JP2002203160A - 予約残数管理システム、予約残数管理方法、予約残数管理プログラム、および記録媒体 - Google Patents

予約残数管理システム、予約残数管理方法、予約残数管理プログラム、および記録媒体

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JP2002203160A
JP2002203160A JP2000401922A JP2000401922A JP2002203160A JP 2002203160 A JP2002203160 A JP 2002203160A JP 2000401922 A JP2000401922 A JP 2000401922A JP 2000401922 A JP2000401922 A JP 2000401922A JP 2002203160 A JP2002203160 A JP 2002203160A
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reservations
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Masanori Ikeda
真徳 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ化された予約管理を行ってない
施設であってもその収容能力を有効に活用することが可
能となる予約残数管理システムを提供する。 【解決手段】 複数の施設に対する複数の予約代行業者
からのネットまたは回線を介した予約数要求に応答する
コンピュータシステムを用いた予約残数管理システム1
0であり、各施設の予約枠や予約可能残数を記憶する予
約可能残数記憶部14と、予約代行業者からのネットま
たは回線を介した要求に対応して、各施設について、予
約数が更新前の予約可能残数を超えない場合に予約数を
受け付け、受け付けた予約数分だけ予約可能残数記憶部
14に記憶されている予約可能残数を減少させる予約数
引出部18と、各施設からの連絡に対応して予約枠の設
定または変更を行う予約枠登録部24とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の施設に対す
る複数の予約代行業者からのネットまたは回線を介した
予約数要求に応答する予約残数管理システム、予約残数
管理方法、予約残数管理プログラム、および記録媒体に
関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】インタ
ーネット利用者の増加に伴い、ホテルや旅館またはゴル
フ場などをはじめとした予約が必要なサービス施設(以
下「施設」と呼ぶ)の予約をインターネットで代行する
業者(以下「ネット予約代行業者」と呼ぶ)が急増して
いる。予約代行を依頼する施設側においても、これらネ
ット予約代行業者が増加することにより顧客の予約機会
が増加するため、概ね歓迎しているのが実情である。
【0003】しかし、ネット予約代行業者が顧客からイ
ンターネットを介してコンピュータで予約を受けるため
には、顧客が希望する施設の予約可能残数をコンピュー
タ内で管理する必要がある。この予約残数管理の実施に
は、ネット予約代行業者のコンピュータがインターネッ
トなどを介して施設のコンピュータから予約可能残数を
検索して行うことが理想的ではあるが、コンピュータで
予約管理を行っている施設は極めて少ないため、そのよ
うな予約残数管理は現実的には不可能である。
【0004】そこで、今日、一般的に行われている予約
残数管理は、「ブロッキング」と呼ばれる手法、すなわ
ち施設の収容能力の少なくとも一部を各ネット予約代行
業者ごとに割り振る手法によって定期的に予約可能残数
の提供を受け、ネット予約代行業者のコンピュータにそ
の予約可能残数を登録することによって実現しているの
が一般的である。
【0005】ところが、このブロッキングが図6に模式
的に示したように現在大きな問題となっている。ネット
予約代行業者が増加すれば施設の予約機会が増加するこ
とは前述したが、ネット予約代行業者が増加すればする
ほどネット予約代行業者からのブロッキング要求が多く
なる。しかしながら、施設の収容能力(例えばホテルや
旅館における客室数や、ゴルフ場におけるプレイヤー
数)には限度があるため、すべてのネット予約代行業者
のブロッキング要求に応えることは物理的に不可能であ
る。
【0006】そこで、施設側はネット予約代行業者を厳
選し、ブロッキングを提供するネット予約代行業者と、
ブロッキングを提供せず、発生手配によって対応するネ
ット予約代行業者とに分類して対応している。それにも
拘わらず、ブロッキングを提供したネット予約代行業者
には予約可能残数が残存するのに、予約を行いたい顧客
を多く抱えたネット予約代行業者には予約可能残数が無
く予約ができないといった矛盾が頻繁に発生してしまっ
ている。
【0007】本発明は、上記のような点に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、コンピュータ化された予
約管理を行ってない施設であってもその収容能力を有効
に活用することが可能となる予約残数管理システム、予
約残数管理方法、予約残数管理プログラム、および記録
媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明に係る予
約残数管理システムは、複数の施設に対する複数の予約
代行業者からのネットまたは回線を介した予約数要求に
応答するコンピュータシステムを用いた予約残数管理シ
ステムであって、前記各施設の予約可能残数を記憶する
予約可能残数記憶部と、前記予約代行業者からのネット
または回線を介した要求に対応して、前記各施設につい
て、要求された予約数が更新前の前記予約可能残数を超
えない場合に要求された予約数を受け付け、受け付けた
予約数分だけ前記予約可能残数記憶部に記憶されている
予約可能残数を減少させる予約数引出部とを有すること
を特徴としている。
【0009】本発明によれば、予約可能残数記憶部が各
施設について、さらに予約可能な残数である予約可能残
数を記憶しており、ネットまたは回線を介して予約代行
業者から予約数(予約として確保する口数例えば人数、
席数、または室数)の要求があった場合には、予約数引
出部はその予約数が予約可能残数を超えない限りその予
約数を受け入れる。そして、予約数引出部はその予約数
の分だけ予約可能残数記憶部に記憶されている予約可能
残数を減少させる。したがって、予約管理をコンピュー
タ化していない施設であっても、予約残数管理システム
の予約可能残数記憶部に予約可能残数を登録しておけば
予約可能残数が一括して管理されるため、複数の予約代
行業者からの予約数の要求に矛盾なく対応することがで
きる。すなわち、複数の予約代行業者にブロッキングを
提供した場合のように、ある予約代行業者には予約可能
残数が残存するのに、予約を行いたい顧客を多く抱えた
予約代行業者には予約可能残数がないといったことが発
生しない。
【0010】また、予約可能残数記憶部は複数の施設の
予約可能残数を記憶しており、予約数引出部はそれら各
施設の予約可能残数について前述したような管理を行う
ため、予約管理をコンピュータ化していない複数の施設
の予約残数管理を一括して行うことができる。したがっ
て、予約代行業者は、この予約残数管理システムにアク
セスすることで、複数の施設の中から容易に予約数を確
保することが可能となる。
【0011】(2) 本発明に係る予約残数管理システ
ムは、前記予約数引出部が、前記予約数を受け付けた施
設に予約数または当該受け付け後の予約可能残数を、前
記施設にネットまたは回線を介して通知するための通知
部をさらに備えていてもよい。
【0012】(3) 本発明に係る予約残数管理システ
ムは、前記予約可能残数記憶部が、前記各施設から提供
された予約枠(予約残数管理システムが当該施設につい
て受け付けることのできる予約総数)を記憶する予約枠
記憶部と、各予約代行業者の前記各施設についての予約
数を記憶する予約数記憶部と、前記各施設について、前
記予約枠から前記予約数の総計を差し引いて前記予約可
能残数を算出する予約可能残数算出部とを備え、前記予
約数引き出し部が、受け付けた前記予約数を前記予約数
記憶部に追加記憶させるように構成してもよい。
【0013】(4) 本発明に係る予約残数管理システ
ムは、(3)において、前記各施設からの連絡に対応し
て前記予約枠の設定または変更を行う予約枠登録部をさ
らに有していてもよい。
【0014】(5) 本発明に係る予約残数管理システ
ムは、前記各予約代行業者に固有な予約代行業者コード
を記憶する予約代行業者コード記憶部を備えるコード記
憶部をさらに有し、前記予約数引出部は、前記予約代行
業者から予約代行業者コードを受け取り、当該予約代行
業者コードが前記予約代行業者コード記憶部に記憶され
ている予約代行業者コードのいずれかと合致するか否か
を判定する予約代行業者判定部を備え、当該予約代行業
者判定部が合致すると判定した場合にのみ前記予約数の
受け付けを行うようにしてもよい。
【0015】これによって、予約代行業者コードが割り
振られていないシステムが予約代行業者として本システ
ムにアクセスすることを防ぐことができる。
【0016】(6) 本発明に係る予約残数管理システ
ムは、(5)において、前記コード記憶部は、前記各施
設に固有な施設コードを記憶する施設コード記憶部をさ
らに備え、前記予約枠登録部は、前記各施設から施設コ
ードを受け取り、当該施設コードが前記施設コード記憶
部に記憶されている施設コードのいずれかと合致するか
否かを判定する施設判定部を備え、当該施設判定部が合
致すると判定した場合にのみ前記予約枠の設定または変
更を行うようにしてもよい。
【0017】これによって、施設コードが割り振られて
いないシステムが施設として本システムにアクセスする
ことを防ぐことができる。
【0018】(7) 本発明に係る予約残数管理方法
は、複数の施設に対する複数の予約代行業者からのネッ
トまたは回線を介した予約数要求に応答するコンピュー
タシステムを用いた予約残数管理方法であって、予約枠
登録部が、前記各施設の予約枠を予約可能残数として予
約可能残数記憶部に記憶させる予約枠設定過程と、予約
数引出部が、前記予約代行業者からのネットまたは回線
を介した要求に対応して、前記各施設について、前記予
約数が更新前の前記予約可能残数を超えない場合に予約
数を受け付け、受け付けた前記予約数分だけ前記予約可
能残数記憶部に記憶されている予約可能残数を減少させ
る予約数受付過程とを有することを特徴としている。
【0019】本発明によれば、予約枠設定過程において
予約枠登録部が各施設の予約枠を予約可能残数として予
約可能残数記憶部に記憶させ、予約数受付過程において
ネットまたは回線を介して予約代行業者から予約数の要
求があった場合には、予約数引出部は,その予約数が予
約可能残数を超えない限りその予約数を受け入れ、その
予約数の分だけ予約可能残数記憶部に記憶されている予
約可能残数を減少させる。したがって、予約管理をコン
ピュータ化していない施設であっても、予約可能残数が
一括して管理されるため、複数の予約代行業者からの予
約数の要求に矛盾なく対応することができる。すなわ
ち、複数の予約代行業者にブロッキングを提供した場合
のように、ある予約代行業者には予約可能残数が残存す
るのに、予約を行いたい顧客を多く抱えた予約代行業者
には予約可能残数がないといったことが発生しない。
【0020】また、予約可能残数記憶部には複数の施設
の予約可能残数が記憶され、予約数引出部によってそれ
ら各施設の予約可能残数について前述したような管理が
行われるため、予約管理をコンピュータ化していない複
数の施設の予約残数管理を一括して行うことができる。
したがって、予約代行業者は、この予約残数管理システ
ムにアクセスすることで、複数の施設の中から容易に予
約数を確保することが可能となる。
【0021】(8) 本発明に係る予約残数管理方法
は、前記予約数引出部が、前記予約代行業者から予約代
行業者コードを受け取り、当該予約代行業者コードが前
記コード記憶部に記憶されている予約代行業者コードの
いずれかと合致するか否かを判定する予約代行業者判定
過程を含み、前記予約数受付過程は、前記予約代行業者
判定過程において予約代行業者コードが合致する場合に
のみ実施されるようにしてもよい。
【0022】これによって、コード記憶部に予約代行業
者コードが記憶されていないシステムが予約代行業者と
して本システムにアクセスすることを防ぐことができ
る。
【0023】(9) 本発明に係る予約残数管理方法
は、前記予約数受付過程において受け付けた施設の予約
数または当該受け付け後の予約可能残数を、前記予約数
引出部が前記施設にネットまたは回線を介して通知する
通知過程をさらに含むようにしてもよい。
【0024】(10) 本発明に係る予約残数管理方法
は、前記施設からの要求に対応して、前記予約枠登録部
が前記予約枠を変更して前記予約可能残数記憶部に記憶
させる予約枠変更過程をさらに含んでいてもよい。
【0025】(11) 本発明に係る予約残数管理方法
は、前記予約枠登録部が、前記施設から施設コードを受
け取り、当該施設コードが前記コード記憶部に記憶され
ている施設コードのいずれかと合致するか否かを判定す
る施設判定過程を含み、前記予約枠設定過程および前記
予約枠変更過程は、前記施設判定過程において施設コー
ドが合致する場合にのみ実施されるようにしてもよい。
【0026】これによって、コード記憶部に施設コード
が記憶されていないシステムが、施設として本システム
にアクセスすることを防ぐことができる。
【0027】(12) 本発明に係る予約残数管理方法
は、前記予約枠変更過程において、前記予約可能残数を
超える予約枠の削減となる場合は前記予約枠登録部が前
記施設からの前記予約枠の変更要求を受け付けないよう
にすることが好ましい。これによって、予約されている
分の予約枠を削減してしまうことを防ぐことができる。
【0028】(13) 本発明に係る予約残数管理プロ
グラムは、複数の施設に対する複数の予約代行業者から
のネットまたは回線を介した予約数要求に応答する前述
したいずれかの予約残数管理方法に示した過程をコンピ
ュータシステムに実行させる予約残数管理プログラムで
あることを特徴としている。
【0029】これらいずれかの予約残数管理プログラム
をコンピュータシステムに実行させることによって、そ
の予約残数管理方法について前述した作用効果を奏する
ことができる。
【0030】(14) 本発明に係るコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、前述したいずれかの予約残数管
理プログラムを記録したことを特徴としている。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明す
る。
【0032】1. <全体構成> 図1は、実施形態の全体構成を示す模式図である。この
図に示すように、本実施形態の全体構成には、施設40
の予約を行いたい多数の顧客60、それらの予約を取り
扱う複数の予約代行業者50例えばインターネット上で
ゴルフ場やホテル等の予約サイトを運営する事業者、予
約残数管理システム10、および、ホテルやゴルフ場と
いった複数の施設40が含まれている。
【0033】そして、顧客60は、例えばパソコンや携
帯電話を用いインターネットを介して予約代行業者50
に結ばれる。なお、図1においてはインターネットを利
用する例を示したが、顧客60は、電話やファックス、
あるいは直接面談により予約代行業者50とやりとりし
てもよい。
【0034】本実施形態においては、複数の予約代行業
者50は、それぞれ予約残数管理システム10に例えば
インターネットを介して予約代行業者としてアクセスす
る、パソコン、ワークステーション、携帯端末などの機
器である。なお、図1においては予約代行業者50と予
約残数管理システムとがインターネットを介して結ばれ
る例を示したが、LANやWANなどの他のネットを介
してもよいし、電話回線などの回線を用いて直接結んで
もよい。なお、各予約代行業者50は、予約残数管理シ
ステム10との間で予め取り決められた固有の予約代行
業者コードを保持している。
【0035】さらに、本実施形態における複数の施設4
0は、それぞれ予約残数管理システム10にインターネ
ットや回線などを介して施設としてアクセスする、パソ
コンや携帯端末などのコンピュータシステムであり、予
約残数管理システム10に予約枠を提供する。予約枠
は、例えば、施設がホテルの場合は各日付における部屋
数であり、ゴルフ場であれば各日付の各スタート時間に
おけるスタート枠数である。なお、実施形態における以
後の記載においては、予約枠が、施設の性質により、各
日付ごと、各日付の各スタート時間ごとなどに管理され
ている点については説明を省略する。また、図1におい
てはインターネットを利用する例を示したが、施設40
は、LANやWANなどの他のネットを介して予約残数
管理システム10と結ばれてもよいし、電話やファック
スなどにより予約残数管理システム10と結ばれてもよ
い。なお、各施設40は、予約残数管理システム10と
の間で予め取り決められた固有の施設コードを保持して
いる。
【0036】2. <予約残数管理システム> 図2は、予約残数管理システム10の機能的構成を示す
ブロック図である。この図に示すように、予約残数管理
システム10は、予約可能残数記憶部14と、予約数引
出部18と、予約枠登録部24と、コード記憶部28と
を含んで構成される。予約残数管理システム10は、C
PU、記憶素子、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
などを含んで構成されるコンピュータシステムを、DR
AM、SRAM、やフラッシュメモリなどの記憶素子
や、ハードディスクなどのコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に格納されたプログラムによって動作させるこ
とによって実現することができる。このプログラムは、
コンピュータ読み取り可能な他の記録媒体、例えばCD
−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、D
VD−RAM、光磁気ディスク、磁気ディスク、フラッ
シュメモリ、磁気テープなどや今後新たに開発されるあ
らゆる記憶媒体に記録して保存したり流通させたりし、
必要なときに読み出して利用することもできる。
【0037】予約可能残数記憶部14は、各施設40か
ら提供された予約枠を記憶する予約枠記憶部15、各予
約代行業者50の各施設40についての予約数を記憶す
る予約数記憶部16、および、各施設40について予約
枠から予約数の総計を差し引いて予約可能残数を算出す
る予約可能残数算出部17を備えている。なお、予約可
能残数記憶部14は、予約枠記憶部15、予約数記憶部
16、および予約可能残数算出部17に替えて、各施設
40の予約可能残数を記憶する記憶部を備えていてもよ
い。また、これらに替わる方式の記憶部を備えていても
よい。
【0038】コード記憶部28は、各予約代行業者50
に固有な予約代行業者コードを記憶する予約代行業者コ
ード記憶部29と、各施設40に固有な施設コードを記
憶する施設コード記憶部30とを備えている。
【0039】予約枠登録部24は、各施設40からの指
示または要求に対応して予約枠の設定または変更を行
う。なお、予約枠登録部24は、各施設40から施設コ
ードを受け取り、その施設コードがコード記憶部28に
記憶されている施設コードのいずれかと合致するか否か
を判定する施設判定部25を備えている。予約枠登録部
24は、施設判定部25が合致すると判定した場合にの
み、予約枠の設定または変更を行う予約数引出部18
は、予約代行業者50からのネットまたは回線を介した
要求に対応して、各施設40について、予約数が更新前
の予約可能残数を超えない場合に予約数を受け付け、受
け付けた予約数分だけ予約可能残数記憶部14に記憶さ
れている予約可能残数を減少させる。
【0040】なお、予約数引出部18は予約代行業者判
定部19を備え、予約代行業者判定部19は予約代行業
者50からネットまたは回線を介して予約代行業者コー
ドを受け取り、その予約代行業者コードがコード記憶部
28に記憶されている予約代行業者コードのいずれかと
合致するか否かを判定する。予約数引出部18は、予約
代行業者判定部19が合致すると判定した場合にのみ予
約数の受け付けを行う。したがって、予約代行業者コー
ドが割り振られていないシステムが予約代行業者として
本システム10にアクセスすることを防ぐことができ
る。
【0041】また、予約数引出部18は通知部20を備
えており、通知部20は予約数を受け付けた施設40に
予約代行業者名および予約数またはその受け付け後の予
約可能残数を、施設40にネットまたは回線を介して通
知する。なお、予約代行業者名に替えてあるいは加え
て、予約代行業者コードやその他予約代行業者を特定で
きる名称を通知するようにしてもよい。
【0042】さらに、予約残数管理システム10を、モ
デムと文字認識部または音声認識部とを備えて構成し、
予約代行業者50や施設40と予約残数管理システム1
0との間のアクセスをファックスまたは音声あるいはプ
ッシュ電話機のプッシュ音で行うようにすることも可能
である。
【0043】このように、本実施形態の予約残数管理シ
ステム10によれば、予約可能残数記憶部14が各施設
40の予約可能残数を記憶しており、ネットまたは回線
を介して予約代行業者50から予約数の要求があった場
合には、予約数引出部18はその予約数が予約可能残数
を超えない限りその予約数を受け入れる。そして、予約
数引出部18はその予約数の分だけ予約可能残数記憶部
14に記憶されている予約数を減少させる。したがっ
て、予約管理をコンピュータ化していない施設40であ
っても、予約残数管理システム10の予約可能残数記憶
部14に予約可能残数を登録しておけば予約可能残数が
一括して管理されるため、複数の予約代行業者50から
の予約数の要求に矛盾なくリアルタイムで対応すること
が可能となる。すなわち、複数の予約代行業者50にブ
ロッキングを提供した場合のように、ある予約代行業者
50には予約可能残数が残存するのに、予約を行いたい
顧客を多く抱えた予約代行業者50には予約可能残数が
ないといったことが発生しない。
【0044】また、予約可能残数記憶部14は複数の施
設40の予約可能残数を記憶しており、予約数引出部1
8はそれら各施設40の予約可能残数について前述した
ような管理を行うため、予約管理をコンピュータ化して
いない複数の施設40の予約残数管理を一括して行うこ
とができる。したがって、予約代行業者50は、この予
約残数管理システムにアクセスすることで、複数の施設
40の中から容易に予約数をリアルタイムで確保するこ
とが可能となる。
【0045】3. <予約残数管理方法> ここで、前述した予約残数管理システム10を用いた、
複数の施設に対する複数の予約代行業者からのネットま
たは回線を介した予約数要求に応答する予約残数管理方
法を、図3および図4に示したフローチャートとともに
説明する。図3にステップS1として示したように、予
約残数管理システムにアクセスがあると、送られてきた
データをもとにそのアクセスが予約代行業者として行わ
れているのか、あるいは施設として行われているのかが
判定される。そのアクセスが予約代行業者として行われ
ている場合には、「3.1 予約代行業者からの要求に
対する応答」が実行される。そのアクセスが予約代行業
者として行われている場合には、「3.2 施設からの
要求に対する応答」または「3.3 施設からの要求に
対する応答の変形例」が実施される。
【0046】3.1 予約代行業者からの要求に対する
応答 図3に示したステップS1において、予約残数管理シス
テム10に予約代行業者としてのアクセスが行われたと
判定されると以下のような予約残数管理方法が実施され
る。
【0047】まず、予約数引出部18は、予約代行業者
50からネットまたは回線を介して予約代行業者コード
を受け取り(ステップS2)、予約数引出部18の予約
代行業者判定部19は、その予約代行業者コードがコー
ド記憶部28の予約代行業者記憶部29に記憶されてい
る予約代行業者コードのいずれかと合致するか否かを判
定する(ステップS3)。予約数引出部18の予約代行
業者判定部19によって、予約代行業者コードが合致す
ると判定された場合には次の過程(ステップS4)に進
む。予約代行業者コードが合致しないと判定された場合
には、予約数引出部18はそのアクセスを拒否し、その
旨を通知部20を介して通知して(ステップS8)終了
する。
【0048】ステップS4では、予約数引出部18は、
予約代行業者50によって指定されている施設40の施
設コードとその施設40に対するその予約数を受け取
る。そして、その予約数がその施設40の現在の予約可
能残数を超えないかどうかを判定し(ステップS5)、
超えない場合には予約数を受け付け、受け付けた予約数
分だけ予約可能残数記憶部14の予約数記憶部16に記
憶されている予約数を増加させることによって、予約可
能残数算出部17によって算出される予約可能残数を減
少させる(ステップS6)。また、予約数引出部18の
通知部20は、受け付けた施設の予約数または受け付け
後の予約可能残数を予約代行業者50および施設40に
ネットまたは回線を介して通知して(ステップS7)終
了する。
【0049】なお、ステップS5において、予約代行業
者50によって指定されている施設40に対するその予
約数が、その施設40の現在の予約可能残数を超えてい
ることが判明した場合は、予約数引出部18の通知部2
0は、その旨またはその施設40の予約可能残数を予約
代行業者50にネットまたは回線を介して通知して(ス
テップS9)終了する。
【0050】ところで、ある施設40について予約数引
出部18が予約数を受け付けることが可能となるために
は、その施設40について予約枠を設定し、予約数記憶
部14の予約枠記憶部15に予約枠が記憶する過程が実
施されている必要がある。この過程については「3.2
施設からの要求に対する応答」および「3.3 施設
からの要求に対する応答の変形例」として記載する。
【0051】3.2 施設からの要求に対する応答 図3に示したステップS1において、予約残数管理シス
テム10に施設としてのアクセスが行われたと判定され
ると、図4にフローチャートとしても示す以下のような
予約残数管理方法が実施される。
【0052】まず、予約枠登録部24が、施設40から
施設コードを受け取り(ステップS21)、その施設コ
ードがコード記憶部28の施設コード記憶部30に記憶
されている施設コードのいずれかと合致するか否かを判
定する(ステップS22)。そして、その施設コードが
コード記憶部28の施設コード記憶部30に記憶されて
いる施設コードのいずれかと合致する場合は、後続する
ステップS23に進む。施設コードが合致しないと判定
された場合には、予約枠登録部24はそのアクセスを拒
否し、その旨を通知部20を介して対応する施設40に
通知するステップS27を実施して終了する。
【0053】ステップS23では、施設40が設定を希
望している新たな予約枠を受け取る。なお、施設40か
ら最初に予約枠の設定を受け入れるまでは、予約可能残
数記憶部14の予約枠記憶部15に記憶されている予約
枠はゼロに設定されている。
【0054】そして、受け取った新たな予約枠が、予約
可能残数記憶部14の予約枠記憶部15に記憶されてい
る現在の予約枠より大きい場合は次のステップS25に
進む。受け取った新たな予約枠が、予約可能残数記憶部
14の予約枠記憶部15に記憶されている現在の予約枠
より小さい場合は、ステップS28に進む。
【0055】ステップS28では、受け取った予約枠に
更新すれば削減されることになる予約枠である予約枠削
減数が、現在の予約枠と予約数との差である予約可能残
数と比較され、予約枠削減数が予約可能残数以下である
場合はステップS25に進み、予約枠削減数が予約可能
残数を越える場合はその旨を予約枠登録部24の通知部
25が施設に通知するステップS29を実施して終了す
る。
【0056】ステップS25では、施設から伝達された
新たな予約枠を現在の予約枠として、予約枠登録部24
が予約可能残数記憶部14の予約枠記憶部15に記憶さ
せる。これによって、施設40から最初に予約枠の設定
を受け入れた場合には、予約可能残数記憶部14の予約
可能残数算出部17が算出する予約可能残数は予約枠記
憶部15に記憶された予約枠と等しくなり、その予約枠
が予約可能残数として予約可能残数記憶部に記憶された
ことになる。そして、更新された予約枠を予約枠登録部
24の通知部26が対応する施設40に通知して(ステ
ップS26)、終了する。
【0057】3.3 施設からの要求に対する応答の変
形例 前述した「3.2 施設からの要求に対する応答」に替
えて、以下に説明するように変形して実施するように構
成することもできる。この変形例では、施設から連絡さ
れる予約枠は、連絡する各時点で予約可能な残数である
ことを前提としている。
【0058】図3に示したステップS1において、予約
残数管理システム10に施設としてのアクセスが行われ
たと判定されると、図5にフローチャートとしても示す
以下のような予約残数管理方法を実施してもよい。
【0059】まず、予約枠登録部24が、施設40から
施設コードを受け取り(ステップS51)、その施設コ
ードがコード記憶部28の施設コード記憶部30に記憶
されている施設コードのいずれかと合致するか否かを判
定する(ステップS52)。そして、その施設コードが
コード記憶部28の施設コード記憶部30に記憶されて
いる施設コードのいずれかと合致する場合は、後続する
ステップS53に進む。施設コードが合致しないと判定
された場合には、予約枠登録部24はそのアクセスを拒
否し、その旨を通知部20を介して対応する施設40に
通知するステップS57を実施して終了する。
【0060】ステップS53では、施設40が設定を希
望している新たな予約枠を受け取る。なお、本変形例で
は、施設40から連絡される予約枠は、連絡する各時点
で予約可能な残数である。また、施設40から最初に予
約枠の設定を受け入れるまでは、予約可能残数記憶部1
4の予約枠記憶部15に記憶されている予約枠はゼロに
設定されている。
【0061】ステップS54では、施設から伝達された
新たな予約枠を現在の予約枠として、予約枠登録部24
が予約可能残数記憶部14の予約枠記憶部15に記憶さ
せる。それとともに、ステップS55として、予約可能
残数記憶部14の予約数記憶部16に記憶されている当
該施設についての予約数がゼロにリセットされる。
【0062】これによって、施設40から新たな予約枠
の設定を受け入れた場合には、予約可能残数記憶部14
の予約可能残数算出部17が算出する予約可能残数は予
約枠記憶部15に記憶された予約枠と等しくなり、その
予約枠が予約可能残数として予約可能残数記憶部に記憶
されたことになる。そして、更新された予約枠を予約枠
登録部24の通知部26が対応する施設40に通知して
(ステップS56)、終了する。
【0063】3.4 作用効果 以上のように、本実施形態に係る予約残数管理方法によ
れば、最初に予約枠登録部24が各施設40の予約枠を
予約可能残数として予約可能残数記憶部14の予約枠記
憶部15に記憶させ、ネットまたは回線を介して予約代
行業者50から予約数の要求があった場合には、予約数
引出部18は,その予約数が予約可能残数を超えない限
りその予約数を受け入れ、その予約数の分だけ予約数記
憶部14に記憶されている予約可能残数を減少させる。
したがって、予約管理をコンピュータ化していない施設
40であっても、予約可能残数が一括して管理されるた
め、複数の予約代行業者50からの予約数の要求に矛盾
なくリアルタイムで対応することができる。すなわち、
複数の予約代行業者50にブロッキングを提供した場合
のように、ある予約代行業者50には予約可能残数が残
存するのに、予約を行いたい顧客60を多く抱えた予約
代行業者50には予約可能残数がないといったことが発
生しない。
【0064】また、予約可能残数記憶部14には複数の
施設40の予約可能残数が記憶され、予約数引出部18
によってそれら各施設40の予約可能残数について前述
したような管理が行われるため、予約管理をコンピュー
タ化していない複数の施設40の予約残数管理を一括し
て行うことができる。したがって、予約代行業者50
は、この予約残数管理システム10にアクセスすること
で、複数の施設40の中から容易に予約数をリアルタイ
ムで確保することが可能となる。
【0065】4. <プログラムが記録されたコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体> 前述した予約残数管理方法は、予約残数管理システム1
0を前述したように動作させるプログラムによって実現
できる。このようなプログラムは、予約残数管理システ
ム10が備えるコンピュータ読み取り可能な記録媒体と
しての例えばハードディスクに記録されている。さら
に、このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な他
の記録媒体、例えばCD−ROM、CD−R、CD−R
W、DVD−ROM、DVD−RAM、光磁気ディス
ク、磁気ディスク、フラッシュメモリ、磁気テープなど
に記録して保存したり流通させたりし、必要なときに読
み出して、適切なハードウエアを備えたコンピュータシ
ステム上で動作させて利用することもできる。
【0066】5. <変形例> 5.1 予約残数管理システム10は、一つのコンピュ
ータを含むハードウエアによって構成されてもよいし、
複数のコンピュータを含むハードウエアで構成されてい
てもよい。
【0067】5.2 前述した実施形態においては、施
設がパソコンや携帯端末などのコンピュータシステムか
らなり、インターネットや回線などを介して予約残数管
理システム10とのやり取りをほぼリアルタイムで行う
例を示した。しかしながら、施設とのやり取りは電話や
ファックスなどを利用したオフラインのやり取りであっ
てもよい。
【0068】5.3 前述した実施形態においては、予
約代行業者としてのアクセスか施設としてのアクセスか
の判定が、予約代行業者コードまたは施設コードの受け
取りより前に行われていた。しかしながら、最初にコー
ドの受け取りを行い、そのコードと、コード記憶部28
に記憶されている予約代行者コードおよび施設コードと
を比較することによって、予約代行業者としてのアクセ
スか施設としてのアクセスかを判定するようにしてもよ
い。
【0069】5.4 本発明は前述した各実施形態に限
定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内、また
は、特許請求の範囲の均等範囲内で、各種の変形実施が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における全体構成を示す模式図であ
る。
【図2】予約残数管理システムの機能的構成を示すブロ
ック図である。
【図3】予約残数管理方法を示すフローチャートであ
る。
【図4】施設から要求があった場合の予約残数管理方法
を示すフローチャートである。
【図5】施設から要求があった場合の他の予約残数管理
方法を示すフローチャートである。
【図6】従来の予約残数管理システムにおける問題点を
示す説明図である。
【符号の説明】
10 予約残数管理システム 14 予約可能残数記憶部 15 予約枠記憶部 16 予約数記憶部 17 予約可能残数算出部 18 予約数引出部 19 予約代行業者判定部 20,26 通知部 24 予約枠登録部 25 施設判定部 28 コード記憶部 29 予約代行業者コード記憶部 30 施設コード記憶部 30 予約残数管理システム 34 メールサーバ 38 画像変換サーバ 40 施設 50 予約代行業者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 514 514

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の施設に対する複数の予約代行業者
    からのネットまたは回線を介した予約数の要求に応答す
    るコンピュータシステムを用いた予約残数管理システム
    であって、 前記各施設の予約可能残数を記憶する予約可能残数記憶
    部と、 前記予約代行業者からのネットまたは回線を介した要求
    に対応して、前記各施設について、要求された予約数が
    更新前の前記予約可能残数を超えない場合に要求された
    予約数を受け付け、受け付けた予約数分だけ前記予約可
    能残数記憶部に記憶されている予約可能残数を減少させ
    る予約数引出部とを有することを特徴とする予約残数管
    理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記予約数引出部は、前記予約数を受け付けた施設に予
    約数または当該受け付け後の予約可能残数を、前記施設
    にネットまたは回線を介して通知するための通知部を備
    えていることを特徴とする予約残数管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記予約可能残数記憶部は、 前記各施設から提供された予約枠を記憶する予約枠記憶
    部と、 各予約代行業者の前記各施設についての予約数を記憶す
    る予約数記憶部と、 前記各施設について、前記予約枠から前記予約数の総計
    を差し引いて前記予約可能残数を算出する予約可能残数
    算出部とを備え、 前記予約数引き出し部は、受け付けた前記予約数を前記
    予約数記憶部に追加記憶させることを特徴とする予約残
    数管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記各施設からの連絡に対応して前記予約枠の設定また
    は変更を行う予約枠登録部をさらに有することを特徴と
    する予約残数管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかにお
    いて、 前記各予約代行業者に固有な予約代行業者コードを記憶
    する予約代行業者コード記憶部を備えるコード記憶部を
    さらに有し、 前記予約数引出部は、前記予約代行業者から予約代行業
    者コードを受け取り、当該予約代行業者コードが前記予
    約代行業者コード記憶部に記憶されている予約代行業者
    コードのいずれかと合致するか否かを判定する予約代行
    業者判定部を備え、当該予約代行業者判定部が合致する
    と判定した場合にのみ前記予約数の受け付けを行うこと
    を特徴とする予約残数管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記コード記憶部は、前記各施設に固有な施設コードを
    記憶する施設コード記憶部をさらに備え、 前記予約枠登録部は、前記各施設から施設コードを受け
    取り、当該施設コードが前記施設コード記憶部に記憶さ
    れている施設コードのいずれかと合致するか否かを判定
    する施設判定部を備え、当該施設判定部が合致すると判
    定した場合にのみ前記予約枠の設定または変更を行うこ
    とを特徴とする予約残数管理システム。
  7. 【請求項7】 複数の施設に対する複数の予約代行業者
    からのネットまたは回線を介した予約数要求に応答する
    コンピュータシステムを用いた予約残数管理方法であっ
    て、 予約枠登録部が、前記各施設の予約枠を予約可能残数と
    して予約可能残数記憶部に記憶させる予約枠設定過程
    と、 予約数引出部が、前記予約代行業者からのネットまたは
    回線を介した要求に対応して、前記各施設について、前
    記予約数が更新前の前記予約可能残数を超えない場合に
    予約数を受け付け、受け付けた前記予約数分だけ前記予
    約可能残数記憶部に記憶されている予約可能残数を減少
    させる予約数受付過程とを有することを特徴とする予約
    残数管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記予約数引出部が、前記予約代行業者から予約代行業
    者コードを受け取り、当該予約代行業者コードが前記コ
    ード記憶部に記憶されている予約代行業者コードのいず
    れかと合致するか否かを判定する予約代行業者判定過程
    を有し、 前記予約数受付過程は、前記予約代行業者判定過程にお
    いて予約代行業者コードが合致する場合にのみ実施され
    ることを特徴とする予約残数管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8において、 前記予約数受付過程において受け付けた施設の予約数ま
    たは当該受け付け後の予約可能残数を、前記予約数引出
    部が前記施設にネットまたは回線を介して通知する通知
    過程をさらに有することを特徴とする予約残数管理方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項7ないし請求項9のいずれかに
    おいて、 前記施設からの要求に対応して、前記予約枠登録部が前
    記予約枠を変更して前記予約可能残数記憶部に記憶させ
    る予約枠変更過程をさらに有することを特徴とする予約
    残数管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記予約枠登録部が、前記施設から施設コードを受け取
    り、当該施設コードが前記コード記憶部に記憶されてい
    る施設コードのいずれかと合致するか否かを判定する施
    設判定過程を有し、 前記予約枠設定過程および前記予約枠変更過程は、前記
    施設判定過程において施設コードが合致する場合にのみ
    実施されることを特徴とする予約残数管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 前記予約枠変更過程において、前記予約枠登録部は前記
    予約可能残数を超える予約枠の削減となる場合は前記施
    設からの前記予約枠の変更要求を受け付けないことを特
    徴とする予約残数管理方法。
  13. 【請求項13】 複数の施設に対する複数の予約代行業
    者からのネットまたは回線を介した予約数要求に応答す
    る予約残数管理をコンピュータシステムに実行させる予
    約残数管理プログラムであって、 予約枠登録部が、前記各施設の予約枠を予約可能残数と
    して予約可能残数記憶部に記憶させる予約枠設定過程
    と、 予約数引出部が、前記予約代行業者からのネットまたは
    回線を介した要求に対応して、前記各施設について、前
    記予約数が更新前の前記予約可能残数を超えない場合に
    予約数を受け付け、受け付けた前記予約数分だけ前記予
    約可能残数記憶部に記憶されている予約可能残数を減少
    させる予約数受付過程とをコンピュータシステムに実行
    させることを特徴とする予約残数管理プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記予約数引出部が、前記予約代行業者から予約代行業
    者コードを受け取り、当該予約代行業者コードが前記コ
    ード記憶部に記憶されている予約代行業者コードのいず
    れかと合致するか否かを判定する予約代行業者判定過程
    を有し、 前記予約数受付過程は、前記予約代行業者判定過程にお
    いて予約代行業者コードが合致する場合にのみ実施され
    ることを特徴とする予約残数管理プログラム。
  15. 【請求項15】 請求項13または請求項14におい
    て、 前記予約数受付過程において受け付けた施設の予約数ま
    たは当該受け付け後の予約可能残数を、前記予約数引出
    部が前記施設にネットまたは回線を介して通知する通知
    過程をさらに有することを特徴とする予約残数管理プロ
    グラム。
  16. 【請求項16】 請求項13ないし請求項15のいずれ
    かにおいて、 前記施設からの要求に対応して、前記予約枠登録部が前
    記予約枠を変更して前記予約可能残数記憶部に記憶させ
    る予約枠変更過程をさらに有することを特徴とする予約
    残数管理プログラム。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記予約枠登録部が、前記施設から施設コードを受け取
    り、当該施設コードが前記コード記憶部に記憶されてい
    る施設コードのいずれかと合致するか否かを判定する施
    設判定過程を有し、 前記予約枠設定過程および前記予約枠変更過程は、前記
    施設判定過程において施設コードが合致する場合にのみ
    実施されることを特徴とする予約残数管理プログラム。
  18. 【請求項18】 請求項16において、 前記予約枠変更過程において、前記予約枠登録部は前記
    予約可能残数を超える削減となる場合は前記施設からの
    前記予約枠の変更要求を受け付けないことを特徴とする
    予約残数管理プログラム。
  19. 【請求項19】 請求項13ないし請求項18のいずれ
    かに記載の予約残数管理プログラムを記録したことを特
    徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013105469A (ja) * 2011-11-17 2013-05-30 Kazumitsu Kozakura バスの座席在庫の管理装置、およびバスの座席予約システム。
JP2021135617A (ja) * 2020-02-25 2021-09-13 セイコーソリューションズ株式会社 処理装置及び注文管理システム

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JP2013105469A (ja) * 2011-11-17 2013-05-30 Kazumitsu Kozakura バスの座席在庫の管理装置、およびバスの座席予約システム。
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