者端末画面(4)に表示された
インディケータ11の同時閲覧者表示エリア21には、
何も表示されない。この状態で、出展者端末2Bによる
B商品情報14に関する対話の呼びかけが待機される。
【0023】他方、来訪者端末3で、閲覧監視端末プロ
グラムが起動されると、上述の出展者端末2A,2B,
2Cと同様にして、来訪者端末3のディスプレイには、
図2の来訪者端末画面(1)が表示される。この場合
も、来訪者端末3は、まだWebページを閲覧していな
いので、来訪者端末画面(1)に表示されたインディケ
ータ11の同時閲覧者表示エリア21には何も表示され
ない。ここで、この来訪者K1が、カテゴリー3のB商
品情報を閲覧するため、商品展示サーバ1へアクセスす
ると、来訪者端末3のディスプレイには、図3の来訪者
端末画面(2)が表示され、続いて、カテゴリー3を選
択すると、図4の来訪者端末画面(3)が表示され、さ
らに、B商品情報を選択すると、図6の来訪者端末画面
(4)に示すように、B商品情報14が表示される。こ
の状態では、既に、出展者端末2BでB商品情報14の
閲覧が行なわれているので、来訪者端末3のディスプレ
イに表示されたインディケータ11の同時閲覧者表示エ
リア21には、図6の来訪者端末画面(4)に示すよう
に、出展者端末2Bを表すSBが表示されている。そこ
で、来訪者K1は、B商品情報14の対話の呼びかけに
応答する出展者SBが待機していることが分かる。ま
た、同時に、出展者端末2Bのディスプレイには、図7
に示すように、出展者端末画面(5)のインディケータ
11の同時閲覧者表示エリア21に、来訪者K1を表す
K1が表示され、来訪者K1によりB商品情報14が閲
覧されていることが分かる。図14は、この状態におけ
る、本実施例の電子商談システムの運用状態を示したも
のである。但し、図14では、端末のドメインネームは
省略されている。この図14に示すように、出展者SB
が出展者端末2Bにより、また、来訪者K1が来訪者端
末3により、それぞれ同時にC商品に関する商品情報を
閲覧している場合、閲覧監視サーバ5には、その状態が
記憶されているのが分かる。
【0024】この状態で、来訪者K1がB商品情報14
に関する商談のため、図6に示した来訪者端末画面
(4)に表示されたインディケータ11の同時閲覧者表
示エリア21にあるSBをマウスでクリックしてマーク
した後、対話アイコン22をクリックすると、図8の来
訪者端末画面(5)に示すように、送信ウインド15が
開く。この送信ウインド15には、送信文エリア24、
送信アイコン25および中止アイコン26が備えられて
いる。そこで、来訪者K1は、送信文エリア24に商談
用の質問文等を記載することができるが、これを行なう
間も、図8の来訪者端末画面(5)に示すように、イン
ディケータ11や送信ウインド15と同時に、B商品情
報14が来訪者端末3のディスプレイに表示されている
ので、来訪者K1はB商品情報14を同時に閲覧しなが
ら商談用の質問文等を記載することができる。この質問
文等の記載の終了の後、送信アイコン25をクリックす
ると、記載された質問文等が、閲覧監視サーバ5を介し
てSBの端末、即ち、出展者端末2Bへ送信される。中
止アイコン26は、送信文の送信を中止する場合に用い
るアイコンである。
【0025】上記の質問文等が出展者端末2Bで受信さ
れると、図9に示すように、出展者端末画面(6)上に
表示されたインディケータ11の対話アイコン22の隣
の、封筒型の受信アイコン23が点滅するので、この受
信アイコン23をマウスでクリックすると、図10の出
展者端末画面(7)に示すように、受信ウインド16が
開く。この受信ウインド16には、受信文エリア27、
返信アイコン28および終了アイコン29が備えられて
おり、受信文エリア27には、来訪者端末3で記載され
た質問文等が表示されている。そこで、出展者SBは、
来訪者K1からの質問等の内容を知ることができるが、
この閲覧の間も出展者端末2Bのディスプレイに、受信
ウインド16やインディケータ11と同時に、B商品情
報14も表示されているので、出展者SBは、質問文等
を閲覧品しながら同時にB商品情報14を参照すること
ができ、質問等の内容の理解を容易に行なうことができ
る。出展者SBがこの質問等に対して回答する場合は、
受信ウインド16に設けられている返信アイコン28を
クリックする。回答を行なわない場合は、終了アイコン
29をクリックする。
【0026】出展者SBが、返信アイコン28をクリッ
クすると、図11の出展者端末画面(8)に示すよう
に、送信ウインド15が開く。この送信ウインド15
は、来訪者端末3が照会を行なう際に使用したのと同じ
ものである。そこで、出展者SBは、送信文エリア24
に、回答等を記載することができるが、これを行なう間
も、図11の出展者端末画面(8)に示すように、イン
ディケータ11や送信ウインド15と同時に、B商品情
報14が出展者端末2Bのディスプレイに表示されてい
るので、出展者SBはB商品情報14を閲覧しながら同
時に質問文等に対する回答等を記載することができる。
この回答文等の記載の終了の後、送信アイコン25をク
リックすると、この回答文等が、閲覧監視サーバ5を介
して来訪者端末3へ返信として送信される。上記の回答
文等が来訪者端末3で受信されると、図12に示すよう
に、来訪者端末画面(6)上に表示されたインディケー
タ11の対話アイコン22の隣に、封筒型の受信アイコ
ン23が点滅するので、この受信アイコン23をマウス
でクリックすると、図13の来訪者端末画面(7)に示
すように、受信ウインド16が開いて、出展者SBが記
載した回答文等が表示される。そこで、来訪者K1は、
自らの質問等に対する出展者SBからの回答の内容を知
ることができるが、前述したと同様に、この閲覧の間
も、この受信ウインド16やインディケータ11と共
に、B商品情報14も来訪者端末3のディスプレイに同
時に表示されているので、来訪者K1は、回答の閲覧と
同時にB商品情報14を参照することができ、回答の内
容の理解を容易に行なうことができる。上述したこれら
の送受信を繰り返すことによって、来訪者端末3と出展
者端末2Bとの間で、来訪者K1と出展者SBとの商談
を進めることができる。
【0027】上記の本実施例の電子商談システムによれ
ば、出展者は出展者端末で、また、来訪者は来訪者端末
で、それぞれ同一の商品情報を閲覧しながら、同時に並
行して出展者端末と来訪者端末との間で、双方向通信手
段を用いて、商談が行なわれる。従って、来訪者が商品
展示サーバの商品情報を閲覧しながらその商品情報に関
する照会やその回答を受けることが出来るので、質問の
作成や、回答の理解が容易になり、気軽に商談を進める
ことができるのみならず、商品情報の掲載者にとって
も、商品情報を閲覧しながら回答することができ、商品
情報の掲載効果を高められると共に、照会等に対する回
答等を通して、商談を進めることができる。上記の例で
は、出展者端末を操作するのは、出展者であるが、出展
者の代理人であってもよい。
【0028】また、上記の本実施例の電子商談システム
によれば、出展者端末と、来訪者端末とで同一の商品情
報を共有されることのみで、即ち、共に同一の商品情報
を同時に閲覧継続することだけで、その双方を結ぶ双方
向通信手段が使用可能となるので、出展者端末と、来訪
者端末との双方向通信手段の使用が容易にできる。ま
た、この点に注目すると、出展者端末を、別の他の端末
と交代させたい場合に、来訪者端末に依存することな
く、出展者端末を別の他の端末と容易に交代させること
ができる。即ち、例えば、日本、ヨーロッパ、および、
アメリカの3箇所に同一商品に対する出展者端末を設置
しておき、出展者が通常の勤務時間帯で、8時間交代
で、商談に対する待機をこれらの端末を用いて交代する
ことにより、24時間の商談待機を行なう場合、現時点
の当該商品情報を閲覧中の出展者端末、例えば、日本に
ある出展者端末が、その閲覧を中止し、別の他の端末、
例えば、ヨーロッパにある出展者端末が当該商品情報を
閲覧するだけで、日本にある出展者端末とヨーロッパに
ある出展者端末とを交代させることができる。つまり、
出展者端末へ対話を呼びかける側である来訪者端末が、
対話先である出展者端末を自ら選択して接続する等の必
要がなく、来訪者端末に依存しないで、出展者端末を別
の他の端末と容易に交代させることができる。この場合
に、正体のはっきりしない端末が、応答することのない
ように、出展者側の責任の所在を明確にするために、商
談の対応を行なう出展者端末および、その対応を実際に
行なう出展者またはその代理人を、商品情報の表示と同
時に、明確に表示しておく必要があるが、これは、これ
らの交代が予想される端末について、予め商品情報と共
に明確に表示しておくことで、対応可能である。
【0029】また、上記の本実施例の電子商談システム
では、出展者端末と来訪者端末とで、同時に同じ商品情
報を閲覧している場合、お互いに相手の端末の画面に、
相手が同時に同じ商品情報を閲覧していることが相手の
端末の略称で表示される。従って、この略称のより、出
展者端末または来訪者端末でお互いに相手の存在が確認
できることから、リアルタイムでの対話を確実に行なう
ことができる。また、これらの略称の表示を出展者端末
と来訪者端末のどちらかでマーキングすることにより、
出展者端末と来訪者端末との間の双方向通信手段が起動
される。従って、出展者端末と来訪者端末との間の双方
向通信手段の起動を容易に行なうことが出来る。
【0030】また、上記の本実施例の電子商談システム
において、例えば、図15に示すように、出展者端末画
面において、カーソルをマウスによりK1の上に置く
と、来訪者K1に関する詳細情報が、その左横に表示さ
れるようにしてもよい。この詳細情報としては、例え
ば、出展者の使用言語、ビジネス上の立場、例えば、小
売業、卸売業、商社員等がある。同様にして、出展者に
対しても、その詳細情報を表示することができる。この
ようにすることにより、商談の開始に当たって、双方が
相手に関する詳細情報を知ることが出来るので、相手の
立場を理解するのに役立ち、商談をスムーズに行なうこ
とが出来る。
【0031】また、上記の本実施例の電子商談システム
では、出展者端末画面や来訪者端末画面において、商品
展示サーバにアクセスの後、商品情報を得るのに、画面
に表示される情報を選択することで商品情報を得ている
が、キーワードを入力することにより、求める情報を検
索できるような検索手段を、商品展示サーバに設け、出
展者端末や来訪者端末に提供するようにしてもよい。こ
のようにすることにより、商品展示サーバの商品電子展
示場に多くの商品情報が掲載されている場合でも、この
商品電子展示場に備えられている検索手段により、これ
らの商品情報を検索することにより、短い時間で容易に
目的の商品情報を得ることができ、商談への着手を早め
ることが出来る。
【0032】前述したように、インターネットは、日本
国内はもとより、世界中に張り巡らされており、あらゆ
る情報を日本から世界に向けて発進することが出来る。
そこで、このインターネットを利用すれば、企業はその
製品の商品情報等をWebページに掲載することによ
り、世界中に発進することができるが、外国向けであれ
ば、外国語を用いた商品情報とする必要がある。そうす
ると、この場合の商談は、当然のことながら外国語で行
われることから、これに対する応答は、該当する外国語
に精通した出展者により行なわれる必要がある。そこ
で、本実施例の電子商談システムでは、出展者端末は、
上述したように、当該商品情報を閲覧するだけで、その
商品情報を閲覧している他の端末との双方向通信手段の
使用が可能となるので、いつでもどこでも、これらの外
国語に精通した出展者の代理人が居る場所に、出展者端
末を設置して利用することができる。従って、本実施例
の電子商談システムによれば、各種外国語に対して柔軟
に対応することができ、また、外国語に精通した代理人
に限らず、対応者として交渉力に富んだ代理人の居る場
所に、出展者端末を設置することも容易にできる。
【0033】上記の本実施例の電子商談システムでは、
来訪者端末と出展者端末との双方向通信は、これらの端
末のディスプレイに表示される画面への文章の記載によ
り行なわれているが、音声により行なう方法も可能であ
る。また、上記の本実施例の電子商談システムでは、商
品展示サーバと閲覧監視サーバとは、それぞれ別個に設
けているが、商品展示サーバに、閲覧監視サーバの機能
を搭載するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の電子商談システムによれ
ば、出展者あるいはその代理人は出展者端末で、また、
来訪者は来訪者端末で、それぞれ同一の商品情報を閲覧
しながら、同時に並行して出展者端末と来訪者端末との
間で、双方向通信手段を用いて、商談が行なわれる。従
って、来訪者が商品展示サーバの商品情報を閲覧しなが
らその商品情報に関する照会やその回答を受けることが
出来るので、質問の作成や、回答の理解が容易になり、
気軽に商談を進めることができるのみならず、商品情報
の掲載者にとっても、商品情報を閲覧しながら回答する
ことができ、商品情報の掲載効果を高められると共に、
照会等に対する回答等を通して、商談を進めることがで
きる。
【0035】請求項2記載の電子商談システムによれ
ば、出展者端末と、来訪者端末とで同一の商品情報を共
有することのみで、即ち、共に同一の商品情報を同時に
閲覧継続することだけで、その双方を結ぶ双方向通信手
段が使用可能となるので、出展者端末と、来訪者端末と
の双方向通信手段の使用が容易にできる。また、このこ
とから、出展者の商品の当該商品情報を閲覧するだけ
で、当該商品情報に関する対話の呼びかけの待機が可能
となるので、現時点で閲覧中の出展者端末による閲覧を
中止させ、別の他の端末による当該商品情報の閲覧を開
始するだけで、出展者端末を、別の他の端末と交代させ
ることができる。つまり、出展者端末へ照会する側であ
る来訪者端末が、照会先である出展者端末を自ら選択し
て接続するなどの必要がなく、従って、来訪者端末に依
存することなく、出展者端末を別の他の端末と容易に交
代させることできる。
【0036】請求項3記載の電子商談システムによれ
ば、出展者端末または来訪者端末で、お互いに相手の存
在が確認できることから、リアルタイムでの対話を確実
に行なうことができる。また、その端末の画面に表示さ
れている来訪者閲覧中表示または出展者閲覧中表示をマ
ーキングするだけで、出展者端末と来訪者端末との間の
双方向通信手段が起動できるので、出展者端末と来訪者
端末との間の双方向通信手段の起動を容易に行なうこと
が出来る。
【0037】請求項4記載の電子商談システムによれ
ば、商談の開始に当たって、双方が相手に関する詳細情
報を知ることが出来るので、相手の立場を理解するのに
役立ち、商談をスムーズに行なうことが出来る。
【0038】請求項5記載の電子商談システムによれ
ば、商品展示サーバの商品電子展示場に多くの商品情報
が掲載されている場合でも、この商品電子展示場に備え
られている検索手段により、これらの商品情報を検索す
ることにより、短い時間で容易に目的の商品情報を得る
ことができ、商談への着手を早めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の電子商談システムの構成を示した説
明図
【図2】本実施例の出展者端末画面(1)および来訪者
端末画面(1)
【図3】本実施例の出展者端末画面(2)および来訪者
端末画面(2)
【図4】本実施例の出展者端末画面(3)および来訪者
端末画面(3)
【図5】本実施例の出展者端末画面(4)
【図6】本実施例の来訪者端末画面(4)
【図7】本実施例の出展者端末画面(5)
【図8】本実施例の来訪者端末画面(5)
【図9】本実施例の出展者端末画面(6)
【図10】本実施例の出展者端末画面(7)
【図11】本実施例の出展者端末画面(8)
【図12】本実施例の来訪者端末画面(6)
【図13】本実施例の来訪者端末画面(7)
【図14】本実施例の電子商談システムの運用中の説明
【図15】本実施例の来訪者K1の詳細情報の表示方法
を示した説明図
【符号の説明】
1 商品展示サーバ 2A,2B,2C 出展者端末 3 来訪者端末 4 インターネット 5 閲覧監視サーバ 11 インディケータ 14 B商品情報 15 送信ウインド 16 受信ウインド 21 同時閲覧者表示エリア 22 照会アイコン 23 受信アイコン 24 送信文エリア 25 送信アイコン 26 中止アイコン 27 受信文エリア 28 返信アイコン 29 終了アイコン SA 出展者 SB 出展者 SC 出展者 K1 来訪者

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の出展者により出展された商品に関
    する、それぞれの商品情報が展示される商品電子展示場
    を運営すると共に、自らにアクセスしてくる端末に対し
    て、それらを区別することなく平等に閲覧させる商品展
    示サーバと、 前記出展者あるいはその代理人により操作されると共
    に、前記出展者の自己出展商品に関する商品情報の閲覧
    に用いられる出展者端末と、 前記商品電子展示場に来訪する来訪者により操作される
    と共に、特定の前記商品情報である特定商品情報の閲覧
    に用いられる来訪者端末とが、ネットワークで接続さ
    れ、 前記特定商品情報が、当該商品の前記出展者端末と、前
    記来訪者端末とで同時に共有され、この共有情報が双方
    の自己端末上に取り込まれて閲覧されながら、双方向通
    信手段を用いて、前記当該商品の前記出展者端末と前記
    来訪者端末との間で、前記出展者あるいはその代理人と
    前記来訪者とによる商談が行なわれることを特徴とする
    電子商談システム。
  2. 【請求項2】 前記双方向通信手段が、前記特定商品情
    報を当該商品の前記出展者端末と前記来訪者端末とで共
    有されることのみで、使用可能となることを特徴とする
    請求項1記載の電子商談システム。
  3. 【請求項3】 前記特定商品情報が、当該商品の前記出
    展者端末と前記来訪者端末とで共有されている間、 前記当該商品の前記出展者端末には、前記来訪者端末に
    おいて前記特定商品情報が閲覧されていることを示す来
    訪者閲覧中表示がなされると共に、 前記来訪者端末には、前記当該商品の前記出展者端末に
    おいて前記特定商品情報が閲覧されていることを示す出
    展者閲覧中表示がなされ、 前記来訪者端末において前記出展者閲覧中表示がマーキ
    ングされることで、または、前記当該商品の前記出展者
    端末において前記来訪者閲覧中表示がマーキングされる
    ことで、前記双方向通信手段が起動されることを特徴と
    する請求項2記載の電子商談システム。
  4. 【請求項4】 前記出展者閲覧中表示には、前記出展者
    あるいは前記代理人に関する詳細情報が付加されている
    と共に、 前記来訪者閲覧中表示には、前記来訪者に関する詳細情
    報が付加されていることを特徴とする請求項3記載の電
    子商談システム。
  5. 【請求項5】 前記商品電子展示場に、前記商品情報の
    検索手段が備えられると共に、前記来訪者端末により、
    前記検索手段を用いて前記特定商品情報が選択されるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の電子商談システム。
JP2001015132A 2001-01-23 2001-01-23 電子商談システム Withdrawn JP2002215944A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004280628A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Mazda Motor Corp 商品購入サポートシステム及び商品購入サポートシステム用コンピュータのコンピュータ・プログラム
US7089215B2 (en) 2003-01-28 2006-08-08 Mazda Motor Corporation Remote negotiation apparatus, remote negotiation method, and program product
JP2006323566A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Space Live:Kk 商品及びサービス情報提供システム及びその方法
JP2007004470A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Reed Exhibitions Japan Ltd アポイント支援システム、アポイント支援装置及びアポイント支援プログラム

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