JP2002207329A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002207329A
JP2002207329A JP2001003772A JP2001003772A JP2002207329A JP 2002207329 A JP2002207329 A JP 2002207329A JP 2001003772 A JP2001003772 A JP 2001003772A JP 2001003772 A JP2001003772 A JP 2001003772A JP 2002207329 A JP2002207329 A JP 2002207329A
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sheet
image forming
unit
image
opening
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JP2001003772A
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Naomasa Kimura
直雅 木村
Hideki Mori
秀樹 盛
Masakazu Mori
正和 森
Takahiro Terao
孝浩 寺尾
Yoshiyuki Koshimizu
義之 小清水
Masahiko Yashiro
昌彦 矢代
Masaaki Saito
雅昭 齋藤
Hiroaki Miyake
博章 三宅
Naoki Okuda
直樹 奥田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 胴内排出型の画像形成装置において、シート
後処理手段を装着した場合でも、シートの胴内排出が確
保され、かつジャム処理やメンテナンス等の作業時にお
いて実質的な占有面積の増加を回避する。 【解決手段】 プリンタ部34は、シート積載部20に
積載されたシートを画像形成手段31,37に給送する
シート給送手段38,44と、画像形成されたシートを
胴内空間部に排出する第1のシート排出手段41と、第
1のシート排出手段とは反対側にシートを排出する第2
のシート排出手段43と、画像形成されたシートの搬送
方向を第1のシート排出手段と前記第2のシート排出手
段とのいずれかの方向に切り替える切替手段40と、胴
内空間部内で画像形成手段の内部を開放するための回動
可能な開放部46を備え、第2のシート排出手段側に、
排出されたシートに後処理を行うシート後処理手段50
が装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置、或いはこれらの機能を併有した
複合機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式の画像形成装置にお
いて、コピー、FAX、プリンタ、スキャナといった機
能を同時に果たすことができるデジタル複合機が普及し
てきている。このデジタル複合機は、原稿の画像を読み
取るイメージセンサ等の原稿読取手段、シートに画像を
形成する画像形成手段、これらを制御する制御手段とし
てのコントローラ部などを備えている。
【0003】原稿読取手段は、コピー機能やスキャナ機
能の使用時において原稿の画像をイメージセンサによっ
て読み取る部分であり、イメージセンサで原稿の画像情
報が光情報から電気信号に変換されることで原稿画像の
読み込みが行われる。画像情報についての電気信号は、
その後、装置本体内の画像処理回路に送られて、A/D
変換、シェーディング補正、濃度処理等の加工が施され
る。
【0004】画像形成手段は、画像処理回路を経た信号
をもとに、原稿情報やコンピューターから送られてきた
情報をシート上に顕像として記録する。
【0005】コントローラ部は、コピー、FAX、プリ
ンタ、スキャナといった機能の制御を司るものであり、
前記画像処理回路もコントローラ部内に構成される。
【0006】このようなデジタル複合機の画像形成手段
の像露光方式としては、回転多面鏡より成る光偏向器の
各偏向面で光ビームを偏向反射して、感光体からなる被
走査面上を光走査する光走査光学系が広く用いられてい
る。この光ビーム走査光学系を用いることにより、画像
形成手段の内部構成についての自由度のある配置が可能
となる。この光ビーム走査光学系の特徴を生かしたデジ
タル複合機が既に提案されており、以下、この構成につ
いて図9及び図10を参照して説明する。
【0007】図9に示すデジタル複合機では、装置の最
上部に原稿読取手段としてのリーダ部200が配置さ
れ、装置の最下部にシートを積載収納するシート給送カ
セット121及びシート給送カセット121内のシート
を1枚ずつ順次給送するシート給送部122が配置さ
れ、その間に、像担持体としての感光体ドラムを有する
感光体ユニット123、感光体ドラム上に形成された静
電潜像をトナー像に現像するための現像器ユニット12
4、シート上のトナー像を定着させる定着器ユニット1
25等の各ユニットが略鉛直方向に配置されている。
【0008】このデジタル複合機では、給送カセット1
21から給送されたシートの上面(図9の左側の面)に
感光体ドラム上のトナー像が転写され、下流側の定着器
ユニット125で当該トナー像が定着されるようになっ
ている。
【0009】そして、このデジタル複合機では、このよ
うに縦に配置されたプロセス工程での画像形成の終了し
たシートを、シート給送カセット121とリーダ部20
0で囲まれる装置本体内の胴内空間部130に排出可能
とした胴内排出型のものとなっている。また、デジタル
複合機では、定着器ユニット125の後段にフラッパ1
27が配置され、このフラッパ127の位置が切り換え
られることにより、定着器ユニット125を通過したシ
ートの排出方向を、装置本体の右側のトレイ126の方
向又は装置本体内の胴内空間部130の方向のいずれか
に切り換えるようになっている。この構成例では、画像
形成されたシートは、トレイ126上でフェイスアップ
排出され、胴内空間部130ではフェイスダウン排出さ
れることになる。
【0010】このような構成とされたデジタル複合機で
は、シートの給送から排出までの工程におけるシートの
搬送距離が短くなり、ファーストコピータイムの短縮化
を図ることが可能となる。また、シート排出部が装置本
体内の胴内空間にも設けられていることから、例えばト
レイ126を取り外してシートの排出を胴内空間部13
0方向専用に設定することにより、占有面積の省スペー
ス化を図ることも可能であった。さらに、図10に示す
ように、装置本体の側面側に回動可能な開放部128を
設け、この開放部128に感光体ユニット123や定着
器ユニット125等の一部が取り付けられる構成とする
ことで、画像の転写、定着時にシート詰まり(ジャム)
が発生した場合でもジャム処理を容易に行うことが可能
となっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなデジタル複合機では、排出されたシートにつ
いてのソートやグループ化などの後処理を行うシート後
処理装置が取り付けられた際に、以下のような不都合が
生じることが指摘されていた。
【0012】図9では、デジタル複合機にシート後処理
装置としてのソータ50及び胴内空間部130方向に搬
送するシートをソータ50に送り込むための搬送ガイド
機構129を追加して装着した状態を示している。
【0013】単機能の複写機とは異なり、例えば外部装
置としてのコンピュータからの画像データや各種命令を
入力して、複数枚のシートに文書のページ順に印字を行
うプリンタとしての機能や、文書排出機能をも司るデジ
タル複合機であって、複数頁、複数部数の後処理を行う
場合には、以下の理由により、画像形成面を下側とした
フェイスダウン(以下、F/Dと言う。)状態でシート
を排出して、後処理工程に入ることが必須となる。
【0014】すなわち、コンピュータの文書作成アプリ
ケーションソフトからプリント指示が発せられた場合に
は、特別に指定しない限り、通常は先頭頁からプリント
されることになる。よって、複数頁の文書を頁順に処理
するためには、F/D状態でのシート排出が必要とな
る。
【0015】図9の従来例では、ソータ50と搬送ガイ
ド機構129を取り付けない状態においては、上述のよ
うに、画像形成されたシートは、フラッパ127が図9
に示す位置の場合には、装置本体右側のトレイ126に
フェイスアップ(以下、F/Uと言う。)状態で排出さ
れ、フラッパ127の位置が図9の反時計回り方向に切
り換えられることにより、リーダ部1と給送カセット2
1と装置本体とに囲まれた胴内空間部130にF/D排
出される構成となっていた。このため、複数頁の文書を
頁順に後処理するためには、図9に示すように、ソータ
50を胴内排出側(装置本体の正面を基準とした左側)
に装着する必要があった。
【0016】しかしながら、この位置にソータ50が装
着されると、従来例の構成的に有利な点が以下のように
失われる、という問題点があった。
【0017】まず、第1点目として、この胴内空間部1
30内にはソータ50までのシート搬送路(搬送ガイド
機構129)が必要となるために、ソータ50が装着さ
れると、シートを装置本体内に排出することができなく
なるというデメリットが生じる。これにより、シートの
給送−排出までの工程距離の短縮のメリットが無くな
り、ファーストコピータイムの優位性が失われることに
なる。同時に、胴内空間部130内にシートが排出され
ないことから、胴内空間部130の大部分が無駄なスペ
ースとなり、シート排出部を装置本体内に設けたことに
よる装置本体の占有面積の省スペース性も失われること
になる。
【0018】次に、第2点目として、F/D排出時にお
いてソータ50に到達するまでの搬送経路でジャムが発
生した場合を想定すると、ジャム処理の作業をも含めた
実質的な占有面積についての優位性も問われることにな
る。すなわち、ジャム処理に際しては、図10に示すよ
うに、ソータ50を装置本体から図10の左側方向に引
き離さなければユーザがジャムシートの除去等の作業を
することができないからである。このジャム処理作業を
含めると、図9に示す従来例の構成は、ソータ50を装
着した場合には、ジャム処理の作業時において占有スペ
ースが増加することから、実質的には多くの占有スペー
スを要する構成であることが指摘されていた。
【0019】本発明の目的は、シート後処理手段を装着
した場合でも、シートの胴内排出が確保され、かつジャ
ム処理やメンテナンス等の作業時において実質的な占有
面積の増加を回避できる画像形成装置を提供することに
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置の主たる構成は、原稿の画像を読取る原稿読取手段を
備えたリーダ部と、リーダ部の下方に配置されシートに
画像を形成する画像形成手段を備えたプリンタ部と、を
有し、リーダ部とプリンタ部との間に設けた胴内空間部
にシートを排出可能な画像形成装置において、画像形成
手段で画像形成されたシートを胴内空間部に排出する第
1のシート排出手段と、画像形成手段を基準として第1
のシート排出手段とは反対側にシートを排出する第2の
シート排出手段と、画像形成手段で画像形成されたシー
トの搬送方向を第1のシート排出手段と前記第2のシー
ト排出手段とのいずれかの方向に切り替える切替手段
と、を備え、第2のシート排出手段側に、排出されたシ
ートに後処理を行うシート後処理手段が装着可能とし
た。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しながら詳細に説明する。
【0022】〈第1の実施の形態〉図1乃至図5を参照
して、本発明を適用した画像形成装置の第1の実施の形
態について説明する。
【0023】ここで、図1乃至図4は画像形成装置の一
例としてのデジタル複合機の第1の実施の形態について
の主断面を示し、図5にはデジタル複合機の外観斜視図
を示す。
【0024】図1に示すように、実施の形態のデジタル
複合機は、原稿を走査して原稿の画像情報を読み取るリ
ーダ部100と、シートが積載収納される第1のシート
積載部としてのカセット20と、シートに画像を形成す
る画像形成手段を有するプリンタ部30とを備えてい
る。
【0025】このデジタル複合機では、リーダ部100
が装置本体10の上部に配置されるとともに、図5に示
すように、装置本体10の上部前方側(図1の手前側)
に、ユーザによって操作される操作入力部11が配置さ
れる。一方、装置本体10の最下部には、カセット20
が装置本体10に対して装置前方側に引き出し可能に取
り付けられている。
【0026】そして、デジタル複合機は、上方のリーダ
部100と下方のカセット20との間の位置にプリンタ
部30が配置され、図1に示すように、リーダ部100
とプリンタ部30とカセット20とで断面略コ字状をな
し、装置本体10の内部面で囲まれた胴内空間部に第1
のシート排出手段(シート排出ローラ41)から排出さ
れたシートが積載される排出トレイ42が配置され、こ
の排出トレイ42上にシートが排出可能な胴内排出型と
なっている。また、このデジタル複合機では、図1に示
すように、装置正面を基準とした装置本体10の右側
に、第2のシート排出手段(シート排出ローラ43)が
設けられており、ここにシート後処理手段としてのソー
タ50が取り付けられるようになっている。なお、ソー
タ50は、シート排出ローラ43から排出されたシート
の仕分けを行うための複数のトレイを有している。
【0027】(リーダ部)デジタル複合機のリーダ部1
00は、フラットベット型の原稿台固定式光学系が用い
られており、装置本体10に対して開閉可能な原稿台カ
バー102、装置本体10の上面に配置され原稿が載置
される原稿台ガラス101、装置本体10内の原稿照明
用ランプ104、第1ミラー台105、第2ミラー台1
13、結像レンズ106、光電変換素子であるCCD1
07を備えている。
【0028】リーダ部100では、原稿照明用ランプ1
04と第1ミラー台105が、第2ミラー台113に対
して2倍の速度で原稿台ガラス101上の原稿を走査す
るようになっている。
【0029】このデジタル複合機では、原稿台カバー1
02を開けて原稿台ガラス101上に画像面を下向きに
して原稿を載置し、原稿台カバー102を閉めて操作入
力部11の所定のボタンを押すことで、リーダ部100
が以下のように動作する。
【0030】すなわち、リーダ部100では、原稿台ガ
ラス101上に載置された原稿の画像面が原稿照明用ラ
ンプ104により照明され、当該原稿の画像反射光が、
所定速度で走査される第1ミラー台105及び第2ミラ
ー台113の各反射ミラーに導かれて反射し、結像レン
ズ106を介してCCD107に入力され、CCD10
7で電気信号に変換される。なお、この電気信号は、そ
の後に装置本体10内の不図示の画像処理部を介して画
像データとなり、さらにこの画像データが後述するプリ
ンタ部30のレーザスキャナユニット18より光学的信
号となって出力される。
【0031】(プリンタ部)デジタル複合機のプリンタ
部30は、レーザスキャナユニット18と、像担持体と
しての感光ドラム31と一次帯電器32及び現像器33
が一体化された画像形成プロセスカートリッジ(以下、
単にプロセスカートリッジという)34と、感光ドラム
31に対向位置する転写ローラ56と、プロセスカート
リッジ34の上方に配置された定着手段(定着器)37
と、定着器37の後段上方に配置されたフラッパ40
と、フラッパ40の下流側(図1の左側)に配置された
第1のシート排出手段としての排出ローラ41と、フラ
ッパ40の位置を基準とした排出ローラ41の反対側
(図1の右側)に配置された第2のシート排出手段とし
ての排出ローラ43とを有している。
【0032】また、プロセスカートリッジ34とカセッ
ト20との間には、カセット20に積載収納されたシー
トをプロセスカートリッジ34に向けて給送するための
給送ローラ38や、後述するマルチ給送部を構成するマ
ルチ給送ローラ44や搬送ローラ39等を有している。
【0033】プリンタ部30では、装置本体10内の略
中央にプロセスカートリッジ34が配置され、プロセス
カートリッジ34内の感光ドラム31は、画像形成手段
の中核となる像担持体として、装置本体10内で回転自
在に保持されている。このプロセスカートリッジ34
は、装置本体10内の不図示の爪部等に係止されて固定
配置されるが、消耗品のユニットとして交換するため、
装置本体10に対して着脱可能となっている。
【0034】プロセスカートリッジ34内の一次帯電器
32は、感光ドラム31を一様に帯電する手段であり、
本実施の形態では、表面に高抵抗導伝層をもつ接触帯電
ローラ方式のものが用いられる。
【0035】なお、一次帯電器32の一次帯電方式とし
ては、この接触帯電ローラ方式のものに限られず、例え
ばコロナ帯電式のものでもよい。また、プロセスカート
リッジ34における一体化の方式に関しても、これに限
られず、例えば感光ドラムと一次帯電手段とで1つのユ
ニットとし、現像器のみを別の1ユニットとした構成で
もよい。
【0036】プロセスカートリッジ34の隣(図1の右
側)には、レーザスキャナユニット18が配置されてい
る。このレーザスキャナユニット18は、画像データに
基づくレーザ光線を出力する半導体レーザ(図示せず)
と、半導体レーザからのレーザ光線を走査回転するポリ
ゴンミラー15と、半導体レーザから照射されたレーザ
光線をポリゴンミラー15に導く光学素子であるコリメ
ータレンズ(図示せず)及びシリンドリカルレンズ(図
示せず)と、ポリゴンミラー15の後段に配置されたト
ーリックレンズ(図示せず)及びf−θレンズ60と、
f−θレンズ60の後段に配置された複数の折り曲げミ
ラー36とを有している。
【0037】レーザスキャナユニット18では、このデ
ジタル複合機を複写機として使用する場合には、上述し
たリーダ部100で読み取った原稿の画像データに基づ
くレーザ光線が半導体レーザから照射され、プリンタや
ファクシミリ受信機として使用する場合には、外部装置
としてのコンピュータや電話回線等から送られてきた画
像データや画像情報に基づくレーザ光線が半導体レーザ
から照射されることになる。
【0038】そして、レーザスキャナユニット18で
は、半導体レーザから照射されたレーザ光線が、コリメ
ータレンズ及びシリンドリカルレンズを介してポリゴン
ミラー15に導かれて走査され、トーリックレンズ及び
f−θレンズ60を通過して、折り曲げミラー36で所
定方向に折り曲げられてプロセスカートリッジ34内の
感光ドラム31に到達し、感光ドラム31を露光する。
【0039】プリンタ部30におけるプロセスカートリ
ッジ34の下方には、カセット20内に積載収納された
シートを最上位のものから順次1枚ずつ給送する第1の
給送手段としての給送ローラ38と、定型外のシート等
について手差しでセットしたシートを給送可能な第2の
給送手段としてのマルチ給送部と、給送ローラ38又は
マルチ給送部によって給送されたシートを感光ドラム3
1及び転写ローラ56による転写部に搬送する搬送ロー
ラ39が配置されている。
【0040】ここで、マルチ給送部は、デュプロ方式に
よって手差しでセットされた複数のシートの分離搬送を
行う機構となっており、マルチ給送ローラ44と、この
マルチ給送ローラ44に圧接される分離用摩擦部材とし
ての分離パッド51と、後述する開放部46の外側で開
閉可能なマルチ給送トレイ45と、マルチ給送トレイ4
5上に積載されたシートをマルチ給送ローラ44の方向
に押し上げる中板52とを備えている。ここで、マルチ
給送ローラ44は、上述した転写ローラ56、定着器3
7、第1のシート排出ローラ41を保持する開放部46
に具備される。なお、開放部46の詳細については後述
する。
【0041】マルチ給送トレイ45は、回動軸55を中
心として回動可能となるように装置本体10に取り付け
られており、ユーザが上端部を図1の反時計回り方向に
回動させることによって、シートが積載可能な状態に開
かれる。また、中板52は、マルチ給送ローラ44に対
するピックアップガイドとして揺動可能に配置され、か
つ中板加圧バネ57によってマルチ給送ローラ44側に
付勢される。この動作により、中板52上に積載された
シートの最上位のシートは、マルチ給送ローラ44が図
1の反時計回り方向に回転した際にピックアップ可能な
状態となる。中板52は、後述する開放部46の開閉動
作には影響されないようにするため、装置本体10側に
取り付けられている。
【0042】図2は、マルチ給送ローラ44の動作時の
状態を示しており、ここでは回動軸55を中心にマルチ
給送トレイ45を開いて、かつマルチ給送トレイ45に
対して補助板45aを取り付けて各種シートをマルチ給
送トレイ45上に積載可能な状態としている。
【0043】定着器37は、プロセスカートリッジ34
及び転写ローラ56の下流側上方に配置され、これらを
通過してトナー像が転写されたシート上のトナーに熱と
圧力を加えることにより、当該トナーを定着させる。
【0044】なお、プリンタ部30においては、転写手
段としてのプロセスカートリッジ34及び転写ローラ5
6と、定着手段としての定着器37とが近接して配置さ
れており、さらに、定着器37の上方には、フラッパ4
0が定着器37に近接して配置され、排出ローラ41が
フラッパ40の近傍に配置されている。このような構成
とすることで、転写手段と定着手段との間の搬送路が短
くなり、また、定着手段から胴内排出部までの搬送経路
が短縮化される。
【0045】フラッパ40は、定着器37を通過したシ
ートについて、排出ローラ41により排出トレイ42上
に胴内排出する胴内排出経路と、排出ローラ43により
装置本体10外のソータ50に排出する排出経路とのい
ずれかに導くように、図1の実線又は破線で示す位置に
切換動作する。
【0046】このデジタル複合機では、原稿の複写時
に、又は外部装置であるコンピューターからの文書デー
タのプリント時に、或いはFAX情報の受信時に、プリ
ンタ部30でシートに画像を形成して、いずれかの排出
経路により排出する画像形成工程を実現する。
【0047】(シートの搬送)次に、図2を参照して、
実施の形態のデジタル複合機におけるシートの搬送につ
いて説明する。カセット20又はマルチ給送トレイ45
に積載されたシートは、夫々のシート給送ローラ38,
44により、1枚ずつ給送される。給送されたシート
は、搬送ローラ39によってプロセスカートリッジ34
及び転写ローラ56による転写部に搬送される。転写部
においては、感光ドラム31上で顕在化されたトナー画
像が、シートの図2における右側の面に転写される。こ
の後、定着器37を経て実線に示す状態とされたフラッ
パ40により第1のシート排出ローラ41に送られ第1
のシート排出トレイ42に画像面が上面となってF/U
排出される。
【0048】一方、フラッパ40が破線に示す状態の場
合には、定着器37を経たシートは、排出ローラ43に
導かれる。この場合、シート後処理手段としてのソータ
50には画像面が下面になるように案内される。これに
より、ソータ50では、コピー機能時に限らず、プリン
タとしての出力文書の後処理も、ページ順序の問題もな
く行うことができる。
【0049】図9及び図10と比較して分かるように、
従来の構成では定着手段からF/D排出部を経由してソ
ータ50に到達するまでの搬送路が長かったが、本発明
の実施の形態では、図1及び図2に示すように、ソータ
50までの搬送路の短縮化を実現している。
【0050】(開放部)次に、プリンタ部30の開放部
46の構成について図3及び図4を参照して説明する。
プリンタ部30では、胴内空間部内で画像形成手段の内
部を開放するための開放部46を備えており、開放部4
6を開放することにより、シートのジャム処理や、装置
本体10内の清掃や、プロセスカートリッジ34他の消
耗品の交換などのメインテナンス作業が容易に行えるよ
うになっている。
【0051】ここで、開放部46は、装置本体10に対
して回動可能に保持されるフレーム部46aを有し、転
写ローラ56,定着器37,フラッパ40,シート排出
ローラ41,シート排出トレイ42,マルチ給送ローラ
44,マルチ給送トレイ45が、このフレーム部46a
に取り付けられた構成となっている。フレーム部46a
の回動中心位置は、マルチ給送ローラ44の回転中心
(回転軸)に設定されている。また、シート排出トレイ
42は、フレーム部46aに対して回動可能に取り付け
られている。
【0052】そして、ユーザがフレーム部46aの例え
ば上端側を持って引っ張ることにより、フレーム部46
aが回動し、この回動動作に伴って、転写ローラ56,
定着器37,フラッパ40,シート排出ローラ41,シ
ート排出トレイ42がそれぞれ移動し、プリンタ部30
の内部を開放するようになっている。
【0053】具体的には、フレーム部46aの回動動作
に伴って、定着器37,フラッパ40,及び排出ローラ
41がプロセスカートリッジ34から離れる方向に、転
写ローラ56がプロセスカートリッジ34の感光ドラム
31から離れる方向に、それぞれ移動する。また、この
とき、マルチ給送ローラ44が回動するとともに、マル
チ給送トレイ45がフレーム部46aの外面に押し当て
られて開くことになる。
【0054】このように開放部46が開放されること
で、図3に示すように、ユーザによりプロセスカートリ
ッジ34が装置本体10のシート排出空間側に取り出し
可能な状態となる。
【0055】なお、図3に示すように、マルチ給送部に
おける中板52及び分離パッド51は、フレーム部46
aには取り付けられておらず、フレーム部46aが回動
しても移動しないようになっており、マルチ給送部でジ
ャムシートが滞留した場合でも、当該ジャムシートを除
去し易いようになっている。
【0056】また、本実施の形態では、給送、転写、定
着の各工程が鉛直方向に順に配置された構成になってい
ることと、定着器37の全体がフレーム部46aに取り
付けられることで画像形成部が大きく開放されるため、
図4に示すように、フレーム部46aを回動させてプリ
ンタ部30の内部を開放することにより、滞留したシー
トを除去する作業も容易に行えるようになった。
【0057】さらに、本実施の形態では、縦置き型とし
たレーザスキャナユニット18の配置や構成により、プ
リンタ部30の横幅(図1の左右方向幅)を短くするこ
とができ、定着器37から排出ローラ43までの距離が
短くなっているので、フレーム部46aを回動させてプ
リンタ部30の内部を開放することにより、排出ローラ
43に挟持されたまま滞留したシートについても、開放
部側又はソータ50側から容易に除去できるようになっ
た。
【0058】このように、本実施の形態によれば、従来
のようにソータ50等の後処理手段を退避させることな
く、シートのジャム処理を行うことが可能となる。
【0059】図5は本実施形態のデジタル複合機の外観
斜視図である。図5からも分かるように、このデジタル
複合機では、装置本体10の正面側及び左側が胴内空間
部により開放されているので、操作入力部11のキー操
作、シートの取り出し操作、シート補給動作等の一般操
作や、ジャム処理、プロセスカートリッジ34等の消耗
品交換などのメンテナンス作業、といった全ての作業
を、装置本体10の前面側から、及び、装置本体10の
左側(胴内空間部側)からの2方面から行うことが可能
となる。
【0060】従って、本実施の形態によれば、装置本体
10の右面と後面とをオフィスの壁等に密着させて装置
本体10を設置することが可能となり、ジャム処理の作
業をも含めた実質的な占有面積の低減を図ることが可能
となった。
【0061】〈第2の実施の形態〉次に、図6を参照し
て、画像形成装置の第2の実施の形態について説明す
る。図6のデジタル複合機では、レーザスキャナの光路
長の短縮化を図ることで全体の高さを抑えたレーザスキ
ャナユニット18Aを用いており、このレーザスキャナ
ユニット18Aを画像形成プロセスカートリッジ34の
真上に配置した構成となっている。
【0062】すなわち、図6に示すように、第2の実施
の形態のデジタル複合機では、レーザスキャナユニット
18Aが装置本体10に対して縦方向に配置されてお
り、具体的には、レーザスキャナユニット18A全体が
プロセスカートリッジ34の上方(平面形状内)に配置
され、レーザスキャナユニット18Aの本体側面が、デ
ジタル複合機の装置本体10の側面と略平行に配置され
ている。
【0063】また、第1の実施の形態を示す図1と比較
して分かるように、第2の実施の形態では、レーザスキ
ャナユニット18から出力されたレーザ光を画像転写部
の感光ドラム31に導く折り曲げミラー36の枚数が1
枚のみであり、レーザスキャナユニット18Aから感光
ドラム31までのレーザ光の経路が短くなり、プリンタ
部30の幅の縮小化に寄与している。
【0064】なお、第2の実施の形態では、レーザスキ
ャナユニット18の本体上端側がフラッパ40よりも上
方にあるため、次の排出ローラ43までのF/D搬送路
が上方に傾斜して延びているが、上述のようにレーザス
キャナユニット18A全体をプロセスカートリッジ34
の上方に配置してプリンタ部30の幅を縮小したことか
ら、F/D搬送路は、第1の実施の形態よりもさらに短
くなっている。
【0065】従って、この実施の形態によれば、両面搬
送手段を含むプリンタ部30の幅を短くでき、かつF/
D搬送路の長さを短縮して画像形成済みのシートをソー
タ50に送り込む時間を短くすることができる。
【0066】また、第1の実施の形態を示す図1と比較
して分かるように、プリンタ部30の幅を短縮したこと
で、装置本体10に対する第1のシート排出トレイ42
の突起部分が少なくなるので、装置本体10に対する突
起部分をも含めた実質的な装置の設置占有面積が減少す
る。
【0067】〈第3の実施の形態〉次に、図7及び図8
を参照して、画像形成装置の第3の実施の形態について
説明する。
【0068】第3の実施の形態では、上述した第1の実
施の形態の構成をベースとして、シートの両面印字を行
うため画像形成手段で画像形成されたシートを反転させ
て再度画像形成手段に送り込むための両面搬送手段を具
備した構成となっている。以下は、この両面搬送手段の
構成を中心に説明し、第1の実施の形態と同一の部分に
ついては適宜説明を省略する。
【0069】図7に示すように、第3の実施の形態で
は、画像形成プロセスにおけるシート搬送路の外側(胴
内空間部側)に、シートを反転させて再度前記画像形成
手段に搬送するための両面搬送路70が形成され、この
両面搬送路70上に、内排出ローラ47と両面搬送ロー
ラ48が配置された構成になっている。また、第3の実
施の形態では、図8に示すように、開放部46’のフレ
ーム部として、第1の回動フレームとしての外側ガイド
フレーム71と第2の回動フレームとしての内側ガイド
フレーム72とを有し、外側ガイドフレーム71と内側
ガイドフレーム72との間の空間部に両面搬送路70が
形成されるようになっている。
【0070】内排出ローラ47は、シートの排出経路の
切換えを行うフラッパ40と排出ローラ43との間の、
F/D搬送路と画像形成プロセスにおけるシート搬送路
と両面搬送路70との分岐点に配置されている。そし
て、本実施の形態の内排出ローラ47と排出ローラ43
は、共に正逆回転可能に切り換え駆動されるスイッチバ
ックローラとなっている。なお、各ローラ43,47に
対する回転方向の切り換え制御は、内排出ローラ47と
排出ローラ43との間にある不図示のシート検知センサ
の検知信号に基づいて行われる。
【0071】一対の両面搬送ローラ48は、外側ガイド
フレーム71と内側ガイドフレーム72の基端側に1つ
ずつ配置される。
【0072】また、図7中の拡大図に示すように、内排
出ローラ47の前段の画像形成プロセスにおけるシート
搬送路と両面搬送路70との分岐点には、可撓性のシー
ト材(以下、可撓性シートという。)49が設けられて
いる。この可撓性シート49は、シートをフラッパ40
から内排出ローラ47へと案内する機能と、排出ローラ
43から内排出ローラ47によりスイッチバックされて
くるシートの所謂逆流を防止して、シート先端を両面搬
送部70へ案内する機能とを有する。両面搬送路70に
導かれたシートは、両面搬送ローラ48に搬送され再び
転写部へと搬送される。
【0073】このような構成の追加により、本実施の形
態では、1面目に画像形成されたシートが以下のように
搬送されることによって、シートの両面印字が行われる
ようになっている。
【0074】すなわち、定着器37を通過して1面目の
画像の定着を終えたシートは、フラッパ40により図7
右方向のF/D搬送路へと案内され、内排出ローラ47
と排出ローラ43とがそれぞれ正方向に回転駆動される
ことにより、ソータ50へと搬送される。ここで、F/
D搬送路に配置された前記シート検知センサによってシ
ート後端の通過が検知されると、内排出ローラ47と排
出ローラ43とがそれぞれ逆回転を開始することによっ
て、シートがスイッチバックされて反転が行われる。こ
のとき、シートは、可撓性シート49によって画像形成
プロセスの搬送路への逆流を防止するように上方に導か
れて、両面搬送路へと進入する。この後、シートは、両
面搬送ローラ48に搬送されることで再び転写部へと送
り込まれ、2面目の画像形成の工程を経て、フラッパ4
0の位置により、指定されたシート排出ローラ41又は
排出ローラ43からシート排出トレイ42又はソータ5
0内に排出される。
【0075】図8は開放部46’の回動によりプリンタ
部30の内部が開放される際の状態を表した図である。
外側ガイドフレーム71は、基端側に両面搬送ローラ4
8の一方が取り付けられ、マルチ給送ローラ44の回転
軸を中心に回動するようになっている。また、外側ガイ
ドフレーム71の先端側には、シート排出トレイ42
と、第1のシート排出手段であるシート排出ローラ41
が取り付けられる。ここで、シート排出トレイ42は、
図8に示すように、外側ガイドフレーム71に対して着
脱が可能となっており、外側ガイドフレーム71の回動
の際にはユーザにより取り外されることになる。
【0076】内側ガイドフレーム72は、基端側から、
両面搬送ローラ48の他方と、転写ローラ56と、定着
器37と、フラッパ40とが取り付けられ、マルチ給送
ローラ44の回転軸を中心に回動するようになってい
る。
【0077】本実施の形態では、回動軸55を中心とし
て回動可能なマルチ給送トレイ45と、両面搬送路の左
側面を形成する外側ガイドフレーム71と、両面搬送路
の右側面を形成する内側ガイドフレーム72の3つの部
分が別々に回動可能な構成となっている。
【0078】従って、この実施の形態では、マルチ給送
トレイ45を開いた後に外側ガイドフレーム71を開く
ことで両面搬送路が開放され、さらに内側ガイドフレー
ム72を開くことで画像形成手段の各部が図8のように
分離されるので、両面搬送路等に滞留したシートと感光
ドラム31等に滞留したシートのいずれをも除去するこ
とが可能となっている。
【0079】このように、第3の実施の形態では、画像
形成済みのシートを反転させて再度感光ドラム31等に
送り込むためのシートの両面搬送機構を、各排出ローラ
43,47及び開放部46’に設けることで、F/D排
出を行う排出ローラ43までの搬送路の短縮化を損なう
ことがなく、また、装備されるソータ50等のシート後
処理手段を退避させることなくジャム処理を行うことが
でき、ユーザの操作性、作業性を損なうことなしに両面
印字を行うことが可能となる。
【0080】以上のように、従来では胴内空間部側がF
/D排出される側であったために、ソータ50等のシー
ト後処理手段を装備すると、胴内排出するスペース及び
機能が活用できず無駄になっていたが、上述した各実施
の形態では、胴内空間部側にF/U排出される構成とし
たので、F/D排出側にソータ50を装備しても胴内排
出部が確保され、胴内排出するスペース及び機能が有効
に活用される。
【0081】また、従来の胴内排出型の画像形成装置で
は、ジャム処理等につき、装置本体を外側に開くことに
より画像形成部が開放される構成としていた(図10参
照)が、各実施の形態では、開放部46(46’)が胴
内空間部内で回動し、プリンタ部30内の転写部等を胴
内空間部内で開放する構成としたので、胴内空間部の有
効利用を図りながら、装置内に滞留したジャムシートの
除去作業や、感光ドラム31や現像器33等を一体化し
たプロセスカートリッジ34の交換等の種々のメインテ
ナンス作業を、胴内空間部内で作業できるようになっ
た。これにより、開放部46(46’)の開放時をも含
めた実際の作業に要する占有面積を大幅に縮小すること
が可能となり、さらには、F/D排出側にソータ50等
のシート後処理手段を装着した場合でも、ソータ50等
を装置本体10から退避させることなくジャム処理等を
行うことができるようになった。
【0082】また、F/D排出手段側にソータ50等の
シート後処理手段を配置する場合でも、従来の胴内排出
型の画像形成装置のように、シート後処理手段に送り込
むためのシート搬送路が長くなることを回避でき、これ
により、シートの後処理をも含めたファーストコピー
(プリント)タイムを、従来よりも短縮することができ
た。
【0083】なお、本実施の形態では、シート後処理手
段としてソータを一例として説明しているが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えば、排紙トレイを
左右にシフトさせて1つのジョブ毎に画像形成されたシ
ートを区分けする所謂フィニッシャを用いても良いし、
シート束を綴じるためのステイプルやシート束に穴開け
をするパンチ等を有するソータやフィニッシャであって
も良い。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート後処理手段を装着した場合でも、シートの胴内排
出が確保され、かつジャム処理やメンテナンス等の作業
時において実質的な占有面積の増加を回避できる画像形
成装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の第1の実施の形態の主
断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置の第1の実施の形態の主
断面図であり、シートをマルチシート給送ローラで給送
する場合の状態を示す。
【図3】本発明の画像形成装置の第1の実施の形態の主
断面図である。
【図4】本発明の画像形成装置の第1の実施の形態の主
断面図である。
【図5】本発明の画像形成装置の第1の実施の形態の外
観斜視図である。
【図6】本発明の画像形成装置の第2の実施の形態の主
断面図である。
【図7】本発明の画像形成装置の第3の実施の形態の主
断面図である。
【図8】本発明の画像形成装置の第3の実施の形態の主
断面図である。
【図9】従来のデジタル複合機の構成を説明するための
概略断面図である。
【図10】図9のデジタル複合機におけるジャム処理時
にソータを本体から分離する場合について示す概略断面
図である。
【符号の説明】
10 装置本体 11 操作入力部 20 カセット(第1のシート積載部) 30 プリンタ部 18,18A レーザスキャナユニット 31 感光ドラム(画像形成手段、転写手段) 32 一次帯電器 33 現像器 34 プロセスカートリッジ(転写手段、消耗品ユニッ
ト) 15 ポリゴンミラー 60 f−θレンズ 36 折り曲げミラー 37 定着器(画像形成手段、定着手段) 38 シート給送ローラ(第1のシート給送手段) 39 シート搬送ローラ 40 フラッパ(切替手段) 41 シート排出ローラ(第1のシート排出手段) 42 シート排出トレイ 43 シート排出ローラ(第2のシート排出手段) 44 マルチ給送ローラ(第2のシート給送手段) 45 マルチ給送トレイ(第2のシート積載部) 45a 補助板 46,46’ 開放部 46a フレーム部 47 内排出ローラ 48 両面搬送ローラ48 49 可撓性シート49 50 ソータ(シート後処理手段) 51 分離パッド 52 中板 55 回動軸 56 転写ローラ 70 両面搬送路 71 外側ガイドフレーム(第1の回動フレーム) 72 内側ガイドフレーム(第2の回動フレーム) 100 リーダ部(リーダ部) 101 原稿台ガラス 102 原稿台カバー 104 原稿照明用ランプ 105 第1ミラー台 106 結像レンズ 107 CCD(原稿読取手段) 113 第2ミラー台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 29/60 B65H 29/60 C 3F100 31/22 31/22 85/00 85/00 G03G 21/16 G03G 15/00 554 (72)発明者 森 正和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 寺尾 孝浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小清水 義之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 矢代 昌彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 齋藤 雅昭 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 三宅 博章 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 奥田 直樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA04 BA13 BA14 BA15 BA23 BA27 DA06 DA08 DA12 DA15 DA23 DA24 2H072 AB07 BA03 BA12 CA01 CA02 CB01 EA16 FC06 GA02 GA08 JA02 3F049 AA04 DA12 DB02 LA03 LA05 LA07 LB03 3F053 BA03 EA03 EA04 EA05 EB01 EC02 ED01 LA03 LA05 LA07 LB03 3F054 AA01 AC02 AC03 AC05 BC08 3F100 AA02 BA17 CA13 CA15 EA03 EA05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読取る原稿読取手段を備え
    たリーダ部と、前記リーダ部の下方に配置されシートに
    画像を形成する画像形成手段を備えたプリンタ部と、を
    有し、前記リーダ部と前記プリンタ部との間に設けられ
    た胴内空間部にシートを排出可能な画像形成装置におい
    て、 前記画像形成手段で画像形成されたシートを前記胴内空
    間部に排出する第1のシート排出手段と、 前記画像形成手段を基準として前記第1のシート排出手
    段とは反対側にシートを排出する第2のシート排出手段
    と、 前記画像形成手段で画像形成されたシートの搬送方向を
    前記第1のシート排出手段と前記第2のシート排出手段
    とのいずれかの方向に切り替える切替手段と、を備え、 前記第2のシート排出手段側に、排出されたシートに後
    処理を行うシート後処理手段が装着可能であることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のシート排出手段は、画像形成
    面が上面となるようにシートを前記胴内空間部に排出
    し、前記第2のシート排出手段は、画像形成面が下面と
    なるようにシートを排出することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記プリンタ部に前記胴内空間部内から
    前記画像形成手段の内部を開放するための回動可能な開
    放部を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記プリンタ部は、前記開放部の回動に
    より前記画像形成手段が開放されると、前記画像形成手
    段が分離して、前記画像形成手段に滞留したシートの処
    理や、前記画像形成手段の少なくとも1つ以上の消耗品
    ユニットの脱着が、前記胴内空間部を介して可能な状態
    となることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成手段が感光ドラムと一次帯
    電器及び現像器が一体化された画像形成プロセスカート
    リッジを備えており、前記開放部を開けて前記画像形成
    プロセスカートリッジの着脱を可能としたことを特徴と
    する請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記プリンタ部の下側に画像を形成する
    ためのシートを収納するシート積載部を配置し、 前記画像形成手段は、シート面に画像を転写する転写手
    段と、シート面の転写画像を定着させる定着手段とを有
    し、前記シート積載部から送り出されたシートを略鉛直
    方向下から上に搬送しながらシート面に画像を形成し、 前記開放部には、少なくとも前記転写手段の一部が取り
    付けられたことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか
    1項記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記開放部には、前記定着手段が取り付
    けられたことを特徴とする請求項6記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記開放部には、前記第1のシート排出
    手段が取り付けられたことを特徴とする請求項5乃至7
    のいずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記開放部には、前記切替手段が取り付
    けられたことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1
    項記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記プリンタ部の下側に画像形成する
    ためのシートを収納するシート積載部を設け、前記リー
    ダ部と前記プリンタ部と前記シート積載部とで囲むよう
    に前記胴内空間部を構成し、前記プリンタ部の前記胴内
    空間部側に画像を形成するシートを積載する第2のシー
    ト積載部と、該第2のシート積載部からシートを前記画
    像形成手段に送り出す第2のシート給送手段とを設け、 前記第2のシート積載部は、前記開放部の外側で開閉可
    能に設けられたことを特徴とする請求項3乃至9のいず
    れか1項記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記プリンタ部の前記開放部は、前記
    第1のシート排出手段が取り付けられた第1の回動フレ
    ームと、前記画像形成手段の一部が取り付けられた第2
    の回動フレームとを有し、前記第1の回動フレームを開
    いた後に前記第2の回動フレームを開くことで、前記画
    像形成手段が分離することを特徴とする請求項3乃至1
    0のいずれか1項記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記プリンタ部の前記開放部は、前記
    第1の回動フレームと前記第2の回動フレームとの間
    に、前記画像形成手段で画像形成したシートを再度前記
    画像形成手段に搬送するための両面搬送路が形成されて
    いることを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の排出手段によりシートをス
    イッチバックさせて前記両面搬送路送り込むことにより
    シートが反転されて再度前記画像形成手段に搬送される
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
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