JP2005141644A - データ保管の管理を行う情報処理装置、データ管理方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

データ保管の管理を行う情報処理装置、データ管理方法、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 データの一時保管を伴う状況にも対応してサービス提供のコストを最小ならしめる。
【解決手段】 入力インターフェイスよりデータ保管依頼を受け付けて、当該データ保管依頼が含む保管データサイズと、データセンタテーブルとに基づき、当該データ保管依頼対象のデータを保管データサイズ以上の空き容量を有するデータセンタに格納するケースを検索する保管ケース検索部11と、データセンタテーブルと保管データサイズとに基づき、前記ケース毎に必要とされる保管コストを算定する保管コスト算定部13と、データ保管テーブルに基づき、前記ケース毎に必要とされる違約コストを算定する違約コスト算定部15と、前記ケース毎の総コストを算定し、当該総コストが最小となるケースに則した該当データセンタへのデータ格納を行うか、または該当データセンタへの保管依頼を行う、ケース選択部16とを備えることを特徴とする情報処理装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顧客の依頼に基づきデータの保管を行なう方法および情報処理装置、ならびにプログラム、記録媒体に関し、特にサービス提供コストに従ってデータの保管先を自動的に選択する技術に関する。
大容量ネットワークの普及に伴い、企業や個人(以下、ユーザと表記する)がネットワークを通じてサービスプロバイダやデータセンタの提供するサービスを利用する機会が増えてきた。更に最近では、数多く設立されたサービスプロバイダやデータセンタがお互い連携し合い、サービスの補完や運営の効率化を図っている。
例えば、ユーザにサービスを提供しているサービスプロバイダが、データの保管の目的でデータセンタを利用することで、サービスプロバイダはデータ容量の変化に対して、容易に対応することを可能としている。
このような技術例として例えば、 第1のネットワークと、この第1のネットワークに接続された複数のサービスプロバイダからなるサービスプロバイダ群と、前記第1のネットワークに接続されサービスコンテンツを収容したデータセンタと、第2のネットワークと、この第2のネットワークを介して前記サービスプロバイダの何れかに接続されたユーザの端末とを備え、前記ユーザからのアクセスに応じて、前記データセンタに収容されているサービスコンテンツを前記第1および第2のネットワーク経由で前記ユーザの端末にダウンロードするデータ管理システムにおいて、(a)前記データセンタは、一意のアドレスが付与された通信装置と、この通信装置に接続されたスイッチと、このスイッチに接続され前記サービスコンテンツを格納したデータストレージ装置と、前記スイッチに接続され前記サービスコンテンツを管理するデータ管理サービスサーバとを有し、(b)前記サービスプロバイダは、一意のアドレスが付与された通信装置と、この通信装置に接続され前記第1のネットワークと前記サービスプロバイダ内の通信プロトコルの相互変換を行う通信アダプタと、この通信アダプタに接続されたシステムバスと、このシステムバスに接続され前記第1および第2のネットワーク経由で前記サービスコンテンツの更新およびダウンロードを管理するサービスサーバとを有することを特徴とするデータ管理システム(特許文献1参照)などがあげられる。
特開2002−32333号公報
しかしながら、かかる従来の方法においては、次のような問題がある。すなわち、サービスを提供するにあたり、データセンタのサーバ構成、センタ設備のセキュリティレベルや障害復旧時間などといった保管レベルが考慮されていないため、ユーザが要求するデータの保管レベルに応じたサービスを提供することが困難であった。
特に、処理待ちのデータを一時保管するなどデータ容量が非定常的に変化する場合には、サービス専用の領域を常に確保することは非効率的であるため、必要時に動的な領域確保を行なうことが想定される。その場合、データセンタの空き容量によっては他のデータセンタにデータを保管したり、現状保管しているデータを移動させて領域を確保したりするケースも想定され、ユーザが要求するデータの保管レベルに応じたサービス提供がますます困難なものとなる。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、データの一時保管を伴う状況にも対応してサービス提供のコストを最小ならしめる、データ保管の管理を行う情報処理装置、データ管理方法、プログラム、および記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の情報処理装置は、データ保管の管理を行う情報処理装置であって、データセンタ毎に、可用性、セキュリティ強度、性能、正確性、および設備頑強性の少なくともいずれかの情報を含む保管レベルと、保管コストと、総容量と、空き容量とを記録したデータセンタテーブルと、データ保管を受け付けたデータ毎に、要求される保管レベルと、当該保管レベルを違えた場合の違約コストとを記録したデータ保管テーブルと、入力インターフェイスよりデータ保管依頼を受け付けて、当該データ保管依頼が含む保管データサイズと、前記データセンタテーブルとに基づき、当該データ保管依頼対象のデータを保管データサイズ以上の空き容量を有するデータセンタに格納するケースを検索する保管ケース検索部と、前記データセンタテーブルと前記保管データサイズとに基づき、前記ケース毎に必要とされる保管コストを算定する保管コスト算定部と、前記データ保管テーブルに基づき、前記ケース毎に必要とされる違約コストを算定する違約コスト算定部と、前記ケース毎の総コストを算定し、当該総コストが最小となるケースに則した該当データセンタへのデータ格納を行うか、または該当データセンタへの保管依頼を行う、ケース選択部と、を備えることを特徴とする。
また、データセンタ毎に、可用性、セキュリティ強度、性能、正確性、および設備頑強性の少なくともいずれかの情報を含む保管レベルと、保管コストと、総容量と、空き容量とを記録したデータセンタテーブルと、データ保管を受け付けたデータ毎に、要求される保管レベルと、当該保管レベルを違えた場合の違約コストとを記録したデータ保管テーブルと、を備える情報処理装置によりデータ保管の管理を行う方法であって、入力インターフェイスよりデータ保管依頼を受け付けて、当該データ保管依頼が含む保管データサイズと、前記データセンタテーブルとに基づき、当該データ保管依頼対象のデータを保管データサイズ以上の空き容量を有するデータセンタに格納するケースを検索するステップと、前記データセンタテーブルと前記保管データサイズとに基づき、前記ケース毎に必要とされる保管コストを算定するステップと、前記データ保管テーブルに基づき、前記ケース毎に必要とされる違約コストを算定するステップと、前記ケース毎の総コストを算定し、当該総コストが最小となるケースに則した該当データセンタへのデータ格納を行うか、または該当データセンタへの保管依頼を行うステップと、を備えることを特徴とするデータ保管方法にかかる。
更に、データセンタ毎に、可用性、セキュリティ強度、性能、正確性、および設備頑強性の少なくともいずれかの情報を含む保管レベルと、保管コストと、総容量と、空き容量とを記録したデータセンタテーブルと、データ保管を受け付けたデータ毎に、要求される保管レベルと、当該保管レベルを違えた場合の違約コストとを記録したデータ保管テーブルと、を備える情報処理装置にデータ保管の管理を実行させるプログラムであって、入力インターフェイスよりデータ保管依頼を受け付けて、当該データ保管依頼が含む保管データサイズと、前記データセンタテーブルとに基づき、当該データ保管依頼対象のデータを保管データサイズ以上の空き容量を有するデータセンタに格納するケースを検索するステップと、前記データセンタテーブルと前記保管データサイズとに基づき、前記ケース毎に必要とされる保管コストを算定するステップと、前記データ保管テーブルに基づき、前記ケース毎に必要とされる違約コストを算定するステップと、前記ケース毎の総コストを算定し、当該総コストが最小となるケースに則した該当データセンタへのデータ格納を行うか、または該当データセンタへの保管依頼を行うステップと、を備えることを特徴とするデータ保管プログラムにかかる。このプログラムは、前記各ステップの動作を行うためのコードから構成されている。
また、データ保管プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体にかかる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、データの一時保管を伴う状況にも対応してサービス提供のコストを最小ならしめる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態を実現するためのシステム構成図である。同図に示すように、ユーザ端末100、ユーザ端末100からのサービス提供依頼を受け付ける受付センタ200、受付センタ200で受け付けたサービスの処理を実行する処理センタ410〜4n0(nは自然数)および、処理センタ410〜4n0(nは自然数)で処理するデータを保管する保管センタ510〜5m0(mは自然数)が、ネットワーク700で接続されている。
本発明の情報処理装置50としては、前記受付センタ200および処理センタ410〜4n0が一体に稼働するシステムを想定できる。また、データ保管先としては保管センタ510〜5m0を想定できる。この保管センタのみをもってデータセンタ51とすることもできる一方で、前記3つのセンタを含むシステムをデータセンタと総称することもできる。
したがって、システム構成の態様に応じて前記いずれかのセンタが、本発明の情報処理装置の有する機能のうち各自の担う役割に応じたプログラムをメモリに格納し、演算装置により読み出して実行するものとする。また、ネットワーク700等を介して、ユーザ端末100等の外部装置と接続してデータ授受を実行したり、データ入出力を行う入出力インターフェイスを備えるものとする。
前記プログラムを集約したプログラム群10を図1中に示す。このプログラム群10は、上記したように、各センタが用いるプログラムから構成される。そのプログラムとは、例えば、入力インターフェイスよりデータ保管依頼を受け付けて、当該データ保管依頼が含む保管データサイズと、データセンタテーブル(後述:保管センタ情報220)とに基づき、当該データ保管依頼対象のデータを保管データサイズ以上の空き容量を有するデータセンタに格納するケースを検索する保管ケース検索部11と、既に保管している他データを他データセンタに移動させることでデータ保管依頼対象のデータをデータセンタに格納するケースを検索する移動ケース検索部12とがある。
また他に、前記データセンタテーブルと前記保管データサイズとに基づき、前記ケース毎に必要とされる保管コストを算定する保管コスト算定部13と、前記データ移動コストテーブル(後述:データ移動コスト情報240)と前記保管データサイズとに基づき、前記ケース毎に必要とされるデータ移動コストを算定する移動コスト算定部14と、前記データ保管テーブル(後述:データ保管レベル情報250)に基づき、前記ケース毎に必要とされる違約コストを算定する違約コスト算定部15とがある。
更に、前記ケース毎の総コストを算定し、当該総コストが最小となるケースに則した該当データセンタへのデータ格納を行うか、または該当データセンタへの保管依頼を行う、ケース選択部16がある。
本実施形態において本発明の情報処理装置として主たる役割を担う前記受付センタ200は、サービス管理部310およびセンタ管理部320を備える。サービス管理部310は、サービス受付情報210、保管ケース情報230の読み出しと更新を行なうものである。他方、センタ管理部320は、保管センタ情報220、データ移動コスト情報240、データ保管レベル情報250の読み出しと更新を行なうものである。
続いて、前記受付センタ200が備えるテーブル類について詳細に説明していく。図5は、サービス受付情報210のテーブル構成図である。サービス受付情報210は、ユーザ端末100から受け付けたサービス要求を保存するものであり、サービス名211、データ名212、データ量213、状態214、および保管センタ名215で構成される。
ここでサービス名211は、サービス管理部310がユーザ端末100から受け付けたサービス提供依頼の内容を一意に特定するための情報である。また、データ名212は、提供依頼を受けた前記サービス名211で特定されるサービスにおいて処理を行なうデータを特定するための情報である。また、データ量213は、前記データ名212で特定されるデータを保管センタ510〜5m0(mは自然数)に保管する際に必要な容量を保存するものである。更に、状態214は、提供依頼を受けた前記サービス名211で特定されるサービスの処理の進行状況を示す。
本実施の形態において、前記状態214は、「受付中」、「受付済」の2つの値をとることとする。「受付中」はサービス管理部310がサービス提供依頼を受け付けているが、当該サービスで処理をするデータの保管先の保管センタ510〜5m0(mは自然数)が決定していない状態を示す。一方、「受付済」ははサービス管理部310がサービス提供依頼を受け付けた後、当該サービスで処理をするデータの保管先の保管センタ510〜5m0(mは自然数)が決定した状態を示す。
また、保管センタ名215は、前記データ名212で特定されるデータを保管する保管センタ510〜5m0(mは自然数)を一意に特定するための情報である。
図6は、保管センタ情報220のテーブル構成図である。保管センタ情報220は、保管センタ510〜5m0(mは自然数)の情報を保存するものであり、本発明における、データセンタ毎に、可用性、セキュリティ強度、性能、正確性、および設備頑強性の少なくともいずれかの情報を含む保管レベルと、保管コストと、総容量と、空き容量とを記録したデータセンタテーブルとなる。この保管センタ情報220は、保管センタ名221、保管レベル222、単位保管コスト223、容量224、および空き容量225で構成される。
保管センタ名221は、保管センタ510〜5m0(mは自然数)を一意に特定するための情報である。また、保管レベル222は、前記保管センタ名221で特定された保管センタ510〜5m0(mは自然数)において提供可能なデータ保管のレベルを規定するものである。一般的に保管レベル222を決定する項目としては、処理センタの耐震性などの設備、データおよび通信ネットワークの暗号化、データの冗長化など様々あるが、本発明ではレベルの決定方法は問題ではなく、保管センタ510〜5m0(mは自然数)において提供可能なデータ保管のレベルの上下を規定することにある。そこで、本実施の形態において、保管レベル222はレベルの高い順に「レベルA」、「レベルB」…「レベルX」で示されるものとする。
また、単位保管コスト223は、前記保管センタ名221で特定された保管センタ510〜5m0(mは自然数)においてデータを保管する場合に必要となる単位データ量当たりのコストを規定するものである。例えば図5の2行目に示すデータ名212が「データB」であるデータを、図6の2行目に示す保管センタ名221が「保管センタA」である保管センタに保存する場合の保管コストは、データBのデータ量213である「7」と、保管センタAの単位保管コスト223である「10」を乗算することにより、「70」と算出される。
更に、容量224は、前記保管センタ名221で特定された保管センタ510〜5m0(mは自然数)において保管することが可能な最大容量を規定するものである。また、空き容量225は、前記保管センタ名221で特定された保管センタ510〜5m0(mは自然数)において、容量224から現在保存されているデータ量を差し引いた、現在保存可能なデータ量を保存するものである。
図7は、サービス提供コスト情報230のテーブル構成図である。サービス提供コスト情報230は、サービス提供の手順と前記各手順におけるコストの算出結果を保存するものであり、提供ケース231、提供手順232、移動コスト233、保管コスト234、違約コスト235、および総コスト236で構成される。
前記提供ケース231は、サービス管理部310で受け付けたサービスを提供するにあたって、データの移動先や保管先によって1つ以上の提供パターンが考えられる場合、各提供パターンを一意に特定するための情報である。
また、提供手順232は、前記提供ケース231で特定された提供パターンを実行するための実行手順を保存するものである。
本実施の形態では、図5の3行目のサービスAを提供する場合の、提供ケース231、提供手順232を示している。これによると、サービスAを提供するには、「ケース1」、「ケース2」、「ケース3」の3つの提供ケース231があることを示している。また、「ケース1」を実行するためには、「データBを保管センタBへ移動、保管」、「データAを保管センタAへ保管」の2つの手順が必要なことを示している。
移動コスト233は、提供手順232を実行する際に、データ移動に対して必要なコストを保存するものである。また、保管コスト234は、提供手順232を実行する際に、データ保管に対して必要なコストを保存するものである。
違約コスト235は、提供手順232を実行する際に、保管に必要な保管レベルを提供できない場合に必要なコストを保存するものである。また、総コスト236は、移動コスト233、保管コスト234、違約コスト235を提供ケース231毎に合計した値を保存するものである。
図8は、データ移動コスト情報240のテーブル構成図である。データ移動コスト情報240は、保管センタ510〜5m0(mは自然数)間でデータを移動する場合に必要なコストを保存するものである。このように、保管センタ間のデータ移動コストを予め登録することにより、保管センタの空き容量や使用状況によって、データの保管レベルが満たせる保管センタが利用できない場合、既に保存しているデータを他の保管センタに移動することにより必要領域を確保する場合などに発生する移動コストを含め、サービス提供コストを算出することが可能となる。つまり、本発明におけるデータセンタ間でのデータ移動に際する単位移動コストを記録したデータ移動コストテーブルとなる。
前記データ移動コスト情報240は、移動元保管センタ名241、移動先保管センタ名242、単位移動コスト243で構成される。また、移動元保管センタ名241は、データを移動する場合に、移動前に保存されている保管センタ510〜5m0(mは自然数)を一意に特定するための情報である。
移動先保管センタ名242は、データを移動する場合に、移動後に保存される保管センタ510〜5m0(mは自然数)を一意に特定するための情報である。
また、単位移動コストは、データを移動元保管センタ241から移動先保管センタ242へ移動させる場合に必要な単位容量当たりのコストを規定するものである。例えば図5の2行目に示すデータ名212が「データB」であるデータを、図7の2行目に示す移動元保管センタ名241が「保管センタA」である保管センタから移動元保管センタ名242が「保管センタB」である保管センタに移動する場合の移動コストは、データBのデータ量213である「7」と、保管センタBから保管センタAへの単位移動コスト243である「10」を乗算することにより、「70」と算出される。
図9は、データ保管レベル情報250のテーブル構成図である。データ保管を受け付けたデータ毎に、要求される保管レベルと、当該保管レベルを違えた場合の違約コストとを記録したデータ保管テーブルである。本発明においては、データの保管センタが提供できる保管レベルを予め登録しておく。保管レベルの例としては、レベルAは「センタの耐震強度(設備頑強性):M9、可用性:99.99%、ネットワーク(セキュリティ強度):128bit SSL」、レベルBは「センタの耐震強度:M8、可用性99%、ネットワーク:40bit SSL」などとった具合に、センタの提供できる保管レベルの高低を定義するものである。
また、サービス提供にあたりデータの保管に必要な保管レベルおよび保管レベルが達成されなかった場合の違約コストを予め登録しておく。この違約コストは、実際に支払う違約金額、違約時の社会的信用度を失うリスクなどを数値化したものである。このように、保管センタの保管レベル、データの保管レベル、違約コストを定義することで、保管センタの空き容量や使用状況によって、データの保管レベルが満たせる保管センタが利用できない場合を含めて、保管に必要なサービス提供コストを最小化し、リスクを最小化する保管先を選択することが可能となる。
前記データ保管レベル情報250は、サービス名251、処理センタ名252、データ名253、保管レベル254、違約コスト255で構成される。また、サービス名251は、サービス管理部310で受け付けることができるサービスを一意に特定する情報である。
処理センタ名252は、サービス名251で示すサービスの処理を実行する処理センタ410〜4n0(nは自然数)を一意に特定する情報である。また、データ名253は、処理センタ名252で示す処理センタ410〜4n0(nは自然数)において処理を行なうデータを一意に特定する情報である。
保管レベル254は、データ名253で示すデータを保管センタ510〜5m0(mは自然数)する場合に、必要とされる保管センタ510〜5m0(mは自然数)の保管レベル222を示す。
また、違約コスト255は、データ名253で示すデータを保管センタ510〜5m0(mは自然数)する場合に、保管レベル254で示す保管レベルを提供できなかった場合に発生するコストを規定するものである。ここでは例として、図9の2行目に示すデータAを保管する場合を考えることにする。データAの保管レベル254は「レベルA」であるので、保管センタ510〜5m0(mは自然数)の保管レベル222も「レベルA」以上である必要がある。ここで、図6を見ると保管レベル222が「レベルA」以上であるのは、2行目の「保管センタA」と3行目の「保管センタB」である。仮に保管レベル222が「保管レベルA」を下回る「保管センタM」で「データA」を保管する場合は、保管レベル254の保管レベルを提供できていないので、違約コスト255が「10,000」発生することになる。
なお、前記ネットワーク700に関しては、インターネットやLANの他、専用回線やWAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPNなど仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。
次に、図2〜4の各フロー図および前記図5〜9を引用しながら、本実施形態の処理動作を説明する。本実施形態においては、例として前記受付センタ200が情報処理装置としての処理を主に実行するものとする。よって、受付センタ200が以下の処理を実行する。
受付センタ200におけるサービス管理部310は、ユーザ端末100からサービス提供依頼を受け付け、サービス受付情報210に登録する(ステップ10100)。図5の3行目の例では、サービス管理部310はサービス名211が「サービスA」の提供依頼を受け付け、同時にデータ名212が「データA」をデータ量213が「10」であるデータを受信したことを示す。この時、保管センタ名215はまだ決まっていないので空欄とし、更に状態214は「受付中」とする。
また、サービス管理部310は、サービス提供にあたり、前記ステップ10100で受信したデータを保管するパターンを全て検索し、サービス提供コスト情報230に登録する(ステップ10200)。ここでの処理詳細は、図3のサービス提供ケースの検索フロー図を元に説明する。
まずセンタ管理部320が、前記ステップ10100で受け付けたデータの保管先の保管センタ510〜5m0(mは自然数)を検索する(ステップ10201)。具体的には、センタ管理部320が、保管センタ情報220の先頭にある保管センタ名221を検索する。図6の例では、データ保管先の保管センタとして2行目の「保管センタA」が検索される。
次に、サービス管理部310が、前記ステップ10201またはステップ10209で検索された保管センタの容量224と、前記ステップ10100で受信したデータ量213とを比較し、保管センタの容量224よりデータ量213が大きい場合はステップ10209へ処理を進め、保管センタの容量224がデータ量213以上の場合はステップ10203へ処理を進める(ステップ10202)。図6の例では、ステップ10201で検索された「保管センタA」は容量224が「12」であり、データAのデータ量213「10」以上であるので、ステップ10203へ進む。
また、サービス管理部310が、前記ステップ10201またはステップ10209で検索された保管センタの空き容量225と、ステップ10100で受信したデータ量213とを比較し、保管センタの空き容量225よりデータ量213が大きい場合はステップ10210へ処理を進め、保管センタの空き容量225がデータ量213以上の場合はステップ10204へ処理を進める(ステップ10203)。図6の例では、ステップ10201で検索された「保管センタA」は空き容量224が「5」であり、データAのデータ量213「10」の方が大きいので、ステップ10204へ進む。すなわち、データAは保管センタAにこのままの状態で保存することができないが、現在保管センタAに保存されているデータを他の保管センタに移動することにより、データAを保管センタAへ保存することが可能であることを示している。
続いて、前記ステップ10201またはステップ10209で検索された保管センタに現在保管されているデータを検索し、当該データの移動先の保管センタ510〜5m0(mは自然数)を検索する(ステップ10204)。具体的には、センタ管理部320は、保管センタ情報220のうち、ステップ10203では、ステップ10201またはステップ10209で検索された保管センタを除いて先頭にある保管センタ名221を検索する。図5の例より保管センタAに保管されているデータとしてデータBが検索される。すなわち、当該データBが移動対象のデータである。また図6の例では、データ移動先の保管センタとして3行目の「保管センタB」が検索される。
また、サービス管理部310は、ステップ10204またはステップ10208で検索された保管センタの容量224と、ステップ10204で移動対象として検索されたデータのデータ量213とを比較し、保管センタの容量224よりデータ量213が大きい場合はステップ10208へ処理を進め、保管センタの容量224がデータ量213以上の場合はステップ10206へ処理を進める(ステップ10205)。図6の例では、ステップ10201で検索された「保管センタB」は容量224が「8」であり、データBのデータ量213「7」以上であるので、ステップ10206へ進む。
続いて、ステップ10204またはステップ10208で検索された保管センタの空き容量225と、ステップ10204で移動対象として検索されたデータのデータ量213とをサービス管理部310が比較し、保管センタの空き容量225よりデータ量213が大きい場合はステップ10208へ処理を進め、保管センタの空き容量225がデータ量213以上の場合はステップ10206へ処理を進める(ステップ10206)。図6の例では、ステップ10201で検索された「保管センタB」は空き容量225が「8」であり、ステップ10204で移動対象として検索されたデータであるデータBのデータ量213「7」以上であるので、ステップ10207へ進む。すなわち、データBは保管センタBへの移動および保管が可能であることを示している。
また、サービス管理部310が、ステップ10203およびステップ10206で保管先の決まったデータの情報をサービス提供コスト情報に保存する(ステップ10207)。具体的には、ステップ10206でデータBを保管センタBに移動および保存することが決定したので提供手順232へ保存する。図7の2行目が前記手順の保存結果である。また、ステップ10203でデータAを保管センタAに保存することが決定したので提供手順232へ保存する。図7の3行目が前記手順の保存結果である。全ての提供手順232を保存した後、前記手順が一連の提供ケースであることを識別するために、提供ケース231に提供ケース名を保存する。図7の例では、「ケース1」としている。
センタ管理部320は、ステップ10204で検索したデータ移動先の保管センタの他にデータ移動先の保管センタが存在するか検索し、存在すればステップ10205へ、存在しない場合はステップ10209へ移動する(ステップ10208)。具体的には、ステップ10204ではセンタBが検索されたので、センタ管理部320は、保管センタ名221より保管センタBの次の保管センタとして保管センタMが存在するのでステップ10205へ移動する。
また、ステップ10201で検索したデータ移動先の保管センタの他にデータ保管先の保管センタが存在するか検索し、存在すればステップ10202へ、存在しない場合はステップ10300へ移動する(ステップ10209)。具体的には、ステップ10201ではセンタAが検索されたので、センタ管理部320は、保管センタ名221より保管センタAの次の保管センタとして保管センタBが存在するのでステップ10202へ移動する。
他方、サービス管理部310が、ステップ10207同様、ステップ10203で保管先の決まったデータの情報をサービス提供コスト情報に保存する(ステップ10210)。
また、ステップ10200で検索した全てのサービス提供ケース231に対し、サービス提供時に必要なコストを算出し最適なサービス提供ケースを選択する(ステップ10300)。詳細は、図4のサービス提供コストの算出フロー図を元に説明する。
サービス管理部310は、サービス提供情報230より、先頭にある提供ケース231を検索する(ステップ10301)。図7の例では、提供ケース231として2行目の「ケース1」が検索される。
また、サービス提供情報230よりステップ10301またはステップ10308で検索された提供ケース231の中で、先頭にある提供手順232を検索する(ステップ10302)。図7の例では、提供手順232として2行目の「データBを保管センタBに移動、保管」が検索される。
更に、ステップ10302またはステップ10306で検索された提供手順232の保管コスト234を算出する(ステップ10303)。図7の2行目の例では、提供手順232よりデータBを保管センタBに保管する場合の保管コスト234を算出する。ここで、サービス管理部310は、サービス受付情報210よりデータ名212が「データB」である情報のデータ量213を検索する。図5の例では2行目のデータ量「7」が検索される。また、同時にサービス管理部310は、保管センタ情報220より保管センタ名221が「保管センタB」である情報の単位保管コスト223を検索する。図6の例では3行目の単位保管コスト「20」が検索される。ここで、保管コスト234は、前記データ量213「7」および、単位保管コスト223「20」の乗算することにより「140」と算出される。
また、ステップ10302またはステップ10306で検索された提供手順232の移動コスト233を算出する(ステップ10304)。図7の2行目の例では、提供手順232よりデータBを保管センタBに保管する場合の保管コスト234を算出する。ここで、サービス管理部310は、サービス受付情報210よりデータ名212が「データB」である情報の保管センタ名215を検索する。保管センタ名215が指定されていない場合は、新規保存であり保管センタ間のデータ移動は発生しないので、移動コスト233を「0」としステップ10305へ進む。また、保管センタ名215に値が指定されていた場合は、提供手順232で指定している保管センタ名と比較する。両者が同一である場合は、保管センタ間のデータ移動は発生しないので、移動コスト233を「0」としステップ10305へ進む。両者が異なる場合は、保管センタ間のデータ移動が発生する。図5の例では、2行目の「保管センタA」が検索され、図7の2行目の提供手順232の「保管センタB」と異なる。すなわち、本例では「データB」を「保管センタA」から「保管センタB」へ移動することを示している。
次に、サービス管理部310はデータ移動コスト情報240を検索し、単位移動コスト243を検索する。図7の2行目の提供手順232の例では、「データB」を「保管センタA」から「保管センタB」へ移動するので、データ移動コスト情報240より、移動元保管センタ名241が「保管センタA」、移動先保管センタ名242が「保管センタB」であるものを検索すると、2行目の単位移動コスト243が「10」という検索結果を得る。移動コスト233は、データ量213と単位移動コスト243を乗算することにより算出される。図7の2行目の提供手順232の例では、データ量213は「7」と単位移動コスト243は「10」であるので、移動コスト233は「70」と算出される。
更に、ステップ10302またはステップ10306で検索された提供手順232の移動コスト235を算出する(ステップ10305)。まず、サービス管理部310は保管センタ情報220より提供手順232で示される保管センタが提供可能な保管レベル222を検索する。次に、サービス管理部310は、データ保管レベル情報250より提供手順232で示されるデータの保管に必要な保管レベル254を検索する。
また、当該保管レベル222と保管レベル254を比較する。保管レベル222の方が保管レベル254以上である場合、データ保管に必要な保管レベル254を保管センタが提供可能な保管レベルが満たしているので、違約コスト235は「0」である。しかし、保管レベル222の方が保管レベル254より低い場合、データ保管に必要な保管レベル254を保管センタが提供可能な保管レベルが満たしていないので、違約コスト255で示される違約コスト235コストが発生する。
図7の2行目の提供手順232の例では、「保管センタB」が提供できる保管レベル222を保管センタ情報220より検索し、図6の3行目に示される「レベルA」が得られる。次に、「データB」の保管に必要な保管レベル254は「レベルA」であるので、データ保管に必要な保管レベル254を保管センタが提供可能な保管レベルが満たしていることになり、違約コスト235は「0」となる。
続いて、サービス管理部310は、ステップ10301またはステップ10308で検索された提供ケース231において、ステップ10302またはステップ10306で検索された提供手順232の次の提供手順232が存在するか、サービス提供コスト情報230を検索し、次の提供手順232が存在する場合はステップ10303へ、次の提供手順232が存在しない場合はステップ10307へ移動する(ステップ10306)。図7の2行目の提供手順232の例では、提供ケース231が「ケース1」内において、次の3行目に「データAを保管センタAへ保管」という提供手順が存在するので、ステップ10303へ移動する。
また、10301またはステップ10308で検索された提供ケース231の移動コスト233、保管コスト234、違約コスト235を合計し、総コスト236を算出する(ステップ10307)。更に、ステップ10301またはステップ10308で検索された提供ケース231の次の提供ケース231が存在するか、サービス管理部310がサービス提供コスト情報230を検索し、次の提供ケース231が存在する場合はステップ10302へ、次の提供ケース231が存在しない場合はステップ10309へ移動する(ステップ10308)。
そして最終的に、サービス管理部310が、サービス提供コスト情報230において、総コスト236が最小となる提供ケース231を検索する(ステップ10309)。図7の例では、「ケース1」の総コストが最小となる。この総コスト最小となるケースについて、当該ケースに則した該当データセンタへのデータ格納を行うか、または該当データセンタへの保管依頼を行うことで、保管処理の全体は終了する。
以上述べたように、本発明によれば、データ保管に必要な保管レベルを提供できない場合の違約コスト、保管センタ間でデータ移動が必要になった場合の移動コスト等のサービス提供コストに基づき、サービス提供に必要なコストおよびリスクを最小にするデータセンタを特定可能となる。
つまり、データの一時保管を伴う状況にも対応してサービス提供のコストを最小ならしめるのである。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本発明の実施の形態を実現するための受付センタのモジュール構成を含むデータ保管システムの全体構成図である。 本発明の実施の形態を示す処理フロー図である。 図2のステップ10200の詳細処理フロー図である。 図2のステップ10300の詳細処理フロー図である。 サービス受付情報210のテーブル構成図である。 保管センタ情報220のテーブル構成図である。 サービス提供コスト情報230のテーブル構成図である。 データ移動コスト情報240のテーブル構成図である。 データ保管レベル情報250のテーブル構成図である。
符号の説明
10 プログラム群
11 保管ケース検索部
12 移動ケース検索部
13 保管コスト算定部
14 移動コスト算定部
15 違約コスト算定部
16 ケース選択部
50 情報処理装置
100 ユーザ端末
200 受付センタ
210 サービス受付情報
220 保管センタ情報、データセンタテーブル
230 サービス提供コスト情報
240 データ移動コスト情報、データ移動コストテーブル
250 データ保管レベル情報、データ保管テーブル
410〜4n0 処理センタ
510〜5n0 保管センタ(データセンタ)

Claims (5)

  1. データ保管の管理を行う情報処理装置であって、
    データセンタ毎に、可用性、セキュリティ強度、性能、正確性、および設備頑強性の少なくともいずれかの情報を含む保管レベルと、保管コストと、総容量と、空き容量とを記録したデータセンタテーブルと、
    データ保管を受け付けたデータ毎に、要求される保管レベルと、当該保管レベルを違えた場合の違約コストとを記録したデータ保管テーブルと、
    入力インターフェイスよりデータ保管依頼を受け付けて、当該データ保管依頼が含む保管データサイズと、前記データセンタテーブルとに基づき、当該データ保管依頼対象のデータを保管データサイズ以上の空き容量を有するデータセンタに格納するケースを検索する保管ケース検索部と、
    前記データセンタテーブルと前記保管データサイズとに基づき、前記ケース毎に必要とされる保管コストを算定する保管コスト算定部と、
    前記データ保管テーブルに基づき、前記ケース毎に必要とされる違約コストを算定する違約コスト算定部と、
    前記ケース毎の総コストを算定し、当該総コストが最小となるケースに則した該当データセンタへのデータ格納を行うか、または該当データセンタへの保管依頼を行う、ケース選択部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1において、
    データセンタ間でのデータ移動に際する単位移動コストを記録したデータ移動コストテーブルと、
    既に保管している他データを他データセンタに移動させることでデータ保管依頼対象のデータをデータセンタに格納するケースを検索する移動ケース検索部と、
    前記データ移動コストテーブルと前記保管データサイズとに基づき、前記ケース毎に必要とされるデータ移動コストを算定する移動コスト算定部と、
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  3. データセンタ毎に、可用性、セキュリティ強度、性能、正確性、および設備頑強性の少なくともいずれかの情報を含む保管レベルと、保管コストと、総容量と、空き容量とを記録したデータセンタテーブルと、
    データ保管を受け付けたデータ毎に、要求される保管レベルと、当該保管レベルを違えた場合の違約コストとを記録したデータ保管テーブルと、を備える情報処理装置によりデータ保管の管理を行う方法であって、
    入力インターフェイスよりデータ保管依頼を受け付けて、当該データ保管依頼が含む保管データサイズと、前記データセンタテーブルとに基づき、当該データ保管依頼対象のデータを保管データサイズ以上の空き容量を有するデータセンタに格納するケースを検索するステップと、
    前記データセンタテーブルと前記保管データサイズとに基づき、前記ケース毎に必要とされる保管コストを算定するステップと、
    前記データ保管テーブルに基づき、前記ケース毎に必要とされる違約コストを算定するステップと、
    前記ケース毎の総コストを算定し、当該総コストが最小となるケースに則した該当データセンタへのデータ格納を行うか、または該当データセンタへの保管依頼を行うステップと、
    を備えることを特徴とするデータ保管方法。
  4. データセンタ毎に、可用性、セキュリティ強度、性能、正確性、および設備頑強性の少なくともいずれかの情報を含む保管レベルと、保管コストと、総容量と、空き容量とを記録したデータセンタテーブルと、
    データ保管を受け付けたデータ毎に、要求される保管レベルと、当該保管レベルを違えた場合の違約コストとを記録したデータ保管テーブルと、を備える情報処理装置にデータ保管の管理を実行させるプログラムであって、
    入力インターフェイスよりデータ保管依頼を受け付けて、当該データ保管依頼が含む保管データサイズと、前記データセンタテーブルとに基づき、当該データ保管依頼対象のデータを保管データサイズ以上の空き容量を有するデータセンタに格納するケースを検索するステップと、
    前記データセンタテーブルと前記保管データサイズとに基づき、前記ケース毎に必要とされる保管コストを算定するステップと、
    前記データ保管テーブルに基づき、前記ケース毎に必要とされる違約コストを算定するステップと、
    前記ケース毎の総コストを算定し、当該総コストが最小となるケースに則した該当データセンタへのデータ格納を行うか、または該当データセンタへの保管依頼を行うステップと、
    を備えることを特徴とするデータ保管プログラム。
  5. 請求項4に記載のデータ保管プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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