JP2002203656A - 導電性樹脂を用いた接続端子及びその製造方法 - Google Patents
導電性樹脂を用いた接続端子及びその製造方法Info
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- JP2002203656A JP2002203656A JP2000402038A JP2000402038A JP2002203656A JP 2002203656 A JP2002203656 A JP 2002203656A JP 2000402038 A JP2000402038 A JP 2000402038A JP 2000402038 A JP2000402038 A JP 2000402038A JP 2002203656 A JP2002203656 A JP 2002203656A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 止水性能が高く耐腐食性に優れ、製造や加工
が容易で軽量化を図ることができる導電性樹脂を用いた
接続端子及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 先ず、(A)に示すように、電線2をカ
ッタ4によって切断した後に、この切断された電線2の
先端部の絶縁シース2bを一部だけ皮剥きして、電線2
の先端部から導体2aを所定長さだけ露出させる。次
に、(B)に示すような下型5aと上型5bとに分割可
能に構成された金型5内に、切断加工後の電線2の先端
部を位置決めして下型5aと上型5bとを閉じ合わせ
る。そして、上型5bに形成された湯口5cから射出成
型機等によって導電性樹脂を金型5内に射出して端子3
を射出成型する。最後に、下型5aと上型5bとを分割
して、(C)に示すように電線2の先端部に端子3が一
体成型された接続端子1が製造される。
が容易で軽量化を図ることができる導電性樹脂を用いた
接続端子及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 先ず、(A)に示すように、電線2をカ
ッタ4によって切断した後に、この切断された電線2の
先端部の絶縁シース2bを一部だけ皮剥きして、電線2
の先端部から導体2aを所定長さだけ露出させる。次
に、(B)に示すような下型5aと上型5bとに分割可
能に構成された金型5内に、切断加工後の電線2の先端
部を位置決めして下型5aと上型5bとを閉じ合わせ
る。そして、上型5bに形成された湯口5cから射出成
型機等によって導電性樹脂を金型5内に射出して端子3
を射出成型する。最後に、下型5aと上型5bとを分割
して、(C)に示すように電線2の先端部に端子3が一
体成型された接続端子1が製造される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、絶縁性被覆材に
よって導体が被覆された電線の端子として導電性樹脂を
用いた接続端子及びその製造方法に関する。
よって導体が被覆された電線の端子として導電性樹脂を
用いた接続端子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の接続端子の斜視図、図5は
従来の接続端子の製造方法を説明するための斜視図をそ
れぞれ示している。図4に示す従来の接続端子101で
は、金属製の端子103が使用され、複数の素線で構成
した撚り線からなる電線102の導体102aの外周部
に端子103の一対のワイヤバレル103aが圧着され
ると共に、電線102の絶縁シース102bの外周部に
端子103の一対のインシュレーションバレル103b
が圧着されている。このように従来の接続端子101
は、電線102の先端部に端子103が機械的なかしめ
構造によって圧着され電気的に接合されている。
従来の接続端子の製造方法を説明するための斜視図をそ
れぞれ示している。図4に示す従来の接続端子101で
は、金属製の端子103が使用され、複数の素線で構成
した撚り線からなる電線102の導体102aの外周部
に端子103の一対のワイヤバレル103aが圧着され
ると共に、電線102の絶縁シース102bの外周部に
端子103の一対のインシュレーションバレル103b
が圧着されている。このように従来の接続端子101
は、電線102の先端部に端子103が機械的なかしめ
構造によって圧着され電気的に接合されている。
【0003】この接続端子101は、図5に示すような
生産工程と加工工程とによって製造される。先ず、図5
(A)に示すような銅又は黄銅等の金属板104に、図
5(B)に示すように折り曲げ加工等のスタンピング加
工やプレス加工によって端子103を複数個製造する。
一方、図5(C)に示すように、電線102をカッタ1
05によって切断した後に、この切断された電線102
の先端部の絶縁シース102bを一部だけ皮剥きして、
電線102の先端部から導体102aを所定長さだけ露
出させる。次に、プレス加工後の金属板104から端子
103を切り離した後に、図5(D)に示すように切断
加工後の電線102の先端部と端子103とを位置決め
する。そして、図5(E)に示すように電線102の導
体102aに端子103の一対のワイヤバレル103a
を圧縮又は圧着用機械によってかしめ圧着して、図5
(F)に示すような接続端子101が製造される。この
ように従来の接続端子101の製造工程では、主に、端
子103を金型とプレス機械によって製作すると共に、
電線102に端子103を圧着用機械によって圧着する
という2つの工程が必要であった。
生産工程と加工工程とによって製造される。先ず、図5
(A)に示すような銅又は黄銅等の金属板104に、図
5(B)に示すように折り曲げ加工等のスタンピング加
工やプレス加工によって端子103を複数個製造する。
一方、図5(C)に示すように、電線102をカッタ1
05によって切断した後に、この切断された電線102
の先端部の絶縁シース102bを一部だけ皮剥きして、
電線102の先端部から導体102aを所定長さだけ露
出させる。次に、プレス加工後の金属板104から端子
103を切り離した後に、図5(D)に示すように切断
加工後の電線102の先端部と端子103とを位置決め
する。そして、図5(E)に示すように電線102の導
体102aに端子103の一対のワイヤバレル103a
を圧縮又は圧着用機械によってかしめ圧着して、図5
(F)に示すような接続端子101が製造される。この
ように従来の接続端子101の製造工程では、主に、端
子103を金型とプレス機械によって製作すると共に、
電線102に端子103を圧着用機械によって圧着する
という2つの工程が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の接続端
子101では、端子103の母材が銅又は黄銅等の金属
であるため端子103の重量が重くなる。このため、例
えば、自動車等の配線システムに端子103を使用する
と、一般に車1台当りに使用される全ての端子103の
総重量が1.2kg〜1.5kg程度になり重量が増加
してしまうという問題があった。
子101では、端子103の母材が銅又は黄銅等の金属
であるため端子103の重量が重くなる。このため、例
えば、自動車等の配線システムに端子103を使用する
と、一般に車1台当りに使用される全ての端子103の
総重量が1.2kg〜1.5kg程度になり重量が増加
してしまうという問題があった。
【0005】また、従来の接続端子101では、電線1
02と端子103とを圧着や圧縮結合しているため、製
造工数が多いという問題があった。しかも、接続端子の
構造上、電線102の先端部における導体102aと絶
縁シース102bとの間や、一対のワイヤバレル103
aの圧着部分における導体102aの素線間の隙間から
水が浸入し易く、導体102aが腐食を起こしたり、電
気機器の中に水が浸入して、絶縁劣化による機器の故障
の原因となっていた。そこで、電線102や端子103
の先端からの水の浸入を防ぐ場合には、端子圧着後に導
体102aと絶縁シース102bとの先端部を接着剤に
よって塞いだり、これらの先端部を半田処理したりホッ
トメルト入りの熱収縮チューブによってシールする等の
処理が必要であった。このため、止水処理が難しく手間
の掛かる複雑な作業工程が増加し、全工程が3工程にな
って製作から加工までの工数が更に増加してしまうとい
う問題があった。
02と端子103とを圧着や圧縮結合しているため、製
造工数が多いという問題があった。しかも、接続端子の
構造上、電線102の先端部における導体102aと絶
縁シース102bとの間や、一対のワイヤバレル103
aの圧着部分における導体102aの素線間の隙間から
水が浸入し易く、導体102aが腐食を起こしたり、電
気機器の中に水が浸入して、絶縁劣化による機器の故障
の原因となっていた。そこで、電線102や端子103
の先端からの水の浸入を防ぐ場合には、端子圧着後に導
体102aと絶縁シース102bとの先端部を接着剤に
よって塞いだり、これらの先端部を半田処理したりホッ
トメルト入りの熱収縮チューブによってシールする等の
処理が必要であった。このため、止水処理が難しく手間
の掛かる複雑な作業工程が増加し、全工程が3工程にな
って製作から加工までの工数が更に増加してしまうとい
う問題があった。
【0006】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、止水性能が高く耐腐食性に優れ、製造や加工が
容易で軽量化を図ることができる導電性樹脂を用いた接
続端子及びその製造方法を提供することを目的とする。
もので、止水性能が高く耐腐食性に優れ、製造や加工が
容易で軽量化を図ることができる導電性樹脂を用いた接
続端子及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る導電性樹
脂を用いた接続端子は、絶縁性被覆材によって導体が被
覆された電線の先端部に、導電性樹脂によって端子が一
体成型されていることを特徴とする。
脂を用いた接続端子は、絶縁性被覆材によって導体が被
覆された電線の先端部に、導電性樹脂によって端子が一
体成型されていることを特徴とする。
【0008】この発明によれば、導電性樹脂による端子
であるため耐腐食性に優れ加工が容易になる。また、従
来の接続端子101のように銅又は黄銅等の金属の端子
103に比べて、導電性樹脂による端子では比重が1/
8程度軽くなるために軽量化を図ることができる。一般
的に、車1台分に使用される金属の端子は1.2kg〜
5kg程度であるが、全ての金属製端子の半分程度を導
電性樹脂製の端子に置き換えた場合には、0.5kg〜
0.6kg程度の軽量化を図ることができる。
であるため耐腐食性に優れ加工が容易になる。また、従
来の接続端子101のように銅又は黄銅等の金属の端子
103に比べて、導電性樹脂による端子では比重が1/
8程度軽くなるために軽量化を図ることができる。一般
的に、車1台分に使用される金属の端子は1.2kg〜
5kg程度であるが、全ての金属製端子の半分程度を導
電性樹脂製の端子に置き換えた場合には、0.5kg〜
0.6kg程度の軽量化を図ることができる。
【0009】また、前記端子は、前記導体及び前記絶縁
性被覆材の先端部を被覆するように、前記導電性樹脂に
よって一体成型されていることが好ましい。このように
電線の導体及び絶縁性被覆材の先端部に上から導電性樹
脂の端子をモールドオンすることによって、電線と端子
との間を密閉することができる。その結果、電線と端子
との接合部から水が浸入するのを防止して端子の止水性
を向上させることができる。また、電線内を伝わってコ
ネクタや機器内部に水が達するのを防止することができ
る。その結果、水の浸入による腐食を防止することがで
きると共に、電気機器内に水が浸入することがなくなっ
て、絶縁不良による機器の故障を防止することができ
る。
性被覆材の先端部を被覆するように、前記導電性樹脂に
よって一体成型されていることが好ましい。このように
電線の導体及び絶縁性被覆材の先端部に上から導電性樹
脂の端子をモールドオンすることによって、電線と端子
との間を密閉することができる。その結果、電線と端子
との接合部から水が浸入するのを防止して端子の止水性
を向上させることができる。また、電線内を伝わってコ
ネクタや機器内部に水が達するのを防止することができ
る。その結果、水の浸入による腐食を防止することがで
きると共に、電気機器内に水が浸入することがなくなっ
て、絶縁不良による機器の故障を防止することができ
る。
【0010】さらに、前記端子は、被接続端子と嵌合可
能な雄端子又は雌端子であることが好ましい。従来の接
続端子101では、折り曲げやくり貫き等のスタンピン
グ加工によって金属板104から端子103を製造する
ため、端子103の形状や構造に条件や規制があり設計
に自由度が少なかった。しかし、導電性樹脂製の端子で
は、モールドオンの場合に金型を作成すれば複雑な3次
元構造の端子を容易に作成することができるため、金属
板104を加工する場合に比べて、金型の抜き方向さえ
考慮すれば端子の形状を自由に設計し検討することがで
きる。
能な雄端子又は雌端子であることが好ましい。従来の接
続端子101では、折り曲げやくり貫き等のスタンピン
グ加工によって金属板104から端子103を製造する
ため、端子103の形状や構造に条件や規制があり設計
に自由度が少なかった。しかし、導電性樹脂製の端子で
は、モールドオンの場合に金型を作成すれば複雑な3次
元構造の端子を容易に作成することができるため、金属
板104を加工する場合に比べて、金型の抜き方向さえ
考慮すれば端子の形状を自由に設計し検討することがで
きる。
【0011】この発明に係る導電性樹脂を用いた接続端
子の製造方法は、絶縁性被覆材によって導体が被覆され
た電線の先端部に、導電性樹脂によって端子を一体成型
することを特徴とする。
子の製造方法は、絶縁性被覆材によって導体が被覆され
た電線の先端部に、導電性樹脂によって端子を一体成型
することを特徴とする。
【0012】この発明によれば、金型と押し出し機を用
いて導電性樹脂を材料とする端子を電線の先端部に1工
程でモールドオンして形成し、この端子を電線に接続す
ることができるため、製作工程を短縮することができ
る。
いて導電性樹脂を材料とする端子を電線の先端部に1工
程でモールドオンして形成し、この端子を電線に接続す
ることができるため、製作工程を短縮することができ
る。
【0013】また、前記導体及び前記被覆材を被覆する
ように前記導電性樹脂によって前記端子を一体成型する
ことが好ましい。このような樹脂製の端子の場合には、
導電性樹脂を電線の先端部に成型して載せることができ
るため、電線の先端や端子と電線との間をこの導電性樹
脂によって密閉して、水の侵入を防止し簡単に止水処理
することができる。
ように前記導電性樹脂によって前記端子を一体成型する
ことが好ましい。このような樹脂製の端子の場合には、
導電性樹脂を電線の先端部に成型して載せることができ
るため、電線の先端や端子と電線との間をこの導電性樹
脂によって密閉して、水の侵入を防止し簡単に止水処理
することができる。
【0014】さらに、被接続端子と嵌合可能な雄端子又
は雌端子を一体成型することが好ましい。
は雌端子を一体成型することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の好ましい実施の形態について説明する。図1はこの発
明の第1実施例に係る導電性樹脂を用いた接続端子を示
す斜視図である。接続端子1は、電線2の先端部を被覆
するように導電性樹脂によって一体形成された端子3か
らなる。ここで、導電性樹脂としてはアセチレン重合体
やポリピロール等の導電性高分子等を使用することがで
きる。
の好ましい実施の形態について説明する。図1はこの発
明の第1実施例に係る導電性樹脂を用いた接続端子を示
す斜視図である。接続端子1は、電線2の先端部を被覆
するように導電性樹脂によって一体形成された端子3か
らなる。ここで、導電性樹脂としてはアセチレン重合体
やポリピロール等の導電性高分子等を使用することがで
きる。
【0016】次に、この発明の第1実施例に係る導電性
樹脂を用いた接続端子の製造方法を説明する。図2はこ
の発明の第1実施例に係る導電性樹脂を用いた接続端子
の製造方法を説明するための斜視図を示している。先
ず、図2(A)に示すように、電線2をカッタ4によっ
て切断した後に、この切断された電線2の先端部の絶縁
シース2bを一部だけ皮剥きして、電線2の先端部から
導体2aを所定長さだけ露出させる。次に、図2(B)
に示すような下型5aと上型5bとに分割可能に構成さ
れた金型5内に、切断加工後の電線2の先端部を位置決
めして下型5aと上型5bとを閉じ合わせる。そして、
上型5bに形成された湯口5cから射出成型機等によっ
て導電性樹脂を金型5内に射出して端子3を射出成型す
る。最後に、下型5aと上型5bとを分離して、図2
(C)に示すように電線2の先端部に導電性樹脂の端子
3が一体成型された接続端子1が製造される。
樹脂を用いた接続端子の製造方法を説明する。図2はこ
の発明の第1実施例に係る導電性樹脂を用いた接続端子
の製造方法を説明するための斜視図を示している。先
ず、図2(A)に示すように、電線2をカッタ4によっ
て切断した後に、この切断された電線2の先端部の絶縁
シース2bを一部だけ皮剥きして、電線2の先端部から
導体2aを所定長さだけ露出させる。次に、図2(B)
に示すような下型5aと上型5bとに分割可能に構成さ
れた金型5内に、切断加工後の電線2の先端部を位置決
めして下型5aと上型5bとを閉じ合わせる。そして、
上型5bに形成された湯口5cから射出成型機等によっ
て導電性樹脂を金型5内に射出して端子3を射出成型す
る。最後に、下型5aと上型5bとを分離して、図2
(C)に示すように電線2の先端部に導電性樹脂の端子
3が一体成型された接続端子1が製造される。
【0017】次に、この発明の第2実施例について説明
する。図3はこの発明の第2実施例に係る導電性樹脂を
用いた接続端子の斜視図を示している。図3に示す接続
端子6は、雄端子7aが嵌合可能な嵌合部6bが内周部
に形成された雌端子6aであり、接続端子7は雌端子6
aに嵌合可能な嵌合部7bが外周部に形成された雄端子
7aである。嵌合部6bは、雌端子6aの内周部に所定
のピッチで複数形成されており、嵌合部7bは雄端子7
aの外周部に嵌合部6bと略同じピッチで同じ数だけ形
成されている。接続端子6,7は、雄端子7aを雌端子
6aに嵌め込み、嵌合部6aと嵌合部7aとを噛み合わ
せると、挿入後にこれらが抜け出さない様な構造になっ
ている。
する。図3はこの発明の第2実施例に係る導電性樹脂を
用いた接続端子の斜視図を示している。図3に示す接続
端子6は、雄端子7aが嵌合可能な嵌合部6bが内周部
に形成された雌端子6aであり、接続端子7は雌端子6
aに嵌合可能な嵌合部7bが外周部に形成された雄端子
7aである。嵌合部6bは、雌端子6aの内周部に所定
のピッチで複数形成されており、嵌合部7bは雄端子7
aの外周部に嵌合部6bと略同じピッチで同じ数だけ形
成されている。接続端子6,7は、雄端子7aを雌端子
6aに嵌め込み、嵌合部6aと嵌合部7aとを噛み合わ
せると、挿入後にこれらが抜け出さない様な構造になっ
ている。
【0018】この発明は、以上説明した実施例に限定す
るものではなく、種々の変形又は変更が可能である。例
えば、上記実施形態では、接続端子を例に挙げて説明し
たが、導電性樹脂を使用した簡易シールド電線、サーキ
ットブレーカ、電気信号を切り離したり接続したりする
コネクタ、自動車用配線システム、電子機器用配線シス
テム等についてもこの発明を適用することができる。
るものではなく、種々の変形又は変更が可能である。例
えば、上記実施形態では、接続端子を例に挙げて説明し
たが、導電性樹脂を使用した簡易シールド電線、サーキ
ットブレーカ、電気信号を切り離したり接続したりする
コネクタ、自動車用配線システム、電子機器用配線シス
テム等についてもこの発明を適用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による
と、絶縁性被覆材によって導体が被覆された電線の先端
部に、導電性樹脂によって端子が一体成型されているの
で、止水性能が高く耐腐食性に優れ、製造や加工が容易
で軽量化を図ることができる。
と、絶縁性被覆材によって導体が被覆された電線の先端
部に、導電性樹脂によって端子が一体成型されているの
で、止水性能が高く耐腐食性に優れ、製造や加工が容易
で軽量化を図ることができる。
【図1】 この発明の第1実施例に係る導電性樹脂を用
いた接続端子の斜視図である。
いた接続端子の斜視図である。
【図2】 この発明の第1実施例に係る導電性樹脂を用
いた接続端子の製造方法を説明するための斜視図であ
る。
いた接続端子の製造方法を説明するための斜視図であ
る。
【図3】 この発明の第2実施例に係る導電性樹脂を用
いた接続端子の斜視図である。
いた接続端子の斜視図である。
【図4】 従来の接続端子の斜視図である。
【図5】 従来の接続端子の製造方法を説明するための
斜視図である。
斜視図である。
【符号の説明】 1,6,7,101…接続端子、2,102…電線、2
a,102a…導体、2b,102b…絶縁シース、
3,103…端子、103a…ワイヤバレル、103b
…インシュレーションバレル、104…金属板、4,1
05…カッタ、5…金型、5a…下型、5b…上型、5
c…湯口、6a…雌端子、6b…嵌合部、7a…雄端
子、7b…嵌合部
a,102a…導体、2b,102b…絶縁シース、
3,103…端子、103a…ワイヤバレル、103b
…インシュレーションバレル、104…金属板、4,1
05…カッタ、5…金型、5a…下型、5b…上型、5
c…湯口、6a…雌端子、6b…嵌合部、7a…雄端
子、7b…嵌合部
Claims (6)
- 【請求項1】 絶縁性被覆材によって導体が被覆された
電線の先端部に、導電性樹脂によって端子が一体成型さ
れていることを特徴とする導電性樹脂を用いた接続端
子。 - 【請求項2】 前記端子は、前記導体及び前記絶縁性被
覆材の先端部を被覆するように、前記導電性樹脂によっ
て一体成型されていることを特徴とする請求項1記載の
導電性樹脂を用いた接続端子。 - 【請求項3】 前記端子は、被接続端子と嵌合可能な雄
端子又は雌端子であることを特徴とする請求項1又は2
記載の導電性樹脂を用いた接続端子。 - 【請求項4】 絶縁性被覆材によって導体が被覆された
電線の先端部に、導電性樹脂によって端子を一体成型す
ることを特徴とする導電性樹脂を用いた接続端子の製造
方法。 - 【請求項5】 前記導体及び前記被覆材を被覆するよう
に前記導電性樹脂によって前記端子を一体成型すること
を特徴とする請求項4記載の導電性樹脂を用いた接続端
子の製造方法。 - 【請求項6】 被接続端子と嵌合可能な雄端子又は雌端
子を一体成型することを特徴とする請求項4又は5記載
の導電性樹脂を用いた接続端子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000402038A JP2002203656A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 導電性樹脂を用いた接続端子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000402038A JP2002203656A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 導電性樹脂を用いた接続端子及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002203656A true JP2002203656A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18866391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000402038A Pending JP2002203656A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 導電性樹脂を用いた接続端子及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002203656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7612287B2 (en) | 2006-03-17 | 2009-11-03 | Yazaki Corporation | Structure and method for stopping water in shielded electric wire |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000402038A patent/JP2002203656A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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