JP2002209032A - 多機能電話機及び多機能電話機の制御方法 - Google Patents

多機能電話機及び多機能電話機の制御方法

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JP2002209032A
JP2002209032A JP2000404709A JP2000404709A JP2002209032A JP 2002209032 A JP2002209032 A JP 2002209032A JP 2000404709 A JP2000404709 A JP 2000404709A JP 2000404709 A JP2000404709 A JP 2000404709A JP 2002209032 A JP2002209032 A JP 2002209032A
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Hiroyoshi Iwakiri
宏悦 岩切
Shinta Tobari
新太 戸張
Shiro Kataoka
史朗 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で所望のサーバに接続でき、かつ
通話機能のみならず、電話機自身がデータの送受信機能
とデータの送受信に適した課金を可能とした多機能電話
機及び多機能電話機制御方法を提供する。 【解決手段】 電話機の提供するサービスを標準化し、
できるだけ使用環境に準じた限定機能のみを提供するこ
とにより通常決済はコイン(100円、500円)によ
る課金をベースとしたモデルを可能とする。そして、こ
の課金タイミングを一定時間経過毎に行うのではなく、
例えばあるイベントの開始に先行して行い、イベント実
行中は課金を行わないように制御するため、予期しない
タイミングで回線が解放されることが無く、不測の結果
を起こすことが防止できる多機能電話機とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク網に
接続可能な表示手段を有する多機能電話機及び多機能電
話機の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より飲食店などに多くのピンク電話
機が設置されており、顧客よりの電話使用料金の投入に
応じて投入金額に応じた時間の通話を許可していた。
【0003】しかしながら、従来のピンク電話機では、
相手電話機との通話ができるのみであり、他の情報を送
信することができず、また受信もできなかった。このた
め、例えば各種の情報を公開しているインターネットホ
ームページの閲覧などの音声以外の情報伝達を希望して
も不可能であった。
【0004】また、中には相手情報処理装置を呼び出し
て通信路を確保し、通信路にコンピュータを接続するこ
とにより相手とのデータ通信を可能とした公衆電話もあ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電話機の機能はあくまでも通信路の確保にとどまり、電
話機自身で情報を編集などして通信することはできなか
った。
【0006】また、通話料金も通信内容にかかわりなく
単に接続時間に応じて決められており、しかもすべて前
納制であり、課金を怠ると接続が開放されてしまい仮に
情報通信を可能とした場合には重要な情報の取り込みが
不完全であったりして問題化する可能性があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明は上述した課題
を解決することを目的として成されたもので、例えば不
用意に回線が開放されてしまうことがなく、また通話機
能のみならず、電話機自身がデータの送受信機能とデー
タの送受信に適した課金を可能とした多機能電話機及び
多機能電話機制御方法を提供するにある。
【0008】係る目的を達成する一手段として例えば本
発明に係る一実施の形態例は以下の構成を備える。
【0009】即ち、ネットワーク網に接続可能な多機能
電話機であって、前記ネットワーク網に対するアクセス
制御を行う回線制御手段と、前記回線制御手段を介して
前記ネットワーク網に接続されている情報処理装置との
間でデータ通信を行うデータ通信手段と、前記データ通
信手段で通信する情報に基づいた表示を行う表示手段
と、前記表示手段による表示内容に対応して使用者に対
して課金を要求する課金要求手段と、前記課金要求手段
より要求された課金の入力を確認する課金確認手段と、
前記課金確認手段による課金確認に応じて前記表示手段
に対する表示の進行を継続する表示継続手段とを備え、
前記表示継続手段は、前記表示内容に応じた課金要求に
対して入金の確認がない場合には表示の進行を一時停止
し、入金が確認された場合には一時停止した表示の進行
を再開することを特徴とする。
【0010】そして例えば、前記課金確認手段は、硬貨
による入金を硬貨種別、硬貨枚数を検出する検出手段
と、前記入金された硬貨を保持する硬貨収納手段とを備
え、前記表示継続手段は、前記検出手段の検出結果より
少なくとも前記検出手段の検出入金金額が、前記課金要
求手段で要求した金額に達していれば前記表示手段に対
する表示の進行を継続することを特徴とする。
【0011】また例えば、前記課金要求手段は前記表示
手段の表示画面に課金要求表示及び課金要求金額を表示
することを特徴とする。
【0012】またネットワークに接続されるサーバと、
前記ネットワークに接続される課金制御が可能なネット
ワーク網に接続可能な多機能電話機における制御方法で
あって、前記ネットワーク網に接続されている情報処理
装置とのデータ通信に基づいた前記表示手段よりの表示
内容に対応した使用者に対する課金要求及び要求課金金
額を表示し、要求された課金の入力確認に応じて前記表
示手段よりの表示の進行を継続し、要求された課金の入
力がなされるまでは次の情報への表示の進行を停止し、
入金が確認された場合には一時停止した表示の進行を再
開して次の情報の表示に移行することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る一発明の実
施の形態例について添付の図面を参照して説明する。本
実施の形態例は、例えば飲食店、あるいはパブ、スナッ
ク、サパークラブやバー等の接客サービス業、飲食店業
(以下「ナイト店」と称す。)に設置して用いるに最適
な多機能電話機である。
【0014】本実施の形態例の多機能電話機(IT電話
機)は、公衆回線網(ネットワーク網)を介して、例え
ば、インターネットサーバに接続して各種のデータを受
信あるいは送信可能に構成されており、例えば、サーバ
の制御の元で複雑なあるいは多種多様のオンラインゲー
ムなども実行可能である。
【0015】以上の特徴を有する本発明に係る一発明の
実施の形態例の多機能電話機の構成及び多機能電話機の
使用状態を図1を参照して以下説明する。図1は本発明
に係る一発明の実施の形態例の多機能電話機及び多機能
電話機の接続されるデータ通信システムのシステム構成
を説明するためのブロック図である。
【0016】図1において、10は公衆回線網50に接
続されているゲームサーバであり、ポータル40を介し
て各多機能電話機31,32,33,100がアクセス
可能でゲームプログラムやゲーム情報を記憶して各多機
能電話機31,32,33,100よりの要求に応じて
各多機能電話機31,32,33,100に送信すると
共に、各多機能電話機31,32,33,100のゲー
ム制御及びゲーム結果の受信及び保持を行う。なお、ゲ
ームサーバ10は1台のみで構成されるほか、例えばプ
ログラム登録サーバ、顧客管理サーバ、ゲーム情報格納
サーバなどに分けても良い。
【0017】20は各多機能電話機31,32,33,
100がポータル40を介してアクセス可能なインター
ネットサーバ(Webサーバ)であり、ポータルの40
の制御下で接続制御され、電話機としては接続されるサ
ーバに制限はない。
【0018】31,32,33,100は本実施の形態
例の多機能電話機である。なお、図1では多機能電話機
が四台、インターネットサーバが1台表されているが本
実施の形態例は以上の台数に限定されるものではなく、
任意の数で構成できることはもちろんであり、多機能電
話機の数及びインターネットサーバの数に制限は無い。
【0019】40は各多機能電話機が電話回線網を介し
て他の電話機を直接発呼する場合を除き各サーバなどへ
の接続要求がある場合、(例えばインターネットなどへ
の接続要求の場合)には、多機能電話機31,32,3
3,100がアクセスするポータルである。
【0020】そして多機能電話機によりポータルとの接
続を行い、サーバ、例えばゲームサーバ10をアクセス
して多機能電話機より趣味性の高いゲームを実行するこ
となどが可能に構成されている。
【0021】本実施の形態例の多機能電話機31、3
2、33は、例えば多機能電話機100として表した構
成と同様の構成を含んでおり、原則として各多機能電話
機の課金制御部160へのコイン課金によりポータル4
0を介したサーバ(例えばゲームサーバ10へのアクセ
スが可能となり、ゲームサーバ10に接続した場合には
例えばゲームプログラムのダウンロードあるいはゲーム
情報の受信)により各種ゲームを実行することができ
る。
【0022】各多機能電話機31,32,33,100
は、公衆回線網50に対する発呼制御及び制御を行うと
共に、ポータル40へのアクセス制御を行う回線制御部
110、内蔵するメモリに格納された制御手順に従い、
公衆回線網(ネットワーク網)との通信制御、ゲーム制
御を含む多機能電話機100全体の制御を司る制御部1
20、ゲーム画面を表示する例えば7〜12インチの液
晶パネルを備えた表示部130を備えている。
【0023】また、テレビカメラあるいはデジタルカメ
ラなどで構成される画像入力部140、各種指示入力を
行う電話番号キーを含む操作入力部150、回線網を介
して接続されたサーバ側より発行される課金要求表示に
対応して要求された金額の硬貨が投入されたか否かを検
出可能な課金制御部160、電話機能を利用するときの
ハンドセット(送受話器)170,及びゲームサーバ1
0よりダウンロードしたゲームプログラムなどを一時記
憶するメモリ180などから構成されている。メモリ1
80はハードディスク装置あるいはCD−RW装置、D
VD装置などで構成されている。
【0024】なお、上記表示部130は、前面をタッチ
パネル構成にして表示内容に対応したタッチパネル上の
所定位置をタッチすることで所望情報の入力が可能に構
成することができ、複雑な入力を簡単に行うことができ
る。また、操作入力部150には、電話番号を入力する
テンキーなどのほかに、マイク及びスピーカ等も配置さ
れている。また必要に応じてサーバよりのデータをダウ
ンロードする出力端子も備えられており、該出力端子を
利用してキオスク端末としての利用も可能である。
【0025】また、オプション構成として、ICカード
を装着してICカードへのアクセスが可能なICカード
I/F190、プリンタ(ジャーナルプリンタ)195
を装備可能である。
【0026】本実施の形態例の多機能電話機は、回線制
御部110、表示部130と画像入力部140とを備え
ているため、ポータル40を介してのネットワーク網5
0への各種アクセスを実現すると共に、操作者の顔など
の姿態を撮影して取り込むことも可能に構成されてお
り、従来の課金機能を有するいわゆるピンク電話機に、
テレビ電話としての機能を追加し、更に情報端末(I
T)機能を追加したIT公衆電話機としての利用が可能
である。
【0027】このため、従来型のクライエント・サーバ
ー構成によるパーソナルコンピュータを基本としたシス
テムでは、多機能の汎用システムのため、設置店の従業
員が活用するには、かなりのトレーニングが必要であっ
たものが、本実施の形態例の多機能電話機では、ポータ
ル40への接続も、ワンタッチボタン操作で可能とし、
マンマシーンを限定することによって、少ない用途向け
の限定機能として、使用方法を格段に容易なものとし
て、一般への普及を図ることが可能となる。
【0028】本実施の形態例の多機能電話機において
は、サーバより動作プログラムをダウンロードして動作
させる方式を採用し、すべてのプログラムを自機内に記
憶するのではなく、ある程度の実行プログラムのみを記
憶させ、プログラムの実行継続に必要な部分を必要に応
じてサーバなどから順次ダウンロードし、不必要なもの
から破棄していくことにより、最小に機能で最大の作用
効果を達成でき、操作内容、稼動内容としてはとしてク
ライエント・サーバー構成によるパーソナルコンピュー
タを基本としたシステムと同様のものが得られる。
【0029】この場合において、多機能電話機のタイプ
としては種々のバージョンを設定することができ、低機
能の多機能電話機であれば動作プログラム及び表示情
報、課金制御情報等も自機内にはごくわずかづつ記憶す
るのみであり、頻繁に、あるいは常時ポータルを介して
サーバとの通信を行って、サーバより逐一必要なデータ
をダウンロードしつつ各種の機能を実行する構成となっ
ている。
【0030】また、より高性能の多機能電話機であれ
ば、サーバより逐一必要なデータをダウンロードしつつ
各種の機能を実行するのではなく、予め一定量のゲーム
実行プログラム及び表示情報、課金制御情報等を自機内
に記憶しておき、ある程度の機能の実行(表示手段より
の表示の進行)を多機能電話機単体で実行可能に構成す
る。
【0031】更に高機能で多機能電話機に大容量記憶手
段が備えられている場合等では、多機能電話機の実行す
るべき各種の実行プログラムを一括してダウンロードし
て記憶しておき、更に課金制御なども本実施の形態例の
多機能電話機単独である程度制御可能に構成しても良
い。この場合には、例えばサーバにアクセスするのは、
これから実行するプログラムのバージョン確認、あるい
は記憶している課金制御情報の確認の場合として、サー
バよりの特別の変更の要求が無ければ自機に予めサーバ
よりダウンロードなどで記憶されている制御プログラム
に従った単独制御を可能に構成して、自機の記憶してい
る情報に支障がある場合にもサーバとの通信を行うよう
に制御してもよい。
【0032】あるいは、例えば課金制御のみ、表示進行
制御のみといった予め選択した一部の機能のみある程度
自機のみで実行可能に構成しても良い。このように構成
することにより、サーバとの交信負荷を軽減することが
できる。
【0033】以上の備える本実施の形態例の機能、用途
としては、例えば以下のようなものが適用できる。
【0034】1.ネットワーク(インターネット)への
接続時 (1) ネット通販 (2) ネット型ゲーム (3) 音楽配信 (4) ゲーム・小説・映像などのダウンロード (5) 情報検索 2.電話機能による公衆電話回線網への接続時 (1) テレビ電話 (2) 一般電話 また、オプションとしてICカードI/F190を装備
した場合には、ICカードによる電子決済も可能であ
る。
【0035】以上の構成を備える本実施の形態例のネッ
トワーク網50への接続時の通信制御の一例を図2のフ
ローチャートを参照して以下に説明する。以下の説明
は、ゲームサーバ10と接続してゲームプログラムを実
行する場合を例として説明を行う。しかし、本実施の形
態例は以上の例に限定されるものではなく、任意のサー
バと接続してサーバの提供する各種のサービスを受けら
れることはもちろんである。また、サーバとの接続タイ
ミングも以下の例に限定されるものではなく、必要に応
じて適宜サーバと交信するものでも良いことは勿論であ
る。
【0036】以下に説明する多機能電話機においては、
操作入力部130にポータル40との接続要求のための
ワンタッチボタンが設けられており、このワンタッチボ
タンを押下することにより自動的な接続制御が行われ
る。したがって、まずステップS1においてこのワンタ
ッチボタンが押下されたか否かを調べる。ワンタッチボ
タンが押下されていなければステップS2に進み、多機
能電話機としての対応するその他の処理を実行する。
【0037】一方、ワンタッチボタンが押下されている
場合にはステップS3に進み、回線制御部110を起動
して回線網を発呼し、ポータル40を呼び出す。ポータ
ル40が応答すると続いてステップS4でポータル40
よりの応答画面を受信して表示部130に表示し、この
表示を確認して所望の接続先サーバ、例えばゲームサー
バ10を指定する。これにより、ポータル40経由で所
望のサーバ、例えばゲームサーバ10と接続される。
【0038】そして次のステップS5において、接続さ
れたサーバよりの応答画面を表示する。ポータル40
は、接続先情報、及びサーバよりの転送情報を監視し、
予めサーバごとに、あるいは電話機への転送情報の内容
に従って、例えばあるイベント実行に先立って、定めた
課金要求情報を生成して電話機100に送信し、課金要
求を行う。この課金要求は例えば課金要求コマンドによ
り行い、課金要求金額をコマンドデータとして受け取
る。
【0039】このため、電話機側ではステップS6で課
金要求を受け取ったか否かを調べる。課金要求がなけれ
ばステップS7に進み、サーバとのデータ通信を行い、
所望のゲーム実行を行う。そしてステップS8で通信終
了が指示、あるいは回線断があったか否かを調べる。通
信終了が指示、あるいは回線断がなければステップS6
に戻る。
【0040】一方、ステップS8で通信終了が指示、あ
るいは回線断があった場合には回線を開放して当該処理
を終了する。
【0041】更に、ステップS6で、ゲームの開始時の
ように例えばポータル40経由でこの課金要求コマンド
を受け取るとステップS10に進み、コマンドデータで
指定された金額とともに課金要求表示を表示部150の
表示画面上に行う。そして、多機能電話機よりの操作結
果のサーバ側への転送を停止して情報の操作を一時停止
させる。なお、ポータル40ではなく、電話機側で課金
入力があるまで操作結果を回線網に出力しないように制
御してもよい。
【0042】そして続くステップS11で要求に応じた
課金入力があるか否かを調べる。要求金額分の入力がな
ければステップS12に進み、通信終了が指示、あるい
は回線断があったか否かを調べる。通信終了が指示、あ
るいは回線断がなければステップS10に戻る。
【0043】一方、ステップS12で通信終了が指示、
あるいは回線断があった場合には回線を開放して当該処
理を終了する。
【0044】また、ステップS11で課金制御部160
が要求金額分のコイン入金を確認した場合にはステップ
S7に進みデータ通信の一時停止を解除してサーバとの
データ通信を行い、所望のゲーム実行を行う。
【0045】以上の課金要求タイミングは、従来の様な
一定時間毎の課金要求ではなく、かつ、不用意に回線が
解放されることもなく、適切なサービス内容に対応した
ものとすべく、情報提供の開始タイミング、あるいはゲ
ーム実行開始時、ゲームのフィールドの変更時や場面変
更時等の新たなイベント開始直前とすれば、以後のサー
ビスを受けるかを判断してアクションを起こせ、かつ、
サーバ側よりの可変制御で課金要求が行えるため、種々
のサービスに応じた適切な課金を行うことができる。
【0046】この際も、一定時間の経過により不用意に
回線断が行われる様なことがないため、不測の事態など
の発生もない。但し、余り長時間課金要求状態が続くと
他の顧客、電話機との通信にも支障を起こすことが考え
られるため、所定時間の間何らの操作がない場合には回
線を切断するように制御しても良い。この場合に回線切
断を行う時を予告する表示をしてもよく、回線断の確認
を行えるようにしても良い。
【0047】以上のように制御することにより、本実施
の形態例の多機能電話機を奏する作用効果として以下の
ものが挙げられる。
【0048】ナイト店(バー、スナック系店舗)に設置
した場合に、「顧客の獲得と接客担当者の活性化」、
「データベースの獲得」、「自動的な顧客メール発信へ
の展開」といった効果が期待できる。
【0049】また、美容室と理容室に設置した場合に、
「待ち時間の有効利用」、「自動予約機能のインフ
ラ」、「自動的な顧客メール発信への展開」といった効
果が期待できる。
【0050】また、病院、老人ホームなど医療福祉施設
に設置した場合に、「支援者(家族など)と入所者との
コミュニケーション」、「施設入所者情報の発信」、
「対話相手固定型のテレビ電話」といった効果が期待で
きる。
【0051】また、図書館、各種待合室(医院、行政な
ど)等にリースレンタルで設置した場合に、「図書検
索」、「電子図書の個人送付」、「サービス、催し物案
内」、「啓蒙活動」といった効果が期待できる。
【0052】近年の情報機器端末小型低価格化によりイ
ンターネット等を介したいろいろなサービスが現実のも
のとなっているが、あくまで個人ベースでの使用の利便
性が向上してきているにすぎず、例えば、サービス事業
者にとってもっとも難しいところがいかにして課金を行
うかと言った点がであり、課金方法、タイミングを誤っ
てはせっかくの機能が生かし切れないことにもなる。例
えば従来の電話機の課金方法の様に一定時間毎に接続料
金を徴収する方法では、コンピュータより所望のデータ
ダウンロード中に回線が解放されてしまい、せっかくの
オペレーションが無に帰したりすることがさけられなか
った。
【0053】これに対して本実施の形態例では、まず電
話機の提供するサービスを標準化し、できるだけ使用環
境に準じた限定機能のみを提供することにより通常決済
は効果や紙幣などによる課金をベースとしたモデルを可
能とする。なお、ICカードによる与信・決済機能も搭
載することによって、IT公衆電話を導入する事業者、
電話設置店舗の動機付けを行うことも可能である。
【0054】そして、この課金タイミングを一定時間経
過毎に行うのではなく、例えばあるイベントの開始に先
行して行い、イベント実行中は課金を行わないように制
御するため、不測の結果を起こすことが防止できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
話機より簡単な操作で所望のサーバに接続でき、かつ接
続状態で例えば不用意に回線が開放されてしまうことが
なく、また通話機能のみならず、電話機自身がデータの
表示の進行状況に応じた表示内容に適した課金を可能と
した多機能電話機及び多機能電話機制御方法を提供する
事ができる。特に課金をイベント実行前に設定すれば、
イベント終了まで確実に情報収集を行ったりゲームを楽
しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の多機能電
話機及び多機能電話機の接続されるデータ通信システム
のシステム構成を説明するためのブロック図である。
【図2】本実施の形態例の多機能電話機の動作例を説明
するためのフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 15/00 H04M 15/00 F Z (72)発明者 戸張 新太 東京都三鷹市下連雀7−4−19 ライフス テージ武蔵野705 (72)発明者 片岡 史朗 兵庫県尼崎市北大物町5−7 Fターム(参考) 5K024 AA71 CC03 DD01 DD02 EE01 FF03 FF04 5K025 CC01 FF17 FF40 JJ02 JJ10 JJ12 5K027 BB01 HH26 MM03 MM17 5K040 BB01 BB05 FF14 GG13 5K101 KK16 LL01 LL03 MM07 NN03 NN06 NN18 NN19 NN25 NN31 NN34 NN48 RR11 SS07 TT06 UU16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク網に接続可能な多機能電話
    機であって、 前記ネットワーク網に対するアクセス制御を行う回線制
    御手段と、 前記回線制御手段を介して前記ネットワーク網に接続さ
    れている情報処理装置との間でデータ通信を行うデータ
    通信手段と、 前記データ通信手段で通信する情報に基づいた表示を行
    う表示手段と、 前記表示手段による表示内容に対応して使用者に対して
    課金を要求する課金要求手段と、 前記課金要求手段より要求された課金の入力を確認する
    課金確認手段と、 前記課金確認手段による課金確認に応じて前記表示手段
    に対する表示の進行を継続する表示継続手段とを備え、 前記表示継続手段は、前記表示内容に応じた課金要求に
    対して入金の確認がない場合には表示の進行を一時停止
    し、入金が確認された場合には一時停止した表示の進行
    を再開することを特徴とする多機能電話機。
  2. 【請求項2】 前記課金確認手段は、硬貨による入金を
    硬貨種別、硬貨枚数を検出する検出手段と、前記入金さ
    れた硬貨を保持する硬貨収納手段とを備え、 前記表示継続手段は、前記検出手段の検出結果より少な
    くとも前記検出手段の検出入金金額が、前記課金要求手
    段で要求した金額に達していれば前記表示手段に対する
    表示の進行を継続することを特徴とする請求項1に記載
    の多機能電話機。
  3. 【請求項3】 前記課金要求手段は前記表示手段の表示
    画面に課金要求表示及び課金要求金額を表示することを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の多機能電話
    機。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続されるサーバと、前
    記ネットワークに接続される課金制御が可能なネットワ
    ーク網に接続可能な表示手段を備える多機能電話機にお
    ける制御方法であって、 前記ネットワーク網に接続されている情報処理装置との
    データ通信に基づいた前記表示手段よりの表示内容に対
    応した使用者に対する課金要求及び要求課金金額を表示
    し、要求された課金の入力確認に応じて前記表示手段よ
    りの表示の進行を継続し、要求された課金の入力がなさ
    れるまでは次の情報への表示の進行を停止し、入金が確
    認された場合には一時停止した表示の進行を再開して次
    の情報の表示に移行することを特徴とする多機能電話機
    の制御方法。
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