JP2002211147A - 熱転写カラーリボン - Google Patents

熱転写カラーリボン

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JP2002211147A JP2001010486A JP2001010486A JP2002211147A JP 2002211147 A JP2002211147 A JP 2002211147A JP 2001010486 A JP2001010486 A JP 2001010486A JP 2001010486 A JP2001010486 A JP 2001010486A JP 2002211147 A JP2002211147 A JP 2002211147A
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Toshikazu Fukui
利和 福井
Masaki Yatani
雅樹 八谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改ざん防止性が特に必要とされる、個人情報
に関する書類を印刷するのに最適な熱転写カラーリボン
を提供する。 【解決手段】 基材上に、熱転写領域およびオーバーコ
ート領域を有し、前記熱転写領域が昇華染料と着色顔料
とを含むことを特徴とする熱転写カラーリボン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写カラーリボン
に関し、詳しくは、改ざん防止性が特に必要とされる、
印鑑証明書や健康保険証等の個人情報に関する書類を印
刷するのに最適な熱転写カラーリボンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から熱転写カラーリボンとして、イ
エロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのカラーを印
字する熱転写領域と、保護層を形成するオーバーコート
領域とからなる面順次、線順次またはスポットのいずれ
かのタイプの昇華リボンや熱溶融転写リボンが用いられ
てきた。
【0003】昇華リボンは印字される基材への色素の浸
透性が良いため、耐擦過性に優れ、印字を擦り取る等に
よって改ざんされる恐れが低く、印鑑証明書や健康保険
証等の個人情報に関する書類のように、特に改ざんを防
止するのが必要な場合の印字には適している。しかし、
昇華リボンで印字した場合、印字にぼやけが生じて読み
にくくなって鮮明性が劣る傾向があったり、光にあたる
と印字が変色したり薄くなるというような耐光性が劣る
場合があり、個人情報に関する書類に求められる正確性
や保存性に難点があった。
【0004】これに対し、熱溶融転写リボンを使用した
場合には、昇華リボンと異なり、印字の鮮明性や耐光性
が良好であるため、個人情報に関する書類に求められる
正確性や保存性には優れている。しかし、使用する着色
顔料の分子構造が大きすぎて被転写体に浸透しにくくな
ることに起因して耐擦過性が劣り、印字を擦り取る等に
より改ざんされる可能性がある。したがって、改ざん防
止性が最も求められる、個人情報に関する書類を印字す
る場合には難点があった。
【0005】ところで、カラー印字は、全く同じ色材を
使用しないと、全く同じ色調を得ることが難しいため偽
造されにくいという特性を有する。したがって、個人情
報に関する書類は今後さらにカラー化が進み、それに伴
って上記問題点を解決した熱転写カラーリボンの出現が
待たれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたものであって、熱溶融転写リボ
ン特有の印字の鮮明性と耐光性を維持しつつ、印字の鮮
明性の向上を図ると共に、改ざん防止性を向上させた、
個人情報に関する書類を印字するのに最適な熱転写カラ
ーリボンを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる熱転写カ
ラーリボンは、基材上に、熱転写領域およびオーバーコ
ート領域を有し、熱転写領域が昇華染料、着色顔料およ
び熱可塑性樹脂を含むことを特徴とする。
【0008】本発明にかかるリボンに使用される基材
は、従来から良く知られているポリエステルフィルム、
ポリエーテルイミドフィルム、コンデンサー紙、セロフ
ァン紙等を使用することができる。基材の厚さは、2.
5〜7.0μmが好ましい。熱が直接加えられる基材の
面上には、耐熱保護層を設けることが好ましい。この耐
熱保護層には一般的にシリコン樹脂等が用いられる。
【0009】上記耐熱保護層を設けたのとは反対側の基
材の面上に、カラーを印字するための熱転写領域と、保
護層を形成するためのオーバーコート領域と、必要に応
じて黒色熱転写領域とを、面順次、線順次、スポットの
いずれかのタイプに必要に応じて設ける。図1はこれら
のタイプを例示した概略的平面図で、図1(a)は面順
次、図1(b)は線順次、図1(c)はスポットタイプ
である。また、図2(a)は図1(a)のA−A部にお
ける概略的断面図、図2(b)は図1(b)のB−B部
における概略的断面図、および図2(c)は図1(c)
のC−C部における概略的断面図である。各図におい
て、1、1'はカラーを印字するための熱転写領域、2
は黒色熱転写領域、3はオーバーコート領域および4は
基材を表す。
【0010】熱転写領域は、熱可塑性樹脂、着色顔料お
よび昇華染料を主成分として形成する。熱転写領域の塗
布量は、0.5〜2.0g/m2が好ましい。なお、本
発明における熱転写領域は、熱により溶融させて転写す
るものと、熱により軟化させて転写するものとの双方を
含む。
【0011】熱可塑性樹脂は記録濃度が高く、また経時
的な退色現象も少ないことから使用される。この目的に
特に適した樹脂としては、ポリエステル樹脂、アクリル
樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、酢酸セル
ロース系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル
系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリビニルアルコール樹
脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリエチレン樹脂など
が挙げられる。
【0012】また、耐アルコール性が良好で、かつ、塩
化ビニルカードやポリエチレンテレフタレートカード等
への接着性の良好な樹脂として、ポリエステル樹脂が好
ましい。特に、数平均分子量が1,000〜15,000の
ポリエステル樹脂が膜切れや感度の面で好ましい。
【0013】着色顔料としては、ファーストイエローG
(黄)、ブリリアントカーミン6B(赤)、フタロシア
ニンブルー(青)などの通常使用されている顔料を使用
することができる。なお、含有量は必要とされる印字濃
度や耐光性を考慮して適宜決定することができる。
【0014】昇華染料としては、昇華リボンに一般的に
使用されている高温で昇華または拡散する分散染料や溶
剤染料が用いられる。具体的には、イエロー色素として
は分子量が503のSolvent Yellow 162等、マゼン
タ色素としては分子量が422のディスバースバイオレ
ット26や分子量が331のディスバースレッド60、
シアン色素としては分子量が342のSolvent Blue63
等が挙げられる。昇華染料の分子量は300以上である
ことが好ましい。分子量が300未満では、印字後の被
記録材中で昇華染料が経時的に移行したり、表面にブリ
ードしたりして形成した画像が乱れたり、不鮮明になっ
たりする場合がある。一方、分子量が300以上であれ
ば、十分に濃度のある鮮明な画像が得られ、しかも、得
られた画像が優れた耐擦過性(堅牢性)を示し、時間が
経過しても染料の移動や表面へのブリードがない。した
がって、カードの表面に画像をしっかりと固着させるこ
とができる。なお、昇華染料は、着色顔料の色が損なわ
れないように、単独で、あるいは2種類以上を組み合わ
せて用いてもよい。
【0015】熱転写領域に含まれる昇華染料は、熱転写
領域全体の0.5〜40重量%の範囲であることが好ま
しい。0.5重量%未満では昇華染料を添加しても、改
ざん防止効果はあまり得られず、一方、40重量%を超
えると、コストが上昇し、耐光性もかえって悪化するか
らである。
【0016】オーバーコート領域は、一般的にアクリル
樹脂、スチレン樹脂、またはアクリル−スチレン樹脂を
用いて形成する。必要により、チヌビン等の紫外線吸収
剤やシリカ等の体質顔料を含有させても良い。オーバー
コート領域の塗布量は1.0〜4.0g/m2が好まし
い。
【0017】なお、転写を容易にするため、熱転写領域
およびオーバーコート領域を設けた層と、基材との間に
剥離層を設けても良い。この剥離層は従来から使用され
ているワックスを主体としたものよりも、樹脂を主体と
したものが好ましい。一般的に、カラーを印字した後に
は最表面に剥離層が一部残ることになるが、ワックスを
主体とした剥離層では、これらを保護する目的のオーバ
ーコート層がのりにくく、一方、樹脂を主体とした剥離
層であれば、カラーを印字した後の最表面にくる剥離層
は樹脂を含有しているので、積層したオーバーコート層
を強固に接着することができるからである。樹脂系の剥
離層には、従来のアクリル樹脂、スチレン樹脂、スチレ
ン−アクリル樹脂等を用いることができる。また、必要
により、ポリエチレンワックス等のワックス類や顔料等
の充填剤を使用してもよい。
【0018】本発明にかかる熱転写カラーリボンには、
一般的に使用されている黒色の熱転写領域を併用するこ
とが好ましい。黒色の熱転写領域は一般的に用いられる
インクで形成することができる。たとえば、ポリエステ
ル樹脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂、ポリアミド樹
脂、ビニル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂等の一般的
に使われている樹脂と、カーボンブラック(黒)等の着
色顔料、必要により炭酸カルシウム等の体質顔料、カル
ナバワックス等のワックス類を用いて形成する。熱転写
黒色領域の塗布量は0.5〜2.0g/m2が好まし
い。
【0019】本発明の熱転写リボンと従来の昇華リボン
との作用、効果の違いについて、図3を用いて説明す
る。図3(a)および(b)は概略的断面図であって、
(a)は従来の昇華リボン、(b)は本発明の熱転写リ
ボンにおいて、それぞれ画像が形成される様子を表す。
図3(a)と(b)において、5は基材、6はインク
層、7は被記録媒体および8は昇華染料である。従来の
昇華リボンでは、図3(a)に示すように、インク層6
は基材5上に残り、昇華性染料8のみがインク層6から
昇華または拡散し、被記録媒体7に浸透して画像が形成
される。一方、本発明の熱転写リボンでは、図3(b)
に示すように、インク層6ごと被記録媒体7に転写さ
れ、その後インク層中の昇華染料が被記録媒体7に浸透
して画像を形成する。したがって、インク層6自体が被
記録媒体7上に形成された画像を保護することとなり、
その結果,従来の昇華リボンに比較して極めて高い耐擦
過性を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の熱転写カラーリボンは、
以下のようにして作成することができる。まず、厚さ
2.5〜7.0μmのポリエステルフィルム等の基材の
一方の面上にシリコン樹脂を塗布量が0.1〜0.6g
/m2となるよう、グラビアコーターまたはキスコーター
を用いて塗工し耐熱保護層を形成する。
【0021】次に、ポリエステル樹脂あるいはアクリル
樹脂のような一般的に使われている樹脂、ファーストイ
エローG(黄)、ブリリアントカーミン6B(赤)およ
びフタロシアニンブルー(青)などの着色顔料および昇
華色素を、トルエンやメチルエチルケトンなどの溶剤に
溶解および分散して熱転写領域用の塗剤を作成する。な
お、必要により炭酸カルシウム等の体質顔料、有機フィ
ラーのような充填剤やカルナバワックス等のワックスを
含有させても良い。
【0022】昇華染料としては、イエロー色素には Sol
vent Yellow 162等が、またマゼンタ色素にはディス
バースバイオレット26やディスバースレッド60,シ
アン色素には Solvent Blue63を使用することができ
る。これらの色素は単独で、あるいは2種類以上を組み
合わせて用いてもよい。昇華染料の含有量は、熱転写領
域全体の0.5〜40重量%である。
【0023】次に、オーバーコート領域用として、アク
リル樹脂、スチレン樹脂あるいはアクリル−スチレン樹
脂をトルエンやメチルエチルケトンなどの溶剤に溶解さ
せた塗剤を作成する。必要によりチヌビン等の紫外線吸
収剤やシリカ等の体質顔料やポリエチレンワックス等の
ワックス類を混合しても良い。
【0024】耐熱保護層を形成したのとは反対側の基材
の面上に、面順次、線順次またはスポットのいずれかの
タイプのパターンで、熱転写領域用に作成した塗剤を塗
布量が0.5〜2.0g/m2となるように、また、オ
ーバーコート領域用に作成した溶液を塗布量が1.0〜
4.0g/m2となるように、それぞれグラビアコータ
ーを用いて塗り分ける。このようにして、本発明にかか
る熱転写カラーリボンを作成することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の内容を実施例により具体的に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。
【実施例1〜3】6μmのポリエステルフィルム上に、
シリコン樹脂をトルエンとメチルエチルケトンに溶解さ
せて作成したインクを、グラビアコーターで塗布量が
0.3g/m2となるように塗工して耐熱保護層を形成
した。
【0026】次に、耐熱保護層を設けたのとは反対側の
ポリエステルフィルムの面上に、アクリル−スチレン樹
脂をトルエンとメチルエチルケトンに溶解させて作成し
たインクを、グラビアコーターで塗布量が0.1g/m
2となるよう塗工して剥離層を形成した。
【0027】次に、表1に示した組成を有する黒色の熱
転写領域用インクをボールミルで5時間攪拌して作成
し、同表に示す組成を有するオーバーコート領域用イン
クを、プロペラ攪拌機で1時間攪拌して作成した。
【表1】
【0028】また、表2に示す組成を有するブルーの熱
転写領域用インクをボールミルで5時間攪拌して作成し
た。
【表2】
【0029】次に、作成した黒色とブルーの熱転写領域
用インクを固形分の塗布量が1.0g/m2となるよう
に、また、オーバーコート領域用インクを塗布量が2.
5g/m2になるように、それぞれグラビアコーターを
用いて上記の剥離層の上に面順次となるように塗布して
熱転写カラーリボンを作成した。なお、実施例2および
3は、ブルーの熱転写領域用インクの組成が異なるのみ
で、他は実施例1と同様にして熱転写カラーリボンを作
成した。
【0030】
【比較例1〜3】表3に示す組成のカラーの熱転写領域
用インクを使用する以外は、実施例1と同様にして熱転
写カラーリボンを作成した。
【表3】
【0031】
【実施例4】実施例1のブルーの熱転写領域用インク
を、表4に示す組成に代えた以外は実施例1と同様にし
て、朱赤色の熱転写カラーリボンを作成した。
【0032】
【比較例4】比較例1のブルーの熱転写領域用インク
を、表4に示す組成に代えた以外は比較例1と同様にし
て、朱赤色の熱転写カラーリボンを作成した。
【表4】
【0033】
【評価方法および評価結果】実施例1〜3および比較例
1〜3で作成した熱転写カラーリボンを用いて、野崎印刷
紙業(株)製カードプリンターNCP−200にて、塩
化ビニルカード上に印字を行った。この印字された文字
について、印字のボヤケがあるかどうか等の印字の鮮明
性、および印字された文字の上から消しゴム(トンボモ
ノ、トンボ(株)製)で、100回および1,000回
擦って耐擦過性の評価をおこなった。結果を表5および
表6に示す。
【0034】
【表5】
【表6】
【0035】熱転写領域に昇華染料と着色顔料とを含む
実施例1〜3の熱転写カラーリボンでは、印字の鮮明
性、耐擦過性ともに良好であった。 一方、昇華染料が全く含まれていない比較例1では、鮮
明な印字は行えるものの、耐擦過性が劣り、100回擦
った段階で印字した文字が消えてしまった。比較例3で
は昇華染料の含有量を45重量%と多くしてあるが、耐
擦過性は良好であるものの、着色顔料が少ないため、印
字が鮮明に行えなかった。昇華染料が熱転写領域全体に
占める割合を示す、昇華染料の含有率をみると、昇華染
料の含有率が0.5、16.7および40重量%である
実施例1〜3では、良好な結果が得られた。しかし、0
重量%の比較例1と0.33重量%の比較例2では耐擦
過性が劣っていた。一方、45重量%の比較例3では耐
擦過性は良好だが、印字がぼやけて鮮明な印字を行うこ
とができなかった。これらの結果から、昇華染料の熱転
写領域に占める配合割合が0.5〜40重量%である場
合に良好な結果が得られることがわかる。
【0036】次に、実施例4および比較例4で作成した
熱転写カラーリボンを用いて、野崎印刷紙業(株)製カ
ードプリンターNCP−200にて、塩化ビニルカード
上に朱赤色の印字を行った。この印字した文字につい
て、実施例1〜3および比較例1〜3と同様な評価を行
った。その結果を表7に示す。
【表7】 分子量が331である昇華染料を含む実施例4のリボン
は、分子量が278の昇華染料を使用した比較例4に比
べて、印字の鮮明性が良好なことがわかる。
【0037】
【発明の効果】本発明の熱転写カラーリボンによれば、
印字の鮮明性や耐光性に優れると共に、改ざん防止性を
向上させた、個人情報に関する書類を印字するのに最適
な熱転写カラーリボンを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱転写カラーリボンの概略的平面図で、(a)
は面順次、(b)は線順次、(c)はスポットタイプを
表す。
【図2】熱転写カラーリボンの概略的断面図であり、
(a)は図1(a)のA−A部における断面図、(b)
は図1(b)のB−B部における断面図、および(c)
は図1(c)のC−C部における断面図である。
【図3】画像が形成される様子を示した概略的断面図
で、(a)は従来の昇華リボンを用いた場合,(b)は
本発明の熱溶融リボンを用いた場合を表す。
【符号の説明】
1、1'・・・カラーを印字するための熱転写領域 2・・・黒色熱転写領域 3・・・オーバーコート領域 4・・・基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41M 5/26 101K Fターム(参考) 2C068 AA02 AA08 AA22 AA23 BB08 BB11 BB27 BC13 BC17 BC30 BC34 BD15 BD17 BD32 BD38 2H111 AA07 AA26 AA27 AA52 BA11 BA33 BA34 BA38 BA39 BA78

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に、熱転写領域およびオーバーコ
    ート領域を有し、前記熱転写領域が昇華染料、着色顔料
    および熱可塑性樹脂を含むことを特徴とする熱転写カラ
    ーリボン。
  2. 【請求項2】 昇華染料が、熱転写領域全体に対して
    0.5〜40重量%含まれる請求項1記載の熱転写カラ
    ーリボン。
  3. 【請求項3】 昇華染料の分子量が300以上である請
    求項1または2記載の熱転写カラーリボン。
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