JP2002207039A - Hivプロテアーゼインヒビターの免疫測定法 - Google Patents
Hivプロテアーゼインヒビターの免疫測定法Info
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Abstract
プ性免疫測定法及びその測定法を実施するためのキット
を提供する。 【解決手段】(a)HIVプロテアーゼ阻害剤を含有試
料を、該阻害剤に特異的なレセプター、並びに該阻害剤
のリガンド及び非アイソトープ性シグナル生成部分を含
有するコンジュゲートと合わせる工程、(b)該シグナ
ル生成部分で生じるシグナル生成をモニターして、該コ
ンジュゲートに結合した該レセプターの量を測定する工
程、並びに(c)該シグナル生成を試料中の該阻害剤の
存在又は量と相関させる工程、を含む、試料中のHIV
プロテアーゼ阻害剤の免疫測定法、並びに(a)HIV
プロテアーゼ阻害剤に特異的なレセプター、及び(b)
該阻害剤のリガンド及び非アイソトープ性シグナル生成
部分を含有するコンジュゲートをパッケージした組み合
せで含有する、試料中のHIVプロテアーゼ阻害剤の測
定テストキット。
Description
中の解析物を測定する技術分野に関する。より詳細に
は、生物学的試料中の治療薬を測定するための免疫測定
法に関する。特に、本発明は、生物学的試料中のプロテ
アーゼインヒビター、特にHIVプロテアーゼインヒビ
ターを検出するための非アイソトープ性免疫測定法に関
する。
995年に第1号のサキナビルが市場に導入されて以
来、AIDS患者の健康管理に対して意義のある効果を
与えてきた重要な新薬である。他のプロテアーゼインヒ
ビターの例には、アンプレナビル(amprenavir)、イン
ジナビル(indinavir )、ネルフィナビル(nelfinavi
r)およびリトナビル(ritonavir )がある。これら
は、逆転写酵素インヒビターなどの他の抗HIV薬や、
他のHIVプロテアーゼインヒビターと併用すると特に
有効である。これらの新しい治療法が顕著な成功を収め
ているにもかかわらず、プロテアーゼインヒビターをモ
ニターするための治療薬試験法があれば、治療成績はも
っと改善されるであろうという強い示唆がある。すべて
の患者がプロテアーゼインヒビター併用療法に最適に応
答するわけではない。最初は応答を示した患者でさえ、
HIVウイルスの変異率が非常に高いことから薬剤耐性
を発現しうる。しかしながら、プロテアーゼインヒビタ
ーの血漿レベルと、ウイルス量の低下およびCD4細胞
数の増加に基づく治療有効性との間に明白な関係がある
ことが示されている。薬剤には、広範に代謝され、複雑
な薬剤間相互作用を行うという問題がある。その結果、
極めて複雑な薬剤動態が生じ、用量と、任意の特定患者
における任意の特定時間での残留薬剤レベルとの間に予
測不可能な強い要因がもたらされる。治療薬のモニタリ
ングにより、薬剤の用量は、個々の患者毎に決定するこ
とができ、ウイルスが抑制される可能性がずっと高くな
る。しかしながら、プロテアーゼインヒビターの常套的
治療薬モニタリングには、高処理臨床解析装置に適合し
うる簡単な自動化試験法が利用できることが必要であ
る。現在、プロテアーゼインヒビターの治療薬モニタリ
ングに関する報告のほとんどは、HPLC法を使用した
ものであるが、これは、時間、労力および費用がかか
る。最近、サキナビルに関する放射免疫測定(RIA)
法が報告された。しかしながら、この方法は、高処理治
療薬モニタリングに適合しえないことがあり、すべての
RIA法と同様に、アッセイで使用したラジオアイソト
ープ標識に関する安全性や廃棄物処理の管理の問題があ
る。したがって、治療薬モニタリングの最も望ましいア
ッセイの形態は、非アイソトープ性免疫測定法であり、
このような形態の方法は、HIVプロテアーゼインヒビ
ターのモニタリングに関して、これまでに知られていな
い。
ターのモニタリング方法の1つとして使用されてきた。
最近の文献において、Poirier ら、Therapeutic Drug M
onitoring 22, 465-473, 2000 およびRemmelら、Clinic
al Chemistry 46, 73-81, 2000の2件の報告には、ヒト
血漿中において数種類のプロテアーゼインヒビターを同
時測定するためのHPLCアッセイが記載されている。
あらゆる免疫測定法の中でHIVプロテアーゼインヒビ
ター関する公知文献はたった1件しかない。今年より前
では、サキナビルのためのRIA、その患者サンプルで
の使用およびHPLC法との比較が、Wiltshire ら、An
alytical Biochemistry 281, 105-114,2000 に記載され
ている。しかしながら、非アイソトープ性代替法の教示
も示唆もなかった。
は、通常、目的の解析物を、所定の非限定的な量の1種
以上のアッセイ試薬と接触させる工程、得られた生成物
(検出産物)の1種以上の物性を測定する工程、および
典型的には被検試料に期待される範囲の既知量の目的解
析物を含有する標品試料または較正試料から求められる
関係を用い、測定値を元の試料中に存在する解析物の量
と相関させる工程を含む。典型的には、検出産物は、1
種以上のアッセイ試薬により供給される1種以上の検出
可能な標識を含有する。一般的に使用される標識の例と
しては、125 Iおよび32Pなどのラジオアイソトープ標
識、ペルオキシダーゼおよびβ−ガラクトシダーゼなど
の酵素ならびに酵素基質標識、フルオレセインおよびロ
ーダミンなどの蛍光標識、ニトロキシド遊離ラジカルな
どの電子スピン共鳴標識、抗体および抗原などの免疫反
応性標識、ビオチン−アビジンおよびビオチン−ストレ
プトアビジンなどの結合ペアの一方の構成物である標
識、ならびにルテニウムビピリジル部を含有するものな
どの電子化学発光標識が挙げられる。サンドイッチアッ
セイは、典型的には、最終的に分離に使用する第一アッ
セイ試薬、例えば、抗体、抗原または結合ペアの一方の
構成物と、検出可能な標識を供給する第二アッセイ試薬
との間に目的解析物がサンドイッチされた複合体を形成
する工程を含む。競合アッセイは、典型的には、目的解
析物とこの解析物の類似体の両方が別の試薬、例えば抗
体の結合部位に関して競合する系を含み、このとき、解
析物、類似物または結合試薬のうち1つは、検出可能な
標識を有する。
治療薬モニタリングに適合し、安全であり、廃棄物処理
の管理を必要としない、HIVプロテアーゼインヒビタ
ーの検出のための非アイソトープ性免疫測定法および該
方法を実施するためのキットを提供することを目的とす
る。
(1) (a)HIVプロテアーゼインヒビターを含有
すると思われる試料を、該インヒビターに特異的なレセ
プター、ならびに該インヒビターのリガンドおよび非ア
イソトープ性シグナル生成部分を含有してなるコンジュ
ゲートと合わせる工程、(b)該シグナル生成部分によ
り生じるシグナル生成をモニターすることにより、該コ
ンジュゲートに結合した該レセプターの量を測定する工
程、ならびに(c)該シグナル生成を試料中の該インヒ
ビターの存在または量と相関させる工程、を含む、試料
中のHIVプロテアーゼインヒビターを測定するための
免疫測定法、(2) 該レセプターが、抗体、抗体フラ
グメントおよび抗体誘導体からなる群より選ばれる前記
(1)記載の方法、(3) 該プロテアーゼインヒビタ
ーが、サキナビル、アンプレナビル、インジナビル、ネ
ルフィナビルおよびリトナビルからなる群より選ばれる
前記(1)記載の方法、(4) 該レセプターが、直接
または間接的に固相に結合している前記(1)記載の方
法、(5) 該シグナル生成部分が、酵素、蛍光発生化
合物、化学発光物質、電気化学的メディエーター、粒
子、レポーター基、酵素インヒビターおよびポリペプチ
ドキャリアからなる群より選ばれる前記(1)記載の方
法、(6) (a)HIVプロテアーゼインヒビターを
含有すると思われる試料を、該プロテアーゼインヒビタ
ーのリガンドおよびミコフェノール酸を含有するコンジ
ュゲート、該プロテアーゼインヒビターに特異的なレセ
プター、IMP、NADならびにIMPDHと合わせる
工程、(b)NADHの生成をモニターする工程、なら
びに(c)NADHの生成を試料中の該プロテアーゼイ
ンヒビターの存在または量と相関させる工程、を含む、
試料中のHIVプロテアーゼインヒビターを測定するた
めの非アイソトープ性免疫測定法、(7) (a)HI
Vプロテアーゼインヒビターに特異的なレセプター、お
よび(b)該インヒビターのリガンドおよび非アイソト
ープ性シグナル生成部分を含有してなるコンジュゲート
をパッケージした組み合せで含有する、試料中のHIV
プロテアーゼインヒビターを測定するためのテストキッ
ト、(8) 該レセプターが、抗体、抗体フラグメント
および抗体誘導体からなる群より選ばれてなる前記
(7)記載のテストキット、(9) 該プロテアーゼイ
ンヒビターが、サキナビル、アンプレナビル、インジナ
ビル、ネルフィナビルおよびリトナビルからなる群より
選ばれてなる前記(7)記載のテストキット、(10)
該レセプターが、直接または間接的に固相に結合して
いる前記(7)記載のテストキット、(11) 該シグ
ナル生成部分が、酵素、蛍光発生化合物、化学発光物
質、電気化学的メディエーター、粒子、レポーター基、
酵素インヒビターおよびポリペプチドキャリアからなる
群より選ばれてなる前記(7)記載のテストキット、に
関する。
ンヒビターの免疫測定法を包含し、該方法は、該プロテ
アーゼインヒビターを含有すると思われる試料を、該イ
ンヒビターに特異的なレセプター、および該インヒビタ
ーのリガンドまたは類似体と非アイソトープ性標識とか
らなる非アイソトープ性コンジュゲートとともにインキ
ュベートする工程、該コンジュゲートに結合するレセプ
ターの量を測定する工程、ならびに結合したパートナー
の量を試料中のプロテアーゼインヒビターの量と相関さ
せる工程を含む。レセプターおよびコンジュゲートとの
試料のインキュベーションは逐次的または同時に行いう
る。試料は、好ましくは全血、血清、血漿、尿、唾液、
脳脊髄液または涙などの体液である。レセプターまたは
結合パートナーは、他のプロテアーゼインヒビター、プ
ロテアーゼインヒビター代謝物または同時投与された非
プロテアーゼインヒビター薬剤から特定のプロテアーゼ
インヒビターを選択しうる(selective )抗体でありう
る。あるいはまた、本発明の別の局面では、レセプター
は、構造的に関連するプロテアーゼインヒビターおよび
/またはプロテアーゼインヒビター代謝物の一群と反応
しうる抗体である。非アイソトープ性コンジュゲート
は、非アイソトープ性標識とリガンドとの共有結合複合
体または非共有結合複合体であり、リガンドは、プロテ
アーゼインヒビター、プロテアーゼインヒビター誘導体
およびプロテアーゼインヒビター類似体からなる群より
選ばれる。非アイソトープ性標識の例としては、酵素、
蛍光発生化合物、化学発光物質、電気化学的メディエー
ター、粒子、ビオチンなどのレポーター群、ミコフェノ
ール酸などの酵素インヒビター、およびタンパク質、糖
タンパク質、多糖と核酸との複合体などの巨大分子担体
が挙げられる。本発明の免疫測定法は、固相を用いた不
均一形態で行ってもよく、溶液または懸濁液を用いた均
一形態で行ってもよく、どちらのアッセイ形態も当該技
術分野において周知である。好ましい不均一系形態の1
つにマイクロタイタープレートELISA(固相酵素免
疫測定法)がある。好ましい均一系形態には、微粒子凝
集、および非競合阻害免疫測定法、例えば2000年6
月26日に出願された、Dornらの米国特許出願第09/
603,646号明細書に記載されたミコフェノール酸
/イノシン一リン酸デヒドロゲナーゼ法が挙げられる。
ソトープ性免疫測定法は、不均一形態でも均一形態でも
構築しうる。不均一系免疫測定法は、結合した解析物を
遊離の解析物から、または結合した標識を遊離の標識か
ら固相分離することが特徴である。固相は、チューブ、
プレート、ビーズまたは細片などの当該技術分野におい
て周知の種々の形態をとりうるが、これらには限定され
ない。特に好ましい形態の1つにマイクロタイタープレ
ートがある。固相材料は、様々なガラス、ポリマー、プ
ラスチック、紙または膜から構成されうる。特に好まし
くは、ポリスチレンなどのプラスチックである。不均一
系免疫測定法は、競合形態であってもよく、非競合形
態、すなわちサンドイッチ形態であってもよい。
分子量解析物には、競合形態が好ましい。HIVプロテ
アーゼインヒビター用の競合不均一系免疫測定は様々な
方法で行いうる。例えば、一形態では、プロテアーゼイ
ンヒビターに対する抗体を固相に固定した後、ある一定
数のレセプター結合部位に関して競合する試料およびコ
ンジュゲートとともにインキュベートする。次いで、結
合しなかった解析物およびコンジュゲートを除き、結合
したコンジュゲートの量を測定する。結合したコンジュ
ゲートの量は、試料中のHIVプロテアーゼインヒビタ
ー量に反比例する。当該技術分野において周知の方法に
より、既知量のHIVプロテアーゼインヒビターを用い
て用量応答較正曲線を作成する。
テアーゼインヒビター誘導体とタンパク質などの巨大分
子担体物質とのコンジュゲートを最初に調製する工程を
含む。このようなコンジュゲートの調製は、ウシ血清ア
ルブミン(BSA)輸送タンパク質とサキナビル誘導体
とのコンジュゲートに関して本明細書の実施例1〜3に
記載している。このタイプのコンジュゲートは、共有結
合固定化または受動固定化(passive immobilization)
を用いて任意の固相に固定しうる。実施例4には、マイ
クロタイタープレート上への受動固定化について記載し
ている。コンジュゲートでコートしたプレートの調製
後、レセプターを所定の至適希釈度で、HIVプロテア
ーゼインヒビター含有試料とともに添加する。その結
果、固相に結合したコンジュゲートと溶液中のHIVプ
ロテアーゼインヒビターとが、ある限られた数のレセプ
ター結合部位に関して競合する。インキュベーション
後、固相を洗浄して未結合レセプターを除去する。最後
に、標識を加え、結合した抗体の存在を検出するのに使
用する。実施例6に記載したようなELISAアッセイ
の場合、標識として特定の結合レセプター種に対する二
次抗体または二次レセプター、例えばウサギ抗ヒツジ抗
体が挙げられ、これは酵素標識、例えば、ホースラディ
ッシュペルオキシダーゼ(HRP)とコンジュゲートす
る。他の酵素標識および二次結合物質は、マイクロタイ
タープレートELISAの技術分野の当業者とって自明
である。最初に記載したアッセイ形態と同様、結合した
酵素コンジュゲートの量は、試料中のHIVプロテアー
ゼインヒビター量に反比例する。標準的な方法を用い、
既知量のHIVプロテアーゼインヒビターを用いて用量
応答較正曲線を作成し、次いで、未知試料中のHIVプ
ロテアーゼインヒビター量を該較正曲線と相関させる。
およびテストキットは、血清、血漿、全血、尿および唾
液中のHIVプロテアーゼインヒビター検出のための既
製の(ready-to-use)液体試薬を含有する二試薬系を含
む。溶液中の微粒子の動力学的相互作用は、自動解析装
置を用いて簡便に測定される。この特定のアッセイ形態
では、特定のプロテアーゼインヒビターに対する抗体
を、共有結合固定化または受動固定化を用いて微粒子上
に負荷し、このプロテアーゼインヒビターの誘導体をア
ミノデキストランなどの任意の巨大分子に結合させる。
以下、これを薬剤コンジュゲートという。薬剤コンジュ
ゲートと血清試料中の任意の薬剤との間には、微粒子上
のある限られた量の特異的抗体結合部位への結合に関し
て競合反応が起こる。溶液中の微粒子の動力学的相互作
用は、薬剤コンジュゲートの微粒子上の抗体への結合に
より誘導され、試料中の薬剤の存在により阻害される。
微粒子の相互作用は、溶液の吸光度により測定され、そ
れは溶液の濁度と関連している。粒子と薬剤コンジュゲ
ートが架橋すると濁度が高くなる(吸光度が高くな
る)。遊離の薬剤が粒子上の抗体に結合すると、濁度は
低くなる(吸光度が低くなる)。
トの別の形態は、血清、血漿、全血、尿および唾液中の
HIVプロテアーゼインヒビター検出のための既製液体
試薬を含む。溶液中の微粒子の動力学的相互作用は、自
動解析装置を用いて簡便に測定される。このアッセイ形
態では、ウシ血清アルブミンなどの任意の巨大分子に結
合した薬剤誘導体を、共有結合固定化または受動固定化
を用いて微粒子上に負荷する。この特定のプロテアーゼ
インヒビターに対する抗体をバッファー系に配合する。
微粒子上の薬剤コンジュゲートと血清試料中に存在する
任意の薬剤との間には、反応溶液中のある一定量の特異
的抗体への結合に関して競合反応が起こる。溶液中の微
粒子の動力学的相互作用は、薬剤コンジュゲートの抗体
への結合により誘導され、試料中の薬剤の存在により阻
害される。微粒子の相互作用は、溶液の吸光度により測
定され、それは溶液の濁度と関連している。粒子と薬剤
コンジュゲートが架橋すると濁度が高くなる(吸光度が
高くなる)。遊離の薬剤が粒子上の抗体に結合すると、
濁度は低くなる(吸光度が低くなる)。
免疫測定法およびテストキットは、蛍光偏光の原理を用
いる血清、血漿、全血、尿および唾液中のHIVプロテ
アーゼインヒビター検出のための既製液体試薬を含む。
このアッセイ形態では、薬剤誘導体を発蛍光団でタグ化
または標識し、この特定のプロテアーゼインヒビターに
対する抗体をバッファー系に配合する。蛍光トレーサー
を有する薬剤と血清試料中の任意の薬剤との間には、反
応溶液中のある一定量の特異的抗体への結合に関して競
合反応が起こる。
起波長)の光を照射すると、長波長(発光波長)でいく
らかの発光が見られる。発光が偏光しているか否かは、
溶液中での発蛍光団の回転自由度に依存する。フルオレ
セインなどの小さな分子は、発光前に迅速に回転し得、
これにより発光の偏光解消が生じる。これに対し、フル
オレセイン標識タンパク質などの蛍光巨大分子の回転は
ずっと遅い。したがって、巨大分子は、励起と発光の間
にごくわずかしか回転せず、発光は偏光する。蛍光偏光
は、薬剤濃度の再現可能な相関的要素であり、試料中の
薬剤濃度の定量に好適である。
は、抗体または別の結合レセプターに結合すると阻害さ
れる電気的活性な標識の使用に基づく均一系電気化学的
免疫測定法である。好ましい電気的活性標識は、ビピリ
ジルオスミウム複合体などの可逆的酸化還元標識であ
る。シグナルの増幅は、酸化還元酵素やインターデジタ
ル・アレイ(interdigitated array)(IDA)電極を
用い、これらのメディエーターを生体電気触媒的に(bi
oelectrocatalytically )に酸化還元サイクルを行うこ
とにより達成しうる。均一系アッセイに使用する形態
は、逐次的結合阻害である。アッセイ対象の試料は、抗
体または他の結合レセプターと混合される。抗原が存在
する場合、結合が生じる。未結合の抗体/結合レセプタ
ーが残っていれば、それを電気的活性標識で標識した抗
原と混合する。次いで、電気的活性化合物で標識された
未結合の抗原を電極表面で測定する。
量の抗体または結合レセプターが、抗原標識電気的活性
化合物と結合する。これにより、電気的活性化合物の阻
害が最大となる。試料中の解析物濃度が高いと、電気的
活性化合物の阻害はほとんどないか、あるいは全くな
い。したがって、電気化学的応答と解析物濃度との間に
は明確な関連性がある。
いて、試料中に存在する解析物は、キャピラリー表面上
に固定された抗体の結合部位に関して、解析物−酵素コ
ンジュゲートと競合する。未結合解析物−酵素コンジュ
ゲートは検出ゾーンに向かって流れ、そこで該酵素は基
質を電気的活性産物に変換する。次いで、該産物を電極
で電気化学的に検出する。試料中の解析物濃度が高い
と、未結合のまま検出ゾーンに向かって流れる解析物−
酵素コンジュゲートが多くなる。これにより、酵素コン
ジュゲートにより生成される電気的活性産物の濃度は高
くなり、電極で検知される電流は高くなる。したがっ
て、検知される電流と解析物濃度との間には明確な関連
性がある。
インヒビターの測定のために本発明のアッセイ法を簡便
に行うのに有用なキットに関する。本発明の多様性を高
めるため、本発明の方法に有用な試薬は、同じ容器また
は別個の容器内にパッケージした組み合せで、液体また
は凍結乾燥の形態で提供され、それにより該方法および
アッセイを実質的に最適化することができる。該試薬
は、その架橋反応性および安定性に応じて、それぞれ別
個の容器に入れてもよく、種々の試薬を1個以上の容器
内に合わせて入れることもできる。
ゼインヒビターに特異的なレセプター、およびこのイン
ヒビターのリガンドと非アイソトープ性シグナル生成部
分とを含有してなるコンジュゲートを含む。試薬は液体
のままであってもよく、凍結乾燥してもよい。このキッ
トは、本発明のアッセイを行うのに有用な較正物質およ
び対照物質をさらに含みうる。レセプターまたはコンジ
ュゲートは、固体支持体に固定されていてもよい。
ヒビターまたは代謝物を適当量含有すると思われる試料
はいずれも本発明の方法により解析することができる。
試料は、典型的には、例えば尿、全血、血漿、血清、唾
液、精液、糞便、喀痰、脳脊髄液、涙、粘液などの、宿
主由来の体液などの水性溶液であるが、好ましくは血漿
または血清である。試料は、所望により前処理すること
ができ、該アッセイを妨げない簡便な任意の媒体中で調
製することができる。水性媒体が好ましい。
は、解析物の特異的結合パートナーを意味し、リガンド
に対し、他の物質を除外する程度の特異的結合親和性を
有する任意の物質または物質群である。
親和性に関して、解析物と本質的に同じ挙動を示す任意
の物質または物質群を意味し、任意のHIVプロテアー
ゼインヒビターもしくはその誘導体および異性体を含む
ものとする。
含有する任意の標準物質または参照物質を意味する。解
析物を含むと思われる試料および較正物質を同様の条件
下でアッセイする。次いで、未知試料について得られた
結果を標品について得られた結果と比較することにより
解析物濃度を算出する。これは、較正曲線や図2に示す
ような用量応答曲線を作成することによってよく用いら
れる手段である。
使用することが多い。例えば、通常、アッセイ媒体には
バッファーとともにアッセイ媒体の安定化剤およびアッ
セイ成分が存在する。これらの添加剤に加えて、アルブ
ミンなどの追加のタンパク質や界面活性剤、特に非イオ
ン性界面活性剤等が含まれる場合も多い。
明細書および特許請求の範囲における記載はいずれも、
該インヒビターに加え、生物学的な意味において該イン
ヒビターとしての挙動を示すその生物学的活性代謝物お
よび治療上活性な代謝物ならびに生物学的活性誘導体お
よび治療上活性な誘導体を含むことが意図されることを
理解されたい。
により親化合物または親分子から作製される化合物また
は分子をいう。
識またはトレーサーは、非放射活性の同定タグであり、
担体物質または担体分子と結合させて解析物を検出する
のに使用しうる。標識は、連結部または架橋部により担
体分子に直接または間接的に結合しうる。標識の例とし
ては、β−ガラクトシダーゼおよびペルオキシダーゼな
どの酵素、ローダミンおよびフルオレセインイソチオシ
アネート(FITC)などの蛍光化合物、ならびにジオ
キセタンおよびルシフェリンなどの発光化合物が挙げら
れる。
2(R)−ヒドロキシ−4−フェニルブチル]−N−t
ert−ブチル−デカヒドロ−(4aS,8aS)−イ
ソキノリン−3(S)−カルボキサミド(II)の調製 548mgのシス−2−[3(S)−[[N−(ベンジ
ルオキシカルボニル)−L−アスパラギニル]アミノ]
−2(R)−ヒドロキシ−4−フェニルブチル]−N−
tert−ブチル−デカヒドロ−(4aS,8aS)−
イソキノリン−3(S)−カルボキサミド(I、米国特
許第5,196,438号明細書)を含有する50ml
のメタノール溶液を含むフラスコに、58mgの10%
パラジウム/カーボンを加えた。フラスコおよび内容物
を水素雰囲気下に置き(パージ/排気サイクル5回)、
次いで、内容物を攪拌下、水素圧1〜2気圧、室温で一
晩放置した。薄層クロマトグラフィー解析(シリカゲル
プレート、10%メタノール/クロロホルムで溶出)の
後、ヨウ素チャンバにてプレートの染色を行うと、出発
物質の消失が示され、より極性の高い新たなスポットが
現れた。反応物をセライトパッドで濾過し、メタノール
で洗浄した。濾液を回収し、減圧下で液体を蒸発させ
た。残渣を少量のメタノールに再度溶解し、濾過(0.
2μ、Gelman Acrodisc )し、蒸発乾固した。残渣を蒸
留塩化メチレンに再度溶解させ、再度液体を蒸発させ
(反復5回)、残渣を高真空下で2日間乾燥させ、白色
/オフホワイト固体の生成物(II)451mgを得
た。1 H−NMR:一致。FAB(+)MS:516
(M+H)。
[3(S)−tert−ブチルカルバモイル−デカヒド
ロ−(4aS,8aS)−イソキノリン−2−イル]−
2(R)−ヒドロキシ−プロピルカルバモイル]−2−
カルバモイル−エチルカルバモイル}−酪酸2,5−ジ
オキソ−ピロリジン−1−イルエステル(IV)の調製 アルゴン雰囲気下、氷水浴中で冷却した、50mgの生
成物(II)を含有する10mlの乾燥塩化メチレン
(アルゴン雰囲気下、水素化カルシウムで蒸留)の攪拌
溶液に、24mg(1モル当量)の5−[(2,5−ジ
オキソ−1−ピロリジニル)オキシ]−5−オキソ−ペ
ンタノイルクロリド(III、欧州特許出願第EP 5
03454号および米国特許第5,248,611号明
細書の記載と同様にして調製)を固体で一度に添加し
た。冷却しながら反応物を2時間攪拌した。薄層クロマ
トグラフィー解析(シリカゲルプレート、10%メタノ
ール/塩化メチレンで溶出)により、反応の完結が示さ
れた。反応物を塩化メチレンで希釈し、0.1N塩酸水
溶液中に注入し、10%炭酸ナトリウムでpHを約5に
調整した。混合液を充分に振盪し、相分離させた。水相
をさらに10%炭酸ナトリウムでpH約7まで塩基性化
し、塩化メチレンで再度抽出した。有機性抽出物を合わ
せ、水(1回)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(3
回)、飽和塩化ナトリウム水溶液(1回)で洗浄し、硫
酸ナトリウムでの乾燥、濾過および液体の蒸発を行っ
た。ゲル様残渣を高真空下、室温で数時間乾燥し、白色
固体および一部塩化メチレンとの溶媒和物として生成物
(IV)57mgを得た。1 H−NMR:一致。FAB
(+)MS:727(M+H)。HR(+)FAB M
S:計算(M+H)値727.4031、測定値72
7.4013。
ンジル−3−[3(S)−tert−ブチルカルバモイ
ル−デカヒドロ−(4aS,8aS)−イソキノリン−
2−イル]−2(R)−ヒドロキシ−プロピルカルバモ
イル]−2−カルバモイル−エチルカルバモイル}−ブ
チル]−BSA(V)の調製 氷水浴中で冷却した、380mgのウシ血清アルブミン
(Miles-Pentex, Fraction V)を含有する7.6mlの
50mMリン酸カリウム(KPi)、pH7.5の攪拌
溶液に、1.9mlのジメチルスルホキシド(DMS
O)を5〜10分かけて滴下した。得られた透明な溶液
のうち1mlを取り出し、BSAを対照とした。約34
0mgのBSAを含有する20%DMSO/50mM
KPi(pH7.5)からなる残りの溶液に、全量約
1.5mlのDMSOに溶解した7.8mg(約2.1
モル当量)の生成物(IV)を添加し、生成物(IV)
と、BSAを含有する32%DMSO/50mM KP
i、pH7.5とを反応させた。反応物を一晩攪拌し、
温度を室温にした。得られた溶液を3〜15ml容透析
カセット(Pierce Chemical Co., Slide-A-Lyzer(登録
商標)、分子量10Kカットオフ)に移し、順に30
%、20%、10%のDMSO/50mM KPi、p
H7.5(各1L)に対して室温でそれぞれ約2時間、
次いで50mM KPi、pH7.5に対して室温で一
晩、さらに50mM KPi、pH7.5(5回交換)
に対して3日間かけて逐次的に透析した。保持物質をカ
セットから取り出し、実質的に無色透明の溶液のコンジ
ュゲート(V)19mlを得た。BSA対照を標準とし
て使用し、タンパク質濃度を測定すると(クーマシーブ
ルー、Bradford変法)、18.6mg/mlであった。
囲 本実験ではCorning マイクロELISAプレート(96
穴)を使用した。サキナビル−BSAコンジュゲートを
0.1M炭酸ナトリウムバッファー、pH9.5中で2
μg/mlに希釈した。100μlのバッファーを、プ
レートの第1列以外の各列のウェルに入れた。第1列に
は、200μlの2μg/mlサキナビル/BSA溶液
を入れ、12チップマイクロピペッターを用いて第1列
から100μlを全てのカラムの第2列に同時に移し
た。ピペッティングを3回繰り返すことにより第2列の
内容物を混合した。第2列から100μlを第3列に移
し、混合した。この操作をプレートの最終列まで繰り返
した。混合後、最終列から100μlを取り出し、廃棄
した。プレートを加湿したZip−Loc袋に入れ、1
時間37℃でインキュベートした。
と袋からプレートを取り出し、空にして廃棄用容器に入
れた。200μlのPostCoat溶液を各ウェルに
加えた。この溶液は、1%ゼラチン水解物、2%スクロ
ース、0.15M Tris(pH7.4)、0.17
%Tween 20および0.02%チメロサール保存
料から構成され、すべての試薬はSigma Chemicals 社製
である。プレートを加湿した袋に戻し、インキュベータ
ー内に1時間放置した。
清希釈液(H.R. Wiltshire、Anal.Biochem. 281, 105-1
14, 2000 参照のこと)を以下のようにして調製した。
血清バイアルを温水中で解凍し、2μlの10%チメロ
サールを保存料として添加した。これを気泡が生じない
ように静かに混合した。Falconフレキシブルマイクロタ
イタープレートを用い、110μlのPBS/Twee
n(0.2%Tween 20含有リン酸緩衝生理食塩
水)を第1列のウェル以外の各ウェルに添加することに
より血清希釈物を調製した。第1列のウェルには110
μlの希釈度1:100の血清含有PBS/Tween
を添加した。第2列には、8口マイクロピペッター(8
place micropipettor )を用いて100μlの希釈度
1:100の血清含有PBS/Tweenを添加し、ピ
ペッティングを3回繰り返すことにより混合した。次い
で、第2列から110μlを第3列に移し、混合を繰り
返した。この操作をプレートの各列について繰り返し
た。
終了後、PBS/Tweenで洗浄し、最後に吸引する
ことによりコートしたプレートを空にした。8口マイク
ロピペッターを用い、希釈プレートの第12カラムから
100μlをコートしたプレートの第12カラムに移し
た。次いで、第11カラムから100μlを移した(以
下同様)。希釈抗体を移し終えた後、コートしたプレー
トを再度袋に入れて37℃で1時間インキュベートし
た。
d ウサギ抗ヒツジIgG−HRPコンジュゲートをPB
S/Tween中で1:2000に希釈し、静かに攪拌
して充分に混合した。インキュベーション時間終了時、
Bio Tek Instruments, Inc.社製 EL 404 プレート洗浄
器を用い300μlのPBS/Tweenでプレートを
4回洗浄した。次いで、100μlの希釈ウサギ抗ヒツ
ジIgG−HRPコンジュゲートを各ウェルにピペッテ
ィングし、プレートを再度袋に入れて1時間インキュベ
ートした。
袋から取り出し、プレート洗浄器で6回洗浄した。次い
で、100μlのK−BLUE酵素基質(Neogen, In
c.)を各ウェルに添加し、暗所で5分間、発色させた。
100μlの1N塩酸を各ウェルに添加することにより
発色を止めた。Molecular Devices, Inc, 社製 ThermoM
axプレートリーダーを用い、各ウェルの光学密度を2つ
の波長、405nmおよび450nmで測定した。45
0nmでの目盛りにより、このリーダーの測定能は、高
濃度のコンジュゲートおよび抗血清では目盛りが振り切
れた(exceed)。したがって、OD405 測定値を用い、
両波長での目盛りの線形最小二乗法回帰を用いる周知の
方法により外挿OD450 を算出した。
サキナビル/BSA濃度に対して、それぞれY軸、X軸
にプロットすることにより得られたデータを解析した。
これにより、12個の曲線が得られた。次に、光学密度
対血清希釈度を各サキナビル/BSA濃度に対してプロ
ットし、8つの曲線を含むグラフを得た。後者のグラフ
により、サキナビル/BSAは、1:1000以下の抗
サキナビル血清希釈物と併用した場合、0.125μg
/ml以下の濃度で顕著なプロゾーン効果を示すことが
わかった。これらの2つのグラフから、62.5ng/
mlのコンジュゲートおよび1:12,800希釈度の
抗血清を併用することにした。
サキナビル−BSAでコートした。プレートをポストコ
ート(PostCoat)溶液でコートしている間に、
1ml容96穴プレート中でサキナビル、リトナビル、
インジナビルおよびネルフィナビルの段階3倍希釈物を
調製した。すべての薬剤は、絶対メタノールで1mg/
mlとし、使用時まで4℃で保存した。簡単には、まず
各薬剤1μlをプレートの第1列のウェルに移した。な
お、第1列の各ウェルは500μlのPBS/Twee
nを含み、他の列のウェルはすべて200μlの同バッ
ファーを含んだ。混合後、4つのカラムのそれぞれの第
1列から100μlを第2列に移し、混合した。この操
作を、各列について第7列が完了するまで繰り返した。
第8列はバッファーのみを含み、各薬剤のゼロ濃度とし
た。
時、コートしたプレートを洗浄し、50μlの溶液を希
釈プレートのH列からコートしたプレートのH列に移
し、この操作を4チップマイクロピペッターを用いてG
列からA列まで繰り返した。この操作の終了後、PBS
/Tweenで1:12,800に希釈した50μlの
サキナビル抗血清を、コートしたプレートの各ウェルに
添加した。プレートを上述のようにしてインキュベート
した。1時間後、プレートを4回洗浄し、PBS/Tw
eenで1:2,000に希釈した100μlのZymed
ウサギ抗ヒツジIgG/HRPを添加し、上述のように
してインキュベートした。さらにプレートを上述のよう
にして処理した。450nmでの光学密度の読み取りに
より、サキナビルでは用量応答曲線が得られ、ネルフィ
ナビルでは応答が少なく、その他の薬剤では用量応答曲
線は観察されなかった。これらのデータから、ネルフィ
ナビルと交差反応した抗血清は0.4%程度と算出され
た。
同様にして行う。評価した薬剤はサキナビルであり、薬
剤の希釈剤は、100%正常ヒト血清とした。したがっ
て、最後のアッセイは、PBS/Tweenで希釈した
抗血清を半量(容積比)を加えた50%ヒト血清におい
て行った。さらに、先の実施例で7段階の希釈を行った
ようにして、本実施例では15段階の希釈を行った。実
施例5においてゼロ濃度でない最低濃度の薬剤ではゼロ
濃度の約50%の阻害を示したため、完全な阻害曲線を
得るために希釈工程を増やす必要があった。すべての薬
剤濃度について3連の実験を行った。各薬剤濃度での3
つのウェルの平均およびエラーバーを用いてデータを図
式化し、図2に示す用量応答曲線を得た。グラフに示す
ように、アッセイは、1mlあたり1ng未満から1μ
gの範囲で行った。最低検出可能レベルは0.5ng/
mlと推定される。
ト血清中の薬剤量の測定における、サキナビル−KLH
に対する抗血清の使用法を示すものである。
タリングに適合し、安全であり、廃棄物処理の管理を必
要としない、新規なHIVプロテアーゼインヒビターの
検出のための非アイソトープ性免疫測定法および該方法
を実施するためのキットが提供される。
キソ−4−{1(S)−[1(S)−ベンジル−3−
[3(S)−tert−ブチルカルバモイル−デカヒド
ロ−(4aS,8aS)−イソキノリン−2−イル]−
2(R)−ヒドロキシ−プロピルカルバモイル]−2−
カルバモイル−エチルカルバモイル}−ブチル]−BS
Aの合成を示す概略図である。
本発明に従ってアッセイした実施例6において得られた
結果をプロットすることにより得られたグラフを示す図
である。X軸はサキナビルの濃度であり、Y軸は450
nmでの吸光度である。
14)
Claims (11)
- 【請求項1】 (a)HIVプロテアーゼインヒビター
を含有すると思われる試料を、該インヒビターに特異的
なレセプター、ならびに該インヒビターのリガンドおよ
び非アイソトープ性シグナル生成部分を含有してなるコ
ンジュゲートと合わせる工程、(b)該シグナル生成部
分により生じるシグナル生成をモニターすることによ
り、該コンジュゲートに結合した該レセプターの量を測
定する工程、ならびに(c)該シグナル生成を試料中の
該インヒビターの存在または量と相関させる工程、を含
む、試料中のHIVプロテアーゼインヒビターを測定す
るための免疫測定法。 - 【請求項2】 該レセプターが、抗体、抗体フラグメン
トおよび抗体誘導体からなる群より選ばれる請求項1記
載の方法。 - 【請求項3】 該プロテアーゼインヒビターが、サキナ
ビル、アンプレナビル、インジナビル、ネルフィナビル
およびリトナビルからなる群より選ばれる請求項1記載
の方法。 - 【請求項4】 該レセプターが、直接または間接的に固
相に結合している請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 該シグナル生成部分が、酵素、蛍光発生
化合物、化学発光物質、電気化学的メディエーター、粒
子、レポーター基、酵素インヒビターおよびポリペプチ
ドキャリアからなる群より選ばれる請求項1記載の方
法。 - 【請求項6】 (a)HIVプロテアーゼインヒビター
を含有すると思われる試料を、該プロテアーゼインヒビ
ターのリガンドおよびミコフェノール酸を含有するコン
ジュゲート、該プロテアーゼインヒビターに特異的なレ
セプター、IMP、NADならびにIMPDHと合わせ
る工程、(b)NADHの生成をモニターする工程、な
らびに(c)NADHの生成を試料中の該プロテアーゼ
インヒビターの存在または量と相関させる工程、を含
む、試料中のHIVプロテアーゼインヒビターを測定す
るための非アイソトープ性免疫測定法。 - 【請求項7】 (a)HIVプロテアーゼインヒビター
に特異的なレセプター、および(b)該インヒビターの
リガンドおよび非アイソトープ性シグナル生成部分を含
有してなるコンジュゲートをパッケージした組み合せで
含有する、試料中のHIVプロテアーゼインヒビターを
測定するためのテストキット。 - 【請求項8】 該レセプターが、抗体、抗体フラグメン
トおよび抗体誘導体からなる群より選ばれてなる請求項
7記載のテストキット。 - 【請求項9】 該プロテアーゼインヒビターが、サキナ
ビル、アンプレナビル、インジナビル、ネルフィナビル
およびリトナビルからなる群より選ばれてなる請求項7
記載のテストキット。 - 【請求項10】 該レセプターが、直接または間接的に
固相に結合している請求項7記載のテストキット。 - 【請求項11】 該シグナル生成部分が、酵素、蛍光発
生化合物、化学発光物質、電気化学的メディエーター、
粒子、レポーター基、酵素インヒビターおよびポリペプ
チドキャリアからなる群より選ばれてなる請求項7記載
のテストキット。
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