JP2002203626A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002203626A
JP2002203626A JP2000398174A JP2000398174A JP2002203626A JP 2002203626 A JP2002203626 A JP 2002203626A JP 2000398174 A JP2000398174 A JP 2000398174A JP 2000398174 A JP2000398174 A JP 2000398174A JP 2002203626 A JP2002203626 A JP 2002203626A
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JP
Japan
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housing
metal terminals
metal
connector
fpc
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JP2000398174A
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English (en)
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Isamu Yatougo
勇 八藤後
Kazuya Akashi
一弥 明石
Ichiro Terunuma
一郎 照沼
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハウジングへの金属端子挿入の作業性を改善
すると共に構造を簡単にしたFPCのコネクタを提供す
る。 【解決手段】 コネクタハウジングを、子ハウジング1
4と親ハウジング15の二重構造とする。子ハウジング
14には、FPC12の配線端末に接合された金属端子
11を2段に配列された状態で保持する。この子ハウジ
ング14を親ハウジング15に挿入してロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フレキシブルプ
リント基板(FPC)の接続に用いられるコネクタの構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】FPCを自動車用のワイヤハーネス等に
使用する場合、信頼性、互換性、コスト削減等の理由
で、オス、メス端子の嵌合を利用するコネクタ構造が不
可欠になる。例えば、図5に示すように、FPC1の配
線末端部に金属端子2を接合し、この金属端子2をハウ
ジング3に挿入して保持し、コネクタが構成される。金
属端子2のFPC1との接合部は、モールド樹脂4によ
り補強される。
【0003】ハウジング3は、その後端部から挿入され
る金属端子2のFPC1との接合部を収容する後部収容
室5と、金属端子2の先端部を開放状態で収容する前部
収容室6とを有し、金属端子2を固定する機能と共に、
FPC1のたわみを規制する機能を持つ。図5では、金
属端子2が多段に配列されるコネクタの例を示している
が、この場合、後部収容室5は、多段に挿入される金属
端子2毎に隔壁7により隔てられて、FPC1のたわみ
を規制するに必要な最小限の大きさ(開口寸法)とされ
ている。また、図では省略しているが、挿入された金属
端子2を固定するために、収容室5の内壁部に係止用の
ランスが設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のFPCコネクタ
構造では、一つのハウジングが、金属端子を固定する機
能とFPCのたわみを規制する機能とを持つようにして
いるため、第1に、コネクタ構造が複雑であるという問
題がある。特に、複数の金属端子を多段に配列する場合
には、各金属端子毎に収容室が必要であり且つ、各収容
室に固定のためのランスが必要になるから、内部構造は
複雑になる。第2に、コネクタ組立の作業性が悪いとい
う問題がある。即ちハウジング3の収容室5の大きさが
挿入される金属端子2に合わせて作られるため、金属端
子2を挿入する際に、先端がハウジング3に当接する
と、図5に破線で示したように、FPC1が容易に撓ん
でしまう。複数の金属端子2を同時にハウジング3に挿
入する場合には、挿入前から金属端子2の配列状態をき
れいに整列させた状態でないと挿入できない。
【0005】特に、図6(a)に示すように、多段に配
列すべき金属端子2を一つのFPC1に接続し、これを
図6(b)に示すようにFPC1を折り畳んで重ねた状
態としてハウジングに挿入する場合には、一層問題であ
る。FPC1の弾性のために、作業者が金属端子2の配
列状態を整列させたまま保持することが難しいからであ
る。
【0006】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、ハウジングへの金属端子挿入の作業性を改善す
ると共に構造を簡単にしたFPCのコネクタを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るコネクタ
は、フレキシブルプリント基板と、このフレキシブルプ
リント基板の配線端末部に一端部が接合された複数の金
属端子と、これらの複数の金属端子を多段に配列した状
態で、前記フレキシブルプリント基板との接合部を一体
に保持する第1のハウジングと、この第1のハウジング
と共に前記金属端子を収容する第2のハウジングとを有
することを特徴とする。
【0008】この発明によると、従来のコネクタの機能
を分けて、コネクタハウジングを二重構造としている。
第1のハウジングには、複数の金属端子を一定の整列状
態で保持し、これを第2のハウジングに挿入するように
しており、コネクタ組立作業は簡単になる。第2のハウ
ジングは、従来のように金属端子毎に分離された収容室
や金属端子毎のランスは必要がなく、第1のハウジング
が挿入されてロックされる一つの収容室があればよい。
従ってハウジング構造は簡単になる。
【0009】具体的に第1のハウジングは、例えば、多
段に配列された複数の金属端子のフレキシブルプリント
基板との接合部を封じるように注入成型された樹脂製ハ
ウジングとして構成される。或いは、第1のハウジング
を金属端子とは独立に成型されたものとして、これに複
数の金属端子を挿入固定してもよい。
【0010】特にこの発明は、複数の金属端子を、共通
のフレキシブルプリント基板に接合し、フレキシブルプ
リント基板を折り曲げることにより多段に配列させた状
態でコネクタハウジングに収容する場合に有効である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1は、一実施例によるコネクタ
構造を、最終組立工程の前後について示す斜視図であ
り、図2はコネクタ組立後の断面図である。複数の金属
端子11は、FPC12の配線端末部に接合され、その
接合部は樹脂13によりモールドされて補強されてい
る。コネクタハウジングは、複数の金属端子11を一体
に保持する子ハウジング14とこれが挿入される親ハウ
ジング15とから構成される。
【0012】子ハウジング14は、多段(図の場合2
段)に配列される複数の金属端子11を、先端部は露出
させた状態でそのFPC12との接合部で一体に保持す
る。この場合具体的に、多段に配列されるべき金属端子
11は、図6で説明したように、共通のFPC12に接
合され、FPC12を折り畳むことによって、多段に配
列された状態としたものである。但し、多段に配列され
る金属端子11が別々のFPCに接合されたものであっ
てもよい。
【0013】親ハウジング15は、金属端子11を保持
した子ハウジング14を挿入して保持する後部収容室1
51と、金属端子11の先端部を開放状態で収容する前
部収容室152を有する。後部収容室151と前部収容
室152の間の隔壁153には、配列された金属端子1
1が通る貫通孔154が設けられている。
【0014】このように金属端子11は、予め子ハウジ
ング14に一体化されて整列した状態で親ハウジング1
5に挿入されるから、作業者が個々の金属端子を整列さ
せながらハウジングに挿入しなければならない従来方式
と比べて、親ハウジング15への装着作業は簡単であ
る。子ハウジング14の外壁と、親ハウジング15の後
部収容室151の内壁には、係合用突起141,155
が設けられており、これにより子ハウジング14を親ハ
ウジング15に押し込んでロックすることができる。
【0015】また、親ハウジング15の後部収容室15
1は、従来のように金属端子毎に隔壁で隔てられること
なく、子ハウジング14を収容保持できる一つの部屋と
簡単なロック機構のみで構成される。従って、金属端子
毎に分離された収容室を備え、また各収容室毎にランス
を設ける従来のハウジングに比べて、ハウジング構造は
シンプルである。
【0016】金属端子11を一体に保持する子ハウジン
グ14は、例えば金型を用いた注入成型により作られる
樹脂製ハウジングである。具体的に、金属端子11を複
数個ずつ2段に配列する場合には、図3に示すように、
ハウジング外形が形成された3つの金型31,32,3
3が用いられる。第1の金型31に、FPC12に接続
された一列の金属端子11を配置し、第3の金型33に
同様に、他の一列の金属端子11を配置し、これらを第
2の金型32を間にして重ねて、第3の金型33に開け
られた注入孔34を通して樹脂を注入する。これによ
り、複数の金属端子11を保持した子ハウジング14が
得られる。
【0017】子ハウジング14は、金属端子11とは別
途樹脂成型し、これに金属端子11を挿入して固定する
ようにしてもよい。即ち、図4に示すように、ハウジン
グ本体140は、2列の金属端子11が挿入される互い
に隔離された収容室142をもって形成される。このハ
ウジング本体140に、FPC12に接続された金属端
子11を挿入し、本体140に開けられた孔144を介
してロック用ピン143を挿入して、金属端子11とF
PC12の接合部を押圧固定する。後端開口部には、F
PC12を固定する蓋145を装着する。
【0018】この場合の子ハウジングは、金属端子11
を挿入できればよく、収容室142が2列に分けられて
いるとはいえ、これは金属端子を挿入しやすい単純な空
孔であればよい。即ち従来のハウジングの場合、一つで
金属端子の固定とFPCのたわみ規制を同時に行う必要
があるため、後部収容室の開口は必然的に小さく、内部
にはランス等が必要になる。これに対し、図4の子ハウ
ジングは金属端子11を容易に挿入して保持できればよ
く、構造も簡単である。またこの子ハウジングは最終的
なコネクタハウジングではないから、複雑で精巧な内部
構造を必要とせず、ロック用ピン143や蓋145を用
いた端子固定ができる。従って、この様な子ハウジング
を用いても、二重ハウジングとした効果が期待できる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、コ
ネクタハウジングを二重構造とすることにより、コネク
タ組立の作業性が改善される。第2のハウジングは、金
属端子毎に分離された収容室や金属端子毎のランスは必
要がなく、第1のハウジングが挿入されてロックされる
一つの収容室があればよく、従ってコネクタ構造は簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例によるFPCコネクタを示
す斜視図である。
【図2】 同実施例のコネクタの断面図である。
【図3】 同実施例の子ハウジングの樹脂成型法を示す
図である。
【図4】 同実施例の子ハウジングの他の構成法を示す
図である。
【図5】 従来のFPCコネクタを示す図である。
【図6】 FPCを折り曲げて2段の金属端子配列を得
る方法を示す図である。
【符号の説明】 11…金属端子、12…FPC、13…樹脂、14…子
ハウジング(第1のハウジング)、15…親ハウジング
(第2のハウジング)、151…後部収容室、152…
前部収容室、153…隔壁、154…貫通孔、141,
155…係合突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 照沼 一郎 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 5E023 AA04 AA13 AA16 BB01 BB23 EE19 GG02 GG09 GG14 GG15 HH08 HH17 HH22 5E087 EE14 FF02 FF15 GG01 GG02 GG32 JJ09 RR06 RR25 RR47

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブルプリント基板と、 このフレキシブルプリント基板の配線端末部に一端部が
    接合された複数の金属端子と、 これらの複数の金属端子を多段に配列した状態で、前記
    フレキシブルプリント基板との接合部を一体に保持する
    第1のハウジングと、 この第1のハウジングと共に前記金属端子を収容する第
    2のハウジングとを有することを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記第1のハウジングは、多段に配列さ
    れた前記複数の金属端子の前記フレキシブルプリント基
    板との接合部を封じるように注入成型された樹脂製ハウ
    ジングであることを特徴とする請求項1記載のコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記第1のハウジングは、前記金属端子
    とは独立に成型されたものであり、前記複数の金属端子
    はこの第1のハウジングに挿入固定されることを特徴と
    する請求項1記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記複数の金属端子は、共通のフレキシ
    ブルプリント基板に接合されたものであり、前記フレキ
    シブルプリント基板を折り曲げることにより多段に配列
    された状態で前記第1のハウジングに保持されることを
    特徴とする請求項1記載のコネクタ。
JP2000398174A 2000-12-27 2000-12-27 コネクタ Pending JP2002203626A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011238857A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Sumitomo Electric Ind Ltd 光半導体装置及びフレキシブル基板
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