JP2002203142A - 電子商取引システム - Google Patents

電子商取引システム

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JP2002203142A
JP2002203142A JP2000403420A JP2000403420A JP2002203142A JP 2002203142 A JP2002203142 A JP 2002203142A JP 2000403420 A JP2000403420 A JP 2000403420A JP 2000403420 A JP2000403420 A JP 2000403420A JP 2002203142 A JP2002203142 A JP 2002203142A
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JP
Japan
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electronic commerce
buyer
seller
commerce system
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JP2000403420A
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Takao Suzuki
孝夫 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オークションなどの電子商取引において買い
手の支払うべき対価をできる限り早期に把握し、もって
電子商取引を円滑に機能させる。 【解決手段】 サーバ10は、オークション終了後に売り
手2に電子メールを送信する。この電子メールには、サ
ーバ10の登録ユーザーデータベース10dに蓄積されてい
る買い手3の居住地情報が含まれている。買い手2は売
り手3と連絡を取り合う前に居住地情報を入手できるこ
とにより、商品の郵送料を早期に把握することができ
る。したがって、売り手2は買い手3が支払うべき対価
(商品の落札価格+郵送料)を、買い手3からの連絡を
受ける前に把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子商取引(EC:E
lectric Commerce)システムに係り、特に、異なる国
(例えば日本と米国)間での商取引を効率的かつ円滑に
行うための電子商取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子商取引(EC:Electric Commer
ce)は、商取引の一形態として広く利用されるようにな
っている。特に、一般的に知られるようになったインタ
ーネットを利用することにより、国境を越えた商取引が
容易に行えるようになっている。
【0003】インターネットを利用した商取引として
は、例えばオークションがある。これは、商品を所有す
る売り手がその商品に関する情報をインターネット上の
オークション・サイトにアップロードし、その商品を欲
しい複数の買い手側の競り合いにより買い取り価格が決
定されるというものである。
【0004】電子商取引の多くは企業対企業、もしくは
企業対個人の形態を取っているが、オークションの場合
には個人対個人の取引を主としているものが多い。した
がって、電子商取引におけるオークションは、電子商取
引の普及に広く貢献するものであると言える。
【0005】図14は、こういったオークションにおけ
る商取引の様子を示したものである。ここで細い矢印は
情報の流れを、太い矢印は物の流れを示している。
【0006】まず売り手2が商品Xに関する情報(例え
ば、商品の名称,最低落札希望額,商品の状態,オーク
ション期限など。画像を添付する場合もある。)をコン
ピュータ(PC)2a等を介してオークション・サイト運
営者1の運用するサーバ10にコンピュータ(PC)1a等
を介してアップロードする(情報の流れ)。インター
ネットにより自由にアクセス可能になったこの情報に対
して、買い手3が興味を持った場合、買い手3はその商品
Xの希望入札額をコンピュータ(PC)3a等を介して提
示する(情報の流れ)。
【0007】買い手3は、通常複数存在する(例えば個
人,企業,団体等)ため、時間の経過と共に価格は更新
される。そして最終的には、最も高い落札額を提示した
買い手3がその商品Xの購入権利を得る。
【0008】その後は、売り手2と買い手3がサーバ10や
オークション運営者1を介することなく、電子メール等
により別個に連絡を取り合いながら商取引を行うことに
なる(情報の流れ)。そして、買い手3は売り手2に対
して現金や小切手,あるいはクレジットカード等により
対価を支払い、その後、売り手2は買い手3に商品を郵送
する(物の流れ)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子商
取引が成立した後、買い手3が売り手2に対して支払うべ
き対価は、オークションでの商品Xの落札額Aと、売り
手2が商品Xを買い手3に郵送するための郵送料Bの合計
「A+B」ということになる。ここで、落札額Aは当該
オークション終了時点で確定するものであるが、郵送料
Bは確定することができない。
【0010】すなわち、郵送料Bを特定するために少な
くとも必要となる情報は、買い手3の住所であり、住所
が特定されない状態では郵送料Bも特定されず買い手3
に対価「A+B」を請求することもできない。
【0011】従来のインターネット・オークションで
は、オークション終了後にサーバ10が売り手2と買い手3
とに互いの電子メールアドレスを通知し、売り手2と買
い手3とが互いに電子メールを介して商取引を完結させ
るよう促している。つまり売り手2と買い手3とがサーバ
10を全く介さずに、個別に連絡を取り合いながら住所を
確認し郵送料Bを確定することになる。
【0012】したがって、例えばオークション終了後、
買い手3が何らかの事情により売り手2と迅速な連絡を取
り合うことができないような場合には、売り手2は買い
手3の住所を確認できないことから、郵送料Bおよび対
価「A+B」を特定できない。そして、それ以降の電子
商取引に係る手続きを進めることができなくなってしま
う。したがって、売り手2は買い手3からの連絡が届くの
を一方的に待ち続けるしかなく、電子商取引がなかなか
完結しない危険性もあった。
【0013】特に、インターネットは近年広く利用され
るようになっており、オークションに参加する者の住所
も様々である。したがって、例えば売り手2が米国に住
み、買い手3が日本に住むというケースも多い。そのた
め、時差などの地理的な事情等により売り手2と買い手3
とが迅速に情報交換できない場合も十分考えられるばか
りか、郵送料Bは国内扱いの場合と異なり高価となるた
め商品Xの価格と比較して無視できないことになる。
【0014】そこで本発明は、上記の課題を解決し、オ
ークションなどの電子商取引において買い手の支払うべ
き対価をできる限り早期に把握し、もって電子商取引を
円滑に機能させるための電子商取引システムの提供を目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに第1の本発明においては、端末機を、通信回線を介
して相互に接続して構築される通信ネットワーク上で商
品等の売買を行う電子商取引システムにおいて、売り手
の商品の公開を電子的に代行する公開代行部と、買い手
から少なくとも居住地に関する情報の入力を求める居住
地入力部と、商品に関する特定の売り手と買い手が決定
した後、これら売り手と買い手に当該商品の商取引が成
立した旨を通知するとともに、買い手の前記居住地に関
する情報を売り手に通知する居住地通知部とを有するも
のである。
【0016】このような本発明によれば、買い手が売り
手と連絡を取り合うことなく居住地情報を入手すること
ができるため、商品の郵送料を早期に把握することがで
きる。したがって、売り手は買い手が支払うべき対価
を、売り手と買い手とが連絡を取り合う前に把握でき、
電子商取引を円滑に機能させることが可能となる。
【0017】また、第2の本発明は、端末機を、通信回
線を介して相互に接続して構築される通信ネットワーク
上で商品等の売買を行う電子商取引システムにおいて、
電子商取引に先立ち個人情報を電子的に受け付ける個人
情報取得部と、前記個人情報の受け付けに対して、電子
商取引に使用するための共通ドメイン名を含む電子メー
ルアドレスを発行し、当該個人情報の送信元に通知する
個人情報通知部とを有するものである。
【0018】さらに、第3の本発明は、端末機を、通信
回線を介して相互に接続して構築される通信ネットワー
ク上で商品等の売買を行う電子商取引システムにおい
て、所定時刻まで商品の入札希望金額を受け付ける入札
希望額取得部と、現在の時刻と前記所定時刻との偏差を
所定値と比較する時刻比較部と、前記偏差が前記所定値
よりも小さい場合に、少なくとも前記入札希望額の情報
の更新頻度を小さくする更新頻度修正部と、前記所定時
刻に到達後、少なくとも前記入札希望額の情報を更新し
公開する入札希望額公開部とを有するものである。
【0019】また、第4の本発明は、端末機を、通信回
線を介して相互に接続して構築される通信ネットワーク
上で商品等の売買を行う電子商取引システムにおいて、
電子商取引に係る売り手および買い手からの取引情報を
保存する取引情報保存部と、電子商取引終了後、保存さ
れた前記取引情報に含まれる画像情報を削除する画像情
報削除部と、当該画像情報の削除の後に、保存された残
りの取引情報を削除する取引情報削除部とを有するもの
である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施形態を説明する。なお以下の説明において同
一部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0021】図1は、本発明に係る電子商取引システム
を用いた場合の、オークションにおける商取引の流れを
示す概念図であり、売り手,買い手,オークション・サ
イト運営者の関係を示している。また、図2乃至図4は
同電子商取引システムにおける手続の流れを表すフロー
チャートである。なお、図1において細い矢印は情報の
流れを、太い矢印は物の流れを示している。
【0022】オークション・サイト運営者1は、サーバ
10を介してオークションを公開している。このオークシ
ョン・サイトに対しては、売り手2や買い手3を含む誰も
がインターネットを通じて世界中からアクセスできるよ
うになっている。ここで示すオークション・サイトにお
いては、売り手2が商品をオークションで販売する際、
また買い手が商品を入札する際に、事前のメンバー登録
を必須としている場合を例示する。
【0023】まず、これからメンバー登録しようとする
者(以下、「新規ユーザー」と言う)は、当該オークシ
ョン・サイトのメンバーになるべく、新規ユーザーのコ
ンピュータ2aもしくは3aを介して、サーバ10に対して自
己の個人情報を送信する形でユーザー登録を行う(情報
の流れまたは:ステップ101)。
【0024】ユーザー登録時には、コンピュータ2aもし
くは3aのディスプレイには、例えば図5のような入力画
面が表示されている。オークション・サイト運営者1は
当該画面を介して、新規ユーザーから氏名,住所,電子
メールアドレスなどの個人を特定するのに必要十分な情
報を入手する。入力にあたっては、文字や記号を直接入
力する形式であっても、あるいはプルダウンメニュー表
示のように所定のリスト内から選択する形式のものであ
ってもよい。
【0025】そして、サーバ10はこれらの情報を一時メ
モリ領域10bに保存し、以下の2点についてCPU10a内
で比較分析を行う(ステップ102)。
【0026】(1)入力情報が正確であるかどうか。
【0027】(2)既にユーザー登録されていないかど
うか。
【0028】特に(1)においては、受信した住所が
国,州(県),郵便番号などの項目(居住地情報)に細
分されて正確に記載されていることを確認する(ステッ
プ103)。例えば、住所情報が正確であるかどうかを判
定するためにサーバ10内に地理データベース10c等を用
意しておき、一時メモリ領域10bに保存された住所情報
と地理データベース10x内に蓄積された居住地情報とが
CPU10a内で比較される。もしも入力情報に不備が認
められた場合には、当該新規ユーザーに対して、情報の
再入力を促す。
【0029】また、(2)においては、入力された各種
情報が既にユーザー登録された者と同一かどうかが確認
される(ステップ104)。例えば、サーバ10内の登録ユ
ーザーデータベース10dに蓄積されている登録ユーザー
データと、一時メモリ領域10bに保存された入力データ
とをCPU10a内で比較する。もしも既にユーザー登録
されていることが確認された場合には、サーバ10はその
旨を通知し、後述するステップ106へ進むよう促す。ま
た同時に、一時メモリ領域10b内の入力情報は全て削除
する。
【0030】なお、上記(1)と(2)、すなわち図2
中のステップ103とステップ104での判断は逆の順序で行
われてもよい。
【0031】このようにして、入力された情報が正確で
あって、かつ新規ユーザーであることが確認された場合
には、CPU10aは当該新規ユーザーに対して新規ユー
ザー登録が完了した旨を通知する(情報の流れまたは
:ステップ105)。この通知は、図5の画面で入力さ
れた電子メールアドレス(以下、「オリジナル・メール
アドレス」と言う)に対して図6に例示した文書を電子
的に送付することにより行われる。
【0032】また、この図6からも明らかなように、新
規ユーザーに対しては、当該オークション・サイトのサ
ーバ10経由の電子メールアドレス(以下、「オークショ
ン専用メールアドレス」と言う)を発行し通知する。ま
た、一時メモリ領域10bに保存された新規ユーザーの情
報は、登録ユーザーデータベース10dに移動され蓄積さ
れる。
【0033】この「オークション専用メールアドレス」
は、例えば図6の画面に示されたように、全ての登録ユ
ーザーに対してサーバ10固有のドメイン名(@の右側)
を含む形式で配布されるものである。また、できる限り
個人情報に関連しないID(@の左側)となるように、
図示しないアドレス生成部においてランダムにアドレス
構造が生成されている。
【0034】なお、ここではオークション・サイトのド
メイン名「@×××auction.com」をそのま
まオークション専用メールアドレスとして用いている
が、例えば「@mail.×××auction.co
m」などのようにサーバ10が管理できる範囲でドメイン
名とは異なるアドレスを生成してもよい。
【0035】サーバ10は新規ユーザーに対して、この図
6の画面を介して専用メールアドレスを通知するととも
に、これ以降の情報の配信時(商品の売買やオークショ
ン・サイト運営者1への連絡の際)には当該専用メール
アドレスを利用することを要求する。
【0036】このようなオークション専用メールアドレ
スを発行し利用させることは、次のような点で効果があ
る。すなわち、インターネットを含む電子商取引の世界
では、売り手と買い手とが直接対面することなく商取引
を行うことから、両者とも紳士的,友好的な態度を保つ
必要がある。
【0037】しかしながら、ユーザーの所有するメール
アドレス、すなわち上記「オリジナル・メールアドレ
ス」の記述を分析することにより氏名、国籍、職種、会
社名や、場合によっては興味の対象等が推定できてしま
うことがある。こういった場合には、無意識のうちに個
人情報が伝わってしまうため、取引相手に偏見を与えて
しまったり、逆に相手を偏見視してしまったりする危険
性もある。
【0038】そこで、サーバ10が登録ユーザー全員に対
して、同一ドメイン名を含みランダム生成された「オー
クション専用メールアドレス」を配布し利用させること
により、当該オークション・サイト内での電子商取引の
際に取引相手に不要な偏見を抱かせることがなくなる。
特に、オークション中における入札価格の変動および最
終落札価格は「オリジナル・メールアドレス」に内在さ
れる個人情報に大きく起因する場合もあるため、「オー
クション専用メールアドレス」の使用による潜在的効果
は大きい。
【0039】また、オークション運営のためのサーバ10
自体にメールサーバの機能を持たせることにより、オー
クション終了後の売り手2と買い手3の商取引の進捗状況
(電子メールによる連絡の有無や頻度等)を把握でき
る。そのため、売り手2と買い手3の一方が音信不通など
の理由により電子商取引が完了していないなどの状況を
的確に推測し、オークション・サイト運営者1はサーバ
10を介して電子メールを送信することにより、商取引の
当事者に商取引の現状を確認したり注意を喚起したりす
ることが可能となる。
【0040】このような過程を経て「オークション専用
メールアドレス」を保有した新規ユーザーは、売り手や
買い手の立場でオークションに参加することができる
(情報の流れまたは:ステップ106)。
【0041】まず、売り手2が商品Xに関する情報をコ
ンピュータ1a等を介してサーバ10にアップロードする
(情報の流れ:ステップ107)。売り手2のコンピュー
タ2aのディスプレイには、例えば図7のような入力画面
が表示される。売り手2はこの画面から、商品Xに関す
る情報として「商品Xの名称」「数量」「商品Xの状
態」「最低落札希望額(reserve)」「オークション期
限」「支払い形態」「オークション専用メールアドレ
ス」などを選択または直接入力する。商品Xの状態をよ
り明確にするために、電子画像や具体的記述を入力する
こともできる。
【0042】また、商品Xに関する情報は、オークショ
ン開始後にも必要に応じて追加や修正ができるよう、売
り手2の要求に応じてサーバ10から入力画面が提供され
るようになっていることが好ましい。これは、商品Xに
興味を持った買い手3に、当該商品Xについてのより詳
細な情報を提供できるようにするためのものである。
【0043】以上のように図7の画面を介してサーバ10
に送信された各種情報は、サーバ10内の商品データベー
ス10eに一時保管される。そして、インターネット上の
オークション情報として閲覧可能となる。
【0044】閲覧可能となった商品Xに関するオークシ
ョンに興味を持つ者は、誰でもそのオークションに参加
できる(情報の流れ)。この時、閲覧者(買い手3)
のコンピュータ3a等のディスプレイには、例えば図8お
よび図9のような情報が同一画面上もしくは別画面の形
で表示される。
【0045】図8および図9に示した画面は、サーバ10
に登録されている多数の商品のそれぞれに対して個別に
存在するものである。買い手3は興味を持った商品Xに
ついて図9中の「オークション専用メールアドレス」
「希望入札額の上限」などを入力する(情報の流れ:
ステップ108)。
【0046】買い手3の入力した情報はサーバ10の商品
データベース10eに蓄積されるが、この時点では「希望
入札額の上限」は公開されない。その代わりに、現時点
での入札額の順位あるいは希望入札額の最高額提示者で
あるかどうかが、売り手2の入力した「オークション専
用メールアドレス」の左側(ID部分)をもって公開さ
れる(情報の流れまたは)。これらはインターネッ
ト上のオークションの経過により逐次更新されてゆくと
ともに、オークション終了まで誰もが閲覧可能である。
【0047】インターネットは世界中に普及しているた
め、商品Xの入札を希望する買い手側は多数存在するの
が普通である。したがって、時間の経過と共に入札希望
額は上昇する。売り手2は自分の損失を回避する理由で
「最低落札希望額(reserve)」を設定するのが一般で
あるが、人気の高い商品に関するオークションの場合に
はこの価格を越えた金額に到達する。いずれか一の買い
手側が「最低落札希望額(reserve)」を超える「希望
入札額の上限」をサーバ10に送信した時点でオークショ
ンは成立可能なものとなる。そして、売り手2の指定し
た「オークション期限」までに最も高い「希望入札額の
上限」、すなわち最も高い購入条件を提示した買い手3
がその商品Xの購入権を得ることになる。
【0048】オークション期限に至るまでに、サーバ10
は定期的に商品Xのオークション終了時刻Teと現在の
時刻Tcとを比較して偏差を算出するようプログラムさ
れている(ステップ201)。これはオークション終了ま
での残り時間を計測するためのステップである。残り時
間(|Te−Tc|)は、ある所定時間Tp1と比較さ
れ、その大小が判定される(ステップ202)。ここで所
定時間Tp1というのは、オークション終了前のサーバ
10の混雑を緩和する目的で設定される定数であり、例え
ば「30分」や「60分」のような時間が設定されてい
る。
【0049】一般に、人気の集中する商品に対しては、
オークション終了が近づくにつれてアクセス件数が増加
し(情報の流れ)、その増加はオークション終了直前
にピークを迎える傾向にある。これは、買い手が次の入
札の条件を的確に決定するため、入札価格や入札者の変
動に敏感になるためである。このように人気商品に対す
るアクセス件数が増加すると、サーバ10に掛かる負荷が
増大する。そして、オークション終了間際にはサーバ10
は入札情報も頻繁に更新しなければならなくなるため負
荷は最大限となる。したがって、PC3aとサーバ10との
通信速度(情報の流れ〜)が極端に低下してしまう
可能性がある。
【0050】例えばオークション終了間際に、当該人気
商品Xの落札に十分な金額を提示した買い手3がいたと
しても、通信回線やサーバ10の負荷が大きいとアクセス
(情報の流れ)に時間が掛かってしまい、オークショ
ン終了時刻までに当該金額提示がサーバ10に到達せず、
オークションが終了してしまう可能性もある。
【0051】つまり、本来は落札者となるに足りる条件
を提示した者であっても、サーバ10の負荷が原因となり
その権利を逃してしまうことも考えられる。このような
状況は電子商取引で想定される不公平の一つであり、で
きる限り排除すべきものである。
【0052】そこで、本実施形態では、商品Xに係るオ
ークションの終了時間が前記所定時間Tp1に至った場
合、図8に示す商品Xの説明画面中に表示される項目の
うち特定の項目については更新の頻度を少なくしている
(ステップ203)。
【0053】具体的には、図8に示す「現在の入札最高
価格」と「現在の入札最高額提示者」の情報について従
来の情報更新頻度(リアルタイム更新など)を制御し、
更新頻度Fpという時間間隔での情報更新に切り替え
る。ここで更新頻度Fpとしては、例えば「2分」や
「5分」という時間間隔を設定しておくことが考えられ
る。これによりサーバ10からは、入札情報の更新に起因
する負荷(情報をリアルタイムで処理し更新するための
負荷と、その結果として商品Xの説明画面を更新(情報
の流れと)するための負荷)が大幅に低減されるこ
とになる。
【0054】特に、「現在の入札最高価格」の変動は
「現在の入札最高額提示者」の変動よりも大きい。その
ため、少なくとも「現在の入札最高価格」の情報の更新
頻度のみ制御することでも本発明の効果が得られる。
【0055】なお、情報の更新が行われていない間は、
買い手からの更新情報はサーバ10内の一時メモリ領域10
bに逐次蓄積される。そして、上記更新頻度Tp1が訪
れる度にメモリ領域10b内の蓄積情報をCPU10aで一括
処理して、商品Xの説明画面を更新するとともに、一時
メモリ領域10b内の蓄積情報を商品データベース10eに移
動する。
【0056】また、上述した残り時間(|Te−Tc
|)は、ある所定時間Tp2と比較され、その大小が判
定される(ステップ204)。ここで所定時間Tp2も所
定時間Tp1と同様、オークション終了前のサーバ10の
混雑を緩和する目的で設定される定数である。しかし、
所定時間Tp2は所定時間Tp1よりも小さく、例えば
所定時間Tp1が「30分」や「60分」であるのに対
して所定時間Tp2は「60秒」や「30秒」といった
時間が設定されている。
【0057】オークション終了直前には、特に人気のあ
る商品については入札が極端に増加し、秒単位での入札
が繰り広げられることが知られている。したがって本実
施形態では、この時間帯に至ったら「現在の入札最高価
格」と「現在の入札最高額提示者」の情報についてのみ
情報更新を止める(ステップ205)。ただし、図8中の
「オークション終了までの残り時間」の表示は、オーク
ションの正確な残り時間を把握する上で不可欠であり、
かつサーバ10にとって大きな負担とはならないため、従
来どおりリアルタイムあるいは秒単位での情報更新(情
報の流れと)を継続する。
【0058】そして上記と同様に、情報の更新を停止し
た間も、買い手からの更新情報(情報の流れ)はサー
バ10内の一時メモリ領域10bに逐次蓄積され続ける。そ
して、残り時間(|Te−Tc|)がゼロとなった時点
で商品Xのオークションは終了する(ステップ206)。
【0059】オークションが終了すると、サーバ10は商
品Xに関する入札情報の受付けを止める。CPU10aは
一時メモリ領域10b内の蓄積情報を迅速に処理して商品
データベース10eに反映させる(ステップ207)。その後
商品データベース10e内の情報に基づき、最終的な「落
札額」と「落札者」を含む全ての結果を公開する(情報
の流れと:ステップ208)。この公開は、図8に示
した商品Xの画面上で行われる。
【0060】このような方法、つまり図3に示した一連
のステップを採用すると、サーバ10の負担は大幅に軽減
されることになる。しかしその一方で、時間の経過に応
じて図8の画面に表示される「現在の入札最高価格」と
「現在の入札最高額提示者」の情報のリアルタイム性が
失われることになる。したがって、図8の画面の一部に
図10に示すように注釈を付記するように工夫し、あら
かじめ売り手や買い手に注意を喚起させることも大切で
ある。
【0061】オークション終了後、サーバ10は登録ユー
ザーデータベース10d内に蓄積された情報の中から、確
定した売り手2と買い手3の情報を抽出する。そして、買
い手3の居住地情報について以下の判断をCPU10aにて
実行する。
【0062】まず、買い手3の居住地情報として、図5
に示した新規ユーザー登録画面を介してサーバ10に登録
された住所に着目する。そして、その住所のどの部分を
抽出すべきか判断する。商品Xの郵送料Bを特定するた
めには、売り手と買い手の居住地の関係を知る必要があ
る。そこで、例えば以下に示すような2つのパターンの
いずれに相当するかを判定する。
【0063】(1)売り手と買い手が同一国内に居住す
る場合→少なくとも州名(または県名)を通知する。
【0064】(2)売り手と買い手が異なる国に居住す
る場合→少なくとも国名を通知する。
【0065】サーバ10は登録ユーザーデータベース10d
内から当該居住地情報を入手し(ステップ301)、売り
手2と買い手3の関係が上記(1),(2)のいずれに相
当するのかをCPU10a内で判断する(ステップ302)。
そして、例えば上記(1)に相当すると判断された場合
には、図11に示すような文書に加工して売り手2に通
知し、例えば上記(2)に相当すると判断された場合に
は、図12に示すような文書に加工して売り手2に通知
する(情報の流れ:ステップ303,304)。
【0066】ここで、サーバ10は売り手2に対して、買
い手3の住所全て(国名,州名だけでなく町名や番地な
ど全て)を教示することはできないようにCPU10aで
制御されることが好ましい。これは、住所は個人を特定
できる重要な情報の一つであり、オークション・サイト
運営者1にも相当の守秘義務が生じるからである。した
がって、売り手2は買い手3の正確な住所を買い手3から
直接確認することになる。
【0067】このようにして、商品Xの購入権を得た買
い手3は、サーバ10より「落札商品X」「落札額A」
「買い手3のオークション専用メールアドレス」等の通
知を受けると同時に、例えば3日以内に売り手2と連絡
を取るように指示を受ける(情報の流れ)。また、サ
ーバ10は売り手2に「落札商品X」「落札額A」「売り
手2のオークション専用メールアドレス」等を通知する
と同時に、例えば3日以内に買い手3と連絡を取るよう
に指示する。そして売り手2には更に、買い手3の居住地
情報も通知される(情報の流れ:ステップ305)。
【0068】その後、売り手2と買い手3との間で、オー
クション専用メールアドレスを介して商品Xの対価「A
(=商品Xの落札額)+B(=郵送料)」の支払い方法
や商品Xの郵送方法などが決定される。また同時に、今
後の連絡や商品郵送のために必要となる正確な住所や氏
名などの個人情報の交換が行われる(情報の流れ:ス
テップ306)。
【0069】売り手2は既にステップ303またはステップ
304の時点で買い手3の居住地を認識しているため、ステ
ップ306に至る前に郵送料Bを確認しておくことがで
き、商品Xの対価「A+B」を確定しておくことが可能
となる。つまり、事情により売り手2と買い手3とが即座
に連絡を取り合えないような場合であっても、売り手2
は商品Xの対価「A+B」を確定できるため、買い手3
からの住所等の連絡を待つことなく買い手3に対して商
品Xの対価「A+B」を通知することが可能となる。
【0070】一方、買い手3は売り手2の希望する支払い
形態、例えば個人小切手(personalcheck)での支払い
に合意した場合には、額面「A+B」の個人小切手を作
成して売り手2に郵送する。売り手2がクレジットカード
での支払いを希望した場合には、買い手3は売り手2に対
価を郵送することなく、カード番号等を連絡することに
より、支払いが完了する(物の流れ:ステップ30
7)。
【0071】そして、対価「A+B」を受取った売り手
2は、その旨を電子メール等で買い手3に連絡する(情報
の流れ)とともに、買い手3の住所に商品Xを郵送す
る(物の流れ:ステップ308)。
【0072】最後に、商品Xを受取った買い手3は売り
手2に対して電子メール等でその旨を連絡する(情報の
流れ)。以上の各ステップを経ることにより、インタ
ーネット・オークションを含む一連の電子商取引が完了
する(ステップ309)。
【0073】なお、オークション終了後、サーバ10の商
品データベース10e内に保管されている商品Xに関する
取引情報、すなわち図7の画面を介して売り手2がサー
バ10にアップロードした情報、及び図9の画面を介して
買い手3がサーバ10にアップロードした情報は、以下の
ように扱われる。
【0074】一般に、インターネット・オークションに
代表される電子商取引においては、身の周りからは得る
ことのできない世界各国の商品を比較的簡単に購入する
ことが可能である。したがって、どのような商品がいく
らで売買されたのかという履歴および結果、すなわちオ
ークションの取引情報は、後の電子商取引のための指標
として活用できるという意味から極めて有用である。そ
のため、オークション・サイトを一種のデータベースと
考え、オークション終了後においても当該取引情報への
アクセスが行われている。このようなことから、オーク
ション終了後も引き続きサーバ10内の取引情報に自由に
アクセスできる環境が保たれることが望ましい。
【0075】しかしながら、これら取引情報はサーバ10
の商品データベース10e内に保管されていることから、
サーバ10の記憶容量との関係で永久的な保管は物理的に
不可能である。
【0076】このようなことから、サーバ10の記憶容量
を考慮しつつ当該取引情報のうち必要なものをできるだ
け長期間にわたって保管し続ける方法が求められてい
る。
【0077】一般的には、オークション終了後数日を置
いてから、サーバ10内の取引情報を一括削除している。
すなわち、商品Xに関するホームページにはオークショ
ン終了後も暫くはアクセス可能であるが、所定期間を経
過すると当該ホームページ自体が削除されてしまうた
め、取引情報には全くアクセスすることができなくなっ
てしまう。
【0078】これに対して本実施形態で示す電子商取引
においては、図13に示すように、取引情報をサーバ10
内から一括削除するのではなく、段階的に削除する方法
を採用している。すなわち、サーバ10に対して比較的負
荷の大きい、画像情報などの高容量のデータをまず削除
し、次いでテキスト情報などの低容量のデータを削除す
るのである。ここで、画像情報とは動画,静止画,JA
VA(登録商標),壁紙などを含むものであり、そのほ
とんどは図7の画面を介して売り手2が任意にアップロ
ードしたファイルに相当する。つまり、画像情報のほと
んどは、オークション・サーバ管理者1が電子商取引に
必須であると認めていないファイルに該当する。
【0079】また、画像情報とは別に音声情報などがあ
る場合にはこれらも削除対象とすることができる。
【0080】画像情報であることを判定するためには、
ファイルの拡張子をもとにある程度の確率で判断するこ
とができる。例えば「.bmp」「.jpg」「.gif」などは極
めて良く知られた画像ファイルである。さらに動画や音
声情報との関係から「.avi」「.mov」「.ra」なども画
像情報として認定できる。特に後者の群は前者の群と比
較してファイル容量が格段に大きく、また商品の取引情
報と言うよりもホームベージの修飾という意味合いが大
きいことから、積極的に削除すべきものと判断できる。
【0081】図13において、電子商取引が終了した商
品Xに関する取引情報、すなわち売り手2が図7の画面
から入力した情報とその後の更新履歴情報とを商品デー
タベース10eから抽出する(ステップ401)。そして、こ
れら取引情報の中に画像情報が含まれているかどうか
を、例えばファイルの拡張子をもって判断する(ステッ
プ402)。具体的には、図1中の拡張子データベース10f
の中に画像情報を示すものとして知られている上記のよ
うな拡張子データを登録しておき、これら拡張子データ
と取引情報のデータとをCPU10aで比較することによ
り画像情報を抽出する。抽出された画像情報は、サーバ
10の商品データベース10eから削除する(ステップ40
3)。
【0082】なお、これらステップ401から403までの手
続は、商品Xのオークション終了後の早い時期、例えば
7日後に行うなど任意に設定してあることが好ましい。
サーバ10から画像情報をなるべく早期に削除してしまう
程、サーバ10内の記録領域を有効に利用できるが、その
一方でデータベースとしての価値が低下してしまうこと
になる。したがって、ステップ401から403を実行する時
期はオークション・サイト運営者1の判断により適切に
決定される。
【0083】このような手順により画像情報を削除する
のとは別に、電子商取引終了から所定期間を経て商品X
に関する取引情報の価値が低下した時点で、これら取引
情報を全て削除する。CPU10がオークション終了後所
定期間が経過したことを検出すると(ステップ404)、
商品データベース10eから商品Xに関する取引情報を全
て抽出し、これらを一括して削除する(ステップ40
5)。所定期間としては、オークション・サイト運営者
1が例えばオークション終了120日などの期間を指定
しておく。
【0084】これらの一連のステップは、サーバ10にイ
ンストーンされたプログラムによりCPU10を制御する
ことにより自動的に実行させることができる。
【0085】このように、画像情報とその他の情報とで
サーバ10内から削除するタイミングを変えることによ
り、サーバ10内の記録容量を確保することができるとと
もに、サーバ10内の商品Xに関する取引情報を一種のデ
ータベースとして長期間有効活用させることが可能とな
る。
【0086】上述のとおり、本発明によれば、買い手が
売り手と連絡を取り合う以前に、サーバから売り手に対
して買い手の居住地情報を与えている。したがって、売
り手は商品の郵送料、および買い手が支払うべき対価を
逸早く把握することができるのである。
【0087】特に、売り手と買い手がそれぞれ異なる国
に住むような状況において、両者の間に時差などの地理
的な事情により迅速に情報交換できない場合も十分考え
られる。本発明を利用すれば、このような場合であって
も商取引の完了までの時間を短縮させることが十分に可
能となり、その効果は大きい。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
ークションなどを含む電子商取引において買い手の支払
うべき対価をできる限り早期に把握し、もって電子商取
引を円滑に機能させるための電子商取引システムが実現
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る電子商取引システムを用いた場
合の、インターネット・オークションにおける商取引の
様子を示す概念図である。
【図2】本実施形態に係る電子商取引システムにおける
手続の流れを示すフローチャートである。
【図3】本実施形態に係る電子商取引システムにおける
手続の流れを示すフローチャートである。
【図4】本実施形態に係る電子商取引システムにおける
手続の流れを示すフローチャートである。
【図5】本実施形態に係るオークション・サイトに対す
る新規ユーザー登録の入力画面の一例を示す図である。
【図6】本実施形態に係る新規ユーザー登録の完了通知
の一例を示す図である。
【図7】本実施形態に係る商品Xに関する情報アップロ
ードの入力画面の一例を示す図である。
【図8】本実施形態に係る商品Xに関するオークション
画面の一例を示す図である。
【図9】本実施形態に係る商品Xに関するオークション
への入札参加のための入力画面の一例を示す図である。
【図10】本実施形態に係る商品Xの各種情報の更新頻
度についての注意事項を示す画面の一例を示す図であ
る。
【図11】本実施形態に係る売り手と買い手が同一国内
に居住する場合における、サーバから売り手へのオーク
ション終了通知の一例を示す図である。
【図12】本実施形態に係る売り手と買い手が異なる国
に居住する場合における、サーバから売り手へのオーク
ション終了通知の一例を示す図である。
【図13】本実施形態に係る本発明の電子商取引システ
ムにおける手続の流れを示すフローチャートである。
【図14】従来のインターネット・オークションにおけ
る商取引の様子を示す概念図である。
【符号の説明】
1 オークション・サイト運営者 2 売り手 3 買い手 1a,2a,3a コンピュータ 10 サーバ 10a CPU 10b 一時メモリ領域 10c 地理データベース 10d 登録ユーザーデータベース 10e 商品データベース 10f 拡張子データベース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末機を、通信回線を介して相互に接続
    して構築される通信ネットワーク上で商品等の売買を行
    う電子商取引システムにおいて、 売り手の商品の公開を電子的に代行する公開代行部と、 買い手から少なくとも居住地に関する情報の入力を求め
    る居住地入力部と、 商品に関する特定の売り手と買い手が決定した後、これ
    ら売り手と買い手に当該商品の商取引が成立した旨を通
    知するとともに、買い手の前記居住地に関する情報を売
    り手に通知する居住地通知部とを有することを特徴とす
    る電子商取引システム。
  2. 【請求項2】 前記居住地に関する情報は、売り手と買
    い手との居住国が異なる場合には少なくとも国名を、居
    住国が同一の場合には少なくとも地域名を含むものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の電子商取引システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記居住地に関する情報は、売り手が買
    い手に対して郵送すべき商品の郵送料を特定するのに足
    りる内容であることを特徴とする請求項1記載の電子商
    取引システム。
  4. 【請求項4】 端末機を、通信回線を介して相互に接続
    して構築される通信ネットワーク上で商品等の売買を行
    う電子商取引システムにおいて、 電子商取引に先立ち個人情報を電子的に受け付ける個人
    情報取得部と、 前記個人情報の受け付けに対して、電子商取引に使用す
    るための共通ドメイン名を含む電子メールアドレスを発
    行し、当該個人情報の送信元に通知する個人情報通知部
    とを有することを特徴とする電子商取引システム。
  5. 【請求項5】 前記電子メールアドレスは、電子商取引
    が行われるドメイン名を含むものであることを特徴とす
    る請求項4記載の電子商取引システム。
  6. 【請求項6】 前記電子メールアドレスは、受け付けた
    個人情報に関連しないアドレス構造を選定するステップ
    を含むことを特徴とする請求項4記載の電子商取引シス
    テム。
  7. 【請求項7】 端末機を、通信回線を介して相互に接続
    して構築される通信ネットワーク上で商品等の売買を行
    う電子商取引システムにおいて、 所定時刻まで商品の入札希望金額を受け付ける入札希望
    額取得部と、 現在の時刻と前記所定時刻との偏差を所定値と比較する
    時刻比較部と、 前記偏差が前記所定値よりも小さい場合に、少なくとも
    前記入札希望額の情報の更新頻度を小さくする更新頻度
    修正部と、 前記所定時刻に到達後、少なくとも前記入札希望額の情
    報を更新し公開する入札希望額公開部とを有することを
    特徴とする電子商取引システム。
  8. 【請求項8】 前記更新頻度を小さくするステップは、
    更新を行わない場合を含むことを特徴とする請求項7記
    載の電子商取引システム。
  9. 【請求項9】 前記更新頻度を小さくするステップは、
    前記入札希望額の提示者の更新も小さくすることを特徴
    とする請求項7記載の電子商取引システム。
  10. 【請求項10】 端末機を、通信回線を介して相互に接
    続して構築される通信ネットワーク上で商品等の売買を
    行う電子商取引システムにおいて、 電子商取引に係る売り手および買い手からの取引情報を
    保存する取引情報保存部と、 電子商取引終了後、保存された前記取引情報に含まれる
    画像情報を削除する画像情報削除部と、 当該画像情報の削除の後に、保存された残りの取引情報
    を削除する取引情報削除部とを有することを特徴とする
    電子商取引システム。
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