JP2002212905A - 踏み板 - Google Patents

踏み板

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JP2002212905A
JP2002212905A JP2001013001A JP2001013001A JP2002212905A JP 2002212905 A JP2002212905 A JP 2002212905A JP 2001013001 A JP2001013001 A JP 2001013001A JP 2001013001 A JP2001013001 A JP 2001013001A JP 2002212905 A JP2002212905 A JP 2002212905A
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JP
Japan
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plate
flat plate
elastic flat
elastic plate
elastic
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Pending
Application number
JP2001013001A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Nakajima
俊明 中島
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ASUTO JAPAN KK
Original Assignee
ASUTO JAPAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性平板の弾性と透水性が損なわれることが
ないし、長期間使用しても弾性平板の縁部が剥離するこ
ともないので歩行者に安全であり、また製造工程におい
て弾性平板を板状基体に対して正確、容易に位置決めす
ることができる。 【解決手段】 弾性平板1は多数のゴムチップをバイン
ダーにより接着して成形してあり、透水性を有してい
る。弾性平板1には複数本の鉄筋からなる係止体2、
2、・・・が格子状に埋設してあり、先端側係止部2A
が弾性平板1の側面1Cから横方向に突出している。透
水性コンクリートにより成形した板状基体3は、上面3
Aに四角形の額縁部3Bが形成してあり、その内側は弾
性平板1が嵌合する四角形の凹陥部4になっている。板
状基体3には先端側係止部2Aを埋設した状態で弾性平
板1が嵌合固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩道や横断歩道橋
の舗装材、構築物の外階段の踏み面、U型トラフ用蓋等
に用いて好適な踏み板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、舗装平板に滑り止め効果や透水効
果を持たせるためにゴムチップを固化した弾性平板をコ
ンクリート製或はアスファルト製基板に組み合わせたも
のが提供されている。この場合、弾性平板を基板に固定
する方法として、弾性平板と基板を接着剤により固着す
る方法、特願平10−81115号に示されるように弾
性平板に下面から突出するアンカーを植設し、このアン
カーを基板に埋設する方法、基板の上面及び側面を弾性
カバーで覆う方法或は特開平9−59907号公報に開
示されるように弾性カバーとアンカーを併用する方法が
採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、弾性平板を基
板に接着する方法は接着剤が経年劣化して弾性平板が剥
離するという欠点や、使用に伴って弾性平板の縁部特に
角隅が剥離し易いという欠点、更には弾性平板の透水性
が損なわれるという欠点がある。また、アンカーを用い
る方法は、縁部ではアンカーの固定の効果が働かないた
めに弾性平板の縁部が剥離し易いという欠点や、アンカ
ーが下向きに突出しているために弾性平板を縦積みでき
なことからストックのためには広いスペースが必要であ
るという欠点がある。また、突出しているアンカーによ
り製造過程で作業者が怪我をするという欠点がある。そ
して、上記接着剤方法及びアンカー方法では、弾性平板
の縁部や角隅が剥れると歩行者が転倒したり捻挫する危
険がある。また、弾性カバーで基板を覆う方法は、弾性
カバーの製造コストが嵩むという欠点や、厚さの異なる
基板のサイズ毎に弾性カバーのサイズも製造しなければ
ならず、この点でもコストが嵩むという欠点がある。
【0004】本発明は、上述した従来技術の諸欠点に鑑
みなされたもので、弾性平板の弾性と透水性が損なわれ
ることがないし、長期間使用しても弾性平板の縁部が剥
れることもないので歩行者に安全であり、しかも製造工
程において板状基体に対して弾性平板を正確に位置決め
することができるので容易に均一な品質に製造できる踏
み板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために構成された本発明の手段は、多数のゴムチップを
接着して形成した透水性の弾性平板と、該弾性平板に設
けられ、先端側係止部が弾性平板の側面から横方向に突
出した係止体と、額縁部の内側に上向きの凹陥部を形成
した平板からなり、該係止体の先端側係止部を埋没した
状態で陥没部内に前記弾性平板を嵌合する板状基体とか
らなる。
【0006】そして、前記弾性平板の側面は上向き傾斜
面にするとよい。
【0007】また、前記係止体は1本又は複数本の鉄筋
で構成するとよい。
【0008】更に、前記係止体は金網で構成するとよ
い。
【0009】また、前記板状基体は透水性コンクリート
又は透水性アスファルトにより成形するとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。図において、1は多数のゴムチップ
1、1、・・・をバインダーで接着固化した弾性平板
で、該弾性平板1は平坦な上、下面1A、1B及び4面
の側面1C、1C、・・を有する略正方形の平板状に成
形してあり、全体に無数の連通気孔が形成されることに
より透水性を有している。
【0011】2、2、・・・は格子状に配置して前記弾
性平板1に埋設することにより一体に設けた鉄筋からな
る複数本の係止体で、該各係止体は先端側係止部2Aが
弾性平板1の側面1Cから横方向に所定長さ突出した状
態になっている。
【0012】3は例えば透水性コンクリートにより成形
した平面略正方形の板状基体で、該板状基体3は上面3
Aに四角形の額縁部3Bが枠状に形成され、その内側に
は弾性平板1の厚さと同じ深さの凹陥部4が上向きに形
成してある。そして、板状基体3は係止体2の各先端側
係止部2Aを埋没した状態で凹陥部4内に弾性平板2を
嵌合するようになっている。
【0013】本実施の舗装平板は上述の構成からなる
が、次にその製造工程について図3乃至図6を参照して
説明する。図3において51は成型枠体を示し、該成型
枠体51は内部が上、下に開放した雌型部52Aになっ
た型枠52と、該雌型部52Aの下端に嵌脱可能に配置
したプレーンパレット53とから構成してある。この成
型枠体51の雌型部52A内に係止体2、2、・・・を
一体化した弾性平板1を上面2Aを下向きの状態にして
配置する。この場合、各係止体2の先端側係止部2Bが
型枠52の内面に当接させ、或は近接させることにより
雌型部52Aの中心に弾性平板1を正確に、かつ容易に
位置決めすることができる。
【0014】次に、図4に示すように、骨材である小石
とコンクリート或はアスファルトを混合した基材を雌型
部52Aにホッパー54から充填し、加圧振動装置55
により締め固めする(図5参照)。そして、コンクリー
ト或はアスファルトが硬化したら型枠52から脱型し
(図6参照)、養生した後プレーンパレット53を取り
外すことにより、係止体2、2、・・・の各先端側係止
部2Aが板状基体3に埋設された状態の透水性踏み板を
製造することができる。
【0015】このようにして製造した透水性踏み板によ
れば、弾性平板1に先端側係止部2Aを突出した状態で
各係止体2が埋設しており、かつ先端側係止部2Aは板
状基体3に埋設していると共に、弾性平板1の四辺は板
状基体3の額縁部3Bに囲繞されているから、長期間の
使用によっても縁部が剥離することがないし、弾性平板
1自体が板状基体3から離脱することもない。
【0016】図7は本実施の形態の変形例を示し、係止
体11は鉄筋を屈曲して四角形の枠状に形成したものか
らなる。そして、係止体11は各角隅の先端側係止部1
1Aが弾性平板1の側面1Bから突出するように45度
変位させて弾性平板1に埋設してある。この変形例によ
れば、1本の鉄筋で係止体11を形成できるし、角隅で
ある先端側係止部11Aにより成型枠体3内に位置決め
することができる。また先端側係止部11Aが90度に
屈曲しているので製造過程においても作業員に安全であ
る。
【0017】図8は他の変形例を示し、該係止体12と
して弾性平板1より縦横サイズが大きい金網を用いてい
る。該係止体12は弾性平板1の各側面1Bから突出す
る先端係止部12Aを弾性平板1に埋設することにより
弾性平板1と一体化するものである。この変形例によれ
ば、既存の金網を所定のサイズに切断するだけで簡単に
係止体12を得ることができる。
【0018】また、本実施の形態では弾性平板1の各側
面1Cを垂直面にしたが、上向き傾斜面にするとよい。
このような形態にすると、弾性平板の縁部が板状基体か
ら剥離する現象を更に確実に防止することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上詳述した如く構成したか
ら、下記の諸効果を奏する。 (1)係止体を介して弾性平板が板状基体と一体化する
から、長期間の使用においても弾性平板が板状基体から
剥離することがなく、歩行者にとっても安全性に優れて
いる。 (2)弾性平板は板状基体に埋設し、縁部を板状基体の
額縁部により囲繞しているから、弾性平板の損傷が少な
い。 (3)係止体の先端側係止部が板状基体に埋設した状態
になっているから、弾性平板の縁部が剥離することがな
い。 (4)板状基体を透水性コンクリート或は透水性アスフ
ァルトにより成形することにより、透水性のある踏み板
にすることができる。 (5)弾性平板と板状基体の一体化に接着剤を用いない
から、弾性及び透水性が損なわれることがない。 (6)先端側係止部は弾性平板の側面から横方向に突出
しているので、弾性平板は縦積みが可能であり、ストッ
クのために広いスペースを確保する必要がない。 (7)係止体は鉄筋或は金網であるから、製造過程にお
いても作業員に対して安全性に優れている。 (8)製造工程において、弾性平板から突出する先端側
係止部が板状基体に対して弾性平板を正確に位置決めす
るので均一な品質の製品を容易に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る踏み板を一部を破断
にして示す斜視図である。
【図2】踏み板の分解斜視図である。
【図3】図3乃至図6は踏み板の製造工程を示し、図3
は成型枠体に弾性平板を設置した工程の説明図である。
【図4】成型枠体に透水性コンクリートの基材を充填す
る工程の説明図である。
【図5】充填した透水性コンクリートを加圧振動する工
程の説明図である。
【図6】成型した踏み板を脱型する工程の説明図であ
る。
【図7】変形例に係る係止体を弾性平板に設けた斜視図
である。
【図8】他の変形例に係る係止体を弾性平板に設けた斜
視図である。
【符号の説明】
1 弾性平板 1C 側面 2、11、12 係止体 2A、11A、12A 先端側係止部 3 板状基体 3B 額縁部 4 凹陥部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のゴムチップを接着して形成した透
    水性の弾性平板と、該弾性平板に設けられ、先端側係止
    部が弾性平板の側面から横方向に突出した係止体と、額
    縁部の内側に上向きの凹陥部を形成した平板からなり、
    該係止体の先端側係止部を埋没した状態で陥没部内に前
    記弾性平板を嵌合する板状基体とから構成してなる踏み
    板。
  2. 【請求項2】 前記弾性平板の側面は上向き傾斜面にし
    てあることを特徴とする請求項1記載の踏み板。
  3. 【請求項3】 前記係止体は1本又は複数本の鉄筋であ
    る請求項1記載の踏み板。
  4. 【請求項4】 前記係止体は金網である請求項1記載の
    踏み板。
  5. 【請求項5】 前記板状基体は透水性コンクリート又は
    透水性アスファルトにより成形してある請求項1記載の
    踏み板。
JP2001013001A 2001-01-22 2001-01-22 踏み板 Pending JP2002212905A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021070990A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 有限会社E.C.O 舗装ブロック及びその製造方法

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