JP2002208539A - 面実装型固体電解コンデンサ - Google Patents

面実装型固体電解コンデンサ

Info

Publication number
JP2002208539A
JP2002208539A JP2001003083A JP2001003083A JP2002208539A JP 2002208539 A JP2002208539 A JP 2002208539A JP 2001003083 A JP2001003083 A JP 2001003083A JP 2001003083 A JP2001003083 A JP 2001003083A JP 2002208539 A JP2002208539 A JP 2002208539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
terminal
solid electrolytic
anode
electrolytic capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001003083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002208539A5 (ja
Inventor
Yasuo Kanetake
金武康雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2001003083A priority Critical patent/JP2002208539A/ja
Publication of JP2002208539A publication Critical patent/JP2002208539A/ja
Publication of JP2002208539A5 publication Critical patent/JP2002208539A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け基板等への取り付け作業の容易性を
向上した面実装型固体電解コンデンサを提供する。 【解決手段】 コンデンサ素体2の陰陽極両端子金具
6、8の各端子部11、11,12が前記素体2のモー
ルド体9の外表面に配置されるものであって、両端子部
の一方12は、モールド体9の一端面10の一側縁16
の略中央に配置され、両端子部の他方11、11は、一
側縁16において端子部12に対し点対称位置に分岐配
置されてなるものである。略中央に位置する端子部12
と分岐された一方の端子部11を利用して配線基板等に
実装する。 【効果】 分岐したの端子部11、11の一方を、適宜
選択使用することができるので、コンデンサの実装が容
易になる。また、陰陽極両端子金具6、8がコンデンサ
素体2の一端面側に位置するので、モールド体9に対
し、前記素体2を大きくすることができ、コンデンサ容
量を大きくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面実装型固体電解コ
ンデンサに関し、特にその取り付け容易性を向上した面
実装型固体電解コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】タンタルコンデンサに代表される面実装
型固体電解コンデンサとして、図4に示すものが知られ
ている(実開昭57−150939号公報参照)。図4
はコンデンサの断面図を示す。この図から明らかなよう
に、このコンデンサは、陽極棒50及び陰極51を備え
たコンデンサ素体52を有する。この素体を樹脂成型し
たモールド体53の両端面54,55から、陽極棒50
に接続された陽極端子金具56の端子部57と陰極51
に接続された陰極端子金具58の端子部59をモールド
体53の外表面に突出形成している。更に、両端子部5
7,59の先端部60,61をモールド体53の底面6
7に沿って折曲配置したものである。従って、このコン
デンサはその取り付け基板、例えばプリント配線基板に
対してそのコンデンサの長さ方向が平行になるように実
装される。しかしコンデンサを使用する電気機器・電子
機器(以下電気機器等という)によっては、コンデンサ
の実装状態が取り付け基板に対してコンデンサの長さ方
向が垂直になるように実装されることが好ましい場合が
ある。
【0003】この点を考慮して、コンデンサの実装状態
が取り付け基板に対してコンデンサの長さ方向が垂直に
なるようにしたものも提案されている。即ち、コンデン
サの斜視図を示す図5から明らかなように、コンデンサ
素体の陰陽極部にそれぞれ接続された陰極端子部62と
陽極端子部63をモールド体64の一端面65に突出形
成したものである(実開昭54−176845号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】固体電解コンデンサは
その端子部の極性が決まっているため、上述したいずれ
のコンデンサであれ、その実装時に端子部の極性が取り
付け基板の配線部に対し逆であるときには、両端子部が
反転するようにコンデンサを180度回転して取り付け
る必要がある。万一逆極性に実装した場合にはコンデン
サ、更には電気機器等に過大電流が流れるおそれがあ
る。このようなおそれをなくすため、図4に示すよう
に、陰極51と陰極端子金具58との間を過大電流によ
り溶断するヒューズ線66にて接続したものも提案され
ている(特開平9ー97753号公報参照)。しかしこ
のようなヒューズ線はコンデンサの万一の事故に備えさ
せるべきものである。
【0005】したがって、コンデンサの端子部の極性が
取り付け基板の配線部に対し逆であるとき、コンデンサ
を180度回転させる作業より小さい移行作業でコンデ
ンサを取り付けることができればコンデンサの取り付け
作業が容易になり、望ましい。また、従来の固体電解コ
ンデンサは、一般に図4から明らかなように、陰陽極両
端子金具56、58がコンデンサ素体52の左右両端面
側にそれぞれ配置されるため、モールド体53に対しコ
ンデンサ素体52の大きさが制限され、コンデンサ容量
を大きくすることができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
めに、本発明による請求項1記載の面実装型固体電解コ
ンデンサは、コンデンサ素体の陰陽極両端子金具の各端
子部が前記素体のモールド体の外表面に配置されるコン
デンサであって、前記両端子部の一方は、前記モールド
体の一端面の一側縁中央に配置され、前記両端子部の他
方は、前記一側縁において前記一方の端子部に対し点対
称位置に分岐配置されてなるものである。請求項2記載
のコンデンサは、さらに、前記両端子部は前記一端面か
ら前記モールド体の底面にL字状に延設されてなる構成
にしたものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1記載の面実装型固体電
解コンデンサにおいては、前記両端子部の一方が、前記
モールド体の一端面の一側縁中央に配置され、前記両端
子部の他方が、前記一側縁において前記一方の端子部に
対し点対称位置に分岐配置されてなるから、取り付け基
板に対して、前記中央に位置する一方の端子部とその両
側に位置する他方の1つの端子部を利用して実装するこ
とが出来る。この場合に取り付け基板の配線部に対する
端子部の極性が逆であるときにはその配線部に対してコ
ンデンサを前記中央の端子部と分岐した1つの端子部と
の距離分だけずらせて前記他方の残りの1つの端子部を
利用するようにすればよく、コンデンサを180度回転
させる場合よりコンデンサの取り付け作業が簡単にな
る。
【0008】また、取り付け基板に対してコンデンサの
長さ方向を垂直状態に実装する場合であっても、コンデ
ンサの端子部の極性が合わないときには、その垂直状態
でコンデンサを前記中央の端子部と分岐した1つの端子
部との距離分だけずらせて前記他方の残りの1つの端子
部を利用するようにすればよく、コンデンサを180度
回転させる場合よりコンデンサの取り付け作業が簡単に
なる。
【0009】さらに、陰陽極両端子金具がコンデンサ素
体の一端面側に設けられるので、コンデンサ素体をモー
ルド体に対し相対的に大きくすることができ、コンデン
サ容量を大きくすることができる。
【0010】請求項2記載のコンデンサにあっては、さ
らに、前記両端子部を前記一端面から前記モールド体の
底面にL字状に延設した構成にしたから、特に、コンデ
ンサの長さ方向を取り付け基板に対して平行に取り付け
る場合に、前記中央に位置する一方の端子部とその側方
に位置する他方の1つの端子部を利用して実装すること
が出来る。従って、コンデンサを180度反転させた
り、取り付け基板の配線の極性を配慮して基板設計をす
る必要も無く、コンデンサの取り付け作業が容易にな
る。
【0011】
【実施の形態】本発明の実施形態を図1乃至図3を参照
しながら詳細に説明する。図1乃至図3は、本発明によ
る面実装型電解コンデンサの1実施形態を示し、図1は
内部を透視したコンデンサの斜視図、図2は図1のAーA
断面図、図3はコンデンサを下方から見た斜視図であ
る。
【0012】コンデンサ1の中心をなすコンデンサ素体
2は次のようにして形成される。まず、タンタル金属微
粉末を陽極棒3と一体に成型焼結して矩形状多孔質体と
なすとともにこの多孔質体の空孔内壁及び外表面に5酸
化タンタルからなる誘電膜を形成し、この誘電膜の表面
に2酸化マンガン膜を形成する。この後、矩形体の外表
面にグラファイト層を形成し、その外表面に銀、フィラ
ー及び銅の含有層を設けて陰極4となす。
【0013】このようにしてコンデンサ素体2を形成す
る場合に、2酸化マンガン膜を形成するに際して、多孔
質体を硝酸マンガン液に浸析したときにその液体が電極
棒3ににじみ上がるのを防止するために樹脂板5を陽極
棒3の基端位置に取り付けている。陽極棒3には陽極端
子金具6がスポット溶接され、陰極4にはヒューズ線7
の一端がワイヤーボンデイングされ、ヒューズ線7の他
端は陰極端子金具8にワイヤーボンデイングされてい
る。このヒューズ線としては、金、銀、銅、アルミニュ
ーム、鉛のいずれかからなる線又はその合金線を用いる
ことができる。
【0014】上記陽極端子金具6はコ字型薄板からなり
その中央部が陽極棒3に溶接される。陰極端子金具8は
細長い薄板からなり、ヒューズ線7とのワイヤーボンデ
イング位置がコンデンサ素体2に対して陽極棒3と同じ
側に位置するように配置された状態で、コンデンサ素体
2及び両端子金具6、8がエポキシ樹脂等で樹脂成型さ
れてモールド体9が形成される。従って、モールド体9
の一端面10から、陽極端子金具6の2つに分岐した端
子部11、11と、陰極端子金具8の端子部12が突出
している。これらの端子部11、11、12はそれぞれ
端面10及びモールド体9の底面13に沿うようにL字
状に折り曲げ成形され、各端子部11、11、12の先
端部14、14、15が底面13に位置する。この場合
に、陰極端子金具8の端子部12が端面10の一側縁1
6の略中央に位置し、陽極端子金具6の2つの端子部1
1、11が一側縁において端子部12に対して点対称位
置に配置されている。
【0015】このような構成からなるコンデンサ1は、
取り付け基板に対して、コンデンサ1の長さ方向をその
基板と平行状態に実装する場合には、図1に示す状態
で、略中央に位置する陰極端子部12の先端部15とそ
の側方に位置する1つの陽極端子部11の先端部14を
取り付け基板の配線部に載置して半田接続する。この場
合に、基板の配線部に対して先端部14と15の極性が
一致するように2つの先端部14、14の内の一方を選
択して接続すればよい。
【0016】これに対し、コンデンサ1の長さ方向が基
板に対して垂直になるように実装する場合には、端面1
0に配置されている端子部12とその側方に位置する1
つの端子部11を使用して、上述と同じく取り付け基板
の配線部に半田接続すればよい。この場合にも極性を考
慮して1つの端子部11を選択することができる。
【0017】以上説明した実施形態では、分岐した端子
部11、11が陽極端子金具6から形成されているが、
この分岐端子部を陰極端子金具8に設け、陽極端子金具
6に設けた1つの端子部が端面10の一側縁16の略中
央に配置され、陰極端子金具8の分岐端子部を前記1つ
の陽極端子部に対し点対称位置に配置されるようにして
もよい。また、上記実施形態では、端子部11、11、
12が端面10及び底面13から外方に突出した状態に
形成されているが、突出しないように即ち各端子部1
1、11、12の外表面が端面10及び底面13と面一
となるように、端面10及び底面13にこれらの端子部
11、11、12が収納配置される凹所を設けるように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による面実装型固体電解コンデンサの
一実施形態を示すコンデンサの透視斜視図、
【図2】 図1のAーA断面図、
【図3】 図1に示すコンデンサの下方から見た斜視
図、
【図4】 従来のコンデンサの断面図、
【図5】 従来の異なるコンデンサの下方から見た斜
視図。
【符号の説明】
2:コンデンサ素体 6:陽極端子金具 8:陰極端子金具 9:モールド体 10:端面 11、11:陽極端子金具の端子部 12:陰極端子金具の端子部 16:一側縁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサ素体の陰陽極両端子金具の各端
    子部が前記素体のモールド体の外表面に配置されるコン
    デンサであって、前記両端子部の一方は、前記モールド
    体の一端面の一側縁略中央に配置され、前記両端子部の
    他方は、前記一側縁において前記一方の端子部に対し点
    対称位置に分岐配置されてなる面実装型固体電解コンデ
    ンサ。
  2. 【請求項2】前記両端子部は前記一端面から前記モール
    ド体の底面にL字状に延設されてなる請求項1記載の面
    実装型固体電解コンデンサ。
JP2001003083A 2001-01-10 2001-01-10 面実装型固体電解コンデンサ Pending JP2002208539A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003083A JP2002208539A (ja) 2001-01-10 2001-01-10 面実装型固体電解コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001003083A JP2002208539A (ja) 2001-01-10 2001-01-10 面実装型固体電解コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002208539A true JP2002208539A (ja) 2002-07-26
JP2002208539A5 JP2002208539A5 (ja) 2008-03-13

Family

ID=18871483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001003083A Pending JP2002208539A (ja) 2001-01-10 2001-01-10 面実装型固体電解コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002208539A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015216340A (ja) * 2014-05-07 2015-12-03 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. タンタルキャパシター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015216340A (ja) * 2014-05-07 2015-12-03 サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド. タンタルキャパシター

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5638253A (en) Package-type solid electrolytic capacitor
US20060126273A1 (en) Solid electrolytic capacitor with face-down terminals, manufacturing method of the same, and lead frame for use therein
WO2004090920A1 (ja) 固体電解コンデンサ及びその取り付け方法
JP4583132B2 (ja) 固体電解コンデンサ
KR20030084899A (ko) 커패시터
JPH0817686A (ja) パッケージ型固体電解コンデンサの構造
JP2002208539A (ja) 面実装型固体電解コンデンサ
JP5201684B2 (ja) チップ型固体電解コンデンサ
JP3881487B2 (ja) 固体電解コンデンサ
JP2002025859A (ja) チップ形アルミ電解コンデンサ
JP3506738B2 (ja) 面実装型固体電解コンデンサの構造
JP2972304B2 (ja) 固体電解コンデンサ
JP2000012384A (ja) 表面実装用コンデンサ
JP2000269084A (ja) チップ形コンデンサ
JPH113696A (ja) 電池の端子
JPS5832260Y2 (ja) 固体電解コンデンサ
JPH0459767B2 (ja)
JPS6357937B2 (ja)
JP3123313B2 (ja) 固体電解コンデンサ
JP2691409B2 (ja) チップ形コンデンサ
JPS61181119A (ja) ヒユ−ズ付き固体電解コンデンサ
JP2002175940A (ja) チップ型固体電解コンデンサ
JP2008047553A (ja) 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JPH0217624A (ja) 電子部品
JPH051970B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100331

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100914