JP2002214293A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002214293A
JP2002214293A JP2001005714A JP2001005714A JP2002214293A JP 2002214293 A JP2002214293 A JP 2002214293A JP 2001005714 A JP2001005714 A JP 2001005714A JP 2001005714 A JP2001005714 A JP 2001005714A JP 2002214293 A JP2002214293 A JP 2002214293A
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outputting
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JP2001005714A
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Koichi Sato
浩一 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の不良チップ判定テストを実施するシス
テムは、欠陥を有する本来フェイルであるチップを良品
であると判定する場合があり、製品の信頼性を著しく損
なう可能性があるという課題があった。 【解決手段】 半導体装置において、テスト結果出力用
のクロック信号を出力するテストタイミング生成回路1
2と、テスト結果に係る信号を出力するテスト判定回路
13と、HレベルおよびLレベルの信号を交互に出力す
るDフリップフロップ41と、テスト判定回路13およ
びDフリップフロップ41から出力される信号を入力し
て演算結果を外部に出力する排他的NOR回路42とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に係
り、特に不良チップの判定テストに対する信頼性を向上
させるテスト制御回路を備えた半導体装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の不良チップ判定テストを
実施する際の装置構成を示す図である。図7において、
1はテスト対象のチップ(半導体装置)、2はチップ1
に係るテストを実施するテスタ、3はデータ信号線、4
はテストパターン信号線である。なお、データ信号線3
は時分割にデータ伝送を実施することでチップ1とテス
タ2との間において双方向にデータを伝送することが可
能である。また、テストパターン信号線4は、テストパ
ターンに含めてアドレス信号、コントロール信号、クロ
ック信号等も伝送する。
【0003】チップ1に係る不良チップ判定テストを実
施する際には、まずテスタ2がデータ信号線3およびテ
ストパターン信号線4を介してそれぞれデータおよびテ
ストパターンを伝送する。次に、チップ1は、入力した
データおよびテストパターンに基づいてデータ演算処理
を実施し、演算結果をデータ信号線3を介してテスタ2
へ伝送する。テスタ2は、入力された演算結果に係るデ
ータを期待値と比較して、チップ1に欠陥が存在するか
否かを判定する。
【0004】図8は、従来の不良チップ判定テストを実
施するシステムの内部構成の一例を示す図である。図8
において、図7と同一符号は同一または相当部分を示す
のでその説明を省略する。10はテスト対象回路、11
はテスト制御回路、12はテストタイミング生成回路、
13はテスト判定回路、14は出力ゲート、15,1
6,17,18,19,20,21は信号線、22,2
3は外部端子である。なお、信号線15〜21について
は、一部重複が生じるが説明を簡単にするために分岐し
たものについては別番号を付して区別するものとしてい
る。また、31は比較回路、32はテストパターン生成
回路、33,34は信号線、35,36は外部端子であ
る。
【0005】次に、上記の構成を有するチップおよびテ
スタによる不良チップ判定テストの動作について説明す
る。まず概略的な動作について述べると、テストパター
ン生成回路32で生成されてテスタ2から出力されるテ
ストパターンは、外部端子23を介して、テスト対象回
路10、テスト判定回路13およびテストタイミング生
成回路12に入力される。また、外部端子22および信
号線21を介して、テスタ2からデータがテスト対象回
路10に入力される。テスト対象回路10は、データお
よびテストパターンが入力されると、当該データおよび
テストパターンを基にしてデータ演算処理を実施し、演
算結果に係るデータを信号線18に出力する。テスト判
定回路13は、信号線18から入力された演算結果に係
るデータを参照して、テスト対象チップにおける欠陥の
存否についてパスまたはフェイルを判定して、テスト結
果としてパスの場合には信号線20にハイレベルの電圧
レベルを有する信号を出力し、フェイルの場合には信号
線20にローレベルの信号を出力する。このパス/フェ
イルに係る信号は、出力ゲート14がオン状態で信号が
通過できれば、信号線3を介してテスタ2内に入力され
る。テスタ2は、比較回路31において入力されたテス
ト結果に係る信号の電圧レベルをチェックすることで、
個別のテスト毎にパスまたはフェイルを認識する。な
お、テスト結果の出力論理については、通常、パスの場
合にハイレベルの信号を出力するとともにフェイルの場
合にローレベルの信号を出力する形態を正論理と称し、
パスの場合にローレベルの信号を出力するとともにフェ
イルの場合にハイレベルの信号を出力する形態を負論理
と称し、以降でも上記の定義に基づいて“正論理”およ
び“負論理”の用語を用いるものとする。
【0006】テスト判定回路13は、テスト対象回路1
0から出力される演算結果に係るデータに対する論理演
算を実施してからテスト結果を信号線20に出力する場
合もあれば、テスト対象回路10から出力される演算結
果に係るデータの一部をそのまま信号線20に出力する
場合もある。また、テスト判定回路13は、不良チップ
判定テストについてパス/フェイルを判定するに際し
て、テスタ2から出力されるテストパターンの一部を信
号線16を介して参照する場合もある。
【0007】テストタイミング生成回路12は、テスタ
2から出力されるクロック信号等を信号線17を介して
参照し、テスト結果をそれぞれ出力するタイミングを規
定するタイミングクロック信号(クロック信号)を信号
線19に出力する。また、テストタイミング生成回路1
2は、テスト結果を外部端子22から出力するように出
力ゲート14をオン状態とする制御信号を出力する。
【0008】出力ゲート14は、外部端子22からテス
ト結果を出力する際には上記のようにオン状態となり、
テスタ2から信号線3にデータが出力されている際には
オフ状態となってチップ1からの信号出力を遮断する。
なお、出力ゲート14を設けることで、上記のように信
号線3を双方向に使用することが可能となる。
【0009】図9は、テスト中の回路動作を示すタイミ
ングチャートである。チップ1およびテスタ2内の各回
路要素は、図9に示されるタイミングクロック信号に同
期して動作する。図9に示される動作例については、各
周期毎に、テスタ2がテストパターンを出力し、テスト
対象回路10が当該テストパターンに係る演算結果を出
力し、テスト判定回路13が入力された演算結果を基に
パス/フェイルを判定してテスト結果をテスタ2に出力
するような動作過程を想定している。テスト判定回路1
3は、タイミングクロック信号の立ち上がりエッジで前
サイクルでテスト対象回路10から出力された演算結果
をラッチして、当該演算結果に応じた電圧レベルの信号
をテスト結果として出力する。この例においては、テス
ト結果の出力論理としては正論理を用いていて、テスト
対象回路10から入力される演算結果の内容がパスを示
すものであればハイレベルの信号を出力し、テスト対象
回路10から入力される演算結果の内容がフェイルを示
すものであればローレベルの電圧を出力する。矢印は、
1サイクル前にテスト対象回路10から出力される演算
結果がテスト判定回路13から出力されるテスト結果に
反映されることを示すものである。また、テスタ2は、
出力ゲート14を通過するテスト結果に係る信号を入力
して、比較処理を実施することでテスト結果を認識す
る。
【0010】図9に示される動作例では、テスト対象回
路10が、サイクル1およびサイクル2の前サイクルで
パスに相当する演算結果を出力し、サイクル3の前サイ
クルでフェイルに相当する演算結果を出力し、サイクル
4およびサイクル5の前サイクルでパスに相当する演算
結果を出力している。したがって、テスト判定回路13
から出力される信号の電圧レベルはサイクル3でのみフ
ェイルを示すローレベルとなる。
【0011】図9に示された動作例は信号が伝送される
信号線における論理変化を示したものであるが、実際に
は信号線の抵抗や負荷容量に起因して、信号線の電圧変
化においては、遅延およびなまりが発生する。ここで、
“なまり”とは、信号の電圧レベルの変化に係る立ち上
がり/立ち下がり時間特性の劣化を示す用語として、通
常用いられているものである。図10は、テスタに入力
される実際の信号波形等を示す図である。100,10
1,102は、それぞれテスト判定回路13からテスタ
2へ入力されるテスト結果に係る信号の電圧波形を示し
ている。電圧波形100に示されるように、テスト結果
に係る信号は、既に述べたようにクロック信号の立ち上
がりから所定の時間遅延して電圧レベルを変化させる。
さらに、信号の電圧レベルの変化になまりが生じると、
テスト結果に係る電圧波形は101,102のようにな
る。
【0012】テスタ2内では、比較回路31においてテ
スト結果に係る信号の電圧レベルと所定のしきい値電圧
(以下、スレッシュホルド電圧と称する)とを比較する
ことでテスト結果を認識するが、この電圧比較処理は図
10にタイミング103およびタイミング104で示さ
れる時点で実施される。これらのタイミングにおいて、
比較回路31は、テスト結果に係る信号の電圧レベルと
スレッシュホルド電圧とを比較して、入力電圧レベルの
ほうが大きい場合にはハイレベルの信号が入力されてい
るものと判定し、入力電圧レベルのほうが小さい場合に
はローレベルの信号が入力されているものと判定する。
電圧波形101については、タイミング103では入力
電圧レベルはスレッシュホルド電圧より大きいのでハイ
レベルの信号と判定されて正論理の場合にはパスとな
り、タイミング104では入力電圧レベルはスレッシュ
ホルド電圧より小さいのでローレベルの信号と判定され
て正論理の場合にはフェイルとなって、テスト判定回路
13から出力されたテスト結果が正しく認識されること
となる。一方、電圧波形102については、なまりが強
くなるために、タイミング103では入力電圧レベルは
スレッシュホルド電圧より小さいのでローレベルの信号
と判定されて正論理の場合にはフェイルとなり、タイミ
ング104では入力電圧レベルはスレッシュホルド電圧
より大きいのでハイレベルの信号と判定されて正論理の
場合にはパスとなって、テスト判定回路13から出力さ
れたテスト結果が誤って認識されることとなる。
【0013】次に、図11はテスト中の回路動作の他の
例を示す図である。図11に示される動作例について
は、テスタ2から信号線3に信号を出力するサイクル
と、チップ1から信号線3にテスト結果に係る信号を出
力するサイクルとを交互に繰り返すような動作過程を想
定している。なお、図11において、テスタ2からの出
力データとしてH−Zとあるのは、テスタ2からの出力
はなくハイインピーダンス状態にあることを示してい
る。また、テスタ2から出力される信号の電圧レベル
は、後述される本願発明の特徴を明確に示すための対照
となるように、ハイレベルとローレベルとを交互に繰り
返すものとした。さらに、この動作例でも矢印により示
されるように、テスト判定回路13は、前サイクルでテ
スト対象回路10が出力した演算結果をタイミングクロ
ック信号の立ち上がりエッジでラッチして、当該演算結
果から導かれるテスト結果に応じた電圧レベルの信号を
信号線3へ1周期おきに出力する。
【0014】次に、個々の周期毎の動作について説明す
ると、サイクル1では、テスタ2が信号線3へハイレベ
ルの信号を出力する。この際、出力ゲート14はローレ
ベルの制御信号を受けてオフ状態にあり、テスト判定回
路13からの出力信号は遮断されている。サイクル2で
は、テスト判定回路13が、信号線3へテスト結果とし
てのパスを示すハイレベルの信号を出力する。サイクル
3では、テスタ2が信号線3へローレベルの信号を出力
する。サイクル4では、テスト判定回路13が、信号線
3へテスト結果としてのパスを示すハイレベルの信号を
出力する。サイクル5では、テスタ2が信号線3へハイ
レベルの信号を出力する。そして、サイクル6では、欠
陥の存在が検知されたものと想定して、テスト判定回路
13が、信号線3へテスト結果としてのフェイルを示す
ローレベルの信号を出力する。テスト判定回路13から
外部へテスト結果に係る信号が出力されるサイクルにお
いて、テスタ2は比較回路31において入力されたテス
ト結果に係る信号の電圧レベルとスレッシュホルド電圧
との比較を実施して、不良チップ判定テストについての
パス/フェイルを認識する。
【0015】図11に示された動作例は信号が伝送され
る信号線における論理変化を示したものであるが、先の
例と同様に、実際には信号線の抵抗や負荷容量に起因し
て、信号線の電圧変化においては遅延およびなまりが発
生する。図12は、テスタに入力される実際の信号波形
等を示す図である。図12では、特に図11のサイクル
5およびサイクル6における電圧波形を拡大して示して
いる。サイクル5においてテスタ2が信号線3へハイレ
ベルの信号を出力した後に、サイクル6においてテスト
判定回路13が信号線3へテスト結果としてのフェイル
を示すローレベルの信号を出力する。この際、遅延が生
じるとともになまりが強いと、波形が110に示すよう
になり、電圧比較処理を実施する時点であるタイミング
111では入力電圧レベルはスレッシュホルド電圧より
大きいのでハイレベルの信号と判定され正論理の場合に
はパスとなって、テスト判定回路13から出力されるテ
スト結果が誤って認識されることとなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の不良チップ判定
テストを実施するシステムは以上のように構成されてい
るので、チップ1から出力されるテスト結果に係る信号
に遅延およびなまりが発生して、図10に示されるタイ
ミング103では本来パスであるチップがフェイルと判
定され、図10に示されるタイミング104および図1
2に示されるタイミング111では本来フェイルである
チップがパスであると判定されている。不良チップ判定
テストの目的は不良チップを除去することにあるので、
欠陥のない本来パスであるチップがフェイルすなわち不
良と判定されても損害は微小なものであるが、欠陥を有
する本来フェイルであるチップがパスすなわち良品と判
定されると製品の信頼性を著しく損なうこととなる。し
たがって、従来の不良チップ判定テストを実施するシス
テムは、欠陥を有する本来フェイルであるチップを良品
であると判定する場合があり、製品の信頼性を損なって
製造者の信用を著しく低落させる可能性があるという課
題があった。なお、不良チップ判定テストに係るテスト
周波数が低い場合にはタイミング的に余裕があるので上
記のような誤判定が生じる可能性は低いが、テスト周波
数が高い場合にはタイミング的に余裕がなくなって誤判
定が生じる可能性は高くなる。
【0017】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、不良チップ判定テストにおいて欠
陥を有する本来フェイルであるチップを良品であると判
定することを防止するためのテスト制御回路を備えた半
導体装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、各テストパターンに対するテスト結果をそれぞれ
出力するタイミングを規定するためのクロック信号を生
成して出力するタイミング設定手段と、タイミング設定
手段から入力されるクロック信号の各周期毎に、テスト
対象回路からテストパターンに対する演算結果を入力す
るとともに、当該テストについてのパスまたはフェイル
を判定してテスト結果に係る信号を出力するテスト判定
手段と、タイミング設定手段から入力されるクロック信
号の各周期毎に、出力信号の電圧レベルをハイレベルと
ローレベルとに交互に変化させる出力信号反転手段と、
テスト判定手段から出力されるテスト結果に係る信号お
よび出力信号反転手段から出力される信号を入力して、
テスト結果がパスである場合には出力信号反転手段から
出力される信号をそのまま外部端子へ出力するととも
に、テスト結果がフェイルである場合には出力信号反転
手段から出力される信号を反転して外部端子へ出力する
演算手段とを備えるようにしたものである。
【0019】この発明に係る半導体装置は、演算手段の
出力部と外部端子との間にスイッチ手段を備えるように
したものである。
【0020】この発明に係る半導体装置は、出力信号反
転手段が、出力信号の電圧レベルを任意のタイミングで
強制的にハイレベルまたはローレベルに設定する電圧レ
ベル設定機能を有するようにしたものである。
【0021】この発明に係る半導体装置は、テストパタ
ーンの少なくとも一部を入力し参照して、当該参照デー
タに基づいて出力信号反転手段の出力信号を任意の期間
において所定の電圧レベルに設定するように電圧レベル
設定機能を制御する信号を出力信号反転手段に出力する
制御手段を備えるようにしたものである。
【0022】この発明に係る半導体装置は、各テストパ
ターンに対するテスト結果をそれぞれ出力するタイミン
グを規定するためのクロック信号を生成して出力するタ
イミング設定手段と、タイミング設定手段から入力され
るクロック信号の1周期おきに、テスト対象回路からテ
ストパターンに対する演算結果を入力するとともに、当
該テストについてのパスまたはフェイルを判定してテス
ト結果に係る信号を出力するテスト判定手段と、テスト
判定手段からテスト結果に係る信号が出力されるのと同
期して、タイミング設定手段から入力されるクロック信
号の1周期おきに、テスタから出力される信号をラッチ
して出力するラッチ手段と、テスト判定手段から出力さ
れるテスト結果に係る信号およびラッチ手段から出力さ
れる信号を入力して、テスト結果がパスである場合には
ラッチ手段から出力される信号を反転して外部端子へ出
力するとともに、テスト結果がフェイルである場合には
ラッチ手段から出力される信号をそのまま外部端子へ出
力する演算手段とを備えるようにしたものである。
【0023】この発明に係る半導体装置は、演算手段の
出力部と外部端子との間にスイッチ手段を備えるように
したものである。
【0024】この発明に係る半導体装置は、ラッチ手段
が、出力信号の電圧レベルを任意のタイミングで強制的
にハイレベルまたはローレベルに設定する電圧レベル設
定機能を有するようにしたものである。
【0025】この発明に係る半導体装置は、テストパタ
ーンの少なくとも一部を入力し参照して、当該参照デー
タに基づいてラッチ手段の出力信号を任意の期間におい
て所定の電圧レベルに設定するように電圧レベル設定機
能を制御する信号をラッチ手段に出力する制御手段を備
えるようにしたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
テスト制御回路を備えた半導体装置の構成を示す図であ
る。図1において、図8と同一符号は同一または相当部
分を示すのでその説明を省略する。41はテストタイミ
ング生成回路12から供給されるタイミングクロック信
号(クロック信号)をテスト判定回路13と共通に入力
して動作するDフリップフロップ(出力信号反転手
段)、42はDフリップフロップ41の出力部Qおよび
テスト判定回路13の出力部に接続される2入力の排他
的NOR回路(演算手段)、43はDフリップフロップ
41の反転出力部_QとDフリップフロップ41の入力
部とを接続する信号線、44はDフリップフロップ41
の出力部Qと排他的NOR回路42の一方の入力部とを
接続する信号線である。Dフリップフロップ41は、図
1に示されるような入出力に係る接続形態を有すること
で、タイミングクロック信号に係る各周期毎にハイレベ
ルの信号とローレベルの信号とを交互に出力する。すな
わち、テスト判定回路13からはタイミングクロック信
号に係る各周期毎にテスト結果が出力されるから、テス
ト結果が出力される毎にDフリップフロップ41の出力
信号の電圧レベルは反転する。また、排他的NOR回路
42は、2つの入力部に同じ電圧レベルが入力されてい
る場合にはハイレベルの信号を出力し、2つの入力部に
異なる電圧レベルが入力されている場合にはローレベル
の信号を出力する。
【0027】次に動作について説明する。なお、チップ
(半導体装置)1およびテスタ2から成るシステム全体
の基本的動作、テストタイミング生成回路(タイミング
設定手段)12、テスト判定回路(テスト判定手段)1
3および出力ゲート(スイッチ手段)14に係る基本的
機能に係る動作については、既に図8を参照して説明し
ているのでその説明を省略する。図2は、この発明の実
施の形態1による半導体装置に対してテストを実施した
際の回路動作を示すタイミングチャートである。この動
作例に関しては、図9に示された動作例と同様に、テス
トタイミング生成回路12から出力されるタイミングク
ロック信号により規定される各周期毎に、テスタ2がテ
ストパターンを出力し、テスト対象回路10が当該テス
トパターンに係る演算結果を出力し、テスト判定回路1
3が入力された演算結果を基にパス/フェイルを判定し
てテスト結果に係る信号をテスタ2に出力するような動
作過程を想定している。
【0028】テスト判定回路13は、任意のサイクルに
おいて、タイミングクロック信号の立ち上がりエッジに
より前サイクルでテスト対象回路10から出力された演
算結果をラッチして、当該演算結果に応じた電圧レベル
の信号を出力する。この例においては、テスト結果に係
る出力論理としては正論理を用いていて、テスト対象回
路10からの演算結果の内容がパスを示すものであれば
ハイレベルの電圧を出力し、テスト対象回路10からの
演算結果の内容がフェイルを示すものであればローレベ
ルの電圧を出力する。矢印は、1サイクル前のテスト対
象回路10から出力される信号がテスト判定回路13か
ら出力されるテスト結果に係る信号に反映されることを
示すものである。また、テスタ2は、出力ゲート14を
通過するテスト結果に係る信号を入力して、比較処理を
実施することでテスト結果を認識する。
【0029】図2に示される動作例では、テスト対象回
路10が、サイクル1およびサイクル2の前サイクルで
パスに相当する演算結果を出力し、サイクル3の前サイ
クルでフェイルに相当する演算結果を出力し、サイクル
4およびサイクル5の前サイクルでパスに相当する演算
結果を出力している。したがって、テスト判定回路13
から出力される信号の電圧レベルはサイクル3でのみロ
ーレベルとなる。
【0030】Dフリップフロップ41は、タイミングク
ロック信号に係る各周期毎に出力信号の電圧レベルをハ
イレベルとローレベルとに交互に変化させる。このため
に、テスト判定回路13から出力されるテスト結果に係
る信号の電圧レベルがパスを示すハイレベルである限り
においては、排他的NOR回路42から出力される信号
の電圧レベルもタイミングクロック信号に係る各周期毎
にハイレベルとローレベルとに交互に変化する。すなわ
ち、排他的NOR回路42から出力される信号について
は、テスト結果の出力論理として正論理と負論理とがタ
イミングクロック信号に係る各周期毎に入れ替わること
となる。また、任意のサイクルにおいて、テスト判定回
路13からフェイルを示すローレベルの信号が出力され
る場合には、排他的NOR回路42の特性に基づいて排
他的NOR回路42から出力される信号の電圧レベルは
パスを示す前後のサイクルと同じ電圧レベルとなる。
【0031】図2に示される動作例を参照すれば、テス
ト判定回路13は、サイクル1およびサイクル2におい
てハイレベルを出力し、サイクル3においてローレベル
を出力しているので、排他的NOR回路42から出力さ
れる信号の電圧レベルは、サイクル2とサイクル3とに
おいて連続的にローレベルとなる。
【0032】以上説明したように、任意のサイクルにお
いてパスと判定された際のチップ1から出力される信号
の電圧レベルは前サイクルの電圧レベルから変化するの
で、遅延時間が大きな場合またはなまりが強い場合に
は、欠陥のない本来パスであるチップがフェイルすなわ
ち不良と判定される可能性がある。一方、任意のサイク
ルにおいてフェイルと判定された際のチップ1から出力
される信号の電圧レベルは前サイクルの電圧レベルと同
じであるので、信号の遅延およびなまりの影響を受ける
ことなく、欠陥を有するチップを確実にフェイルすなわ
ち不良と判定することができる。
【0033】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、タイミングクロック信号を生成して出力するテスト
タイミング生成回路12と、タイミングクロック信号の
各周期毎にテスト対象回路10からテストパターンに対
する演算結果を入力するとともに、当該テストについて
の判定を実施してテスト結果に係る信号を出力するテス
ト判定回路13と、タイミングクロック信号の各周期毎
に出力信号の電圧レベルをハイレベルとローレベルとに
交互に変化させるDフリップフロップ41と、テスト判
定回路13から出力されるテスト結果に係る信号とDフ
リップフロップ41から出力される信号を入力して外部
へテスト結果に係る信号を出力する排他的NOR回路4
2とを備えるように構成したので、テスト結果がパスで
ある限りにおいてチップ1からテスタ2へ出力されるテ
スト結果に係る信号の電圧レベルはタイミングクロック
信号に係る各周期毎にハイレベルとローレベルとに交互
に変化し、また任意のサイクルでテスト結果がフェイル
となると当該サイクルにおけるテスト結果に係る信号の
電圧レベルは前サイクルの電圧レベルと同じとなるため
に、信号の遅延およびなまりの影響を受けることがなく
なり、欠陥を有するチップを確実にフェイルすなわち不
良と判定することができるという効果を奏する。
【0034】また、排他的NOR回路42の出力部と外
部端子22との間に出力ゲート14を設ける構成とした
ので、排他的NOR回路42から出力されるテスト結果
に係る信号を選択的に通過させるかまたは遮断すること
ができ、当該信号を遮断する間においては外部端子22
を介してチップ1内に信号を入力することができるか
ら、外部端子22を入出力に使用することが可能とな
り、外部端子の数を削減することができるという効果を
奏する。
【0035】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2によるテスト制御回路を備えた半導体装置の構成
を示す図である。図3において、図1と同一符号は同一
または相当部分を示すのでその説明を省略する。この実
施の形態は、実施の形態1と比較するとDフリップフロ
ップ41に代えてセット/リセット機能付きのDフリッ
プフロップを備える点で相違する。図3において、51
は上記のセット/リセット機能付きのDフリップフロッ
プ(出力信号反転手段)、52はテストタイミング生成
回路12から延びてDフリップフロップ51のセット入
力端子Sに接続する信号線、53はテストタイミング生
成回路12から延びてDフリップフロップ51のクリア
入力端子Cに接続する信号線である。Dフリップフロッ
プ51については、セット入力端子Sにローレベルの電
圧を印加するとともにクリア入力端子Cにハイレベルの
電圧を印加することで出力部Qの電圧レベルを強制的に
ハイレベルに設定することができ、またセット入力端子
Sにハイレベルの電圧を印加するとともにクリア入力端
子Cにローレベルの電圧を印加することで出力部Qの電
圧レベルを強制的にローレベルに設定することができ
る。これにより、出力信号の電圧レベルを任意のタイミ
ングで強制的にハイレベルまたはローレベルに設定する
電圧レベル設定機能がDフリップフロップ51に付与さ
れる。また、この実施の形態2においては、テストタイ
ミング生成回路12は、信号線17を介してテストパタ
ーンの少なくとも一部を入力し参照して、当該参照デー
タに基づいてDフリップフロップ51の出力信号を任意
の期間において所定の電圧レベルに設定するように制御
信号をセット入力端子Sおよびクリア入力端子Cに出力
する制御手段としても機能する。
【0036】次に動作について説明する。テストタイミ
ング生成回路12は、信号線17を介して入力されるテ
ストパターンの一部を参照することで、テスト期間中に
おいて必要とされる所望のタイミングで信号線52およ
び信号線53に制御信号を出力する。例えばテスト開始
直前に信号線52および信号線53にそれぞれ所定の電
圧レベルの制御信号を入力することで、テスト結果の出
力論理についてテスト期間中において最初のサイクルを
正論理にするかまたは負論理にするかを選択することが
可能となる。また、テスト期間中の特定の期間におい
て、信号線52および信号線53にそれぞれ所定の電圧
レベルの制御信号を継続的に入力することで、テスト結
果の出力論理をタイミングクロック信号に係る各周期毎
に変化させることなく正論理または負論理のいずれか一
方に固定することが可能となる。
【0037】実施の形態1および実施の形態2のよう
に、タイミングクロック信号に係る各周期毎に出力論理
を変化させる場合においては、テストを正しく実施する
ためには、チップ1側の出力論理とテスタ2側の比較論
理とを一致させる必要がある。実施の形態1では、リセ
ット解除後のサイクルを最初のサイクルと規定すること
で、以降のサイクルに係る出力論理を確定する。そし
て、テストパターン作成および当該テストパターンに対
応する比較データの作成については、リセット解除後か
ら何サイクル目かを考慮してデータ等を作成する必要が
ある。一方、実施の形態2によるテスト制御回路は、テ
ストパターンによって出力論理を任意のタイミングで制
御することができるので、大きなテストパターンを作成
する場合や複数のパターンをまとめて一つのパターンを
作成する場合においても、リセット解除後からのサイク
ル数を考慮する必要がなく、容易にテストパターンおよ
び比較データを作成することができる。
【0038】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、Dフリップフロップ51が、セット入力端子Sおよ
びクリア入力端子Cを備えて、出力信号の電圧レベルを
任意のタイミングで強制的にハイレベルまたはローレベ
ルに設定する電圧レベル設定機能を有するように構成し
たので、テスタ2の動作に応じて所望のタイミングで所
定の出力論理に設定することができるから、チップ1側
の出力論理とテスタ2側の比較論理とを容易に一致させ
ることができて、不良チップ判定テストに係る初期設定
を簡便に実施することができるという効果を奏する。
【0039】また、テストタイミング生成回路12が、
テストパターンを参照して、当該テストパターンに応じ
た制御信号をDフリップフロップ51のセット入力端子
Sおよびクリア入力端子Cに出力して、Dフリップフロ
ップ51の出力信号を所定の電圧レベルに設定するよう
に構成したので、大きなテストパターンや複数のテスト
パターンから構成されるテストパターン等の種々のテス
トパターンを作成する場合に、リセット解除後からのサ
イクル数を考慮する必要がなく、容易にテストパターン
および比較データを作成することができるという効果を
奏する。
【0040】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態3によるテスト制御回路を備えた半導体装置の構成
を示す図である。図4において、図8と同一符号は同一
または相当部分を示すのでその説明を省略する。61は
テスタ2から出力される信号を伝送する信号線21が入
力部に接続されるとともにテストタイミング生成回路1
2から出力されるタイミングクロック信号に基づいて動
作するDフリップフロップ(ラッチ手段)、62はDフ
リップフロップ61の出力部Qから延びる信号線、63
はテスト判定回路13の出力部およびDフリップフロッ
プ61の出力部Qに接続される2入力の排他的OR回路
(演算手段)である。排他的OR回路63は、2つの入
力部に同じ電圧レベルが入力されている場合にはローレ
ベルの信号を出力し、2つの入力部に異なる電圧レベル
が入力されている場合にはハイレベルの信号を出力す
る。
【0041】次に動作について説明する。なお、チップ
1およびテスタ2から成るシステム全体の基本的動作、
テストタイミング生成回路12、テスト判定回路13お
よび出力ゲート14の基本的機能に係る動作について
は、既に図8等を参照して説明しているのでその説明を
省略する。図5は、この発明の実施の形態3による半導
体装置に対してテストを実施した際の回路動作を示すタ
イミングチャートである。この動作例に関しては、図1
1に示された動作例と同様に、テストタイミング生成回
路12から出力されるタイミングクロック信号により規
定される各周期毎に、テスタ2から信号線3にデータお
よびテストパターンを出力するサイクルと、チップ1か
ら信号線3にテスト結果に係る信号を出力するサイクル
とを交互に繰り返すような動作過程を想定している。ま
た、テスタ2から出力されるデータに係る信号の電圧レ
ベルは、ハイレベルとローレベルとを交互に繰り返すも
のとする。
【0042】この実施の形態3においても、実施の形態
1と同様に矢印により示されるように、テスト判定回路
13は、任意のサイクルにおいて、タイミングクロック
信号の立ち上がりエッジにより前サイクルでテスト対象
回路10から出力された演算結果をラッチして、当該演
算結果に応じた電圧レベルの信号を出力する。この実施
の形態においても、テスト判定回路13から出力される
テスト結果に係る出力論理としては正論理が用いられ
る。
【0043】排他的OR回路63は、一方の入力部へ入
力される信号の電圧レベルがハイレベルである場合に
は、他方の入力部へ入力される信号の電圧レベルを反転
して出力する。これにより、Dフリップフロップ61の
ラッチ機能を考慮すれば、テスト判定回路13から出力
されるテスト結果に係る信号の電圧レベルがパスを示す
ハイレベルである場合には、テスト判定回路13からテ
スト結果に係る信号が出力される前サイクルにおいてテ
スタ2から出力される信号の電圧レベルがハイレベルで
あると排他的OR回路63から出力される信号はローレ
ベルとなり、前サイクルにおいてテスタ2から出力され
る信号の電圧レベルがローレベルであると排他的OR回
路63から出力される信号はハイレベルとなる。したが
って、テスト結果がパスである場合すなわちテスト結果
に係る信号の電圧レベルがハイレベルである場合には、
前サイクルにおいてテスタ2から信号線3に出力されて
いた信号の電圧レベルと逆の電圧レベルを有する信号が
チップ1から信号線3に出力される。
【0044】また、排他的OR回路63は、一方の入力
部へ入力される信号の電圧レベルがローレベルである場
合には、他方の入力部へ入力される信号の電圧レベルを
そのまま出力する。これにより、Dフリップフロップ6
1のラッチ機能を考慮すれば、テスト判定回路13から
出力されるテスト結果に係る信号の電圧レベルがフェイ
ルを示すローレベルである場合には、テスト判定回路1
3からテスト結果に係る信号が出力される前サイクルに
おいてテスタ2から出力される信号の電圧レベルがハイ
レベルであると排他的OR回路63から出力される信号
はハイレベルとなり、前サイクルにおいてテスタ2から
出力される信号の電圧レベルがローレベルであると排他
的OR回路63から出力される信号はローレベルとな
る。したがって、テスト結果がフェイルである場合すな
わちテスト結果に係る信号の電圧レベルがローレベルで
ある場合には、前サイクルにおいてテスタ2から信号線
3に出力されていた信号の電圧レベルと同じ電圧レベル
を有する信号がチップ1から信号線3に出力される。
【0045】図5に示される動作例を参照すれば、テス
ト判定回路13は、サイクル2およびサイクル4におい
てハイレベルを出力し、サイクル6においてローレベル
を出力しているので、サイクル1とサイクル2との間お
よびサイクル3とサイクル4との間で信号線3に出力さ
れる信号の電圧レベルは反転するが、サイクル5とサイ
クル6との間で信号線3に出力される信号の電圧レベル
は反転しない。
【0046】以上説明したように、テスト結果がパスで
ある場合にはチップ1から信号線3に出力される当該テ
スト結果に係る信号の電圧レベルは前サイクルにテスタ
2から信号線3に出力される信号の電圧レベルに対して
反転するので、遅延時間が大きな場合またはなまりが強
い場合には、欠陥のない本来パスであるチップがフェイ
ルすなわち不良と判定される可能性がある。一方、テス
ト結果がフェイルである場合にはチップ1から信号線3
に出力される当該テスト結果に係る信号の電圧レベルは
前サイクルにテスタ2から信号線3に出力される信号の
電圧レベルと同じであるので、信号の遅延およびなまり
の影響を受けることなく、欠陥を有するチップを確実に
フェイルすなわち不良と判定することができる。
【0047】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、タイミングクロック信号を生成して出力するテスト
タイミング生成回路12と、タイミングクロック信号の
1周期おきにテスト対象回路10からテストパターンに
対する演算結果を入力するとともに、当該テストについ
ての判定を実施してテスト結果に係る信号を出力するテ
スト判定回路13と、テスト判定回路13からテスト結
果に係る信号が出力されるのに同期して同様にタイミン
グクロック信号の1周期おきにテスタ2から出力される
信号をラッチして出力するDフリップフロップ61と、
テスト判定回路13から出力されるテスト結果に係る信
号とDフリップフロップ61から出力される信号とを入
力して外部へ演算結果に係る信号を出力する排他的OR
回路63とを備えるように構成したので、テスト結果が
パスである限りにおいてチップ1から信号線3へ出力さ
れるテスト結果に係る信号の電圧レベルは前サイクルに
おいてテスタ2から信号線3へ出力された信号の電圧レ
ベルを反転させたものとなり、また任意のサイクルでテ
スト結果がフェイルとなるとチップ1から信号線3へ出
力されるテスト結果に係る信号の電圧レベルは前サイク
ルにおいてテスタ2から信号線3へ出力された信号の電
圧レベルと同じとなるために、信号の遅延およびなまり
の影響を受けることがなくなり、欠陥を有するチップを
確実にフェイルすなわち不良と判定することができると
いう効果を奏する。
【0048】また、排他的OR回路63の出力部と外部
端子22との間に出力ゲート14を設ける構成としたの
で、排他的OR回路63から出力されるテスト結果に係
る信号を選択的に通過させるかまたは遮断することがで
き、当該信号を遮断する間においてはテスタ2からの信
号を外部端子22を介してチップ1内に入力することが
できるから、外部端子22を入出力に使用することが可
能となり、外部端子の数を削減することができるという
効果を奏する。
【0049】実施の形態4.図6は、この発明の実施の
形態4によるテスト制御回路を備えた半導体装置の構成
を示す図である。図6において、図4と同一符号は同一
または相当部分を示すのでその説明を省略する。この実
施の形態は、実施の形態3と比較すると、Dフリップフ
ロップ61に代えてクリア入力端子付きのDフリップフ
ロップを備える点で相違する。図6において、71は上
記のクリア入力端子付きのDフリップフロップ(ラッチ
手段)、72はテストタイミング生成回路12から延び
てDフリップフロップ71のクリア入力端子Cに接続す
る信号線である。Dフリップフロップ71については、
クリア入力端子Cにハイレベルの電圧を印加することで
出力部Qの電圧レベルを強制的にローレベルに設定する
ことができ、これにより排他的OR回路63からはテス
ト判定回路13から入力される信号がそのまま出力され
ることとなる。なお、この実施の形態においても、実施
の形態2と同様に、Dフリップフロップ71は上記のよ
うな構成を有することで電圧レベル設定機能を有すると
ともに、テストタイミング生成回路12はDフリップフ
ロップ71の出力信号を所望の期間において所定の電圧
レベルに設定する制御手段としても機能する。
【0050】次に動作について説明する。テストタイミ
ング生成回路12は、信号線17を介して入力されるテ
ストパターンの一部を参照することで、テスト期間中に
おいて必要とされる所望のタイミングで信号線72に制
御信号を出力する。例えばテスト開始直前に信号線72
にハイレベルの制御信号を入力することで、テスト結果
の出力論理についてテスト期間中の最初のサイクルを正
論理に設定することが可能となる。また、テスト期間内
の特定の期間において、信号線72にハイレベルの制御
信号を継続的に入力することで、テスト結果の出力論理
をタイミングクロック信号に係る1周期おきに変化させ
ることなく正論理に固定することが可能となる。
【0051】この実施の形態によるテスト制御回路も、
実施の形態2と同様に、テストパターンによって出力論
理を任意のタイミングで制御することができるので、大
きなテストパターンを作成する場合や複数のパターンを
まとめて一つのパターンを作成する場合においても、リ
セット解除後からのサイクル数を考慮する必要がなく、
容易にテストパターンおよび比較データを作成すること
ができる。
【0052】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、Dフリップフロップ71がクリア入力端子Cを備え
て、出力信号の電圧レベルを任意のタイミングで強制的
に所定の電圧レベルに設定する電圧レベル設定機能を有
するように構成したので、テスタ2の動作に応じて所望
のタイミングで所定の出力論理に設定することができる
ので、チップ1側の出力論理とテスタ2側の比較論理と
を容易に一致させることができて、不良チップ判定テス
トに係る初期設定を簡便に実施することができるという
効果を奏する。
【0053】また、テストタイミング生成回路12が、
テストパターンを参照して、当該テストパターンに応じ
た制御信号をDフリップフロップ71のクリア入力端子
Cに出力して、Dフリップフロップ71の出力信号を所
定の電圧レベルに設定するように構成したので、大きな
テストパターンや複数のテストパターンから構成される
テストパターン等の種々のテストパターンを作成する場
合に、リセット解除後からのサイクル数を考慮する必要
がなく、容易にテストパターンおよび比較データを作成
することができるという効果を奏する。
【0054】以上の実施の形態1から実施の形態4によ
る半導体装置においては、信号線3が1ビット用の単一
の信号線として与えられる構成を例として説明してきた
が、信号線3が複数ビット用の複数の信号線として与え
られる構成、すなわちDフリップフロップ、排他的NO
R回路、排他的OR回路等も同様に複数とする構成を採
用することも可能であり、このような場合にも同様の効
果を奏することができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各テ
ストパターンに対するテスト結果をそれぞれ出力するタ
イミングを規定するためのクロック信号を生成して出力
するタイミング設定手段と、タイミング設定手段から入
力されるクロック信号の各周期毎に、テスト対象回路か
らテストパターンに対する演算結果を入力するととも
に、当該テストについてのパスまたはフェイルを判定し
てテスト結果に係る信号を出力するテスト判定手段と、
タイミング設定手段から入力されるクロック信号の各周
期毎に、出力信号の電圧レベルをハイレベルとローレベ
ルとに交互に変化させる出力信号反転手段と、テスト判
定手段から出力されるテスト結果に係る信号と、出力信
号反転手段から出力される信号とを入力して、テスト結
果がパスである場合には出力信号反転手段から出力され
る信号をそのまま外部端子へ出力するとともに、テスト
結果がフェイルである場合には出力信号反転手段から出
力される信号を反転して外部端子へ出力する演算手段と
を備えるように構成したので、テスト結果がパスである
限りにおいて半導体装置から外部へ出力されるテスト結
果に係る信号の電圧レベルはクロック信号の各周期毎に
ハイレベルとローレベルとに交互に変化し、また任意の
サイクルでテスト結果がフェイルとなると当該サイクル
において外部に出力される信号の電圧レベルは前サイク
ルにおいて外部に出力された信号の電圧レベルと同じと
なるために、この場合においては信号の遅延およびなま
りの影響を受けることがなくなり、欠陥を有するチップ
を確実にフェイルすなわち不良と判定することができる
という効果を奏する。
【0056】この発明によれば、演算手段の出力部と外
部端子との間にスイッチ手段を備えるように構成したの
で、演算手段から出力されるテスト結果に係る信号を選
択的に通過させるかまたは遮断することができ、当該信
号を遮断する間においては前記外部端子を介して半導体
装置内に信号を入力することができるから、前記外部端
子を入出力に使用することが可能となり、外部端子の数
を削減することができるという効果を奏する。
【0057】この発明によれば、出力信号反転手段が出
力信号の電圧レベルを任意のタイミングで強制的にハイ
レベルまたはローレベルに設定する電圧レベル設定機能
を有するように構成したので、テスタの動作に応じて半
導体装置から出力されるテスト結果に係る信号について
所望のタイミングで所定の出力論理に設定することが可
能となり、半導体装置側の出力論理とテスタ側の比較論
理とを容易に一致させることができるから、不良チップ
判定テストに係る初期設定を簡便に実施することができ
るという効果を奏する。
【0058】この発明によれば、テストパターンの少な
くとも一部を入力し参照して、当該参照データに基づい
て出力信号反転手段の出力信号を任意の期間において所
定の電圧レベルに設定するように電圧レベル設定機能を
制御する信号を出力信号反転手段に出力する制御手段を
備えるように構成したので、大きなテストパターンや複
数のテストパターンから構成されるテストパターン等の
種々のテストパターンを作成する場合に、リセット解除
後からのサイクル数を考慮する必要がなく、容易にテス
トパターンおよび比較データを作成することができると
いう効果を奏する。
【0059】この発明によれば、各テストパターンに対
するテスト結果をそれぞれ出力するタイミングを規定す
るためのクロック信号を生成して出力するタイミング設
定手段と、タイミング設定手段から入力されるクロック
信号の1周期おきに、テスト対象回路からテストパター
ンに対する演算結果を入力するとともに、当該テストに
ついてのパスまたはフェイルを判定してテスト結果に係
る信号を出力するテスト判定手段と、テスト判定手段か
らテスト結果に係る信号が出力されるのと同期して、タ
イミング設定手段から入力されるクロック信号の1周期
おきに、テスタから出力される信号をラッチして出力す
るラッチ手段と、テスト判定手段から出力されるテスト
結果に係る信号およびラッチ手段から出力される信号を
入力して、テスト結果がパスである場合にはラッチ手段
から出力される信号を反転して外部端子へ出力するとと
もに、テスト結果がフェイルである場合にはラッチ手段
から出力される信号をそのまま外部端子へ出力する演算
手段とを備えるように構成したので、テスト結果がパス
である限りにおいて半導体装置から外部へ出力されるテ
スト結果に係る信号の電圧レベルは前サイクルにおいて
テスタから出力された信号の電圧レベルを反転させたも
のとなり、また任意のサイクルでテスト結果がフェイル
となると半導体装置から外部へ出力されるテスト結果に
係る信号の電圧レベルは前サイクルにおいてテスタから
出力された信号の電圧レベルと同じになるために、この
場合においてはテスト結果に係る信号およびテスタから
出力された信号が共通の回路部位に入力されても信号の
遅延およびなまりの影響を受けることがなくなり、欠陥
を有するチップを確実にフェイルすなわち不良と判定す
ることができるという効果を奏する。
【0060】この発明によれば、演算手段の出力部と外
部端子との間にスイッチ手段を備えるように構成したの
で、演算手段から出力されるテスト結果に係る信号を選
択的に通過させるかまたは遮断することができ、当該信
号を遮断する間においては前記外部端子を介して半導体
装置内に信号を入力することができるから、前期外部端
子を入出力に使用することが可能となり、外部端子の数
を削減することができるという効果を奏する。
【0061】この発明によれば、ラッチ手段が出力信号
の電圧レベルを任意のタイミングで強制的にハイレベル
またはローレベルに設定する電圧レベル設定機能を有す
るように構成したので、テスタの動作に応じて半導体装
置から出力されるテスト結果に係る信号について所望の
タイミングで所定の出力論理に設定することが可能とな
り、半導体装置側の出力論理とテスタ側の比較論理とを
容易に一致させることができるから、不良チップ判定テ
ストに係る初期設定を簡便に実施することができるとい
う効果を奏する。
【0062】この発明によれば、テストパターンの少な
くとも一部を入力し参照して、当該参照データに基づい
てラッチ手段の出力信号を任意の期間において所定の電
圧レベルに設定するように電圧レベル設定機能を制御す
る信号をラッチ手段に出力する制御手段を備えるように
構成したので、大きなテストパターンや複数のテストパ
ターンから構成されるテストパターン等の種々のテスト
パターンを作成する場合に、リセット解除後からのサイ
クル数を考慮する必要がなく、容易にテストパターンお
よび比較データを作成することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体装置の
構成を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による半導体装置に
対してテストを実施した際の回路動作を示すタイミング
チャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2による半導体装置の
構成を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による半導体装置の
構成を示す回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による半導体装置に
対してテストを実施した際の回路動作を示すタイミング
チャートである。
【図6】 この発明の実施の形態4による半導体装置の
構成を示す回路図である。
【図7】 従来の不良チップ判定テストを実施する際の
装置構成を示す図である。
【図8】 従来の不良チップ判定テストを実施するシス
テムの内部構成の一例を示す図である。
【図9】 テスト中の回路動作の一例を示すタイミング
チャートである。
【図10】 テスタに入力される実際の信号波形等を示
す図である。
【図11】 テスト中の回路動作の他の例を示すタイミ
ングチャートである。
【図12】 テスタに入力される実際の信号波形等を示
す図である。
【符号の説明】
1 チップ(半導体装置)、2 テスタ、3,4,1
5,16,17,18,19,20,21,33,3
4,43,44,52,53,62,72 信号線、1
0 テスト対象回路、11 テスト制御回路、12 テ
ストタイミング生成回路(タイミング設定手段、制御手
段)、13 テスト判定回路(テスト判定手段)、14
出力ゲート(スイッチ手段)、22,23,35,3
6 外部端子、31 比較回路、32 テストパターン
生成回路、41,51 Dフリップフロップ(出力信号
反転手段)、42 排他的NOR回路(演算手段)、6
1,71 Dフリップフロップ(ラッチ手段)、63
排他的OR回路(演算手段)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各テストパターンに対するテスト結果を
    それぞれ出力するタイミングを規定するためのクロック
    信号を生成して出力するタイミング設定手段と、 該タイミング設定手段から入力されるクロック信号の各
    周期毎に、テスト対象回路からテストパターンに対する
    演算結果を入力するとともに、当該テストについてのパ
    スまたはフェイルを判定してテスト結果に係る信号を出
    力するテスト判定手段と、 前記タイミング設定手段から入力されるクロック信号の
    各周期毎に、出力信号の電圧レベルをハイレベルとロー
    レベルとに交互に変化させる出力信号反転手段と、 前記テスト判定手段から出力されるテスト結果に係る信
    号と、前記出力信号反転手段から出力される信号とを入
    力して、テスト結果がパスである場合には前記出力信号
    反転手段から出力される信号をそのまま外部端子へ出力
    するとともに、テスト結果がフェイルである場合には前
    記出力信号反転手段から出力される信号を反転して外部
    端子へ出力する演算手段とを備えることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 演算手段の出力部と外部端子との間にス
    イッチ手段を備えることを特徴とする請求項1記載の半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 出力信号反転手段が、出力信号の電圧レ
    ベルを任意のタイミングで強制的にハイレベルまたはロ
    ーレベルに設定する電圧レベル設定機能を有することを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 テストパターンの少なくとも一部を入力
    し参照して、当該参照データに基づいて出力信号反転手
    段の出力信号を任意の期間において所定の電圧レベルに
    設定するように電圧レベル設定機能を制御する信号を前
    記出力信号反転手段に出力する制御手段を備えることを
    特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 各テストパターンに対するテスト結果を
    それぞれ出力するタイミングを規定するためのクロック
    信号を生成して出力するタイミング設定手段と、 該タイミング設定手段から入力されるクロック信号の1
    周期おきに、テスト対象回路からテストパターンに対す
    る演算結果を入力するとともに、当該テストについての
    パスまたはフェイルを判定してテスト結果に係る信号を
    出力するテスト判定手段と、 該テスト判定手段からテスト結果に係る信号が出力され
    るのと同期して、前記タイミング設定手段から入力され
    るクロック信号の1周期おきに、テスタから出力される
    信号をラッチして出力するラッチ手段と、 前記テスト判定手段から出力されるテスト結果に係る信
    号と、前記ラッチ手段から出力される信号とを入力し
    て、テスト結果がパスである場合には前記ラッチ手段か
    ら出力される信号を反転して外部端子へ出力するととも
    に、テスト結果がフェイルである場合には前記ラッチ手
    段から出力される信号をそのまま外部端子へ出力する演
    算手段とを備えることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 演算手段の出力部と外部端子との間にス
    イッチ手段を備えることを特徴とする請求項5記載の半
    導体装置。
  7. 【請求項7】 ラッチ手段が、出力信号の電圧レベルを
    任意のタイミングで強制的にハイレベルまたはローレベ
    ルに設定する電圧レベル設定機能を有することを特徴と
    する請求項5記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 テストパターンの少なくとも一部を入力
    し参照して、当該参照データに基づいてラッチ手段の出
    力信号を任意の期間において所定の電圧レベルに設定す
    るように電圧レベル設定機能を制御する信号を前記ラッ
    チ手段に出力する制御手段を備えることを特徴とする請
    求項7記載の半導体装置。
JP2001005714A 2001-01-12 2001-01-12 半導体装置 Withdrawn JP2002214293A (ja)

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JP2008232685A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Yokogawa Electric Corp 半導体試験装置

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