JP2002215006A - 画像形成装置の省エネルギー化方式 - Google Patents

画像形成装置の省エネルギー化方式

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JP2002215006A
JP2002215006A JP2001009480A JP2001009480A JP2002215006A JP 2002215006 A JP2002215006 A JP 2002215006A JP 2001009480 A JP2001009480 A JP 2001009480A JP 2001009480 A JP2001009480 A JP 2001009480A JP 2002215006 A JP2002215006 A JP 2002215006A
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Yusuke Ishizaki
雄祐 石▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギースターの規格値を満たす画像形成
装置の省エネルギー化方式を得る。 【解決手段】 画像形成装置の結露を特に防止したい個
所(スキャナ部、作像部、バンク等)の付近に除湿ヒー
タ1を設置する。この除湿ヒータ1はノーマルクローズ
のリレーを介してACラインに接続されており、コンセ
ントをAC電源に入れた時点でリレーはクローズされて
いて、ヒータはONされている。本体のメインスイッチ
3をONすると、メイン制御部2のCPUからリレー4
にリレーオープンの信号が送られる。これによってリレ
ー4はオープンとなる。省エネモードに入った一定時間
後に、結露防止ヒータをONさせる。よって、省エネモ
ードに入った直後の機内温度が高い状態の時に、除湿ヒ
ータがONしないようにすることにより、コストアップ
することなく、無駄な電力を消費しないようにすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置の省
エネルギー化方式に関し、例えば、複写機の省エネルギ
ー化を図った画像形成装置の省エネルギー化方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の省エネルギー化方
式は一般に、複写機、プリンタ、その他オフィスに設置
されている電子機器等の省電力化へ適用される。
【0003】従来、複写機等の画像形成装置において
は、供給トレイ内にある用紙の吸湿防止、あるいは読み
取り部にあるミラー等の部品の結露防止のために5〜2
0W程度のACヒータ(以下、除湿ヒータという)を設
置する場合がある。
【0004】本発明と技術分野の類似する先願発明例1
の特開平10−319796号公報において、除湿ヒー
タは、電源コードが接続されると通電する方法も取られ
ている。しかしこの方法では装置が稼動中で装置内部の
温度が高い時でも通電しているため、無駄な電力を消費
するという問題があった。それを解消するためにリレー
によって、電源がOFFまたは省エネモードに入った時
にのみ除湿ヒータに通電するようにする方法などが取ら
れているものもある。
【0005】上記先願発明例1の除湿ヒータ設置の方式
としては、リレーによって電源OFFにした時、または
省エネモード(オフモード)と呼ばれるメイン制御部に
のみ電源供給されている状態に入った時に、通電される
方式がよく見られる。また、除湿ヒータは複写機ではバ
ンク部、転写部、スキャナ部等数個所に設置されること
が多い。このような場合、電源OFFまたは省エネモー
ドに入った時、全てのヒータに通電される。
【0006】しかしこの場合についても、電源OFFま
たは省エネモードに入った時に除湿ヒータがONされる
ため、装置内部の温度が高いときに除湿ヒータがONさ
れており、無駄な電力を消費しているという問題点があ
る。また、この問題点に関して、先願発明例2の特開平
6−348098号公報等で無駄な電力消費を少なくす
る発明もされている。
【0007】近年は、環境面の問題から市場では省エネ
ルギー化に対する関心が高まっており、省エネについて
の規格が整備されつつある。消費電力に関する規格とし
ては国際エネルギースター規格がよく知られている。こ
の規格では、現在、省エネモードの規格値が1分あたり
20〜44枚の複写機については15W、45枚以上の
複写機については20Wというように規定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、除湿ヒータを搭載している画像形成装置に
おいて消費電力を少なくするために、リレーによって電
源が省エネモードに入った時にのみ、除湿ヒータに通電
するようにする方法が取られているもの等があるが、電
源が省エネモードに入った時と同時に除湿ヒータがON
されるため、装置内部の温度が高い時に除湿ヒータがO
Nされており、無駄な電力を消費しているという問題点
があった。
【0009】上記先願発明例の発明では、コストアップ
を伴うものとなっている。また、省エネモード時に複数
の除湿ヒータに通電させる複写機は、省エネモード時の
電力が20Wを大きく超えてしまうため、エネルギース
ターの規格値を満たすことができないという問題があっ
た。
【0010】本発明は、エネルギースターの規格値を満
たす画像形成装置の省エネルギー化方式を提供すること
を目的とする。
【0011】請求項1記載の発明は、電源が省エネモー
ドに入った時からあらかじめ設定した一定時間後に除湿
ヒータをONさせることによって、省エネモードに入っ
た直後の機内温度が高い状態の時に、除湿ヒータがON
しないようにすることにより、コストアップすることな
く、無駄な電力を消費しないようにすることを目的とす
る。
【0012】請求項2記載の発明は、電源が省エネモー
ドに入った後、機内温度が所定の温度に下がった時に除
湿ヒータをONさせることによって、省エネモードに入
った直後の機内温度が高い状態の時に、除湿ヒータがO
Nしないようにすることにより、最小限のコストアップ
で、無駄な電力を消費しないようにすることを目的とす
る。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項記載の画像
形成装置において、電源がタイマーによって省エネモー
ドに入る前に排熱ファンをOFFして一定時間後に定着
ヒータがOFFされるようにし、省エネモードの入る際
の機内の温度を一時的に上げることで、リレーONの設
定時間を遅らせるようにすることにより、より一層無駄
な電力の消費を少なくすることを目的とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項2記載のの
画像形成装置において、電源がタイマーによって省エネ
モードに入る前に排熱ファンをOFFして一定時間後に
定着ヒータがOFFされるようにし、省エネモードに入
る際の機内の温度を一時的に上げることで、機内の温度
が下がるのを遅らせるようにすることにより、より一層
無駄な電力の消費を少なくすることを目的とする。
【0015】請求項5記載の発明は、省エネモードに入
った時に、消費電力を常にエネルギースターの規格値以
下になるように結露ヒータへの通電を調整することによ
り、消費電力を低減し規格値を満たすことを目的とす
る。
【0016】請求項6記載の発明は、省エネモードに入
った時に、複数の結露ヒータを同時に通電させずに1つ
ずつ通電するように切り替えを行うことにより、消費電
力を低減し規格値を満たすことを目的とする。
【0017】請求項7記載の発明は、上記請求項2記載
の画像形成装置において、ヒータ通電の切り替えをあら
かじめ設定した時間毎に行うことにより、結露防止の効
果を失うことなく消費電力を低減し、規格値を満たすこ
とを目的とする。
【0018】請求項8記載の発明は、上記請求項2記載
の画像形成装置において、ヒータを定着ユニット近傍に
も設置し、このヒータへの通電も切り替えのフローに加
えることにより、消費電力を押さえて結露を防止しつつ
定着ユニット付近の温度を上昇させて、定着立ち上がり
時間を短縮することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、省エネモードに入った一定
時間後に、結露防止ヒータをONさせることを特徴とし
ている。
【0020】また、排熱ファンを停止してから省エネモ
ードに入り、上記の一定時間は、省エネモードに入った
後の機内温度が所定の温度になった時であり、排熱ファ
ンを停止してから省エネモードに入るとよい。
【0021】請求項5記載の発明は、省エネモードに入
った時に、複数の結露ヒータへの通電を一定の電力以下
に調整することを特徴としている。
【0022】また、上記の省エネモードに入った時に、
複数の結露ヒータへの通電を同時に行わず1つずつ通電
するように切り替えを行い、露結ヒータへの通電の切り
替えをあらかじめ設定した時間毎に行い、定着部近傍に
ヒータを追加するとよい。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による画像形成装置の省エネルギー化方式の実施の形態
を詳細に説明する。図1から図13を参照すると、本発
明の画像形成装置の省エネルギー化方式の一実施形態が
示されている。
【0024】(第1の実施形態)実施例1について以下
に説明する。まず、画像形成装置の結露を特に防止した
い個所(スキャナ部、作像部、バンク等)の付近に除湿
ヒータ1を設置する。この除湿ヒータ1はノーマルクロ
ーズのリレーを介してACラインに接続されており、コ
ンセントをAC電源に入れた時点でリレーはクローズさ
れていて、ヒータはONされている。本体のメインスイ
ッチ3をONすると、メイン制御部2のCPUからリレ
ー4にリレーオープンの信号が送られる。これによって
リレー4はオープンとなる。ここまでは現在行われてい
る制御であるが、この制御の場合、電源がOFFされる
とすぐにリレー4がクローズされ、ヒータが点灯する。
【0025】結露は、機外温度よりも機内の温度が低く
なった状態で、急に機内温度が上昇したときに発生する
ため、機内温度を機外より高くしていれば問題はない。
【0026】しかし上記制御の場合、電源OFF直後の
機内の温度が高い状態でもヒータがONしてしまい、無
駄な電力を消費してしまっていた。
【0027】そこで、実施例1の省エネモードを有する
画像形成装置において、まず、機内温度が機外より低く
ならない範囲の時間Aを設定する。省エネモードを有し
ている複写機は、省エネモードに入ると同時に消費電力
を最小にするために、メイン制御部のみに電力を供給し
ヒータ等や排熱ファン等、その他の部分は全てOFFに
しているが、これをリレーの電源もONにしておき、省
エネモードに入ってから一定時間A後にリレーをクロー
ズするようにメイン制御部にて制御を行う。この制御に
ついてのブロック図を図1、フローチャートを図3に示
す。
【0028】こうすることにより、コストアップするこ
となく、機内の温度が高い状態で、除湿ヒータをONし
てしまうことによる無駄な電力の消費をなくすことがで
きる。
【0029】なお、省エネモードを有している複写機
は、メインスイッチの他にOFFすると省エネモードに
入るサブスイッチを有しており、通常の電源のON/ O
FFはこのスイッチを用いるため、タイマによる省エネ
モード時だけでなく、常に上記の制御を行うことができ
る。
【0030】実施例2について以下に説明する。まず、
実施例1と同ように除湿ヒータとリレーを設置する。そ
して、画像形成装置が省エネモードに入った時も同様に
メイン制御部とリレーにのみ電力を供給するようにす
る。次に機内温度を測定する温度センサを設置する。省
エネモードに入った後、メイン制御部で一定時間B毎に
機内温度を測定するようにして、温度センサが機外の温
度Pより低い状態を示した時に、リレーをクローズする
ように制御を行う。機外の温度Pについては、季節によ
る変化なども考えられるため操作部上で自由に設定を変
更できるようにしておく。また、機外の温度を測定する
温度センサを設置して機内温度との比較を行ってもよ
い。また、特に小型の画像形成装置の場合、機内温度と
定着ローラ付近の温度は一定時間後にはほぼ等しくなる
と考えられるため、この場合は定着温度を測定するサー
ミスタを温度センサの変わりに利用すれば、より一層コ
ストダウンを図ることができる。この制御についてのブ
ロック図を図2、フローチャートを図4に示す。
【0031】こうすることにより、最小限のコストアッ
プで、機内の温度が高い状態で、除湿ヒータをONして
しまうことによる無駄な電力の消費をなくすことができ
る。
【0032】実施例3について以下に説明する。設定さ
れた時間になると自動的に省エネモードに入るようにな
っている画像形成装置は、メイン制御部のCPUに、省
エネモードに入るまでの時間をカウントするタイマを内
蔵している。このタイマが示す時間をtとする。一方、
コピー動作時には排熱ファンはONしている。そしてコ
ピー動作終了時タイマをt=0にリセットさせタイマを
スタートさせる。タイマは省エネモードに入るまでの時
間Yがあらかじめ設定されており、Yまでカウントした
時点で省エネモードに入るように制御している。
【0033】この画像形成装置においてまず、省エネモ
ードに入るより前に排熱ファンモータを止める時間Xを
設定する。そして上記のタイマを用いて排熱ファンのO
N/OFF制御を行う。タイマがスタートし、示す時間
がXと等しくなった時に排熱ファンを停止させる。その
後タイマはYまでカウントし省エネモードに入る。この
制御についてのブロック図を図5、フローチャートを図
7に示す。
【0034】この制御により、省エネモードに入る前に
排熱ファンが止まるため、定着温度は上昇し、また熱が
機外に流れなくなるため、機内温度を上昇させることが
できる。これにより機内温度が機外温度より下がる時間
を遅らせることができる。この制御を行ったときの機内
温度の推移を図9に示す。実施例1の制御にこの制御を
追加することで、より一層電力の消費を少なくさせるこ
とができる。
【0035】実施例4について以下に説明する。実施例
2の制御に実施例3の省エネモードに入る直前に定着ヒ
ータの温度を上げる制御を追加する。この制御について
のブロック図を図6、フローチャートを図8に示す。こ
うすることにより、機内温度が機外温度より下がる時間
を遅らせることができるため、より一層電力の消費を少
なくさせることができる。
【0036】(第2の実施形態)図10において第2の
実施形態の画像形成装置の概要に付いて説明する。画像
読み取りユニット12により、原稿を光源により照射し
ながら原稿を走査して、原稿からの反射光を3ラインC
CDセンサにより画像を読み取り、画像データを画像処
理ユニット13に送る。
【0037】画像処理ユニット13では、スキャナγ補
正、色変換、主走査変倍、画像分離、加工、エリア処
理、階調補正処理などの画像処理を行った画像データー
を画像書き込みユニット14へ送る。
【0038】画像書き込みユニット14では、画像デー
タに応じてLD(レーザダイオード)の駆動を変調す
る。
【0039】ドラムユニット18では一様に帯電された
回転する感光体ドラムに上記のLDからのレーザビーム
により潜像を書き込み、現像ユニット20によりトナー
を付着させて顕像化させる。
【0040】感光体ドラム上に作られた画像は、中間転
写部19の中間転写ユニットの転写ベルト上に再転写さ
れる。中間転写ベルト上にはフルカラーコピーの場合4
色のトナーが順次重ねられる(Bk、C、M、Yの4
色)。フルカラーコピーの場合には、Bk、C、M、Y
の4色作像・転写工程が終了した時点で中間転写ベルト
とタイミングを合わせて、給紙部21より転写紙が給紙
され、紙転写部で中間転写ベルトから4色同時に転写紙
にトナーが転写される。
【0041】トナーが転写された転写紙は搬送部を経て
定着部22に送られ、定着ローラと加圧ローラによって
熱定着され排紙される。また、コピーモード等のユーザ
が設定するものは、操作部ユニット15によって入力さ
れる。設定されたコピーモード等の操作モードはシステ
ム制御ユニット11に送られ、システム制御ユニット1
1では設定されたコピーモードを実行するための制御処
理を行う。この時、システム制御ユニットから、画像読
み取りユニット、画像処理ユニット、画像書き込みユニ
ット、画像表示ユニット等のユニットに対して制御指示
を行う。
【0042】次に、第2の実施形態について以下に説明
する。まず、図10の画像形成装置内において、結露を
防止したい個所に除湿ヒータを設置する。結露の防止が
特に要求される個所として、画像読み取りユニット部1
2、ドラムユニット近傍18、給紙部21等が挙げられ
る。
【0043】実施例5の画像形成装置については、ま
ず、これらの除湿ヒータを例えば、図11のようにリレ
ーを介して、ACラインに接続する。省エネモードのあ
る画像形成装置は、図11のような構成になっており、
省エネモードに入るとメイン制御部が、省エネ回路のコ
ントロールを行い、各負荷への通電をOFFし、メイン
制御部にのみ通電するように制御を行う。この時メイン
制御部での消費電力は、機械によって多少異なるが、お
およそ5〜10Wになる。ここで、エネルギースター規
格では、省エネモード時15Wもしくは20W以下と規
制されているため、メイン制御部とヒータの電力の合計
が15Wもしくは20Wを超えないようにヒータ制御を
行うことによって、規格を満たすようにする。
【0044】具体例として、実施例6の画像形成装置に
おいては、複数個所あるヒータへの通電を、1つずつ切
り替えていくことによって消費電力を規格値内に収める
ようにする。除湿ヒータは通常5〜20W程度のものを
使用するので、メイン制御の電力と合わせて15Wもし
くは20W以内に収めるためには、複数個所の点灯は難
しい。そこで複数個所のヒータへの電力供給を、1個所
ずつ切り替えながら行うことにより常に消費電力が15
Wもしくは20W以下になるように制御する。ある1個
所のヒータを点灯させた時、その他のヒータは通電され
なくなるが、その間はヒータの余熱で、結露が発生しな
い状態に保つようにする。こうすることにより、消費電
力の低減を図り、エネルギースターの規格を満たすこと
ができる。実施例5、実施例6についてのブロック図を
図11に示す。
【0045】実施例6の除湿ヒータの制御は、電源が省
エネモードに入った後、機内温度が所定の温度に下がっ
た時に除湿ヒータをONさせることによって、省エネモ
ードに入った直後の機内温度が高い状態の時に、除湿ヒ
ータがONしないようにすることにより、最小限のコス
トアップで無駄な電力の消費を押さえることができる。
【0046】実施例7においては、このヒータの切り替
えをCPUに内蔵されているタイマーを利用して行う。
まず、ヒータの設置する個所によって、余熱の状態、温
度の状態など変わってくるので、あらかじめその場所毎
に適当なヒータ点灯時間X1〜Xnを設定する。省エネ
モードに入った時には、まず決められたヒータ1をX1
の間点灯し、その後は設定時間毎に各ヒータへの通電を
を切り替えていく。そして、電源が再びONされた時に
は、全てのヒータをOFFするように制御を行う。これ
についてのブロック図を図12、フローチャートを図1
3に示す。こうすることにより消費電力を低減しつつ、
より確実に結露を発生しないようにすることができる。
【0047】実施例7の定着ヒータと除湿ヒータの制御
は、実施例5の画像形成装置において、電源がタイマー
によって省エネモードに入る前に排熱ファンをOFFし
て一定時間後に定着ヒータがOFFされるようにし、省
エネモードの入る際の機内の温度を一時的に上げる。こ
のことで、あらかじめ設定する時間を遅らせるようにす
ることにより、コストアップすることなく、より一層無
駄な電力の消費を少なくすることができる。
【0048】実施例8においては、除湿ヒータへの通電
時間が少し短くなっても、結露に影響しないような余裕
がある場合に、定着ユニット近傍に除湿ヒータと同じ程
度のACヒータを追加し、ヒータを切り替えるフローの
中にこのヒータも加える。このヒータを用いて、定着ユ
ニット近傍の温度を上昇させることによって、定着ロー
ラの温度をある程度の高い温度に保っておくことによ
り、電源が投入された時の定着立ち上がり時間を短縮す
ることができ、かつエネルギースターの規格も満たすこ
とができる。
【0049】実施例8では、実施例6の画像形成装置に
おいて、電源がタイマーによって省エネモードに入る前
に排熱ファンをOFFして一定時間後に定着ヒータがO
FFされるようにし、省エネモードに入る際の機内の温
度を一時的に上げることで、機内の温度が下がるのを遅
らせるようにする。このことにより、より一層無駄な電
力の消費を少なくすることができる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の画像形成装置の省エネルギー化方式では、除湿ヒータ
の制御は、電源が省エネモードに入った時からあらかじ
め設定した一定時間後に除湿ヒータをONさせる。この
ことによって、省エネモードに入った直後の機内温度が
高い状態の時に、除湿ヒータがONしないようにする。
これにより、コストアップすることなく、無駄な電力の
消費を押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の省エネルギー化方式の
実施形態を示すブロック図である。
【図2】実施例2を示すブロック図である。
【図3】実施例1の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図4】実施例2の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図5】実施例3を示すブロック図である。
【図6】実施例4を示すブロック図である。
【図7】実施例3の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図8】実施例4の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図9】機内温度の推移例を示す特性図である。
【図10】第2の実施形態の画像形成装置の省エネルギ
ー化方式の構成例を示すブロック図である。
【図11】実施例5を示すブロック図である。
【図12】実施例6を示すブロック図である。
【図13】実施例6の動作例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 除湿ヒータ 2 メイン制御部 3 メインスイッチ 4 リレー 11 システム制御ユニット 12 画像読み取りユニット 13 画像処理ユニット 14 画像書き込みユニット 15 操作部ユニット 18 ドラムユニット 19 中間転写部 20 現像ユニット 21 給紙部 22 定着部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 省エネモードに入った一定時間後に、結
    露防止ヒータをONさせることを特徴とする画像形成装
    置の省エネルギー化方式。
  2. 【請求項2】 排熱ファンを停止してから前記省エネモ
    ードに入ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置の省エネルギー化方式。
  3. 【請求項3】 前記一定時間は、省エネモードに入った
    後の機内温度が所定の温度になった時である、ことを特
    徴とする請求項1または2記載の画像形成装置の省エネ
    ルギー化方式。
  4. 【請求項4】 前記排熱ファンを停止してから前記省エ
    ネモードに入ることを特徴とする請求項2または3記載
    の画像形成装置の省エネルギー化方式。
  5. 【請求項5】 省エネモードに入った時に、複数の結露
    ヒータへの通電を一定の電力以下に調整することを特徴
    とする画像形成装置の省エネルギー化方式。
  6. 【請求項6】 前記省エネモードに入った時に、複数の
    結露ヒータへの通電を同時に行わず、1つずつ通電する
    ように切り替えを行うことを特徴とする請求項5に記載
    の画像形成装置の省エネルギー化方式。
  7. 【請求項7】 前記露結ヒータへの通電の切り替えを、
    あらかじめ設定した時間毎に行うことを特徴とする請求
    項6記載の画像形成装置の省エネルギー化方式。
  8. 【請求項8】 定着部近傍に、ヒータを追加することを
    特徴とする請求項6記載の画像形成装置の省エネルギー
    化方式。
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