JP2002212592A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】油分を多量に含んだトリートメント剤又はサン
スクリーン剤等使用後でも泡立ちの良い洗浄剤組成物を
提供すること。 【解決手段】ドデカン−１，２−ジオール酢酸エーテル
ナトリウムのようなヒドロキシアルキルエーテルカルボ
ン酸塩型界面活性剤を０．１〜１０質量％、ラウリルジ
メチルアミノ酢酸ベタインを０．１〜１０質量％、ポリ
オキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムのよう
なポリオキシエチレンアルキル硫酸塩型界面活性剤を５
〜２０質量％配合することを特徴とする洗浄剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は洗浄剤組成物に関す
る。さらに詳しくは、ヘアワックス等のトリートメント
剤使用後又はサンスクリーン剤使用後のように、油分が
付着した毛髪又は皮膚を洗浄する場合でも優れた泡立ち
を有する、安全性の高い洗浄剤組成物に関する。

【０００２】

【従来の技術】洗浄料に、ヒドロキシアルキルエーテル
カルボン酸塩やラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、
ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩等の界面活性剤を配
合することは公知である。また、特開平１１−２６９４
８８にはヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸型陰イ
オン界面活性剤に脂肪酸アミドプロピルベタインを配合
して、泡立ち、刺激性等を改善した洗浄剤組成物が記載
されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術によっては、シリコーンオイル、液状脂肪
酸、液状エステル油及び液状炭化水素（流動パラフィ
ン）などの液状油分を配合したヘアワックス等のトリー
トメント剤を使用した毛髪又はサンスクリーン剤を塗布
した皮膚を洗浄する場合、泡立ちが悪く、洗浄しづらい
という欠点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述の問
題点を解決すべく鋭意研究した結果、（Ａ）ヒドロキシ
アルキルエーテルカルボン酸塩、（Ｂ）ラウリルジメチ
ルアミノ酢酸ベタイン、（Ｃ）ポリオキシエチレンアル
キル硫酸塩の３種の界面活性剤を特定の割合で配合する
ことにより、油分が付着した毛髪又は皮膚を洗浄する場
合でも優れた泡立ちが得られることを見出し、本発明を
完成するに至った。

【０００５】すなわち、本発明は（Ａ）下記一般式
（Ｉ）で表されるヒドロキシアルキルエーテルカルボン
酸塩型界面活性剤を０．１〜１０質量％、（Ｂ）ラウリ
ルジメチルアミノ酢酸ベタインを０．１〜１０質量％、
（Ｃ）下記一般式（ＩＩ）で表されるポリオキシエチレ
ンアルキル硫酸塩型界面活性剤を５〜２０質量％含有す
ることを特徴とする洗浄剤組成物にかかるものである。

【０００６】

【化３】 （式中、Ｒ^１は炭素原子数４〜３４の飽和又は不飽和の
炭化水素基を表し；Ｘ^１、Ｘ^２のいずれか一方は−ＣＨ
_２ＣＯＯＭ^１を表し、他方は水素原子を表し；Ｍ ^１は水
素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモ
ニウム、低級アルカノールアミンカチオン、低級アルキ
ルアミンカチオン、又は塩基性アミノ酸カチオンを表
す。）

【０００７】

【化４】 （式中、Ｒ^２は平均炭素原子数８〜２０の飽和又は不飽
和の炭化水素基を表し；Ｍ^２はアルカリ金属類、アルカ
リ土類金属類、アンモニウム又は有機アミン類を表し；
ｎは１〜５の数を表す。）

【０００８】また、本発明は（Ａ）がドデカン−１，２
−ジオール酢酸エーテルナトリウムである前記洗浄剤組
成物にかかるものである。

【０００９】さらに、本発明は（Ｃ）がポリオキシエチ
レンラウリルエーテル硫酸ナトリウムである前記洗浄剤
組成物にかかるものである。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。

【００１１】本発明にかかる（Ａ）のヒドロキシアルキ
ルエーテルカルボン酸塩型界面活性剤は、上記一般式
（Ｉ）（式中、Ｒ^１、Ｘ^１、Ｘ^２、Ｍ^１は上記で定義さ
れた通り）で表されるアニオン性界面活性剤である。

【００１２】式中、Ｒ^１は芳香族炭化水素、直鎖状又は
分岐状脂肪族炭化水素のいずれでもよいが、脂肪族炭化
水素、特にアルキル基、アルケニル基が好ましい。例え
ば、ブチル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テ
トラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、ドコ
シル基、２−エチルヘキシル基、２−ヘキシルデシル
基、２−オクチルウンデシル基、２−デシルテトラデシ
ル基、２−ウンデシルヘキサデシル基、デセニル基、ド
デセニル基、テトラデセニル基、ヘキサデセニル基等が
好ましい例として挙げられ、中でもデシル基、ドデシル
基が界面活性能力の面で優れている。

【００１３】また、式中、Ｘ^１、Ｘ^２のいずれか一方は
−ＣＨ_２ＣＯＯＭ^１で表されるが、Ｍ^１としては、水素
原子、リチウム、カリウム、ナトリウム、カルシウム、
マグネシウム、アンモニウム、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げら
れる。

【００１４】具体的には、上記（Ａ）ヒドロキシアルキ
ルエーテルカルボン酸塩型界面活性剤のうち、ドデカン
−１，２−ジオール酢酸エーテルナトリウムが本発明で
最も好ましく、市販のものとしては三洋化成工業（株）
製「レボンＨＳＡ（商品名）」等が例示できる。

【００１５】上記（Ａ）ヒドロキシアルキルエーテルカ
ルボン酸塩型界面活性剤は、洗浄剤組成物中０．１〜１
０質量％（以下単に％と表す）、好ましくは１〜７％配
合される。０．１％未満では泡立ちが不十分であり、１
０％を超えると安全性の面から好ましくないからであ
る。

【００１６】本発明にかかる（Ｂ）のラウリルジメチル
アミノ酢酸ベタインはベタイン系両性界面活性剤で、市
販のものとしては日本油脂（株）製「アノンＢＬ（商品
名）」等が例示できる。

【００１７】上記（Ｂ）ラウリルジメチルアミノ酢酸ベ
タインは、洗浄剤組成物中０．１〜１０％、好ましくは
１〜７％配合される。１％未満では泡立ちが不十分であ
り、１０％を超えると安全性の面から好ましくないから
である。

【００１８】本発明にかかる（Ｃ）のポリオキシエチレ
ンアルキル硫酸塩型界面活性剤は、上記一般式（ＩＩ）
（式中、Ｒ^２、Ｍ^２、ｎは上記で定義された通り）で表
されるアニオン性界面活性剤である。

【００１９】式中、Ｒ^２としては、例えばＣ₁₁Ｈ₂₃、Ｃ
₁₂Ｈ₂₅、Ｃ₁₃Ｈ₂₇、Ｃ₁₄Ｈ₂₉、Ｃ₁₅Ｈ₃₁、Ｃ₁₆Ｈ₃₃、Ｃ
₁₇Ｈ₃₅、Ｃ₁₈Ｈ₃₇、ココヤシ脂肪酸還元アルコール残
基、パームヤシ脂肪酸還元アルコール残基等が挙げら
れ、Ｍ^２としては、リチウム、カリウム、ナトリウム、
カルシウム、マグネシウム、アンモニウム、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン等が挙げられる。またｎはエチレンオキシドの平均付
加モル数で、１〜５の数を表す。

【００２０】具体的には、上記（Ｃ）のポリオキシエチ
レンアルキル硫酸塩型界面活性剤のうち、ポリオキシエ
チレン（１〜５）ラウリルエーテル硫酸ナトリウムが本
発明において最も好ましく、市販のものとしては東邦化
学（株）製「アルスコープＮＭ（商品名）」等が例示で
きる。

【００２１】上記（Ｃ）ポリオキシエチレンアルキル硫
酸塩型界面活性剤は、洗浄剤組成物中５〜２０％、好ま
しくは８〜１５％配合される。５％未満では泡立ちが不
十分であり、２０％を超えると安全性の面から好ましく
ないからである。

【００２２】本発明の洗浄剤組成物では、前記必須成分
のほか、他の界面活性剤を配合することができる。他の
界面活性剤としては、特にヤシ脂肪酸モノエタノールア
マイドが好ましく、これにより泡質がより一層向上す
る。ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイドは、洗浄剤組成
物中１〜５％配合されることが好ましい。この範囲を超
えると、所望の効果が得られないからである。

【００２３】また、本発明の洗浄剤組成物では、上記の
成分のほか、目的に応じて、通常洗浄料に用いられる他
の成分を配合することができる。かかる他の成分として
は下記成分が例示され、上記成分にこれらの一種又は二
種以上を配合して常法に応じて製造される。

【００２４】アボガド油、マカデミアナッツ油、トウモ
ロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、月見草油、ヒマシ
油、ヒマワリ油、茶実油、コメヌカ油、ホホバ油、カカ
オ脂、ヤシ油、スクワレン、牛脂、モクロウ、ミツロ
ウ、キャンデリラロウ、カルナバロウ、鯨ロウ、ラノリ
ン、流動パラフィン、ポリオキシエチレン（８モル）オ
レイルアルコールエーテル、モノオレイン酸グリセリル
などの油分。カプリルアルコール、ラウリルアルコー
ル、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、コレス
テロール、フィトステロールなどの高級アルコール。カ
プリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、ベヘニン酸、ラノリン脂肪酸、リノール
酸、リノレン酸などの高級脂肪酸。ポリエチレングリコ
ール、グリセリン、ソルビトール、キシリトール、マル
チトール、ムコ多糖、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫
酸、キトサンなどの保湿剤。メチルセルロース、エチル
セルロース、アラビアガム、ポリビニルアルコールなど
の増粘剤。エタノール、１，３−ブチレングリコールな
どの溶媒。ブチルヒドロキシトルエン、トコフェロー
ル、フィチン酸などの酸化防止剤。安息香酸、サリチル
酸、ソルビン酸、パラオキシ安息香酸エステル（エチル
パラベン、ブチルパラベンなど）、ヘキサクロロフェン
などの抗菌防腐剤。グリシン、アラニン、バリン、ロイ
シン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、チロシ
ン、アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン、タウ
リン、アルギニン、ヒスチジンなどのアミノ酸とこれら
の塩酸塩。アシルサルコシン酸（例えばラウロイルサル
コシン）、グルタチオン、クエン酸、リンゴ酸、酒石
酸、乳酸などの有機酸。ビタミンＡ及びその誘導体、ビ
タミンＢ６塩酸塩、ビタミンＢ６トリパルミテート、ビ
タミンＢ６ジオクタノエート、ビタミンＢ２及びその誘
導体、ビタミンＢ１２、ビタミンＢ１５及びその誘導体
などのビタミンＢ類、アスコルビン酸、アスコルビン酸
リン酸エステル（塩）、アスコルビン酸ジパルミテート
などのビタミンＣ類、α―トコフェロール、β―トコフ
ェロール、γ―トコフェロール、ビタミンＥアセテー
ト、ビタミンＥニコチネートなどのビタミンＥ類、ビタ
ミンＤ類、ビタミンＨ、パントテン酸、パンテチンなど
のビタミン類。ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジ
ル、γ―オリザノール、アラントイン、グリチルリチン
酸（塩）、グリチルレチン酸及びその誘導体、ヒノキチ
オール、ムシジン、ビサボロール、ユーカリプトール、
チモール、イノシトール、サポニン類（サイコサポニ
ン、ニンジンサポニン、ヘチマサポニン、ムクロジサポ
ニンなど）、パントテニルエチルエーテル、エチニルエ
ストラジオール、トラネキサム酸、セファランチン、プ
ラセンタエキスなどの各種薬剤。ギシギシ、クララ、コ
ウホネ、オレンジ、セージ、タイム、ノコギリソウ、ゼ
ニアオイ、センキュウ、センブリ、トウキ、トウヒ、バ
ーチ、スギナ、ヘチマ、マロニエ、ユキノシタ、アルニ
カ、ユリ、ヨモギ、シャクヤク、アロエ、クチナシ、サ
ワラなどの有機溶剤、アルコール、多価アルコール、
水、水性アルコールなどで抽出した天然エキス。ステア
リルトリメチルアンモニウムクロライド、塩化ベンザル
コニウム、ラウリルアミンオキサイドなどのカチオン界
面活性剤。その他に、香料、スクラブ剤、精製水などを
配合することができる。

【００２５】本発明の洗浄剤組成物は、頭皮頭髪又は皮
膚の洗浄を目的とする洗浄料として好適に使用され、そ
の剤型は液状、乳液状、クリーム状、ゲル状いずれの形
態をとることもできる。

【００２６】

【実施例】次に本発明について、実施例を挙げてさらに
具体的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例のみ
に限定されるものではない。配合量は特に断りがない限
り質量％で示す。

【００２７】実施例１〜１３、比較例１〜１５ 表１、表２に示す洗浄剤組成物を製造して、下記の試験
を行い、油分存在下での泡立ちの早さ、泡の量、泡の持
続性を評価した。さらに表２の洗浄剤組成物について
は、これらに加えて安定性についても評価した。結果を
併せて各表に示す。また、試験で使用したヘアワックス
の組成は表３に示す。

【００２８】泡立ちの早さ 被検試料の３％水溶液（ＣａＣｌ ７０ｐｐｍ硬水）を
調製し、これに対してヘアワックスを０．１％加え、３
０００ｍｌのガラスカップミキサーにて、４５００ｒｐ
ｍで３０秒攪拌した後の泡量を測定し、以下の通り評価
した。 ＜評価基準＞ ◎ ： 泡立ちが非常に早い （１５００ｍｌ以上） ○ ： 泡立ちが早い （１３００ｍｌ以上１５
００ｍｌ未満） △ ： 泡立ちの早さが不十分（１０００ｍｌ以上１３
００ｍｌ未満） × ： 泡立ちの早さが不良 （１０００ｍｌ未満）

【００２９】泡の量 被検試料の３％水溶液（ＣａＣｌ ７０ｐｐｍ硬水）を
調製し、これに対してヘアワックスを０．１％加え、３
０００mlのガラスカップミキサーにて、４５００ｒｐｍ
で６０秒攪拌した後の泡量を測定し、以下の通り評価し
た。 ＜評価基準＞ ◎ ： 泡立ちが非常に良好 （２０００ｍｌ以上） ○ ： 泡立ちが良好 （１６００ｍｌ以上２０
００ｍｌ未満） △ ： 泡立ちが普通 （１０００ｍｌ以上１６
００ｍｌ未満） × ： 泡立ちが不良 （１０００ｍｌ未満）

【００３０】泡の持続性 被検試料の３％水溶液（ＣａＣｌ ７０ｐｐｍ硬水）を
調製し、これに対してヘアワックスを０．１％加え、３
０００mlのガラスカップミキサーにて、４５００rpmで
６０秒攪拌した後から、排液量が２００ｍｌになるまで
の時間を測定し、以下の通り評価した。 ＜評価基準＞ ○ ： 泡の持続性良好 （排液時間 ２分以上） △ ： 泡の持続性普通 （排液時間 １分以上２分未
満） × ： 泡の持続性不良 （排液時間 １分未満）

【００３１】安全性（Ｈｂ変性） ドレイズ法の眼刺激強度と良好な相関性を示す、ヘモグ
ロビン（Ｈｂ）タンパク質を用いたタンパク質変性（Ｈ
ＤＲ）（％）の測定を行うことにより安全性を評価し
た。すなわち、マルチプレートリーダーを用いて、ヘモ
グロビン（Ｈｂ）ｐＨ６．８６緩衝溶液に、試料濃度１
％になるように試料を加えた場合の、混合前後における
Ｈｂの４１５ｎｍ吸光度変化から、タンパク質変性率
（ＨＤＲ）（％）の測定を行い、以下の通り評価した。 ＨＤＲ（％）＝{［Ａｃ］−［Ａｓ］／［Ａｃ］−［Ａ
ｂ］} ×１００ ただし、［Ａｃ］： Ｈｂ緩衝溶液の４１５ｎｍ吸光度
（コントロール） ［Ａｓ］： 被検物質水溶液によるＨｂ変性後の４１５
ｎｍ吸光度 ［Ａｂ］： 被検物質水溶液の４１５ｎｍ吸光度 ＜評価基準＞ ○ ： ＨＤＲ １５％未満 △ ： ＨＤＲ １５％以上５０％未満 × ： ＨＤＲ ５０％以上

【００３２】

【表１】（実施例１、比較例１〜９） 配合量（質量％）

【００３３】

【表２】（実施例２〜１３、比較例１０〜１５） 配合量（質量％） ＊実施例５、９、１３の安全性（ＨＤＲ）は他の実施例
２〜１２より若干低い。

【００３４】表中１）〜６）は以下のものを使用した。
なお、表中の配合量は純分を記載した。 １）商品名：レボンＨＳＡ、純分３０％、三洋化成
（株）製 ２）商品名：アノンＢＬ、純分３０％、日本油脂（株）
製 ３）商品名：アルスコープＮＭ、純分３０％、東邦化学
（株）製 ４）商品名：ＳＴ−Ｉ、純分３０％、日本油脂（株）製 ５）商品名：オバゾリン６６２Ｎ、純分３０％、東邦化
学（株）製 ６）商品名：レボン２０００、純分３０％、東邦化学
（株）製

【００３５】

【表３】ヘアワックスの組成

【００３６】表１及び表２の結果から、実施例の洗浄剤
組成物は、比較例の洗浄剤組成物に比較して、泡立ちの
速さ、泡の量、泡の持続性、安全性に優れ、本発明はヘ
アワックス使用後の油分が付着した毛髪を洗浄する場合
でも、泡立ちが良く、安全性の高い洗浄剤組成物を提供
しうることが確認された。

【００３７】以下に本発明のその他の実施例を挙げる。
いずれの洗浄剤組成物も、ヘアワックス又はサンスクリ
ーン剤等使用後の油分が付着した毛髪又は皮膚を洗浄す
る場合でも泡立ちがよく、安定性の高いものであった。

【００３８】 実施例１４ ヘアシャンプー（質量％） （１）ドデカン−１，２−ジオール酢酸エーテルナトリウム30％液 １０．０ 〔レボンＨＳＡ：三洋化成（株）製〕 （２）ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン30％液 ８．０ 〔アノンＢＬ：日本油脂（株）製〕 （３）ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム30％液 ３０．０ 〔アルスコープＮＭ：東邦化学（株）製〕 （４）ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイド ２．０ （５）カチオン化セルロース〔ポリマーJR-400：Ｕ．Ｃ．Ｃ．製〕 ０．５ （６）防腐剤 適量 （７）香料 適量 （８）精製水 残余

【００３９】 実施例１５ ヘアシャンプー（質量％） （１）ドデカン−１，２−ジオール酢酸エーテルナトリウム30％液 ９．０ 〔レボンＨＳＡ：三洋化成（株）製〕 （２）ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン30％液 ８．０ 〔アノンＢＬ：日本油脂（株）製〕 （３）ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム30％液 ３６．０ 〔アルスコープＮＭ：東邦化学（株）製〕 （４）ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイド １．５ （５）塩化シ゛メチルシ゛アリルアンモニウム・アクリルアミト゛共重合体 ５．０ 〔マーコート５５０：ＣＡＬＧＯＮ社製〕 （６）グリセリン ５．０ （７）防腐剤 適量 （８）香料 適量 （９）精製水 残余

【００４０】 実施例１６ ヘアシャンプー（質量％） （１）ドデカン−１，２−ジオール酢酸エーテルナトリウム30％液 ５．０ 〔レボンＨＳＡ：三洋化成（株）製〕 （２）ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン液30％液 １０．０ 〔アノンＢＬ：日本油脂（株）製〕 （３）ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム30％液 ３０．０ 〔アルスコープＮＭ：東邦化学（株）製〕 （４）ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイド ２．５ （５）カチオン化セルロース〔ポリマーJR-400：Ｕ．Ｃ．Ｃ．製〕 ０．６ （６）１，３ブチレングリコール ３．０ （７）防腐剤 適量 （８）香料 適量 （９）精製水 残余

【００４１】 実施例１７ ヘアシャンプー（質量％） （１）ドデカン−１，２−ジオール酢酸エーテルナトリウム30％液 ８．０ 〔レボンＨＳＡ：三洋化成（株）製〕 （２）ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン液30％液 ８．０ 〔アノンＢＬ：日本油脂（株）製〕 （３）ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム30％液 ４０．０ 〔アルスコープＮＭ：東邦化学（株）製〕 （４）ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイド ３．０ （５）塩化シ゛メチルシ゛アリルアンモニウム・アクリルアミト゛共重合体 ３．０ 〔マーコート５５０：ＣＡＬＧＯＮ社製〕 （６）ジステアリン酸エチレングリコール ２．０ （７）防腐剤 適量 （８）香料 適量 （９）精製水 残余

【００４２】 実施例１８ ヘアシャンプー（質量％） （１）ドデカン−１，２−ジオール酢酸エーテルナトリウム30％液 ８．０ 〔レボンＨＳＡ：三洋化成（株）製〕 （２）ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン液30％液 ５．０ 〔アノンＢＬ：日本油脂（株）製〕 （３）ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム30％液 ４０．０ 〔アルスコープＮＭ：東邦化学（株）製〕 （４）ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイド ２．５ （５）カチオン化セルロース〔ポリマーJR-400：Ｕ．Ｃ．Ｃ．製〕 ０．２ （６）ジステアリン酸エチレングリコール １．５ （７）メチルシロキサンエマルジョン ０．５ 〔シリコーンＭＥ ＢＹ22-071：東レ・タ゛ウコーニンク゛シリコーン社製〕 （８）防腐剤 適量 （９）香料 適量 （１０）精製水 残余

【００４３】 実施例１９ ヘアシャンプー（質量％） （１）ドデカン−１，２−ジオール酢酸エーテルナトリウム30％液 １０．０ 〔レボンＨＳＡ：三洋化成（株）製〕 （２）ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン液30％液 ５．０ 〔アノンＢＬ：日本油脂（株）製〕 （３）ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム30％液 ４５．０ 〔アルスコープＮＭ：東邦化学（株）製〕 （４）ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイド ２．０ （５）カチオン化セルロース〔ポリマーJR-400：Ｕ．Ｃ．Ｃ．製〕 ０．２ （６）シリコーンオイル ０．２ （７）防腐剤 適量 （８）香料 適量 （９）精製水 残余

【００４４】 実施例２０ ボディークレンジング（質量％） （１）ドデカン−１，２−ジオール酢酸エーテルナトリウム30％液 １８．０ 〔レボンＨＳＡ：三洋化成（株）製〕 （２）ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン液30％液 １５．０ 〔アノンＢＬ：日本油脂（株）製〕 （３）ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム30％液 ２５．０ 〔アルスコープＮＭ：東邦化学（株）製〕 （４）ヤシ脂肪酸モノエタノールアマイド ２．０ （５）ジステアリン酸エチレングリコール ２．０ （６）ダイナマイトグリセリン ５．０ （７）防腐剤 適量 （８）香料 適量 （９）精製水 残余

【００４５】

【発明の効果】本発明によれば、ヘアワックス等のトリ
ートメント剤又はサンスクリーン剤使用後のように、シ
リコーン油、エステル油、液体脂肪酸類等の油分が付着
した毛髪又は皮膚を洗浄する場合でも、泡立ちが良く、
安全性の高い洗浄剤組成物を提供出来る。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ１１Ｄ 1/90 Ｃ１１Ｄ 1/90 1/94 1/94 (72)発明者 橋本 克夫 神奈川県横浜市都筑区早渕２−２−１ 株 式会社資生堂リサーチセンター（新横浜) 内 Ｆターム(参考） 4C083 AC122 AC301 AC302 AC392 AC642 AC711 AC712 AC781 AC782 AD092 AD132 AD152 CC23 CC38 EE09 4H003 AB05 AB31 AC13 AD04 BA12 BA15 DA02 EB09 EB42 ED02 FA02 FA18

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（Ａ）下記一般式（Ｉ）で表されるヒドロ
   キシアルキルエーテルカルボン酸塩型界面活性剤を０．
   １〜１０質量％、（Ｂ）ラウリルジメチルアミノ酢酸ベ
   タインを０．１〜１０質量％、（Ｃ）下記一般式（Ｉ
   Ｉ）で表されるポリオキシエチレンアルキル硫酸塩型界
   面活性剤を５〜２０質量％含有することを特徴とする洗
   浄剤組成物。 【化１】 （式中、Ｒ^１は炭素原子数４〜３４の飽和又は不飽和の
   炭化水素基を表し；Ｘ^１、Ｘ^２のいずれか一方は−ＣＨ
   _２ＣＯＯＭ^１を表し、他方は水素原子を表し；Ｍ ^１は水
   素原子、アルカリ金属類、アルカリ土類金属類、アンモ
   ニウム、低級アルカノールアミンカチオン、低級アルキ
   ルアミンカチオン、又は塩基性アミノ酸カチオンを表
   す。） 【化２】 （式中、Ｒ^２は平均炭素原子数８〜２０の飽和又は不飽
   和の炭化水素基を表し；Ｍ^２はアルカリ金属類、アルカ
   リ土類金属類、アンモニウム又は有機アミン類を表し；
   ｎは１〜５の数を表す。）
2. 【請求項２】（Ａ）がドデカン−１，２−ジオール酢酸
   エーテルナトリウムである請求項１記載の洗浄剤組成
   物。
3. 【請求項３】（Ｃ）がポリオキシエチレンラウリルエー
   テル硫酸ナトリウムである請求項１又は請求項２記載の
   洗浄剤組成物。