JP2002205586A - チャイルドシート - Google Patents

チャイルドシート

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JP2002205586A JP2001002554A JP2001002554A JP2002205586A JP 2002205586 A JP2002205586 A JP 2002205586A JP 2001002554 A JP2001002554 A JP 2001002554A JP 2001002554 A JP2001002554 A JP 2001002554A JP 2002205586 A JP2002205586 A JP 2002205586A
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    • B62B7/00—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators
    • B62B7/04—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor
    • B62B7/14—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor with detachable or rotatably-mounted body
    • B62B7/145—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor with detachable or rotatably-mounted body the body being a rigid seat, e.g. a shell

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車のシートベルトを使用してシートに固定す
ることができるとともに、固定用ベースを使用して車の
固定用金具に固定することもでき、ベビーカーのシー
ト、キャリー、椅子等として使用し得るようにしたチャ
イルドシートを得ること。 【解決手段】 車のシートに取り付け可能にしたチャイ
ルドシート１０に関する。上記チャイルドシート１０
を、予め車のシートに備えられた固定用金具に直接、も
しくは固定解放可能な固定用ベース１８を介して上記シ
ートに固定し得るようにするとともに、或いは車のシー
トベルト２６によっても直接上記シートに固定し得るよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、チャイルドシート
に係り、特に車のシートに着脱可能とするとともに、ベ
ビーカーにも着脱可能にし、さらにベビーキャリー等と
しても使用し得るようにしたチャイルドシートに関す
る。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、例えば１歳未満のような幼児を乗用車に乗せるよう
な場合にはチャイルドシートを使用することが行われて
いる。このようなチャイルドシートには、乗用車のシー
ト部に設けられた固定用金具に上記チャイルドシートを
装着固定するものと、シートのシートベルトを使用して
チャイルドシートをシートに固定するものとがあり、い
ずれのものにおいてもチャイルドシートはシートに対し
て着脱可能としてある。
【０００３】しかして、上記チャイルドシートは、乗用
車のシートから取り外した場合には、幼児をチャイルド
シートに寝かせたまま移動するためのキャリーとして、
或いは床上に置いてロッキングチェアーまたは通常の椅
子として使用することができる。
【０００４】しかしながら、乗用車のシート部に設けら
れた固定用金具に装着固定するチャイルドシートの底部
には上記固定用金具への固定装置、もしくは乗用車のシ
ート部に設けられた固定用金具に装着固定するための固
定用ベースへの固定装置が設けられており、そのチャイ
ルドシートをそのままベビーカーのシートとして使用す
ることはできない等の問題がある。また、上記固定用ベ
ースが設けられたチャイルドシートは、乗用車のシート
に固定用金具が設けられた乗用車にしか使用できず、そ
の他の乗用車には使用できない等の問題がある。
【０００５】本発明は、このような点に鑑み、車のシー
トベルトを使用してシートに固定することができるとと
もに、直接、もしくは固定用ベースを使用して車の固定
用金具に固定することもできるようにしたチャイルドシ
ートを得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
車のシートに取り付け可能にしたチャイルドシートにお
いて、上記チャイルドシートを、予め車のシートに備え
られた固定用金具に直接、もしくは固定解放可能な固定
用ベースを介して上記シートに固定し得るようにすると
ともに、車のシートベルトによっても直接上記シートに
固定し得るようにしたことを特徴とする。
【０００７】請求項２に係る発明は、チャイルドシート
を、予め車のシートに備えられた固定用金具に直接、も
しくは固定解放可能な固定用ベースを介して上記シート
に固定し得るようにするとともに、そのチャイルドシー
トの両側部には、ベビーカー本体から突設されたボスに
係合してロックするロック装置が設けられており、ベビ
ーカー本体に対して着脱自在としてあることを特徴とす
る。
【０００８】請求項３に係る発明は、請求項１または２
に係る発明において、上記チャイルドシートの下面に
は、固定用ベースに設けられた係止口に前後動によって
係合される係止片と、上記固定用ベースに設けられた上
方に解放する係合溝に係合する、左右方向に延びる係止
杆が設けられていることを特徴とする。
【０００９】請求項４に係る発明は、請求項１乃至３の
いずれかに記載の発明において、チャイルドシートの座
部の外側面にはベルトガイドが設けられていることを特
徴とする。
【００１０】請求項５に係る発明は、請求項１乃至４の
いずれかに記載の発明において、チャイルドシートに
は、日除け取付部材を兼ねるハンドルが揺動固定可能に
設けられていることを特徴とする。
【００１１】請求項６に係る発明は、請求項２記載の発
明において、前記ロック装置は、チャイルドシートに対
して回動可能に装着され、その回動によって前記ボスに
係合しチャイルドシートのロックを行うとともに、常時
ロック方向に付勢されているロック部材を有することを
特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図１は上記ベビーカー
本体に装着可能としたチャイルドシート１０の形状を示
す斜視図であって、チャイルドシート１０には逆Ｕ字状
の日除け取付部材を兼ねるハンドル１１が揺動可能に設
けられている。すなわち、チャイルドシート１０の両側
部にはハンドル取付部１２が設けられており、そのハン
ドル取付部１２内に上記ハンドル１１の先端が挿入され
揺動固定可能に装着されている。また、上記チャイルド
シート１０の座部の両外側には、乗用車のシートにシー
トベルトを使用して上記チャイルドシート１０を固定す
るときの、後方側に突出するフック状のベルトガイド１
３が設けられている。
【００１３】一方、上記チャイルドシート１０の底面に
は、図２に示すように、その左右部に下面が凸曲状に形
成されたロッキングフレーム１４、１４が互いに平行に
設けられている。上記ロッキングフレーム１４、１４の
間には、チャイルドシート１０の前部側に前方に向かっ
て突出するＬ字状の係止片１５が設けられ、さらに後部
側には左右方向に延びる係止杆１６が設けられている。
また、背面側にはその背面に沿い上方に延びるフック状
の第２のベルトガイド１７が設けられている。
【００１４】一方、上記チャイルドシート１０を車のシ
ートに固定するための固定用ベース１８には、その前面
部に前方に突出し車のシートに設けられた固定用金具
（図示せず）に係合固定される固定用腕１９が突設さ
れ、上面にはその前部位置に後方に向かって開口する係
止口２０を有する係止具２１が設けられており、さらに
後部位置には上方に解放する係止溝２２aを有する２個
の固定用突起部２２が設けられている。
【００１５】しかして、上記固定用ベース１８を使用し
てチャイルドシート１０を車のシートに装着固定する場
合には、チャイルドシート１０の前部側下面に設けられ
ている係止片１５をチャイルドシート１０を前方にスラ
イドさせながら固定用ベース１８の係止口２０に係合さ
せ（図３の（ｂ））、その後上記チャイルドシート１０
の後部を下方に降ろし係止杆１６を固定用突起部２２の
係止溝２２aに係合し、固定用ベース１８に設けられて
いるロックレバー２３を上記係止杆１６に係合すること
により固定する（図３の（a））。そこで、固定用ベー
ス１８の固定用腕１９を車のシートに設けられた固定用
金具（図示せず）に係合固定することによってチャイル
ドシート１０を車のシートに固定することができる。
【００１６】一方、チャイルドシート１０を車のシート
部に設けられているシートベルトを使用してシートに装
着固定する場合には、図４に示すように、固定用ベース
１８を取り外したチャイルドシート１０を車のシート２
５上に乗せ、車のシートベルト２６を引き出し、腰ベル
ト２６aをチャイルドシート１０の座部の両側面に設け
られているベルトガイド１３に挟み込み、その後、上記
シートベルト２６の差込金具を車側のバックルに差し込
む。そこで、シートベルト２６の肩ベルト２６bを図の
点線で示すように引き出してチャイルドシート１０の背
面側に回してそのチャイルドシート１０の背面に設けら
れている第２のベルトガイド１７に挟み込むことによっ
て、そのチャイルドシート１０を車のシートに装着固定
する。
【００１７】このようにして、チャイルドシート１０を
固定用ベース１８を用いて車のシートに固定するＩＳＯ
タイプと、シートベルト２６を使用して固定するユニバ
ーサルタイプを兼用することができる。
【００１８】ところで、上記ハンドル取付部１２内に
は、前記ベビーカー本体の左右のアームレストに突設さ
れた後述するボスに係合しチャイルドシート１０をロッ
クするロック装置３０が設けられている。すなわち、図
５及び図６は上記ロック装置３０の構成を示す断面図で
あり、上記ハンドル取付部１２のチャイルドシート１０
側壁面には上記ボス３１に係合可能な上方に延びる切り
欠き３２が形成されており、また上記ハンドル取付部１
２内にはチャイルドシート１０から突出された軸３３に
回動可能に装着されたロック部材３４が配設されてい
る。
【００１９】上記ロック部材３４には、そのロック部材
３４の回動によって上記切り欠き３２内に位置するボス
３１の下部に係合する爪部３５が一体的に形成されてお
り、その爪部３５の下面には、その爪部３５の下面が上
記ボス３１に当接したとき上記ロック部材３４をロック
解放方向に揺動させる案内面３５aが形成されている。
また、上記ロック部材３４はスプリング３６により上記
爪部３５がロック方向に付勢されており、さらにその外
周部にはハンドル取付部１２に形成された周方向に延び
るスリット３７を経て外方に突出する摘み３８が設けら
れている。
【００２０】また、ハンドル取付部１２内にはロック部
材３４の軸３３に対して偏心した位置に軸３９が設けら
れており、その軸３９にストッパー４０が揺動可能に軸
支されており、スプリング４１により常時前記ロック部
材３４と反対方向に付勢されている。上記ストッパー４
０にはストッパ片４２が形成されており、前記ロック部
材３４がロック解除位置に移動したときに、そのストッ
パ片４２がロック部材３４に設けられた突起部４３に係
合し、ロック部材３４をそのロック位置に自動固定する
ようにしてある（図６）。さらに上記ストッパー４０に
は下方に延びるストップ解除杆４４が形成されており、
そのストップ解除杆４４の下端部には、前記ボス３１と
の当接によりストッパー４０をスプリング４１に抗して
揺動させ、ストッパ片４２を突起部４３から離脱させる
ロック解除作動部４４aが形成されている。
【００２１】しかして、チャイルドシート１０をベビー
カー本体４５に装着する場合には、図７に示すように、
展開状態のベビーカー本体４５の上方から左右のアーム
レスト４６間にチャイルドシート１０の下部を挿入する
とともに、チャイルドシート１０の左右のハンドル取付
部１２をアームレスト４６の上部及び外側に係合させ
る。そこで、チャイルドシート１０が下降してロック部
材３４の案内面３５aがベビーカー本体のボス３１に当
接すると、その案内面３５aによってロック部材３４が
スプリング３６に抗して図５において反時計方向に回動
される。したがって、爪部３５が切り欠き３２から側方
に移動され、ハンドル取付部１２の切り欠き３２がボス
３１に係合される。
【００２２】このようにしてボス３１にハンドル取付部
１２の切り欠き３２が係合すると、ロック部材３４がス
プリング３６によって図５において時計方向に回動し、
爪部３５がボス３１の下方に係合する。したがって、チ
ャイルドシート１０がその位置にロックされ、さらにハ
ンドル取付部１２の前部及び後部がアームレスト４６上
に載置されるとともにベルトガイド１３が手押し杆４７
に当接し、チャイルドシート１０がベビーカー本体４５
に装着固定され（図８）、ベビーカーとして機能させる
ことができる。
【００２３】一方、チャイルドシート１０をベビーカー
本体４５から取り外す場合には、摘み３８を持って図６
に示すように上方に回動させると、ロック部材３４が反
時計方向に回動し爪部３５がロック解除位置に移動され
る。このようにしてロック部材３４がロック解除位置に
回動すると、ストッパー４０がスプリング４１によって
軸３９を中心として揺動し、ストッパ片４２がロック部
材３４の突起部４３に係合し、ロック部材３４の回動が
阻止されロック部材３４がそのロック解除位置に自動固
定される。
【００２４】そこで、チャイルドシート１０を上方に持
ち上げることによってチャイルドシート１０をベビーカ
ー本体４５から取り外すことができる。一方、上述のよ
うにチャイルドシート１０を持ち上げると、その途中に
おいてロック解除作動部４４aがボス３１に当接してス
トッパー４０がスプリング４１に抗して軸３９を中心と
して時計方向に回動される。したがって、ストッパ片４
２が突起部４３から離脱し、そのストッパ作用がなくな
る。そのため、ロック部材３４がスプリング３６により
ロック解除位置から図５に示すような位置に自動復帰さ
れる。
【００２５】また、上述のようにベビーカー本体からチ
ャイルドシート１０を取り外した場合には、図９に示す
ようにハンドル１１を垂直状態にして手で持つことによ
り、幼児をチャイルドシート１０に寝かせたまま移動す
るキャリーとして使用することができる。さらに、図１
０に示すように、ハンドルをチャイルドシート１０の背
当て部とほぼ平行な位置まで傾斜させ、床面に置くと、
チャイルドシート１０のロッキングフレーム１４によっ
て揺動可能となり、ロッキングチェアとして使用するこ
とができる。また、ハンドルをさらに回動して図１１に
示す位置にすると、上記ハンドルによってチャイルドシ
ート１０が床面に固定され、通常の椅子として使用する
ことができる。
【００２６】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、チ
ャイルドシートを前記ＩＳＯタイプとユニバーサルタイ
プの両方に兼用して使用することができるとともに、ベ
ビーカーのシートとして、或いはキャリー、またはロッ
キングチェア、さらには通常の椅子としても使用するこ
とができ、チャイルドシートの使用範囲を大幅に拡大す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のチャイルドシートの形状を示す図。
【図２】本発明のチャイルドシートをＩＳＯタイプで使
用するときの分解斜視図。
【図３】（a）、（ｂ）はチャイルドシートの固定用ベ
ースへの装着手段を示す説明図。
【図４】本発明のチャイルドシートをユニバーサルタイ
プで使用するときの装着作動状態を示す図。
【図５】本発明のチャイルドシートにおけるロック装置
のロック状態を示す図。
【図６】本発明のチャイルドシートにおけるロック装置
のロック解除状態を示す図。
【図７】ベビーカー本体へのチャイルドシート取付作動
説明図。
【図８】ベビーカー本体にチャイルドシートを取付けた
状態を示す図。
【図９】本発明のチャイルドシートをキャリーとして使
用する状態を示す図。
【図１０】本発明のチャイルドシートをロッキングチェ
アとして使用する状態を示す図。
【図１１】本発明のチャイルドシートを通常の椅子とし
て使用する状態を示す図。
【符号の説明】
１０ チャイルドシート １１ ハンドル １２ ハンドル取付部 １３ ベルトガイド １５ 係止片 １６ 係止杆 １７ 第２のベルトガイド １８ 固定用ベース ２０ 係止口 ２１ 係止具 ２２ 固定用突起部 ２５ 車のシート ２６ シートベルト ３０ ロック装置 ３１ ボス ３４ ロック部材 ３５ 爪部 ４０ ストッパー ４４ ストップ解除杆

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】車のシートに取り付け可能にしたチャイル
    ドシートにおいて、上記チャイルドシートを、予め車の
    シートに備えられた固定用金具に直接、もしくは固定解
    放可能な固定用ベースを介して上記シートに固定し得る
    ようにするとともに、車のシートベルトによっても直接
    上記シートに固定し得るようにしたことを特徴とするチ
    ャイルドシート。
  2. 【請求項２】チャイルドシートを、予め車のシートに備
    えられた固定用金具に直接、もしくは固定解放可能な固
    定用ベースを介して上記シートに固定し得るようにする
    とともに、そのチャイルドシートの両側部には、ベビー
    カー本体から突設されたボスに係合してロックするロッ
    ク装置が設けられており、ベビーカー本体に対して着脱
    自在としてあることを特徴とするチャイルドシート。
  3. 【請求項３】上記チャイルドシートの下面には、固定用
    ベースに設けられた係止口に前後動によって係合される
    係止片と、上記固定用ベースに設けられた上方に解放す
    る係合溝に係合する、左右方向に延びる係止杆が設けら
    れていることを特徴とする、請求項１または２記載のチ
    ャイルドシート。
  4. 【請求項４】チャイルドシートの座部の外側面にはベル
    トガイドが設けられていることを特徴とする、請求項１
    乃至３のいずれかに記載のチャイルドシート。
  5. 【請求項５】チャイルドシートには、日除け取付部材を
    兼ねるハンドルが揺動固定可能に設けられていることを
    特徴とする、請求項１乃至４のいずれかに記載のチャイ
    ルドシート。
  6. 【請求項６】前記ロック装置は、チャイルドシートに対
    して回動可能に装着され、その回動によって前記ボスに
    係合しチャイルドシートのロックを行うとともに、常時
    ロック方向に付勢されているロック部材を有することを
    特徴とする、請求項２記載のチャイルドシート。
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