JP2002215160A - 楽音生成装置 - Google Patents

楽音生成装置

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JP2002215160A
JP2002215160A JP2001014303A JP2001014303A JP2002215160A JP 2002215160 A JP2002215160 A JP 2002215160A JP 2001014303 A JP2001014303 A JP 2001014303A JP 2001014303 A JP2001014303 A JP 2001014303A JP 2002215160 A JP2002215160 A JP 2002215160A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一連の楽音波形データからなり、その一連の楽
音波形データのうちの任意の複数の楽音にイベント情報
が付されてなるフレーズデータに基づいて楽音を生成す
る楽音生成装置に関し、複数の一連の楽音波形データそ
れぞれに基づく楽音を生成するにあたり、それらの楽音
の生成開始と生成終了との間で同期をとってそれらの楽
音を生成する。 【解決手段】一連の楽音波形データからなりその一連の
楽音波形データのうちの任意の複数の楽音波形データに
イベント情報が付されてなるフレーズデータを複数記憶
する記憶部12と、2つ以上のそのフレーズデータに基
づいて、これら2つ以上のフレーズデータにおいて楽音
の生成順に同一の順番に出現するイベント情報が付され
た楽音波形データに基づく楽音が常に同時に生成される
ように、楽音を同期生成する楽音生成部11,15とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一連の楽音波形デ
ータからなり、その一連の楽音波形データのうちの任意
の複数の楽音にイベント情報が付されてなるフレーズデ
ータに基づいて楽音を生成する楽音生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、楽曲の編集等においては、互
いに異なる音楽リソースから得た2つの楽音を同期して
生成することが行われている。この楽音の同期生成にあ
たって、楽音をサンプリングして楽音波形データとして
記憶し、その記憶した楽音波形データに基づく楽音を生
成するサンプラと呼ばれる楽音生成装置が用いられるこ
とがある。
【0003】図1は、互いに異なる2つの楽音をサンプ
ラでサンプリングしたときの2つのフレーズデータを時
間軸方向の長さに着目して表した概念図である。
【0004】この図1には、2つのフレーズデータとし
てデータ1とデータ2とが示されている。これらのデー
タ1とデータ2は、それぞれが1サンプル分の楽音波形
データを時間軸方向に連ねられて一連の楽音波形データ
からなる。データ1は「あーいーうーえーおー」という
楽音をサンプリングしたときのフレーズデータであっ
て、「あー」,「いー」,「うー」,「えー」,「お
ー」の各音節を表すデータは、1サンプル分の楽音波形
データが多数集まって構成されている。一方、データ2
は「かーきくーけこー」という楽音をサンプリングした
ときのフレーズデータである。ここで、「かー」,
「き」,「くー」,「け」,「こー」の各音節を表すデ
ータは、データ1の各音節を表すデータと同じく、1サ
ンプル分の楽音波形データが多数集まって構成されてい
る。
【0005】データ1においては、「あー」,「い
ー」,「うー」,「えー」,「おー」の各音節を表すデ
ータの時間軸方向の長さは総て等しい長さである。これ
に対して、データ2の「かー」,「き」,「くー」,
「け」,「こー」の各音節を表すデータの時間軸方向の
長さは、データ1の一つの音節の長さと比較して長いも
のもあれば短いものもある。すなわち、データ2の「く
ー」の長さは、データ1の一つの音節の長さよりも長
く、「かー」及び「こー」の双方は少し短く、「き」及
び「け」の双方はさらに短い。また、フレーズデータ全
体としてみると、データ2の全長はデータ1の全長より
も短い。
【0006】したがって、従来のサンプラを用いて、デ
ータ1及びデータ2それぞれに基づく楽音の生成を同時
に開始させて、同じ生成速度で楽音を生成させると、そ
れらデータ1およびデータ2に基づく双方の楽音の生成
開始時点でのみ同期がとれた楽音が生成されるだけで、
生成を開始した以降においては全く同期がとれていない
楽音が生成されてしまう。
【0007】そこで、近年のサンプラには、楽音波形デ
ータを時間軸方向に圧縮あるいは伸長する機能が付加さ
れ、フレーズデータの長さの違いを吸収することが行わ
れている。このような機能が付加されたサンプラを用い
て、データ1及びデータ2それぞれに基づく楽音を同時
に生成した場合について、図2を用いて説明する。
【0008】図2は、楽音波形データを時間軸方向に圧
縮あるいは伸長する機能が付加されたサンプラによる楽
音生成の様子を示す図である。
【0009】楽音波形データを時間軸方向に圧縮あるい
は伸長する機能が付加された従来のサンプラで、2つの
フレーズデータどうしの長さの違いを吸収しようとする
と、データ2の方がデータ1よりもデータの全長が短い
ため、データ1のデーダ全長に合わせてデータ2の全長
は伸長される。この際、各音節を表すデータは均等な割
合で伸長される。その結果、データ1およびデータ2に
基づく双方の楽音の生成開始時点と、さらに生成終了時
点とで同期がとれた楽音が生成されるが、依然としてデ
ータ1とデータ2との間における、各音節の開始タイミ
ングは非同期のままである。なお、図2においては、
「いー」の音節と「きー」の音節の開始タイミング、及
び「おー」の音節と「こー」の音節の開始タイミングそ
れぞれは同じであるが、これは各音節を表すデータを均
等な割合で伸長した結果、たまたま生じたことである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、複数の一連の楽音波形データそれぞれに基づく楽
音を生成するにあたり、それらの楽音の生成開始と生成
終了との間で同期をとってそれらの楽音を生成すること
ができる楽音生成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の楽音生成装置は、一連の楽音波形データからなりそ
の一連の楽音波形データのうちの任意の複数の楽音波形
データにイベント情報が付されてなるフレーズデータを
複数記憶する記憶部と、2つ以上の上記フレーズデータ
に基づいて、これら2つ以上のフレーズデータにおいて
楽音の生成順に同一の順番に出現するイベント情報が付
された楽音波形データに基づく楽音が常に同時に生成開
始されるように、楽音を同期生成する楽音生成部とを備
えたことを特徴とする。
【0012】ここで、本発明の楽音生成装置にいうイベ
ント情報とは、ユーザが任意に付けた位置を表す情報で
あって、例えば音節の開始位置に付されたりする。本発
明の楽音生成装置では、上記フレーズデータのイベント
情報を用いることにより、複数の一連の楽音波形データ
それぞれのうちの任意の複数の楽音を、それら楽音波形
データに基づく楽音の生成順に同期して生成することが
できるため、複数の一連の楽音波形データそれぞれに基
づく楽音を生成するにあたり、それらの楽音の生成開始
と生成終了との間で同期をとってそれらの楽音を生成す
ることができる。
【0013】また、本発明の楽音生成装置において、上
記2つ以上のフレーズデータのうちの任意の1つのフレ
ーズデータを、発音タイミングの基準となるマスタフレ
ーズデータとして指定するマスタ指定部を備え、上記楽
音生成部は、上記2つ以上のフレーズデータに基づく楽
音の生成にあたり、上記マスタ指定部で指定されたマス
タフレーズデータの、イベント情報で区切られてなる複
数の区間それぞれについて、1つの区間の楽音生成終了
時に、その1つの区間に対応する、上記2つ以上のフレ
ーズデータのうちのマスタフレーズデータ以外の他のフ
レーズデータの区間の楽音生成が未了の場合にその区間
の楽音生成を中断させるものであってもよい。
【0014】さらに、本発明の楽音生成装置において、
上記2つ以上のフレーズデータのうちの任意の1つのフ
レーズデータを、発音タイミングの基準となるマスタフ
レーズデータとして指定するマスタ指定部を備え、上記
楽音生成部は、上記2つ以上のフレーズデータに基づく
楽音の生成にあたり、上記マスタ指定部で指定されたマ
スタフレーズデータの、イベント情報で区切られてなる
複数の区間それぞれについて、1つの区間の楽音生成終
了時に、その1つの区間に対応する、上記2つ以上のフ
レーズデータのうちのマスタフレーズデータ以外の他の
フレーズデータの区間の楽音生成が未了の場合にその区
間の楽音生成を継続したまま並行してそのマスタフレー
ズデータおよびその他のフレーズデータの双方について
次の区間の楽音の生成を開始するものであることが好ま
しい。
【0015】このような、楽音生成が未了の場合にその
楽音生成を継続したまま次の区間の楽音の生成を開始す
る楽音生成部を備えることで、上記他のフレーズデータ
の総ての区間に基づく楽音を最後まで生成することがで
きる。
【0016】またさらに、本発明の楽音生成装置におい
て、上記2つ以上のフレーズデータのうちの任意の1つ
のフレーズデータを、発音タイミングの基準となるマス
タフレーズデータとして指定するマスタ指定部を備え、
上記楽音生成部は、上記2つ以上のフレーズデータに基
づく楽音の生成にあたり、上記マスタ指定部で指定され
たマスタフレーズデータの、イベント情報で区切られて
なる複数の区間それぞれについて、1つの区間の楽音生
成終了時に、その1つの区間に対応する、上記2つ以上
のフレーズデータのうちのマスタフレーズデータ以外の
他のフレーズデータの区間の楽音生成が終了するよう
に、その他のフレーズデータを区間ごとに圧縮あるいは
伸長しながら楽音を生成するものである態様が好まし
い。
【0017】このような態様では、上記楽音生成部によ
って、上記マスタフレーズデータの区間の楽音生成の終
了ごとに、その終了に合わせて、上記他のフレーズデー
タの、そのマスタフレーズデータの区間に対応する区間
の楽音生成を終了することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0019】図3は、本発明の一実施形態であるサンプ
ラの楽音生成部分に係るハードウェア構成図である。
【0020】この図3に示すサンプラ1は、不図示のサ
ンプリング部分でサンプリングされた複数のフレーズデ
ータに基づいて複数の楽音を同期生成する異なる3つの
モードを有する装置であって、CPU11、メモリ1
2、操作子13、液晶ディスプレイ(LCD)14、お
よびD/Aコンバータ15を備えている。
【0021】サンプラ1では、サンプリング部分におい
て不図示のマイクロフォンで楽音が収録され、その収録
された楽音が同じく不図示のA/D変換器でディジタル
の楽音波形データに変換されて、フレーズデータとして
メモリ12に記憶される。このようにして、メモリ12
には複数のフレーズデータが記憶されている。
【0022】操作子13は、ユーザの操作を受けて、そ
の操作に応じて、メモリ12に記憶されているフレーズ
データのうちの任意のフレーズデータにイベント情報を
付すものである。また操作子13は、操作に応じて、メ
モリ12に記憶されている複数のフレーズデータの中か
ら任意の1つのフレーズデータを、発音タイミングの基
準となるマスタフレーズデータとして指定するものであ
る。したがって、操作子13は、本発明にいうマスタ指
定部に相当する。さらに操作子13は、操作に応じて、
メモリ12に記憶されている複数のフレーズデータの中
からこのマスタフレーズデータ以外の他のフレーズデー
タであって、このマスタフレーズデータと同期した楽音
生成を望む、1又は複数のフレーズデータをスレーブフ
レーズデータとして指定するものでもある。またさらに
操作子13は、操作に応じて、複数の楽音を同時生成す
る3つのモードの中からいずれか一つのモードを指定す
るものでもある。操作子13によるこれらの指定はCP
U11に送られる。また操作子13は、操作に応じて、
楽音生成の開始をCPU11に指示するものでもある。
【0023】CPU11は、不図示のプログラムメモリ
に記憶された各種プログラムを読み出して実行すること
によりこのサンプラ全体の制御を行うものである。各種
プログラムの中には、各モードを実行する楽音生成プロ
グラムが含まれており、CPU11は操作子13による
モードの指定を認識し、後述する、指定されたモードに
応じた楽音生成の手順に従ってメモリ12内に記憶され
ているフレーズデータの楽音波形データを読み出してく
る。CPU11によって読み出された楽音波形データは
D/Aコンバータ15に送られる。なお、指定されたモ
ードによっては、CPU11は、読み出した楽音波形デ
ータを時間軸方向に圧縮あるいは伸長する。
【0024】液晶ディスプレイ14には、CPU11に
よって認識された、操作子13による指定が表示され
る。
【0025】D/Aコンバータ15は、CPU11から
送られてきたディジタルの楽音波形データをアナログの
楽音信号に変換して、サンプラ1の外部に出力するもの
である。したがって、CPU11とD/Aコンバータ1
5を合わせたものが、本発明にいう楽音生成部に相当す
る。なお、このD/Aコンバータ15から出力された楽
音信号は、不図示のアンプによって増幅され不図示のス
ピーカにより音として出力される。
【0026】続いて、このようなハードウェア構成を有
するサンプラ1による複数の楽音の同期生成について、
図1に示されたデータ1及びデータ2を例にあげて説明
する。
【0027】サンプラ1のメモリ12には、データ1と
データ2とが記憶されている。まず、操作子13を操作
することで、データ1とデータ2それぞれについてイベ
ント情報を付する。ここでは、1サンプル分の楽音波形
データが多数集まって構成されている、「あー」や「か
ー」等の各音節を表すデータのうちの先頭の楽音波形デ
ータにイベント情報を付する。続いて、操作子13を操
作することによって、データ1をマスタフレーズデータ
として指定するとともにデータ2をスレーブフレーズデ
ータとして指定する。次に、操作子13を操作すること
によってモードを指定する。そして、操作子13が操作
されて楽音生成が指示されると、CPU11は、指定さ
れたモードに応じた楽音生成の手順に従ってメモリ12
内に記憶されているフレーズデータの楽音波形データを
読み出す。
【0028】最初に、モード1を指定した場合について
図4及び図5を用いて説明する。
【0029】図4は、モード1における楽音生成の手順
を示すフローチャートであり、図5は、モード1による
楽音生成の様子を示す図である。
【0030】ここで、図5において数字が横に付された
白抜きの三角形はマスタフレーズデータに付されたイベ
ント情報を表し、数字が横に付された塗りつぶしの三角
形はスレーブフレーズデータに付されたイベント情報を
表している。例えば、数字の1が横に付された白抜きの
三角形は、マスタフレーズデータに付されたイベント情
報1を意味している。なお、これらの三角形の表示は、
後述の説明で用いる図7、図9、及び図10においても
同じ意味で用いられる。
【0031】ここではまず、モード1の説明を行う前
に、マスタ用ポインタとスレーブ用ポインタとについて
説明する。サンプラ1は、楽音生成にあたって各フレー
ズのどの位置の楽音を生成しているかを示すポインタを
備えており、このポインタにはマスタ用ポインタとスレ
ーブ用ポインタとがある。なお、モード1においては、
マスタ用ポインタとスレーブ用ポインタの進行速度は等
しく、それぞれ一定である。
【0032】モード1は、マスタ用ポインタのイベント
情報が付されたポイントの通過に合わせて、スレーブ用
ポインタを停止させたり、あるいはスレーブ用ポインタ
をその通過したポイントに付されたイベント情報に対応
するイベント情報が付されたポイントにジャンプさせた
りするモードである。
【0033】以下、このモード1を詳述すると、最初、
マスタ用ポインタはマスタフレーズデータのうちの一番
先頭のイベント情報が付されたポイントに位置し、スレ
ーブ用ポインタはスレーブフレーズデータのうちの一番
先頭のイベント情報が付されたポイントに位置する。こ
の結果、これらのイベント情報が付された楽音波形デー
タをメモリ12から読み出し、マスタフレーズデータに
基づく楽音生成と、スレーブフレーズデータに基づく楽
音生成とを同期して開始する。以後、マスタ用ポインタ
は、マスタフレーズデータの一番最後の楽音波形データ
に向かって順次進み、スレーブ用ポインタは、スレーブ
フレーズデータの一番最後の楽音波形データに向かっ
て、以下説明するステップによって、マスタ用ポインタ
の進行具合により、停止やジャンプを繰り返して進む。
【0034】続いて、図4におけるステップS10にお
いて、マスタ用ポインタとスレーブ用ポインタとのどち
らが先に次のイベント情報が付されたポイントに到達し
たかを判定する。
【0035】スレーブ用ポインタの方が、マスタ用ポイ
ンタよりも先に次のイベント情報が付されたポイントに
到達した場合は、マスタ用ポインタが次のイベント情報
が付されたポイントに到達するまでスレーブ用ポインタ
の進行を一旦停止し、スレーブフレーズデータに基づく
楽音生成を中止する(図4におけるステップS11)。
そして、マスタ用ポインタが次のイベント情報が付され
たポイントに到達すると、マスタ用ポインタはそのまま
進行を続けるとともにスレーブ用ポインタは進行を再開
し、マスタフレーズデータの次の音節の楽音生成と、ス
レーブフレーズデータの次の音節の楽音生成とを同時に
開始する。
【0036】逆に、マスタ用ポインタの方が、スレーブ
用ポインタよりも先に到達した場合には、マスタ用ポイ
ンタはそのまま進行を続け、スレーブ用ポインタは次の
イベント情報が付されたポイントまでジャンプする。こ
のスレーブ用ポインタのジャンプにより、今まで生成し
ていた音節の楽音生成を途中で終了し、今度は、ジャン
プしたイベント情報が付された楽音波形データに基づく
楽音の生成を開始する(図4におけるステップS1
2)。すなわち、マスタフレーズデータの次の音節の楽
音生成と、スレーブフレーズデータの次の音節の楽音生
成とが同時に開始される。
【0037】続いて、図4におけるステップS13で、
マスタ用ポインタが、マスタフレーズデータの一番最後
の楽音波形データに到達したか否かを判定する。マスタ
用ポインタが到達するまではステップS10に戻り、到
達した時点で楽音生成を終了する。
【0038】このような楽音生成の手順を踏むことによ
り、マスタフレーズデータに基づく楽音と、スレーブフ
レーズデータに基づく楽音は、各音節の開始タイミング
で同期がとられる。すなわちモード1では、図5に示さ
れるように、「あー」と「かー」それぞれの楽音、「い
ー」と「き」それぞれの楽音、「うー」と「くー」それ
ぞれの楽音、「えー」と「け」それぞれの楽音、「お
ー」と「こー」それぞれの楽音が、同期して生成を開始
される。
【0039】なお、モード1では、スレーブフレーズデ
ータの、マスタフレーズデータのイベント情報で区切ら
れた区間に対応する区間のデータ長が、そのマスタフレ
ーズデータの区間のデータ長より長い場合、すなわち、
データ1の各音節を表すデータの時間軸方向の長さは総
て等しい長さであり、データ1およびデータ2ともに各
音節を表すデータの先頭の楽音波形データにイベント情
報を付したことにより、データ2の「かー」,「き」,
「くー」,「け」,「こー」の各音節を表すデータの時
間軸方向の長さが、データ1の一つの音節を表すデータ
の時間軸方向の長さよりも長い場合には、その長い音節
の楽音生成が途中で終了され最後まで生成されないこと
になる。したがって、データ2の「くー」の長さは、デ
ータ1の「うー」の長さよりも長いため、「くー」の音
節の楽音生成は途中で終了され最後まで生成されない。
【0040】次にモード2について説明する。モード2
は、スレーブフレーズデータの各イベント情報が付され
たポイントに、専用のスレーブ用ポインタを用意してお
き、各スレーブ用ポインタを、スレーブフレーズデータ
の、イベント情報で区切られてなる区間の最後まで進行
させることによりその区間の楽音を最後まで生成させ、
さらに、モード1のように1つのスレーブ用ポインタを
次のイベント情報へジャンプさせる代わりに、モード2
では、次のイベント情報が付されたポイントに用意され
たスレーブ用ポインタの進行を開始させて楽音を生成さ
せる。なお、マスタ用ポインタと各スレーブ用ポインタ
の進行速度は等しく、それぞれ一定である。以下、図6
及び図7を用いて、このモード2を詳述する。
【0041】図6は、モード2における楽音生成の手順
を示すフローチャートであり、図7は、モード2による
楽音生成の様子を示す図である。
【0042】このモード2でも最初はモード1と同じ
く、マスタ用ポインタはマスタフレーズデータのうちの
一番先頭のイベント情報が付されたポイントに位置し、
スレーブ用ポインタはスレーブフレーズデータのうちの
一番先頭のイベント情報が付されたポイントに位置す
る。この結果、これらのイベント情報が付された楽音波
形データをメモリ12から読み出し、マスタフレーズデ
ータに基づく楽音生成と、スレーブフレーズデータに基
づく楽音生成とを同期して開始する。以後、マスタ用ポ
インタは、マスタフレーズデータの一番最後の楽音波形
データに向かって順次進み、スレーブ用ポインタは、次
のイベント情報が付されたポイントに向かって進む。
【0043】続いて、図6におけるステップS20にお
いて、マスタ用ポインタとスレーブ用ポインタとのどち
らが先に次のイベント情報が付されたポイントに到達し
たかを判定する。
【0044】スレーブ用ポインタの方が、マスタ用ポイ
ンタよりも先に次のイベント情報が付されたポイントに
到達した場合は、そのイベント情報が付されたポイント
に到達したスレーブ用ポインタは消滅し、そのスレーブ
用ポインタの進行に従った楽音生成を終了する(図6に
おけるステップS21)。そして、マスタ用ポインタが
次のイベント情報に到達すると、マスタ用ポインタはそ
のまま進行を続けるとともにその次のイベント情報に用
意された新たなスレーブ用ポインタの進行を開始し、マ
スタフレーズデータの次の音節の楽音生成と、スレーブ
フレーズデータの次の音節の楽音生成を同時に開始す
る。
【0045】逆に、マスタ用ポインタの方が、スレーブ
用ポインタよりも先に到達した場合は、そのスレーブ用
ポインタが次のイベント情報が付されたポイントに到達
するまで、そのスレーブ用ポインタの進行に従った楽音
生成を続行するとともに、次のイベント情報が付された
ポイントに用意された新たなスレーブ用ポインタの進行
を開始して次の楽音の生成を開始する(図6におけるス
テップS22)。この結果、先のスレーブ用ポインタが
次のイベント情報が付されたポイントに到達するまで
は、マスタフレーズデータの次の音節の楽音と、新たな
スレーブ用ポインタの進行に従う楽音と、先のスレーブ
用ポインタの進行に従う楽音との3つの楽音が並行して
生成される。なお、スレーブ用ポインタが次のイベント
情報が付されたポイントに到達すると、そのスレーブ用
ポインタは消滅する。
【0046】続いて、図6におけるステップS23で、
マスタ用ポインタがマスタフレーズデータの一番最後の
楽音波形データに到達し、かつ総てのスレーブ用ポイン
タが各区間の最後の楽音波形データに到達したか否かを
判定する。総てのポインタが到達するまではステップS
20に戻り、到達した時点で楽音生成を終了する。
【0047】このような、楽音生成の手順を踏むことに
より、イベント情報が出現する順番にそのイベント情報
が付された楽音波形データそれぞれに基づく楽音どうし
が同期して生成を開始される。すなわちモード1と同じ
くモード2でも、図7に示されるように、マスタフレー
ズデータに基づく楽音と、スレーブフレーズデータに基
づく楽音は、各音節の開始タイミングで同期がとられ
る。また、モード2ではモード1と異なり、フレーズデ
ータの総ての音節の楽音生成を最後まで行うことができ
る。すなわち、スレーブフレーズデータの、マスタフレ
ーズデータの区間に対応する区間のデータ長が、そのマ
スタフレーズデータの区間のデータ長より長い場合で
も、図7に示されるように、マスタ用ポインタが、イベ
ント情報3とイベント情報4とで区切られた区間(「う
ー」の音節を表すデータ)から次の区間(「えー」の音
節を表すデータ)に進んでも、スレーブフレーズデータ
の、マスタフレーズデータの「うー」の音節の区間に対
応する区間(「くー」の音節を表すデータ)の楽音生成
は継続されるとともに、スレーブフレーズデータの次の
区間(「け」の音節を表すデータ)の楽音生成も開始さ
れ、3つの楽音が並行して生成される。
【0048】最後にモード3について説明する。モード
3は、マスタフレーズデータの1つの区間の楽音生成終
了時に、スレーブフレーズデータの、そのマスタフレー
ズデータの区間に対応する区間の楽音生成が終了するよ
うに、スレーブフレーズデータを区間ごとに時間軸方向
に圧縮、もしくは伸長させながら楽音を生成させるモー
ドである。以下、図8及び図9を用いて、このモード3
を詳述する。
【0049】図8は、モード3における楽音生成の手順
を示すフローチャートであり、図9は、モード3による
楽音生成の様子を示す図である。なお、図9のかっこ内
は、スレーブフレーズデータを、次述するような手順に
よってタイムストレッチ又はタイムコンプレッションし
ている様子を示すものであり、右向きの矢印は、音節を
表すデータのタイムストレッチを表すとともに、左向き
の矢印は音節を表すデータのタイムコンプレッションを
表している。
【0050】このモード3でも最初はモード1と同じ
く、操作子13が操作されて楽音生成が指示されると、
マスタ用ポインタはマスタフレーズデータのうちの一番
先頭のイベント情報が付されたポイントに位置し、スレ
ーブ用ポインタをスレーブフレーズデータのうちの一番
先頭のイベント情報が付されたポイントに位置する。
【0051】続いて、図8におけるステップS30にお
いて、マスタ用ポインタがイベント情報が付されたポイ
ントに位置しているか否かを判定する。
【0052】マスタ用ポインタがイベント情報が付され
たポイントに位置している場合は、マスタフレーズデー
タの区間の、楽音波形データの集合の時間軸方向の長さ
(以下、マスタ間隔と称する)と、スレーブフレーズデ
ータの、そのマスタフレーズデータの区間に対応する区
間の、楽音波形データの集合の時間軸方向の長さ(以
下、スレーブ間隔と称する)とを求め、マスタ間隔にス
レーブ間隔を合わせるようにスレーブ間隔のタイムスト
レッチ又はタイムコンプレッション量を計算する(図8
におけるステップS31)。すなわち、まず、マスタ間
隔とスレーブ間隔との比dを以下のようにして求める。 d=スレーブ間隔/マスタ間隔 続いて、求められた比dからタイムストレッチ又はタイ
ムコンプレッション量dtを以下の式により計算する。 dt=1/d そして、算出されたタイムストレッチ又はタイムコンプ
レッション量dtをスレーブ間隔に乗じて(スレーブ間
隔×dt)、スレーブ間隔のタイムストレッチ又はタイ
ムコンプレッションを行う。
【0053】続いて、図8におけるステップS32にお
いて、マスタ用ポインタが位置する楽音波形データに基
づく楽音生成と、スレーブ用ポインタが位置する楽音波
形データに基づく楽音生成を同時に開始し、マスタ用ポ
インタは所定量「l」だけ歩進するとともにスレーブ用
ポインタも「l/dt」だけ歩進する。なお、ステップ
S30における判定で、マスタ用ポインタがイベント情
報が付されたポイントに位置していないという判定の場
合には、上述のステップS31を経ないでこのステップ
S32に直接進む。
【0054】その後、図8におけるステップS33で、
マスタ用ポインタが、マスタフレーズデータの一番最後
の楽音波形データに到達したか否かを判定する。マスタ
用ポインタが到達するまではステップS30に戻り、到
達した時点で楽音生成を終了する。
【0055】このような、楽音生成の手順を踏むことに
より、イベント情報が出現する順番にそのイベント情報
が付された楽音波形データそれぞれに基づく楽音どうし
が同期して生成を開始される。すなわちモード3でも、
図9に示されるように、マスタフレーズデータに基づく
楽音と、スレーブフレーズデータに基づく楽音は、各音
節の開始タイミングで同期がとられ、さらにモード3で
は、各音節の終了タイミングも同期がとられる。この同
期した楽音生成の終了は、図9に示されるように、スレ
ーブフレーズデータの、マスタフレーズデータの区間に
対応する区間のデータ長が、そのマスタフレーズデータ
の区間のデータ長より長い場合には、「くー」の音節を
表すデータのようにタイムコンプレッションされ、逆
に、短い場合には、「かー」,「き」,「け」,「こ
ー」の各音節を表すデータのようにタイムストレッチさ
れることにより実現される。その結果、モード3では、
マスタフレーズデータの区間の楽音生成の終了ごとに、
その終了に合わせて、スレーブフレーズデータの、マス
タフレーズデータの区間に対応する区間の楽音生成を終
了させることができる。
【0056】以上説明したように、本実施形態のサンプ
ラ1では、マスタ用ポインタをマスタフレーズデータの
先頭から順次進ませるだけで、イベント情報が出現する
順番にそのイベント情報が付された楽音波形データそれ
ぞれに基づく楽音を簡単に同期して生成することができ
る。
【0057】なお、これまでは、マスタ用ポインタをマ
スタフレーズデータの先頭から順次進ませることにより
「あーいーうーえーおー」のような一連の楽音を生成す
る例を説明したが、本発明はこれに限られることなく、
例えば、マスタ用ポインタを、マスタフレーズデータの
任意のイベント情報が付されたポイントに移動させる態
様としてもよい。以下、マスタ用ポインタの位置を指定
する操作子が備えられたサンプラを用いて、図10を参
照しながら説明する。
【0058】図10は、マスタ用ポインタをマスタフレ
ーズデータの任意のイベント情報が付されたポイントに
移動させて行う楽音生成の様子を示す図である。
【0059】本態様は、マスタ用ポインタを任意のイベ
ント情報が付されたポイントに位置させることによっ
て、スレーブ用ポインタが、スレーブフレーズデータ
の、このマスタ用ポインタが位置するイベント情報と同
じ順番のイベント情報が付されたポイントに位置する態
様である。図10においては、マスタ用ポインタは、最
初、マスタフレーズデータのうちの先頭のイベント情報
1が付されたポイントに位置するのではなく、操作子を
操作することによって、マスタ用ポインタを、マスタフ
レーズデータの先頭から2番目のイベント情報2が付さ
れたポイントに位置させる。すると、スレーブ用ポイン
タは、スレーブフレーズデータに付された、マスタ用ポ
インタが位置するイベント情報2と同じ順番のイベント
情報2が付されたポイントに位置する。この結果、「い
ー」と「きー」が同期して楽音生成される。「いー」と
「きー」の楽音生成が終了した後、操作子を操作するこ
とによってマスタ用ポインタを、今度は、マスタフレー
ズデータの先頭から4番目のイベント情報4が付された
ポイントに位置させる。すると、スレーブ用ポインタ
は、スレーブフレーズデータに付された、マスタ用ポイ
ンタが位置するイベント情報4と同じ順番のイベント情
報4が付されたポイントに位置し、「えー」と「けー」
が同期して楽音生成される。「えー」と「けー」の楽音
生成が終了すると、最後にマスタ用ポインタを、マスタ
フレーズデータの先頭のイベント情報1が付されたポイ
ントに位置させる。すると、スレーブ用ポインタは、ス
レーブフレーズデータに付された、マスタ用ポインタが
位置するイベント情報1と同じ順番のイベント情報1が
付されたポイントに位置し、「あー」と「かー」が同期
して楽音生成される。
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の楽音生
成装置によれば、複数の一連の楽音波形データそれぞれ
に基づく楽音を生成するにあたり、それらの楽音の生成
開始と生成終了との間で同期をとってそれらの楽音を生
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】互いに異なる2つの楽音をサンプラでサンプリ
ングしたときの2つの楽音波形データを時間軸方向の長
さに着目して表した概念図である。
【図2】楽音波形データを時間軸方向に圧縮あるいは伸
長する機能が付加されたサンプラによる楽音生成の様子
を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態であるサンプラの楽音生成
部分に係るハードウェア構成図である。
【図4】モード1における楽音生成の手順を示すフロー
チャートである。
【図5】モード1による楽音生成の様子を示す図であ
る。
【図6】モード2における楽音生成の手順を示すフロー
チャートである。
【図7】モード2による楽音生成の様子を示す図であ
る。
【図8】モード3における楽音生成の手順を示すフロー
チャートである。
【図9】モード3による楽音生成の様子を示す図であ
る。
【図10】マスタ用ポインタをマスタフレーズデータの
任意のイベント情報が付されたポイントに移動させて行
う楽音生成の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 サンプラ 11 CPU 12 メモリ 13 操作子 14 液晶ディスプレイ(LCD) 15 D/Aコンバータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の楽音波形データからなり該一連の
    楽音波形データのうちの任意の複数の楽音波形データに
    イベント情報が付されてなるフレーズデータを複数記憶
    する記憶部と、 2つ以上の前記フレーズデータに基づいて、これら2つ
    以上のフレーズデータにおいて楽音の生成順に同一の順
    番に出現するイベント情報が付された楽音波形データに
    基づく楽音が常に同時に生成開始されるように、楽音を
    同期生成する楽音生成部とを備えたことを特徴とする楽
    音生成装置。
  2. 【請求項2】 前記2つ以上のフレーズデータのうちの
    任意の1つのフレーズデータを、発音タイミングの基準
    となるマスタフレーズデータとして指定するマスタ指定
    部を備え、前記楽音生成部は、前記2つ以上のフレーズ
    データに基づく楽音の生成にあたり、前記マスタ指定部
    で指定されたマスタフレーズデータの、イベント情報で
    区切られてなる複数の区間それぞれについて、1つの区
    間の楽音生成終了時に、該1つの区間に対応する、前記
    2つ以上のフレーズデータのうちのマスタフレーズデー
    タ以外の他のフレーズデータの区間の楽音生成が未了の
    場合に該区間の楽音生成を中断させるものであることを
    特徴とする請求項1記載の楽音生成装置。
  3. 【請求項3】 前記2つ以上のフレーズデータのうちの
    任意の1つのフレーズデータを、発音タイミングの基準
    となるマスタフレーズデータとして指定するマスタ指定
    部を備え、前記楽音生成部は、前記2つ以上のフレーズ
    データに基づく楽音の生成にあたり、前記マスタ指定部
    で指定されたマスタフレーズデータの、イベント情報で
    区切られてなる複数の区間それぞれについて、1つの区
    間の楽音生成終了時に、該1つの区間に対応する、前記
    2つ以上のフレーズデータのうちのマスタフレーズデー
    タ以外の他のフレーズデータの区間の楽音生成が未了の
    場合に該区間の楽音生成を継続したまま並行して該マス
    タフレーズデータおよび該他のフレーズデータの双方に
    ついて次の区間の楽音の生成を開始するものであること
    を特徴とする請求項1記載の楽音生成装置。
  4. 【請求項4】 前記2つ以上のフレーズデータのうちの
    任意の1つのフレーズデータを、発音タイミングの基準
    となるマスタフレーズデータとして指定するマスタ指定
    部を備え、前記楽音生成部は、前記2つ以上のフレーズ
    データに基づく楽音の生成にあたり、前記マスタ指定部
    で指定されたマスタフレーズデータの、イベント情報で
    区切られてなる複数の区間それぞれについて、1つの区
    間の楽音生成終了時に、該1つの区間に対応する、前記
    2つ以上のフレーズデータのうちのマスタフレーズデー
    タ以外の他のフレーズデータの区間の楽音生成が終了す
    るように、該他のフレーズデータを区間ごとに圧縮ある
    いは伸長しながら楽音を生成するものであることを特徴
    とする請求項1記載の楽音生成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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