JP2002204591A - ディスク装置とモータ - Google Patents

ディスク装置とモータ

Info

Publication number
JP2002204591A
JP2002204591A JP2001328524A JP2001328524A JP2002204591A JP 2002204591 A JP2002204591 A JP 2002204591A JP 2001328524 A JP2001328524 A JP 2001328524A JP 2001328524 A JP2001328524 A JP 2001328524A JP 2002204591 A JP2002204591 A JP 2002204591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
response
state
slope
energization control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001328524A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4112209B2 (ja
Inventor
Makoto Goto
誠 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001328524A priority Critical patent/JP4112209B2/ja
Publication of JP2002204591A publication Critical patent/JP2002204591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4112209B2 publication Critical patent/JP4112209B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の位置信号に応動して、ディスクやロー
タを低振動・低騒音に所定方向に回転駆動するディスク
装置およびモータを提供する。 【解決手段】 電力供給部20の第1の電力増幅器と第
2の電力増幅器は、3相のコイル11〜13への電流路
を形成する。通電制御部31は、位置検出部30の位置
信号の時間間隔T0に応動した第1の調整時間T1毎に
第1のタイミング信号を発生し、第1のタイミング信号
に応動して第1の状態信号を変化させる。位置信号の時
間間隔T0に応動した第2の調整時間T2毎に第2のタ
イミング信号を発生し、第2のタイミング信号に応動し
て第2の状態信号を変化させる。第2の状態信号に応動
して実質的に傾斜を有するスロープ信号を作成する。第
1の状態信号とスロープ信号に応動した3相の第1の通
電制御信号と3相の第2の通電制御信号を作成し、これ
らの通電制御信号に応動して第1の電力増幅器と第2の
電力増幅器の通電を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータを含んで構
成されたディスク装置と、モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、OA機器やAV機器の駆動用モー
タとして、複数個のトランジスタにより電子的に電流路
を切り換えるモータが広く使用されている。光ディスク
装置(DVD装置、CD装置、等)や磁気ディスク装置
(HDD装置、FDD装置、等)などのディスク装置で
は、このようなモータを含んで構成されている。このよ
うなモータの例として、PNP型パワートランジスタと
NPN型パワートランジスタを用いてコイルへの電流路
を切り換えるモータがある。
【0003】図29に従来のモータを示し、その動作に
ついて説明する。ロータ2011は永久磁石による界磁
部を有し、位置検出器2041はロータ2011の界磁
部の磁界を3個の位置検出素子で検出する。すなわち、
ロータ2011の回転に応動した3個の位置検出素子の
3相の出力信号から、位置検出器2041は2組の3相
の電圧信号Kp1,Kp2,Kp3とKp4,Kp5,
Kp6を発生する。第1の分配器2042は電圧信号K
p1,Kp2,Kp3に応動した3相の下側信号Mp
1,Mp2,Mp3を作りだし、下側のNPN型パワー
トランジスタ2021,2022,2023の通電を制
御する。第2の分配器2043は電圧信号Kp4,Kp
5,Kp6に応動した3相の上側信号Mp4,Mp5,
Mp6を作りだし、上側のPNP型パワートランジスタ
2025,2026,2027の通電を制御する。これ
により、コイル2012,2013,2014に3相の
駆動電圧を供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、位置
検出器2041はロータ2011の回転位置を検出する
3個の位置検出素子を含んでいるため、位置検出素子を
取り付けるスペースや配線等が煩雑であり、コストアッ
プを生じていた。そのため、たとえば、米国特許第5,
130,620号明細書や米国特許第5,473,23
2号明細書には、位置検出素子をすべて無くし、コイル
に生じる逆起電力を検出して回転駆動するモータの構成
が示されている。しかし、位置検出素子をすべて無くし
たモータでは、モータの回転速度が低いときに十分な逆
起電力が生じないため、低い速度でのモータ駆動や速度
制御が困難であった。特に、逆起電力を検出したパルス
信号に基づいて速度制御を行った場合には、逆起電力の
検出パルス信号の時間的なゆれが大きく、回転速度のゆ
れが大きくなっていた。
【0005】また、米国特許第5,729,102号明
細書には、1個の位置検出素子の出力により推定電気角
をもとめ、推定電気角にもとづいて正弦波電流をコイル
に供給するモータの構成が示されている。しかし、米国
特許第5,729,102号明細書の構成では、細かな
ステップで推定電気角を求めることが難しい。特に、高
速回転時には推定電気角の誤差が大きくなり、高精度な
回転駆動が難しかった。また、推定電気角の演算や駆動
信号の作成にマイクロプロセッサを使っているために、
高速回転時においてマイクロプロセッサの処理速度が不
足し、モータを高速回転させることが難しかった。
【0006】DVD−ROM/CD−ROM/CDディ
スクを再生するディスク装置では、1万rpmの高速再
生から200rpmのCD再生までの広い速度範囲にお
ける回転動作が要求され、これらの回転速度において安
定に回転駆動することが要望されている。また、DVD
−RAM/RW装置などの書換可能なディスク装置で
は、高密度ディスクへの情報記録・再生を行っているの
で、ディスクへの記録および再生においてディスクを高
精度に回転させる必要がある。また、光ディスク装置だ
けでなく、HDDやFDDなどの磁気ディスク装置にお
いても、低コストに安定にディスクを回転駆動すること
が要望されている。
【0007】本発明の目的は、上記の課題をそれぞれま
たは同時に解決したディスク装置およびモータを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の構成のディスク
装置では、少なくとも、ディスクから信号再生を行う、
または、前記ディスクに信号記録を行うヘッド手段と、
少なくとも、前記ヘッド手段の出力信号を処理して再生
情報信号を出力する、または、記録情報信号を信号処理
して前記ヘッド手段に出力する情報処理手段と、前記デ
ィスクを回転駆動し、界磁磁束を発生する界磁部分を取
り付けられたロータと、Q相(ここに、Qは3以上の整
数)のコイルと、直流電圧を供給する2つの出力端子を
有する電圧供給手段と、前記電圧供給手段の一方の出力
端子側と前記コイルの一端への電流路を形成する第1の
パワートランジスタをそれぞれ含んで構成されたQ個の
第1の電力増幅手段と、前記電圧供給手段の他方の出力
端子側と前記コイルの一端への電流路を形成する第2の
パワートランジスタをそれぞれ含んで構成されたQ個の
第2の電力増幅手段と、前記ロータの回転に応動した位
置信号を得る位置検出手段と、前記位置信号に応動して
前記Q個の第1の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力
増幅手段の通電区間を制御する通電動作手段と、を具備
するディスク装置であって、前記通電動作手段は、前記
位置信号に応動した時間間隔T0を計測する時間計測手
段と、前記時間間隔T0に応動した第1の調整時間T1
(ここに、T1<T0/2)毎に第1の状態信号を変化
させ、前記時間計測手段の計測動作に応動して前記第1
の状態信号を実質的に第1の所定状態にする第1のタイ
ミング調整手段と、前記時間間隔T0に応動した第2の
調整時間T2(ここに、T2<T1/2)毎に第2の状
態信号を変化させ、前記第1の状態信号の変化に応動し
て前記第2の状態信号を実質的に第2の所定状態にする
第2のタイミング調整手段と、前記第1の状態信号と前
記第2の状態信号に応動した少なくとも1個の通電制御
信号を作成し、前記Q個の第1の電力増幅手段と前記Q
個の第2の電力増幅手段のうちで少なくとも1個の電力
増幅手段の通電区間を前記少なくとも1個の通電制御信
号に応動して制御する信号作成手段と、を含んで構成さ
れ、前記信号作成手段は、前記第2の状態信号に応動し
て実質的に傾斜を有するスロープ信号を作成するスロー
プ手段と、前記第1の状態信号と前記スロープ信号に応
動した前記少なくとも1個の通電制御信号を作成し、立
ち上がり部分と立ち下がり部分のうちの少なくとも一方
の部分において前記スロープ信号に応動して前記少なく
とも1個の通電制御信号を変化させる形成手段と、を含
んで構成している。
【0009】このように構成することにより、単一の位
置信号に応動してQ相のコイルへの正確な通電制御を行
うことができる。従って、たとえば、1個の位置検出素
子の出力信号のみを用いて、Q相のコイルへの電流路の
切換動作を行わせ、ディスクを安定に所定方向に回転駆
動するディスク装置を実現できる。また、通電制御信号
は、立ち上がり部分と平坦部分と立ち下がり部分などに
より形成され、立ち上がり部分と立ち下がり部分のうち
の少なくとも一方の部分をスロープ信号に応動して実質
的に滑らかに変化させている。従って、Q相のコイルへ
の電流路の切換動作を滑らかにできる。これにより、発
生駆動力の脈動が小さくなり、振動・騒音の小さなディ
スク装置になる。ここで、スロープ信号は、アナログ的
な傾斜を有する傾斜信号の場合や、平均値が傾斜信号に
なるパルスを含んだディジタル信号の場合がある。
【0010】また、時間計測手段の計測結果に応動した
第1の調整時間T1(ここに、T1<T0/2)毎に第
1の状態信号を変化させ、時間計測手段の計測結果に応
動した第2の調整時間T2(ここに、T2<T1/2)
毎に第2の状態信号を変化させた。従って、時間計測手
段が次の計測結果を出力するまでに第1の状態信号は所
要の状態数だけ変化し、第1の状態信号が次の変化を行
うまでに第2の状態信号は所要の状態数だけ変化する。
第2の状態信号に応動して実質的に傾斜を有するスロー
プ信号を得て、第1の状態信号とスロープ信号に応動し
た通電制御信号を出力した。これにより、ディスクの回
転速度が変化しても、スロープ信号に応動して実質的に
滑らかな変化を行う通電制御信号を作成できる。
【0011】従って、たとえば、ディスクの再生半径位
置に応動してディスクの回転速度を変えていくディスク
装置であっても、常に滑らかな電流路の切換動作を行わ
せ、振動・騒音の小さいディスク装置を実現できる。ま
た、時間計測手段の計測動作に応動して第1の状態信号
を第1の所定状態にし、第1の状態信号の変化に応動し
て第2の状態信号を第2の所定状態にしているので、第
1の状態信号の変化時点とスロープ信号を同期して変化
させることができる。これにより、ロータ回転に同期し
た通電制御信号を正確に作成でき、Q相のコイルへの通
電制御の乱れが生じない。また、たとえば、位置信号に
基づいてディスクの回転速度を制御するならば、安定に
高精度な速度制御を行うことができる。その結果、位置
検出手段を簡素にした低コストの構成ながらも、振動・
騒音が小さく、高精度にディスクを回転駆動するディス
ク装置を実現できる。
【0012】本発明の別の観点のディスク装置では、少
なくとも、ディスクから信号再生を行う、または、前記
ディスクに信号記録を行うヘッド手段と、少なくとも、
前記ヘッド手段の出力信号を処理して再生情報信号を出
力する、または、記録情報信号を信号処理して前記ヘッ
ド手段に出力する情報処理手段と、前記ディスクを回転
駆動し、界磁磁束を発生する界磁部分を取り付けられた
ロータと、Q相(ここに、Qは3以上の整数)のコイル
と、直流電圧を供給する2つの出力端子を有する電圧供
給手段と、前記電圧供給手段の一方の出力端子側と前記
コイルの一端への電流路を形成する第1のパワートラン
ジスタをそれぞれ含んで構成されたQ個の第1の電力増
幅手段と、前記電圧供給手段の他方の出力端子側と前記
コイルの一端への電流路を形成する第2のパワートラン
ジスタをそれぞれ含んで構成されたQ個の第2の電力増
幅手段と、前記ロータの回転に応動した位置信号を得る
位置検出手段と、前記位置信号に応動して前記Q個の第
1の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力増幅手段の通
電区間を制御する通電動作手段と、を具備するディスク
装置であって、前記通電動作手段は、前記位置信号に応
動した時間間隔T0を計測する時間計測手段と、前記時
間間隔T0に応動した第1の調整時間T1(ここに、T
1<T0/2)毎に第1の状態信号を変化させる第1の
タイミング調整手段と、前記時間間隔T0に応動した第
2の調整時間T2(ここに、T2<T1/2)毎に第2
の状態信号を変化させる第2のタイミング調整手段と、
前記第1の状態信号と前記第2の状態信号に応動した少
なくとも1個の通電制御信号を作成し、前記Q個の第1
の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力増幅手段のうち
で少なくとも1個の電力増幅手段の通電区間を前記少な
くとも1個の通電制御信号に応動して制御する信号作成
手段と、を含んで構成している。
【0013】このように構成することにより、単一の位
置信号に応動してQ相のコイルへの正確な通電制御を行
うことができる。従って、たとえば、1個の位置検出素
子の出力信号のみを用いて、Q相のコイルへの電流路の
切換動作を行わせ、ディスクを安定に所定方向に回転駆
動するディスク装置を実現できる。また、時間計測手段
の計測結果に応動した第1の調整時間T1(ここに、T
1<T0/2)毎に第1の状態信号を変化させ、時間計
測手段の計測結果に応動した第2の調整時間T2(ここ
に、T2<T1/2)毎に第2の状態信号を変化させ
た。従って、時間計測手段が次の計測結果を出力するま
でに第1の状態信号は所要の状態数だけ変化し、第1の
状態信号が次の変化を行うまでに第2の状態信号は所要
の状態数だけ変化する。その結果、第1の状態信号と第
2の状態信号に応動して電流路の切換動作を行わせるな
らば、正確かつ安定にディスクを回転駆動できる。
【0014】また、たとえば、第2の状態信号に応動し
て実質的に傾斜を有するスロープ信号を作成するなら
ば、通電制御信号の立ち上がり部分や立ち下がり部分を
スロープ信号に応動して実質的に滑らかにすることがで
きるので、Q相のコイルへの電流路の切換動作を滑らか
になる。これにより、発生駆動力の脈動が小さくなり、
振動・騒音の小さなディスク装置を実現できる。また、
ディスクの回転速度が変化しても、第1の状態信号の状
態変化数や第2の状態信号の状態変化数は変わらないの
で、常に滑らかな電流路の切換を実現する通電制御信号
を作成できる。従って、たとえば、ディスクの再生半径
位置に応動してディスクの回転速度を変えていくディス
ク装置であっても、常に滑らかな電流路の切換動作を行
わせ、振動・騒音の小さいディスク装置を実現できる。
また、たとえば、時間計測手段の計測動作に応動して第
1の状態信号を第1の所定状態にし、第1の状態信号の
変化に応動して第2の状態信号を第2の所定状態にする
ならば、第1の状態信号の変化時点と第2の状態信号の
変化時点を同期させることが可能になる。これにより、
ロータ回転に同期した通電制御信号を作成でき、Q相の
コイルへの通電制御の乱れが生じない。また、たとえ
ば、位置信号に基づいてディスクの回転速度を制御する
ならば、安定に高精度な速度制御を行うことができる。
その結果、低コストの構成ながらも、振動・騒音が小さ
く、高精度にディスクを回転駆動するディスク装置を実
現できる。
【0015】また、本発明の構成のモータは、界磁磁束
を発生する界磁部分を取り付けられたロータと、Q相
(ここに、Qは3以上の整数)のコイルと、直流電圧を
供給する2つの出力端子を有する電圧供給手段と、前記
電圧供給手段の一方の出力端子側と前記コイルの一端へ
の電流路を形成する第1のパワートランジスタをそれぞ
れ含んで構成されたQ個の第1の電力増幅手段と、前記
電圧供給手段の他方の出力端子側と前記コイルの一端へ
の電流路を形成する第2のパワートランジスタをそれぞ
れ含んで構成されたQ個の第2の電力増幅手段と、前記
ロータの回転に応動した位置信号を得る位置検出手段
と、前記位置信号に応動して前記Q個の第1の電力増幅
手段と前記Q個の第2の電力増幅手段の通電区間を制御
する通電動作手段と、を具備するモータであって、前記
通電動作手段は、前記位置信号に応動した時間間隔T0
を計測する時間計測手段と、前記時間間隔T0に応動し
た第1の調整時間T1(ここに、T1<T0/2)毎に
第1の状態信号を変化させ、前記時間計測手段の計測動
作に応動して前記第1の状態信号を実質的に第1の所定
状態にする第1のタイミング調整手段と、前記時間間隔
T0に応動した第2の調整時間T2(ここに、T2<T
1/2)毎に第2の状態信号を変化させ、前記第1の状
態信号の変化に応動して前記第2の状態信号を実質的に
第2の所定状態にする第2のタイミング調整手段と、前
記第1の状態信号と前記第2の状態信号に応動した少な
くとも1個の通電制御信号を作成し、前記Q個の第1の
電力増幅手段と前記Q個の第2の電力増幅手段のうちで
少なくとも1個の電力増幅手段の通電区間を前記少なく
とも1個の通電制御信号に応動して制御する信号作成手
段と、を含んで構成され、前記信号作成手段は、前記第
2の状態信号に応動して実質的に傾斜を有するスロープ
信号を作成するスロープ手段と、前記第1の状態信号と
前記スロープ信号に応動した前記少なくとも1個の通電
制御信号を作成し、立ち上がり部分と立ち下がり部分の
うちの少なくとも一方の部分において前記スロープ信号
に応動して前記少なくとも1個の通電制御信号を変化さ
せる形成手段と、を含んで構成している。
【0016】このように構成することにより、単一の位
置信号に応動してQ相のコイルへの正確な通電制御を行
うことができる。従って、たとえば、1個の位置検出素
子の出力信号のみを用いて、Q相のコイルへの電流路の
切換動作を行わせ、ロータを安定に所定方向に回転駆動
するモータを実現できる。また、通電制御信号は、立ち
上がり部分と平坦部分と立ち下がり部分などにより形成
され、立ち上がり部分と立ち下がり部分のうちの少なく
とも一方の部分をスロープ信号に応動して実質的に滑ら
かに変化させている。従って、Q相のコイルへの電流路
の切換動作を滑らかにできる。これにより、発生駆動力
の脈動が小さくなり、振動・騒音の小さなモータにな
る。ここで、スロープ信号は、アナログ的な傾斜を有す
る傾斜信号の場合や、平均値が傾斜信号になるパルスを
含んだディジタル信号の場合がある。また、時間計測手
段の計測結果に応動した第1の調整時間T1(ここに、
T1<T0/2)毎に第1の状態信号を変化させ、時間
計測手段の計測結果に応動した第2の調整時間T2(こ
こに、T2<T1/2)毎に第2の状態信号を変化させ
た。
【0017】従って、時間計測手段が次の計測結果を出
力するまでに第1の状態信号は所要の状態数だけ変化
し、第1の状態信号が次の変化を行うまでに第2の状態
信号は所要の状態数だけ変化する。第2の状態信号に応
動して実質的に傾斜を有するスロープ信号を得て、第1
の状態信号とスロープ信号に応動した通電制御信号を出
力した。これにより、ロータの回転速度が変化しても、
スロープ信号に応動して実質的に滑らかな変化を行う通
電制御信号を作成できる。また、時間計測手段の計測動
作に応動して第1の状態信号を第1の所定状態にし、第
1の状態信号の変化に応動して第2の状態信号を第2の
所定状態にしているので、第1の状態信号の変化時点と
スロープ信号を同期して変化させることができる。これ
により、ロータ回転に同期した通電制御信号を正確に作
成でき、Q相のコイルへの通電制御の乱れが生じない。
【0018】また、たとえば、位置信号に基づいてロー
タの回転速度を制御するならば、安定に高精度な速度制
御を行うことができる。その結果、位置検出手段を簡素
にした低コストの構成ながらも、振動・騒音が小さく、
高精度にロータを回転駆動するモータを実現できる。
【0019】本発明の別の観点のモータでは、界磁磁束
を発生する界磁部分を取り付けられたロータと、Q相
(ここに、Qは3以上の整数)のコイルと、直流電圧を
供給する2つの出力端子を有する電圧供給手段と、前記
電圧供給手段の一方の出力端子側と前記コイルの一端へ
の電流路を形成する第1のパワートランジスタをそれぞ
れ含んで構成されたQ個の第1の電力増幅手段と、前記
電圧供給手段の他方の出力端子側と前記コイルの一端へ
の電流路を形成する第2のパワートランジスタをそれぞ
れ含んで構成されたQ個の第2の電力増幅手段と、前記
ロータの回転に応動した位置信号を得る位置検出手段
と、前記位置信号に応動して前記Q個の第1の電力増幅
手段と前記Q個の第2の電力増幅手段の通電区間を制御
する通電動作手段と、を具備するモータであって、前記
通電動作手段は、前記位置信号に応動した時間間隔T0
を計測する時間計測手段と、前記時間間隔T0に応動し
た第1の調整時間T1(ここに、T1<T0/2)毎に
第1の状態信号を変化させる第1のタイミング調整手段
と、前記時間間隔T0に応動した第2の調整時間T2
(ここに、T2<T1/2)毎に第2の状態信号を変化
させる第2のタイミング調整手段と、前記第1の状態信
号と前記第2の状態信号に応動した少なくとも1個の通
電制御信号を作成し、前記Q個の第1の電力増幅手段と
前記Q個の第2の電力増幅手段のうちで少なくとも1個
の電力増幅手段の通電区間を前記少なくとも1個の通電
制御信号に応動して制御する信号作成手段と、を含んで
構成している。
【0020】このように構成することにより、単一の位
置信号に応動してQ相のコイルへの正確な通電制御を行
うことができる。従って、たとえば、1個の位置検出素
子の出力信号のみを用いて、Q相のコイルへの電流路の
切換動作を行わせ、ロータを安定に所定方向に回転駆動
するモータを実現できる。また、時間計測手段の計測結
果に応動した第1の調整時間T1(ここに、T1<T0
/2)毎に第1の状態信号を変化させ、時間計測手段の
計測結果に応動した第2の調整時間T2(ここに、T2
<T1/2)毎に第2の状態信号を変化させた。
【0021】従って、時間計測手段が次の計測結果を出
力するまでに第1の状態信号は所要の状態数だけ変化
し、第1の状態信号が次の変化を行うまでに第2の状態
信号は所要の状態数だけ変化する。その結果、第1の状
態信号と第2の状態信号に応動して電流路の切換動作を
行わせるならば、正確かつ安定にロータを回転駆動でき
る。また、たとえば、第2の状態信号に応動して実質的
に傾斜を有するスロープ信号を作成するならば、通電制
御信号の立ち上がり部分や立ち下がり部分をスロープ信
号に応動して実質的に滑らかにすることができるので、
Q相のコイルへの電流路の切換動作を滑らかになる。こ
れにより、発生駆動力の脈動が小さくなり、振動・騒音
の小さなモータを実現できる。また、ロータの回転速度
が変化しても、第1の状態信号の状態変化数や第2の状
態信号の状態変化数は変わらないので、常に滑らかな電
流路の切換を実現する通電制御信号を作成できる。
【0022】また、たとえば、時間計測手段の計測動作
に応動して第1の状態信号を第1の所定状態にし、第1
の状態信号の変化に応動して第2の状態信号を第2の所
定状態にするならば、第1の状態信号の変化時点と第2
の状態信号の変化時点を同期させることが可能になる。
これにより、ロータ回転に同期した通電制御信号を作成
でき、Q相のコイルへの通電制御の乱れが生じない。ま
た、たとえば、位置信号に基づいてロータの回転速度を
制御するならば、安定に高精度な速度制御を行うことが
できる。その結果、低コストの構成ながらも、振動・騒
音が小さく、高精度にロータを回転駆動するモータを実
現できる。
【0023】本発明の別の観点のディスク装置では、少
なくとも、ディスクから信号再生を行う、または、前記
ディスクに信号記録を行うヘッド手段と、少なくとも、
前記ヘッド手段の出力信号を処理して再生情報信号を出
力する、または、記録情報信号を信号処理して前記ヘッ
ド手段に出力する情報処理手段と、前記ディスクを回転
駆動し、界磁磁束を発生する界磁部分を取り付けられた
ロータと、Q相(ここに、Qは3以上の整数)のコイル
と、直流電圧を供給する2つの出力端子を有する電圧供
給手段と、前記電圧供給手段の一方の出力端子側と前記
コイルの一端への電流路を形成する第1のパワートラン
ジスタをそれぞれ含んで構成されたQ個の第1の電力増
幅手段と、前記電圧供給手段の他方の出力端子側と前記
コイルの一端への電流路を形成する第2のパワートラン
ジスタをそれぞれ含んで構成されたQ個の第2の電力増
幅手段と、前記ロータの回転に応動した位置信号を得る
位置検出手段と、前記位置信号に応動して前記Q個の第
1の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力増幅手段の通
電区間を制御し、各前記通電区間を電気角の360/Q
度相当よりも大きくする通電動作手段と、を具備するデ
ィスク装置であって、前記通電動作手段は、前記位置信
号に応動した時間間隔T0を計測する時間計測手段と、
前記時間計測手段の出力信号に応動した少なくとも1個
の通電制御信号を作成し、前記Q個の第1の電力増幅手
段と前記Q個の第2の電力増幅手段のうちで少なくとも
1個の電力増幅手段の通電区間を前記少なくとも1個の
通電制御信号に応動して制御する信号作成手段と、を含
んで構成され、前記信号作成手段は、前記位置信号の1
周期当たりに実質的に複数回の繰り返し波形を有するよ
うに、前記時間計測手段の計測結果に応動した時間毎に
繰り返す実質的に傾斜波形を有するスロープ信号を作成
するスロープ手段と、立ち上がり部分と立ち下がり部分
のうちの少なくとも一方の部分において前記スロープ信
号に応動して前記少なくとも1個の通電制御信号を変化
させる形成手段と、を含んで構成されている。
【0024】このように構成することにより、単一の位
置信号に応動してQ相のコイルへの正確な通電制御を行
うことができる。従って、たとえば、1個の位置検出素
子の出力信号のみを用いて、Q相のコイルへの電流路の
切換動作を行わせ、ディスクを安定に所定方向に回転駆
動するディスク装置を実現できる。また、通電制御信号
は、立ち上がり部分と平坦部分と立ち下がり部分などに
より形成され、立ち上がり部分と立ち下がり部分のうち
の少なくとも一方の部分をスロープ信号に応動して実質
的に滑らかに変化させている。従って、Q相のコイルへ
の電流路の切換動作を滑らかにできる。これにより、発
生駆動力の脈動が小さくなり、振動・騒音の小さなディ
スク装置になる。ここで、スロープ信号は、アナログ的
な傾斜を有する傾斜信号の場合や、平均値が傾斜信号に
なるパルスを含んだディジタル信号の場合がある。
【0025】また、スロープ信号は、位置信号の1周期
当たりに実質的に複数回の繰り返し波形を有し、時間計
測手段の計測結果に応動した時間毎に繰り返す実質的に
傾斜波形を有している。これにより、時間計測手段の計
測結果に応動するスロープ信号の傾斜に対応して滑らか
に変化する通電制御信号を容易に作成できる。これによ
り、ディスクの回転速度が変化しても、スロープ信号に
応動して実質的に滑らかな変化を行う通電制御信号を作
成できる。従って、たとえば、ディスクの再生半径位置
に応動してディスクの回転速度を変えていくディスク装
置であっても、常に滑らかな電流路の切換動作を行わ
せ、振動・騒音の小さいディスク装置を実現できる。ま
た、たとえば、位置信号に基づいてディスクの回転速度
を制御するならば、安定に高精度な速度制御を行うこと
ができる。その結果、位置検出手段を簡素にした低コス
トの構成ながらも、振動・騒音が小さく、高精度にディ
スクを回転駆動するディスク装置を実現できる。
【0026】また、たとえば、時間計測手段の計測結果
に応動した第1の調整時間T1(ここに、T1<T0/
2)毎に第1の状態信号を変化させ、時間計測手段の計
測結果に応動した第2の調整時間T2(ここに、T2<
T1/2)毎に第2の状態信号を変化させるようにして
もよい。これにより、時間計測手段が次の計測結果を出
力するまでに第1の状態信号は所要の状態数だけ変化
し、第1の状態信号が次の変化を行うまでに第2の状態
信号は所要の状態数だけ変化する。第2の状態信号に応
動して実質的に傾斜を有するスロープ信号を作成するな
らば、第1の状態信号とスロープ信号に応動した傾斜波
形を有する通電制御信号を容易に作成できる。
【0027】また、たとえば、時間計測手段の計測動作
に応動して第1の状態信号を第1の所定状態にし、第1
の状態信号の変化に応動して第2の状態信号を第2の所
定状態にするならば、第1の状態信号の変化時点とスロ
ープ信号を同期して変化させることができる。これによ
り、ロータ回転に同期した通電制御信号を正確に作成で
き、Q相のコイルへの通電制御の乱れが生じない。
【0028】また、本発明の別の観点のモータでは、界
磁磁束を発生する界磁部分を取り付けられたロータと、
Q相(ここに、Qは3以上の整数)のコイルと、直流電
圧を供給する2つの出力端子を有する電圧供給手段と、
前記電圧供給手段の一方の出力端子側と前記コイルの一
端への電流路を形成する第1のパワートランジスタをそ
れぞれ含んで構成されたQ個の第1の電力増幅手段と、
前記電圧供給手段の他方の出力端子側と前記コイルの一
端への電流路を形成する第2のパワートランジスタをそ
れぞれ含んで構成されたQ個の第2の電力増幅手段と、
前記ロータの回転に応動した位置信号を得る位置検出手
段と、前記位置信号に応動して前記Q個の第1の電力増
幅手段と前記Q個の第2の電力増幅手段の通電区間を制
御し、各前記通電区間を電気角の360/Q度相当より
も大きくする通電動作手段と、を具備するモータであっ
て、前記通電動作手段は、前記位置信号に応動した時間
間隔T0を計測する時間計測手段と、前記時間計測手段
の出力信号に応動した少なくとも1個の通電制御信号を
作成し、前記Q個の第1の電力増幅手段と前記Q個の第
2の電力増幅手段のうちで少なくとも1個の電力増幅手
段の通電区間を前記少なくとも1個の通電制御信号に応
動して制御する信号作成手段と、を含んで構成され、前
記信号作成手段は、前記位置信号の1周期当たりに実質
的に複数回の繰り返し波形を有するように、前記時間計
測手段の計測結果に応動した時間毎に繰り返す実質的に
傾斜波形を有するスロープ信号を作成するスロープ手段
と、立ち上がり部分と立ち下がり部分のうちの少なくと
も一方の部分において前記スロープ信号に応動して前記
少なくとも1個の通電制御信号を変化させる形成手段
と、を含んで構成している。
【0029】このように構成することにより、単一の位
置信号に応動してQ相のコイルへの正確な通電制御を行
うことができる。従って、たとえば、1個の位置検出素
子の出力信号のみを用いて、Q相のコイルへの電流路の
切換動作を行わせ、ロータを安定に所定方向に回転駆動
するモータを実現できる。また、通電制御信号は、立ち
上がり部分と平坦部分と立ち下がり部分などにより形成
され、立ち上がり部分と立ち下がり部分のうちの少なく
とも一方の部分をスロープ信号に応動して実質的に滑ら
かに変化させている。従って、Q相のコイルへの電流路
の切換動作を滑らかにできる。これにより、発生駆動力
の脈動が小さくなり、振動・騒音の小さなモータにな
る。ここで、スロープ信号は、アナログ的な傾斜を有す
る傾斜信号の場合や、平均値が傾斜信号になるパルスを
含んだディジタル信号の場合がある。
【0030】また、スロープ信号は、位置信号の1周期
当たりに実質的に複数回の繰り返し波形を有し、時間計
測手段の計測結果に応動した時間毎に繰り返す実質的に
傾斜波形を有している。これにより、時間計測手段の計
測結果に応動するスロープ信号の傾斜に対応して滑らか
に変化する通電制御信号を容易に作成できる。これによ
り、ロータの回転速度が変化しても、スロープ信号に応
動して実質的に滑らかな変化を行う通電制御信号を作成
できる。また、たとえば、位置信号に基づいてロータの
回転速度を制御するならば、安定に高精度な速度制御を
行うことができる。その結果、位置検出手段を簡素にし
た低コストの構成ながらも、振動・騒音が小さく、高精
度にロータを回転駆動するモータを実現できる。
【0031】また、たとえば、時間計測手段の計測結果
に応動した第1の調整時間T1(ここに、T1<T0/
2)毎に第1の状態信号を変化させ、時間計測手段の計
測結果に応動した第2の調整時間T2(ここに、T2<
T1/2)毎に第2の状態信号を変化させるようにして
もよい。これにより、時間計測手段が次の計測結果を出
力するまでに第1の状態信号は所要の状態数だけ変化
し、第1の状態信号が次の変化を行うまでに第2の状態
信号は所要の状態数だけ変化する。第2の状態信号に応
動して実質的に傾斜を有するスロープ信号を作成するな
らば、第1の状態信号とスロープ信号に応動した傾斜波
形を有する通電制御信号を容易に作成できる。
【0032】また、たとえば、時間計測手段の計測動作
に応動して第1の状態信号を第1の所定状態にし、第1
の状態信号の変化に応動して第2の状態信号を第2の所
定状態にするならば、第1の状態信号の変化時点とスロ
ープ信号を同期して変化させることができる。これによ
り、ロータ回転に同期した通電制御信号を正確に作成で
き、Q相のコイルへの通電制御の乱れが生じない。
【0033】これらおよびその他の構成や動作について
は、実施の形態の説明において詳細に説明する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0035】《実施例1》図1から図9に本発明の実施
の形態1のモータを含んで構成されたディスク装置およ
びモータを示す。図1に全体構成を示す。ロータ11に
は、磁石磁束により複数極の界磁磁束を発生する界磁部
を取り付けられている。ここでは、2極の永久磁石磁束
による界磁部を示したが、一般に、4極,6極,等の多
極の界磁部が構成可能である。3相のコイル12,1
3,14は、ステータに配設され、ロータ11との相対
関係に関して、電気的に120度相当ずらされて配置さ
れている。ここに、電気角の360度はロータの界磁部
のN極とS極の1組の角度幅に相当する。各コイル1
2,13,14の一端は共通接続され、他の一端は電力
供給端子として電力供給部20の出力端子側に接続され
ている。
【0036】3相のコイル12,13,14は3相の駆
動電流I1,I2,I3により3相磁束を発生し、ロー
タ11の界磁部との相互作用によって駆動力を発生し、
ロータ11に駆動力を与える。ディスク1は、ロータ1
1に一体的に固定して取り付けられ、ロータ11によっ
て直接的に回転駆動される。
【0037】ディスク1にはディジタル的な情報信号
(例えば、高品位な音響・映像信号)が記録されてお
り、光学ヘッドもしくは磁気ヘッドによって構成される
ヘッド2により、ディスク1からの信号再生をしてい
る。情報処理部3は、ヘッド2からの出力信号を処理
し、再生情報信号(例えば、高品位な音響・映像信号)
を出力する。
【0038】または、ディスク1にはディジタル的な情
報信号を記録可能であり、光学ヘッドもしくは磁気ヘッ
ドによって構成されるヘッド2により、ディスク1に信
号記録している。情報処理部3は、入力された記録情報
信号(例えば、高品位な音響・映像信号)を信号処理し
た記録用信号をヘッド2に供給し、ヘッド2によってデ
ィスク1に記録させている。
【0039】図9(a)に信号再生を行うディスク装置
の例を示す。ディスク1はロータ11と一体になって直
接に回転駆動される。ディスク1には高密度にディジタ
ル情報信号が記録されている。ヘッド2は、回転してい
るディスク1上の情報信号を信号再生し、再生用信号P
fを出力する。情報処理部3は、ヘッド2からの再生用
信号Pfをディジタル的に処理し、再生情報信号Pgを
出力する。なお、ここではステータやコイルの図示は省
略した。
【0040】図9(b)に信号記録を行うディスク装置
の例を示す。ディスク1はロータ11と一体になって直
接に回転駆動される。ディスク1は記録可能ディスクで
あり、高密度にディジタル情報信号を記録できる。情報
処理部3は、入力された記録情報信号Rgをディジタル
的に処理し、記録用信号Rfをヘッド2に出力する。ヘ
ッド2は、回転しているディスク1上に記録用信号Rf
を高密度に記録し、新たな情報信号をディスク1上に形
成していく。
【0041】なお、上記ヘッド2としては、状況に応じ
て再生専用ヘッド、記録再生兼用ヘッド、または、記録
専用ヘッドが用いられる。図1の位置検出部30は、1
個の位置検出素子41と整形回路42を含んで構成され
ている。位置検出素子41は、たとえば、磁電変換素子
であるホール素子であり、ロータ11の界磁部の磁極磁
束を検知し、ロータ11の回転位置に応動したアナログ
的な位置検出信号(位置信号)を出力する。整形回路4
2は、位置検出素子41の単一の位置検出信号を波形整
形した単一の位置パルス信号Dt(位置信号)を出力す
る。ここで、位置検出素子41の位置検出信号や整形回
路42の位置パルス信号Dtは、ロータ11およびディ
スク1の回転位置を表す位置信号に相当している。
【0042】図1の指令部32は、位置検出部30の位
置パルス信号Dtによりディスク1およびロータ11の
回転速度を検出し、ディスク1の回転速度と目標速度と
の差に応動した指令信号Acを作り出している。ここで
は、指令部32の指令信号Acは、位置パルス信号Dt
に応動した電圧信号である。
【0043】図1の通電動作ブロック45は、通電制御
部31を含んで構成されている。通電制御部31は、位
置検出部30の位置パルス信号Dtに応動して3相の第
1の通電制御信号P1,P2,P3と3相の第2の通電
制御信号Q1,Q2,Q3を出力する。図2に通電制御
部31の具体的な構成を示す。
【0044】図2の通電制御部は、時間計測器101と
第1のタイミング調整器102と第2のタイミング調整
器103と信号作成器104を含んで構成されている。
時間計測器101は、位置パルス信号Dtの1周期また
は半周期に対応した時間間隔T0を計測し、その計測結
果に対応した計測データ信号Daと計測動作信号Dpを
出力する。また、時間計測器101は、位置パルス信号
Dtを所要時間遅延させた遅延位置パルス信号Ddを必
要に応じて出力する。
【0045】第1のタイミング調整器102は、計測動
作信号Dpの到来により計測データ信号Daを入力し、
計測データ信号Da(時間間隔T0)に応動した第1の
調整時間T1毎に第1のタイミング信号Faを発生す
る。また、第1のタイミング調整器102は、第1のタ
イミング信号Faに応動して内部状態を遷移させ、その
内部状態遷移に応動して第1の状態信号を変化させる。
第1のタイミング調整器102は、少なくとも第1の状
態信号に応動した第1の調整信号Jaを出力する。さら
に、第1のタイミング調整器102は、計測動作信号D
pに応動して第1の状態信号を実質的に第1の所定状態
にセットする。
【0046】第2のタイミング調整器103は、計測動
作信号Dpの到来により計測データ信号Daを入力し、
計測データ信号Da(時間間隔T0)に応動した第2の
調整時間T2毎に第2のタイミング信号を発生する。ま
た、第2のタイミング調整器103は、第2のタイミン
グ信号に応動して内部状態を遷移させ、その内部状態に
応動して第2の状態信号を変化させる。第2のタイミン
グ調整器103は、第2の状態信号に応動した第2の調
整信号Jbを出力する。また、第2のタイミング調整器
103は、少なくとも第1のタイミング信号Faに応動
して第2の状態信号を実質的に第2の所定状態にセット
する。
【0047】信号作成器104は、スロープ器111と
形成器112を含んで構成されている。スロープ器11
1は、第2の調整信号Jbに応動したスロープ信号Sa
を出力する。形成器112は、第1の調整信号Jaとス
ロープ信号Saに応動した3相の第1の通電制御信号P
1,P2,P3と3相の第2の通電制御信号Q1,Q
2,Q3を出力する。第1の通電制御信号P1,P2,
P3や第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3の振幅は、
形成器112への入力信号Ac’に応動して変化する。
ここでは、指令部32の指令信号Acが形成器112の
入力信号Ac’になっている。
【0048】図3に時間計測器101と第1のタイミン
グ調整器102と第2のタイミング調整器103の具体
的な構成を示す。時間計測器101は、計測器121と
遅延器122を含んで構成されている。計測器121
は、位置パルス信号Dtの計測エッジ間の時間間隔T0
を計測する計測回路201と計測結果を保持する計測デ
ータ保持回路202を含んで構成されている。位置パル
ス信号Dtの1周期の時間間隔を計測する場合に、計測
回路201は位置パルス信号Dtの立ち上がりエッジま
たは立ち下がりエッジを計測エッジにし、計測エッジ間
の時間間隔を計測する。また、位置パルス信号Dtの半
周期の時間間隔を計測する場合に、計測回路201は位
置パルス信号Dtの立ち上がりエッジと立ち下がりエッ
ジの両方を計測エッジにし、計測エッジ間の時間間隔を
計測する。
【0049】計測回路201は、位置パルス信号Dtの
計測エッジ間の時間間隔T0の間に到来するクロック回
路130の第1のクロック信号Ck1のパルス数をアッ
プカウントする。計測データ保持回路202は、位置パ
ルス信号Dtの到来に応動して計測回路201の内部デ
ータ信号Dbを保持する。これにより、計測データ保持
回路202の出力データ信号Dcは、位置パルス信号D
tの1周期または半周期の時間間隔に対応した時間間隔
T0を表す2進数のディジタルデータになる。計測回路
201は、計測データ保持回路202が新しいデータを
保持した直後にリセットされ、新たな計測を行う。
【0050】遅延器122は、遅延回路211と遅延保
持回路212を含んで構成されている。遅延回路211
は、位置パルス信号Dtの計測エッジの到来に応動して
計測器121の新たな出力データ信号Dcを入力する。
その後に、遅延回路211はクロック回路130の第2
のクロック信号CK2によりダウンカウントする。遅延
回路211の内部データが零になると、計測動作信号D
pを発生する。計測動作信号Dpに応動して、遅延保持
回路212は計測器121の出力データ信号Dcを入力
・保持し、新たな計測データ信号Daを出力する。これ
により、遅延器122は計測データに比例または略比例
した所要の遅延時間Tdだけ遅れて、新たな計測動作信
号Dpと計測データ信号Daを出力している。
【0051】また、遅延器122の遅延回路211は、
位置パルス信号Dtを遅延時間Tdだけ遅らせた遅延位
置パルス信号Ddを出力する。なお、時間計測器101
は第1のクロック信号Ck1と第2のクロック信号Ck
2を発生するクロック回路130を含んで構成しても良
い。
【0052】第1のタイミング調整器102は、第1の
繰返カウンタ回路221と第1の状態回路222と第1
の調整回路223を含んで構成されている。第1の繰返
カウンタ回路221は、計測動作信号Dpに応動して計
測データ信号Daを入力し、クロック回路130の第3
のクロック信号CK3によりダウンカウントする。第1
の繰返カウンタ回路221の内部データが零になると、
第1のタイミング信号Faを発生する。第1の繰返カウ
ンタ回路221は、第1のタイミング信号Faの発生に
より計測データ信号Daを再入力し、再度ダウンカウン
トする。これにより、第1の繰返カウンタ回路221
は、計測動作信号Dpの発生後、計測データ信号Daに
対応した第1の調整時間T1毎に第1のタイミング信号
Faを出力する。
【0053】第1の調整時間T1は位置パルス信号Dt
の時間間隔T0に比例または略比例している。時間計測
器101が位置パルス信号Dtの1周期の時間間隔T0
を計測する場合に、第1のタイミング信号Faの第1の
調整時間T1はT0/6または略T0/6に等しくされ
ている。また、時間計測器101が位置パルス信号Dt
の半周期の時間間隔T0を計測する場合に、第1のタイ
ミング信号Faの第1の調整時間T1はT0/3または
略T0/3に等しくされている。なお、第1のタイミン
グ調整器102は第3のクロック信号Ck3を発生する
クロック回路130を含んで構成しても良い。
【0054】第1の状態回路222は、たとえば、アッ
プ型のカウンタ回路によって構成され、その内部状態に
応動した第1の状態出力信号Jdを出力する。第1の状
態回路222は、計測動作信号Dpにより内部状態を実
質的に第1の所定状態にされる。その後に、第1の状態
回路222は、第1のタイミング信号Faをクロックと
してカウントアップし、第1のタイミング信号Faに応
動して内部状態を変化させ、第1の状態出力信号Jdを
変化・遷移させる。従って、第1の状態出力信号Jdは
時間計測器101の計測動作に応動して実質的に第1の
所定状態に設定され、第1のタイミング信号Faの発生
に応動して第1の状態出力信号Jdの状態を変化・遷移
させる。すなわち、第1の状態出力信号Jdは第1の調
整時間T1毎にその状態を変化・遷移させる。時間計測
器101が位置パルス信号Dtの1周期の時間間隔を計
測する場合に、第1の状態回路222は6状態(相数3
の2倍の状態数)または略6状態で変化する。また、時
間計測器101が位置パルス信号Dtの半周期の時間間
隔を計測する場合に、第1の状態回路222は3状態
(相数3の1倍の状態数)または略3状態で変化する。
なお、第1の状態回路222の内部状態が所定値以上に
ならないように、第1の状態回路222のカウント値に
制限を設けている。
【0055】第1の調整回路223は、第1の状態回路
222の第1の状態出力信号Jdに応動した第1の調整
信号Jaを出力する。時間計測器101が位置パルス信
号Dtの1周期の時間間隔を計測する場合に、第1の調
整回路223の第1の調整信号Jaは第1の状態出力信
号Jdに応動して位置パルス信号Dtの1周期当たり6
状態または略6状態で変化する。また、時間計測器10
1が位置パルス信号Dtの半周期の時間間隔を計測する
場合に、第1の調整回路223の第1の調整信号Jaは
第1の状態出力信号Jdと遅延位置パルス信号Ddに応
動して位置パルス信号Dtの1周期当たり6状態(相数
3の2倍の状態数)または略6状態で変化する。従っ
て、第1の調整信号Jeは少なくとも第1の状態出力信
号Jdに応動したディジタル信号になる。
【0056】第2のタイミング調整器103は、第2の
繰返カウンタ回路231と第2の状態回路232と第2
の調整回路233を含んで構成されている。第2の繰返
カウンタ回路231は、計測動作信号Dpに応動して計
測データ信号Daを入力し、クロック回路130の第4
のクロック信号CK4によりダウンカウントする。第2
の繰返カウンタ回路231の内部データが零になると、
第2のタイミング信号Fbを発生する。第2の繰返カウ
ンタ回路231は、第2のタイミング信号Fbの発生に
より計測データ信号Daを再入力し、再度ダウンカウン
トする。これにより、第2の繰返カウンタ回路231
は、計測動作信号Dpの発生後、計測データ信号Daに
対応した第2の調整時間T2毎に第2のタイミング信号
Fbを出力する。第2の調整時間T2は位置パルス信号
Dtの時間間隔T0に比例または略比例している。第2
の調整時間T2は第1の調整時間T1よりも十分に小さ
くされ(T2<T1/2)、ここでは、T2はT1/1
0程度にされている。なお、第2の繰返カウンタ回路2
31は、第1のタイミング信号Faの発生に応動して計
測データ信号Daを再入力しているが、これは必要に応
じて実施すれば良く、無くしても良い。また、第2のタ
イミング調整器103は第4のクロック信号Ck4を発
生するクロック回路130を含んで構成しても良い。
【0057】第2の状態回路232は、たとえば、アッ
プ型のカウンタ回路によって構成され、その内部状態に
応動した第2の状態出力信号Jeを出力する。第2の状
態回路232は、第1のタイミング信号Faにより内部
状態を実質的に第2の所定状態にされる。また、第2の
状態回路232は、必要に応じて、計測動作信号Dpに
より内部状態を実質的に第2の所定状態にされる。その
後に、第2の状態回路232は、第2のタイミング信号
Fbをクロックとしてカウントアップし、第2のタイミ
ング信号Fbに応動して内部状態を変化させ、第2の状
態出力信号Jeを変化・遷移させる。従って、第2の状
態出力信号Jeは第1のタイミング信号Faの発生や時
間計測器101の計測動作に応動して実質的に第2の所
定状態に設定され、第2のタイミング信号Fbの発生に
応動して第2の状態出力信号Jeの状態を変化・遷移さ
せる。すなわち、第2の状態出力信号Jeは第2の調整
時間T2毎にその状態を変化・遷移させる。ここでは、
第2の状態回路232は10状態または略10状態で変
化する。なお、第2の状態回路232の内部状態が所定
値以上にならないように、第2の状態回路232のカウ
ント値に制限を設けている。
【0058】第2の調整回路233は、第2の状態回路
232の第2の状態出力信号Jeに応動した第2の調整
信号Jbを出力する。従って、第2の調整信号Jbは第
2の状態出力信号Jeに応動したディジタル信号にな
る。
【0059】図10に時間計測器101と第1のタイミ
ング調整器102と第2のタイミング調整器103の動
作説明用の波形図を示す。図10の横軸は時間である。
ここでは、時間計測器101が位置パルス信号Dtの1
周期を計測する場合を示す。時間計測器101の計測器
121は、図10(a)に示した位置パルス信号Dtの
1周期の時間間隔T0を計測する。時間計測器101の
遅延器122は、計測時間間隔T0に比例または略比例
した遅延時間Tdだけ位置パルス信号Dtを全体的に遅
延させた遅延位置パルス信号Ddを出力する(図10
(b)参照)。また、遅延器122は、位置パルス信号
Dtの計測エッジ時点から遅延時間Tdだけ遅らせたタ
イミングにて計測動作信号Dpを出力する。第1のタイ
ミング調整器102の第1の繰返カウンタ回路221
は、計測時間間隔T0に応動した第1の調整時間T1毎
に第1のタイミング信号Faを発生する(図10(c)
参照)。
【0060】第1の調整時間T1はT0/6または略T
0/6にされている。第1のタイミング調整器102の
第1の状態回路222は、計測動作信号Dpに応動して
内部状態および第1の状態出力信号Jdを実質的に第1
の所定状態にする。また、第1の状態回路222は、第
1の調整時間T1毎に発生する第1のタイミング信号F
aに応動して第1の状態出力信号Jdを変化・遷移させ
る。第1のタイミング調整器102の第1の調整回路2
23は、第1の状態出力信号Jdに応動した第1の調整
信号Jaを出力する。従って、第1の調整信号Jaは位
置パルス信号Dtまたは遅延位置パルス信号Ddの1周
期当たり6状態または略6状態の状態変化を行う。な
お、第1の調整信号Jaは第1の状態出力信号Jdと遅
延位置パルス信号Ddに応動して変化させても良い。
【0061】第2のタイミング調整器103の第2の繰
返カウンタ回路231は、計測時間間隔T0に応動した
第2の調整時間T2毎に第2のタイミング信号Fbを発
生する(図10(d)参照)。ここでは、第2の調整時
間T2はT1/10または略T1/10にされている。
第2のタイミング調整器103の第2の状態回路232
は、第1のタイミング信号Faおよび計測動作信号Dp
に応動して内部状態および第2の状態出力信号Jeを実
質的に第2の所定状態にする。また、第2の状態回路2
32は、第2の調整時間T2毎に発生する第2のタイミ
ング信号Fbに応動して第2の状態出力信号Jeを変化
させる。第2のタイミング調整器103の第2の調整回
路233は、第2の状態出力信号Jeに応動した第2の
調整信号Jbを出力する。従って、第2の調整信号Jb
は第1のタイミング信号Faの1周期当たり10状態ま
たは略10状態の状態変化を行う。
【0062】図2の信号作成器104のスロープ器11
1の具体的な構成を図4に示す。スロープ器111は、
DA変換回路301と基準電圧回路302と差動回路3
03を含んで構成されている。DA変換回路301は、
第2のタイミング調整器103の第2の調整信号Jbに
応動して第1のスロープ信号Sa1を出力する。図10
(e)に第1のスロープ信号Sa1の波形を示す。第1
のタイミング信号Faに応動して第2の調整信号Jbが
第2の所定状態になるので、第1のスロープ信号Sa1
は零にセットされる。第1のスロープ信号Sa1は、第
2の調整信号Jbが第1の所定値より小さい間は零であ
り、第2の調整信号Jbの増加に伴って振幅を大きく
し、基準電圧に達するとその値で一定になる。その結
果、第1のスロープ信号Sa1は、第1のタイミング信
号Faに同期し、所要の傾斜を有するアナログ的なスロ
ープ信号になる。
【0063】 基準電圧回路302は、基準電圧に相当
する一定電圧の第3のスロープ信号Sa3を出力する。
第3のスロープ信号Sa3は傾斜を持っていないので厳
密に言えばスロープ信号とは言えないが、ここでは信号
をグループで扱うために、スロープ信号と表現する。差
動回路303は、第3のスロープ信号Sa3と第1のス
ロープ信号Sa1の差を取り、第2のスロープ信号Sa
2を出力する。図10(f),(g)に第2のスロープ
信号Sa2と第3のスロープ信号Sa3の波形を示す。
【0064】スロープ器111は、時間計測器101の
計測時間間隔T0に実質的に比例した第1の調整時間毎
に繰り返す少なくとも1個のスロープ信号Sa1を作成
している。スロープ信号Sa1は、位置パルス信号の1
周期である時間間隔T0当たりに実質的に複数回の傾斜
波形を繰り返している。ここでは、スロープ信号Sa1
は位置パルス信号の1周期当たりに実質的に6回の傾斜
波形を繰り返している。
【0065】図2の信号作成器104の形成器112
は、第1のタイミング調整器102の第1の調整信号J
aと第2のタイミング調整器103の第2の調整信号J
bに応動して3相の第1の通電制御信号P1,P2,P
3と3相の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3を形成
している。第1の通電制御信号P1を作成する形成器1
12の一部分の形成回路の具体的な構成を図5に示す。
形成器112の一部分の形成回路は、信号合成回路31
1と乗算回路312と電流変換回路313を含んで構成
されている。信号合成回路311は、スロープ器111
の第1のスロープ信号Sa1と第2のスロープ信号Sa
2と第3のスロープ信号Sa3を第1のタイミング調整
器102の第1の調整信号Jaに応動して合成し、台形
波状の合成信号Gp1を作成する。
【0066】乗算回路312は、合成信号Gp1と入力
信号Ac’を乗算する。ここでは、入力信号Ac’は指
令部32の指令信号Acであるから、乗算回路312の
出力信号は合成信号Gp1と指令信号Acの乗算結果に
なる。電流変換回路313は、乗算回路312の出力信
号に実質的に比例した電流信号である第1の通電制御信
号P1を出力する。その結果、第1の通電制御信号P1
は、第1のタイミング調整器102の第1の調整信号J
a(第1の状態出力信号Jd)と第2のタイミング調整
器103の第2の調整信号Jb(第2の状態出力信号J
e)に応動し、第1の調整信号Jaによりスロープ信号
Sa1,Sa2,Sa3を合成した台形波状の波形をし
ている。その他の第1の通電制御信号P2,P3や第2
の通電制御信号Q1,Q2,Q3を作成する形成器11
2の他の形成回路の具体的な構成も、図5に示した形成
回路と同様であり、説明を省略する。
【0067】形成器112は、スロープ信号Sa1に応
動して少なくとも一方の傾斜部分において実質的に滑ら
かに変化する少なくとも1個の通電制御信号を作成して
いる。ここでは、立ち上がり傾斜部分と立ち下がり傾斜
部分の両方において実質的に滑らかに変化する3相の第
1の通電制御信号と3相の第2の通電制御信号を作成し
ている。3相の第1の通電制御信号と3相の第2の通電
制御信号はそれぞれ、位置信号の1周期に実質的に等し
い繰り返し時間を有している。
【0068】図10(h)に第1の通電制御信号P1の
波形を示す。第1の通電制御信号P1は、その振幅を指
令信号Acに応動して変化させる台形波状の電流信号に
なる。第1の通電制御信号P1の通電区間Tp1は電気
角で360/3=120度よりもかなり大きくされてい
る。図10(i),(j)に他の第1の通電制御信号P
2,P3の波形を示す。このように、3相の第1の通電
制御信号P1,P2,P3は、第1のタイミング調整器
102の第1の調整信号Jaと第2のタイミング調整器
103の第2の調整信号Jbに応動し、第1の調整信号
Jaによりスロープ信号Sa1,Sa2,Sa3を合成
した台形波状の電流信号になっている。これらの3相の
第1の通電制御信号P1,P2,P3の通電区間Tp
1,Tp2,Tp3は、それぞれ120度よりもかなり
大きくされている。ここでは、Tp1,Tp2,Tp3
を150〜180度に選定している。
【0069】同様に、図10(k)〜(m)に3相の第
2の通電制御信号Q1,Q2,Q3の波形を示す。3相
の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3は、第1のタイ
ミング調整器102の第1の調整信号Jaと第2のタイ
ミング調整器103の第2の調整信号Jbに応動し、第
1の調整信号Jaによりスロープ信号Sa1,Sa2,
Sa3を合成した台形波状の電流信号になっている。こ
れらの3相の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3の通
電区間Tq1,Tq2,Tq3は、それぞれ120度よ
りもかなり大きくされている。ここでは、Tq1,Tq
2,Tq3を150〜180度に選定している。
【0070】なお、第1の通電制御信号P1と第2の通
電制御信号Q1は逆相(電気角で180度の位相差)に
され、第1の通電制御信号P2と第2の通電制御信号Q
2は逆相にされ、第1の通電制御信号P3と第2の通電
制御信号Q3は逆相にされている。
【0071】図1の電力供給部20は、通電制御部31
の3相の第1の通電制御信号P1,P2,P3と3相の
第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3に応動して3相の
コイル12,13,14への電流路を切り換えている。
図6に電力供給部20の具体的な構成を示す。図6の電
力供給部20は、3個の第1の電力増幅器351,35
2,353と3個の第2の電力増幅器355,356,
357を含んで構成されている。
【0072】第1の電力増幅器351は、電圧供給部2
5の負極出力端子側とコイル12の電力供給端子側への
電流路を形成する第1のパワートランジスタを含んで構
成され、第1の通電制御信号P1を増幅して出力する。
同様に、第1の電力増幅器352は、電圧供給部25の
負極出力端子側とコイル13の電力供給端子側への電流
路を形成する第1のパワートランジスタを含んで構成さ
れ、第1の通電制御信号P2を増幅して出力する。
【0073】同様に、第1の電力増幅器353は、電圧
供給部25の負極出力端子側とコイル14の電力供給端
子側への電流路を形成する第1のパワートランジスタを
含んで構成され、第1の通電制御信号P3を増幅して出
力する。一例として、図7に第1の電力増幅器351の
具体的な構成を示す。この第1の電力増幅器351は、
NPN型バイポーラの第1のパワートランジスタ361
によって構成され、ベース側への入力電流を電流増幅し
て出力する。
【0074】第2の電力増幅器355は、電圧供給部2
5の正極出力端子側とコイル12の電力供給端子側への
電流路を形成する第2のパワートランジスタを含んで構
成され、第2の通電制御信号Q1を増幅して出力する。
同様に、第2の電力増幅器356は、電圧供給部25の
正極出力端子側とコイル13の電力供給端子側への電流
路を形成する第2のパワートランジスタを含んで構成さ
れ、第2の通電制御信号Q2を増幅して出力する。
【0075】同様に、第2の電力増幅器357は、電圧
供給部25の正極出力端子側とコイル13の電力供給端
子側への電流路を形成する第2のパワートランジスタを
含んで構成され、第2の通電制御信号Q3を増幅して出
力する。一例として、図8に第2の電力増幅器355の
具体的な構成を示す。この第2の電力増幅器355は、
NPN型バイポーラの第2のパワートランジスタ365
によって構成され、ベース側への入力電流を電流増幅し
て出力する。
【0076】次に、全体的な動作について説明する。デ
ィスク1を直接的に回転駆動するロータ11の界磁部の
磁極の回転位置を位置検出素子41にて検出する。位置
検出部30は、位置検出素子41の単一の位置検出信号
(位置信号)を波形整形した位置パルス信号Dtを出力
する。通電動作ブロック45の通電制御部31は、位置
パルス信号Dtの1周期または半周期の時間間隔T0を
計測し、計測結果に応動した第1のタイミング信号Fa
を第1の調整時間T1毎に発生させ、計測結果に応動し
た第2の調整時間T2毎に第2のタイミング信号Fbを
発生させる。第1の調整時間T1と第2の調整時間T2
は時間間隔T0に実質的に比例し、かつ、T1はT0の
およそ1/6または1/3、T2はT0のおよそ1/6
0または1/30にされている。
【0077】第1のタイミング信号Faに応動して第1
の調整時間T1毎に第1の状態出力信号Jdおよび第1
の調整信号Jaを変化・遷移させる。ここでは、第1の
状態出力信号Jdおよび第1の調整信号Jaはおよそ6
状態または3状態にて変化・遷移する。第2のタイミン
グ信号Fbに応動して第2の調整時間T2毎に第2の状
態出力信号Jeおよび第2の調整信号Jbを変化・遷移
させる。ここでは、第2の状態出力信号Jeおよび第2
の調整信号Jbはおよそ10状態にて変化・遷移する。
第2の調整信号Jbに応動して実質的に傾斜を有するス
ロープ信号Sa1,Sa2,Sa3を作り出す。
【0078】第1の調整信号Jaに応動してスロープ信
号Sa1,Sa2,Sa3を合成し、立ち上がり傾斜部
分や立ち下がり傾斜部分のうちで少なくとも一方の傾斜
部分においてスロープ信号に応動して滑らかに変化する
6個の合成信号を作り出す。6個の合成信号に応動した
3相の第1の通電制御信号P1,P2,P3と3相の第
2の通電制御信号Q1,Q2,Q3を作成する。各通電
制御信号は、立ち上がり傾斜部分や立ち下がり傾斜部分
のうちで少なくとも一方の傾斜部分においてスロープ信
号に応動して滑らかに変化している。
【0079】電力供給部20の3個の第1の電力増幅器
351,352,353は、3相の第1の通電制御信号
P1,P2,P3を増幅してコイル12,13,14に
駆動電流I1,I2,I3の負極側電流を供給する。電
力供給部20の3個の第2の電力増幅器355,35
6,357は、3相の第2の通電制御信号Q1,Q2,
Q3を増幅してコイル12,13,14に駆動電流I
1,I2,I3の正極側電流を供給する。これにより、
ディスク1やロータ11の回転に同期して変化する滑ら
かな傾斜を有する3相の駆動電流I1,I2,I3を3
相のコイル12,13,14に供給する。その結果、発
生駆動力の脈動が著しく小さくなり、ディスク1の振動
・騒音は大幅に小さくなる。従って、高密度ディスクへ
の記録・再生に適したディスク装置を実現できる。
【0080】また、指令部32は、位置パルス信号Dt
の周期または半周期に基づいてディスク1やロータ11
の回転速度を検出し、回転速度と目標速度を比較し、比
較結果に応動した速度制御電圧である指令信号Acを出
力する。3相の第1の通電制御信号P1,P2,P3と
3相の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3は、指令信
号Acに応動して振幅を変化する。これにより、コイル
12,13,14への駆動電流I1,I2,I3の大き
さが指令信号Acに応動して制御され、ディスク1やロ
ータ11を高精度に速度制御できる。
【0081】本実施の形態では、単一の位置信号に基づ
いて3相のコイルへの電流路を正確に切り換えている。
従って、たとえば、1個の位置検出素子を用いてディス
クやロータを回転駆動できるので、部品点数が少なく、
簡素な構成の低コストなディスク装置やモータを実現で
きる。単一の位置信号の時間間隔T0を計測し、計測結
果に応動した第1の調整時間T1毎に第1のタイミング
信号を得て、第1のタイミング信号の発生に応動して第
1の状態信号(たとえば、第1の状態出力信号または第
1の調整信号)を変化・遷移させた。
【0082】 また、位置信号の時間間隔T0の計測結
果に応動した第2の調整時間T2毎に第2のタイミング
信号を得て、第2のタイミング信号の発生に応動して第
2の状態信号(たとえば、第2の状態出力信号または第
2の調整信号)を変化・遷移させた。これにより、第2
の状態信号に応動して実質的に滑らかな傾斜を有するス
ロープ信号を作成できる。従って、第1の状態信号や第
2の状態信号に応動した通電制御信号を作成するなら
ば、3相のコイルへの電流路を正確なタイミングにて滑
らかに切り換えることが可能になる。
【0083】 特に、第1の状態信号とスロープ信号に
応動した通電制御信号を作成するならば、立ち上がり傾
斜部分や平坦部分や立ち下がり傾斜部分などにおいて、
立ち上がり傾斜部分と立ち下がり傾斜部分のうちで少な
くとも一方の傾斜部分においてスロープ信号に応動して
実質的に滑らかに変化する通電制御信号を容易に作成で
きる。その結果、3相のコイルへの駆動電流は滑らかに
変化し、発生駆動力の脈動を低減できる。これにより、
振動・騒音が小さく、高密度ディスクへの記録・再生に
適したディスク装置を実現できる。
【0084】また、第1の調整時間T1が第2の調整時
間T2よりも大幅に長いので、第1のタイミング調整器
を構成する第1の繰返カウンタ回路のビット長を長くで
き、第1の調整時間T1の有効ビット長も長くでき、正
確なタイミングにて第1のタイミング信号を発生でき
る。すなわち、ディスクが高速回転する場合であって
も、第1の調整時間T1の有効ビット長を長くできるの
で、ビット誤差の影響が小さくなる。従って、3相の第
1の通電制御信号と3相の第2の通電制御信号を正確な
タイミングで作成できる。
【0085】また、第2のタイミング調整器の第2のタ
イミング信号はスロープ信号の作成に使用しているだけ
であるから、第2のタイミング調整器を構成する第2の
繰返カウンタ回路のビット長が短くて、第2の調整時間
T2の有効ビット長が短くなっても、その影響は少な
い。これらの第1の調整時間T1と第2の調整時間T2
は位置信号の計測結果に応動しているので、ディスクの
回転速度が変化した場合でも、正確なタイミングにて電
流路の切換動作を行わせることができる。従って、指令
部32において目標速度をディスク半径に反比例して変
化させる場合であっても、常に正確なタイミングで電流
路の切換を行うことができる。その結果、ディスクの高
精度な回転駆動および速度制御を行うディスク装置およ
びモータを実現できる。
【0086】また、時間計測器による位置信号の計測動
作に応動して第1のタイミング調整器の第1の状態信号
を実質的に第1の所定状態にセットしている。これによ
り、位置信号の位相に合わせた第1の状態信号を作成で
き、通電制御信号の位相をロータの回転位置に正確に合
わせることができる。これにより、ディスクを加速また
は減速させた場合であっても、常に正確な位相において
電流路の切換動作を行わせることができる。また、第1
のタイミング信号の発生による第1の状態信号の変化動
作に応動して第2のタイミング調整器の第2の状態信号
を実質的に第2の所定状態にセットしている。これによ
り、スロープ信号の位相を第1のタイミング信号に同期
させることができ、通電制御信号の傾斜部分をロータの
回転位置に正確に合わせることができる。その結果、ロ
ータの回転位置に同期した通電制御信号を作成でき、ロ
ータを高精度に回転駆動できる。
【0087】また、位置信号の計測結果に応動した所要
の遅延時間Tdを設けて、位置信号の検出エッジの発生
から遅延時間Td後に計測動作信号Dpを発生させ、第
1のタイミング調整器の第1の状態信号を第1の所定状
態にした。これにより、位置信号の位相に対して実際の
切換動作の位相に位相ずれを設けることが可能になり、
位置検出素子41とコイル11,12,13の相対的な
配置に自由度を持たせることが可能になる。すなわち、
モータ構造の設計自由度が大きくなり、最適配置が可能
になる。
【0088】《実施例2》図11から図14に本発明の
実施の形態2のモータを含んで構成されたディスク装置
およびモータを示す。図11に全体構成を示す。本実施
の形態では、電流検出部33とスイッチング制御部37
と通電駆動部38を含んで構成されている。通電制御部
31と通電駆動部38は通電動作ブロック145を形成
し、電流検出部33とスイッチング制御部37はスイッ
チング動作ブロック146を形成している。なお、前述
の実施の形態1と同様なものには同一の番号を付し、説
明を省略する。
【0089】電力供給部20は、3個の第1の電力増幅
器と3個の第2の電力増幅器を含んで構成され(図6参
照)、ディスク1やロータ11の回転に伴って3相のコ
イル12,13,14への電流路を切り換えていく。第
1の電力増幅器には図7に示した構成にダイオードを追
加すれば使用可能であるが、図12に第1の電力増幅器
の別の構成を示す。また、第2の電力増幅器には図8に
示した構成にダイオードを追加すれば使用可能である
が、図13に第2の電力増幅器の別の構成を示す。
【0090】図12の第1の電力増幅器500は、第1
の電界効果型パワートランジスタ501と第1のパワー
ダイオード501dと電界効果型トランジスタ502と
抵抗503,504を含んで構成されている。第1の電
界効果型パワートランジスタ501は、NチャンネルM
OS形の電界効果型パワートランジスタによって構成さ
れ、その電流流出端子側から電流流入端子側に向けて逆
接続されて挿入される寄生ダイオードによって、第1の
パワーダイオード501dが形成されている。第1の電
界効果型パワートランジスタ501と電界効果型トラン
ジスタ502は電界効果型パワー部カレントミラー回路
を構成し、通電制御端子側への入力電流を所定の電流増
幅して出力する(たとえば、100倍程度の増幅)。抵
抗503,504は、電界効果型パワー部カレントミラ
ー回路の増幅特性を高めるものであり、必要に応じて挿
入される。すなわち、抵抗503,504は両方挿入、
一方挿入、または無くしても良い。
【0091】図13の第2の電力増幅器510は、第2
の電界効果型パワートランジスタ511と第2のパワー
ダイオード511dと電界効果型トランジスタ512と
抵抗513,514を含んで構成されている。第2の電
界効果型パワートランジスタ511は、NチャンネルM
OS形の電界効果型パワートランジスタによって構成さ
れ、その電流流出端子側から電流流入端子側に向けて逆
接続されて挿入される寄生ダイオードによって、第2の
パワーダイオード511dが形成されている。第2の電
界効果型パワートランジスタ511と電界効果型トラン
ジスタ512は電界効果型パワー部カレントミラー回路
を構成し、通電制御端子側への入力電流を所定の電流増
幅して出力する(たとえば、100倍程度の増幅)。抵
抗513,514は、電界効果型パワー部カレントミラ
ー回路の増幅特性を高めるものであり、必要に応じて挿
入される。すなわち、抵抗513,514は両方挿入、
一方挿入、または無くしても良い。
【0092】図11のスイッチング動作ブロック146
の電流検出部33は、電力供給部20の3個の第1の電
力増幅器を介して電圧供給部25がコイル12,13,
14に供給する通電電流または合成供給電流Igを検出
し、通電電流または合成供給電流Igに応動した電流検
出信号Adを出力する。この合成供給電流Igは、3相
のコイル12,13,14への3相の駆動電流I1,I
2,I3の負極側電流の合成値に相当する。スイッチン
グ制御部37は、電流検出部33の電流検出信号Adと
指令部32の指令信号Acを比較し、その比較結果に応
動した高周波のスイッチングパルス信号Wpを出力す
る。
【0093】図11の通電動作ブロック145の通電駆
動部38は、通電制御部31の3相の第1の通電制御信
号P1,P2,P3と3相の第2の通電制御信号Q1,
Q2,Q3およびスイッチング制御部37のスイッチン
グパルス信号Wpが入力される。通電駆動部38は、ス
イッチングパルス信号Wpに応動して3相の第1の通電
制御信号P1,P2,P3および/または3相の第2の
通電制御信号Q1,Q2,Q3を高周波パルスにし、3
相の第3の通電制御信号P1’,P2’,P3’と3相
の第4の通電制御信号Q1’,Q2’,Q3’を作成す
る。図14に通電駆動部38の具体的な構成を示す。
【0094】図14の通電駆動部38は、第1の通電動
作器550と第2の通電動作器551を含んで構成され
ている。第1の通電動作器550の第1の通電動作回路
550aは、第1の通電制御信号P1をスイッチングパ
ルス信号Wpによってパルス化した第3の通電制御信号
P1’を作成する。第3の通電制御信号P1’は、スイ
ッチングパルス信号Wpが”H”(高電位状態)の時に
第1の通電制御信号P1に比例または略比例した大きさ
の電流信号になり、スイッチングパルス信号Wpが”
L”(低電位状態)の時に第1の通電制御信号P1に無
関係に零または所要のオフ用電流信号になる。
【0095】同様に、第1の通電動作器550の第1の
通電動作回路550bは、第1の通電制御信号P2をス
イッチングパルス信号Wpによってパルス化した第3の
通電制御信号P2’を作成する。同様に、第1の通電動
作器550の第1の通電動作回路550cは、第1の通
電制御信号P3をスイッチングパルス信号Wpによって
パルス化した第3の通電制御信号P3’を作成する。す
なわち、3相の第3の通電制御信号P1’,P2’,P
3’は、3相の第1の通電制御信号P1,P2,P3に
応動し、単一のスイッチングパルス信号Wpによりパル
ス化した3相の電流信号になっている。
【0096】第2の通電動作器551の第2の通電動作
回路551aは、第2の通電制御信号Q1に比例または
略比例した第4の通電制御信号Q1’を作成する。同様
に、第2の通電動作器551の第2の通電動作回路55
1bは、第2の通電制御信号Q2に比例または略比例し
た第4の通電制御信号Q2’を作成する。同様に、第2
の通電動作器551の第2の通電動作回路551cは、
第2の通電制御信号Q3に比例または略比例した第4の
通電制御信号Q3’を作成する。すなわち、3相の第4
の通電制御信号Q1’,Q2’,Q3’は、3相の第2
の通電制御信号Q1,Q2,Q3に応動た3相の電流信
号になっている。なお、必要ならば、第2の通電動作器
551の第2の通電動作回路551a,551b,55
1cは、第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3をスイッ
チングパルス信号Wpによってパルス化して、第4の通
電制御信号Q1’,Q2’,Q3’を作成しても良い。
【0097】図11において、3相の第3の通電制御信
号P1’,P2’,P3’は、電力供給器20の3個の
第1の電力増幅器の通電制御端子側に供給される。第1
の電力増幅器の電界効果型パワー部カレントミラー回路
は、通電制御端子への入力電流である第3の通電制御信
号P1’を電流増幅して出力する。これにより、第1の
電力増幅器の第1の電界効果型パワートランジスタは、
第3の通電制御信号P1’に応動して高周波スイッチン
グ動作を行い、コイル12への駆動電圧V1をパルス的
な電圧にし、コイル12に駆動電流I1の負極側電流を
供給する。
【0098】同様に、他の相の第1の電力増幅器の電界
効果型パワー部カレントミラー回路は、通電制御端子へ
の入力電流である第3の通電制御信号P2’を電流増幅
して出力する。これにより、第1の電力増幅器の第1の
電界効果型パワートランジスタは、第3の通電制御信号
P2’に応動して高周波スイッチング動作を行い、コイ
ル13への駆動電圧V2をパルス的な電圧にし、コイル
13に駆動電流I2の負極側電流を供給する。同様に、
残りの相の第1の電力増幅器の電界効果型パワー部カレ
ントミラー回路は、通電制御端子への入力電流である第
3の通電制御信号P3’を電流増幅して出力する。これ
により、第1の電力増幅器の第1の電界効果型パワート
ランジスタは、第3の通電制御信号P3’に応動して高
周波スイッチング動作を行い、コイル14への駆動電圧
V3をパルス的な電圧にし、コイル13に駆動電流I3
の負極側電流を供給する。
【0099】3相の第4の通電制御信号Q1’,Q
2’,Q3’は、電力供給器20の3個の第2の電力増
幅器の通電制御端子側に供給される。第2の電力増幅器
の電界効果型パワー部カレントミラー回路は、通電制御
端子への入力電流である第4の通電制御信号Q1’を電
流増幅して出力し、コイル12に駆動電流I1の正極側
電流を供給する。同様に、他の相の第2の電力増幅器の
電界効果型パワー部カレントミラー回路は、通電制御端
子への入力電流である第4の通電制御信号Q2’を電流
増幅して出力し、コイル13に駆動電流I2の正極側電
流を供給する。同様に、残りの相の第2の電力増幅器の
電界効果型パワー部カレントミラー回路は、通電制御端
子への入力電流である第4の通電制御信号Q3’を電流
増幅して出力し、コイル14に駆動電流I3の正極側電
流を供給する。
【0100】図11の電流検出部33は、電圧供給部2
5から3相のコイル12,13,14への通電電流Ig
に比例または略比例したパルス的な電流検出信号Adを
出力する。スイッチング制御部37のスイッチングパル
ス信号Wpは、電流検出信号Adと指令信号Adを比較
し、その比較結果に応動した高周波スイッチング信号に
なっている。スイッチングパルス信号Wpは、通常、2
0kHz〜500kHzの範囲内の高周波信号にされて
いる。
【0101】スイッチングパルス信号Wpに応動してパ
ルス化された第3の通電制御信号P1’,P2’,P
3’により、3個の第1の電力増幅器は高周波スイッチ
ング動作を行う。その結果、通電電流Igのピーク値は
指令信号Acに応動して電流制御される。これにより、
3相のコイル12,13,14への駆動電流I1,I
2,I3を指令信号Acに応動して正確に電流制御で
き、発生駆動力の脈動を低減できる。すなわち、ディス
ク1やロータ11の振動・騒音を大幅に低減できる。な
お、スイッチングパルス信号Wpの周波数は一定である
必要はなく、回転数や負荷状況によって周波数が変わっ
ても良い。
【0102】また、通電制御部31の3相の第1の通電
制御信号P1,P2,P3や3相の第2の通電制御信号
Q1,Q2,Q3は、立ち上がり傾斜部分と立ち下がり
傾斜部分のうちで少なくとも一方の傾斜部分を信号作成
器104のスロープ信号に応動して滑らかに変化させて
いる。3相の第1の通電制御信号P1,P2,P3とス
イッチングパルス信号Wpに応動した3相の第3の通電
制御信号P1’,P2’,P3’を作成し、3相の第3
の通電制御信号P1’,P2’,P3’に応動して3個
の第1の電力増幅器を高周波スイッチング動作させてい
る。また、3相の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3
(とスイッチングパルス信号Wp)に応動した3相の第
4の通電制御信号Q1’,Q2’,Q3’を作成し、3
相の第4の通電制御信号Q1’,Q2’,Q3’に応動
して3個の第2の電力増幅器を動作させている。これに
より、3相のコイル12,13,14への駆動電流I
1,I2,I3は滑らかな変化を行い、発生駆動力の脈
動は著しく小さくなる。すなわち、ディスク1やロータ
11の振動・騒音を大幅に低減できる。
【0103】本実施の形態では、上述の説明にて理解さ
れるように、コイルに駆動電流を供給するパワートラン
ジスタをオン・オフの高周波スイッチング動作させ、パ
ワートランジスタの電力損失を大幅に低減した。すなわ
ち、第1の電力増幅器の第1のパワートランジスタをオ
ン・オフの高周波スイッチング動作させ、パワートラン
ジスタの電力損失を著しく小さくした。これにより、デ
ィスク装置やモータの発熱が著しく小さくなる。従っ
て、記録可能ディスクへの記録・再生を安定に実施でき
る。
【0104】また、本実施の形態では、電圧供給部から
3相のコイルへの通電電流に応動した電流検出信号Ad
を作成し、電流検出信号Adと指令信号Acの比較結果
に応動した単一のスイッチングパルス信号Wpを作成し
ている。このスイッチングパルス信号Wpに応動して電
力供給部の3個の第1の電力増幅器と3個の第2の電力
増幅器のうちで少なくとも1個の電力増幅器を高周波ス
イッチング動作させている。従って、指令信号に応動し
た正確な電流制御が可能になり、消費電力の少ない高性
能なディスク装置やモータを実現できる。特に、電圧供
給部から3相のコイルへの通電電流に直接的に比例また
は略比例した電流検出信号を作成し、電流検出信号と指
令信号の比較結果によりスイッチングパルス信号を作成
した。これにより、電圧供給部から3相のコイルへの通
電電流のピーク値を指令信号に応動して直接制御するこ
とが可能になり、高精度の電流制御が可能になる。
【0105】また、1個または2個の第1の電力増幅器
を単一のスイッチングパルス信号に応動して同時に高周
波スイッチング動作させるようにしているので、高周波
スイッチング動作の構成が非常に簡素になり、低コスト
に実現できる。なお、電流検出部の構成は、通電電流に
直接比例したパルス的な電流検出信号を作成する場合に
限らず、フィルタなどにより平滑化した電流検出信号を
出力するようにしても良い。また、第1の電力増幅器だ
けでなく、第2の電力増幅器も高周波スイッチング動作
させるようにしても良い。
【0106】また、本実施の形態でも、前述の実施の形
態1と同様な各種の利点を得ることができる。
【0107】《実施例3》図15から図21に本発明の
実施の形態3のモータを含んで構成されたディスク装置
およびモータを示す。図15に全体構成を示す。本実施
の形態では、通電制御部600と通電駆動部601によ
り通電動作ブロック605を形成し、第1の通電制御信
号や第2の通電制御信号や第3の通電制御信号や第4の
通電制御信号をディジタル的なオン・オフのパルス信号
にしたものである。なお、前述の実施の形態1や実施の
形態2と同様なものには同一の番号を付し、説明を省略
する。
【0108】図15の通電動作ブロック605の通電制
御部600は、位置検出部30の位置パルス信号Dtに
応動してディジタル的に変化する3相の第1の通電制御
信号P1,P2,P3と3相の第2の通電制御信号Q
1,Q2,Q3を出力する。また、第1の調整信号Ja
(または第1の状態出力信号Jd)を通電駆動部601
に供給する。図16に通電制御部600の具体的な構成
を示す。
【0109】図16の通電制御部600は、時間計測器
101と第1のタイミング調整器102と第2のタイミ
ング調整器103と信号作成器614を含んで構成され
ている。時間計測器101と第1のタイミング調整器1
02と第2のタイミング調整器103の具体的な構成
は、図3に示したものと同様である。
【0110】時間計測器101は、位置パルス信号Dt
の1周期または半周期の時間間隔T0を計測し、その計
測結果に対応した計測データ信号Daと計測動作信号D
pを出力する。また、時間計測器101は、位置パルス
信号Dtを所要時間遅延させた遅延位置パルス信号Dd
を必要に応じて出力する。
【0111】第1のタイミング調整器102は、計測動
作信号Dpの到来により計測データ信号Daを入力し、
時間間隔T0に比例または略比例した第1の調整時間T
1毎に第1のタイミング信号Faを発生する。また、第
1のタイミング調整器102は、第1のタイミング信号
Faに応動して第1の調整時間T1毎に第1の状態出力
信号Jdおよび第1の調整信号Jaを変化・遷移させ
る。また、第1のタイミング調整器102は、計測動作
信号Dpに応動して第1の状態出力信号Jdおよび第1
の調整信号Jaを実質的に第1の所定状態にセットす
る。
【0112】第2のタイミング調整器103は、計測動
作信号Dpの到来により計測データ信号Daを入力し、
時間間隔T0に比例または略比例した第2の調整時間T
2毎に第2のタイミング信号を発生する。また、第2の
タイミング調整器103は、第2のタイミング信号に応
動して第2の調整時間T2毎に第2の状態出力信号Je
および第2の調整信号Jbを半価・遷移させる。また、
第2のタイミング調整器103は、少なくとも第1のタ
イミング信号Faに応動して第2の状態出力信号Jeお
よび第2の調整信号Jbを実質的に第2の所定状態にセ
ットする。
【0113】図22に時間計測器101と第1のタイミ
ング調整器102と第2のタイミング調整器103の動
作説明用の波形図を示す。ここでは、時間計測器101
が位置パルス信号Dtの1周期を計測する場合を示して
いる。時間計測器101の計測器121は、図22
(a)に示した位置パルス信号Dtの1周期の時間間隔
T0を計測する。時間計測器101の遅延器122は、
計測時間間隔T0に比例または略比例した遅延時間Td
だけ位置パルス信号Dtを全体的に遅延させた遅延位置
パルス信号Ddを出力する(図22(b)参照)。ま
た、遅延器122は、位置パルス信号Dtの計測エッジ
時点から所要の遅延時間Tdだけ遅らせたタイミングに
て計測動作信号Dpを出力する。
【0114】第1のタイミング調整器102の第1の繰
返カウンタ回路221は、計測時間間隔T0に応動した
第1の調整時間T1毎に第1のタイミング信号Faを発
生する(図22(c)参照)。第1の調整時間T1はT
0/6または略T0/6にされている。第1のタイミン
グ調整器102の第1の状態回路222は、計測動作信
号Dpに応動して第1の状態出力信号Jdを実質的に第
1の所定状態にし、その後に、第1のタイミング信号F
aに応動して第1の状態出力信号Jdを変化・遷移させ
る。
【0115】第1のタイミング調整器102の第1の調
整回路223は、第1の状態出力信号Jdに応動した第
1の調整信号Jaを出力する。従って、第1の調整信号
Jaは遅延位置パルス信号Ddの1周期当たり6状態ま
たは略6状態の状態変化を行う。なお、第1の調整信号
Jaは第1の状態出力信号Jdと遅延位置パルス信号D
dに応動して変化させても良い。第2のタイミング調整
器103の第2の繰返カウンタ回路231は、計測時間
間隔T0に応動した第2の調整時間T2毎に第2のタイ
ミング信号Fbを発生する(図22(d)参照)。ここ
では、第2の調整時間T2はT1/30または略T1/
30にされている。
【0116】第2のタイミング調整器103の第2の状
態回路232は、第1のタイミング信号Faおよび計測
動作信号Dpに応動して第2の状態出力信号Jeを実質
的に第2の所定状態にし、その後に、第2のタイミング
信号Fbに応動して第2の状態出力信号Jeを変化・遷
移させる。第2のタイミング調整器103の第2の調整
回路233は、第2の状態出力信号Jeに応動した第2
の調整信号Jbを出力する。従って、第2の調整信号J
bは第1のタイミング信号Faのパルス間隔当たり30
状態または略30状態の状態変化を行う。
【0117】図16の信号作成器614は、スロープ器
621と形成器622を含んで構成されている。スロー
プ器621は、第2の調整信号Jbに応動して実質的に
傾斜を有するディジタル的なスロープ信号Saを出力す
る。形成器622は、第1の調整信号Jaとスロープ信
号Saに応動したディジタル的な3相の第1の通電制御
信号P1,P2,P3とディジタル的な3相の第2の通
電制御信号Q1,Q2,Q3を出力する。信号作成器6
14のスロープ器621の具体的な構成を図17に示
す。
【0118】図17のスロープ器621は、第1のディ
ジタルスロープ回路631と第2のディジタルスロープ
回路632と高レベル回路633を含んで構成されてい
る。第1のディジタルスロープ回路631は、第2のタ
イミング調整器103の第2の調整信号Jbに応動して
ディジタル的な第1のスロープ信号Sa1を出力する。
図22(e)に第1のスロープ信号Sa1の波形を示
す。
【0119】第1のタイミング信号Faに応動して第2
の調整信号Jbが第2の所定状態になるので、第1のス
ロープ信号Sa1は”Lb”(低レベル状態)にセット
される。第1のスロープ信号Sa1は、第2の調整信号
Jbが第1の所定値よりも小さい間は”Lb”であり、
第2の調整信号Jbの増加に伴ってパルス幅が徐々に広
くなる数個のパルスを発生し、第2の調整信号Jbが第
2の所定値に達すると”Hb”(高レベル状態)にな
る。その結果、第1のスロープ信号Sa1は、第1のタ
イミング信号Faに同期したディジタル的なパルス信号
になり、そのパルス信号の平均的な電圧値は立ち上がり
部分において実質的に所要の傾斜を有する滑らかなスロ
ープ信号になる。
【0120】同様に、第2のディジタルスロープ回路6
32は、第2のタイミング調整器103の第2の調整信
号Jbに応動してディジタル的な第2のスロープ信号S
a2を出力する。図22(f)に第2のスロープ信号S
a2の波形を示す。第1のタイミング信号Faに応動し
て第2の調整信号Jbが第2の所定状態になるので、第
2のスロープ信号Sa2は”Hb”にセットされる。第
2のスロープ信号Sa2は、第2の調整信号Jbが第3
の所定値よりも小さい間は”Hb”であり、第2の調整
信号Jbが第3の所定値以上になるとその増加に伴って
パルス幅が徐々に狭くなる数個のパルスを発生し、第2
の調整信号Jbが第4の所定値に達すると”Lb”にな
る。ここに、第3の所定値は第2の所定値と一致させて
も良い。
【0121】その結果、第2のスロープ信号Sa2は、
第1のタイミング信号Faに同期したディジタル的なパ
ルス信号であり、そのパルス信号の平均的な電圧値は立
ち下がり部分において実質的に所要の傾斜を有する滑ら
かなスロープ信号になる。高レベル回路633は、ディ
ジタル的な第3のスロープ信号Sa3を出力する。ここ
では、第3のスロープ信号Sa3は”Hb”になされて
いる(図22(g)参照)。
【0122】図16の信号作成器614の形成器622
は、第1のタイミング調整器102の第1の調整信号J
aと第2のタイミング調整器103の第2の調整信号J
bに応動して3相の第1の通電制御信号P1,P2,P
3と3相の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3を形成
している。第1の通電制御信号P1を形成する形成器6
22の一部の形成回路の具体的な構成を図18に示す。
形成器622の一部の形成回路は、信号合成回路640
を含んで構成されている。
【0123】信号合成回路640は、スロープ器621
の第1のスロープ信号Sa1と第2のスロープ信号Sa
2と第3のスロープ信号Sa3を第1のタイミング調整
器102の第1の調整信号Jaに応動して合成し、ディ
ジタル的に変化する第1の通電制御信号P1を作成す
る。その結果、第1の通電制御信号P1は、第1のタイ
ミング調整器102の第1の調整信号Ja(第1の状態
出力信号Jd)と第2のタイミング調整器103の第2
の調整信号Jb(第2の状態出力信号Je)に応動し、
第1の調整信号Jaによりスロープ信号Sa1,Sa
2,Sa3を合成したディジタル信号になっている。そ
の他の第1の通電制御信号P2,P3や第2の通電制御
信号Q1,Q2,Q3の形成する形成器622の具体的
な構成も、図18に示した形成回路と同様であり、説明
を省略する。
【0124】図22(h)に第1の通電制御信号P1の
波形を示す。第1の通電制御信号P1は、立ち上がり部
分において第1のスロープ信号Sa1に応動したパルス
波形になり、中間部分において高レベル”Hb”に保た
れ、立ち下がり部分において第2のスロープ信号Sa2
に応動したパルス波形になる。第1の通電制御信号P1
の通電区間Tp1は電気角で360/3=120度より
もかなり大きくされている。
【0125】図22(i),(j)に他の第1の通電制
御信号P2,P3の波形を示す。このように、3相の第
1の通電制御信号P1,P2,P3は、第1のタイミン
グ調整器102の第1の調整信号Jaと第2のタイミン
グ調整器103の第2の調整信号Jbに応動し、第1の
調整信号Jaによりスロープ信号Sa1,Sa2,Sa
3を合成したディジタル信号になっている。これらの3
相の第1の通電制御信号P1,P2,P3の通電区間T
p1,Tp2,Tp3は、それぞれ120度よりもかな
り大きくされている。ここでは、Tp1,Tp2,Tp
3を150〜180度に選定している。
【0126】同様に、図22(k)〜(m)に3相の第
2の通電制御信号Q1,Q2,Q3の波形を示す。3相
の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3は、第1のタイ
ミング調整器102の第1の調整信号Jaと第2のタイ
ミング調整器103の第2の調整信号Jbに応動し、第
1の調整信号Jaによりスロープ信号Sa1,Sa2,
Sa3を合成したディジタル信号になっている。これら
の3相の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3の通電区
間Tq1,Tq2,Tq3は、それぞれ120度よりも
かなり大きくされている。ここでは、Tq1,Tq2,
Tq3を150〜180度に選定している。
【0127】なお、第1の通電制御信号P1と第2の通
電制御信号Q1は逆相(電気角で180度の位相差)に
され、第1の通電制御信号P2と第2の通電制御信号Q
2は逆相にされ、第1の通電制御信号P3と第2の通電
制御信号Q3は逆相にされている。
【0128】図15の通電駆動部601は、通電制御部
600の第1の通電制御信号P1,P2,P3および/
または第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3とスイッチ
ング制御部37のスイッチングパルス信号Wpを論理合
成し、第3の通電制御信号P1’,P2’,P3’およ
び第4の通電制御信号Q1’,Q2’,Q3’を作成す
る。図19に通電駆動部601の具体的な構成を示す。
【0129】図19の通電駆動部601は、第1の通電
動作論理器650と第2の通電動作論理器651を含ん
で構成されている。第1の通電動作論理器650の第1
の論理合成回路650aは、第1の調整信号Jaに応動
して所要の区間において第1の通電制御信号P1とスイ
ッチングパルス信号Wpを論理合成し、第3の通電制御
信号P1’を作成する。同様に、第1の通電動作論理器
650の第1の論理合成回路650bは、第1の調整信
号Jaに応動して所要の区間において第1の通電制御信
号P2とスイッチングパルス信号Wpを論理合成し、第
3の通電制御信号P2’を作成する。同様に、第1の通
電動作論理器650の第1の論理合成回路650cは、
第1の調整信号Jaに応動して所要の区間において第1
の通電制御信号P3とスイッチングパルス信号Wpを論
理合成し、第3の通電制御信号P3’を作成する。
【0130】第2の通電動作論理器651の第2の論理
合成回路651aは、第1の調整信号Jaに応動して所
要の区間において第2の通電制御信号Q1とスイッチン
グパルス信号Wpを論理合成し、第4の通電制御信号Q
1’を作成する。同様に、第2の通電動作論理器651
の第2の論理合成回路651bは、第1の調整信号Ja
に応動して所要の区間において第2の通電制御信号Q2
とスイッチングパルス信号Wpを論理合成し、第4の通
電制御信号Q2’を作成する。同様に、第2の通電動作
論理器651の第2の論理合成回路651cは、第1の
調整信号Jaに応動して所要の区間において第2の通電
制御信号Q3とスイッチングパルス信号Wpを論理合成
し、第4の通電制御信号Q3’を作成する。
【0131】なお、たとえば、第3の通電制御信号P
1’,P2’,P3’は、第1の通電制御信号P1,P
2,P3とスイッチングパルス信号Wpの論理積によっ
て作成しても良い。また、たとえば、第4の通電制御信
号Q1’,Q2’,Q3’は、第2の通電制御信号Q
1,Q2,Q3をそのまま出力して作成しても良い。
【0132】図15の通電駆動部601の3相の第3の
通電制御信号P1’,P2’,P3’と3相の第4の通
電制御信号Q1’,Q2’,Q3’は、電力供給部20
に供給される。電力供給部20は、3個の第1の電力増
幅器と3個の第2の電力増幅器を含んで構成され(図6
参照)、ディスク1やロータ11の回転に伴ってコイル
12,13,14への電流路を切り換えていく。第1の
電力増幅器には図12に示した構成も使用可能である
が、図20に第1の電力増幅器の別の構成を示す。ま
た、第2の電力増幅器には図13に示した構成も使用可
能であるが、図21に第2の電力増幅器の別の構成を示
す。
【0133】図20の第1の電力増幅器660は、第1
のパワートランジスタ661と第1のパワーダイオード
661dにより構成されている。第1のパワートランジ
スタ661は、NチャンネルMOS形の電界効果型パワ
ートランジスタにより形成され、その電流流出端子側か
ら電流流入端子側に逆接続されて形成された寄生ダイオ
ードによって第1のパワーダイオード661dを構成し
ている。
【0134】図21の第2の電力増幅器670は、第2
のパワートランジスタ671と第2のパワーダイオード
671dにより構成されている。第2のパワートランジ
スタ671は、NチャンネルMOS形の電界効果型パワ
ートランジスタにより形成され、その電流流出端子側か
ら電流流入端子側に逆接続されて形成された寄生ダイオ
ードによって第2のパワーダイオード671dを構成し
ている。
【0135】電力供給器20の3個の第1の電力増幅器
は、第3の通電制御信号P1’,P2’,P3’に応動
して高周波スイッチング動作する。電力供給器20の3
個の第2の電力増幅器は、第4の通電制御信号Q1’,
Q2’,Q3’に応動して高周波スイッチング動作す
る。
【0136】図15の電流検出部33は、電力供給部2
0の3個の第1の電力増幅器を介して電圧供給部25が
3相のコイル12,13,14に供給する通電電流また
は合成供給電流Igを検出し、通電電流Igに応動した
電流検出信号Adを出力する。スイッチング制御部37
のスイッチングパルス信号Wpは、電流検出信号Adと
指令信号Adの比較結果に応動した高周波スイッチング
信号になる。スイッチングパルス信号Wpは、通常、2
0kHz〜500kHzの範囲内の高周波信号にされて
いる。その結果、合成供給電流Igは指令信号Acに応
動して電流制御される。これにより、3相のコイル1
2,13,14への駆動電流I1,I2,I3を指令信
号Acに応動して正確に電流制御でき、発生駆動力の脈
動を低減できる。すなわち、ディスク1やロータ11の
振動・騒音を大幅に低減できる。
【0137】また、通電制御部31の3相の第1の通電
制御信号P1,P2,P3や3相の第2の通電制御信号
Q1,Q2,Q3は、立ち上がり部分と立ち下がり部分
のうちの少なくとも一方の部分を信号作成器614のス
ロープ信号に応動して実質的に傾斜を持って変化させて
いる。3相の第1の通電制御信号P1,P2,P3とス
イッチングパルス信号Wpに応動した3相の第3の通電
制御信号P1’,P2’,P3’を作成し、3相の第3
の通電制御信号P1’,P2’,P3’に応動して3個
の第1の電力増幅器を高周波スイッチング動作させてい
る。
【0138】また、3相の第2の通電制御信号Q1,Q
2,Q3とスイッチングパルス信号Wpに応動した3相
の第4の通電制御信号Q1’,Q2’,Q3’を作成
し、3相の第4の通電制御信号Q1’,Q2’,Q3’
に応動して3個の第2の電力増幅器を動作させている。
これにより、3相のコイル12,13,14への駆動電
流I1,I2,I3は滑らかな変化を行い、発生駆動力
の脈動は著しく小さくなる。すなわち、ディスク1やロ
ータ11の振動・騒音を大幅に低減できる。
【0139】本実施の形態では、上述の説明にて理解さ
れるように、コイルに駆動電流を供給するパワートラン
ジスタをオン・オフの高周波スイッチング動作させ、電
力損失を大幅に低減した。すなわち、第1の電力増幅器
の第1のパワートランジスタおよび/または第2の電力
増幅器の第2のパワートランジスタをオン・オフの高周
波スイッチング動作させ、パワートランジスタの電力損
失を著しく小さくした。これにより、ディスク装置やモ
ータの消費電力・発熱が著しく小さくなる。その結果、
記録可能ディスクへの記録・再生を安定に実施できる。
なお、電流検出部33とスイッチング制御部37によっ
てスイッチング動作ブロック146を形成し、3個の第
1のパワートランジスタと3個の第2のパワートランジ
スタのうちで少なくとも1個のパワートランジスタを高
周波スイッチング動作させるようにしている。
【0140】また、3相の第1の通電制御信号や3相の
第2の通電制御信号や3相の第3の通電制御信号や3相
の第4の通電制御信号をディジタル信号にし、各通電制
御信号の立ち上がり部分と立ち下がり部分のうちで少な
くとも一方の部分においてディジタル的なスロープ信号
に応動して実質的に傾斜を有するように変化させた。こ
れにより、3相のコイル12,13,14への電流路の
切換動作を滑らかにした。すなわち、スロープ信号の立
ち上がり部分または立ち下がり部分においてパルス幅を
徐々に変化させるようにし、その平均的な電圧値が実質
的に滑らかな傾斜を有するようにした。その結果、通電
制御信号の立ち上がり部分または立ち下がり部分が実質
的に傾斜を持って変化し、電力供給部の第1の電力増幅
器と第2の電力増幅器を介して3相のコイル12,1
3,14に滑らかな傾斜を有する駆動電流を供給でき
る。従って、発生駆動力の脈動が小さくなり、ディスク
1やロータ11の振動・騒音を大幅に低減できる。
【0141】また、電流検出部33の電流検出信号Ad
と指令部32の指令信号Acを比較し、比較結果に応動
したスイッチングパルス信号Wpを作成し、スイッチン
グパルス信号Wpに応動して第1の電力増幅器および/
または第2の電力増幅器を高周波スイッチング動作させ
た。これにより、3相のコイル12,13,14への駆
動電流I1,I2,I3の大きさを指令信号Acに応動
して正確に電流制御できる。その結果、発生駆動力の脈
動が小さくなり、ディスクやロータの振動・騒音の小さ
い、高性能なディスク装置やモータを実現できる。ま
た、本実施の形態でも、前述の実施の形態1または実施
の形態2と同様な各種の利点を得ることができる。
【0142】なお、実施の形態3において、スロープ信
号Sa1,Sa2を単純なパルス信号にしても良く、本
発明に含まれる。たとえば、第2の調整信号が第1の所
定値以下の時に第1のスロープ信号Sa1を”Lb”に
し、第2の調整信号が第1の所定値以上になると第1の
スロープ信号Sa1を”Hb”にする。また、第2の調
整信号が第2の所定値以下の時に第2のスロープ信号S
a2を”Hb”にし、第2の調整信号が第2の所定値以
上になると第2のスロープ信号Sa2を”Lb”にす
る。ここに、(第1の所定値)<(第2の所定値)であ
る。これにより、第1のスロープ信号Sa1の”Hb”
の区間を”Lb”の区間よりも広くし、第2のスロープ
信号Sa2の”Hb”の区間を”Lb”の区間よりも広
くする。
【0143】第1の通電制御信号や第2の通電制御信号
は、第1の調整信号に応動してスロープ信号Sa1,S
a2,Sa3を合成したものであり、それぞれの通電制
御信号の”Hb”の区間(通電区間)は電気角で120
度よりもかなり大きくされる。その結果、第3の通電制
御信号や第4の通電制御信号は、それぞれの通電区間が
電気角で120度よりもかなり大きくなる。これによ
り、3相のコイルへの電流路を比較的滑らかに切り換え
ることができる。
【0144】すなわち、第1の調整信号と第2の調整信
号に応動して第1の通電制御信号や第2の通電制御信号
を矩形波的に変化させ、それぞれの通電区間を120度
よりも大きくすることにより、第3の通電制御信号や第
4の通電制御信号の通電区間は120度よりも大きくな
る。その結果、3相のコイルへの電流路の切り換えが比
較的滑らかになり、ディスクの振動・騒音が比較的小さ
くなる。また、1個の位置信号に応動してこれらの通電
制御信号を正確に作成することができる。この場合のス
ロープ信号Sa1,Sa2と第1の通電制御信号と第2
の通電制御信号の関係を図23に示す。
【0145】《実施例4》図24に本発明の実施の形態
4のモータを含んで構成されたディスク装置およびモー
タを示す。図24に全体構成を示す。本実施の形態で
は、前述の実施の形態1に電流検出部33と電流制御部
700などを設けたものである。なお、前述の実施の形
態1や実施の形態2や実施の形態3と同様なものには同
一の番号を付し、説明を省略する。
【0146】図24の電流検出部33は、電力供給部2
0の3個の第1の電力増幅器を介して電圧供給部25か
ら3相のコイル12,13,14に供給される通電電流
または合成供給電流Igを検出し、電流検出信号Adを
出力する。電流制御部700は、電流検出部33の電流
検出信号Adと指令部32の指令信号Acをアナログ的
に比較し、その差電圧に応動した電流制御信号Afを出
力する。
【0147】通電制御ブロック45の通電制御部31
は、位置検出部30の位置パルス信号Dtに応動した3
相の第1の通電制御信号P1,P2,P3と3相の第2
の通電制御信号Q1,Q2,Q3を作成する。通電制御
部31の具体的な構成は、前述の図2に示したものと同
様であり、スイッチ部701によって選択された入力信
号Ac’が入力されている。スイッチ部701は、指令
部32の指令信号Acと電流制御部700の電流制御信
号Afのいずれか一方を選択し、通電制御部31の入力
信号Ac’とする。
【0148】スイッチ部701が指令部32の指令信号
Acを選択した場合には、前述の実施の形態1と同様な
構成になり、詳細な説明を省略する。
【0149】スイッチ部701が電流制御部700の電
流制御信号Afを選択した場合には、第1の通電制御信
号P1,P2,P3や第2の通電制御信号Q1,Q2,
Q3は、その振幅が電流制御信号Afに応動して変化す
る。これにより、電流検出部33と電流制御部700と
通電制御部31と電力供給部20によって電流制御ルー
プが形成され、3相のコイル12,13,14への合成
供給電流Igは指令信号Acに応動して正確に電流制御
される。
【0150】また、3相の第1の通電制御信号P1,P
2,P3や3相の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3
は、位置パルス信号Dtに応動した第1の調整信号や第
2の調整信号を用いて、スロープ信号に応動した実質的
に傾斜を有する滑らかな電流信号になっている。これに
より、発生駆動力の脈動が小さくなり、振動・騒音の小
さなディスク装置やモータを実現できる。また、本実施
の形態でも、前述の実施の形態1と同様な各種の利点を
得ることができる。
【0151】《実施例5》図25から図27に本発明の
実施の形態5のモータを含んで構成されたディスク装置
およびモータを示す。図25に全体構成を示す。本実施
の形態では、前述の実施の形態4に通電駆動部801を
設けたものである。なお、前述の実施の形態1や実施の
形態2や実施の形態3や実施の形態4と同様なものには
同一の番号を付し、説明を省略する。
【0152】図25の通電制御ブロック805は、通電
制御部31と通電駆動部801を含んで構成されてい
る。通電制御部31は、位置検出部30の位置パルス信
号Dtに応動した3相の第1の通電制御信号P1,P
2,P3と3相の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3
を作成する。通電制御部31の具体的な構成は、前述の
図2に示したものと同様であり、スイッチ部701によ
って選択された入力信号Ac’が入力されている。スイ
ッチ部701は、指令部32の指令信号Acと電流制御
部700の電流制御信号Afのいずれか一方を選択し、
通電制御部31の入力信号Ac’とする。
【0153】通電駆動部801は、通電制御部31の第
1の通電制御信号P1,P2,P3と第2の通電制御信
号Q1,Q2,Q3に応動したパルス的な第3の通電制
御信号P1’,P2’,P3’と第4の通電制御信号Q
1’,Q2’,Q3’を作成する。図26に通電駆動部
801の具体的な構成を示す。
【0154】図26の通電駆動部801は、6個のコン
パレータ回路811,812,813,815,81
6,817と三角波発生回路820を含んで構成されて
いる。三角波発生回路820は、所定周波数ftの三角
波信号Wtを出力する。三角波信号Wtの周波数は、1
0kHzから500kHz程度になされている。また、
三角波信号Wtは鋸歯状であってもよい。コンパレータ
回路811は、第1の通電制御信号P1と三角波信号W
tを比較し、第1の通電制御信号P1の大きさに応動し
たパルス幅を有するPWMパルス信号(PWM:パルス
幅変調)である第3の通電制御信号P1’を作成する。
なお、第3の通電制御信号P1’のパルス周波数は三角
波信号Wtの周波数と一致する。
【0155】また、第1の通電制御信号P1が零または
最低レベルの時には、第3の通電制御信号P1’は”
L”になされている。同様に、コンパレータ回路812
は第1の通電制御信号P2に応動してPWM化された第
3の通電制御信号P2’を作成し、コンパレータ回路8
13は第1の通電制御信号P3に応動してPWM化され
た第3の通電制御信号P3’を作成する。同様に、コン
パレータ回路815は第2の通電制御信号Q1に応動し
てPWM化された第4の通電制御信号Q1’を作成し、
コンパレータ回路816は第2の通電制御信号Q2に応
動してPWM化された第4の通電制御信号Q2’を作成
し、コンパレータ回路817は第2の通電制御信号Q3
に応動してPWM化された第4の通電制御信号Q3’を
作成する。
【0156】これにより、3相の第3の通電制御信号P
1’,P2’,P3’は3相の第1の通電制御信号P
1,P2,P3に応動した3相のPWM信号になり、3
相の第4の通電制御信号Q1’,Q2’,Q3’は3相
の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3に応動した3相
のPWM信号になる。たとえば、第3の通電制御信号P
1’は、第1の通電制御信号P1の期間Tp1に第1の
通電制御信号P1の大きさに応動したパルス幅変調をさ
れたパルスを有し、期間Tp1以外では”L”になる。
【0157】通電駆動部801の3相の第3の通電制御
信号P1’,P2’,P3’は、電力供給部20の3個
の第1の電力増幅器351,352,353の通電を制
御する。第1の電力増幅器351,352,353は、
図20に示したようにNチャンネルMOS構造の電界効
果型パワートランジスタ661とパワーダイオード66
1dを有するように構成されている。従って、たとえ
ば、第3の通電制御信号P1’の”H”の時に第1の電
力増幅器351のパワートランジスタはオンになり、第
3の通電制御信号P1’の”L”の時に第1の電力増幅
器351のパワートランジスタはオフになる。
【0158】通電駆動部801の3相の第4の通電制御
信号Q1’,Q2’,Q3’は、電力供給部20の3個
の第2の電力増幅器355,356,357の通電を制
御する。第1の電力増幅器355,356,357は、
図21に示したようにNチャンネルMOS構造の電界効
果型パワートランジスタ671とパワーダイオード67
1dを有するように構成されている。従って、たとえ
ば、第4の通電制御信号Q1’の”H”の時に第2の電
力増幅器355のパワートランジスタはオンになり、第
4の通電制御信号Q1’の”L”の時に第2の電力増幅
器355のパワートランジスタはオフになる。
【0159】従って、3相の第3の通電制御信号P
1’,P2’,P3’と3相の第4の通電制御信号Q
1’,Q2’,Q3’により電力供給部20の3個の第
1の電力増幅器351,352,353と3個の第2の
電力増幅器355,356,357は高周波スイッチン
グ動作を行い、3相のコイル12,13,14にディジ
タル的な3相の駆動電圧V1,V2,V3を供給する。
【0160】電流検出部33は、たとえば電流検出用の
抵抗によって構成され、電圧供給部25から3相のコイ
ル12,13,14に供給する通電電流または合成供給
電流Igを検出し、合成供給電流Igに比例した電流検
出信号Adを出力する。電力供給部20のパワートラン
ジスタが高周波スイッチング動作して電圧供給部25か
ら3相のコイル12,13,14に電力供給しているの
で、通電電流(または合成供給電流)Igおよび電流検
出信号Adはパルス的な波形になる。
【0161】電流制御部700は、電流検出信号Adと
指令信号Acを比較し、比較結果に応動した電流制御信
号Afを出力する。電流制御部700は、たとえばフィ
ルタを含んで構成され、電流検出信号Adと指令信号A
cの比較結果をフィルタを通し、電流制御信号Afを作
成している。
【0162】スイッチ部701が電流制御部700の電
流制御信号Afを選択した場合には、第1の通電制御信
号P1,P2,P3や第2の通電制御信号Q1,Q2,
Q3は、その振幅が電流制御信号Afに応動して変化す
る。これにより、電流検出部33と電流制御部700と
通電制御部31と通電駆動部801と電力供給部20に
よって電流制御ループが形成され、3相のコイル12,
13,14への合成供給電流(または通電電流)Igは
平均的に指令信号Acに応動して電流制御される。
【0163】また、3相の第1の通電制御信号P1,P
2,P3や3相の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3
は、位置パルス信号Dtに応動した第1の調整信号や第
2の調整信号を用いて、スロープ信号に応動した実質的
に傾斜を有する滑らかな電流信号になっている。従っ
て、3相の第1の通電制御信号P1,P2,P3や3相
の第2の通電制御信号Q1,Q2,Q3に応動した3相
の第3の通電制御信号P1’,P2’,P3’や3相の
第4の通電制御信号Q1’,Q2’,Q3’は、位置パ
ルス信号Dtに応動した第1の調整信号や第2の調整信
号に応動してパルス幅変調された実質的に傾斜を有する
滑らかなPWM信号になっている。これにより、発生駆
動力の脈動が小さくなり、振動・騒音の小さなディスク
装置やモータを実現できる。
【0164】また、本実施の形態でも、前述の実施の形
態1や実施の形態2や実施の形態3や実施の形態4と同
様な各種の利点を得ることができる。
【0165】本実施の形態では、通電制御ブロック80
5の通電駆動部801により作成された3相の第3の通
電制御信号と3相の第4の通電制御信号によって電力供
給部20の3個の第1の電力増幅器と3個の第2の電力
増幅器を高周波スイッチング動作させているので、電力
供給部20のパワートランジスタにおける電力損失が大
幅に低減できる。従って、消費電力が小さく、振動・騒
音の小さく、信頼性の高いディスク装置やモータを安価
に実現できる。
【0166】なお、通電駆動部801は図26の構成に
限らず、各種の変形が可能である。図27に通電駆動部
801の別の具体的な構成を示す。演算合成回路841
は、第1の通電制御信号P1と第2の通電制御信号Q1
を演算合成し、合成信号R1を作成する。図28
(a),(b),(c)に第1の通電制御信号P1と第
2の通電制御信号Q1と合成信号R1の波形関係を示
す。同様に、演算合成回路842は第1の通電制御信号
P2と第2の通電制御信号Q2を演算合成して合成信号
R2を作成し、演算合成回路843は第1の通電制御信
号P3と第2の通電制御信号Q3を演算合成して合成信
号R3を作成する。三角波発生回路860は、所定周波
数ftの三角波信号Wtを出力する。三角波信号Wtの
周波数は、10kHzから500kHz程度になされて
いる。
【0167】また、三角波信号Wtは鋸歯状であっても
よい。コンパレータ回路851は、合成信号R1と三角
波信号Wtを比較し、比較パルス信号W1を出力する。
比較パルス信号W1は、合成信号R1の大きさに応動し
たパルス幅を有するPWM信号になっている。同様に、
コンパレータ回路852は合成信号R2と三角波信号W
tを比較して比較パルス信号W2を出力し、コンパレー
タ回路853は合成信号R3と三角波信号Wtを比較し
て比較パルス信号W3を出力する。
【0168】駆動論理回路871は、比較パルス信号W
1を反転させた第3の通電制御信号P1’と、比較パル
ス信号W1と一致する第4の通電制御信号Q1’を作成
する。すなわち、第3の通電制御信号P1’と第4の通
電制御信号Q1’は反転信号の関係にある。同様に、駆
動論理回路872は比較パルス信号W2を反転させた第
3の通電制御信号P2’と比較パルス信号W2と一致す
る第4の通電制御信号Q2’を作成し、駆動論理回路8
73は比較パルス信号W3を反転させた第3の通電制御
信号P3’と比較パルス信号W3と一致する第4の通電
制御信号Q3’を作成する。
【0169】これにより、3相の第3の通電制御信号P
1’,P2’,P3’は3相の合成信号R1,R2,R
3に応動した3相のPWM信号になり、3相の第4の通
電制御信号Q1’,Q2’,Q3’は3相の合成信号R
1,R2,R3に応動した3相のPWM信号になる。ま
た、3相の第3の通電制御信号P1’,P2’,P3’
はそれぞれ、3相の第4の通電制御信号Q1’,Q
2’,Q3’の反転信号になっている。
【0170】3相の第3の通電制御信号P1’,P
2’,P3’は電力供給部20の3個の第1の電力増幅
器351,352,353のPWM動作させ、3相の第
4の通電制御信号Q1’,Q2’,Q3’は電力供給部
20の3個の第2の電力増幅器355,356,357
をPWM動作させる。各電力増幅器は、図20または図
21に示したようにNチャンネルMOS構造の電界効果
型パワートランジスタと逆接続されたパワーダイオード
を有するように構成されている。従って、たとえば、第
3の通電制御信号P1’に応動して第1の電力増幅器3
51のパワートランジスタはオン・オフの高周波スイッ
チング動作し、第4の通電制御信号Q1’に応動して第
2の電力増幅器355のパワートランジスタは相補的に
オフ・オンの高周波スイッチング動作する。
【0171】同様に、第3の通電制御信号P2’に応動
して第1の電力増幅器352のパワートランジスタはオ
ン・オフの高周波スイッチング動作し、第4の通電制御
信号Q2’に応動して第2の電力増幅器356のパワー
トランジスタは相補的にオフ・オンの高周波スイッチン
グ動作する。同様に、第3の通電制御信号P3’に応動
して第1の電力増幅器353のパワートランジスタはオ
ン・オフの高周波スイッチング動作し、第4の通電制御
信号Q3’に応動して第2の電力増幅器357のパワー
トランジスタは相補的にオフ・オンの高周波スイッチン
グ動作する。その結果、3相の第3の通電制御信号P
1’,P2’,P3’と3相の第4の通電制御信号Q
1’,Q2’,Q3’により電力供給部20の3個の第
1の電力増幅器351,352,353と3個の第2の
電力増幅器355,356,357は高周波スイッチン
グ動作を行い、3相のコイル12,13,14にディジ
タル的な3相の駆動電圧V1,V2,V3を供給する。
【0172】その他の動作は、前述の実施の形態5と同
様であり、詳細な説明を省略する。
【0173】なお、前述の実施の形態の具体的な構成に
ついては、各種の変形が可能である。たとえば、各相の
コイルは複数個の部分コイルを直列もしくは並列に接続
して構成しても良い。3相のコイルはスター結線に限ら
ず、デルタ結線であってもよい。また、コイルの相数は
3相に限定されない。一般に、複数相のコイルを有する
構成を実現できる。また、ロータの界磁部の磁極数も2
極に限定されるものではなく、多極にしても良い。
【0174】また、電力供給部のパワートランジスタに
は、NPN形バイポーラトランジスタやPNP形バイポ
ーラトランジスタやNチャンネル形電界効果型トランジ
スタやPチャンネル形電界効果型トランジスタやIGB
Tトランジスタなど各種の構成のトランジスタを使用可
能である。パワートランジスタを高周波スイッチング動
作させることにより、パワートランジスタの電力損失・
発熱を低減し、集積回路化を容易にした。また、電力供
給部の電力増幅器の構成やパワートランジスタの高周波
スイッチング動作のさせ方は、各種の変形が可能であ
る。また、電界効果型パワートランジスタをオン状態
(フルオンもしくはハーフオン)とオフ状態の間で高周
波スイッチング動作させ、パワートランジスタの電力損
失を低減しながら、コイルへの駆動電流を滑らかに切り
換えてもよい。
【0175】また、電力供給部のパワートランジスタの
高周波スイッチング動作のさせ方には、各種の変形が可
能であり、本発明は含まれることは言うまでもない。た
とえば、第1のパワートランジスタと第2のパワートラ
ンジスタを交互に高周波スイッチング動作させたり、第
1のパワートランジスタと第2のパワートランジスタの
両方を同時にオン・オフの高周波スイッチング動作させ
ても良い。
【0176】また、位置信号の1周期に対応した時間間
隔T0を用いて第1のタイミング調整器を動作させる場
合には、第1のタイミング調整器における第1の状態出
力信号や第1の調整信号の状態数は、位置信号の1周期
当たり6状態に限定されるものではなく、たとえば、1
2状態にしても良い。一般に、この状態数は、位置信号
の1周期当たりコイル相数の整数倍にすることにより、
正確度の高い第1のタイミング信号を発生することがで
きる。
【0177】また、位置信号の半周期に対応した時間間
隔T0を用いて第1のタイミング調整器を動作させる場
合には、第1のタイミング調整器における第1の状態出
力信号や第1の調整信号の状態数は、位置信号の半周期
当たり3状態に限定されるものではなく、たとえば、6
状態にしても良い。一般に、この状態数は、位置信号の
半周期当たりコイル相数の整数倍にすることにより、正
確度の高い第1のタイミング信号を発生することができ
る。
【0178】また、1個の位置信号に応動した第1の状
態信号と第2の状態信号によって、正確な回転電気角推
定値を得ることができる。従って、第1の状態信号と第
2の状態信号に応動した回転電気角推定値を得てモータ
の回転駆動信号を出力するならば、低速回転から高速回
転までの広い回転数範囲においてモータを高精度に回転
駆動でき、本発明に含まれることは言うまでもない。特
に、モータの高速回転時においても、第1の状態信号を
正確に得ることが出来るので、駆動信号の脈動が小さく
なり、高速回転時の振動・騒音が大幅に小さくなる。
【0179】なお、本発明のモータは、ディスク装置に
好適であるが、その用途はOA・AV機器などの回転駆
動用にも幅広く使用可能である。さらに、一般に、速度
制御を行うモータとして、幅広く利用することができ
る。
【0180】その他、本発明の主旨を変えずして種々の
変形が可能であり、本発明に含まれることはいうまでも
ない。
【0181】
【発明の効果】本発明のディスク装置やモータでは、単
一の位置信号に基づいてコイルへの電流路を正確なタイ
ミングにて切り換えている。また、コイルへの駆動電流
を滑らかにし、ディスクの振動・騒音を低減している。
その結果、簡素な構成により、ディスクやロータを低振
動・低騒音に回転駆動するディスク装置やモータを実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における全体構成を示す
図である。
【図2】実施の形態1における通電制御部31の構成図
である。
【図3】実施の形態1における時間計測器101と第1
のタイミング調整器102と第2のタイミング調整器1
03の構成図である。
【図4】実施の形態1における信号作成器104のスロ
ープ器111の構成図である。
【図5】実施の形態1における信号作成器104の形成
器112の一部の構成図である。
【図6】実施の形態1における電力供給部20の構成図
である。
【図7】実施の形態1における第1の電力増幅器351
の回路図である。
【図8】実施の形態1における第2の電力増幅器355
の回路図である。
【図9】実施の形態におけるディスク装置の情報信号に
関係するブロック図である。
【図10】実施の形態1における通電制御部31の動作
を説明するための波形図である。
【図11】本発明の実施の形態2における全体構成を示
す図である。
【図12】実施の形態2における第1の電力増幅器50
0の回路図である。
【図13】実施の形態2における第2の電力増幅器51
0の回路図である。
【図14】実施の形態2における通電駆動部38の構成
図である。
【図15】本発明の実施の形態3における全体構成を示
す図である。
【図16】実施の形態3における通電制御部600の構
成図である。
【図17】実施の形態3における信号作成器614のス
ロープ器621の構成図である。
【図18】実施の形態3における信号作成器614の形
成器622の一部の構成図である。
【図19】実施の形態3における通電駆動部601の構
成図である。
【図20】実施の形態3における第1の電力増幅器66
0の回路図である。
【図21】実施の形態3における第2の電力増幅器67
0の回路図である。
【図22】実施の形態3における通電制御部600の動
作を説明するための波形図である。
【図23】実施の形態3における動作を説明するための
別の波形図である。
【図24】本発明の実施の形態4における全体構成を示
す図である。
【図25】本発明の実施の形態5における全体構成を示
す図である。
【図26】実施の形態5における通電駆動部801の構
成図である。
【図27】実施の形態5における通電駆動部801の別
の構成図である。
【図28】実施の形態5における通電駆動部801の動
作を説明するための波形図である。
【図29】従来のディスク装置に使用されるモータの構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 ヘッド 3 情報処理部 11 ロータ 12,13,14 コイル 20 電力供給部 25 電圧供給部 30 位置検出部 31,600 通電制御部 32 指令部 33 電流検出部 37 スイッチング制御部 38,601,801 通電駆動部 45,145,605,805 通電動作ブロック 146 スイッチング動作ブロック 101 時間計測器 102 第1のタイミング調整器 103 第2のタイミング調整器 104,614 信号作成器 111,621 スロープ器 112,622 形成器 351,352,353,500,660 第1の電力
増幅器 355,356,357,510,670 第2の電力
増幅器 700 電流制御部

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、ディスクから信号再生を行
    う、または、前記ディスクに信号記録を行うヘッド手段
    と、 少なくとも、前記ヘッド手段の出力信号を処理して再生
    情報信号を出力する、または、記録情報信号を信号処理
    して前記ヘッド手段に出力する情報処理手段と、 前記ディスクを回転駆動し、界磁磁束を発生する界磁部
    分を取り付けられたロータと、 Q相(ここに、Qは3以上の整数)のコイルと、 直流電圧を供給する2つの出力端子を有する電圧供給手
    段と、 前記電圧供給手段の一方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第1のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第1の電力増幅手段と、 前記電圧供給手段の他方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第2のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第2の電力増幅手段と、 前記ロータの回転に応動した位置信号を得る位置検出手
    段と、 前記位置信号に応動して前記Q個の第1の電力増幅手段
    と前記Q個の第2の電力増幅手段の通電区間を制御し、
    各前記通電区間を電気角の360/Q度相当よりも大き
    くする通電動作手段と、 を具備するディスク装置であって、 前記通電動作手段は、前記位置信号に応動した時間間隔
    T0を計測する時間計測手段と、 前記時間間隔T0に応動した第1の調整時間T1(ここ
    に、T1<T0/2)毎に第1の状態信号を変化させ、
    前記時間計測手段の計測動作に応動して前記第1の状態
    信号を実質的に第1の所定状態にする第1のタイミング
    調整手段と、 前記時間間隔T0に応動した第2の調整時間T2(ここ
    に、T2<T1/2)毎に第2の状態信号を変化させ、
    前記第1の状態信号の変化に応動して前記第2の状態信
    号を実質的に第2の所定状態にする第2のタイミング調
    整手段と、 前記第1の状態信号と前記第2の状態信号に応動した少
    なくとも1個の通電制御信号を作成し、前記Q個の第1
    の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力増幅手段のうち
    で少なくとも1個の電力増幅手段の通電区間を前記少な
    くとも1個の通電制御信号に応動して制御する信号作成
    手段と、を含んで構成され、 前記信号作成手段は、前記第2の状態信号に応動して実
    質的に傾斜を有するスロープ信号を作成するスロープ手
    段と、 前記第1の状態信号と前記スロープ信号に応動した前記
    少なくとも1個の通電制御信号を作成し、立ち上がり部
    分と立ち下がり部分のうちの少なくとも一方の部分にお
    いて前記スロープ信号に応動して前記少なくとも1個の
    通電制御信号を変化させる形成手段と、 を含んで構成されたディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記時間計測手段は、前記位置信号の1
    周期に対応した前記時間間隔T0を計測する構成とさ
    れ、 前記第1のタイミング調整手段は、前記第1の状態信号
    が前記位置信号の1周期当たり実質的にMQ状態(ここ
    に、Mは2以上の正数)の変化を起こすように、前記時
    間計測手段の計測結果に応動して前記第1の調整時間T
    1を変化させる構成とされ、 前記信号作成手段は、前記第1の状態信号と前記スロー
    プ信号に応動したQ相の通電制御信号を作成する構成と
    された、 請求項1に記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記時間計測手段は、前記位置信号の半
    周期に対応した前記時間間隔T0を計測する構成とさ
    れ、 前記第1のタイミング調整手段は、前記第1の状態信号
    が前記位置信号の半周期当たり実質的にNQ状態(ここ
    に、Nは正数)の変化を起こすように、前記時間計測手
    段の計測結果に応動して前記第1の調整時間T1を変化
    させる構成とされ、 前記信号作成手段は、少なくとも前記第1の状態信号と
    前記スロープ信号に応動したQ相の通電制御信号を作成
    する構成とされた、 請求項1に記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記信号作成手段は、前記第1の状態信
    号と前記スロープ信号に応動したQ相の第1の通電制御
    信号を作成し、各前記第1の通電制御信号は立ち上がり
    部分と立ち下がり部分のうちの少なくとも一方の部分に
    おいて前記スロープ信号に応動して変化するようにさ
    れ、前記Q相の第1の通電制御信号に応動して前記Q個
    の第1の電力増幅手段の通電区間を制御する構成とされ
    た、 請求項1から請求項3のいずれかに記載のディスク装
    置。
  5. 【請求項5】 前記信号作成手段は、前記第1の状態信
    号と前記スロープ信号に応動したQ相の第2の通電制御
    信号を作成し、各前記第2の通電制御信号は立ち上がり
    部分と立ち下がり部分のうちの少なくとも一方の部分に
    おいて前記スロープ信号に応動して変化するようにさ
    れ、前記Q相の第2の通電制御信号に応動して前記Q個
    の第2の電力増幅手段の通電区間を制御する構成とされ
    た、 請求項1から請求項4のいずれかに記載のディスク装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ディスク装置は、さらに、前記ディ
    スクの回転速度に応動した指令信号を作成する指令手段
    を含んで構成され、 前記通電動作手段は、前記指令手段の出力信号に応動し
    て前記少なくとも1個の通電制御信号を変化させる構成
    とされた、 請求項1から請求項5のいずれかに記載のディスク装
    置。
  7. 【請求項7】 前記ディスク装置は、さらに、前記ディ
    スクの回転速度に応動した指令信号を作成する指令手段
    と、 前記Q個の第1の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力
    増幅手段のうちで少なくとも1個の電力増幅手段を前記
    指令信号に応動して高周波スイッチング動作させるスイ
    ッチング動作手段と、を含んで構成された、 請求項1から請求項6のいずれかに記載のディスク装
    置。
  8. 【請求項8】 前記スイッチング動作手段は、前記指令
    信号に応動したスイッチング制御信号を作成し、前記Q
    個の第1の電力増幅手段のうちで1個または2個を前記
    スイッチング制御信号に応動して同時に高周波スイッチ
    ング動作を行わせる構成とされた、 請求項7に記載のディスク装置。
  9. 【請求項9】 前記スイッチング動作手段は、 前記電圧供給手段から前記Q相のコイルへの通電電流に
    応動した電流検出信号を作成する電流検出手段と、 前記指令信号と前記電流検出信号に応動して前記少なく
    とも1個の電力増幅手段を高周波スイッチング動作させ
    るスイッチング制御手段と、を含んで構成された、 請求項7または請求項8のいずれかに記載のディスク装
    置。
  10. 【請求項10】 前記スイッチング動作手段は、前記電
    圧供給手段から前記Q相のコイルへの通電電流のピーク
    値を前記指令信号に応動して制御する構成とされた、 請求項7から請求項9のいずれかに記載のディスク装
    置。
  11. 【請求項11】 前記位置検出手段は、前記ロータの前
    記界磁部分の磁束を検出し、前記位置信号を作成する位
    置検出素子を含んで構成された、 請求項1から請求項10のいずれかに記載のディスク装
    置。
  12. 【請求項12】 少なくとも、ディスクから信号再生を
    行う、または、前記ディスクに信号記録を行うヘッド手
    段と、 少なくとも、前記ヘッド手段の出力信号を処理して再生
    情報信号を出力する、または、記録情報信号を信号処理
    して前記ヘッド手段に出力する情報処理手段と、 前記ディスクを回転駆動し、界磁磁束を発生する界磁部
    分を取り付けられたロータと、 Q相(ここに、Qは3以上の整数)のコイルと、 直流電圧を供給する2つの出力端子を有する電圧供給手
    段と、 前記電圧供給手段の一方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第1のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第1の電力増幅手段と、 前記電圧供給手段の他方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第2のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第2の電力増幅手段と、 前記ロータの回転に応動した位置信号を得る位置検出手
    段と、 前記位置信号に応動して前記Q個の第1の電力増幅手段
    と前記Q個の第2の電力増幅手段の通電区間を制御し、
    各前記通電区間を電気角の360/Q度相当よりも大き
    くする通電動作手段と、 を具備するディスク装置であって、 前記通電動作手段は、前記位置信号に応動した時間間隔
    T0を計測する時間計測手段と、 前記時間間隔T0に応動した第1の調整時間T1(ここ
    に、T1<T0/2)毎に第1の状態信号を変化させる
    第1のタイミング調整手段と、 前記時間間隔T0に応動した第2の調整時間T2(ここ
    に、T2<T1/2)毎に第2の状態信号を変化させる
    第2のタイミング調整手段と、 前記第1の状態信号と前記第2の状態信号に応動した少
    なくとも1個の通電制御信号を作成し、前記Q個の第1
    の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力増幅手段のうち
    で少なくとも1個の電力増幅手段の通電区間を前記少な
    くとも1個の通電制御信号に応動して制御する信号作成
    手段と、 を含んで構成されたディスク装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のタイミング調整手段は、前
    記時間計測手段の計測動作に応動して前記第1の状態信
    号を実質的に第1の所定状態にする構成とされた、 請求項12に記載のディスク装置。
  14. 【請求項14】 前記第2のタイミング調整手段は、前
    記第1の状態信号の変化に応動して前記第2の状態信号
    を実質的に第2の所定状態にする構成とされた、 請求項12または請求項13のいずれかに記載のディス
    ク装置。
  15. 【請求項15】 前記時間計測手段は、前記位置信号の
    1周期に対応した前記時間間隔T0を計測する構成とさ
    れ、 前記第1のタイミング調整手段は、前記第1の状態信号
    が前記位置信号の1周期当たり実質的にMQ状態(ここ
    に、Mは2以上の正数)の変化を起こすように、前記時
    間計測手段の計測結果に応動して前記第1の調整時間T
    1を変化させる構成とされ、 前記信号作成手段は、前記第1の状態信号と前記スロー
    プ信号に応動したQ相の通電制御信号を作成する構成と
    された、 請求項12から請求項14のいずれかに記載のディスク
    装置。
  16. 【請求項16】 前記時間計測手段は、前記位置信号の
    半周期に対応した前記時間間隔T0を計測する構成とさ
    れ、 前記第1のタイミング調整手段は、前記第1の状態信号
    が前記位置信号の半周期当たり実質的にNQ状態(ここ
    に、Nは正数)の変化を起こすように、前記時間計測手
    段の計測結果に応動して前記第1の調整時間T1を変化
    させる構成とされ、 前記信号作成手段は、少なくとも前記第1の状態信号と
    前記スロープ信号に応動したQ相の通電制御信号を作成
    する構成とされた、 請求項12から請求項14のいずれかに記載のディスク
    装置。
  17. 【請求項17】 前記信号作成手段は、前記第2の状態
    信号に応動して実質的に傾斜を有するスロープ信号を作
    成するスロープ手段と、 前記第1の状態信号と前記スロープ信号に応動した前記
    少なくとも1個の通電制御信号を作成し、立ち上がり部
    分と立ち下がり部分のうちの少なくとも一方の部分にお
    いて前記スロープ信号に応動して前記少なくとも1個の
    通電制御信号を変化させる形成手段と、を含んで構成さ
    れた、 請求項12から請求項16のいずれかに記載のディスク
    装置。
  18. 【請求項18】 前記ディスク装置は、さらに、前記デ
    ィスクの回転速度に応動した指令信号を作成する指令手
    段と、 前記Q個の第1の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力
    増幅手段のうちで少なくとも1個の電力増幅手段を前記
    指令信号に応動して高周波スイッチング動作させるスイ
    ッチング動作手段と、を含んで構成された、 請求項12から請求項17のいずれかに記載のディスク
    装置。
  19. 【請求項19】 前記スイッチング動作手段は、前記指
    令信号に応動したスイッチング制御信号を作成し、前記
    Q個の第1の電力増幅手段のうちで1個または2個を前
    記スイッチング制御信号に応動して同時に高周波スイッ
    チング動作を行わせる構成とされた、 請求項18に記載のディスク装置。
  20. 【請求項20】 前記スイッチング動作手段は、 前記電圧供給手段から前記Q相のコイルへの通電電流に
    応動した電流検出信号を作成する電流検出手段と、 前記指令信号と前記電流検出信号に応動して前記少なく
    とも1個の電力増幅手段を高周波スイッチング動作させ
    るスイッチング制御手段と、を含んで構成された、 請求項18または請求項19のいずれかに記載のディス
    ク装置。
  21. 【請求項21】 界磁磁束を発生する界磁部分を取り付
    けられたロータと、 Q相(ここに、Qは3以上の整数)のコイルと、 直流電圧を供給する2つの出力端子を有する電圧供給手
    段と、 前記電圧供給手段の一方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第1のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第1の電力増幅手段と、 前記電圧供給手段の他方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第2のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第2の電力増幅手段と、 前記ロータの回転に応動した位置信号を得る位置検出手
    段と、 前記位置信号に応動して前記Q個の第1の電力増幅手段
    と前記Q個の第2の電力増幅手段の通電区間を制御し、
    各前記通電区間を電気角の360/Q度相当よりも大き
    くする通電動作手段と、 を具備するモータであって、 前記通電動作手段は、前記位置信号に応動した時間間隔
    T0を計測する時間計測手段と、 前記時間間隔T0に応動した第1の調整時間T1(ここ
    に、T1<T0/2)毎に第1の状態信号を変化させ、
    前記時間計測手段の計測動作に応動して前記第1の状態
    信号を実質的に第1の所定状態にする第1のタイミング
    調整手段と、 前記時間間隔T0に応動した第2の調整時間T2(ここ
    に、T2<T1/2)毎に第2の状態信号を変化させ、
    前記第1の状態信号の変化に応動して前記第2の状態信
    号を実質的に第2の所定状態にする第2のタイミング調
    整手段と、 前記第1の状態信号と前記第2の状態信号に応動した少
    なくとも1個の通電制御信号を作成し、前記Q個の第1
    の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力増幅手段のうち
    で少なくとも1個の電力増幅手段の通電区間を前記少な
    くとも1個の通電制御信号に応動して制御する信号作成
    手段と、を含んで構成され、 前記信号作成手段は、前記第2の状態信号に応動して実
    質的に傾斜を有するスロープ信号を作成するスロープ手
    段と、 前記第1の状態信号と前記スロープ信号に応動した前記
    少なくとも1個の通電制御信号を作成し、立ち上がり部
    分と立ち下がり部分のうちの少なくとも一方の部分にお
    いて前記スロープ信号に応動して前記少なくとも1個の
    通電制御信号を変化させる形成手段と、 を含んで構成されたモータ。
  22. 【請求項22】 前記時間計測手段は、前記位置信号の
    1周期に対応した前記時間間隔T0を計測する構成とさ
    れ、 前記第1のタイミング調整手段は、前記第1の状態信号
    が前記位置信号の1周期当たり実質的にMQ状態(ここ
    に、Mは2以上の正数)の変化を起こすように、前記時
    間計測手段の計測結果に応動して前記第1の調整時間T
    1を変化させる構成とされ、 前記信号作成手段は、前記第1の状態信号と前記スロー
    プ信号に応動したQ相の通電制御信号を作成する構成と
    された、 請求項21に記載のモータ。
  23. 【請求項23】 前記時間計測手段は、前記位置信号の
    半周期に対応した前記時間間隔T0を計測する構成とさ
    れ、 前記第1のタイミング調整手段は、前記第1の状態信号
    が前記位置信号の半周期当たり実質的にNQ状態(ここ
    に、Nは正数)の変化を起こすように、前記時間計測手
    段の計測結果に応動して前記第1の調整時間T1を変化
    させる構成とされ、 前記信号作成手段は、少なくとも前記第1の状態信号と
    前記スロープ信号に応動したQ相の通電制御信号を作成
    する構成とされた、請求項21に記載のモータ。
  24. 【請求項24】 前記信号作成手段は、前記第1の状態
    信号と前記スロープ信号に応動したQ相の第1の通電制
    御信号を作成し、各前記第1の通電制御信号は立ち上が
    り部分と立ち下がり部分のうちの少なくとも一方の部分
    において前記スロープ信号に応動して変化するようにさ
    れ、前記Q相の第1の通電制御信号に応動して前記Q個
    の第1の電力増幅手段の通電区間を制御する構成とされ
    た、請求項21から請求項23のいずれかに記載のモー
    タ。
  25. 【請求項25】 前記信号作成手段は、前記第1の状態
    信号と前記スロープ信号に応動したQ相の第2の通電制
    御信号を作成し、各前記第2の通電制御信号は立ち上が
    り部分と立ち下がり部分のうちの少なくとも一方の部分
    において前記スロープ信号に応動して変化するようにさ
    れ、前記Q相の第2の通電制御信号に応動して前記Q個
    の第2の電力増幅手段の通電区間を制御する構成とされ
    た、請求項21から請求項24のいずれかに記載のモー
    タ。
  26. 【請求項26】 前記モータは、さらに、前記ロータの
    回転速度に応動した指令信号を作成する指令手段を含ん
    で構成され、 前記通電動作手段は、前記指令手段の出力信号に応動し
    て前記少なくとも1個の通電制御信号を変化させる構成
    とされた、 請求項21から請求項25のいずれかに記載のモータ。
  27. 【請求項27】 前記モータは、さらに、前記ロータの
    回転速度に応動した指令信号を作成する指令手段と、 前記Q個の第1の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力
    増幅手段のうちで少なくとも1個の電力増幅手段を前記
    指令信号に応動して高周波スイッチング動作させるスイ
    ッチング動作手段と、を含んで構成された、 請求項21から請求項26のいずれかに記載のモータ。
  28. 【請求項28】 前記スイッチング動作手段は、前記指
    令信号に応動したスイッチング制御信号を作成し、前記
    Q個の第1の電力増幅手段のうちで1個または2個を前
    記スイッチング制御信号に応動して同時に高周波スイッ
    チング動作を行わせる構成とされた、 請求項27に記載のモータ。
  29. 【請求項29】 前記スイッチング動作手段は、 前記電圧供給手段から前記Q相のコイルへの通電電流に
    応動した電流検出信号を作成する電流検出手段と、 前記指令信号と前記電流検出信号に応動して前記少なく
    とも1個の電力増幅手段を高周波スイッチング動作させ
    るスイッチング制御手段と、を含んで構成された、 請求項27または請求項28のいずれかに記載のモー
    タ。
  30. 【請求項30】 前記スイッチング動作手段は、前記電
    圧供給手段から前記Q相のコイルへの通電電流のピーク
    値を前記指令信号に応動して制御する構成とされた、 請求項27から請求項29のいずれかに記載のモータ。
  31. 【請求項31】 前記位置検出手段は、前記ロータの前
    記界磁部分の磁束を検出し、前記位置信号を作成する位
    置検出素子を含んで構成された、 請求項21から請求項30のいずれかに記載のモータ。
  32. 【請求項32】 界磁磁束を発生する界磁部分を取り付
    けられたロータと、 Q相(ここに、Qは3以上の整数)のコイルと、 直流電圧を供給する2つの出力端子を有する電圧供給手
    段と、 前記電圧供給手段の一方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第1のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第1の電力増幅手段と、 前記電圧供給手段の他方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第2のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第2の電力増幅手段と、 前記ロータの回転に応動した位置信号を得る位置検出手
    段と、 前記位置信号に応動して前記Q個の第1の電力増幅手段
    と前記Q個の第2の電力増幅手段の通電区間を制御し、
    各前記通電区間を電気角の360/Q度相当よりも大き
    くする通電動作手段と、 を具備するモータであって、 前記通電動作手段は、前記位置信号に応動した時間間隔
    T0を計測する時間計測手段と、 前記時間間隔T0に応動した第1の調整時間T1(ここ
    に、T1<T0/2)毎に第1の状態信号を変化させる
    第1のタイミング調整手段と、 前記時間間隔T0に応動した第2の調整時間T2(ここ
    に、T2<T1/2)毎に第2の状態信号を変化させる
    第2のタイミング調整手段と、 前記第1の状態信号と前記第2の状態信号に応動した少
    なくとも1個の通電制御信号を作成し、前記Q個の第1
    の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力増幅手段のうち
    で少なくとも1個の電力増幅手段の通電区間を前記少な
    くとも1個の通電制御信号に応動して制御する信号作成
    手段と、 を含んで構成されたモータ。
  33. 【請求項33】 前記第1のタイミング調整手段は、前
    記時間計測手段の計測動作に応動して前記第1の状態信
    号を実質的に第1の所定状態にする構成とされた、 請求項32に記載のモータ。
  34. 【請求項34】 前記第2のタイミング調整手段は、前
    記第1の状態信号の変化に応動して前記第2の状態信号
    を実質的に第2の所定状態にする構成とされた、 請求項32または請求項33のいずれかに記載のモー
    タ。
  35. 【請求項35】 前記時間計測手段は、前記位置信号の
    1周期に対応した前記時間間隔T0を計測する構成とさ
    れ、 前記第1のタイミング調整手段は、前記第1の状態信号
    が前記位置信号の1周期当たり実質的にMQ状態(ここ
    に、Mは2以上の正数)の変化を起こすように、前記時
    間計測手段の計測結果に応動して前記第1の調整時間T
    1を変化させる構成とされ、 前記信号作成手段は、前記第1の状態信号と前記スロー
    プ信号に応動したQ相の通電制御信号を作成する構成と
    された、 請求項32から請求項34のいずれかに記載のモータ。
  36. 【請求項36】 前記時間計測手段は、前記位置信号の
    半周期に対応した前記時間間隔T0を計測する構成とさ
    れ、 前記第1のタイミング調整手段は、前記第1の状態信号
    が前記位置信号の半周期当たり実質的にNQ状態(ここ
    に、Nは正数)の変化を起こすように、前記時間計測手
    段の計測結果に応動して前記第1の調整時間T1を変化
    させる構成とされ、 前記信号作成手段は、少なくとも前記第1の状態信号と
    前記スロープ信号に応動したQ相の通電制御信号を作成
    する構成とされた、 請求項32から請求項34のいずれかに記載のモータ。
  37. 【請求項37】 前記信号作成手段は、前記第2の状態
    信号に応動して実質的に傾斜を有するスロープ信号を作
    成するスロープ手段と、 前記第1の状態信号と前記スロープ信号に応動した前記
    少なくとも1個の通電制御信号を作成し、立ち上がり部
    分と立ち下がり部分のうちの少なくとも一方の部分にお
    いて前記スロープ信号に応動して前記少なくとも1個の
    通電制御信号を変化させる形成手段と、を含んで構成さ
    れた、 請求項32から請求項36のいずれかに記載のモータ。
  38. 【請求項38】 前記モータは、さらに、前記ロータの
    回転速度に応動した指令信号を作成する指令手段と、 前記Q個の第1の電力増幅手段と前記Q個の第2の電力
    増幅手段のうちで少なくとも1個の電力増幅手段を前記
    指令信号に応動して高周波スイッチング動作させるスイ
    ッチング動作手段と、を含んで構成された、 請求項32から請求項37のいずれかに記載のモータ。
  39. 【請求項39】 前記スイッチング動作手段は、前記指
    令信号に応動したスイッチング制御信号を作成し、前記
    Q個の第1の電力増幅手段のうちで1個または2個を前
    記スイッチング制御信号に応動して同時に高周波スイッ
    チング動作を行わせる構成とされた、 請求項38に記載のモータ。
  40. 【請求項40】 前記スイッチング動作手段は、 前記電圧供給手段から前記Q相のコイルへの通電電流に
    応動した電流検出信号を作成する電流検出手段と、 前記指令信号と前記電流検出信号に応動して前記少なく
    とも1個の電力増幅手段を高周波スイッチング動作させ
    るスイッチング制御手段と、を含んで構成された、 請求項38または請求項39のいずれかに記載のモー
    タ。
  41. 【請求項41】 少なくとも、ディスクから信号再生を
    行う、または、前記ディスクに信号記録を行うヘッド手
    段と、 少なくとも、前記ヘッド手段の出力信号を処理して再生
    情報信号を出力する、または、記録情報信号を信号処理
    して前記ヘッド手段に出力する情報処理手段と、 前記ディスクを回転駆動し、界磁磁束を発生する界磁部
    分を取り付けられたロータと、 Q相(ここに、Qは3以上の整数)のコイルと、 直流電圧を供給する2つの出力端子を有する電圧供給手
    段と、 前記電圧供給手段の一方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第1のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第1の電力増幅手段と、 前記電圧供給手段の他方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第2のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第2の電力増幅手段と、 前記ロータの回転に応動した位置信号を得る位置検出手
    段と、 前記位置信号に応動して前記Q個の第1の電力増幅手段
    と前記Q個の第2の電力増幅手段の通電区間を制御し、
    各前記通電区間を電気角の360/Q度相当よりも大き
    くする通電動作手段と、 を具備するディスク装置であって、 前記通電動作手段は、前記位置信号に応動した時間間隔
    T0を計測する時間計測手段と、 前記時間計測手段の出力信号に応動した少なくとも1個
    の通電制御信号を作成し、前記Q個の第1の電力増幅手
    段と前記Q個の第2の電力増幅手段のうちで少なくとも
    1個の電力増幅手段の通電区間を前記少なくとも1個の
    通電制御信号に応動して制御する信号作成手段と、を含
    んで構成され、 前記信号作成手段は、前記位置信号の1周期当たりに実
    質的に複数回の繰り返し波形を有するように、前記時間
    計測手段の計測結果に応動した時間毎に繰り返す実質的
    に傾斜波形を有するスロープ信号を作成するスロープ手
    段と、 立ち上がり部分と立ち下がり部分のうちの少なくとも一
    方の部分において前記スロープ信号に応動して前記少な
    くとも1個の通電制御信号を変化させる形成手段と、 を含んで構成されたディスク装置。
  42. 【請求項42】 前記スロープ手段は、前記位置信号の
    1周期当たりに実質的にLQ回(ここに、Lは正数)の
    繰り返し波形を有する前記スロープ信号を作成する構成
    とされた、 請求項41に記載のディスク装置。
  43. 【請求項43】 界磁磁束を発生する界磁部分を取り付
    けられたロータと、 Q相(ここに、Qは3以上の整数)のコイルと、 直流電圧を供給する2つの出力端子を有する電圧供給手
    段と、 前記電圧供給手段の一方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第1のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第1の電力増幅手段と、 前記電圧供給手段の他方の出力端子側と前記コイルの一
    端への電流路を形成する第2のパワートランジスタをそ
    れぞれ含んで構成されたQ個の第2の電力増幅手段と、 前記ロータの回転に応動した位置信号を得る位置検出手
    段と、 前記位置信号に応動して前記Q個の第1の電力増幅手段
    と前記Q個の第2の電力増幅手段の通電区間を制御し、
    各前記通電区間を電気角の360/Q度相当よりも大き
    くする通電動作手段と、 を具備するモータであって、 前記通電動作手段は、前記位置信号に応動した時間間隔
    T0を計測する時間計測手段と、 前記時間計測手段の出力信号に応動した少なくとも1個
    の通電制御信号を作成し、前記Q個の第1の電力増幅手
    段と前記Q個の第2の電力増幅手段のうちで少なくとも
    1個の電力増幅手段の通電区間を前記少なくとも1個の
    通電制御信号に応動して制御する信号作成手段と、を含
    んで構成され、 前記信号作成手段は、前記位置信号の1周期当たりに実
    質的に複数回の繰り返し波形を有するように、前記時間
    計測手段の計測結果に応動した時間毎に繰り返す実質的
    に傾斜波形を有するスロープ信号を作成するスロープ手
    段と、 立ち上がり部分と立ち下がり部分のうちの少なくとも一
    方の部分において前記スロープ信号に応動して前記少な
    くとも1個の通電制御信号を変化させる形成手段と、 を含んで構成されたモータ。
  44. 【請求項44】 前記スロープ手段は、前記位置信号の
    1周期当たりに実質的にLQ回(ここに、Lは正数)の
    繰り返し波形を有する前記スロープ信号を作成する構成
    とされた、 請求項43に記載のモータ。
JP2001328524A 2000-10-27 2001-10-26 ディスク装置とモータ Expired - Fee Related JP4112209B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328524A JP4112209B2 (ja) 2000-10-27 2001-10-26 ディスク装置とモータ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-328593 2000-10-27
JP2000328593 2000-10-27
JP2001328524A JP4112209B2 (ja) 2000-10-27 2001-10-26 ディスク装置とモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002204591A true JP2002204591A (ja) 2002-07-19
JP4112209B2 JP4112209B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=26602915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001328524A Expired - Fee Related JP4112209B2 (ja) 2000-10-27 2001-10-26 ディスク装置とモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4112209B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4112209B2 (ja) 2008-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7110206B2 (en) Brushless motor and disk drive apparatus
US6680593B2 (en) Disk drive apparatus and motor
US6759821B2 (en) Disk drive apparatus and motor
JP3544434B2 (ja) ブラシレスモータ装置
US6639372B2 (en) Motor and disk drive apparatus
US6586902B2 (en) Disk drive apparatus and motor
JP2002204591A (ja) ディスク装置とモータ
JP2003259684A (ja) モータ及びディスク装置
US20090121665A1 (en) Motor drive circuit and disc device using the same
JP2003088162A (ja) ディスク装置およびモータ
JP3647684B2 (ja) ディスク装置
JP3771824B2 (ja) ディスク装置
JP2002330599A (ja) モータとディスク装置
US6320343B1 (en) Fine phase frequency multipiler for a brushless motor and corresponding control method
JP2005184932A (ja) ディスク装置
JP2002112583A (ja) ディスク装置およびモータ
JP2001231284A (ja) モータおよびモータをもつディスク装置
JP3741629B2 (ja) ディスク装置
JP2002084775A (ja) モータをもつディスク装置、およびモータ
KR100222475B1 (ko) 브이씨알의 센서리스 헤드드럼모터의 위치판별최적신호주기 결정방법
JP2003023793A (ja) ディスク装置
JPH11225494A (ja) モータをもつディスク装置、および、モータ
JP2002142487A (ja) ディスク装置
JPH08214582A (ja) 回転位置検出装置
JP2002125386A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050523

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071030

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20071030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees