JP2002208905A - 無線信号のコヒーレント復調方法 - Google Patents

無線信号のコヒーレント復調方法

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JP2002208905A
JP2002208905A JP2001370227A JP2001370227A JP2002208905A JP 2002208905 A JP2002208905 A JP 2002208905A JP 2001370227 A JP2001370227 A JP 2001370227A JP 2001370227 A JP2001370227 A JP 2001370227A JP 2002208905 A JP2002208905 A JP 2002208905A
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pilot signal
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ホフマン フランク
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 代替周波数への切り換えの際に改善されたチ
ャネル予測を行えるようにする。 【解決手段】 受信側でOFDMシンボルの第1の部分
を比較データとして一時的に記憶し、受信側で調整され
たオーディオサービスを代替周波数へ周波数切り換えし
た後、比較データと代替周波数に対して受信されたOF
DMシンボルの第1の部分とを比較することにより代用
パイロット信号を形成し、代用パイロット信号と代替周
波数で受信されたパイロット信号とを補間することによ
りチャネル予測を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線信号を直交周
波数分割多重OFDMによりOFDMシンボルとして受
信し、OFDMシンボルをフレームとして分割し、1つ
のフレームのOFDMシンボルの第1の部分を付加的な
データ伝送のために利用し、第2の部分を有効データの
伝送のために利用し、その際に第1の部分および第2の
部分内でチャネル予測のためのパイロット信号を受信
し、このチャネル予測を無線信号のコヒーレント復調の
ために使用する、無線信号のコヒーレント復調方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】無線信号をコヒーレント復調する際に復
調のためのチャネル予測を行うことが知られている。チ
ャネル予測では無線チャネルを介して発生する無線信号
の振幅歪みおよび位相歪みを求めることによりこれを補
償することができる。ディジタル無線伝送プロセスで
は、特に受信機にとって既知のパイロット信号すなわち
トレーニングシーケンスを使用してチャネル伝達関数を
求める。またDRM(Digital Radio Mondiale)では種
々の周波数で同じオーディオサービスを伝送することが
できる。これにより調整された周波数で受信したオーデ
ィオサービスの品質が代替周波数で受信されるサービス
の品質よりも劣悪である場合には代替周波数への切り換
えが行われる。種々の周波数で当該のオーディオサービ
スを送信する種々の送信機は受信機までの送信距離に起
因する相互の伝搬時間差を有しており、そのためフレー
ムとして種々の周波数で送信される無線信号はそれぞれ
のフレーム開始部から種々の時点で受信機に受信される
ことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基礎とする課
題は、代替周波数への切り換えの際に改善されたチャネ
ル予測を行えるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、受信側でO
FDMシンボルの第1の部分を比較データとして一時的
に記憶し、受信側で調整されたオーディオサービスが代
替周波数へ周波数切り換えされた後、比較データと代替
周波数に対して受信されたOFDMシンボルの第1の部
分とを比較することにより代用パイロット信号を形成
し、代用パイロット信号と代替周波数で受信されたパイ
ロット信号とを補間することによりチャネル予測を行う
方法により解決される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の特徴を有する
無線信号のコヒーレント復調方法は、従来技術に比べ
て、受信された無線信号に対して代替周波数への切り換
えの際に改善されたチャネル予測が可能となるという利
点を有する。なぜなら本発明によれば、代用パイロット
信号が付加的なデータ伝送に使用されるOFDMシンボ
ルの比較に基づいて形成され、チャネル予測に用いられ
るからである。これによりビットエラーレートが小さく
なる。なぜなら位相歪みないし振幅歪みが補償され、調
整されたオーディオサービスのオーディオ品質が改善さ
れるからである。
【0006】従属請求項に記載された手段および実施形
態により、請求項1に記載された無線信号のコヒーレン
ト復調方法の有利な改善形態が得られる。
【0007】特に有利には、OFDMシンボルが本来調
整されたオーディオサービスに関して代用パイロット信
号を求めるために使用される。OFDMシンボルはまず
最初にチャネル復号化され、一時的に記憶され、比較の
ためにさらに新たにチャネル符号化される。
【0008】さらに有利には、代用パイロット信号を設
定されたOFDMキャリアに付加し、チャネル予測を時
間方向で各OFDMキャリアに対して補間し、このOF
DMキャリアに基づいてパイロット信号を有さない残り
の全てのOFDMキャリアに対して周波数補間を行う。
これにより全てのOFDMセルに対してチャネル予測が
可能となる。
【0009】さらに有利には、代替周波数から本来の周
波数への戻し切り換えを行う際に同様に代用パイロット
信号を形成し、全てのOFDMセルに対するチャネル予
測を行うことができる。
【0010】さらに有利には、本発明の方法を実施する
手段を備えた受信機を構成することもできる。
【0011】
【実施例】本発明を図示し、以下に実施例に則して詳細
に説明する。
【0012】30MHz以下の伝送帯域用の伝送システ
ムDRM(Digital Radio Mondiale)はコヒーレント変
調を使用している。すなわち直交振幅変調の16QAM
または64QAMを直交周波数分割多重OFDMと組み
合わせて高い伝送効率を達成している。ただしこの婆A
I受信機でのコヒーレント復調にはチャネル予測が必要
である。チャネル予測により伝送チャネル(この場合に
は無線チャネル)の振幅歪みおよび位相歪みが求められ
る。無線チャネルを評価するために、送信機の信号に対
して受信機にとって既知の信号成分が付加される。この
既知の信号成分を以下パイロット信号と称する。DAB
(Digital Audio Broadcasting)などにおけるインコヒ
ーレントなプロセスではこうしたパイロット信号は必要
ない。なぜならこの場合には連続するシンボル間の位相
差が評価されるからである。
【0013】OFDM伝送プロセスは予め定められたシ
ンボル持続時間と相応のキャリア数とを有するマルチキ
ャリアプロセスである。ここでOFDMセルは種々のキ
ャリア上の所定のシンボル持続時間を備えた信号成分で
あり、これに対してOFDMシンボルは所定のシンボル
持続時間にわたるOFDMセルの和からそのつど合成さ
れたものである。
【0014】本発明によれば、無線信号のコヒーレント
復調方法が提案される。ここでは同じオーディオサービ
スでの周波数切り換えが行われる場合に既知のOFDM
シンボルとの比較が行われ、代用パイロット信号が形成
される。これにより伝搬時間差のために受信できなかっ
たパイロット信号の損失が補償される。こうした代用パ
イロット信号を用いると全てのOFDMシンボルに対す
るチャネル予測を行うことができ、ビットエラーレート
ひいてはオーディオ品質が改善される。
【0015】コヒーレント復調とは周波数および位相の
適切なキャリアを用いた復調のことであると理解された
い。
【0016】図3にはOFDM信号の一部が時間周波数
平面でしめされている。横軸は周波数に相応し、縦軸は
時間に相応する。それぞれの円はOFDMセルに相応す
る。横軸方向ではOFDMキャリア番号が示されてい
る。OFDM信号のこの部分にはここでは16個のOF
DMキャリアが示されている。2つのキャリアの周波数
間隔は、図3に示されているように、Δfである。縦軸
方向ではOFDMシンボル番号が示されており、第1の
シンボルは番号−6である。図3には13個の連続する
OFDMシンボルが示されており、ここで黒くハッチン
グされた円は既知の位相および既知の振幅を有するOF
DMセルに相応し、パイロット信号として用いられる。
白い円は変調されたOFDMセルに相応し、データ伝送
に用いられ、いわゆるMSC(Main Service Channel)
に割り当てられている。これらのデータはマルチメディ
アデータまたはオーディオデータである。グレイで塗ら
れた円は変調されたOFDMセルに相応し、いわゆるS
DC(Service DescriptionChannel)のデータ伝送に用
いられ、付加データを伝送する。こうした付加データは
MSCなどのオーディオデータを含まず、多重化情報な
どを含む。
【0017】パイロット信号によりチャネル伝達関数の
サブサンプリングが行われる。チャネル伝達関数は無線
チャネルを表している。サブサンプリングとはここでは
チャネル伝達関数の全ての点を直接にはパイロット信号
によって推測しないということを意味する。この推測は
補間により達成される。これにより無線チャネルのOF
DMデータセルへの影響が求められる。
【0018】この種の補間フィルタは通常1次元で時間
方向または周波数方向で使用される。なぜならこの場合
例えば2次元のフィルタよりも格段に小さい計算コスト
しか要さないからである。図3に示されたスキーマで
は、まずキャリア0,2,4,...,Kに対して時間
方向で所定数のパイロット信号にわたって補間が行われ
る。パイロット信号の数はここでは3つである。例えば
所定の位置(0,2)のデータセルの補間値を得るため
には、(0,−3)、(0,0)、(0,3)でのパイ
ロットセルが必要となる。これに代えてパイロットセル
(0,0)、(0,3)、(0,6)によって補間を行
うこともできる。セルのデータは最初の数がキャリア番
号であり、次の数がシンボル番号を表している。第2の
ステップでは補間は周波数方向で行われ、キャリア1,
3,5,...,K−1のデータセルに対する予測値が
得られる。このキャリアにはパイロット信号は含まれて
いない。つまり偶数のキャリア番号にパイロット信号が
存在し、奇数のキャリア番号にはパイロット信号は存在
しない。
【0019】図4には1つのオーディオサービスにおけ
る代替周波数への切り換えの様子が示されている。まず
受信周波数F1が調整され、この周波数で実際のオーデ
ィオサービスが受信される。これについて概略的にでは
あるが、上方に受信周波数F1に対してデータを伝送す
るフレームが示されている。フレームの開始部に2つの
OFDMシンボルが存在しており、これらのシンボルは
付加情報のキャリア、すなわちSDCに属している。同
じオーディオサービスは受信周波数F2上でも受信され
る。この周波数F2は受信機にとって既知である。この
周波数F2は例えば付加データSDC、すなわち調整さ
れている番組についての代替周波数のリストを含んでい
る。受信機が周波数F2へ切り換えられると、できるか
ぎり迅速に新たな周波数に対するチャネル予測を計算し
てチャネルの復号化を開始しなければならない。
【0020】図4に示されているように、受信周波数F
1、F2での2つの信号は送信機間の伝搬時間差に基づ
いて受信機で相互にオフセットされている。伝搬時間差
は受信機によって予めフレーム開始部を比較することに
より求められる。ただし他の手法を用いることもでき
る。周波数F1から周波数F2への切り換え時点は矢印
によりマーキングされている。この切り換えはSDC中
に行われる。なぜならこれらのSDCシンボルはオーデ
ィオサービスの復号化に必要なデータを含んでおらず、
したがって必ずしも復号化しなくてもよいからである。
SDCシンボルは、ここに示されているように、フレー
ム開始部で例えば75個のOFDMシンボルの後に存在
している。
【0021】図4からわかるように、周波数F1から周
波数F2への切り換えを行う受信機は伝搬時間差のため
にSDCシンボルを完全には受信することができない。
このことはチャネル予測に影響を与える。これについて
図3に戻って考察しなければならない。図3のスキーマ
の中央には、どのOFDMセルがSDCシンボルを充填
しているかが示されている。SDCシンボルにはパイロ
ット信号も含まれているので、SDCシンボルが受信さ
れない場合にはパイロット信号は失われ、チャネル予測
のために使用することができなくなる。
【0022】図3において(0,2)のOFDMセルと
(0,0)の第1のSDCセルが受信されない場合、
(0,0)のパイロット信号はチャネル予測には使用で
きず、(0,2)のOFDMセルに対するチャネル予測
は行われない。これによりビットエラーレートが高ま
り、オーディオ品質が劣化してしまう。本発明によれ
ば、受信機は残りのSDCセルを利用してチャネル予測
を行うことができる。フレーム開始部のSDCシンボル
は固定の持続時間、すなわち複数の伝送フレームにわた
って2つの周波数F1、F2に対して同じデータ内容を
有している。受信機がSDCシンボルを周波数F1で受
信して周波数F2へ切り換えた場合、この受信機はSD
Cデータを識別する。この受信機は周波数F1で受信さ
れたSDCデータを記憶し、送信機が送信したであろう
SDCシンボルを形成する。すなわち既知のSDCデー
タにより受信機はまず最初にチャネル予測を行い、次に
相応の変調とOFDMセルの割り当てとを行う。この計
算は送信機内で行われたのと同様に正確に行わなければ
ならない。代替周波数へ切り換えた後、受信機は1つま
たは複数のSDCシンボルを周波数F2で受信する。受
信され記憶されたSDCシンボルを比較することによ
り、チャネル伝達関数を簡単な商形成により計算するこ
とができる。これにより受信機は代用パイロット信号を
伝送フレームの開始時に受信周波数F2で受け取る。そ
の場合に受信機は当該のキャリア上の全てのOFDMセ
ルに対する時間補間を行うことができ、続いて相応の周
波数補間を行って各OFDMセルに対するチャネル予測
を行うことができる。
【0023】図5には、第1のSDCセルが受信できな
かったために代用パイロットセルをチャネル予測のため
に付加する様子が示されている。図からわかるように、
キャリア番号0,6,12(○に×印を付して示してあ
る)でそれぞれ代用パイロット信号が形成され、当該の
キャリアに対して時間方向で補間を行うことができる。
【0024】図1にはブロック回路図として本発明の受
信機が示されている。アンテナ1は高周波数受信機2の
受信側に接続されている。アンテナ1により無線信号が
受信され、高周波数受信機2内でフィルタリングおよび
増幅されて中間周波数へ変換される。さらにここではO
FDM復調が行われる。このようにして形成された信号
電流はディジタル化を行うディジタル部へ伝達され、続
いて復調、チャネル符号化、および場合によりソース復
号化がプロセッサ4上で行われる。したがってディジタ
ル部3のデータ出力側はプロセッサ4のデータ入力側に
接続されている。プロセッサ4は直交振幅変調のコヒー
レント復調を行い、これにより復調された信号に基づい
てチャネル復号化を行うことができる。ただし復調前に
プロセッサ4はチャネル復号化を行い、その際にプロセ
ッサ4は図3〜図5に示されているパイロット信号を使
用する。OFDMデータセルに対してプロセッサ4は時
間方向および周波数方向での補間を行う。
【0025】プロセッサ4はデータ入出力端子に接続さ
れたメモリ8内に前述のSDCデータを時折行われる代
替周波数への切り換えのために記憶する。プロセッサ4
によってSDCシンボルの全てが代替周波数の切り換え
時に新たな周波数で受信されなかったことが検出される
と、プロセッサ4は記憶されたSDCシンボルを使用し
て代用パイロット信号をそのつど形成する。その際にこ
のパイロット信号は記憶されたSDCシンボルと実際に
受信されたシンボルとを比較し、商を形成して無線チャ
ネルのチャネル伝達関数を計算し、チャネル予測を行
う。その場合にプロセッサ4は時間および周波数方向で
の補間を代替周波数で受信されたデータに対して行う。
【0026】プロセッサ4はチャネル復号化されたオー
ディオデータとしてのデータをソースデコーダ7へ伝送
する。このソースデコーダはプロセッサそのものであっ
てもよいし、またはハードウェア内で変換されるアルゴ
リズムであってもよい。ソースデコーダ7はディジタル
アナログ変換器9に接続されており、この変換器はアナ
ログ信号を再びオーディオ増幅器10へ送出する。ここ
でオーディオ増幅器10はスピーカ11に接続されてお
り、このスピーカによりオーディオ信号が最終的に再生
される。
【0027】第2のデータ出力側を介してプロセッサ4
は信号処理部5に接続されており、これによりマルチメ
ディアデータ、すなわちテキストデータ、画像データ、
グラフィクスデータがディスプレイ6上に再生される。
このディスプレイは信号処理部5のデータ出力側へ接続
されている。
【0028】図2には無線信号をコヒーレント復調する
本発明の方法がフローチャートとして示されている。方
法ステップ12では無線信号がアンテナ1で受信され、
高周波数受信機2でフィルタリングおよび増幅され、中
間周波数へ変換される。そこで受信された無線信号のO
FDM復調が行われる。
【0029】方法ステップ13ではこのようにして形成
された信号電流のディジタル化が行われる。方法ステッ
プ14では信号電流に含まれているパイロット信号に基
づいてチャネル予測が上述のように行われる。これによ
り方法ステップ14でコヒーレント復調が行われ、方法
ステップ15でチャネル復号化が行われる。方法ステッ
プ16ではSDCシンボルが一時的に記憶される。方法
ステップ17では代替周波数への切り換えが行われたか
否かが判別される。これは信号パラメータに基づいて、
実際に調整された周波数および代替周波数の双方の周波
数に対して求められる。この種の信号パラメータは例え
ば受信電界強度またはビットエラーレートである。この
種の信号パラメータの算出は伝送フレームの一部または
全体にわたって行われる。伝送フレームの損失はチャネ
ル符号化すなわちエラー補正の手法、またはエラー補償
またはエラースクリーニングの手法によって補償され、
その際にも明らかなオーディオ品質の劣化は生じない。
【0030】方法ステップ17で代替周波数への切り換
えが行われたことが検出されると、方法ステップ18で
全てのSDCシンボルが受信されたか否かが検査され
る。全てのシンボルが受信されている場合には、方法ス
テップ19で受信周波数F2に対するチャネル予測が行
われる。全てのシンボルが受信されなかった場合には、
方法ステップ24で上述の代用パイロット信号の形成が
所定のキャリアでSDCデータに基づいて行われ、これ
により方法ステップ19で相応のチャネル予測を行うこ
とができる。
【0031】方法ステップ17で代替周波数への切り換
えが必要ないことが検出された場合には、方法ステップ
20でチャネル復号化されたデータがオーディオデータ
であるか、または他のマルチメディアデータであるかが
検査される。データが他のマルチメディアデータである
場合には、方法ステップ21においてディスプレイ6に
よる再生が行われる。データがマルチメディアデータで
なくオーディオデータである場合には、このデータは方
法ステップ22でソースデコーダ7へ供給される。さら
に方法ステップ23で、ソース復号化されアナログ信号
へ変換されたオーディオデータに基づいて、オーディオ
増幅とスピーカ11による音響再生とが行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受信機のブロック回路図である。
【図2】本発明の方法のフローチャートである。
【図3】OFDM多重におけるパイロット信号の分割を
示す図である。
【図4】オーディオサービスのフレームから2つの異な
る周波数への切り換えを示す図である。
【図5】SDCシンボルにおける代用パイロット信号を
示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 高周波数受信機 3 ディジタル部 4 プロセッサ 5 信号処理部 6 ディスプレイ 7 ソースデコーダ 8 メモリ 9 ディジタルアナログ変換器 10 オーディオ増幅器 11 スピーカ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線信号を直交周波数分割多重(OFD
    M)によりOFDMシンボルとして受信し、 OFDMシンボルをフレームとして分割し、 1つのフレームのOFDMシンボルの第1の部分を付加
    的なデータ伝送のために利用し、第2の部分を有効デー
    タの伝送のために利用し、その際に第1の部分および第
    2の部分内でチャネル予測のためのパイロット信号を受
    信し、 該チャネル予測を無線信号のコヒーレント復調のために
    使用する、無線信号のコヒーレント復調方法において、 受信側でOFDMシンボルの第1の部分を比較データと
    して一時的に記憶し、 受信側で調整されたオーディオサービスが代替周波数へ
    周波数切り換えされた後、比較データと代替周波数で受
    信されたOFDMシンボルの第1の部分とを比較するこ
    とにより代用パイロット信号を形成し、 代用パイロット信号と代替周波数で受信されたパイロッ
    ト信号とを補間することによりチャネル予測を行う、こ
    とを特徴とする無線信号のコヒーレント復調方法。
  2. 【請求項2】 第1の部分のOFDMシンボルを復号化
    して一時的に記憶し、比較データとして用いるために再
    び符号化する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 代用パイロット信号を予め定められたO
    FDMキャリアに加え、該予め定められたキャリアに対
    して時間方向での補間を行う、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 時間方向での補間に基づいて周波数方向
    での補間を行う、請求項1から3までのいずれか1項記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 代替周波数からの戻し切り換えの際に代
    用パイロット信号を形成する、請求項1から4までのい
    ずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれか1項記載
    の無線信号のコヒーレント復調方法を実施する受信機に
    おいて、 受信機はコヒーレント復調を行う復調器と、代用パイロ
    ット信号を形成するプロセッサ(4)と、比較データを
    一時的に記憶するメモリ(8)とを有している、ことを
    特徴とする無線信号のコヒーレント復調方法を実施する
    受信機。
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