JP2002207331A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002207331A
JP2002207331A JP2001001070A JP2001001070A JP2002207331A JP 2002207331 A JP2002207331 A JP 2002207331A JP 2001001070 A JP2001001070 A JP 2001001070A JP 2001001070 A JP2001001070 A JP 2001001070A JP 2002207331 A JP2002207331 A JP 2002207331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive drum
toner
image forming
driving
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001001070A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Yamaguchi
直樹 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001001070A priority Critical patent/JP2002207331A/ja
Priority to US10/020,962 priority patent/US6654580B2/en
Publication of JP2002207331A publication Critical patent/JP2002207331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置において、感光体ドラムに伝達
された駆動力を、低コスト、省スペースで、しかも高精
度に他の被駆動部材へ伝達する。 【解決手段】 感光体ドラム2の表面を帯電する被駆動
部材である帯電手段34と、感光体ドラム2に形成され
た静電潜像を顕像化する被駆動部材である現像ローラ2
1と、感光体ドラム2に接触し、この感光体ドラム2に
残留したトナーを除去するクリーニング手段26と、ク
リーニング手段26により掻き落とされたトナーを搬送
する被駆動部材である排トナー搬送スクリュー27と、
感光体ドラム2の端部においてこの感光体ドラム2の回
転軸と同軸上に設けられ、内周面には駆動ユニットより
駆動力が伝達されるインボリュートスプライン形状が形
成されるとともに、外周面には少なくとも1つの被駆動
部材に駆動力を伝達する所定の歯車形状が形成された駆
動側フランジ29bとを有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真技術を採用した画像
形成装置においては、像担持体としての電子写真感光体
を帯電器により帯電し、この感光体に画像情報に応じた
光照射を行って潜像を形成し、この潜像を現像器によっ
て現像して顕像化したトナー像をシート材等に転写して
画像を形成することが行われている。
【0003】一方、画像のカラー化に伴って、このよう
な一連の画像形成プロセスが展開される像担持体を複数
備えておき、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、好ま
しくはブラック像の各色像をそれぞれの像担持体に形成
し、各像担持体の転写位置にてシート材に各色像を重ね
合わせて転写することによりフルカラー画像を形成する
タンデム方式の画像形成装置も従来から数多く提案され
ている。このようなタンデム方式の多重画像形成装置
は、各色ごとにそれぞれの画像形成部を有するため、高
速化に有利であるとされている。
【0004】タンデム方式の多重画像形成装置は、たと
えば本願出願人が提案して特願平11−92598号と
して出願した明細書に記載のように、イエロー(Y)、
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色
のトナー像をそれぞれ形成するための画像形成ユニット
と、画像信号を出力して静電潜像を形成させるための露
光器と、閉ループ状に形成されて走行する中間転写ベル
トと、定着器とを備え、用紙カセットから供給されたシ
ート材に中間転写ベルト上のトナー像を転写して定着器
によりトナー像をシート材に定着させるというものであ
る。
【0005】イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(K)のそれぞれの画像形成ユニット
は何れも共通の構造としたもので、その一つの画像形成
ユニットを図2に示す。
【0006】図示するように、画像形成ユニットは、露
光器(図示せず)のレーザビームによって静電潜像がそ
の周面に形成される感光体ドラム2と、この感光体ドラ
ム2を帯電させる帯電手段34と、感光体ドラム2上の
残留トナーを除去するクリーニング手段26を含む感光
体ユニット、感光体ドラム2に接触した現像ローラ21
にトナーを供給するトナー供給ローラ22と、現像ロー
ラ21に接触してトナー層を均一に薄層化するとともに
これを所定の電位に帯電させる薄層化ローラ23とを含
む現像ユニットの組合せとしたものである。
【0007】このような画像形成ユニットにおいて、感
光体ドラム2上に露光器によって画像情報の静電潜像が
形成される。この静電潜像は現像ローラ21によりトナ
ー像として可視像化され、中間転写ベルト上に転写され
る。そして、4色のカラー画像形成装置では、各色のト
ナー像が中間転写ベルト上に転写されて最終的に多重の
カラー画像が創成される。
【0008】以下、従来の技術を図面に基づいて説明す
る。
【0009】図8から図12は従来の画像形成装置の一
部を詳細に示す斜視図である。
【0010】図8に示すように、従来の画像形成装置に
おける感光体ドラム2の駆動伝達は、感光体ドラム2の
端部においてこの感光体ドラム2の回転軸と同軸上に圧
入された駆動側フランジ29dにギアを形成し、さら
に、このギアと噛み合う駆動プーリ28aを設け、装置
の駆動側に設けられる一個もしくは複数個の駆動モータ
により駆動プーリ28aを介して駆動力を伝達するギア
駆動方式が多く用いられている。
【0011】このようにギアで駆動を伝達する際、ギア
には互いに離れようとする反力が発生するので感光体ド
ラム2が振れてしまい、感光体ドラム2への静電潜像の
書込み位置が変動し、画像にズレが発生するという問題
を有していた。
【0012】そこで最近では、図9に示すように、感光
体ドラム2の端部においてこの感光体ドラム2の回転軸
と同軸上に圧入された駆動側フランジ29cの内周面に
内歯インボリュートスプラインを、感光体ドラム2と同
軸上に配置された駆動プーリ28にはこれと対向する外
歯インボリュートスプラインを形成して、高精度に駆動
を伝達するインボリュートスプライン駆動方式が用いら
れるようになった。
【0013】インボリュートスプライン駆動方式の場
合、装置の駆動側に設けられる一個もしくは複数個の駆
動モータにより供給される駆動力は、駆動プーリ28を
介して感光体ドラム2に圧入された駆動側フランジ29
cに伝達される。また、その他の被駆動部材への駆動伝
達は、図10に示すように、感光体ドラム2に圧入され
た非駆動側フランジ30bに形成された歯車から、現像
ローラ21に固定された現像ローラ歯車31bへ、ま
た、図11に示すように、帯電手段34に固定された帯
電手段歯車32bへ、さらに、図12に示すように、排
トナー搬送スクリュー27に固定された排トナー搬送ス
クリュー歯車33bへと伝達される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような構成によれ
ば、非駆動側フランジに歯車を形成する必要があり、高
コストとなる。
【0015】また、非駆動側にも駆動力を伝達するため
の歯車を配置する必要があるため、多くのスペースを必
要とする。
【0016】以上、説明したように、従来の画像形成装
置においては、感光体ドラムに伝達された駆動力の分配
に際し、高コスト、大スペースが問題となっていた。
【0017】そこで、本発明は、感光体ドラムに伝達さ
れた駆動力を、低コスト、省スペースで、しかも高精度
に他の被駆動部材へ伝達することができる画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、像担持体である感光体ド
ラムと、感光体ドラムの表面を帯電する被駆動部材であ
る帯電手段と、感光体ドラムに形成された静電潜像をト
ナーにより顕像化する被駆動部材である現像ローラと、
感光体ドラムに接触し、この感光体ドラムに残留したト
ナーを除去するクリーニング手段と、クリーニング手段
により掻き落とされたトナーを搬送する被駆動部材であ
る排トナー搬送スクリューと、感光体ドラムの端部にお
いてこの感光体ドラムの回転軸と同軸上に設けられ、内
周面には駆動ユニットより駆動力が伝達されるインボリ
ュートスプライン形状が形成されるとともに、外周面に
は少なくとも1つの被駆動部材に駆動力を伝達する所定
の歯車形状からなる駆動力伝達手段が形成された駆動側
フランジとを有する構成としたものである。
【0019】これにより、非駆動側のフランジに駆動力
伝達手段を形成する必要がなく、低コスト化を図りつつ
他の被駆動部材へ高精度に伝達することが可能になる。
【0020】また、歯車を駆動側のみに集中させること
ができるので、省スペース化を図りつつ他の被駆動部材
へ高精度に伝達することが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、像担持体である感光体ドラムと、感光体ドラムの表
面を帯電する被駆動部材である帯電手段と、感光体ドラ
ムに形成された静電潜像をトナーにより顕像化する被駆
動部材である現像ローラと、感光体ドラムに接触し、こ
の感光体ドラムに残留したトナーを除去するクリーニン
グ手段と、クリーニング手段により掻き落とされたトナ
ーを搬送する被駆動部材である排トナー搬送スクリュー
と、感光体ドラムの端部においてこの感光体ドラムの回
転軸と同軸上に設けられ、内周面には駆動ユニットより
駆動力が伝達されるインボリュートスプライン形状が形
成されるとともに、外周面には少なくとも1つの被駆動
部材に駆動力を伝達する所定の歯車形状からなる駆動力
伝達手段が形成された駆動側フランジとを有する画像形
成装置であり、非駆動側のフランジに駆動力伝達手段を
形成する必要がなく、低コスト化を図りつつ他の被駆動
部材へ高精度に伝達することが可能になるという作用を
有する。また、歯車を駆動側のみに集中させることがで
きるので、省スペース化を図りつつ他の被駆動部材へ高
精度に伝達することが可能になるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、駆動伝達手段は平歯車またはは
すば歯車である画像形成装置であり、非駆動側のフラン
ジに駆動力伝達手段を形成する必要がなく、低コスト化
を図りつつ他の被駆動部材へ高精度に伝達することが可
能になるという作用を有する。また、歯車を駆動側のみ
に集中させることができるので、省スペース化を図りつ
つ他の被駆動部材へ高精度に伝達することが可能になる
という作用を有する。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。なお、これらの図面におい
て同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複
した説明は省略されている。
【0024】図1は本発明の一実施の形態によるカラー
画像形成装置の構成を示す概略図、図2は図1のカラー
画像形成装置における画像形成ステーションを詳細に示
す断面図、図3は図1のカラー画像形成装置の一部を詳
細に示す斜視図、図4は図1のカラー画像形成装置の一
部を詳細に示す斜視図、図5は図1のカラー画像形成装
置の一部を詳細に示す斜視図、図6は図1のカラー画像
形成装置の一部を詳細に示す斜視図、図7は図1のカラ
ー画像形成装置の一部を詳細に示す斜視図である。
【0025】図1に示すように、本実施の形態の画像形
成装置には、4つの画像形成ステーション1a,1b,
1c,1dが配置されている。そして、各画像形成ステ
ーション1a,1b,1c,1dは像担持体としての感
光体ドラム(感光体)2a,2b,2c,2dをそれぞ
れに有し、その回りには、感光体ドラム2a,2b,2
c,2dの表面を一様に帯電させる帯電手段3a,3
b,3c,3d、静電潜像を顕像化する現像手段4a,
4b,4c,4d、残留トナーを除去するクリーニング
手段5a,5b,5c,5d、画像情報に応じた光を各
々の感光体ドラム2a,2b,2c,2dに照射する走
査光学系の露光手段6a,6b,6c,6d、転写手段
7を構成する中間転写ベルト(転写材)12にトナー像
を転写する転写手段8a,8b,8c,8dがそれぞれ
配置されている。
【0026】ここで、画像形成ステーション1a,1
b,1c,1dはそれぞれイエロー画像,マゼンタ画
像,シアン画像,ブラック画像が形成され、露光手段6
a,6b,6c,6dからは、イエロー画像、マゼンタ
画像,シアン画像,ブラック画像に対応した露光光9
a,9b,9c,9dが出力される。
【0027】各画像形成ステーション1a,1b,1
c,1dを通過する態様で、感光体ドラム2a,2b,
2c,2dの下方にはローラ10,11により支持され
た無端ベルト状の中間転写ベルト12が配置されてお
り、矢印A方向へ周回動する。
【0028】また、給紙カセット16に収納されている
シート材17は、給紙ローラ18により給紙され、シー
ト材転写ローラ19、定着手段20を経て排紙トレー
(図示せず)に排出される。
【0029】以上のような構成のカラー画像形成装置で
は、先ず画像形成ステーション1dにおいて、帯電手段
3dおよび露光手段6d等を用いた公知の電子写真プロ
セス手段により感光体ドラム2d上に画像情報であるブ
ラック成分色の潜像を形成される。その後、現像手段4
dでブラックトナーを有する現像剤によりブラックトナ
ー像として可視像化され、転写手段8dで中間転写ベル
ト12にブラックトナー像が転写される。
【0030】一方、ブラックトナー像が中間転写ベルト
12に転写されている間に、画像形成ステーション1c
でシアン成分色の潜像が形成され、現像手段4cでシア
ントナーによるシアントナー像が可視像化されてこれが
転写手段8cにて転写され、先に中間転写ベルト12上
に転写されたブラックトナー像と重ね合わされる。
【0031】以下、マゼンタトナー像、イエロートナー
像についても同様にして画像形成が行われ、中間転写ベ
ルト12上に4色のトナー像の重ね合わせが終了する
と、給紙ローラ18により給紙カセット16から取り出
された紙等のシート材17上にシート材転写ローラ19
によって4色のトナー像が一括転写搬送され、定着手段
20で加熱定着され、シート材17上にフルカラー画像
が得られる。
【0032】なお、転写が終了したそれぞれの感光体ド
ラム2a,2b,2c,2dはクリーニング手段5a,
5b,5c,5dで残留トナーが除去され、引き続き行
われる次の画像形成に備えられ、印字動作は完了する。
【0033】図2は画像形成ステーション1a,1b,
1c,1dの詳細を示す断面図である。
【0034】図2に示すように、画像形成ステーション
(以下、「プロセスユニット」という。)1a,1b,
1c,1dのケーシング35には、静電潜像の形成され
る感光体ドラム2、感光体ドラム2の表面を一様に帯電
する帯電手段34、感光体ドラム2にトナーを供給して
静電潜像を顕像化する現像ローラ21、現像ローラ21
の回転軸に対して平行に圧接して設けられ、トナーを現
像ローラ21へ供給するトナー供給ローラ22、トナー
を攪拌するアジテータ25、現像ローラ21に付着した
トナーを薄層化する薄層化ローラ23が回転可能に取り
付けられ、また薄層化ローラ23上のトナーを掻き落と
すスクレーパ24が支持部材を介して取り付けられてい
る。
【0035】また、ケーシング35には、感光体ドラム
2の外周面をクリーニングするクリーニング手段26
と、クリーニング手段26により掻き落とされたトナー
を排トナーボックス(図示せず)へと搬送する排トナー
搬送スクリュー27が取り付けられている。
【0036】さらに、ケーシング35には感光体ドラム
2上を均一に帯電させる帯電手段34が回転可能に取り
付けられている。
【0037】ここで、現像ローラ21とトナー供給ロー
ラ22と薄層化ローラ23は相互に同じ方向に回転し、
感光体ドラム2はこれらと反対方向に回転する。
【0038】なお、現像ローラ21とトナー供給ローラ
22との軸間は現像ローラ21とトナー供給ローラ22
との半径の和よりも小さくなっている。そして、ここで
の圧接量は、たとえば0.3〜1.5mm程度とされて
いる。
【0039】現像ローラ21は、金属シャフトの外周上
にカーボンを加えることで導電性が付与されたシリコン
ゴム、ポリウレタンゴム等の弾性体を0.5〜4.0m
m程度に一体成形したものからなり、その体積抵抗値は
102Ωcm〜107Ωcm程度に設計されている。ま
た、トナー供給ローラ22は、金属シャフトの外周上に
ウレタンフォーム等を一体成形したものからなる。薄層
化ローラ23は金属シャフトで、トナー層厚を均一に薄
層化するよう、表面にNiメッキを施すなどして、表面
粗さをRa=0.3μm以下にしている。
【0040】アジテータ25は回転してトナーを攪拌す
ることで、トナーのブロッキング防止とトナー供給ロー
ラ22へのトナー搬送を行っている。
【0041】トナー供給ローラ22は、現像ローラ21
との接触部においてトナーを現像ローラ21上に付着さ
せ、且つ現像終了後の現像ローラ21上の残留トナーを
掻き落とすように、現像ローラ21と相対速度差を有し
ながら回転している。なお、掻き落とされたトナーは、
ケーシング35内で未使用トナーと混合され再度使用さ
れる。
【0042】トナー供給ローラ22により現像ローラ2
1に供給されたトナーは、薄層化ローラ23により現像
ローラ21上で層厚が規制されるとともに静電潜像と同
極性に帯電させる。また薄層化ローラ23には、よりト
ナーを帯電させるため電圧印加装置(図示せず)により
バイアスが印加されている。そして、帯電されたトナー
は回転する感光体ドラム2と接触し、バイアス電圧印加
装置(図示せず)により現像ローラ21に印加されたバ
イアス電位により、書き込み装置13により感光体ドラ
ム2上に形成された静電潜像の電化に吸収されて現像が
行われる。なお、現像が終了した後の残留トナーは、先
に述べたように、再度ケーシング35に吸収されて新し
いトナーと混合される。
【0043】ここで、現像ローラ21と薄層化ローラ2
3との接触圧は、必要な現像ローラ回転負荷トルクが
3.5kgfcmを越えるとトルク過大となるため、1
0gf/mm以下とする必要がある。
【0044】現像ローラ21には、感光体ドラム2の現
像領域よりも下流側でトナー供給ローラ22との圧接位
置よりも回転方向上流側に、この現像ローラ21の長手
方向に均一に当接してトナーの漏れを防止するシート材
36が配置されている。このシート材36は、たとえ
ば、ウレタンゴムやペットフィルム等から形成されてい
る。
【0045】帯電手段34は、金属シャフトに導電性ゴ
ムを一体に成形したり導電性ブラシを貼り付けたりした
もので、感光体ドラム2に押し当てられ、回転可能にケ
ーシング35に取り付けられている。
【0046】クリーニング手段26は、板金の支持部材
にウレタンゴムから成るブレードが両面テープや接着剤
により一体に取り付けられたもので、ケーシング35に
ビス等で取り付けられて、感光体ドラム2上の残留トナ
ーを掻き落としている。クリーニング手段26により掻
き落とされたトナーはケーシング35内の部屋に落ち、
排トナー搬送スクリュー27により、排トナーボックス
(図示せず)に運ばれて、貯蔵される。
【0047】図3に示すように、感光体ドラム2の端部
においてこの感光体ドラム2の回転軸と同軸上に圧入さ
れた駆動側フランジ29aの内周面には、駆動ユニット
より駆動プーリ28を介して駆動力が伝達されるインボ
リュートスプライン形状が形成され、そして駆動側フラ
ンジ29aの外周面には平歯車形状が形成されている。
【0048】あるいは、図4に示すように、感光体ドラ
ム2の端部においてこの感光体ドラム2の回転軸と同軸
上に圧入された駆動側フランジ29bの内周面には、駆
動プーリ28より駆動を受け取るためのインボリュート
スプライン形状が形成され、そして駆動側フランジ29
bの外周面にははすば歯車形状が形成されている。
【0049】さらに、図5に示すように、感光体ドラム
2の端部においてこの感光体ドラム2の回転軸と同軸上
に圧入された駆動側フランジ29bの外周面に形成され
たはすば歯車形状により、このはすば歯車形状と噛み合
って現像ローラ(被駆動部材)21の回転軸と同軸上に
設けられた現像ローラ歯車31aを介して、現像ローラ
21に駆動力が伝えられる。
【0050】さらに、図6に示すように、感光体ドラム
2の端部においてこの感光体ドラム2の回転軸と同軸上
に圧入された駆動側フランジ29bの外周面に形成され
たはすば歯車形状により、このはすば歯車形状と噛み合
って帯電手段(被駆動部材)34の回転軸と同軸上に設
けられた帯電手段歯車32aを介して、帯電手段34に
駆動力が伝えられる。
【0051】そして、図7に示すように、感光体ドラム
2の端部においてこの感光体ドラム2の回転軸と同軸上
に圧入された駆動側フランジ29bの外周面に形成され
たはすば歯車形状により、このはすば歯車形状と噛み合
って排トナー搬送スクリュー27(被駆動部材)の回転
軸と同軸上に設けられた排トナー搬送スクリュー歯車3
3aを介して、駆動力が伝えられる。
【0052】このように、本実施の形態の画像形成装置
によれば、感光体ドラム2の端部においてこの感光体ド
ラム2の回転軸と同軸上に圧入された駆動側フランジ2
9a,29bの内周面にはインボリュートスプライン形
状を、外周面には駆動力伝達手段である平歯車形状また
ははすば歯車形状などの歯車形状を形成しているので、
非駆動側のフランジに駆動力伝達手段を形成する必要が
なく、低コスト化を図りつつ他の被駆動部材へ高精度に
伝達することが可能になる。
【0053】また、これにより歯車を駆動側のみに集中
させることができるので、省スペース化を図りつつ他の
被駆動部材へ高精度に伝達することが可能になる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、非駆動
側のフランジに駆動力伝達手段を形成する必要がなく、
低コスト化を図りつつ他の被駆動部材へ高精度に伝達す
ることが可能になるという有効な効果が得られる。
【0055】また、本発明によれば、歯車を駆動側のみ
に集中させることができるので、省スペース化を図りつ
つ他の被駆動部材へ高精度に伝達することが可能になる
という有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるカラー画像形成装
置の構成を示す概略図
【図2】図1のカラー画像形成装置における画像形成ス
テーションを詳細に示す断面図
【図3】図1のカラー画像形成装置の一部を詳細に示す
斜視図
【図4】図1のカラー画像形成装置の一部を詳細に示す
斜視図
【図5】図1のカラー画像形成装置の一部を詳細に示す
斜視図
【図6】図1のカラー画像形成装置の一部を詳細に示す
斜視図
【図7】図1のカラー画像形成装置の一部を詳細に示す
斜視図
【図8】従来の画像形成装置の一部を詳細に示す斜視図
【図9】従来の画像形成装置の一部を詳細に示す斜視図
【図10】従来の画像形成装置の一部を詳細に示す斜視
【図11】従来の画像形成装置の一部を詳細に示す斜視
【図12】従来の画像形成装置の一部を詳細に示す斜視
【符号の説明】
2,2a,2b,2c,2d 感光体ドラム 3,3a,3b,3c,3d 帯電手段(被駆動部材) 5a,5b,5c,5d クリーニング手段 21 現像ローラ(被駆動部材) 27 排トナー搬送スクリュー(被駆動部材) 29a,29b,29c 駆動側フランジ 34 帯電手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H035 CA07 CB04 CD07 CD13 CG03 2H071 CA01 CA02 CA05 DA06 DA08 EA14 EA18 2H134 GA01 GB02 HD06 HD19 JA02 KD08 KH01 KH03 KH10 KJ02 3J103 AA02 AA83 FA18 FA19 GA57 GA58

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体である感光体ドラムと、 前記感光体ドラムの表面を帯電する被駆動部材である帯
    電手段と、 前記感光体ドラムに形成された静電潜像をトナーにより
    顕像化する被駆動部材である現像ローラと、 前記感光体ドラムに接触し、この感光体ドラムに残留し
    たトナーを除去するクリーニング手段と、 前記クリーニング手段により掻き落とされたトナーを搬
    送する被駆動部材である排トナー搬送スクリューと、 前記感光体ドラムの端部においてこの感光体ドラムの回
    転軸と同軸上に設けられ、内周面には駆動ユニットより
    駆動力が伝達されるインボリュートスプライン形状が形
    成されるとともに、外周面には少なくとも1つの前記被
    駆動部材に駆動力を伝達する所定の歯車形状からなる駆
    動力伝達手段が形成された駆動側フランジとを有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記駆動伝達手段は平歯車またははすば歯
    車であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
JP2001001070A 2000-12-27 2001-01-09 画像形成装置 Pending JP2002207331A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001070A JP2002207331A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 画像形成装置
US10/020,962 US6654580B2 (en) 2000-12-27 2001-12-19 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001001070A JP2002207331A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002207331A true JP2002207331A (ja) 2002-07-26

Family

ID=18869749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001001070A Pending JP2002207331A (ja) 2000-12-27 2001-01-09 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002207331A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7260343B2 (en) 2003-10-20 2007-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Gear assembly used with an image forming apparatus, an optical photoconductive (OPC) unit having the same, and a method of driving the gear assembly
WO2012113289A1 (zh) * 2011-02-22 2012-08-30 珠海天威飞马打印耗材有限公司 旋转驱动力接收头和驱动组件
JP2012208167A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2015194653A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
EP2597519A3 (en) * 2011-11-15 2016-10-12 Ricoh Company, Ltd. Drive unit, and image forming apparatus and process cartridge incorporating same
JP2017003635A (ja) * 2015-06-05 2017-01-05 株式会社リコー 駆動装置及び画像形成装置
CN112230505A (zh) * 2020-09-30 2021-01-15 涂斌 一种显影机的胶辊自动清洗装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7260343B2 (en) 2003-10-20 2007-08-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Gear assembly used with an image forming apparatus, an optical photoconductive (OPC) unit having the same, and a method of driving the gear assembly
WO2012113289A1 (zh) * 2011-02-22 2012-08-30 珠海天威飞马打印耗材有限公司 旋转驱动力接收头和驱动组件
JP2012208167A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
EP2597519A3 (en) * 2011-11-15 2016-10-12 Ricoh Company, Ltd. Drive unit, and image forming apparatus and process cartridge incorporating same
JP2015194653A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2017003635A (ja) * 2015-06-05 2017-01-05 株式会社リコー 駆動装置及び画像形成装置
CN112230505A (zh) * 2020-09-30 2021-01-15 涂斌 一种显影机的胶辊自动清洗装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6654580B2 (en) Image forming apparatus
EP1983383B1 (en) Driving device for image forming apparatus
JP4200039B2 (ja) 現像装置、該現像装置を有するプロセスカートリッジ、及び、これらを用いる画像形成装置
JPH09114181A (ja) 画像形成装置
JPH09185200A (ja) 駆動伝達装置
JPH09212004A (ja) 中間転写体および中間転写体を備えた電子写真装置
JP2000010373A (ja) 画像形成装置
JP2002207331A (ja) 画像形成装置
JP2022150542A (ja) クリーニング装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2022150543A (ja) クリーニング装置およびそれを備えた画像形成装置
JP4658709B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH1115275A (ja) 現像駆動装置
JP4037091B2 (ja) 画像形成装置
JP4628727B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2022150541A (ja) クリーニング装置およびそれを備えた画像形成装置
KR101629675B1 (ko) 현상기 및 이를 채용한 화상형성장치
JP2004125953A (ja) カラー画像形成装置
JP2007025731A (ja) 像担持体の駆動装置及びその駆動装置を有する画像形成装置
JP4635976B2 (ja) 画像形成装置
WO2022080182A1 (ja) トナー搬送装置およびそれを備えたクリーニング装置並びに画像形成装置
JP2733370B2 (ja) 電子写真装置
JP2000347472A (ja) 画像形成装置
JP3651578B2 (ja) 画像形成装置
JPH05265315A (ja) 現像装置
JP2003287936A (ja) 像担持体駆動装置、および画像形成装置