JP2002214707A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2002214707A
JP2002214707A JP2001010602A JP2001010602A JP2002214707A JP 2002214707 A JP2002214707 A JP 2002214707A JP 2001010602 A JP2001010602 A JP 2001010602A JP 2001010602 A JP2001010602 A JP 2001010602A JP 2002214707 A JP2002214707 A JP 2002214707A
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light
image
bundle
incident
fiber bundle
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Withdrawn
Application number
JP2001010602A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Tabata
誠一郎 田端
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各表示素子を均一に照明して高品質な画像を
表示することができる画像表示装置を提供する。 【解決手段】 m(mは2以上の整数)個の表示素子5
を照明装置により照明して、その画像を投影光学系によ
りスクリーン7上に投影し、各画像を組み合わせること
により一画像を構成する画像表示装置であって、上記照
明装置は、光源たるランプを収納するランプユニット1
と、該ランプからの光を上記m個の表示素子5に伝送す
るファイババンドル3と、を有してなり、該ファイババ
ンドル3は、その出射側が、上記m個の表示素子5に各
対応したm束の出射側サブバンドル3Aに分岐されて各
々に出射端3aが形成され、各出射端3aから相対する
各表示素子5に向けて照明光を照射する画像表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置、よ
り詳しくは、複数の表示素子による画像を組み合わせる
ことにより一画像を構成する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の表示素子により部分画像を表示
し、これらの部分画像をスクリーンに投影する際に、隣
接する部分画像同士がその辺縁部において互いに重畳領
域をもって重ね合わせられるように投影し、これら複数
の部分画像を組み合わせることにより一画像を構成する
画像表示装置は、従来より、種々のものが提案されてい
る。
【0003】このような画像表示装置の一例として、特
開平9−211412号公報には、画像の一部を構成す
る部分画像を生成する複数の投写ユニットと、上記複数
の投写ユニットから生成された部分画像を合成して表示
するスクリーンとを備えたマルチ画像表示装置におい
て、上記スクリーンは、複数の投写ユニットに対応して
設けられた複数の部分フレネルレンズと、拡散素材を含
んだ1枚の拡散板とで構成され、上記複数の部分フレネ
ルレンズと、拡散板との間に一定長のスペースを設けた
マルチ画像表示装置が記載されている。
【0004】また、特開平9−159985号公報に
は、液晶パネルを備え画像の一部を構成する部分画像を
生成する複数の液晶モジュールと、上記複数の液晶モジ
ュールから生成された部分画像を表示するスクリーン
と、上記複数の液晶モジュールの液晶パネルに対して光
を供給する光供給部と、を有し、この光供給部が、複数
の液晶モジュールに対して光を放出する少なくとも一つ
の光源と、この少なくとも一つの光源から放出された光
を上記複数の液晶モジュールに分配する複数の光ファイ
バケーブルとを備えた画像表示システムが記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような画像表示装
置は、上述したように、複数の表示素子による部分画像
を組み合わせて一画像を構成するものであるために、ス
クリーン上に投影される各部分画像に輝度差や色の相違
が発生することのないようにしなければならない。しか
しながら、上記特開平9−211412号公報に記載さ
れたような技術では、各表示素子毎に異なる照明光学部
を用いているために、部分画像毎の輝度や色を均一に揃
えるのは容易ではない。
【0006】また、上記特開平9−159985号公報
に記載されたような技術では、光ファイバに破損等が生
じた場合に、表示素子への照明にムラが生じてしまう。
【0007】そこでこうした均一な照明を、比較的低コ
ストに実現することができる技術が望まれている。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、各表示素子を均一に照明して高品質な画像を表示
することができる画像表示装置を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による画像表示装置は、m(mは2以
上の整数)個の表示素子と、これらの表示素子を照明す
る照明手段と、この照明手段により照明された表示素子
の画像をスクリーン上に投影する投影光学系と、を具備
し、上記m個の表示素子による画像を組み合わせること
により一画像を構成する画像表示装置であって、上記照
明手段は、光源と、この光源からの光を上記m個の表示
素子に伝送するファイババンドルと、を有してなり、該
ファイババンドルは、その出射側において、上記m個の
表示素子に各対応したm束の出射側サブバンドルに分岐
し、これらの出射側サブバンドルの各々に出射端が形成
されたものである。
【0010】また、第2の発明による画像表示装置は、
上記第1の発明による画像表示装置において、上記光源
がn(nは2以上の整数)個設けられており、上記ファ
イババンドルは、その入射側において、上記n個の光源
に各対応したn束の入射側サブバンドルに分岐し、これ
らの入射側サブバンドルの各々に入射端が形成されてお
り、かつ、各入射側サブバンドルを構成するファイバ
は、上記m束の出射側サブバンドルに均等に割り振られ
ている。
【0011】さらに、第3の発明による画像表示装置
は、上記第1の発明による画像表示装置において、上記
m束の出射側サブバンドルの出射端から上記m個の表示
素子に至るそれぞれの光路上に、該出射側サブバンドル
を構成する各ファイバの出射端から出射される光を、上
記表示素子の表示面全体に照射して重ね合わせるための
出射側光学系が、各配置されている。
【0012】そして、第4の発明による画像表示装置
は、上記第1の発明による画像表示装置において、上記
光源から入射側サブバンドルの入射端に至る光路上に、
上記光源の光から複数の2次光源像を形成するレンズア
レイと、これら複数の2次光源像から各々出射される光
を、上記ファイババンドルの入射端の全面に照射して重
ね合わせるための入射側光学系と、が配置されている。
【0013】加えて、第5の発明による画像表示装置
は、上記第2の発明による画像表示装置において、上記
ファイババンドルが、その入射側と出射側との少なくと
も一方に、該ファイババンドルと略同径のガラスロッド
が配設されたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図7は本発明の第1の実
施形態を示したものであり、図1は画像表示装置の構成
を示す図、図2は画像表示装置の照明装置におけるラン
プとファイババンドルの一構成例を示す斜視図、図3は
画像表示装置の照明装置におけるランプとファイババン
ドルの他の構成例を示す斜視図、図4は上記図3の構成
におけるファイバの配置の様子を示す図、図5は照明装
置における入射側光学系の構成を示す図、図6は照明装
置における出射側光学系の構成を示す図、図7は出射側
サブバンドルの出射端における各ファイバの配列を示す
図である。
【0015】この画像表示装置は、図1に示すように、
ランプユニット1内で発光された光を、ファイババンド
ル3により伝送して、複数(この図1に示す例では16
個)の透過型LCD等でなる表示素子5に照射し、該表
示素子5による部分画像7aをその辺縁部において互い
に重畳領域7bを有するようにスクリーン7上に投影す
ることで、全体として一画像を構成するものである。
【0016】上記ファイババンドル3の一構成例につい
て、図2を参照して説明する。
【0017】この図2は、ランプユニット1内に光源た
るランプ1aが1つ配設されている場合の構成例であ
る。
【0018】ファイババンドル3は、複数のファイバ3
f(図4等参照)を束ねて構成されたものであり、入射
側3Bの入射端3bから上記ランプ1aの光を入射し
て、各ファイバ3fにより伝送するようになっている。
【0019】該ファイババンドル3の出射側は、上記表
示素子5の個数と同一数の出射側サブバンドル3Aに分
岐しており、各出射側サブバンドル3Aには、均等な本
数のファイバ3fが配置され、さらに、各出射側サブバ
ンドル3Aには伝送した光を出射するための出射端3a
がそれぞれ設けられている。
【0020】このように構成することにより、同一のラ
ンプの光が分配されて各表示素子が照明されるために、
照明の輝度や色のばらつきがなく、スクリーン7に投射
された各部分画像により構成される一画像は、全体とし
て統一されたものとなる。
【0021】次に、上記ファイババンドル3の他の構成
例について、図3を参照して説明する。
【0022】この図3は、ランプユニット1内に光源た
るランプ1bが複数配設されている場合の構成例であ
る。
【0023】ファイババンドル3の入射側は、ランプ1
bの個数と同一数の入射側サブバンドル3Cに分岐して
おり、各入射側サブバンドル3Cには、均等な本数のフ
ァイバ3fが配置され、さらに、各入射側サブバンドル
3Cには該ランプ1bからの光を入射するための入射端
3cがそれぞれ設けられている。
【0024】また、ファイババンドル3の出射側につい
ては、上記図2に示したものと同様である。
【0025】この図3に示したようなファイババンドル
3におけるファイバ3fの配置について、図4を参照し
てさらに説明する。
【0026】上記ランプ1bの個数をn個(nは2以上
の整数)、表示素子5の個数をm個(mは2以上の整
数)とすると、入射側サブバンドル3Cはn束、出射側
サブバンドル3Aはm束、に各分岐していることにな
る。
【0027】このとき、各入射側サブバンドル3Cが、
p本のファイバ3fにより構成されているとすると、こ
れらは、p/mずつに分岐されて、m束設けられている
出射側サブバンドル3Aに各配分されている。
【0028】こうして、全ての入射側サブバンドル3C
から入射される光が、各出射側サブバンドル3Aに均等
に割り振られて伝送され、何れの出射側サブバンドル3
Aからも同一の光量の光が出射されるように構成されて
いる。
【0029】このように構成することで、上記図2の構
成で得られる効果にさらに加えて、複数のランプ1bの
内の何れかが点灯しなくなったとしても、画像の一部の
みが暗くなることはなく、画像全体の輝度がやや低下す
るだけの状態で画像の観察を引き続き行うことが可能と
なる。
【0030】また、設計時にランプ1bの数を容易に変
更することができるために、光量を所望に増減すること
が容易となり、単一のランプで大光量を得るのに比べ
て、ランプ自体の寿命を延ばすことも可能となる。
【0031】次に、図5を参照して、照明手段としての
照明装置における入射側光学系の構成について説明す
る。
【0032】この図5に示す構成は、上記ランプ1aか
らファイババンドル3の入射側3Bの入射端3bに至る
光路上に配置された入射側光学系、またはランプ1bか
ら入射側サブバンドル3Cの入射端3cに至る光路上に
配置された入射側光学系の、何れにも適用されるもので
ある。
【0033】すなわち、上記ランプ1a,1bから出射
された光は、格子状のレンズアレイでなるインテグレー
タレンズ11に入射し、複数の2次光源像を形成するよ
うになっている。
【0034】この2次光源像は、重ね合わせレンズ12
およびコンデンサレンズ13で構成されるケーラー照明
光学系の入射側光学系により、ファイババンドル3の入
射側3Bの入射端3bまたは入射側サブバンドル3Cの
入射端3cに投射される。
【0035】より詳しくは、複数の2次光源像のそれぞ
れから出射される光は、何れもが、入射端3b,3cの
全面に照射され、つまり、入射端3b,3cに露呈して
いる各ファイバ3fの全てに、全部の2次光源像からの
光が重畳して照射されることになる。これにより、各フ
ァイバ3fが伝送する光量は同一となるために、出射側
において、ファイバ3fを個別に認識して配分する必要
がなくなり、本数のみで配分することが可能となる。
【0036】続いて、図6を参照して、照明手段として
の照明装置における出射側光学系の構成について説明す
る。
【0037】この図6に示す出射側光学系は、上記出射
側サブバンドル3Aの出射端3aから表示素子5に至る
光路上に配置されたものである。
【0038】すなわち、出射側サブバンドル3Aの出射
端3aから出射される光は、重ね合わせレンズ15およ
びコンデンサレンズ16で構成されるケーラー照明光学
系の出射側光学系により、表示素子5の表示面全体に照
射されるようになっている。これにより、表示素子5の
表示面は、明暗の輝度分布が生じることなく、面全体を
均一に照明される。
【0039】こうして照明された表示素子5の画像は、
レンズ18aとレンズ18bで構成される投影光学系1
8により、上記スクリーン7に向けて投影される。
【0040】また、出射側サブバンドル3Aの出射端3
aでは、各ファイバ3fは、図7に示すように配列され
ている。
【0041】すなわち、矩形状を呈する表示素子5の表
示面の形状に合わせて、全体の輪郭が略矩形状を呈する
ように複数本のファイバ3fが収束されているととも
に、正三角形状の格子をなすように、ファイバ3fが配
列されている。
【0042】こうして、図7の水平方向に並ぶファイバ
列は、偶数段と奇数段とで該水平方向の配列が半位相ず
れるようになっている。複数の光源または2次光源像に
より表示素子5を照明し、該表示素子5から投射される
部分画像の、重畳領域7bに係る光束を遮光板等を用い
て遮光したときには、上記光源または2次光源像の配列
に起因して、部分画像の辺縁部に階段状の輝度分布が発
生する可能性があるが、この図7に示すような位相をず
らした配列を行うことにより、該階段状の輝度分布を軽
減して、円滑な輝度変化曲線を得られるようにしてい
る。
【0043】このような第1の実施形態によれば、ラン
プの光が各表示素子に均等に分配されるために、表示素
子毎の輝度や色のばらつきが発生することはなく、高品
質な画像を表示することが可能となる。
【0044】また、入射側に複数のランプを配置する場
合には、光量の増減を容易に調節することが可能とな
り、加えて、複数のランプの内の全部でない幾つかが点
灯しなくなったとしても、画面に照明されない部分が発
生することはない。
【0045】さらに、各ファイバから出射される光が表
示素子の表示面全体に照射されて、重ね合わせられるた
めに、複数本のファイバの何れかに破損等が発生したと
しても、表示素子の表示面上における輝度分布の不均一
さが発生することはなく、表示面全体を一様に照明する
ことが可能である。
【0046】そして、ランプの光から複数の2次光源像
を形成して、これら複数の2次光源像から各々出射され
る光を、ファイババンドルの入射端の全面に照射して重
ね合わせるようしたために、ファイババンドルを構成す
る各ファイバに一様な光を入射させることができ、表示
素子のより均一な照明が可能となる。
【0047】図8から図10は本発明の第2の実施形態
を示したものであり、図8は照明装置における入射側光
学系の構成を示す図、図9は照明装置における出射側光
学系の構成を示す図、図10はファイババンドルの出射
側に配設されたガラスロッドの構成を示す斜視図であ
る。
【0048】この第2の実施形態において、上述の第1
の実施形態と同様である部分については同一の符号を付
して説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明
する。
【0049】この第2の実施形態の照明装置における入
射側光学系は、図8に示すように構成されていて、ファ
イババンドル3の入射側に、光伝達方向に所定の長さを
有するガラスロッド22が配設されている。
【0050】すなわち、上記ランプ1a,1bから出射
された光は、レンズ21によって集光されて、ガラスロ
ッド22に入射されるようになっている。
【0051】この光は、該ガラスロッド22の内部を通
過するが、このとき光線の入射角に応じて内面で複数回
の全反射が行われ、光線が混交されて光軸方向に垂直な
面内の光強度が均一化された後に、ファイババンドル3
に入射されるようになっている。
【0052】このように、ガラスロッド22を設けて、
その内部で光線を多重反射させるようにしたために、ラ
ンプ1a,1bから出射される光の強度が、面内ムラな
く平均化されて、ファイババンドル3の入射側3Bまた
は入射側サブバンドル3Cを構成する個々のファイバに
3fに同一の光量の光を入射させることができる。
【0053】次に、本実施形態の照明装置における出射
側光学系は、図9に示すように構成されていて、ファイ
ババンドル3の出射側に、光伝達方向に所定の長さを有
するガラスロッド25が配設されている。
【0054】ここで、上記ガラスロッド25は、図10
に示すように、複数本のファイバ3fを略矩形状に収束
してなる出射側サブバンドル3Aの形状に合わせて、該
出射側サブバンドル3Aと略同径の、直方体形状に形成
されている。
【0055】このような構成において、ファイババンド
ル3を伝送されてきた光は、続くガラスロッド25に入
射されるが、このとき光線の入射角に応じて内面で複数
回の全反射が行われ、光線が混交されて光軸方向に垂直
な面内の光強度が均一化された後に、出射されるように
なっている。
【0056】このように、ガラスロッド25を設けて、
その内部で光線を多重反射させるようにしたために、フ
ァイババンドル3を伝送された光の出射方向に垂直な面
内における光強度のムラを平均化して出射することがで
きる。
【0057】従って、入射側での複数のランプ1b同士
の輝度の違いやランプ1a,1b自体の輝度分布の違
い、あるいはファイババンドル3を構成するファイバ3
fの折れ、等に起因する光強度の面内ムラを排除するこ
とができる。
【0058】上記ガラスロッド25から出射された光
は、その後に、第1のレンズ26と第2のレンズ27に
よって、表示素子5に照射される。ここで、これら第1
のレンズ26と第2のレンズ27は、上記ガラスロッド
25の出射面を表示素子5上に結像させるような照明光
学系を構成している(クリティカル照明)。
【0059】この照明法により、ファイババンドル3か
ら出射される光の強度の角度分布に生じ得るムラを、表
示素子5上における面内ムラに変換させることなく、一
様に照明することができる。
【0060】こうして、ファイババンドル3の光の面内
強度ムラを、ガラスロッド25を用いることにより除去
してから、出射される光の角度分布における強度ムラ
を、第1のレンズ26と第2のレンズ27でなる照明光
学系によりクリティカル照明法で除去するようになって
いる。
【0061】このような第2の実施形態によれば、上述
した第1の実施形態とほぼ同様の効果を奏するととも
に、ランプの光を入射側においてガラスロッド内で反射
させて均一化するとともに、ファイババンドル3で伝送
された光を出射側においてガラスロッド内で反射させて
均一化することにより、ムラのない照明を行うことがで
きる。
【0062】さらに、出射側において、ガラスロッドの
出射面を表示素子上に結像させるクリティカル照明を行
っているために、表示素子上における照明光のムラを解
消することができる。
【0063】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように請求項1による本発
明の画像表示装置によれば、ファイババンドルの出射側
を、m個の表示素子に各対応したm束の出射側サブバン
ドルに分岐させ、これらの出射側サブバンドルの各々に
出射端を形成したために、各表示素子を、輝度や色のば
らつきなく均一に照明して、高品質な画像を表示するこ
とが可能となる。
【0065】また、請求項2による本発明の画像表示装
置によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏す
るとともに、ファイババンドルの入射側を、n個の光源
に各対応したn束の入射側サブバンドルに分岐させ、こ
れらの入射側サブバンドルの各々に入射端を形成すると
ともに、各入射側サブバンドルを構成するファイバを、
上記m束の出射側サブバンドルに均等に割り振ったため
に、光量を容易に増加させることが可能であり、また、
n個の光源の内の一つまたは全部でない複数が消えたと
しても、画面に非照明部分が発生することはなく、画像
の観察を継続することができる。
【0066】さらに、請求項3による本発明の画像表示
装置によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏
するとともに、出射側サブバンドルを構成する各ファイ
バの出射端から出射される光を、表示素子の表示面全体
に照射して重ね合わせるための出射側光学系を設けたた
めに、ファイバの破損等が発生したとしても、表示素子
面上での輝度分布を一様に維持することができる。
【0067】そして、請求項4による本発明の画像表示
装置によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏
するとともに、光源の光から複数の2次光源像を形成す
るレンズアレイと、これら複数の2次光源像から各々出
射される光をファイババンドルの入射端の全面に照射し
て重ね合わせるための入射側光学系と、を設けたため
に、ファイババンドルに一様な光を入射させることが可
能となる。
【0068】加えて、請求項5による本発明の画像表示
装置によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果を奏
するとともに、照明手段からの光の強度の面内ムラが平
均化されるために、ファイババンドルの個々のファイバ
に同一の光量の光を入射させることができる。また、フ
ァイババンドルからの光の強度の面内ムラが平均化され
るために、個々の表示素子に同一の光量の光を入射させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における画像表示装置
の構成を示す図。
【図2】上記第1の実施形態の画像表示装置の照明装置
におけるランプとファイババンドルの一構成例を示す斜
視図。
【図3】上記第1の実施形態の画像表示装置の照明装置
におけるランプとファイババンドルの他の構成例を示す
斜視図。
【図4】上記図3の構成におけるファイバの配置の様子
を示す図。
【図5】上記第1の実施形態の照明装置における入射側
光学系の構成を示す図。
【図6】上記第1の実施形態の照明装置における出射側
光学系の構成を示す図。
【図7】上記第1の実施形態において、出射側サブバン
ドルの出射端における各ファイバの配列を示す図。
【図8】本発明の第2の実施形態の照明装置における入
射側光学系の構成を示す図。
【図9】上記第2の実施形態の照明装置における出射側
光学系の構成を示す図。
【図10】上記第2の実施形態において、ファイババン
ドルの出射側に配設されたガラスロッドの構成を示す斜
視図。
【符号の説明】
1…ランプユニット 1a,1b…ランプ(光源) 3…ファイババンドル 3A…出射側サブバンドル 3B…入射側 3C…入射側サブバンドル 3a…出射端 3b,3c…入射端 3f…ファイバ 3…ファイババンドル 5…表示素子 7…スクリーン 7a…部分画像 7b…重畳領域 11…インテグレータレンズ(レンズアレイ、入射側光
学系) 12…重ね合わせレンズ(入射側光学系) 13…コンデンサレンズ(入射側光学系) 15…重ね合わせレンズ(出射側光学系) 16…コンデンサレンズ(出射側光学系) 18…投影光学系 22,25…ガラスロッド 26…第1のレンズ 27…第2のレンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m(mは2以上の整数)個の表示素子
    と、これらの表示素子を照明する照明手段と、この照明
    手段により照明された表示素子の画像をスクリーン上に
    投影する投影光学系と、を具備し、上記m個の表示素子
    による画像を組み合わせることにより一画像を構成する
    画像表示装置であって、 上記照明手段は、光源と、この光源からの光を上記m個
    の表示素子に伝送するファイババンドルと、を有してな
    り、 該ファイババンドルは、その出射側において、上記m個
    の表示素子に各対応したm束の出射側サブバンドルに分
    岐し、これらの出射側サブバンドルの各々に出射端が形
    成されたものであることを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 上記光源はn(nは2以上の整数)個設
    けられており、 上記ファイババンドルは、その入射側において、上記n
    個の光源に各対応したn束の入射側サブバンドルに分岐
    し、これらの入射側サブバンドルの各々に入射端が形成
    されており、かつ、各入射側サブバンドルを構成するフ
    ァイバは、上記m束の出射側サブバンドルに均等に割り
    振られていることを特徴とする請求項1に記載の画像表
    示装置。
  3. 【請求項3】 上記m束の出射側サブバンドルの出射端
    から上記m個の表示素子に至るそれぞれの光路上には、
    該出射側サブバンドルを構成する各ファイバの出射端か
    ら出射される光を、上記表示素子の表示面全体に照射し
    て重ね合わせるための出射側光学系が、各配置されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 上記光源から入射側サブバンドルの入射
    端に至る光路上には、 上記光源の光から複数の2次光源像を形成するレンズア
    レイと、 これら複数の2次光源像から各々出射される光を、上記
    ファイババンドルの入射端の全面に照射して重ね合わせ
    るための入射側光学系と、 が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画
    像表示装置。
  5. 【請求項5】 上記ファイババンドルは、その入射側と
    出射側との少なくとも一方に、該ファイババンドルと略
    同径のガラスロッドが配設されていることを特徴とする
    請求項2に記載の画像表示装置。
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