JP2002207163A - テレビレンズの測距装置 - Google Patents

テレビレンズの測距装置

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JP2002207163A
JP2002207163A JP2001000760A JP2001000760A JP2002207163A JP 2002207163 A JP2002207163 A JP 2002207163A JP 2001000760 A JP2001000760 A JP 2001000760A JP 2001000760 A JP2001000760 A JP 2001000760A JP 2002207163 A JP2002207163 A JP 2002207163A
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lens
television lens
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television
distance
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Tokuji Kanayama
篤司 金山
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レーザ光をテレビレンズの光軸に沿って被写体
に照射し、その反射光を検出することにより被写体距離
を測距することによって、テレビレンズのオートフォー
カス等に好適に使用でき、被写体の種類や状態による誤
動作が少なく、また、長い距離の測距が可能なテレビレ
ンズの測距装置を提供する。 【解決手段】測距装置16は、テレビレンズ10及びカ
メラ14と着脱可能に装着される。測距装置16におい
て、テレビレンズ10の光軸O上には、可視光を透過
し、上記レーザ光を反射するプリズム52が配置され、
距離測定回路50のレーザ光源から出射されたレーザ光
は、プリズム52によってテレビレンズ10の光軸Oに
沿って被写体Sに照射される。被写体Sで反射された反
射光がレーザ光源の近傍に配設された受光素子によって
受光されることにより被写体距離が求められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビレンズの測距
装置に係り、アクティブ方式のオートフォーカスに適用
されるテレビレンズの測距装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラのオートフォーカス(AF)の方
式を大別すると、特別な光源を必要としないパッシブ方
式と特別の光源から人工光を被写体に照射するアクティ
ブ方式とが知られている。パッシブ方式の中でもカメラ
で得られた画像信号により合焦を検出する画像信号検出
方式は、家庭用ビデオカメラ又はテレビレンズシステム
(特開平11−103409号公報)で採用され、一
方、アクティブ方式の中でも赤外線を被写体に照射して
その反射光を受光することにより被写体までの距離を測
定し、その距離に応じてフォーカス位置を可変する赤外
線測距方式は、コンパクトカメラ等に採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、テレ
ビレンズシステムにおいて、ハイビジョンやデジタル放
送化に伴いフォーカシングの高精度化が望まれている。
しかしながら、上述のようなAF方式をテレビレンズシ
ステムで採用した場合、例えば、画像信号検出方式で
は、低コントラストや低照度の被写体などのように被写
体の種類や状態によっては誤動作が生じ易く、また、被
写体までの距離を直接測距するのではなく、フォーカス
レンズを試行的に動かして合焦状態を検出するため、オ
ーバーシュートが生じる等、合焦状態を検出するまでの
動作に問題がある。一方、赤外線測距方式では、測距可
能な距離が短く、テレビレンズで要求される数百mの測
距ができないという問題がある。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、テレビレンズのオートフォーカス等に好適に使
用でき、被写体の種類や状態による誤動作が少なく、ま
た、長い距離の測距が可能なテレビレンズの測距装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、テレビレンズによってテ
レビカメラの撮像面に結像される被写体に光を照射し、
該光の前記被写体による反射光を検出することにより前
記被写体までの距離を測定するテレビレンズの測距装置
において、前記テレビレンズの光軸に沿ってレーザ光を
進行させ、前記被写体にレーザ光を照射するレーザ光照
射手段と、前記レーザ光照射手段によって照射されたレ
ーザ光の前記被写体による反射光を受光する受光手段
と、前記受光手段からの出力信号に基づいて前記被写体
までの距離を算出する演算手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記レーザ光照射手段は、可視
光以外の波長のレーザ光を前記テレビレンズの光軸と異
なる光軸を有するレーザ光源から出射すると共に、前記
レーザ光源から出射されたレーザ光を前記テレビレンズ
の光軸に沿って進行させる光学部材であって可視光を透
過させる光学部材を前記テレビレンズの光軸上に配置し
たことを特徴としている。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の発明において、前記受光手段は、
前記反射光のうち、前記テレビレンズの光軸に沿うよう
に反射された反射光を受光することを特徴としている。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至請求項3のうちいずれか1に記載の発明において、
前記レーザ光は、人体に障害のない波長であることを特
徴としている。
【0009】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
乃至請求項4のうちいずれか1に記載の発明において、
前記テレビレンズと前記テレビカメラとの間に着脱自在
に設けられることを特徴としている。
【0010】本発明によれば、レーザ光をテレビレンズ
の光軸に沿って被写体に照射し、その反射光を検出する
ことにより被写体までの距離を測定するようにしたた
め、レーザ光の性質により、テレビレンズの光軸上の被
写体、即ち、画面中央の被写体までの距離を低照度やコ
ントラストの低い被写体に対しても正確かつ確実に測距
することができると共に、距離が遠い被写体であっても
測距が可能となる。更にJISで定められているクラス
1のレーザの波長(1000〜1800nm)を被写体に照射する
レーザ光の波長とすることで被写体が人体の場合であっ
ても人体に障害のない測距が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るテレビレンズの測距装置の好ましい実施の形態につい
て詳説する。
【0012】図1は、本発明に係る測距装置が使用され
たテレビレンズシステムの構成を示した構成図である。
同図に示すテレビレンズシステムは、テレビレンズ1
0、レンズ駆動部12、カメラ(テレビカメラ本体)1
4及び測距装置16から構成される。テレビレンズ10
は、カメラ14のレンズマウントに測距装置16を介し
て装着され、周知の如く被写体をカメラ14の撮像面に
結像する。テレビレンズ10には、フォーカス調整のた
めのフォーカスレンズ(群)Fや撮影倍率を変更するた
めのズームレンズ(群)Zが光軸方向に移動可能に配置
される。尚、テレビレンズ10には、フォーカスレンズ
FやズームレンズZ以外のレンズ等も配設されるが図及
び説明を省略する。
【0013】レンズ駆動部12は、フォーカスレンズF
やズームレンズZ等のテレビレンズ10の動作部をそれ
ぞれモータによって駆動する。フォーカスレンズFを駆
動するフォーカスモータFMは、CPU20からD/A
変換器22を介してアンプ24に与えられる駆動信号に
よって駆動され、CPU20は、フォーカスレンズFの
位置(フォーカス位置)を、フォーカス位置センサー
(インクリメント式エンコーダ)26からカウンター2
8を介して取得しながら、上記駆動信号によりフォーカ
スレンズFを所定の位置に移動させる。同様に、ズーム
レンズZを駆動するズームモータZMは、CPU20か
らD/A変換器30を介してアンプ32に与えられる駆
動信号によって駆動され、CPU20は、ズームレンズ
Zの位置(ズーム位置)を、ズーム位置センサー(イン
クリメント式エンコーダ)34からカウンター36を介
して取得しながら、上記駆動信号によりズームレンズZ
を所定の位置に又は速度で移動させる。このようにCP
U20によって制御されるフォーカス位置やズーム位置
(又はズーム速度)は、CPU20に接続された図示し
ないコントローラを使用してユーザが指定することが可
能であるが、オートフォーカス(AF)モード時におい
ては、フォーカス位置は、後述するように、カメラ14
からの映像信号又は測距装置16からの被写体距離に基
づいてカメラ14で撮影される被写体に合焦するように
CPU20によって自動的に制御される。AFモード時
におけるフォーカス制御及び同図の符号60〜70の構
成ブロックについては後述する。
【0014】尚、レンズ駆動部12は、テレビレンズ1
0と一体の装置として該装置に内蔵されていてもよい
し、テレビレンズ10とは別体の装置としてテレビレン
ズ10に外付けされていてもよい。
【0015】カメラ14は、周知の如くテレビレンズ1
0によって結像された像を撮像素子(CCD)40によ
って電気信号(画像信号)に変換し、カメラ回路42に
よって画像信号に各種信号処理を施して所定方式の映像
信号を生成する等の処理を行う。本テレビレンズシステ
ムにおいては、後述のようにレンズ駆動部12にカメラ
回路42で生成された映像信号が与えられる。
【0016】測距装置16は、テレビレンズ10及びカ
メラ14と着脱可能にテレビレンズ10とカメラ14と
の間に装着される。測距装置16には、距離測定回路5
0が搭載され、この距離測定回路50には、レーザ光を
出射するレーザ光源や、被写体に照射されたレーザ光の
反射光を受光する受光素子等が含まれている。テレビレ
ンズ10の光軸O上には、可視光(約380 〜780nm)を透
過し、上記レーザ光を反射するプリズム52が配置さ
れ、同図に示すように距離測定回路50のレーザ光源か
ら出射されたレーザ光P1は、テレビレンズ10の光軸
Oに略垂直な方向からプリズム52に入射し、プリズム
52によってテレビレンズ10の光軸O上に反射され
る。プリズム52によって反射されたレーザ光P2は、
テレビレンズ10の光軸に沿って進行し、テレビレンズ
10内の各レンズを通過してカメラ14の撮像素子40
で撮像される被写体Sに照射される。被写体Sに照射さ
れたレーザ光P2は被写体Sにより反射(散乱)され、
テレビレンズ10の光軸Oに沿って逆行する反射光R1
がテレビレンズ10内の各レンズを通過してプリズム5
2に入射し、プリズム52によって光軸Oに略垂直な方
向に反射される。プリズム52で反射された反射光R2
は、レーザ光源の近傍に配設された受光素子によって受
光される。尚、テレビレンズ10に入射した可視光は、
光線Mのようにプリズム52を透過して撮像素子40に
入射される。
【0017】距離測定回路50における演算部では、上
述のようにレーザ光源から出射されたレーザ光の被写体
による反射光を受光素子で受光することによって、被写
体までの距離を算出する。具体的には、例えば、レーザ
光源からパルス状のレーザ光を出射し、そのパルス状の
レーザ光を出射してからその反射光を受光素子で受光す
るまでの所要時間を計測する。そして、その所要時間と
光速とから被写体までの距離(被写体距離)を算出す
る。但し、従来において、一般的にアクティブ方式のオ
ートフォーカスで適用されている測距方法、即ち、被写
体に光を照射し、その反射光を検出することにより、被
写体距離を測定する任意の方法を本実施の形態でも適用
できる。
【0018】上記レーザ光源には、レーザ光の波長がJ
ISの安全基準において人体に障害がないとされている
クラス1に属する波長1000〜1800nmの範囲の
ものが使用される。このため、人体を被写体として測距
を行った場合でも人体に無害である。また、この波長範
囲のレーザ光を使用した場合には、レーザ光は可視光で
はないため、プリズム52によってレーザ光を反射さ
せ、可視光を撮像素子40に透過させることが可能とな
る。但し、レーザ光の波長は、必ずしも上記クラス1の
波長でなくてもよい。特に可視光以外の波長のレーザ光
であれば、可視光とレーザ光の分離が可能であるため、
人体への影響を考慮しなければクラス1の波長のレーザ
光と相違なく測距することができる。また、プリズム5
2による上述の作用と同等の作用を奏するようにプリズ
ム52の代わりに他の種類の光学部材を用いることも可
能である。また、レーザ光源から出射されたレーザ光の
被写体による反射光を検出する受光素子は、テレビレン
ズ10の光軸Oに沿って逆行してくる反射光を検出する
位置に限らず、光軸Oと異なる方向に反射される反射光
を検出する位置に設置しても測距は可能である。
【0019】以上のようにして距離測定回路50におい
て算出された被写体距離は、通信手段54によりレンズ
駆動部12のCPU20に与えられる。
【0020】次に、上記レンズ駆動部12のAFモード
時におけるフォーカス制御及び同図の符号60〜70の
構成ブロックについて説明する。AFの方式は、アクテ
ィブ方式とパッシブ方式とに切り替えることができるよ
うになっており、その切替えは切替スイッチ60によっ
てユーザが行う。切替スイッチ60によってアクティブ
方式が選択された場合、CPU20は、測距の実行を指
令する測距指令信号を上記測距装置16の距離測定回路
50に通信手段54を介して逐次与え、測距装置16に
被写体距離の測定を実行させる。これによって、測距装
置16の距離測定回路50からCPU20には、測距指
令信号に応答して距離測定回路50によって測定された
被写体距離の情報が通信手段54を介して与えられる。
CPU20は、上述のようにフォーカスモータFMを駆
動し、被写体距離に対して合焦するフォーカス位置とな
るようにフォーカスレンズFを移動させ、合焦させる。
【0021】一方、切替スイッチ60によってパッシブ
方式が選択された場合、上述のようにカメラ14のカメ
ラ回路42で生成された映像信号がレンズ駆動部12の
ハイパスフィルタ(HPF)64に入力され、映像信号
の高周波成分が抽出される。この高周波成分が検波回路
66によって検波された後、A/D変換器68によって
デジタル信号に変換される。そして、1画面分の映像信
号から生成されたデジタル信号が積分回路70によって
積分され、その積分値が焦点評価値としてCPU20に
入力される。CPU20は、上述のようにフォーカスモ
ータFMを駆動し、焦点評価値が増大する方向にフォー
カスレンズFを移動させ、焦点評価値が最大(極大)と
なったところでフォーカスレンズFを停止させる(いわ
ゆる山登り制御)。これによって合焦が得られる。尚、
映像信号(画像信号)から焦点評価値を取得する方法及
び焦点評価値に基づく合焦方法は一例であって、映像信
号(画像信号)に基づいて合焦させる方法であれば、他
の方法であってもよい。
【0022】以上のようにAFの方式がアクティブ方式
とパッシブ方式に切替可能であるため、ユーザは、状況
に応じて好適な方式でAFを行うことができる。基本的
にはアクティブ方式を選択することによって、テレビレ
ンズ10の光軸O上の被写体、即ち、画面中央の被写体
までの距離を低照度やコントラストの低い被写体に対し
ても正確かつ確実に測距することができ、適切にAFを
行うことができる。また、上記測距装置16によればレ
ーザ光を用いていることから従来苦手としていた遠い被
写体の測距も可能であるため、被写体までの距離が近い
か遠いかに限らずアクティブ方式を選択し、適切にAF
を行うことができる。一方、鏡に映った被写体や煙や炎
のような実体のない被写体のように基本的にアクティブ
方式で苦手とする被写体を撮影するときにはパッシブ方
式を選択することによって、このような被写体に対して
も適切にAFを行うことができる。
【0023】以上のテレビレンズシステムのAFモード
時における作用について図2のフローチャートを用いて
説明する。レンズ駆動部12におけるAFの制御と独立
してカメラ14における撮影処理は常時行われており、
自然光等によって被写体で散乱された光(被写体光とい
う)のうち可視光は、テレビレンズ10のフォーカスレ
ンズFやズームレンズZを通過し、更に、測距装置16
のプリズム52を透過してカメラ14の撮像素子40の
撮像面に入射する。これによって、被写体光は電気信号
に変換され、カメラ回路42によって映像信号に変換さ
れた後、外部出力される。
【0024】一方、レンズ駆動部12のCPU20は、
切替スイッチ60の状態を検出し、AFの方式がアクテ
ィブ方式に設定されているか否かを判定する(ステップ
S10)。YESと判定した場合、CPU20は、測距
装置16の距離測定回路50に通信手段54を介して測
距指令信号を与える。これによって、距離測定回路50
は、上述のようにレーザ光源からレーザ光を出射する。
レーザ光源から出射されたレーザ光は、上記プリズム5
2で反射されてテレビレンズ10の光軸Oに沿って進行
し、被写体に照射される。そして被写体により反射され
た反射光のうち、光軸Oに沿って逆行する反射光は、テ
レビレンズ10内の各レンズを通過してプリズム52に
入射し、プリズム52で反射されて距離測定回路50の
受光素子に受光される。これによって距離測定回路50
は、レーザ光源からレーザ光が出射されてからその反射
光が受光素子によって受光されるまでの所要時間に基づ
いて被写体距離を算出する(ステップS12)。そし
て、その算出結果をCPU20に通信手段54を介して
与える。CPU20は、フォーカスモータFMを駆動
し、被写体距離に対応して予め決められた位置にフォー
カスレンズFを移動させる(ステップS14)。これに
よって、測距された被写体、即ち、カメラ14で撮影さ
れている画面中央の被写体に合焦する(ステップS1
6)。合焦が完了すると、上記ステップS10の処理か
ら繰り返す。
【0025】一方、ステップS10において、NO、即
ち、パッシブ方式に設定されていると判定した場合、レ
ンズ駆動部12は、カメラ回路42で生成された映像信
号を取得し、上述のようにHPF64、検波回路66、
A/D変換器68、及び、積分回路70によってその映
像信号から焦点評価値を取得する(ステップS18)。
そして、CPU20は、いわゆる山登り制御によって、
フォーカスモータFMを駆動し、焦点評価値が増大する
方向にフォーカスレンズFを移動させる(ステップS2
0)。これによって、焦点評価値が極大になったところ
でフォーカスレンズFが停止し、カメラ14で撮影され
ている被写体に合焦する(ステップS2)。合焦が完了
すると、上記ステップS10に戻る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るテレビ
レンズの測距装置によれば、レーザ光をテレビレンズの
光軸に沿って被写体に照射し、その反射光を検出するこ
とにより被写体までの距離を測定するようにしたため、
レーザ光の性質により、テレビレンズの光軸上の被写
体、即ち、画面中央の被写体までの距離を低照度やコン
トラストの低い被写体に対しても正確かつ確実に測距す
ることができると共に、距離が遠い被写体であっても測
距が可能となる。更にJISで定められているクラス1
のレーザの波長(1000〜1800nm)を被写体に照射するレ
ーザ光の波長とすることで被写体が人体の場合であって
も人体に障害のない測距が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る測距装置が使用されたテ
レビレンズシステムの構成を示した構成図である。
【図2】図2は、図1のテレビレンズシステムのオート
フォーカス時における作用の説明に使用したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10…テレビレンズ、12…レンズ駆動部、14…カメ
ラ、16…測距装置、20…CPU、40…撮像素子、
42…カメラ回路、50…距離測定回路、52…プリズ
ム、54…通信手段、60…切替スイッチ、F…フォー
カスレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 G02B 7/11 K G03B 3/00 A Fターム(参考) 2F065 AA06 BB05 CC16 DD04 DD10 FF12 FF18 FF32 GG04 JJ01 JJ09 LL10 LL20 LL47 PP22 QQ03 QQ14 QQ51 SS13 UU02 UU05 2F112 AD01 BA03 BA07 BA18 CA00 CA02 DA21 DA25 EA05 FA03 FA12 FA21 FA29 FA45 2H011 AA03 BA41 2H051 AA08 BB27 CA06 CB11 CC03 5C022 AB24 AB29 AC54

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビレンズによってテレビカメラの撮
    像面に結像される被写体に光を照射し、該光の前記被写
    体による反射光を検出することにより前記被写体までの
    距離を測定するテレビレンズの測距装置において、 前記テレビレンズの光軸に沿ってレーザ光を進行させ、
    前記被写体にレーザ光を照射するレーザ光照射手段と、 前記レーザ光照射手段によって照射されたレーザ光の前
    記被写体による反射光を受光する受光手段と、 前記受光手段からの出力信号に基づいて前記被写体まで
    の距離を算出する演算手段と、 を備えたことを特徴とするテレビレンズの測距装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザ光照射手段は、可視光以外の
    波長のレーザ光を前記テレビレンズの光軸と異なる光軸
    を有するレーザ光源から出射すると共に、前記レーザ光
    源から出射されたレーザ光を前記テレビレンズの光軸に
    沿って進行させる光学部材であって可視光を透過させる
    光学部材を前記テレビレンズの光軸上に配置したことを
    特徴とする請求項1のテレビレンズの測距装置。
  3. 【請求項3】 前記受光手段は、前記反射光のうち、前
    記テレビレンズの光軸に沿うように反射された反射光を
    受光することを特徴とする請求項1又は請求項2のテレ
    ビレンズの測距装置。
  4. 【請求項4】 前記レーザ光は、人体に障害のない波長
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    か1に記載のテレビレンズの測距装置。
  5. 【請求項5】 前記テレビレンズと前記テレビカメラと
    の間に着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1
    乃至請求項4のいずれか1に記載のテレビレンズの測距
    装置。
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