JP2002207787A - 住宅情報共有方法、住宅情報共有プログラム及び住宅情報共有用サーバシステム - Google Patents

住宅情報共有方法、住宅情報共有プログラム及び住宅情報共有用サーバシステム

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JP2002207787A
JP2002207787A JP2001004080A JP2001004080A JP2002207787A JP 2002207787 A JP2002207787 A JP 2002207787A JP 2001004080 A JP2001004080 A JP 2001004080A JP 2001004080 A JP2001004080 A JP 2001004080A JP 2002207787 A JP2002207787 A JP 2002207787A
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JP2001004080A
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Toshihiko Satake
利彦 佐竹
Tatsuya Ando
達也 安藤
Fumiyo Okamoto
二美代 岡本
Yoshiaki Fukushima
美明 福島
Kenji Nakagawa
健治 中川
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Inax Corp
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NIPPON BUSINESS CREATE KK
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅の建設に関連する情報共有において、施
主、建設業者、部品製造業者のそれぞれが公開した情報
を、特定者にのみ入手可能とする住宅情報共有方法を提
供する。 【解決手段】 本住宅情報共有方法は、施主に関する第
1の入力情報と第1の公開条件と、住宅の建設に関する
第2の入力情報と第2の公開条件と、住宅の建設に用い
られる部品に関する第3の入力情報と第3の公開条件と
を電気通信回線を通じて受信手段が受信するステップ
と、第1、第2、第3の入力情報を入力情報記憶手段
に、第1、第2、第3の公開条件を公開条件記憶手段に
それぞれ記憶するステップと、演算手段が、第1、第
2、第3の公開条件に基づいて情報を選別し、第1、第
2、第3の送信情報を作成し、送信情報保持手段へ保持
するステップと、送信手段が、第1、第2、第3の送信
情報を送信するステップとを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅情報共有方
法、住宅情報共有プログラム及び住宅情報共有用サーバ
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータネットワーク技術の
発展に伴い、インターネットに代表されるコンピュータ
ネットワークを介して、例えばサプライヤーとコンシュ
ーマーが情報を共有するシステムが構築され、様々な場
面で活用されている。
【0003】そのような情報共有の形態としては、サプ
ライヤー側が商品情報をウェブページ上に公開すること
でコンシューマー側と情報を共有し、コンシューマー側
は自分自身の好みや商品の送付先などをウェブページ上
から入力することでサプライヤー側と情報を共有するよ
うなものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような情報共有形態は詰まるところ、サプライヤーがマ
ス広告をし、コンシューマーがそれに応じて商品を購入
し、顧客登録などで自分自身の情報をサプライヤーに提
供することと大きな違いはない。つまり、異なる商品流
通ステージにある複数のサプライヤー同士の情報共有
や、その複数のサプライヤーに情報を提供するコンシュ
ーマー側の自分自身の情報へのアクセスレベルに差を付
けるということなどはなされていなかった。
【0005】特に住宅建設の場面においては、それぞれ
の住宅がいわゆる注文生産品であることや、様々な住宅
の建設に用いられる部品の製造業者が提供する部品を使
用しなければならないことや、住宅の建設にある程度の
時間を要することなどの固有の事情により、従来の情報
共有方法では有効な情報の共有化が図れていなかった。
【0006】つまり、住宅を建設させる施主は、その住
宅の建築進行状況や進行状況に応じた住宅の建設に用い
られる部品の提案などを受けることができていなかっ
た。また、住宅を建設する建設業者は、施主が住宅の建
設に用いられる部品の製造業者のショールームなどに行
ったことの情報を受けることができないので提案営業力
が強化できていなかった。更に、同業者間の例えば流通
在庫の状況などを把握することができないので余剰品を
融通してもらうことなどができていなかった。また、住
宅の建設に用いられる部品の製造業者は直接に施主の情
報を受けることが困難であったり、建築途中の住宅の情
報を受けることが困難であったために、より木目の細か
い営業活動や生産活動ができていなかった。
【0007】そこで、本発明の目的とするところは、住
宅の建設に関連する情報共有において、施主、建設業
者、部品製造業者のそれぞれが公開した情報を、特定者
のみが入手可能とする住宅情報共有方法、住宅情報共有
プログラム及び住宅情報共有サーバシステムを提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る住宅情
報共有方法は、第1の端末に入力された、住宅を建設さ
せる施主に関する情報を含む第1の入力情報と、第1の
情報の公開可否情報である第1の公開条件とを電気通信
回線を通じてサーバシステムの受信手段が受信する第1
のステップと、第2の端末に入力された、住宅の建設に
関する情報を含む第2の入力情報と、第2の情報の公開
可否情報である第2の公開条件とを電気通信回線を通じ
てサーバシステムの受信手段が受信する第2のステップ
と、第3の端末に入力された、住宅の建設に用いられる
部品に関する情報を含む第3の入力情報と、第3の情報
の公開可否情報である第3の公開条件とを電気通信回線
を通じてサーバシステムの受信手段が受信する第3のス
テップと、第1、第2、第3の入力情報をサーバシステ
ム内の入力情報記憶手段に、第1、第2、第3の公開条
件をサーバシステム内の公開条件記憶手段にそれぞれ記
憶する第4のステップと、サーバシステム内の演算手段
が、第1、第2、第3の公開条件に基づいて、第1、第
2、第3の入力情報を選別し、第1の端末へ送信する第
1の送信情報、第2の端末へ送信する第2の送信情報、
第3の端末へ送信する第3の送信情報を作成し、送信情
報保持手段へ保持させる第5のステップと、サーバシス
テム内の送信手段が、第1の端末からの送信要求に応じ
て第1の送信情報を、第2の端末からの送信要求に応じ
て第2の送信情報を、第3の端末からの送信要求に応じ
て第3の送信情報をそれぞれ電気通信回線を通じて送信
する第6のステップとを有することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、異なる端末において入力
された、住宅を建設する施主に関する情報と、住宅の建
設に関する情報と、住宅の建設に用いられる部品に関す
る情報とが、公開条件を付けて1つのサーバシステムに
受信集約され、公開条件に応じて異なる端末に送信され
る住宅情報共有方法を提供することができる。これによ
り、情報を提供する側は自分が提供する情報を、その情
報を提供したい特定者にのみ公開するという条件を付け
て情報発信を行なえば、その特定者にのみその情報を公
開することが可能となるので、施主、建設業者、部品製
造業者のそれぞれが公開した情報を、特定者にのみ入手
可能とすることができる。またサーバシステムを共有化
することにより、第1、第2、第3の端末がそれぞれ複
数存在しても、相互の情報共有が可能となる。
【0010】第2の発明に係る住宅情報共有方法は、第
1の端末に入力された、住宅を建設させる施主に関する
情報を含む第1の入力情報と、第1の情報の公開可否情
報である第1の公開条件と、他の端末から入力された情
報の中から第1の端末が受信する情報を選択する条件で
ある第1の抽出条件とを電気通信回線を通じてサーバシ
ステムの受信手段が受信する第1のステップと、第2の
端末に入力された、住宅の建設に関する情報を含む第2
の入力情報と、第2の情報の公開可否情報である第2の
公開条件と、他の端末から入力された情報の中から第2
の端末が受信する情報を選択する条件である第2の抽出
条件とを電気通信回線を通じてサーバシステムの受信手
段が受信する第2のステップと、第3の端末に入力され
た、住宅の建設に用いられる部品に関する情報を含む第
3の入力情報と、第3の情報の公開可否情報である第3
の公開条件と、他の端末から入力された情報の中から第
3の端末が受信する情報を選択する条件である第3の抽
出条件とを電気通信回線を通じてサーバシステムの受信
手段が受信する第3のステップと、第1、第2、第3の
入力情報をサーバシステム内の入力情報記憶手段に記憶
し、第1、第2、第3の公開条件をサーバシステム内の
公開条件記憶手段に記憶し、第1、第2、第3の抽出条
件をサーバシステム内の抽出条件記憶手段にそれぞれ記
憶する第4のステップと、サーバシステム内の演算手段
が、第1、第2、第3の公開条件に基づいて、第1、第
2、第3の入力情報を選別し、更に第1、第2、第3の
抽出条件に基づいて当該選別後の入力情報から送信する
情報を抽出し、第1の端末へ送信する第1の送信情報、
第2の端末へ送信する第2の送信情報、第3の端末へ送
信する第3の送信情報を作成し、送信情報保持手段へ保
持させる第5のステップと、サーバシステム内の送信手
段が、第1の端末からの送信要求に応じて第1の送信情
報を、第2の端末からの送信要求に応じて第2の送信情
報を、第3の端末からの送信要求に応じて第3の送信情
報をそれぞれ電気通信回線を通じて送信する第6のステ
ップとを有することを特徴とする。
【0011】本発明によれば、異なる端末において入力
された、住宅を建設する施主に関する情報と、住宅の建
設に関する情報と、住宅の建設に用いられる部品に関す
る情報とが、公開条件を付けて1つのサーバシステムに
受信集約され、公開条件に応じて異なる端末に送信され
る住宅情報共有方法を提供することができる。これによ
り、情報を提供する側は自分が提供する情報を、その情
報を提供したい特定者にのみ公開するという条件を付け
て情報発信を行なえば、その特定者にのみその情報を公
開することが可能となるので、施主、建設業者、部品製
造業者のそれぞれが公開した情報を、特定者にのみ入手
可能とすることができる。またサーバシステムを共有化
することにより、第1、第2、第3の端末がそれぞれ複
数存在しても、相互の情報共有が可能となる。更に、情
報を抽出する条件を送信することにより、必要な情報だ
けを受信することができる。
【0012】第3の発明に係る住宅情報共有用サーバシ
ステムは、電気通信回線を通じて、第1の端末に入力さ
れた住宅を建設させる施主に関する情報を含む第1の入
力情報と第1の情報の公開可否情報である第1の公開条
件と、第2の端末に入力された住宅の建設に関する情報
を含む第2の入力情報と第2の情報の公開可否情報であ
る第2の公開条件と、第3の端末に入力された住宅の建
設に用いられる部品に関する情報を含む第3の入力情報
と第3の情報の公開可否情報である第3の公開条件とを
受信する受信手段と、第1、第2、第3の入力情報を記
憶する入力情報記憶手段と、第1、第2、第3の公開条
件を記憶する公開条件記憶手段と、第1、第2、第3の
公開条件に基づいて、第1、第2、第3の入力情報を選
別し、第1の端末へ送信する第1の送信情報と、第2の
端末へ送信する第2の送信情報と、第3の端末へ送信す
る第3の送信情報とを作成する演算手段と、第1、第
2、第3の送信情報を保持する送信情報保持手段と、第
1の端末からの送信要求に対して第1の送信情報を、第
2の端末からの送信要求に対して第2の送信情報を、第
3の端末からの送信要求に対して第3の送信情報をそれ
ぞれ電気通信回線を通じて送信する送信手段とを有する
ことを特徴とする。
【0013】本発明によれば、異なる端末において入力
された、住宅を建設する施主に関する情報と、住宅の建
設に関する情報と、住宅の建設に用いられる部品に関す
る情報とを、公開条件を付けて受信集約し、公開条件に
応じて異なる端末に送信する住宅情報共有サーバシステ
ムを提供することができる。これにより、情報を提供す
る側は自分が提供する情報を、その情報を提供したい特
定者にのみ公開するという条件を付けて情報発信を行な
えば、その特定者にのみその情報を公開することが可能
となるので、施主、建設業者、部品製造業者のそれぞれ
が公開した情報を、特定者にのみ入手可能とすることが
できる。またサーバシステムを共有化することにより、
第1、第2、第3の端末がそれぞれ複数存在しても、相
互の情報共有が可能となる。
【0014】本発明では、電気通信回線を通じて受信さ
れる、第1の端末以外の端末から入力された情報の中か
ら第1の端末が受信する情報を選択する条件である第1
の抽出条件と、第2の端末以外の端末から入力された情
報の中から第2の端末が受信する情報を選択する条件で
ある第2の抽出条件と、第3の端末以外の端末から入力
された情報の中から第3の端末が受信する情報を選択す
る条件である第3の抽出条件とを記憶する抽出条件記憶
手段を更に設けてもよく、このようにすれば、公開可能
な情報を抽出する条件に基づいて必要な情報だけを送信
することができる。
【0015】第4の発明に係る住宅情報共有プログラム
は、コンピュータを、電気通信回線を通じて、第1の端
末に入力された住宅を建設させる施主に関する情報を含
む第1の入力情報と第1の情報の公開可否情報である第
1の公開条件と、第2の端末に入力された住宅の建設に
関する情報を含む第2の入力情報と第2の情報の公開可
否情報である第2の公開条件と、第3の端末に入力され
た住宅の建設に用いられる部品に関する情報を含む第3
の入力情報と第3の情報の公開可否情報である第3の公
開条件とを受信する受信手段と、第1、第2、第3の入
力情報を記憶する入力情報記憶手段と、第1、第2、第
3の公開条件を記憶する公開条件記憶手段と、第1、第
2、第3の公開条件に基づいて、第1、第2、第3の入
力情報を選別し、第1の端末へ送信する第1の送信情報
と、第2の端末へ送信する第2の送信情報と、第3の端
末へ送信する第3の送信情報とを作成する演算手段と、
第1、第2、第3の送信情報を保持する送信情報保持手
段と、第1の端末からの送信要求に対して第1の送信情
報を、第2の端末からの送信要求に対して第2の送信情
報を、第3の端末からの送信要求に対して第3の送信情
報をそれぞれ電気通信回線を通じて送信する送信手段と
して機能させることを特徴とする。
【0016】本発明によれば、異なる端末において入力
された、住宅を建設する施主に関する情報と、住宅の建
設に関する情報と、住宅の建設に用いられる部品に関す
る情報とを、公開条件を付けて受信集約し、公開条件に
応じて異なる端末に送信するコンピュータを機能させる
ための住宅情報共有プログラムを提供することができ
る。これにより、情報を提供する側は自分が提供する情
報を、その情報を提供したい特定者にのみ公開するとい
う条件を付けて情報発信を行なえば、その特定者にのみ
その情報を公開することが可能となるので、施主、建設
業者、部品製造業者のそれぞれが公開した情報を、特定
者にのみ入手可能とすることができる。またサーバシス
テムを共有化することにより、第1、第2、第3の端末
がそれぞれ複数存在しても、相互の情報共有が可能とな
る。
【0017】本発明では、コンピュータを、電気通信回
線を通じて受信される、第1の端末以外の端末から入力
された情報の中から第1の端末が受信する情報を選択す
る条件である第1の抽出条件と、第2の端末以外の端末
から入力された情報の中から第2の端末が受信する情報
を選択する条件である第2の抽出条件と、第3の端末以
外の端末から入力された情報の中から第3の端末が受信
する情報を選択する条件である第3の抽出条件とを記憶
する抽出条件記憶手段として機能させるための部分を更
に有するようにしてもよく、このようにすれば、公開可
能な情報を抽出する条件に基づいて必要な情報だけを送
信することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。可能な場合には、同一の部分には同
一の符号を付して重複する説明を省略する。また、以下
の実施形態ではデータの流れを模式的に示す場合もある
が、実際のシステム構成ではデータ通信にTCP/IP
などのプロトコルを用いることができ、TCP/IPの
上位プロトコルとしては、WWW(World Wid
e Web)で用いられるhttp(Hyper Te
xt Transfer Protocol)を用いる
ことができる。これらのプロトコル上で、WWWブラウ
ザの表示形式を規定するHTML(Hyper Tex
t Markup Language)を用いることが
できる。
【0019】第1の実施形態に係るサーバシステムを用
いた住宅情報共有システムについて説明する。図1は、
本発明の第1の実施形態に係るサーバシステム10と、
電気通信回線に接続され情報を提供し閲覧する端末とを
含んだ住宅情報共有システムを示した図である。
【0020】電気通信回線1には、住宅を建設させる施
主に関する情報を含む第1の入力情報と第1の入力情報
の公開可否情報である第1の公開条件を入力する第1の
端末A 20、第1の端末B 21、第1の端末C 2
2、及び第1の端末D 23が接続されている。施主に
関する情報とは、施主の住所、氏名、年齢、職業、家族
構成、住宅の各種部品(設備機器を含む)などに関する
情報のことであり、公開可否情報とはこれらの情報の公
開をどの端末に許可するかの情報である。ここで例え
ば、第1の端末A 20に情報の公開を許可するとは、
第1の端末A 20の使用者である施主Aに公開を許可
することである。つまり、必ずしも一定の端末からアク
セスすることに限定する必要はなく、情報を公開した対
象者の同一性が確認できれば足りるものである。具体的
には、施主Aに固有のIDとパスワードを付与して、そ
れをキーとして管理することが一例として考えられる。
これは対象が建築業者や部品製造業者でも同様であり、
本実施の形態を通して一貫した定義とする。また、第1
の端末A〜Dへは施主本人が情報を入力することが主に
想定されるが、第三者に依頼して入力する場合もあり得
る。尚、本実施の形態では以下便宜上、各端末の末尾の
アルファベットを関連付けて、第1の端末A20に入力
する主体は施主A、第1の端末B 21に入力する主体
は施主Bのように用いる。
【0021】電気通信回線1には、住宅の建設に関する
情報を含む第2の入力情報と第2の入力情報の公開可否
情報である第2の公開条件を入力する第2の端末A 3
0、第2の端末B 31が接続されている。ここでいう
住宅の建設に関する情報とは、施主が建設する住宅の工
事進行状況、現場画像、完工年月日等を含むものであ
る。また、第2の端末A及びBから情報を入力する主体
はいわゆる工務店と呼ばれる建築業者を想定しており、
住宅の建設に関する情報にはこの工務店と施主との折衝
情報や、工務店が保持する住宅の建設に用いられる部品
の流通在庫の状況等も含むものである。この場合も第2
の端末に入力する主体は工務店本人でなくてもよく、端
末の場所も任意なものである。尚、本実施の形態では以
下便宜上、各端末の末尾のアルファベット関連付けて、
第2の端末A 30に入力する主体は工務店A、第2の
端末B 31に入力する主体は工務店Bのように用い
る。
【0022】本実施の形態においては、第2の端末A
30へ情報を入力する工務店Aの顧客たる施主は第1の
端末A 20及び第1の端末B 21へ情報を入力する
施主A及び施主Bであるものとする。また、第2の端末
B 31へ情報を入力する工務店Bの顧客たる施主は第
1の端末C 22及び第1の端末D 23へ情報を入力
する施主C及び施主Dである。
【0023】電気通信回線1には、住宅の建設に用いら
れる部品に関する情報を含む第2の入力情報と、第2の
情報の公開可否情報である第2の公開条件を入力する第
3の端末40が接続されている。ここにいう住宅の建設
に用いられる部品に関する情報とは、部品に関する新商
品情報や、部品の卸値情報、部品を展示しているショー
ルーム情報があり、更には部品に関するクレームの情報
や、部品をショールームに確認にきた施主の情報なども
含むものである。第3の端末40へ情報を入力する主体
は、部品製造業者を想定している。
【0024】上記の、第1の端末A〜D、第2の端末
A、B、第3の端末には、それぞれキーボードやマウス
等の入力手段、RAM等の記憶手段、CPU等の演算手
段、モデム等の通信手段、CRTディスプレイ等の表示
手段等が適宜設置されている。
【0025】電気通信回線1には、サーバシステム10
が接続されている。サーバシステム10は、電気通信回
線1を介してデータを送受信する通信手段としての通信
部101、受信したデータを記憶する記憶手段としての
記憶部102、記憶したデータに所定の演算を施し送信
情報を生成する演算手段としての演算部103、及び生
成した送信情報を一時保持する送信情報保持手段として
の送信情報保持部104を含んでいる。更に、通信部1
01は、データを受信する受信手段としての受信部10
1a及びデータを送信する送信手段としての送信部10
1bを有している。第1、第2、第3の入力情報及び第
1、第2、第3の公開条件は、電気通信回線1から受信
部101aを介して取り込まれる。記憶部102は、端
末で入力された情報を記憶する入力情報記憶手段として
の入力情報記憶部102a及び入力した情報の公開条件
を記憶する公開条件記憶手段としての公開条件記憶部1
02bを有している。第1、第2、第3の入力情報は、
入力情報記憶部102aに、第1、第2、第3の公開条
件は、公開条件記憶部102bにそれぞれ記憶される。
【0026】図2は、入力情報記憶部102aに記憶さ
れている情報の一例を示した図であり、図3は、公開条
件記憶部102bに記憶されている情報の一例を示した
図である。入力情報記憶部102aに記憶されている情
報と、公開条件記憶部102bに記憶されている情報と
は、情報ヘッダをキーとして照合される。情報ヘッダ
は、情報主体、情報区分、情報種別を含むものであり、
その情報が誰についてのどういう情報であるかを特定す
る機能を有する。
【0027】情報主体は、誰についての情報であるかを
示すものであり、EUAは、施主Aについての情報を、
EUBは、施主Bについての情報を、CNAは、工務店
Aについての情報を、MRAは、部品製造業者Aについ
ての情報をそれぞれ示している。情報区分は情報の主体
が、施主、工務店、部品製造業者のどの区分に属してい
るかを示すものである。Uは施主、Cは工務店、Mは部
品製造業者を示している。従って、情報主体と情報区分
の機能を共有させたようなコードにすることも可能であ
り、本実施の形態でいえば、情報主体の第1桁を情報区
分とすることができる。情報種別は、情報の主体別に情
報の内容に応じて割り振られた番号である。
【0028】端末公開条件は、入力情報記憶部102a
に記憶された情報のそれぞれについて、どの端末に情報
公開を許可するかを示したものである。既に説明したよ
うに、どの端末に情報公開を許可するかということは、
誰に情報公開を許可するかということと同義である。つ
まり、第1の端末A 20に情報公開を許可するという
ことは、施主Aに情報を公開するということであり、施
主Aがアクセスしている確認ができれば、他の端末であ
っても構わない。図3中において、DYはデフォルトで
は公開を許可し、DNはデフォルトでは公開を許可しな
いことを示している。丸印は、情報を入力する際に当該
情報の公開許可を入力したものであり、ばつ印は、情報
を入力する際に当該情報の公開不許可を入力したもので
ある。
【0029】情報ヘッダ「EUA−U−01」の情報を
例に取ると、第1の端末A 20へすなわち自分へは当
然に自分の情報を公開してもよいので、特別な操作をし
なければ情報公開が許可された状態となっている。第1
の端末B〜Dは、他の施主の端末であるから特段の事情
がない限り情報を公開する理由がないので、特別な操作
をしない限り情報は公開されない。また、第2の端末B
31は施主Aを担当していない工務店Bの端末である
から、これも希望がない限りは情報が公開されないよう
になっている。ただし、自己の情報を公開する代わりに
様々な工務店の情報を得たいと欲する施主もいることが
考えられるので、情報入力の際に公開の可否を入力させ
るようにしてもよい。同様に、部品製造業者へ情報公開
することに同意する施主がいることも考えられるので、
この部分も選択可能としてあることが好ましい。この例
の場合は、公開可を選択している。
【0030】図2及び図3に示した情報の内容は一例で
あり、施主についての情報としてはこの他に、電話番
号、ファックス番号、電子メールアドレス、住宅部品設
備機器及びそのメーカー名等があり、工務店についての
情報としてはこの他に、会社名、電話番号、ファックス
番号、電子メールアドレス、代表者名、設立年月日、資
本金、従業員数、登録資格、営業所、事業内容、取引銀
行名、案内図等がある。
【0031】次に第1実施形態に係るサーバシステム1
0を用いた住宅情報共有システムの操作方法を説明す
る。図4は、本住宅情報共有システムを用いた操作フロ
ーの一例を示した図であり、以下図1〜4及び適宜他の
図を参照して説明する。尚、以下において、「住宅情報
共有システムホームページ」とはサーバシステム10が
提供する最初の画面のことであって、「ページ」とは各
情報ファイルに対応した画面を指し、「サイト」とは数
個の情報ファイルの集合を指すものとして使用してい
る。「住宅情報共有システムホームページ」や「ペー
ジ」のレイアウト画像情報は、サーバシステム10内の
レイアウト画像記憶部(図示しない)に記憶されてい
る。また、「アクセス」とはWWWブラウザ等にサーバ
のロケーション情報とファイル情報を含む情報を入力す
ること、若しくは同等の作業により当該サーバへファイ
ル情報の提供を要求し、当該サーバがその要求に応じて
返信してきたファイル情報をWWWブラウザ等に表示さ
せるものとして使用している。
【0032】最初に工務店Aが自分のサイトを立ち上げ
るフローについて説明する。本住宅情報共有システムを
利用する工務店Aは、まず最初に住宅情報共有システム
ホームページにアクセスし(ステップS01)、当該ペ
ージ上のアクセスボタン等を押すことにより工務店登録
ページへとアクセスする(ステップS11)。図5は、
工務店の基本情報を入力する画面の一例である。そこ
で、予め付与されているID番号と、パスワードをID
番号入力ボックス51、パスワード入力ボックス52へ
入力することにより自己を認識させ、会社名や所在地や
電話番号などの情報を情報入力ボックス54へ入力する
(ステップS12)。ここで、公開したくない情報があ
れば非表示チェックボックス53にチェックを入れるこ
とにより、情報を非公開とする設定ができる。
【0033】例えば、所在地の非表示チェックボックス
53にチェックを入れると、サーバシステム10へは図
3の情報ヘッダ「CNA−C−02」のような情報が送
られる。すなわち、第1の端末A〜D及び第2の端末B
へは情報を公開しないためその旨の情報が入力さる。本
例では第3の端末40へは、非表示チェックボックス5
3にチェックを入れても情報を公開するように設定され
ているが、この設定は任意なものである。例えば、非表
示チェックボックスを各端末ごとに区分して設けるなど
して、より細かい設定ができるようにすることも好まし
い態様である。
【0034】このようにして工務店Aが基本情報を入力
すると、工務店Aのサイトが予め定められたフォームに
したがって作成される(ステップS101)。この工務
店Aのサイトのトップページには、ステップS12で入
力された情報を表示したり、各情報を階層化した場合の
アクセスボタンを配置したりして工務店の案内表示をす
ることができる(ステップS102)。
【0035】次に、立ち上がった工務店Aのサイトを利
用して、施主Aと工務店Aが情報を共有するフローにつ
いて説明する。施主Aは、ステップS101で作成され
た工務店Aのトップページにアクセスし、予め付与され
たID番号とパスワードを入力してログインする(ステ
ップS111)。このような操作により、工務店Aのサ
イト内に、施主Aの個人的な情報を入力するデータエリ
アと施主Aの住宅の建設に関する情報を入力するデータ
エリアとを含む、施主A固有に設定された施主Aページ
が予め定められたフォームにしたがって作成される。施
主Aは施主Aページにアクセスすることにより、後述す
る住宅に関する情報を閲覧することができる。
【0036】一方工務店Aは、ステップS101で作成
された工務店Aのトップページにアクセスし、自己のI
D番号とパスワードを入力してログインすることにより
(ステップS121)、施主Aには閲覧のできない業務
専用ページへアクセスして業務情報を操作することがで
きる(ステップS122)。図6は、業務専用ページの
中の工程情報入力画面の一例を示した図である。ここで
工務店Aはセキュリティ確保の為に自己のID番号とパ
スワードをそれぞれの入力ボックス61へ入力し、施主
Aを認識させるID番号をお客様ID入力ボックス62
へ入力する。
【0037】次に工務店Aは、工事の進行状況をメッセ
ージ入力ボックス63へ入力し、現場画像データがある
場合には画像参照ボタン64を押して、現場画像データ
がある階層を指定する。また、施主Aへ別途通知が必要
である場合は、電子メールや携帯電話メールやはがきな
どの通信手段を指定し、チェックボックス65にチェッ
クを入れる。
【0038】このように工務店Aが情報を入力すること
により、サーバシステム10へは、図2及び図3に示す
情報ヘッダ「EUA−U−06」「EUA−A−07」
の情報が送られて記憶される。情報主体が「EUA」と
なっているのは、情報の入力者は工務店Aであるが、誰
についての情報なのかという観点でいえば施主Aについ
ての情報であるからであり、図6のお客様ID入力ボッ
クス62に入力したID番号により認識されるものであ
る。また、ステップS122の情報入力段階で端末公開
条件を入力していないにも拘わらず条件値が設定されて
いるが、これは本情報については公開条件が予め設定し
てあることを想定したものであり、使用の態様によって
は、図5のような公開条件を入力するボックスを設けて
もよい。
【0039】ステップS122にて工務店Aが入力した
情報は、施主Aが、施主Aページにアクセスして閲覧す
ることができる(ステップS112)。施主Aページの
一例を図7に示す。工務店AがステップS122にて情
報を入力した日付が日付表示欄71に表示され、メッセ
ージ入力ボックス63へ入力した情報がメッセージ表示
欄72に表示される。画像参照ボタン64に関連付けら
れた画像データは、画像表示ボタン73を押すことによ
り閲覧することができる。
【0040】次に、立ち上がった工務店Aのサイトを利
用して、施主Aと工務店Aに加えて、部品製造業者が情
報を共有するフローについて説明する。部品製造業者
は、まず最初に住宅情報共有システムホームページにア
クセスし(ステップS01)、そこで予め付与されたI
D番号とパスワードを入力してログインし(ステップS
02)、部品製造業者管理サイトへアクセスする(ステ
ップS03)。部品製造業者管理サイトでは、サーバシ
ステム10内の記憶部102に記憶されており、部品製
造業者(第3の端末)へ情報公開可となっている情報を
閲覧することができる(ステップS04、ステップS0
5)。また、部品製造業者が自ら情報を入力し、第三者
へ提供することもできる。
【0041】ステップS122にて工務店Aが入力した
情報は、第3の端末40へ情報公開が可能になっている
ので、部品製造業者はその情報を閲覧することができ
る。ここで例えば、次の工程が洗面所の取り付けであ
り、部品製造業者が洗面化粧台の新商品を出すような場
合には次のような情報の提供をすることができる。ま
ず、部品製造業者は、情報ヘッダ「EUA−U−07」
の現場画像情報に、洗面化粧台の新商品の画像を合成し
て新商品情報として「EUA−U−12」の情報ヘッダ
を付けてサーバシステム10へ情報を送信する。それと
同時に洗面化粧台の新商品の工務店Aへの卸値情報を
「MRA−M−01」の情報ヘッダを付けてサーバシス
テム10へ情報を送信すると共に、工務店Aにその旨を
通知する。
【0042】部品製造業者からの通知を受けた工務店A
は、ステップS122と同様の方法で施主Aページを更
新することが可能である。つまり、図7の合成画像ボタ
ン74には、部品製造業者から提供された画像情報「E
UA−U−12」を関連付けて表示できるようにし、同
じく提供された洗面化粧台の卸値情報「MRA−M−0
1」に基づいて算定した見積り情報を見積りボタン75
に関連付けて表示できるようにすることができる。
【0043】部品製造業者と工務店との情報共有はこれ
らに限られるものではなく、施主に対する折衝過程の情
報を共有したり、部品製造業者側が用意した部品情報に
基づいて部品提案ツールに関する情報を共有したりする
ことも可能である。また、工務店同士が情報を公開しあ
って共有することも可能である。更に、部品製造業者も
1つに限られるものではなく、同種の部品を製造する複
数の部品製造業者や、異種の部品を製造する複数の部品
製造業者が工務店及び施主と情報を共有することも可能
である。
【0044】第2の実施形態に係るサーバシステムを用
いた住宅情報共有システムについて説明する。図8は、
本発明の第2の実施形態に係るサーバシステム80と、
電気通信回線に接続され情報を提供し閲覧する端末とを
含んだ住宅情報共有システムを示した図である。第2の
実施形態は、サーバシステム80の記憶部802のみが
異なるので、その部分に関して説明する。第2の実施形
態の記憶部802は、入力情報記憶部802aと、公開
条件記憶部802bと、抽出条件記憶部802cとを有
している。入力情報記憶部802aは、第1の実施形態
の入力情報記憶部102aと同様の構成であり、同様の
機能を果たす部分である。公開条件記憶部802bは、
第1の実施形態の入力情報記憶部102bと同様の構成
であり、同様の機能を果たす部分である。
【0045】抽出条件記憶部802cは、第1の抽出条
件、第2の抽出条件、第3の抽出条件を記憶する部分で
ある。第1の抽出条件は、他の端末から入力された情報
の中から第1の端末A〜Dのいずれかが受信する情報を
選択する条件である。第2の抽出条件は、他の端末から
入力された情報の中から第2の端末A又はBが受信する
情報を選択する条件である。第3の抽出条件は、他の端
末から入力された情報の中から第3の端末が受信する情
報を選択する条件である。
【0046】例えば、工務店又は部品製造業者が建築後
10年以上の施主を選択する場合について説明する。こ
こでは一例として工務店Aが施主を選択する場合につい
て説明する。工務店Aは、サーバシステム80に対して
第2の抽出条件として、「情報区分:U、情報種別:0
9」の情報であって、「数値=現在の年月日−10年」
である情報を選択するように要求を送信する。この要求
は、受信部101aを経由して抽出条件記憶部802c
に記憶される。演算部103は、その要求を満たす情報
であって、工務店Aすなわち第2の端末A30に情報公
開可となっているデータを選択し、送信情報保持部10
4へ送信情報として保持する。その後、送信部101b
が第2の端末A30へその情報を送信する。
【0047】このような抽出条件の例としては、施主に
ついての情報については、子供の有無、同居高齢者の有
無、施主の誕生日、共働きか否か等様々なものが考えら
れる。また、抽出した情報に対して営業的アクションを
同時に通知するようにすることも好ましい。例えば、同
居高齢者がいる施主に対しては高齢者配慮のリフォーム
の提案や、共働きの施主に対してはハウスクリーニング
の仲介などがあげられる。
【0048】第3の実施形態に係る住宅情報共有プログ
ラムについて説明する。図9は、第3の実施形態に係る
住宅情報共有プログラム9のモジュール構成を示した図
である。以下、図8及び図9を用いて説明する。
【0049】住宅情報共有プログラム9は、受信モジュ
ール91、入力情報記憶モジュール92、公開条件記憶
モジュール93、抽出条件記憶モジュール94、演算モ
ジュール95、送信情報保持モジュール96、送信モジ
ュール97を有している。受信モジュール91は、サー
バシステム80の一部を受信部101aとして機能させ
るモジュールである。入力情報記憶モジュール92は、
サーバシステム80の一部を入力情報記憶部802aと
して機能させるモジュールである。公開条件記憶モジュ
ール93は、サーバシステム80の一部を公開条件記憶
部802bとして機能させるモジュールである。抽出条
件記憶モジュール94は、サーバシステム80の一部を
抽出条件記憶部802cとして機能させるモジュールで
ある。演算モジュール95は、サーバシステム80の一
部を演算部103として機能させるモジュールである。
送信情報保持モジュール96は、サーバシステム80の
一部を送信情報保持部104として機能させるモジュー
ルである。送信モジュール97は、サーバシステム80
の一部を送信部101bとして機能させるモジュールで
ある。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、情報を提供する側は自
分が提供する情報を、その情報を提供したい特定者にの
み公開するという条件を付けて情報発信を行なえば、そ
の特定者にのみその情報を公開することが可能となるの
で、施主、建設業者、部品製造業者のそれぞれが公開し
た情報を、特定者にのみ入手可能とすることができる。
またサーバシステムを共有化することにより、第1、第
2、第3の端末がそれぞれ複数存在しても、相互の情報
共有が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るサーバシステムを用いた
住宅情報共有システムの構成を示した図である。
【図2】第1の実施形態に係るサーバシステムの入力情
報記憶部に記憶されるデータを模式的に示した図であ
る。
【図3】第1の実施形態に係るサーバシステムの公開条
件記憶部に記憶されるデータを模式的に示した図であ
る。
【図4】第1の実施形態における住宅情報共有システム
を操作する際の概要を示したフローチャートである。
【図5】第1の実施形態における端末表示画面の一例を
示した図である。
【図6】第1の実施形態における端末表示画面の一例を
示した図である。
【図7】第1の実施形態における端末表示画面の一例を
示した図である。
【図8】第2の実施形態に係るサーバシステムを用いた
住宅情報共有システムの構成を示した図である。
【図9】第3の実施形態に係る住宅情報共有プログラム
の構成を示した図である。
【符号の説明】
1…電気通信回線、10…サーバシステム、101…通
信部、101a…受信部、101b…送信部、102…
記憶部、102a…入力情報記憶部、102b…公開条
件記憶部、103…演算部、104…送信情報保持部、
20…第1の端末A、30…第2の端末A、40…第3
の端末。
フロントページの続き (72)発明者 安藤 達也 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 岡本 二美代 東京都港区芝5−31−19田町全日空ビル5 F 株式会社日本ビジネスクリエイト内 (72)発明者 福島 美明 東京都港区芝5−31−19田町全日空ビル5 F 株式会社日本ビジネスクリエイト内 (72)発明者 中川 健治 東京都港区芝5−31−19田町全日空ビル5 F 株式会社日本ビジネスクリエイト内 Fターム(参考) 5B046 AA03 CA06 GA01 KA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の端末に入力された、住宅を建設さ
    せる施主に関する情報を含む第1の入力情報と、前記第
    1の情報の公開可否情報である第1の公開条件とを電気
    通信回線を通じてサーバシステムの受信手段が受信する
    第1のステップと、 第2の端末に入力された、前記住宅の建設に関する情報
    を含む第2の入力情報と、前記第2の情報の公開可否情
    報である第2の公開条件とを電気通信回線を通じて前記
    サーバシステムの受信手段が受信する第2のステップ
    と、 第3の端末に入力された、前記住宅の建設に用いられる
    部品に関する情報を含む第3の入力情報と、前記第3の
    情報の公開可否情報である第3の公開条件とを電気通信
    回線を通じて前記サーバシステムの受信手段が受信する
    第3のステップと、 前記第1、第2、第3の入力情報を前記サーバシステム
    内の入力情報記憶手段に、前記第1、第2、第3の公開
    条件を前記サーバシステム内の公開条件記憶手段にそれ
    ぞれ記憶する第4のステップと、 前記サーバシステム内の演算手段が、前記第1、第2、
    第3の公開条件に基づいて、前記第1、第2、第3の入
    力情報を選別し、前記第1の端末へ送信する第1の送信
    情報、前記第2の端末へ送信する第2の送信情報、前記
    第3の端末へ送信する第3の送信情報を作成し、送信情
    報保持手段へ保持させる第5のステップと、 前記サーバシステム内の送信手段が、前記第1の端末か
    らの送信要求に応じて前記第1の送信情報を、前記第2
    の端末からの送信要求に応じて前記第2の送信情報を、
    前記第3の端末からの送信要求に応じて前記第3の送信
    情報をそれぞれ電気通信回線を通じて送信する第6のス
    テップとを有する住宅情報共有方法。
  2. 【請求項2】 第1の端末に入力された、住宅を建設さ
    せる施主に関する情報を含む第1の入力情報と、前記第
    1の情報の公開可否情報である第1の公開条件と、他の
    端末から入力された情報の中から前記第1の端末が受信
    する情報を選択する条件である第1の抽出条件とを電気
    通信回線を通じてサーバシステムの受信手段が受信する
    第1のステップと、 第2の端末に入力された、前記住宅の建設に関する情報
    を含む第2の入力情報と、前記第2の情報の公開可否情
    報である第2の公開条件と、他の端末から入力された情
    報の中から前記第2の端末が受信する情報を選択する条
    件である第2の抽出条件とを電気通信回線を通じて前記
    サーバシステムの受信手段が受信する第2のステップ
    と、 第3の端末に入力された、前記住宅の建設に用いられる
    部品に関する情報を含む第3の入力情報と、前記第3の
    情報の公開可否情報である第3の公開条件と、他の端末
    から入力された情報の中から前記第3の端末が受信する
    情報を選択する条件である第3の抽出条件とを電気通信
    回線を通じて前記サーバシステムの受信手段が受信する
    第3のステップと、 前記第1、第2、第3の入力情報を前記サーバシステム
    内の入力情報記憶手段に記憶し、前記第1、第2、第3
    の公開条件を前記サーバシステム内の公開条件記憶手段
    に記憶し、前記第1、第2、第3の抽出条件を前記サー
    バシステム内の抽出条件記憶手段にそれぞれ記憶する第
    4のステップと、 前記サーバシステム内の演算手段が、前記第1、第2、
    第3の公開条件に基づいて、前記第1、第2、第3の入
    力情報を選別し、更に第1、第2、第3の抽出条件に基
    づいて当該選別後の入力情報から送信する情報を抽出
    し、前記第1の端末へ送信する第1の送信情報、前記第
    2の端末へ送信する第2の送信情報、前記第3の端末へ
    送信する第3の送信情報を作成し、送信情報保持手段へ
    保持させる第5のステップと、 前記サーバシステム内の送信手段が、前記第1の端末か
    らの送信要求に応じて前記第1の送信情報を、前記第2
    の端末からの送信要求に応じて前記第2の送信情報を、
    前記第3の端末からの送信要求に応じて前記第3の送信
    情報をそれぞれ電気通信回線を通じて送信する第6のス
    テップとを有する住宅情報共有方法。
  3. 【請求項3】 電気通信回線を通じて、第1の端末に入
    力された住宅を建設させる施主に関する情報を含む第1
    の入力情報と前記第1の情報の公開可否情報である第1
    の公開条件と、第2の端末に入力された前記住宅の建設
    に関する情報を含む第2の入力情報と前記第2の情報の
    公開可否情報である第2の公開条件と、第3の端末に入
    力された前記住宅の建設に用いられる部品に関する情報
    を含む第3の入力情報と前記第3の情報の公開可否情報
    である第3の公開条件とを受信する受信手段と、 前記第1、第2、第3の入力情報を記憶する入力情報記
    憶手段と、 前記第1、第2、第3の公開条件を記憶する公開条件記
    憶手段と、 前記第1、第2、第3の公開条件に基づいて、前記第
    1、第2、第3の入力情報を選別し、前記第1の端末へ
    送信する第1の送信情報と、前記第2の端末へ送信する
    第2の送信情報と、前記第3の端末へ送信する第3の送
    信情報とを作成する演算手段と、 前記第1、第2、第3の送信情報を保持する送信情報保
    持手段と、 前記第1の端末からの送信要求に対して前記第1の送信
    情報を、前記第2の端末からの送信要求に対して前記第
    2の送信情報を、前記第3の端末からの送信要求に対し
    て前記第3の送信情報をそれぞれ電気通信回線を通じて
    送信する送信手段とを有する住宅情報共有用サーバシス
    テム。
  4. 【請求項4】 電気通信回線を通じて受信される、第1
    の端末以外の端末から入力された情報の中から前記第1
    の端末が受信する情報を選択する条件である第1の抽出
    条件と、第2の端末以外の端末から入力された情報の中
    から前記第2の端末が受信する情報を選択する条件であ
    る第2の抽出条件と、第3の端末以外の端末から入力さ
    れた情報の中から前記第3の端末が受信する情報を選択
    する条件である第3の抽出条件とを記憶する抽出条件記
    憶手段を更に有する請求項3記載の住宅情報共有用サー
    バシステム。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、 電気通信回線を通じて、第1の端末に入力された住宅を
    建設させる施主に関する情報を含む第1の入力情報と前
    記第1の情報の公開可否情報である第1の公開条件と、
    第2の端末に入力された前記住宅の建設に関する情報を
    含む第2の入力情報と前記第2の情報の公開可否情報で
    ある第2の公開条件と、第3の端末に入力された前記住
    宅の建設に用いられる部品に関する情報を含む第3の入
    力情報と前記第3の情報の公開可否情報である第3の公
    開条件とを受信する受信手段と、 前記第1、第2、第3の入力情報を記憶する入力情報記
    憶手段と、 前記第1、第2、第3の公開条件を記憶する公開条件記
    憶手段と、 前記第1、第2、第3の公開条件に基づいて、前記第
    1、第2、第3の入力情報を選別し、前記第1の端末へ
    送信する第1の送信情報と、前記第2の端末へ送信する
    第2の送信情報と、前記第3の端末へ送信する第3の送
    信情報とを作成する演算手段と、 前記第1、第2、第3の送信情報を保持する送信情報保
    持手段と、 前記第1の端末からの送信要求に対して前記第1の送信
    情報を、前記第2の端末からの送信要求に対して前記第
    2の送信情報を、前記第3の端末からの送信要求に対し
    て前記第3の送信情報をそれぞれ電気通信回線を通じて
    送信する送信手段として機能させるための住宅情報共有
    プログラム。
  6. 【請求項6】 コンピュータを、 電気通信回線を通じて受信される、第1の端末以外の端
    末から入力された情報の中から前記第1の端末が受信す
    る情報を選択する条件である第1の抽出条件と、第2の
    端末以外の端末から入力された情報の中から前記第2の
    端末が受信する情報を選択する条件である第2の抽出条
    件と、第3の端末以外の端末から入力された情報の中か
    ら前記第3の端末が受信する情報を選択する条件である
    第3の抽出条件とを記憶する抽出条件記憶手段として機
    能させるための部分を更に有する請求項5記載の住宅情
    報共有プログラム。
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