JP2002211440A - 車両インストルメントパネル用リィンホースメント - Google Patents

車両インストルメントパネル用リィンホースメント

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JP2002211440A
JP2002211440A JP2001010950A JP2001010950A JP2002211440A JP 2002211440 A JP2002211440 A JP 2002211440A JP 2001010950 A JP2001010950 A JP 2001010950A JP 2001010950 A JP2001010950 A JP 2001010950A JP 2002211440 A JP2002211440 A JP 2002211440A
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JP
Japan
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instrument panel
vehicle
reinforcement
diameter
panel reinforcement
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Application number
JP2001010950A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kawaguchi
聡 川口
Masayoshi Takahashi
正芳 高橋
Kiyoto Osakabe
清人 刑部
Satoru Murakami
哲 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Keikinzoku Co Ltd
Original Assignee
Aisin Keikinzoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部位に応じた強度・剛性を満足しながら十分な
軽量化を図ることができるインパネリィンホースメント
を提供すること。 【解決手段】車両のインストルメントパネルに車幅方向
に延在して配設されるインパネリィンホースメント10
を、車幅方向位置によって肉厚の異なる厚肉部13と薄
肉部14を一体的に備えた中空成形材で構成し、前記薄
肉部14における中空断面積(内径N14を直径とする
円の面積)を前記厚肉部13における中空断面積(内径
N13を直径とする円の面積)以上とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のインストル
メントパネルに車幅方向に延在して配設されるリィンホ
ースメントに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に車両のインストルメントパネルに
は、車両の側面衝突に対し補強し乗員の生存空間を確保
するために、車両の車幅方向に延在するリィンホースメ
ント(以下、インパネリィンホースメントという)が配
設されている。このようなインパネリィンホースメント
としては、例えば特開平8−58432号公報に開示さ
れるものがある。このインパネリィンホースメントは、
肉厚の厚い大径部と肉厚の薄い小径部とを一体的に備
え、大径部側が運転席側、小径部側が助手席側に配置さ
れるように車両の固定部材(車体)に固定されており、
大径部にてステアリングシャフトを支持すると共に小径
部にて内装部品等を支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のインパ
ネリィンホースメントにおいては、運転席側に比し強度
・剛性を必要としない助手席側の部位を薄肉且つ小径と
することで所望の強度・剛性を保ちながら軽量化を図る
ことができる。しかしながら、車幅方向位置によって径
の大きさを変えることで車幅方向位置に応じた強度・剛
性を変えているため、肉厚はある程度制限されてしま
い、肉厚を薄くして更に軽量化を図ることは困難であっ
た。
【0004】それゆえ、本発明は、部位に応じた強度・
剛性を満足しながら十分な軽量化を図ることができるイ
ンパネリィンホースメントを提供することを、その技術
的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するために講じた本発明の手段は、車両のインストル
メントパネルに車幅方向に延在して配設されるインパネ
リィンホースメントを、車幅方向位置によって肉厚の異
なる厚肉部と薄肉部を一体的に備えた中空成形材で構成
し、前記薄肉部における中空断面積を前記厚肉部におけ
る中空断面積以上としたことである。
【0006】上記した手段によれば、薄肉部における断
面積(断面係数)を大きくしたため高強度・高剛性であ
りながら(断面積が小さいものと比し強度・剛性を低下
させることなく)更なる薄肉化を図ることができ、軽量
なインパネリィンホースメントを提供することができ
る。また、これにより、インパネリィンホースメントの
内部空間に空調用空気を流通させるダクトやワイヤーハ
ーネスを内蔵させることができ、インパネリィンホース
メントをレイアウト上も支障なく車両に搭載することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従ったインパネリ
ィンホースメントの実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施形態を示し、インパ
ネリィンホースメント10は、車幅方向に延在し、車両
の固定部材に固定されている。尚、インパネリィンホー
スメント10には、図示しないステアリングシャフトを
支持するためのブラケット15が固定されている。図2
は、インパネリィンホースメント10の単体斜視図、図
3は、図2のA−A断面図であり、インパネリィンホー
スメント10は、車両への取付部11、12、厚肉部1
3、薄肉部14から構成されている。
【0009】図3に示すように、インパネリィンホース
メント10は、略円形断面を有する中空成形材で構成さ
れており、車幅方向中央部で肉厚が変化し、厚肉部13
が運転席側、又薄肉部14が助手席側に配置されるよう
に車両の固定部材に固定されている。図示しないステア
リングシャフトを支持する運転席側の厚肉部13に比べ
て助手席側の薄肉部14は要求される強度が低いため、
薄肉部14の肉厚t14は厚肉部13の肉厚t13より
小さく設定されている。
【0010】更に、薄肉部14の内径N14は厚肉部1
3の内径N13よりも大きく、つまり、薄肉部14にお
ける中空断面積(内径N14を直径とする円の面積)は
厚肉部13における中空断面積(内径N13を直径とす
る円の面積)よりも大きくなっている。また、薄肉部1
4の外径D14と厚肉部13の外径D13は一定で成形
されている。
【0011】取付部11は、インパネリィンホースメン
ト10の厚肉部13側の端部に、インパネリィンホース
メント10の径方向外方に張り出して形成されており、
ボルト挿通孔11aを挿通するボルト(図示せず)によ
り車両の固定部材に固定される。取付部12は、インパ
ネリィンホースメント10の薄肉部14側の端部に、イ
ンパネリィンホースメント10の径方向内方に突出して
形成されており、ネジ穴12aに螺合されるボルト(図
示せず)により車両の固定部材に固定される。これら取
付部11、12は、夫々厚肉部13及び薄肉部14に一
体的に形成されている。
【0012】本実施形態においては、インパネリィンホ
ースメント10は、アルミニウム合金等の軽金属材を鍛
造成形することにより形成される。即ち、まず、取付部
11を成形し、その後順次、厚肉部13、薄肉部14、
取付部12を段階的に成形することによりインパネリィ
ンホースメント10を一体的に形成される。
【0013】上記した実施形態におけるインパネリィン
ホースメント10は、車両への取付部11、12、厚肉
部13、薄肉部14を一体的に形成し、薄肉部14にお
ける中空断面積を厚肉部13における中空断面積以上と
した(薄肉部14における断面係数を大きくした)こと
により、製造工程が煩雑な溶接をすることなく、部位に
応じた高強度・高剛性を保ちながら(薄肉部13におけ
る断面積が小さいものと比し強度・剛性を低下させるこ
となく)軽量化を図ることができる。更に、軽合金材か
ら成形することにより、振動剛性を向上させることがで
きる。
【0014】また、インパネリィンホースメント10の
内部空間に空調用空気を流通させるダクトやワイヤーハ
ーネスを内蔵させることができ、インパネリィンホース
メント10をレイアウト上も支障なく車両に搭載するこ
とができる。
【0015】図4、図5は、上記した実施形態の変形例
を示す。図4に示す変形例は、インパネリィンホースメ
ント20の薄肉部24の内径N24と厚肉部23の内径
N23を一定とし、薄肉部24の外径D24を厚肉部2
3の外径D23よりも小さくしたものである。また、図
5に示す変形例は、インパネリィンホースメント30の
薄肉部34の内径N34を厚肉部33の内径N33より
も大きくし、薄肉部34の外径D34を厚肉部33の外
径D33より小さくしたものである。これらの変形例に
よっても、上記した実施形態と同様な効果を奏すること
ができる。
【0016】また、本実施形態では、インパネリィンホ
ースメント10の厚肉部13、薄肉部14は略円形断面
を有するものとしたが、これに限定されるものではな
く、例えば、断面多角形状または断面楕円形状等であっ
ても、上記した実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、部位に応
じた強度・剛性を満足しながら十分な軽量化を図ること
ができるインパネリィンホースメントを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ったインパネリィンホースメントを
搭載した車両の構造斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に従ったインパネリィンホ
ースメント10を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図3に示す本発明の変形例を示すインパネリィ
ンホースメント20の断面図である。
【図5】図3に示す本発明の変形例を示すインパネリィ
ンホースメント30の断面図である。
【符号の説明】
10 インパネリィンホースメント(リィンホー
スメント) 11、12 取付部 13 厚肉部 14 薄肉部 N13 厚肉部13の内径 N14 薄肉部14の内径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 哲 富山県新湊市奈呉の江12番地の3 アイシ ン軽金属株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA04 BB02 CA06 CA07 DA09 DA10 3D044 BA01 BA03 BA12 BB01 BC07 BC21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のインストルメントパネルに車幅方
    向に延在すると共に車幅方向位置によって肉厚の異なる
    厚肉部と薄肉部を一体的に備えた中空成形材から成り、
    前記薄肉部における中空断面積が前記厚肉部における中
    空断面積以上であることを特徴とする車両のインストル
    メントパネルのリィンホースメント。
  2. 【請求項2】 前記中空成形材は、軽合金を鍛造成形す
    ることにより形成されることを特徴とする請求項1に記
    載の車両のインストルメントパネルのリィンホースメン
    ト。
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A02 Decision of refusal

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Effective date: 20040203