JP2002215579A - 情報処理装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラム

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JP2002215579A
JP2002215579A JP2001011753A JP2001011753A JP2002215579A JP 2002215579 A JP2002215579 A JP 2002215579A JP 2001011753 A JP2001011753 A JP 2001011753A JP 2001011753 A JP2001011753 A JP 2001011753A JP 2002215579 A JP2002215579 A JP 2002215579A
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JP
Japan
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information processing
technical
processing apparatus
support
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JP2001011753A
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English (en)
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Kazuhiro Kumon
一博 公文
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速に、かつ、的確に技術サポートするよう
にする。 【解決手段】 サポートサーバソフト101は、パーソ
ナルコンピュータ21−1の表示部に表示されている画
面を呼び出す。技術サポータにより、呼び出された画面
上で所定の操作が行われると、OS102は、Wind
ows(登録商標)メッセージを発生する。サポートサ
バソフト101は、発生されたWindowsメッセージを通
信パケットに変換し、ネットワーク4を介してクライア
ントサーバソフト113に送信する。クライアントサー
バソフト113は、ネットワーク4を介して送信されて
きた通信パケットを受信し、Windowsメッセージに変換
し、メッセージ処理のキューへ格納させる。格納された
Windowsメッセージが処理されると、Webサーバ11に呼
び出された画面上で行われた動作と同じ動作がパーソナ
ルコンピュータ21−2上で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラ
ムに関し、特に、ノードの移動をサポートするようにし
た情報処理装置および方法、情報処理システム、記録媒
体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータのハード
ウェアにおいては、ユーザが予期せぬ故障などの技術的
問題が発生する場合がある。そのような場合、ユーザが
パーソナルコンピュータの説明書を熟読して故障原因を
特定することにより、故障原因の除去を行うことができ
る。
【0003】また、ユーザが所定のアプリケーションソ
フトウェアを購入し、パーソナルコンピュータにインス
トールして利用しようとしたとき、インストールの操作
方法がわからなかったり、あるいは、そのアプリケーシ
ョンソフトウェアの操作方法がわからなかったりするな
どの技術的問題が発生する場合がある。そのような場
合、ユーザがアプリケーションソフトウェアの説明書を
熟読して問題の解決手段を得ることにより、ユーザ自身
で技術的問題を解決することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハード
ウェアの技術的問題において、説明書を熟読しても技術
的問題を解決することができない場合、ユーザがパーソ
ナルコンピュータをサービスセンタに運搬するか、ある
いは、サービスマンがユーザ宅に出張しなければなら
ず、大変煩雑であった。
【0005】また、ソフトウェアの技術的問題におい
て、説明書を熟読しても技術的問題を解決することがで
きない場合、ユーザが技術サポートセンタに出向いてア
プリケーションソフトウェアの操作方法を習得するか、
あるいは、技術サポートセンタから派遣される技術サポ
ータが、ユーザにアプリケーションソフトウェアの操作
方法を教えなければならず、大変煩雑であった。
【0006】すなわち、ユーザは、上述した技術的問題
に直面したとき、より迅速に技術サポートを受けること
ができず、ユーザ満足度が低くなる課題があった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ユーザからの技術的要求に対して、迅速
に、かつ、的確に技術サポートすることができるように
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
装置は、技術サポートに関する技術情報を記憶する第1
の記憶手段と、ネットワークを介して他の情報処理装置
と接続された場合に、他の情報処理装置より送信されて
くる技術要求を受信する受信手段と、受信手段により受
信された技術要求に基づいて、第1の記憶手段に記憶さ
れている技術情報を検索する検索手段と、検索手段によ
り検索された技術情報に基づいて、ネットワークを介し
て他の情報処理装置の技術サポートを行うように制御す
る制御手段とを備えること特徴とする。
【0009】他の情報処理装置に表示されている操作画
面を、ネットワークを介して呼び出し表示する表示手段
と、表示手段により表示された操作画面を操作する操作
手段とをさらに設けるようにすることができ、制御手段
は、操作手段による操作に基づいて、他の情報処理装置
の技術サポートを行うようにすることができる。
【0010】制御手段は、所定のサポートプログラムに
基づいて、他の情報処理装置の技術サポートを行うよう
にすることができる。
【0011】他の情報処理装置を所有するユーザに関す
る個人情報を記憶する第2の記憶手段と、他の情報処理
装置の技術サポートを行う技術サポータに関するサポー
タ情報を記憶する第3の記憶手段をさらに設けるように
することができる。
【0012】受信手段により受信された技術要求に含ま
れる、他の情報処理装置に関する情報に基づいて、第2
の記憶手段に記憶されている個人情報を読み出す読み出
し手段をさらに設けるようにすることができる。
【0013】制御手段が、ネットワークを介して他の情
報処理装置の技術サポートを行うことができない場合、
第3の記憶手段に記憶されているサポータ情報を読み出
す読み出し手段と、読み出し手段により読み出されたサ
ポータ情報に基づいて、ネットワークを介して接続され
ている技術サポータに対して、技術サポートを行うよう
に指令する指令手段とををさらに設けるようにすること
ができる。
【0014】本発明の第1の情報処理方法は、技術サポ
ートに関する技術情報の記憶を制御する記憶制御ステッ
プと、ネットワークを介して他の情報処理装置と接続さ
れた場合に、他の情報処理装置より送信されてくる技術
要求を受信する受信ステップと、受信ステップの処理に
より受信された技術要求に基づいて、記憶制御ステップ
の処理により記憶が制御されている技術情報を検索する
検索ステップと、検索ステップの処理により検索された
技術情報に基づいて、ネットワークを介して他の情報処
理装置の技術サポートを行うように制御する制御ステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0015】本発明の第1の記録媒体に記録されている
プログラムは、技術サポートに関する技術情報の記憶を
制御する記憶制御ステップと、ネットワークを介して他
の情報処理装置と接続された場合に、他の情報処理装置
より送信されてくる技術要求を受信する受信ステップ
と、受信ステップの処理により受信された技術要求に基
づいて、記憶制御ステップの処理により記憶が制御され
ている技術情報を検索する検索ステップと、検索ステッ
プの処理により検索された技術情報に基づいて、ネット
ワークを介して他の情報処理装置の技術サポートを行う
ように制御する制御ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0016】本発明の第1のプログラムは、技術サポー
トに関する技術情報の記憶を制御する記憶制御ステップ
と、ネットワークを介して他の情報処理装置と接続され
た場合に、他の情報処理装置より送信されてくる技術要
求を受信する受信ステップと、受信ステップの処理によ
り受信された技術要求に基づいて、記憶制御ステップの
処理により記憶が制御されている技術情報を検索する検
索ステップと、検索ステップの処理により検索された技
術情報に基づいて、ネットワークを介して他の情報処理
装置の技術サポートを行うように制御する制御ステップ
とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】本発明の第1の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、技術サポートに関する技
術情報が記憶され、ネットワークを介して他の情報処理
装置と接続された場合に、他の情報処理装置より送信さ
れてくる技術要求に基づいて、記憶されている技術情報
が検索され、検索された技術情報に基づいて、ネットワ
ークを介して他の情報処理装置の技術サポートが行われ
る。
【0018】本発明の第2の情報処理装置は、ネットワ
ークを介して他の情報処理装置と接続された場合に、他
の情報処理装置に技術要求を送信し、技術サポートを行
うように要求する要求手段と、要求手段による技術要求
に基づいて他の情報処理装置より、ネットワークを介し
て技術サポートの提供を受けるサポート受信手段とを備
えることを特徴とする。
【0019】技術サポートの提供を受けるための登録を
行う登録手段をさらに設けるようにすることができる。
【0020】サポート受信手段は、他の情報処理装置よ
り、ネットワークを介して提供される技術サポートを、
映像または音声により受けるようにすることができる。
【0021】本発明の第2の情報処理方法は、ネットワ
ークを介して他の情報処理装置と接続された場合に、他
の情報処理装置に技術要求を送信し、技術サポートを行
うように要求する要求ステップと、要求ステップの処理
による技術要求に基づいて他の情報処理装置より、ネッ
トワークを介して技術サポートの提供を受けるサポート
受信ステップとを含むことを特徴とする。
【0022】本発明の第2の記録媒体に記録されている
プログラムは、ネットワークを介して他の情報処理装置
と接続された場合に、他の情報処理装置に技術要求を送
信し、技術サポートを行うように要求する要求ステップ
と、要求ステップの処理による技術要求に基づいて他の
情報処理装置より、ネットワークを介して技術サポート
の提供を受けるサポート受信ステップとを含むことを特
徴とする。
【0023】本発明の第2のプログラムは、ネットワー
クを介して他の情報処理装置と接続された場合に、他の
情報処理装置に技術要求を送信し、技術サポートを行う
ように要求する要求ステップと、要求ステップの処理に
よる技術要求に基づいて他の情報処理装置より、ネット
ワークを介して技術サポートの提供を受けるサポート受
信ステップとをコンピュータに実行させることを特徴と
する。
【0024】本発明の第2の情報処理装置および方法、
並びにプログラムにおいては、ネットワークを介して他
の情報処理装置と接続された場合に、他の情報処理装置
に技術要求を送信され、その技術要求に基づいて他の情
報処理装置により、ネットワークを介して技術サポート
される。
【0025】本発明の情報処理システムは、第1の情報
処理装置が、技術サポートに関する技術情報を記憶する
記憶手段と、ネットワークを介して第2の情報処理装置
と接続された場合に、第2の情報処理装置より送信され
てくる技術要求を受信する受信手段と、受信手段により
受信された技術要求に基づいて、記憶手段に記憶されて
いる技術情報を検索する検索手段と、検索手段により検
索された技術情報に基づいて、ネットワークを介して第
2の情報処理装置の技術サポートを行うように制御する
制御手段とを備え、第2の情報処理装置が、ネットワー
クを介して第1の情報処理装置と接続された場合に、第
1の情報処理装置に技術要求を送信し、技術サポートを
行うように要求する要求手段と、要求手段による技術要
求に基づいて第1の情報処理装置より、ネットワークを
介して技術サポートの提供を受けるサポート受信手段と
を備えることを特徴とする。
【0026】本発明の情報処理システムにおいては、第
1の情報処理装置で、技術サポートに関する技術情報が
記憶され、ネットワークを介して第2の情報処理装置と
接続された場合に、第2の情報処理装置より送信されて
くる技術要求に基づいて、記憶されている技術情報が検
索され、検索された技術情報に基づいて、ネットワーク
を介して第2の情報処理装置の技術サポートが行われ、
第2の情報処理装置で、ネットワークを介して第1の情
報処理装置と接続された場合に、第1の情報処理装置に
技術要求が送信され、その技術要求に基づいて第1の情
報処理装置より、ネットワークを介して技術サポートさ
れる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明を適用した技術サポートシ
ステムの構成例を示している。このサポートシステムに
おいては、ネットワーク4を介して接続されるサポート
センタ1、サービスセンタ2、サポータ端末3−1乃至
3−n(以下、これらのサポータ端末3−1乃至3−n
を個々に区別する必要がない場合、単にサポータ端末3
と称する)、および、ユーザシステム5−1乃至5−3
から構成される。
【0029】サポートセンタ1は、Webサーバ11、サ
ポータサーバ12、技術情報データベース(DB:Data B
ase)13、カスタマデータベース14、および、サポ
ータデータベース15で構成されている。Webサーバ1
1およびサポータサーバ12には、技術情報データベー
ス(DB:Data Base)13、カスタマデータベース1
4、および、サポータデータベース15がそれぞれ接続
されている。
【0030】Webサーバ11は、ユーザシステム5−1
乃至5−3からの要求に対して、カスタマデータベース
14に記憶されている所定の個人情報を読み出してユー
ザを特定し、技術情報データベース13に記憶されてい
る所定の技術情報を読み出し、その技術情報に含まれる
予め用意されたサポートプログラムに基づいて、ネット
ワーク4を介して、ユーザシステム5−1乃至5−3の
技術サポートを行う。Webサーバ11はまた、技術サポ
ータ(人)による技術サポートを必要とする場合、サポ
ータデータベース15に記憶されている所定のサポータ
情報を読み出し、ネットワーク4を介してサポータサー
バ12に対して、ユーザシステム5−1乃至5−3の技
術サポートを行うように指示したり、あるいは、サポー
タ端末3−1乃至3−nに対して、ユーザシステム5−
1乃至5−3の技術サポートを行うように指示する。
【0031】サポータサーバ12は、Webサーバ11か
らの指示に基づいて、技術情報データベース13に記憶
されている所定の技術情報を読み出し、その技術情報に
基づいて、ネットワーク4を介して、ユーザシステム5
−1乃至5−3の技術サポートを行う。技術サポートを
行う際、サポータサーバ12は、カスタマデータベース
14に記憶されている、技術サポートを行おうとするユ
ーザの個人情報を読み出して、ユーザに関する情報やサ
ポート履歴を参照することができる。サポータサーバ1
2はまた、ネットワーク4を介しての技術サポートでは
解決できない場合、サービスセンタ2に対して、ユーザ
システム5−1乃至5−3の技術サポート(サービスマ
ン派遣)を行うように指示する。
【0032】サービスセンタ2は、サポータサーバ12
からの指示に基づいて、技術情報データベース13に記
憶されている技術情報を読み出し、その技術情報に基づ
いて、ユーザシステム5−1乃至5−3の技術サポート
を行う。実際には、サービスセンタ2が、サービスマン
をユーザシステム5−1乃至5−3に派遣し、そこで技
術サポートが行われる。サービスマンを派遣する前に、
サービスセンタ2は、カスタマデータベース14に記憶
されている、技術サポートを行おうとするユーザの個人
情報を読み出して、ユーザに関する情報やサポート履歴
を参照することができる。
【0033】サポータ端末3−1乃至3−nは、ネット
ワーク4を介してサポータサーバ12から提供される、
技術情報データベース13に記憶されている所定の技術
情報に基づいて、ネットワーク4を介してユーザシステ
ム5−1乃至5−3の技術サポートを行う。
【0034】サポートシステム1のWebサーバ11およ
びサポータサーバ12、サービスセンタ2、並びに、サ
ポータ端末3−1乃至3−nには、ネットワーク4を介
してユーザシステム5−1乃至5−3と通信することが
可能な機能を有するサポートサーバソフト101が搭載
されている。なお、サポートサーバソフト101につい
ては、図14を用いて後述する。
【0035】ユーザシステム5−1は、パーソナルコン
ピュータ21−1、自立型ロボット22、デジタルビデ
オカメラ23−1を有しており、パーソナルコンピュー
タ21−1および、自立型ロボット22は、ネットワー
ク4にそれぞれ接続されている。パーソナルコンピュー
タ21−1は、デジタルビデオカメラ23−1とUSB(U
niversal Serial Bus)接続されている。パーソナルコ
ンピュータ21−1は、ネットワーク4を介してサポー
トセンタ1にアクセスし、所望の技術サポートの提供を
要求する。このユーザシステム5−1の所有者をユーザ
Aとする。
【0036】ユーザシステム5−2は、パーソナルコン
ピュータ21−2およびデジタルビデオカメラ23−3
を有しており、パーソナルコンピュータ21−2は、ネ
ットワーク4に接続されている。パーソナルコンピュー
タ21−2は、デジタルビデオカメラ23−2とUSB接
続されている。パーソナルコンピュータ21−2は、ネ
ットワーク4を介してサポートセンタ1にアクセスし、
所望の技術サポートの提供を要求する。このユーザシス
テム5−2の所有者をユーザBとする。
【0037】ユーザシステム5−3は、通信機能を兼ね
備えたデジタルビデオカメラ23−3を有しており、こ
のデジタルビデオカメラ23−3は、ネットワーク4に
直接接続されている。デジタルビデオカメラ23−3
は、ネットワーク4を介してサポートセンタ1にアクセ
スし、所望の技術サポートの提供を要求する。このユー
ザシステム5−3の所有者をユーザCとする。
【0038】パーソナルコンピュータ21−1および2
1−2、並びにデジタルビデオカメラ23−3には、ネ
ットワーク4を介して所定のサーバと通信することが可
能で、かつ、ユーザシステム5−1乃至5−3内にユー
ザが所有している機器に対して指令を出力することがで
きる機能を有するクライアントサーバソフト113が搭
載されている。なお、クライアントサーバソフト113
については、図14を用いて後述する。
【0039】技術情報データベース13には、技術サポ
ートに関する技術情報が記録(蓄積)されており、サー
ビスセンタ2、Webサーバ11、または、サポータサー
バ12から検索の要求があった場合に、ヒットした技術
情報カード(図3乃至図7)を提供し、また、記録要求
に応じて、技術サポートに関する技術情報を記録するこ
とができる。各技術情報には、少なくとも、「タイトル
ID(TID)」、「タイトル」、「機種」、「登録者」、
「内容」、「対処」の項目が関連付けられている。
【0040】タイトルIDは、技術情報カードがそれぞれ
識別できるように割り当てられた番号や記号などの識別
子である。タイトルは、関連付けられたタイトルIDの技
術情報カードの名称である。機種は、関連付けられた技
術情報カードにおいて対処の対象となる機器の種類であ
る。登録者は、関連付けられた技術情報カードを作成し
た人物であり、登録者IDなどの識別子で表わされる。対
処は、関連付けられた技術情報カードの内容(問題)を
解決する情報である。
【0041】技術情報データベース13に記録されてい
る技術情報の記録形式例を図2に示す。
【0042】図2の例の場合、タイトルID「1000」に
は、タイトルが「デジタルカメラ自動設定」、登録者が
「10000」、および、図3に示される内容を含む技術情
報(例えば、デジタルカメラ自動設定に関する内容およ
びその対処方法)が記録されている。タイトルID「200
0」には、タイトルが「メモリ保護違反」、登録者が「2
0000」、および、図4に示される内容を含む技術情報
(例えば、メモリ保護違反に関する内容およびその対処
方法)が記録されている。タイトルID「3000」には、タ
イトルが「オートフォーカスが合わない」、登録者が
「10000」、および、図5に示される内容を含む技術情
報(例えば、オートフォーカスのピントずれに関する内
容およびその対処方法)が記録されている。タイトルID
「4000」には、タイトルが「ハードディスク破損」、登
録者が「20000」、および、図6に示される内容を含む
技術情報(例えば、ハードディスク破損に関する内容お
よびその対処方法)が記録されている。タイトルID「50
00」には、タイトルが「表計算で合計を求める」、登録
者が「20000」、および、図7に示される内容を含む技
術情報(例えば、表計算の使用方法に関する内容および
その対処方法)が記録されている。
【0043】以下、技術情報データベース13に記録さ
れているタイトルID毎の技術情報(図3乃至図7)を技
術情報カードと称する。
【0044】カスタマデータベース14には、ユーザシ
ステム5−1乃至5−3のユーザA乃至Cを含むユーザ
に関する個人情報が記録されており、サービスセンタ
2、Webサーバ11、または、サポータサーバ12から
検索の要求があった場合に、ヒットした個人情報を提供
し、また、記録要求に応じて、ユーザに関する個人情報
を記録することができる。各個人情報には、少なくと
も、「ユーザID(UID)」、「氏名」、「パスワー
ド」、「履歴」の項目が関連付けられている。
【0045】ユーザIDは、カスタマカード(図9)がそ
れぞれ識別できるように割り当てられた番号や記号など
の識別子である。氏名は、関連付けられたカスタマカー
ドのユーザの名前である。パスワードは、関連付けられ
たユーザIDのカスタマカードの暗号であり、番号や記号
などで表わされる。履歴は、関連付けられたカスタマカ
ードのユーザが過去に受けた技術サポートの記録情報で
ある。
【0046】カスタマデータベース14に記録されてい
る個人情報の記録形式例を図8に示す。
【0047】図8の例の場合、ユーザID「10000」に
は、氏名が「ユーザA」、パスワードが「12345」、お
よび、ユーザID「10000」のユーザAが過去に受けた技
術サポートに関する履歴情報(図9)が記録されてい
る。ユーザID「20000」には、氏名が「ユーザB」、パ
スワードが「54321」、および、ユーザID「20000」のユ
ーザBが過去に受けた技術サポートに関する履歴情報が
記録されている。ユーザID「30000」には、氏名が「ユ
ーザC」、パスワードが「67890」、および、ユーザID
「30000」のユーザCが過去に受けた技術サポートに関
する履歴情報が記録されている。ユーザID「40000」に
は、氏名が「ユーザD」、パスワードが「98765」、お
よび、ユーザID「40000」のユーザDが過去に受けた技
術サポートに関する履歴情報が記録されている。ユーザ
ID「50000」には、氏名が「ユーザE」、パスワードが
「22334」、および、ユーザID「50000」のユーザEが過
去に受けた技術サポートに関する履歴情報が記録されて
いる。
【0048】図9は、カスタマデータベース14のユー
ザID「10000」に記録されている個人情報に含まれる履
歴情報の記録形式例を示している。
【0049】図9の例の場合、2000年1月3日に、
タイトルID「1000」の技術サポート(内容が「デジタル
カメラ増設」、対処が「遠隔操作インストール」)が行
われたことが記録されている。2000年2月15日
に、タイトルID「2000」の技術サポート(内容が「メモ
リ保護違反」、対処が「アプリケーション終了操作」)
が行われたことが記録されている。2000年3月15
日に、タイトルID「3000」の技術サポート(内容が「オ
ートフォーカスが合わない」、対処が「フォーカス調整
&サービスマン派遣」)、および、タイトルID「4000」
の技術サポート(内容が「ハードディスク破損」、対処
が「エラーチェック&修復」)、並びに、タイトルID
「5000」の技術サポート(内容が「EXCEL操作説明」、
対処が「表作成の説明」)が行われたことが記録されて
いる。
【0050】サポータデータベース15には、技術サポ
ータに関するサポータ情報が記録されており、サービス
センタ2、Webサーバ11、または、サポータサーバ1
2から検索の要求があった場合に、ヒットしたサポータ
情報を提供し、また、記録要求に応じて、技術サポータ
に関するサポータ情報を記録することができる。各サポ
ータ情報には、少なくとも、「サポータID(SID)」、
「氏名」、「接続状態」、「専門」、「アドレス」、
「履歴」の項目が関連付けられている。
【0051】サポータIDは、サポータカード(図11)
がそれぞれ識別できるように割り当てられた番号や記号
などの識別子である。氏名は、関連付けられたサポータ
カードの技術サポータの名前である。接続状態は、関連
付けられたサポータカードの技術サポータが操作する端
末がネットワーク4に接続されているか否かの接続状態
を示す。専門は、関連付けられたサポータカードの技術
サポータが所有する技術分野である。アドレスは、関連
付けられたサポータカードの技術サポータが操作する端
末が存在するネットワーク4上のネットワークアドレス
である。履歴は、関連付けられたサポータカードの技術
サポータが過去に技術サポートを行った記録情報であ
る。
【0052】サポータデータベース15に記録されてい
るサポータ情報の記録形式例を図10に示す。
【0053】図10の例の場合、サポータID「10000」
には、氏名が「サポータA」、接続状態が「接続」、専
門が「デジタルカメラの操作」、アドレスが「192.16
8.100.100」、および、「サポータA」が過去に実施し
た技術サポートに関するサポート履歴情報が記録されて
いる。サポータID「20000」には、氏名が「サポータ
B」、接続状態が「未接続」、専門が「OS、パーソナル
コンピュータのハードウェア、アプリケーション」、ア
ドレスが「192.168.100.200」、および、「サポータ
A」が過去に実施した技術サポートに関するサポート履
歴情報が記録されている。サポータID「30000」には、
氏名が「サポータC」、接続状態が「接続」、専門が
「CDプレーヤの操作」、アドレスが「192.168.100.30
0」、および、「サポータC」が過去に実施した技術サ
ポートに関するサポート履歴情報が記録されている。
【0054】また、サポータID「40000」には、氏名が
「サポータD」、接続状態が「接続」、専門が「OS、パ
ーソナルコンピュータのハードウェア、アプリケーショ
ン」、アドレスが「192.168.100.400」、および、「サ
ポータD」が過去に実施した技術サポートに関するサポ
ート履歴情報が記録されている。サポータID「50000」
には、氏名が「サポータE」、接続状態が「未接続」、
専門が「デジタルカメラの操作」、アドレスが「192.16
8.100.500」、および、「サポータE」が過去に実施し
た技術サポートに関するサポート履歴情報が記録されて
いる。
【0055】図11は、サポータサーバ15のサポータ
ID「20000」に記録されているサポータ情報に含まれる
サポート履歴情報の記録形式例を示している。この例の
場合、2000年1月3日に、タイトルID「1000」の技
術サポート(内容が「デジタルカメラ増設」)が行われ
たことが記録されている。2000年2月15日に、タ
イトルID「2000」の技術サポート(内容が「メモリ保護
違反」)が行われたことが記録されている。2000年
3月15日に、タイトルID「3000」の技術サポート(内
容が「ハードディスク破損」)が行われたことが記録さ
れている。2000年4月1日に、タイトルID「4000」
の技術サポート(内容が「EXCEL操作説明」)が行われ
たことが記録されている。
【0056】図12は、Webサーバ11の構成例を示す
ブロック図である。
【0057】CPU(Central Processing Unit)41は、
各種アプリケーションプログラムや、基本的なOS(oper
ating system)を実際に実行する。ROM(Read Only Mem
ory)42は、一般的には、CPU41が使用するプログラ
ムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータ
を格納する。RAM(Random Access Memory)43は、CPU
41の実行において使用するプログラムや、その実行に
おいて適宜変化するパラメータを格納する。CPU41、R
OM42、およびRAM43は、CPUバスまたはメモリバスな
どから構成されるバス44により相互に接続されている
とともに、バス44を介して入出力インターフェース4
5にも接続されている。
【0058】記憶部46は、磁気記憶媒体(例えば、ハ
ードディスク、フロッピー(登録商標)ディスクまたは
磁気テープ)、または光ディスクなどにより構成され、
CPU41によって実行されるプログラムなどを記録した
り、または、読み込んだりする。入力部47は、キーボ
ード、スイッチ、マウス、ハンドル、マイク、ポインテ
ィングデバイス、または、CCD(Charge Coupled Device
s)等の物理的現象が電気信号に変換される装置などに
より構成され、CPU41に各種の指令を入力するとき、
ユーザにより操作される。
【0059】表示部48は、CRT(cathode ray tube)
またはLCD(Liquid Crystal Display)などで構成さ
れ、ユーザが視覚認知できる視覚表現を電気信号で出力
することにより、各種情報をテキストやイメージで表示
する。出力部49は、プリンタ、スピーカ、LEDや蛍光
灯などの発光装置等の電気信号が物理的現象へ変換され
る装置などで構成され、各種情報を紙などの媒体に出力
(印字)したり、所定の音声を再生したり、あるいは、
所定の電気信号に基づいて発光したりする。
【0060】通信部50は、ネットワーク4と接続する
ための赤外線通信装置、モデム、通信カードLAN(Local
Area Network)、または、WAN(Wide Area Network)
等のネットワーク用通信装置等で構成され、入出力イン
ターフェース45およびバス44を介してCPU41に接
続されている。
【0061】ドライブ51は、装着されている磁気ディ
スク61、光ディスク62、光磁気ディスク63、また
は半導体メモリ64に記憶されているデータまたはプロ
グラム(通信部50が実行するプログラムを含む)を読
み出して、そのデータまたはプログラムを、入出力イン
ターフェース45およびバス44を介して接続されてい
るRAM43または通信部50に供給する。
【0062】これらの記憶部46乃至ドライブ51は、
入出力インターフェース45に接続されており、入出力
インターフェース45は、バス44を介してCPU41に
接続されている。
【0063】サポータサーバ12、サポートセンタ2、
および、サポータ端末3は、Webサーバ11と同様の構
成を有するので、その説明は省略する。
【0064】図13は、パーソナルコンピュータ21−
1の構成例を示すブロック図である。
【0065】CPU71は、各種アプリケーションプログ
ラムや、基本的なOSを実際に実行する。ROM72は、一
般的には、CPU71が使用するプログラムや演算用のパ
ラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。RA
M73は、CPU71の実行において使用するプログラム
や、その実行において適宜変化するパラメータを格納す
る。CPU71、ROM72、およびRAM73は、CPUバスまた
はメモリバスなどから構成されるバス74により相互に
接続されているとともに、バス74を介して入出力イン
ターフェース75にも接続されている。
【0066】USBポート76には、USBケーブルを介し
て、デジタルビデオカメラ23−1が接続される。USB
ポート76は、入出力インターフェース75、またはバ
ス74を介して、記憶部78、CPU71、またはRAM73
から供給されたデータ(例えば、コンテンツまたはデジ
タルビデオカメラ23−1の制御コマンドなどを含む)
をデジタルビデオカメラ23−1に出力する。
【0067】メカ部77は、電気モータや燃料エンジン
等の機構部を有し、電気信号により本体が駆動するため
の装置である。
【0068】記憶部78は、磁気記憶媒体または光ディ
スクなどにより構成され、CPU71によって実行される
プログラムなどを記録したり、または、読み込んだりす
る。入力部79は、キーボード、スイッチ、マウス、ハ
ンドル、マイク、ポインティングデバイス、または、CC
D等の物理的現象が電気信号に変換される装置などにに
より構成され、CPU71に各種の指令を入力するとき、
ユーザにより操作される。
【0069】表示部80は、CRTまたはLCDなどで構成さ
れ、ユーザが視覚認知できる視覚表現を電気信号で出力
することにより、各種情報をテキストやイメージで表示
する。出力部81は、プリンタ、スピーカ、LEDや蛍光
灯などの発光装置等の電気信号が物理的現象へ変換され
る装置などで構成され、各種情報を紙などの媒体に出力
したり、所定の音声を再生したり、あるいは、所定の電
気信号に基づいて発光したりする。
【0070】通信部82は、ネットワーク4と接続する
ための赤外線通信装置、モデム、通信カードLAN、また
は、WAN等のネットワーク用通信装置等で構成され、入
出力インターフェース75およびバス74を介してCPU
71に接続されている。
【0071】ドライブ83は、装着されている磁気ディ
スク91、光ディスク92、光磁気ディスク93、また
は半導体メモリ94に記憶されているデータまたはプロ
グラム(通信部82が実行するプログラムを含む)を読
み出して、そのデータまたはプログラムを、入出力イン
ターフェース75およびバス74を介して接続されてい
るRAM73または通信部82に供給する。
【0072】これらのUSBポート76乃至ドライブ83
は、入出力インターフェース75に接続されており、入
出力インターフェース75は、バス74を介してCPU7
1に接続されている。
【0073】パーソナルコンピュータ21−2は、パー
ソナルコンピュータ21−1と同様の構成を有するの
で、その説明は省略する。
【0074】図14は、サポートセンタ1内のWebサー
バ11、および、ユーザシステム5−1内のパーソナル
コンピュータ21−1にそれぞれ搭載されているソフト
ウェアを説明する図である。
【0075】Webサーバ11に搭載されているサポート
サーバソフト101は、図12に示されたハードウェア
上で動作しているソフトウェアで、かつ、後述するクラ
イアントサーバソフト113と通信可能なソフトウェア
である。サポートサーバソフト101はまた、入出力イ
ンターフェース45を介して接続されている記憶部46
乃至出力部49の動作を指令することもできる。
【0076】Webサーバ11に搭載されているOS10
2は、例えば、Windows,MacOS,Linux,FreeBSD、ま
たはTRON(いずれも商標)等のオペレーティングシステ
ムである。
【0077】パーソナルコンピュータ21−1に搭載さ
れているOS111は、OS102と同様に、Window
s,MacOS,Linux,FreeBSD、またはTRON等のオペレー
ティングシステムである。
【0078】パーソナルコンピュータ21−1に搭載さ
れているアプリケーション112は、OS111上で動
作している表計算ソフト、ワープロソフト、描画ソフ
ト、USBポート76を介して接続されているデジタルビ
デオカメラ23−1を制御するソフト、もしくは、OS
111を制御するソフト等のアプリケーションソフトウ
ェアである。
【0079】パーソナルコンピュータ21−1に搭載さ
れているクライアントサーバソフト113は、図13に
示されたハードウェア上で動作しているソフトウェア
で、サポートサーバソフト101と通信可能なソフトウ
ェアで、かつ、入出力インターフェース75、OS11
1、および、アプリケーション112、並びに、USBポ
ート76を介して接続されているデジタルビデオカメラ
23−1の動作を指令することができるソフトウェアで
ある。クライアントサーバソフト113はまた、入出力
インターフェース75を介して接続されているメカ部7
7乃至出力部81の動作を指令することもできる。
【0080】サポータサーバ12、サポートセンタ2、
および、サポータ端末3は、Webサーバ11と同様のサ
ポートサーバソフト101を有し、また、パーソナルコ
ンピュータ21−2、および、デジタルビデオカメラ2
3−3は、パーソナルコンピュータ21−1と同様のク
ライアントサーバソフト113を有するのでその説明は
省略する。
【0081】次に、図15のフローチャートを参照し
て、サポートセンタ1とユーザシステム5−1との間で
実行される技術サポート事前処理について説明する。な
お、この処理において、ユーザシステム5−1が所有す
るパーソナルコンピュータ21−1は、ネットワーク4
に接続するための通信回線に、ASDL(Asymmetric Digit
al Subscriber Line)が使用され、記憶部78にCD-ROM
(Compact Disc-Read Only Memory)ドライブが使用さ
れ、搭載されるOS111には、Windows2000(商標)
が使用されるものとして説明する。
【0082】ステップS21において、ユーザシステム
5−1のユーザAにより、パーソナルコンピュータ21
−1の入力部79が用いられ、クライアントサーバソフ
ト113を起動させるためのコマンドが入力されると、
パーソナルコンピュータ21−1のCPU71は、そのユ
ーザの指令に基づいて、クライアントサーバソフト11
3を起動させる。ステップS22において、クライアン
トサーバソフト113は、WindowsのPPP(Point To Poi
nt Protocol)接続を利用し、ASDLの回線網を介してネ
ットワーク4へ接続する。ネットワーク4に接続された
クライアントサーバソフト113は、さらに、サポート
センタ1のWebサーバ11へアクセス(接続)する。
【0083】ステップS1において、サポートセンタ1
のWebサーバ11は、クライアントサーバソフト113
よりネットワーク4を介してアクセスされると、ユーザ
システム5−1の認証処理を開始する。Webサーバ11
は、ネットワーク4を介してクライアントサーバソフト
113から送信されてくる、パーソナルコンピュータ2
1−1のユーザAのユーザIDとパスワードに基づいて、
カスタマデータベース14を参照し、既に登録されてい
るユーザであるか否かの認証処理を行う。
【0084】ステップS2において、Webサーバ11
は、ステップS1の処理における認証結果を、ネットワ
ーク4を介してユーザシステム5−1のパーソナルコン
ピュータ21−1に送信する。
【0085】ステップS23において、ユーザシステム
5−1のクライアントサーバソフト113は、サポート
センタ1のWebサーバ11よりネットワーク4を介して
送信されてきた、認証結果を受信する。ステップS24
において、クライアントサーバソフト113は、ステッ
プS23の処理で受信された認証結果から、サポートセ
ンタ1にユーザAが認証されたか否かを判定し、認証さ
れていないと判定した場合、ステップS25に進み、ユ
ーザ登録を行う。
【0086】具体的には、ユーザが、パーソナルコンピ
ュータ21−1の入力部79を用いて、図8に示された
カスタマデータベース14に記録するために必要な、ユ
ーザID、氏名、およびパスワードなどの個人情報を入力
し、ネットワーク4を介してサポートセンタ1のWebサ
ーバ11に送信する。Webサーバ11は、ネットワーク
4を介してユーザシステム5−1より送信されてきた個
人情報を受信し、それをカスタマデータベース14に記
録させる。Webサーバ11は、カスタマデータベース1
4に個人情報を記録させると、ユーザ登録完了のメッセ
ージを、ネットワーク4を介してクライアントサーバソ
フト113に通知する。このメッセージを受信したクラ
イアントサーバソフト113は、ステップS26に進
む。
【0087】ステップS26において、クライアントサ
ーバソフト113は、表示部80に技術サポート種別の
選択画面を表示させ、ユーザに、技術サポートの種別を
選択させる。
【0088】具体的には、クライアントサーバソフト1
13は、例えば、図16に示されるような技術サポート
種別の選択画面を表示部80に表示させる。この選択画
面に従って、ユーザは、サポートする対象機器(図16
の例の場合、「デジタルビデオカメラ」)の指定、受け
たい技術サポートの項目(図16の例の場合、「デジタ
ルカメラ自動設定」)の指定、および、サポートの指定
(コンピュータの自動応答による技術サポートまたは技
術サポータ(人)による技術サポート)を行い、OKボタ
ン121を押下する。これにより、クライアントサーバ
ソフト113は、ユーザからの指定に基づいて、技術サ
ポートの種別を選択する。
【0089】なお、図16に示す選択画面においては、
サポートする対象機器を指定すると、それにともなう技
術サポートの項目のみが指定できるようになされてい
る。従って、例えば、デジタルビデオカメラを対象機器
に指定した場合に、技術サポートの項目に「表計算で合
計を求める」のような項目が指定されるようなことはな
くなる。
【0090】ステップS27において、クライアントサ
ーバソフト113は、ステップS26の処理で選択され
た技術サポートの種別を、ネットワーク4を介してサポ
ートシステム1のWebサーバ11に送信する。
【0091】ステップS3において、Webサーバ11
は、ネットワーク4を介して送信されてきた技術サポー
トの種別を受信する。ステップS4において、Webサー
バ11は、ステップS3の処理で受信された技術サポー
ト種別から、予め用意されたサポートプログラムで技術
サポートが可能であるか否かを判定する。
【0092】すなわち、図16に示された技術サポート
種別の選択画面において、「コンピュータ」と表示され
たボタンが指定された場合に、指定されたサポート項目
の内容から、予め用意されたサポートプログラムで技術
サポートが可能であるか否かが判定される。例えば、
「コンピュータ」と表示されたボタンが指定された場合
においても、サポート項目の内容によっては、予め用意
されたサポートプログラムでは対処できない場合があ
り、そのような場合には、ユーザが「コンピュータ」に
よるサポートを指定したとしても「人」によるサポート
に切り替わるようになされている。その際、ユーザに対
して、「コンピュータのみによる技術サポートでは対処
できませんので、技術サポータ(人)を呼び出します」
のようなメッセージを通知する。
【0093】ステップS4において、ステップS3の処
理で受信された技術サポート種別から、予め用意された
サポートプログラムで技術サポートが可能ではないと判
定された場合、ステップS6に進み、Webサーバ11
は、サポータデータベース15(図10)を参照し、ス
テップS3の処理で受信された技術サポート種別から、
対応する技術サポータを呼び出す。
【0094】例えば、図10の例において、サポータID
が10000の「サポータA」、および、サポータIDが50000
の「サポータE」が検索された場合、サポータEは、接
続状態が未接続である(すなわち、サポータEが操作す
る端末がネットワーク4に接続されていない)ため、サ
ポータAが最終的に呼び出される。なお、技術サポータ
の呼出しの際に複数のサポータが検索されるような場合
にも、サポータIDの若い順、サポータID以外に予め付与
された番号順、もしくは、サポート経験の長い順などに
順位付けしておけば、容易に1名の技術サポータを検索
することができる。
【0095】ステップS4において、ステップS3の処
理で受信された技術サポート種別から、予め用意された
サポートサーバプログラムで技術サポートが可能である
と判定された場合、ステップS5に進み、Webサーバ1
1は、Webサーバ対応であるとして、ステップS7にお
いて、CPU41は、サポートサーバソフト101を起動
させる。一方、ステップS6の処理により、所定の技術
サポータが呼び出された場合、ステップS7において、
技術サポータがサポート端末3もしくはサポータサーバ
12を操作して、サポートサーバソフト101を起動さ
せる。
【0096】ステップS8において、サポートサーバソ
フト101は、ネットワーク4を介してクライアントサ
ーバソフト113へアクセスし、遠隔操作が可能な環境
を作る。
【0097】ステップS28において、クライアントサ
ーバソフト113は、サポートサーバソフト101から
のアクセスにより、サポートセンタ1により遠隔操作可
能な環境が整った旨を通知する。これにより、例えば、
図17に示される、「サポートセンタに接続されまし
た」のようなメッセージ画面が表示部80に表示される
とともに、表示メッセージに対応する音声メッセージが
出力部81に出力される。
【0098】このように、ユーザに対して、視覚表現だ
けでなく音声により技術サポートを受ける環境が整った
ことを知らせることができる。
【0099】次に、図18のフローチャートを参照し
て、サポートサーバソフト101がクライアントサーバ
ソフト113に所定の通信パケットを送信することによ
り、ユーザシステム5−1のパーソナルコンピュータ2
1−1を遠隔操作する処理について説明する。なお、こ
の処理において、サポートサーバソフト101が動作す
るOS102には、JAVA(登録商標)エンジンが搭
載されたWindows2000が使用されるものとする。また、
クライアントサーバソフト113が動作するOS111
には、JAVAエンジンが搭載されたWindows2000が使用さ
れ、かつ、ネットワーク4を介して受信された通信パケ
ットをWindowsメッセージへ変換して、Windowsが処理す
るメッセージキューへ格納する機能を持つものとする。
【0100】まず始めに、サポートサーバソフト101
は、Webブラウザを利用して、Webサーバ11の表示部4
8に、技術サポートを行おうとしているユーザシステム
5−1のパーソナルコンピュータ21−1の表示部80
に表示されている画面を呼び出す。これにより、例え
ば、図19に示されるように、表示部48に、ユーザ画
面131(パーソナルコンピュータ21−1の表示部4
8に表示されている画面)が表示される。
【0101】ステップS41において、サポートサーバ
ソフト101は、技術サポータにより入力部47を用い
てポインタ132が移動されたか、もしくは、予め用意
されたサポートプログラムによりポインタ132が移動
されたか否かを判定し、ポインタ132が移動されるま
で待機する。そして、ステップS41において、ポイン
タ132が移動されたと判定された場合、ステップS4
2に進み、サポートサーバソフト101が動作するOS
102は、Windowsメッセージを発生する。
【0102】ステップS43において、サポートサーバ
ソフト101は、ステップS42の処理においてOS1
02で発生されたWindowsメッセージを、JAVAエンジン
によって通信パケットに変換する。ステップS44にお
いて、サポートサーバソフト101は、変換された通信
パケットを、OS102、入出力インターフェース4
5、通信部50、および、ネットワーク4を介して、パ
ーソナルコンピュータ21−1のクライアントサーバソ
フト113に送信する。
【0103】ステップS51において、クライアントサ
ーバソフト113は、ネットワーク4、通信部82、入
出力インターフェース75、および、OS111を介し
て送信されてきた通信パケットを受信する。ステップS
52において、クライアントサーバソフト113は、ス
テップS51の処理で受信された通信パケットを、JAVA
エンジンによってWindowsメッセージに変換する。
【0104】ステップS53において、クライアントサ
ーバソフト113は、ステップS52の処理で変換され
たWindowsメッセージを、Windowsのメッセージ処理のキ
ューへ格納させる。
【0105】そして、格納されたWindowsメッセージがW
indowsにより処理(実行)されると、パーソナルコンピ
ュータ21−1の表示部80に表示されている画面上
で、ステップS41の処理においてWebサーバ11の表
示部48に呼び出されていたユーザ画面131上で行わ
れたポインタ132の動作と同じ動作が行われる。
【0106】以上のように、サポートサーバソフト10
1は、Webサーバ11の表示部48にユーザ画面131
を呼び出し、技術サポータがそのユーザ画面131上で
操作した内容(例えば、マウスのクリック操作やキーボ
ードの入力操作など)を、ネットワーク4を介してクラ
イアントサーバソフト113に伝えることにより、クラ
イアントサーバソフト113は、Webサーバ11上で行
われている動作と同じ動作をユーザに伝えることが可能
になる。従って、これらの操作を組み合わせることによ
り、技術サポータは、自由にユーザのハードウェア(パ
ーソナルコンピュータ)を操作することが可能となる。
【0107】なお、ユーザが所有するパーソナルコンピ
ュータ21−1のOS111を操作するだけでなく、O
S111が制御することが可能な、図13に示すハード
ウェアを全て制御することも可能である。
【0108】次に、本発明の第1の実施の形態について
説明する。
【0109】第1の実施の形態においては、技術サポー
タ(人)が、ネットワーク4を介してユーザシステム5
−1内のパーソナルコンピュータ21−1を遠隔操作し
て、ユーザに対して、ソフトウェアの使用方法を説明す
るような技術サポートを行う手順について説明する。な
お、ユーザシステム5−1のパーソナルコンピュータ2
1−1のOS111には、Windowsが使用されるものと
して説明する。
【0110】ユーザシステム5−1のユーザAが、パー
ソナルコンピュータ21−1上に起動されている表計算
ソフトの使用中において、入力された数値の合計を計算
する操作方法がわからなかった場合、図15に示した技
術サポート事前処理を実行する。
【0111】具体的には、ステップS21乃至S24に
おいて、クライアントサーバソフト113が起動され、
ネットワーク4を介してサポートセンタ1へアクセスさ
れ、サポートセンタ1によりユーザシステム5−1が認
証されると、ステップS26において、クライアントサ
ーバソフト113は、表示部80に技術サポート種別の
選択画面を表示させ、ユーザに、技術サポートの種別を
選択させる。
【0112】例えば、図20に示されるように、ユーザ
は、表示部80に表示されている技術サポート種別の選
択画面において、サポートする対象機器を「パーソナル
コンピュータ」に指定し、受けたい技術サポートの項目
を「表計算で合計を求める」に指定し、並びに、サポー
トを「人」に指定し、OKボタン121を押下する。これ
により、クライアントサーバソフト113は、いま指定
された技術サポートの種別を、ネットワーク4を介して
サポートシステム1のWebサーバ11に送信する。
【0113】Webサーバ11は、ネットワーク4を介し
て送信されてきた技術サポートの種別を受信し、それに
基づいて、サポータデータベース15(図10)から所
定の技術サポータを検索する。すなわち、Webサーバ1
1は、現在の接続状態、および、専門から、サポータD
を技術サポータとして呼出しを行うとともに、ネットワ
ーク4を介してサポータDが技術サポートに使用する端
末(サポータサーバ12あるいはサポート端末3)に、
技術サポートの種別を送信する。
【0114】呼出しを受けたサポータDは、サポートセ
ンタ1内に所在している場合、サポータサーバ12を用
いて、ネットワーク4を介して、ユーザシステム5−1
の技術サポートを行う。また、サポータ端末3−1乃至
3−nのいずれかに所在している場合、サポータ端末3
−1乃至3−nのいずれかを用いて、ネットワーク4を
介して、ユーザシステム5−1の技術サポートを行う。
以下の説明では、サポータDが使用するサポータ端末
は、サポータサーバ12とする。
【0115】図21は、サポータDにより操作されるサ
ポータサーバ12のサポートサーバソフト101が実行
する、技術サポート処理を説明するフローチャートであ
る。
【0116】ステップS61において、サポータサーバ
12のサポートサーバソフト101は、Webサーバ11
よりネットワーク4を介して予め受信している技術サポ
ートの種別に基づいて、技術情報データベース13から
所定の技術情報カードを検索する。すなわち、技術サポ
ートの種別に含まれる、対象機器が「パーソナルコンピ
ュータ」、および技術サポートの項目が「表計算で合計
を求める」に基づいて、図7に示した技術情報カードが
読み出される。
【0117】ステップS62において、サポートサーバ
ソフト101は、Webブラウザを利用して、サポートサ
ーバ12の表示部48に、技術サポートを行おうとして
いるユーザシステム5−1内のパーソナルコンピュータ
21−1の表示部80に表示されている画面を呼び出
す。これにより、表示部48にユーザ画面131が表示
される(図19)。
【0118】ステップS63において、サポートサーバ
ソフト101は、サポータDの操作に基づいて、ユーザ
画面131上に表計算ソフトを起動させる。これによ
り、表計算ソフトの操作画面133がユーザ画面131
上に表示されるとともに、図18に示した遠隔操作処理
により、ユーザシステム5−1内のパーソナルコンピュ
ータ21−1の表示部80にも同様の表計算ソフトの操
作画面が起動(表示)される。
【0119】ステップS64において、サポータDは、
表示部48内のユーザ画面131上に表示されている操
作画面133を、入力部47を用いて操作しながら、
「表計算ソフトのシグマ関数の説明」を行う。サポート
サーバソフト101は、図18に示した遠隔操作処理に
より、ユーザシステム5−1内のパーソナルコンピュー
タ21−1の表示部80に表示されている表計算ソフト
の操作画面を用いて、シグマ関数の説明を行う。
【0120】ステップS65において、サポータDは、
「表計算ソフトのシグマ関数の説明」が終了すると、ユ
ーザ画面131上に表示されている操作画面133を、
入力部47を用いて操作しながら、「表計算ソフトのシ
グマ関数の使用方法説明」を行う。サポートサーバソフ
ト101は、図18に示した遠隔操作処理により、パー
ソナルコンピュータ21−1の表示部80に表示されて
いる表計算ソフトの操作画面を用いて、シグマ関数の使
用方法の説明を行う。具体的には、サポータDが、入力
部47を用いて表を実際に作成して、任意の数値を入力
し、入力された数値の合計を計算する操作をユーザに知
らしめる。
【0121】ステップS66において、サポータDは、
ステップS66の処理で、ユーザに知らしめるために作
成され、ユーザ画面131に表示されている表を、入力
部47を用いて削除する。サポートサーバソフト101
は、サポータDの操作に基づいて、ユーザ画面131上
に表示されている表計算ソフトの操作画面133を削除
する。
【0122】ステップS67において、サポートサーバ
ソフト101は、ネットワーク4を介してユーザシステ
ム5−1のパーソナルコンピュータ21−1に対して、
例えば、「実際に表計算ソフトを使って、表を作成し、
合計を求めてみてください」のような音声メッセージ、
もしくは、表示部80に同様のメッセージを表示させ、
ユーザに対して表作成を促す。
【0123】ユーザは、このメッセージを受けて、入力
部79を用いて表計算ソフトを起動し、技術サポートに
より習得した手順に基づいて、表を作成し、任意の数値
を入力し、入力された数値の合計を計算する。
【0124】ステップS68において、サポータDは、
表示部48に表示されているユーザ画面131を見て、
ユーザが、正しく表を作成し、入力された数値の合計を
計算することができたか否かを判断し、ユーザが正しく
表を作成し、入力された数値の合計を計算することがで
きるようになったと判断した場合、技術サポートを終了
するコマンドを、入力部47を用いて入力する。サポー
トサーバソフト101は、サポータDより技術サポート
終了コマンドを受けたか否かを判定し、コマンドを受け
ていないと判定した場合、ステップS64に戻り、上述
した処理を繰り返す。すなわち、ユーザが、正しく表を
作成し、入力された数値の合計を計算することができる
ようになるまで、上述したような処理が繰り返される。
【0125】ステップS68において、サポートサーバ
ソフト101は、サポータDより技術サポート終了コマ
ンドを受けたと判定された場合、すなわち、ユーザが、
正しく表を作成し、入力された数値の合計を計算するこ
とができるようになったと判定された場合、ステップS
69に進む。
【0126】ステップS69において、サポートサーバ
ソフト101は、カスタマデータベース14に記憶され
ているユーザシステム5−1のユーザの個人情報に含ま
れるサポート履歴情報を更新するとともに、サポータデ
ータベース15に記憶されているサポータDのサポータ
情報に含まれるサポート履歴情報を更新する。
【0127】以上の処理により、表計算ソフトの操作方
法などを、ユーザに対して、確実に、知らしめることが
可能となる。
【0128】また、パーソナルコンピュータ21−1の
遠隔操作以外に、ユーザシステム5−1内の自立型ロボ
ット22を遠隔操作することも可能である。そのような
場合、図21のステップS64またはS65の処理で、
例えば、「このアイコンをクリックします」や「この関
数の括弧のなかに、足し算を行いたいセルを入力しま
す」などの音声メッセージを自立型ロボット22から再
生させるようにすることができる。さらに、自立型ロボ
ット22が感情表現を行う機能を有している場合、ユー
ザが間違った操作を行ったときには「悲しみ」を表現す
る関数を実行させ、一方、ユーザが正しく操作を行った
ときには「喜び」を表現する関数を実行させたりするこ
とも可能である。このように、自立型ロボット22を遠
隔操作することにより、ユーザに対して、技術的情報を
より表現豊かに伝えることができる。
【0129】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0130】第2の実施の形態においては、サポートセ
ンタ1のWebサーバ11が、予め用意されたサポートプ
ログラムに従って、ネットワーク4を介してユーザシス
テム5−2内のパーソナルコンピュータ21−2を遠隔
操作して、ユーザに対して、デジタルビデオカメラ23
−2の使用方法を説明するような技術サポートを行う手
順について説明する。なお、ユーザシステム5−2のパ
ーソナルコンピュータ21−2のOS111には、Wind
owsが使用されるものとして説明する。
【0131】ユーザシステム5−2のユーザBは、デジ
タルビデオカメラ23−2を新規に購入し、デジタルビ
デオカメラ23−2をパーソナルコンピュータ21−2
に接続して使用したい場合、図15に示した技術サポー
ト事前処理を実行する。
【0132】具体的には、第1の実施の形態で説明した
ように、ステップS21乃至S24において、クライア
ントサーバソフト113が起動され、ネットワーク4を
介してサポートセンタ1へアクセスされ、サポートセン
タ1によりユーザシステム5−2が認証されると、ステ
ップS26において、クライアントサーバソフト113
は、表示部80に技術サポート種別の選択画面を表示さ
せ、ユーザに、技術サポートの種別を選択させる。
【0133】例えば、図16に示したように、ユーザ
は、表示部80に表示されている技術サポート種別の選
択画面において、サポートする対象機器を「デジタルビ
デオカメラ」に指定し、受けたい技術サポートの項目を
「デジタルカメラ自動設定」に指定し、並びに、サポー
トを「コンピュータ」に指定し、OKボタン121を押下
する。これにより、クライアントサーバソフト113
は、いま指定された技術サポートの種別を、ネットワー
ク4を介してサポートシステム1のWebサーバ11に送
信する。
【0134】Webサーバ11は、ネットワーク4を介し
て送信されてきた技術サポートの種別を受信し、それに
基づいて、自動応答によるユーザシステム5−2の技術
サポートを行う。
【0135】図22は、Webサーバ11のサポートサー
バソフト101が実行する、技術サポート処理を説明す
るフローチャートである。
【0136】ステップS81において、Webサーバ11
のサポートサーバソフト101は、ネットワーク4を介
して送信されてきた技術サポートの種別に基づいて、技
術情報データベース13から所定の技術情報カードを検
索する。すなわち、技術サポートの種別に含まれる、対
象機器が「デジタルビデオカメラ」、および、技術サポ
ートの項目が「デジタルカメラ自動設定」に基づいて、
図3に示した技術情報カードが読み出される。
【0137】ステップS82において、サポートサーバ
ソフト101は、ステップS81の処理で読み出された
技術情報カードの対処の項目で指定されている、予め用
意されているサポートプログラム(図3の例の場合、Ca
meraInstall.batファイル)を起動(実行)させる。ス
テップS83において、サポートサーバソフト101
は、起動されたサポートプログラムに従って、ネットワ
ーク4を介してユーザシステム5−2のパーソナルコン
ピュータ21−2の表示部80に、パーソナルコンピュ
ータとデジタルビデオカメラの接続画面を表示させる。
ステップS84において、サポートサーバソフト101
は、ステップS83の処理で表示部80に表示された、
パーソナルコンピュータとデジタルビデオカメラの接続
画面に対応する音声を出力部81より出力させる。これ
により、ユーザBに対して、音声により、パーソナルコ
ンピュータとデジタルビデオカメラの接続手順が説明さ
れる。
【0138】ステップS85において、サポートサーバ
ソフト101は、ネットワーク4を介してパーソナルコ
ンピュータ21−2を監視し、デジタルビデオカメラ2
3−2が、パーソナルコンピュータ21−2に正しく接
続されたか否かを判定する。ステップS85において、
デジタルビデオカメラ23−2が正しく接続されていな
いと判定された場合、ステップS83に戻り、上述した
処理が繰り返される。すなわち、ユーザが、パーソナル
コンピュータ21−2とデジタルビデオカメラ23−2
の接続を完了するまで、上述したような処理が繰り返さ
れる。
【0139】ステップS85において、デジタルビデオ
カメラ23−2が正しく接続されたと判定された場合、
ステップS86に進み、サポートサーバソフト101
は、記憶部46に記憶されているUSBドライバソフトを
読み出し、ネットワーク4を介してユーザシステム5−
2のパーソナルコンピュータ21−2に送信する。ステ
ップS87において、サポートサーバソフト101は、
ネットワーク4を介してパーソナルコンピュータ21−
2のクライアントサーバソフト113にアクセスし、ス
テップS86の処理で送信されたUSBドライバのインス
トール処理を実行させる。
【0140】パーソナルコンピュータ21−2のクライ
アントサーバソフト113は、サポートサーバソフト1
01の指令に基づいて、USBドライバのインストール処
理を実行し、USBドライバを所定の場所に格納させる。
【0141】ステップS88において、サポートサーバ
ソフト101は、ネットワーク4を介してユーザシステ
ム5−1のパーソナルコンピュータ21−2の表示部8
0に、デジタルビデオカメラの使用方法を説明する映像
を再生(表示)させる。
【0142】デジタルビデオカメラの使用方法を説明す
る映像の再生が終了すると、ステップS89において、
サポートサーバソフト101は、カスタマデータベース
14に記憶されているユーザシステム5−1のユーザの
個人情報に含まれるサポート履歴情報を更新するととも
に、サポータデータベース15に記憶されているサポー
タ(いまの場合、人ではなくコンピュータ)のサポータ
情報に含まれるサポート履歴情報を更新する。
【0143】以上の処理により、接続方法やインストー
ル作業など、必ず同じ手順で進められることが予めわか
っている技術サポートの場合には、予め用意してあるサ
ポートプログラムを実行することにより、技術サポータ
(人)を必要とせずに、ユーザの技術サポートを行うこ
とが可能になる。
【0144】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0145】第3の実施の形態においては、技術サポー
タ(人またはコンピュータ)が、ネットワーク4を介し
てユーザシステム5−3内のデジタルビデオカメラ23
−3を遠隔操作することにより、デジタルビデオカメラ
23−3の故障診断または修理などの技術サポートを行
う手順について説明する。
【0146】ユーザシステム5−3のユーザCが、デジ
タルビデオカメラ23−3の操作中において、図23に
示されるようなエラーメッセージが、デジタルビデオカ
メラ23−3の表示部(図示せず)に表示された場合、
図15に示した技術サポート事前処理を実行する。
【0147】具体的には、ステップS21乃至S24ク
ライアントサーバソフト113が起動され、ネットワー
ク4を介してサポートセンタ1へアクセスされ、サポー
トセンタ1によりユーザシステム5−2が認証される
と、ステップS26において、クライアントサーバソフ
ト113は、デジタルビデオカメラ23−3の表示部に
表示されているエラーメッセージを、ネットワーク4を
介してサポートシステム1のWebサーバ11に送信す
る。このとき、デジタルビデオカメラに関する機器情報
もネットワーク4を介してWebサーバ11に送信され
る。
【0148】Webサーバ11は、ネットワーク4を介し
て送信されてきた、エラーメッセージおよび機器情報を
受信し、それらに基づいて、サポータデータベース15
(図10)から所定の技術サポータを検索する。すなわ
ち、Webサーバ11は、現在の接続状態、および、専門
から、サポータAを技術サポータとして呼出しを行うと
ともに、ネットワーク4を介してサポータAが技術サポ
ートに使用する端末(サポータサーバ12あるいはサポ
ート端末3)に、エラーメッセージおよび機器情報を送
信する。
【0149】呼出しを受けたサポータAは、サポートセ
ンタ1内に所在している場合、サポータサーバ12を用
いて、ネットワーク4を介して、ユーザシステム5−1
の技術サポートを行う。
【0150】図24は、サポータAにより操作されるサ
ポータサーバ12のサポートサーバソフト101が実行
する、技術サポート処理を説明するフローチャートであ
る。
【0151】ステップS101において、サポータサー
バ12のサポートサーバソフト101は、Webサーバ1
1よりネットワーク4を介して予め受信している、エラ
ーメッセージおよび機器情報に基づいて、技術情報デー
タベース13から所定の技術情報カードを検索する。す
なわち、いまの場合、対象機器が「ビデオカメラ」、お
よび、受信したエラーメッセージより技術サポートの項
目が「オートフォーカスが合わない」に基づいて、図5
に示した技術情報カードが読み出される。
【0152】ステップS102において、サポートサー
バソフト101は、ネットワーク4を介して、ユーザシ
ステム5−3のデジタルビデオカメラ23−3にアクセ
スし、RAMイメージを取得する。ステップS103にお
いて、サポートサーバソフト101は、ステップS10
2の処理で取得されたRAMイメージに、故障フラグがあ
るか否かを判定し、故障フラグがないと判定した場合、
ステップS104に進む。
【0153】ステップS104において、サポータA
は、自分の持つ経験によりフォーカス調整の変数を変更
する。サポートサーバソフト101は、サポータAのフ
ォーカス調整変数の変更操作に基づいて、ネットワーク
4を介して、ユーザシステム5−3のクライアントサー
バソフト113にアクセスし、デジタルビデオカメラ2
3−3のフォーカス調整変数のデータを変更させる。ク
ライアントサーバソフト113は、サポートサーバソフ
ト101のサポートに基づいて、デジタルビデオカメラ
23−3のフォーカス調整変数のデータを変更する。
【0154】ステップS105において、サポートサー
バソフト101は、デジタルビデオカメラ23−3が修
復したか否か、すなわち、ステップS104の処理によ
りエラーメッセージが解消されたか否かを判定し、修復
したと判定された場合、ステップS108に進む。一
方、修復されなかったと判定された場合、ステップS1
06に進む。
【0155】ステップS103において、ステップS1
02の処理で取得されたRAMイメージに、故障フラグが
あると判定された場合、ステップS106に進む。
【0156】ステップS106において、サポートサー
バソフト101は、図25に示されるような故障診断書
を発行し、ユーザシステム5−3のユーザCに通知する
とともに、ネットワーク4を介してサービスセンタ2
に、いまのデジタルビデオカメラ23−3の故障内容を
送信する。
【0157】図25に示す故障診断書には、技術サポー
トを受けたユーザの氏名、技術サポートを行った技術サ
ポータの氏名およびサポータID、故障内容、並びに、ユ
ーザへのメッセージが記述されている。
【0158】サービスセンタ2は、ネットワーク4を介
して送信されてきた、デジタルビデオカメラ23−3の
故障内容に基づいて、その故障を修復可能なサービスマ
ンを選任し、技術サポートを行わせる。
【0159】ステップS107において、サービスマン
は、ユーザシステム5−1とネットワーク4を介して通
信し、技術サポートを行う場所および日程の予約を行
う。サービスセンタ2は、サービスマンがユーザシステ
ム5−3のユーザCと予約した日に、指定された場所に
サービスマンを派遣する。派遣されたサービスマンは、
ユーザシステム5−3内のデジタルビデオカメラ23−
3の修理を行う。
【0160】ステップS105の処理を経てステップS
8に進んだ場合、Webサーバ11のサポートサーバソフ
ト101は、カスタマデータベース14に記憶されてい
るユーザシステム5−3のユーザの個人情報に含まれる
サポート履歴情報を更新するとともに、サポータデータ
ベース15に記憶されているサポータDのサポータ情報
に含まれるサポート履歴情報を更新する。
【0161】ステップS107の処理を経てステップS
8に進んだ場合、サービスセンタ2のサポートサーバソ
フト101は、カスタマデータベース14に記憶されて
いるユーザシステム5−3のユーザの個人情報に含まれ
るサポート履歴情報を更新するとともに、サポータデー
タベース15に記憶されているサービスマンのサポータ
情報に含まれるサポート履歴情報を更新する。
【0162】以上のように、ユーザがハードまたはソフ
トを操作中に技術的問題(故障や損傷など)が発生して
も、ネットワーク4を介して技術サポートを行うことが
できるので、迅速に故障診断を行ったり、あるいは、故
障の修復作業など、リアルタイムで技術サポートを受け
ることが可能になる。
【0163】また、ユーザがハードまたはソフトの使用
方法がわからなかった場合に、わざわざ技術サポータを
呼んだり、あるいは、ユーザ自身が使用方法を習得する
ために技術サポートセンタに出向かなくても、ネットワ
ーク4を介して技術サポートを受けることができる。こ
れにより、例えば、遠方の技術サポータの技術サポート
を受けることも可能になる。
【0164】また、予め用意されたサポートプログラム
で技術サポートが可能な場合において(すなわち、コン
ピュータのみによる技術サポートが可能な場合におい
て)、ユーザがあえて技術サポータ(人)による技術サ
ポートを受けたい場合もあり、そのような場合に技術サ
ポート料金を有料にするようにし、技術サポータ(人)
を必要とせずにコンピュータのみによる技術サポートを
受ける場合には、技術サポータによる技術サポート料金
より安く、もしくは、無料にするようにしてもよい。
【0165】また、以上においては、サポートセンタ1
内のWebサーバ11乃至サポータデータベース15、サ
ービスセンタ2、サポータ端末3−1乃至3−nが、そ
れぞれネットワーク4に並列に接続されていてもよく、
また、それぞれが相互に接続されていてもよく、さらに
は、それぞれが同一のシステム上で構成されていてもよ
い。
【0166】さらにまた以上においては、パーソナルコ
ンピュータ21−1,21−2、自立型ロボット22、
並びに、デジタルビデオカメラ23−1乃至23−3の
技術サポートを示したが、本発明はこれに限らず、電気
回路や機械のハード、または、そのハードで動作してい
るソフト、並びに、ネットワーク3に接続可能でかつ遠
隔操作可能なソフトで構成されるものも技術サポートの
対象となることは勿論のことである。
【0167】上述した一連の処理は、ソフトウェアによ
り実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソ
フトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェ
アに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプ
ログラムをインストールすることで、各種の機能を実行
することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュー
タなどに、記録媒体からインストールされる。
【0168】この記録媒体は、図12または図13に示
すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラム
を提供するために配布される、プログラムが記録されて
いる磁気ディスク61または磁気ディスク91(フロッ
ピーディスクを含む)、光ディスク62または光ディス
ク92(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),D
VD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディス
ク63または光磁気ディスク93(MD(Mini-Disk)を
含む)、もしくは半導体メモリ64または半導体メモリ
94などよりなるパッケージメディアなどにより構成さ
れる。
【0169】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0170】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表わすものであ
る。
【0171】
【発明の効果】本発明の第1の情報処理装置および方
法、並びにプログラムによれば、技術サポートに関する
技術情報を記憶し、ネットワークを介して他の情報処理
装置と接続された場合に、他の情報処理装置より送信さ
れてくる技術要求に基づいて、記憶されている技術情報
を検索し、検索された技術情報に基づいて、ネットワー
クを介して他の情報処理装置の技術サポートを行うよう
にしたので、ユーザからの技術的要求に対して、迅速
に、かつ、的確に技術サポートすることができる。
【0172】また、本発明の第2の情報処理装置および
方法、並びにプログラムによれば、ネットワークを介し
て他の情報処理装置と接続された場合に、他の情報処理
装置に技術要求を送信し、その技術要求に基づいて他の
情報処理装置により、ネットワークを介して技術サポー
トさせるようにしたので、迅速に、かつ、的確に技術サ
ポートを受けることができる。
【0173】さらにまた、本発明の情報処理システムに
よれば、第1の情報処理装置が、技術サポートに関する
技術情報を記憶し、ネットワークを介して第2の情報処
理装置と接続された場合に、第2の情報処理装置より送
信されてくる技術要求に基づいて、記憶されている技術
情報を検索し、検索された技術情報に基づいて、ネット
ワークを介して第2の情報処理装置の技術サポートを行
い、第2の情報処理装置が、ネットワークを介して第1
の情報処理装置と接続された場合に、第1の情報処理装
置に技術要求を送信し、その技術要求に基づいて第1の
情報処理装置により、ネットワークを介して技術サポー
トさせるようにしたの、迅速に、かつ、的確に技術サポ
ートすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した技術サポートシステムの構成
例を示す図である。
【図2】技術情報データベースの記録形式例を示す図で
ある。
【図3】技術情報カードを示す図である。
【図4】他の例の技術情報カードを示す図である。
【図5】他の例の技術情報カードを示す図である。
【図6】他の例の技術情報カードを示す図である。
【図7】他の例の技術情報カードを示す図である。
【図8】カスタマデータベースの記録形式例を示す図で
ある。
【図9】カスタマデータベースの個人情報に含まれる履
歴情報の記録形式例を示す図である。
【図10】サポータデータベースの記録形式例を示す。
【図11】サポータサーバのサポータ情報に含まれるサ
ポート履歴情報の記録形式例を示す図である。
【図12】図1のWebサーバの構成例を示すブロック図
である。
【図13】図1のパーソナルコンピュータの構成例を示
すブロック図である。
【図14】Webサーバおよびパーソナルコンピュータに
それぞれ搭載されているソフトウェアを説明する図であ
る。
【図15】技術サポート事前処理を説明するフローチャ
ートである。
【図16】技術サポート種別の選択画面の表示例を示す
図である。
【図17】メッセージ画面の表示例を示す図である。
【図18】遠隔操作処理を説明するフローチャートであ
る。
【図19】Webサーバの表示部にユーザ画面が呼び出さ
れた表示例を示す図である。
【図20】技術サポート種別の選択画面の表示例を示す
図である。
【図21】技術サポート処理を説明するフローチャート
である。
【図22】他の例の技術サポート処理を説明するフロー
チャートである。
【図23】エラーメッセージの表示例を示す図である。
【図24】他の例の技術サポート処理を説明するフロー
チャートである。
【図25】故障診断書の例を示す図である。
【符号の説明】
1 サポートセンタ, 2 サービスセンタ, 3−1
乃至3−n サポータ端末, 4 ネットワーク, 5
−1乃至5−3 ユーザシステム, 11 Webサー
バ, 12 サポータサーバ, 13 技術情報データ
ベース, 14カスタマデータベース, 15 サポー
タデータベース, 21−1,21−2パーソナルコン
ピュータ, 22 自立型ロボット, 23−1乃至2
3−3デジタルビデオカメラ, 41 CPU, 42 R
OM, 43 RAM, 46記憶部, 47 入力部,
48 表示部, 49 出力部, 50 通信部,71
CPU, 72 ROM, 73 RAM, 76 USBポー
ト, 77 メカ部,78 記憶部, 79 入力部,
80 表示部, 81 出力部, 82通信部, 1
01 サポートサーバソフト, 102 OS, 11
1 OS, 112 アプリケーション, 113クラ
イアントサーバソフト, 131ユーザ画面, 132
ポインタ, 133 操作画面

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して他の情報処理装置
    と接続する情報処理装置において、 技術サポートに関する技術情報を記憶する第1の記憶手
    段と、 前記ネットワークを介して他の情報処理装置と接続され
    た場合に、前記他の情報処理装置より送信されてくる技
    術要求を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記技術要求に基づい
    て、前記第1の記憶手段に記憶されている前記技術情報
    を検索する検索手段と、 前記検索手段により検索された前記技術情報に基づい
    て、前記ネットワークを介して前記他の情報処理装置の
    技術サポートを行うように制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記他の情報処理装置に表示されている
    操作画面を、前記ネットワークを介して呼び出し表示す
    る表示手段と、 前記表示手段により表示された前記操作画面を操作する
    操作手段とをさらに備え、 前記制御手段は、前記操作手段による操作に基づいて、
    前記他の情報処理装置の技術サポートを行うことを特徴
    とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、所定のサポートプログ
    ラムに基づいて、前記他の情報処理装置の技術サポート
    を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記他の情報処理装置を所有するユーザ
    に関する個人情報を記憶する第2の記憶手段と、 前記他の情報処理装置の技術サポートを行う技術サポー
    タに関するサポータ情報を記憶する第3の記憶手段をさ
    らに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記受信手段により受信された前記技術
    要求に含まれる、前記他の情報処理装置に関する情報に
    基づいて、前記第2の記憶手段に記憶されている前記個
    人情報を読み出す読み出し手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記ネットワークを介
    して前記他の情報処理装置の技術サポートを行うことが
    できない場合、前記第3の記憶手段に記憶されている前
    記サポータ情報を読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により読み出された前記サポータ情報
    に基づいて、前記ネットワークを介して接続されている
    前記技術サポータに対して、技術サポートを行うように
    指令する指令手段とををさらに備えることを特徴とする
    請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して他の情報処理装置
    と接続する情報処理装置の情報処理方法において、 技術サポートに関する技術情報の記憶を制御する記憶制
    御ステップと、 前記ネットワークを介して他の情報処理装置と接続され
    た場合に、前記他の情報処理装置より送信されてくる技
    術要求を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信された前記技術要求
    に基づいて、前記記憶制御ステップの処理により記憶が
    制御されている前記技術情報を検索する検索ステップ
    と、 前記検索ステップの処理により検索された前記技術情報
    に基づいて、前記ネットワークを介して前記他の情報処
    理装置の技術サポートを行うように制御する制御ステッ
    プとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して他の情報処理装置
    と接続する情報処理装置を制御するプログラムにおい
    て、 技術サポートに関する技術情報の記憶を制御する記憶制
    御ステップと、 前記ネットワークを介して他の情報処理装置と接続され
    た場合に、前記他の情報処理装置より送信されてくる技
    術要求を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信された前記技術要求
    に基づいて、前記記憶制御ステップの処理により記憶が
    制御されている前記技術情報を検索する検索ステップ
    と、 前記検索ステップの処理により検索された前記技術情報
    に基づいて、前記ネットワークを介して前記他の情報処
    理装置の技術サポートを行うように制御する制御ステッ
    プとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可
    能なプログラムが記録されている記録媒体。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して他の情報処理装置
    と接続するコンピュータに、 技術サポートに関する技術情報の記憶を制御する記憶制
    御ステップと、 前記ネットワークを介して他の情報処理装置と接続され
    た場合に、前記他の情報処理装置より送信されてくる技
    術要求を受信する受信ステップと、 前記受信ステップの処理により受信された前記技術要求
    に基づいて、前記記憶制御ステップの処理により記憶が
    制御されている前記技術情報を検索する検索ステップ
    と、 前記検索ステップの処理により検索された前記技術情報
    に基づいて、前記ネットワークを介して前記他の情報処
    理装置の技術サポートを行うように制御する制御ステッ
    プとを実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続する情報処理装置において、 前記ネットワークを介して前記他の情報処理装置と接続
    された場合に、前記他の情報処理装置に技術要求を送信
    し、技術サポートを行うように要求する要求手段と、 前記要求手段による前記技術要求に基づいて前記他の情
    報処理装置より、前記ネットワークを介して前記技術サ
    ポートの提供を受けるサポート受信手段とを備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記技術サポートの提供を受けるため
    の登録を行う登録手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記サポート受信手段は、前記他の情
    報処理装置より、前記ネットワークを介して提供される
    前記技術サポートを、映像または音声により受けること
    を特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続する情報処理装置の情報処理方法において、 前記ネットワークを介して前記他の情報処理装置と接続
    された場合に、前記他の情報処理装置に技術要求を送信
    し、技術サポートを行うように要求する要求ステップ
    と、 前記要求ステップの処理による前記技術要求に基づいて
    前記他の情報処理装置より、前記ネットワークを介して
    前記技術サポートの提供を受けるサポート受信ステップ
    とを含むことを特徴とする情報処理方法。
  14. 【請求項14】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続する情報処理装置を制御するプログラムにおい
    て、 前記ネットワークを介して前記他の情報処理装置と接続
    された場合に、前記他の情報処理装置に技術要求を送信
    し、技術サポートを行うように要求する要求ステップ
    と、 前記要求ステップの処理による前記技術要求に基づいて
    前記他の情報処理装置より、前記ネットワークを介して
    前記技術サポートの提供を受けるサポート受信ステップ
    とを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能
    なプログラムが記録されている記録媒体。
  15. 【請求項15】 ネットワークを介して他の情報処理装
    置と接続するコンピュータに、 前記ネットワークを介して前記他の情報処理装置と接続
    された場合に、前記他の情報処理装置に技術要求を送信
    し、技術サポートを行うように要求する要求ステップ
    と、 前記要求ステップの処理による前記技術要求に基づいて
    前記他の情報処理装置より、前記ネットワークを介して
    前記技術サポートの提供を受けるサポート受信ステップ
    とを実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介して接続される第1
    の情報処理装置と、前記第1の情報処理装置と前記ネッ
    トワークを介して接続される第2の情報処理装置とによ
    り構成される情報処理システムにおいて、 前記第1の情報処理装置は、 技術サポートに関する技術情報を記憶する記憶手段と、 前記ネットワークを介して前記第2の情報処理装置と接
    続された場合に、前記第2の情報処理装置より送信され
    てくる技術要求を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記技術要求に基づい
    て、前記記憶手段に記憶されている前記技術情報を検索
    する検索手段と、 前記検索手段により検索された前記技術情報に基づい
    て、前記ネットワークを介して前記第2の情報処理装置
    の技術サポートを行うように制御する制御手段とを備
    え、 前記第2の情報処理装置は、 前記ネットワークを介して前記第1の情報処理装置と接
    続された場合に、前記第1の情報処理装置に前記技術要
    求を送信し、前記技術サポートを行うように要求する要
    求手段と、 前記要求手段による前記技術要求に基づいて前記第1の
    情報処理装置より、前記ネットワークを介して前記技術
    サポートの提供を受けるサポート受信手段とを備えるこ
    とを特徴とする情報処理システム。
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