JP2002211513A - パッケージを収納する搬送トレイおよび該トレイ内へのパッケージ収納方法 - Google Patents

パッケージを収納する搬送トレイおよび該トレイ内へのパッケージ収納方法

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明は蒸気滅菌器内において、特にパッ
ケージを整然と保持するようにした搬送トレイで、少な
くともパッケージ一個分の面積を有する開放口をその一
端部に有し、複数の支柱で構成される搬送トレイに、そ
の端部よりパッケージを挿入する開放口に、パッケージ
の挿入は許すが収納された後は該パッケージの脱落を防
止するストッパー手段が付設されてなり、トレイ内には
各パッケージの側面が対応する側面と一致するように積
み重ねられ縦方向に整列させられた状態で保持すること
が可能な搬送トレイ。 【効果】 本発明によれば、コンタクトレンズを収容す
るパッケージを蒸気滅菌器内での滅菌効果の確保と不均
一な変色・変形を防止し、また滅菌器内への出し入れを
容易に行うことの出来る搬送トレイおよびそれを用いた
方法を提供することができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気滅菌によりパ
ッケージを滅菌するに際しパッケージを整然と収納する
搬送トレイとその搬送トレイ内へのパッケージの収容方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】蒸気滅菌器においては多種多様な対象物
がパッケージ状態で滅菌される。例えば、特願2000-681
54号記載のコンタクトレンズ容器のパッケージがその一
例である。このようなパッケージはブリスターケースと
呼ばれ、親水性または軟質のコンタクトレンズを収容す
る半球形状のレンズ収納部を有したプラスチックの包装
手段を用いている。ブリスターケースはレンズを取り出
すために包装からひきはがすことができる柔軟なシート
材料で収納部を覆っており、収納部の周囲から外側にの
びるフランジ表面にシート材が一般的な密閉手段(例え
ば、熱溶着もしくは超音波溶着等)により貼り付いてい
る。親水性コンタクトレンズは通常含水状態で流通され
るので保管中に微生物等の増殖を抑えるために出荷前の
滅菌は必須である。
【0003】しかし、蒸気滅菌処理は高温高圧下で実施
されるので滅菌器内の容積に制限があると同時に、収容
するパッケージの空間を適当に設けないと滅菌器内での
滅菌効果が位置によりばらつき、充分な効果が得られな
い場合がある。また、パッケージ同士またはパッケージ
と滅菌器壁との接触の仕方によっては、部分的に変色・
変形し不均一な外観を残す。これは、パッケージのどこ
かの具合が悪いことを顧客に連想させる。したがって、
蒸気滅菌器内でのパッケージの収納状態を整然とし、パ
ッケージの全面に蒸気が行き渡るように収納しなければ
ならない。また、パッケージのレンズ収納空間は球体で
はないためその静置状態によっては、内部のレンズが屈
曲して滅菌処理される場合があり、冷却後のレンズに変
形が生じるおそれもある。一方、蒸気滅菌器の効率の良
い使い方という観点からも、蒸気滅菌後には収納された
滅菌済パッケージを素早く取り出して、後に生産された
パッケージを新たに滅菌する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コンタクト
レンズを収容するパッケージを蒸気滅菌器内での滅菌効
果の確保と不均一な変色・変形を防止し、また滅菌器内
への出し入れを容易に行うことの出来る搬送トレイおよ
びそれにパッケージを収容する方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下の構成からなる搬送トレイを使用する。
すなわち、少なくともパッケージ一個分の面積を有する
開放口をその一端部に有する柱状の搬送トレイであっ
て、複数の支柱で構成される搬送トレイに、該端部より
パッケージを挿入する開放口に、パッケージの挿入は許
すが収納された後は該パッケージの脱落を防止するスト
ッパー手段が付設されてなり、トレイ内には各パッケー
ジの側面が対応する各側面と方向を一致するように積み
重ねられ縦方向に整列させられた状態で保持することが
可能である。このように整列された状態で滅菌処理がな
されることにより、前記した、パッケージの部分的変色
・変形を有利に防止しつつ、各パッケージ間の蒸気の流
通を均一ならしめ滅菌効果の差をなくすことが可能とな
る。
【0006】また、収納されるパッケージの数量が該ト
レイ内に一杯となる場合を除いて、パッケージを積み重
ねた状態で整然と保持するために、収納パッケージを適
当な保持手段を設けることにより、状態を制御すること
が好ましい。この保持手段は例えば収納パッケージの最
上部に重石を置いて収納されたパッケージの自由な動き
を制限するように置き搬送、滅菌過程で列が乱れること
を防止することができる。この他の手段として、例えば
最上部のパッケージに対してトレイの側面から固定する
手段によりパッケージ列を保持したり、柱状のトレイの
上面部からバネ等により最上部パッケージを下方向に押
さえつけるなどが考えられる。なお、柱状トレイの対向
する支柱間の距離を調節して収容パッケージの側面に対
する摩擦力により保持手段とすることも可能であるが、
こうした保持力は、パッケージの滅菌工程における高温
高圧下でうける変形の原因ともなりやすく、トレイ内で
のパッケージ側面とトレイ支柱間との摩擦力はできるだ
け少ない方が良く、パッケージの動きはできるだけスム
ーズにするように構成することが望ましい。
【0007】前記搬送トレイのストッパー手段について
は、順次挿入されて積み重ねられるパッケージがトレイ
から脱落しないものであればよく、例えば、トレイの底
面開放口の一部に応力により変形する柔軟な材質をもち
いて開放口の一部を塞ぐようにし、パッケージの挿入方
向に対してはその動きを許容し、パッケージが脱落する
方向に対してはその動きを阻止しうる形状(例えば当該
部分によりパッケージの側壁部に引っかかり通常ではパ
ッケージが落ちてこない構造とする)、あるいはパッケ
ージの収容後に開放口を遮るように支持部材を嵌合・配
置してパッケージの脱落を防止する。また滅菌工程が終
了した後は、搬送トレイから各パッケージを取り出し
て、適当な数量の単位でまとめて包装するので、取り出
しが容易に行える構造に変更できる必要がある。
【0008】本発明の他の態様として、上記搬送トレイ
内へのパッケージ収納方法があげられる。この方法は以
下の工程を有する。すなわち、 a)パッケージを搬送するベルトコンベアの上方位置
に、柱状の搬送トレイの端部開放口を下にしてトレイを
縦に固定する工程 b)各パッケージが前記搬送トレイの下部に達したとき
ベルトコンベアの移動を停止させる工程 c)前記停止中のパッケージを持ち上げて搬送トレイの
底面開放口よりトレイ内に収納する工程 からなり、順次前記工程を繰り返すことにより複数のパ
ッケージを搬送トレイ内に重ね合わされて収納する方法
である。このような方法を採用することで、製造ライン
の工程中に搬送トレイを置くことによって、量産化、効
率化が計られることとなる。
【0009】搬送トレイは基本的に縦長の直方体形状を
有しており、直方体の上面はパッケージが通過しないよ
うに塞がれており、下面は前記したように少なくとも1
個のパッケージが通過出来る大きさの開放口を有してい
る。そしてこの直方体の上下面に対して側面または側辺
に沿って数本の支柱を上下に差し渡すように連結し、収
納パッケージが出来るだけ外部環境と接触するように構
成し、滅菌効果が均一になされるようにされている。上
下に差し渡しされる支柱は、高温高圧の蒸気滅菌に耐え
られるだけでなく、収納するパッケージ列を安定して形
状保持できるように金属製のパイプなどで形成されるの
が好ましい。なお、この支柱自体の形状は多角柱とする
よりも、円柱にして収容パッケージの側面との接触面積
を少なくしパッケージに対する応力が加わらないように
して、滅菌工程における部分的変色・変形を防止する上
で好ましい。
【0010】一方本発明の搬送トレイに収容される、パ
ッケージの材質・形状等についてコンタクトレンズのブ
リスターケースを例に以下に述べる。パッケージの基材
は、安価で取り扱いやすいように、一般的な射出成形ま
たは熱圧縮成形により例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレンビニルアセテート、プロピレンコポリマ
ー、ポリスチレン、ナイロン等から適宜選択される熱可
塑性プラスチック材料から構成される。また、パッケー
ジは、封止シート(例えばポリプロピレンや他の適当な
プラスチックフィルムとアルミニウム箔のラミネート
や、プラスチック層を有するバリア材料を形成する酸化
シリコンで構成された単一の柔軟なシート)で覆われ
て、レンズを収容するくぼみの周りに延展するフランジ
にヒートシールされ、収容されたレンズのための密封し
た環境を提供する。この封止シートを引き剥がすことに
より、くぼみが開口してレンズを取り出すことが可能に
なる。滅菌処理は当然レンズを封止したのち実施され、
顧客の使用時までレンズは無菌水溶液中に保存されるこ
ととなる。この滅菌工程は高温高圧下に行われるので、
パッケージの変形が最も起こりやすいのは柔軟なシート
部分でのパッケージ内の圧力上昇を吸収できなくなった
ときであり、パッケージ毎に整然と配置されていない場
合には、パッケージ構成樹脂の各部に不均一な力が加わ
り、滅菌処理後そのまま冷却されることで変形が惹起さ
れることとなる。また、パッケージのくぼみはコンタク
トレンズの曲率にほぼ等しいか大きめの曲面を有する半
球形状であり、レンズがここに位置して滅菌処理される
ならば特に問題はないが、パッケージが傾斜しまたは反
転した状態であると収容されるレンズ形状がひずんで加
熱冷却されるので、滅菌処理後のレンズ形状が変形する
ことがあり、使用者が装用したときにズレや装用感が悪
いなどの問題が生ずる。本発明においては、搬送トレイ
内にパッケージの積み重ねにより整然と収容されるとこ
ろから、上記のような問題は解決される。
【0011】さらにパッケージ自体の形状においても変
形を防止する観点で、種々の取りうる形状がある。ま
ず、パッケージのフランジ部の形状であるが、これは搬
送トレイの開放口の形状および支柱により形成される空
間の形状と一致させることが望ましい。例えば、パッケ
ージのフランジ形状が正方形であれば、開放口を正方形
に、多角形である場合は開放口を対応する多角形の形状
とする。このような形状により搬送トレイ内へのパッケ
ージの挿入において一定の方向性をもって揃えることが
でき、トレイ内への積み重ねが容易になる。またくぼみ
の深さと、フランジから垂下する周壁部の長さはほぼ同
一ないし周壁部を若干長めにすることが望ましい。これ
も、積み重ねた状態でトレイ内に収容する際に、収納す
るパッケージの自由な動きを抑制する保持手段から受け
る圧力を、各パッケージ全体で均等に受けることで変形
の防止につながるからである。
【0012】
【実施例】以上の内容を図面を参考にしつつ本発明によ
り構成された搬送トレイの好適な実施例を添付図面に基
づいて以下に具体的に説明する。
【0013】図1は本発明の搬送トレイ1を立てた状態
の斜視図を示す。搬送トレイ1はその上面2と下面3が
正方形の形状をしている。そして円柱状の支柱4が8本
で連結し、パッケージの収納空間を形成する。この支柱
は必ずしも円柱である必要は無く、3角柱、4角柱等の
多角柱であってもよい。ただ前述したように収納するパ
ッケージとの接触部が面として接触するよりは線として
接触した方が、蒸気滅菌時の変色・変形を抑え易いと思
われる。また収容されたパッケージを上から押さえて整
列させる手段として硬質樹脂製の重石5が下面3に接し
て存在する。この重石は先に述べたように金属製であっ
ても良くまた、押さえる手段として図示していないが上
面2に固定され下方向に押さえるバネまたはバネと結合
した板等であってもよい。また、搬送トレイ1の支柱4
は上面2と下面3でのみ固定されているが、この支柱4
の長さが長くなれば支柱の中間付近に複数の支柱固定部
を形成して、トレイの形状安定化を計ることも可能であ
る。なお中間に付設する支柱の固定部は、その中をパッ
ケージが通過するので、パッケージの外径に相当する以
上の大きさの口径を有する環状体であることが望まし
い。支柱4について図1では8本構成となっているが、
これより多くてもまた少なくても、特に問題がない。但
し、本数を増やすことにより、パッケージをより確実に
保持することはできるものの、外部環境との接触面積が
少なくなるので蒸気滅菌時における滅菌効率が低下する
傾向があり、また本数を少なくする場合は、パッケージ
がその隙間から脱落する危険性が増す傾向にある。上面
2には開放口等が形成されていないが、この構造も後の
図2に示すような下面3と同じ形状であってもよい。
【0014】図2は搬送トレイを倒して、下面3を横か
ら見た斜視図である。下面3にはこの図2に示すように
パッケージが通過できる開放口6が形成され、さらに挿
入後のパッケージの脱落を防止するストッパー手段7が
付設されている。このストッパー手段はパッケージ挿入
方向に対しては引っ掛かりがないように、また反対に脱
落する方向に対しては、パッケージの側壁部がストッパ
ー手段に引っかかって落ちていかない構造に成ってい
る。このストッパー手段7は、パッケージを取り出す際
には邪魔になるため、収容保持する際には当該部分を下
面3の側面8より押しだしてパッケージを保持し、取り
出す場合には側面8に対してストッパー手段7を引き込
むことができる様な構造にすることが好ましい。また、
別法として下面3を取り外し可能にすることで、内部の
パッケージの取り出しを容易にできる。図2における下
面3の開放口6の形状は4角形であるが、収容するパッ
ケージは4角形であると仮定した場合であって、実際の
パッケージのフランジ外形に合わせた形状とすることが
好ましい。
【0015】図3には、図1記載の搬送トレイ1に収納
するパッケージ10を示す。このパッケージ10はその
周辺に一体の、垂下する周壁部11、14、17を有す
る平面状の本質的に正方形のフランジ12と、このフラ
ンジ12の略中央部にレンズを収納するくぼみ13を含
む。一般に無菌生理食塩水中に浸漬されたコンタクトレ
ンズの曲率よりも大きい曲率の本質的に半球形であるく
ぼみ13は、本例ではフランジ12の中心に位置してい
るが一端側に偏っていてもよい。フランジ形状も長方形
のフランジあるいは三角形のフランジ、円形のフランジ
であってもよく、またその場合でもくぼみが中心あるい
は偏心に位置していても良い。基本的には、パッケージ
を積み重ねて複数パッケージを包装する場合を想定すれ
ば、偏心位置にくぼみを設けることにより入れ子重ね状
にして包装容器全体の容積が最小になるようにできる
し、積み重ねないパッケージを包装する場合であればど
の位置にくぼみを設けてもたいした影響はないと思われ
る。パッケージを平面に置いたときのバランス面から平
面状のフランジ12から垂下する周壁部11等の高さ
は、コンタクトレンズを収納するくぼみ13の高さにほ
ぼ等しくされている。また、周壁部11は側面形状が長
方形とされているが、これは後にパッケージをまとめて
包装する場合に、包装紙の形状を固定安定化する為に好
ましいのであって、周壁部14に示すように長方形の底
面にあたる一辺に円弧状の切除部16を形成してもよ
い。このような切除部16は、パッケージを搬送トレイ
に積み重ねて滅菌処理する際の蒸気の通路とすることが
出来るので、均一な滅菌処理がより効果的に成されるこ
ととなる。パッケージ10は、そのくぼみ13に製造さ
れたコンタクトレンズ等を収納したのちくぼみ13を密
封し、フランジ12面を覆うように封止シート15がし
かれる。
【0016】封止シート15は、例えば熱または超音波
などの封止手段によりシートに対面するフランジ12の
表面の適当な領域に接着され、それにより無菌生理食塩
水中に浸漬されたコンタクトレンズを含有するくぼみ1
3を密封し、保存する。
【0017】パッケージの周壁部11の対向する周壁部
17には、例えばコンタクトレンズの規格、ロットなど
が表記または二次元コードにより表され、印刷されてい
てよい。この印刷手段としてはインクジェットを用いて
符号を描画するあるいは、レーザーマークにより表面に
凹部を形成して刻印する等の方法による。
【0018】図4は、コンタクトレンズ製造ライン内で
本発明の搬送トレイがどのように使用されているかを表
したものである。加工されたレンズは、最終的にパッケ
ージ10内に密封され、ベルトコンベア20に載って輸
送されてくる。コンベア上にあるパッケージ10は、終
端部21に到達したときにコンベアの輸送が一時停止
し、終端部21が図に示す矢印上方向に移動することに
より、該上部に固定された搬送トレイ1の下面3の開放
口よりパッケージ10が搬送トレイ内に順次収容され
る。終端部21が図に示す矢印下方向に移動したのち、
再びコンベアの輸送が開始され、次のパッケージが同部
21上に載置されるまで移動し停止後、上記工程が繰り
返される。こうして搬送トレイ内にパッケージが一定量
収納されると、空の搬送トレイと交換され、パッケージ
を収容した搬送トレイは蒸気滅菌器へと運ばれる。滅菌
処理が終了後、パッケージを取り出して適当な個数の単
位毎にまとめられパッケージ、箱詰め包装されて出荷さ
れることとなる。
【0019】本発明の好ましい態様を図示し、上記具体
的な図面を参照として述べたが、本発明は上記実施例に
限定されることなく、例えば、パッケージのフランジ形
状が丸型、三角形、5角形等の多角形であるときには、
その形状に対応した搬送トレイの収容空間または下面の
開放口にすることができ、また、搬送トレイに設けられ
るストッパー手段についても、側面よりバネで押さえつ
ける方式、鍵爪の形状による保持手段などその形状、機
構、設定位置など、本発明の趣旨を逸脱しない限りにお
いて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改
良などを加えうるものであることが、理解されよう。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、蒸気滅菌器内での
パッケージを支持する搬送トレイによれば、例えばコン
タクトレンズを収容するパッケージを蒸気滅菌器内での
滅菌効果の確保と不均一な変色・変形を防止し、滅菌器
内への出し入れを容易に行うことの出来る搬送トレイを
提供でき、また実際の製造ラインに搬送トレイを適用し
たとき、作業効率の良いトレイ内への収納が可能となる
方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送トレイを立てた状態の斜視図
である。
【図2】本発明に係る搬送トレイを倒した状態で下面側
をみた斜視図である。
【図3】本発明に係る搬送トレイに適用するパッケージ
の斜視図である。
【図4】本発明に係る搬送トレイを製造ラインに設置し
た状態の模式図である。
【符号の説明】
1 搬送トレイ 2 上面 3 下面 4 支柱 5 重石 6 開放口 7 ストッパー手段 10 パッケージ 11 周壁部 12 フランジ 13 くぼみ 15 封止シート 20 ベルトコンベア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともパッケージ一個分の面積を有
    する開放口をその一端部に有する柱状の搬送トレイであ
    って、複数の支柱で構成される搬送トレイに、該端部よ
    りパッケージを挿入する開放口に、パッケージの挿入は
    許すが収納された後は該パッケージの脱落を防止するス
    トッパー手段が付設されてなり、トレイ内には各パッケ
    ージの側面が対応する各側面と方向を一致するように積
    み重ねられ縦方向に整列させられた状態で保持すること
    が可能な搬送トレイ。
  2. 【請求項2】 搬送トレイ内に収容されるパッケージの
    数に係わらず該パッケージの重なりを整然と保持する為
    の手段を収容パッケージの最上部に設けてなることを特
    徴とする請求項1記載の搬送トレイ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の搬送トレイ内へ
    のパッケージ収納方法であって、 a)パッケージを搬送するベルトコンベアの上方位置
    に、柱状の搬送トレイの端部開放口を下にしてトレイを
    縦に固定する工程 b)各パッケージが前記搬送トレイの下部に達したとき
    ベルトコンベアを一時停止させる工程 c)前記停止中のパッケージを持ち上げて搬送トレイの
    底面開放口よりトレイ内に収容する工程 からなり、順次前記工程を繰り返すことにより複数のパ
    ッケージを搬送トレイ内に重ね合わされて収納する方
    法。
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