JP2000357113A - 情報処理装置、情報処理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000357113A
JP2000357113A JP11167054A JP16705499A JP2000357113A JP 2000357113 A JP2000357113 A JP 2000357113A JP 11167054 A JP11167054 A JP 11167054A JP 16705499 A JP16705499 A JP 16705499A JP 2000357113 A JP2000357113 A JP 2000357113A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々のファイルの特性に配慮したより効率的
なファイルのキャッシュをおこない、システム全体の処
理効率を向上させること。 【解決手段】 複数の情報処理装置間で送受信されたフ
ァイルをキャッシュファイルとして記憶するファイル記
憶部300と、キャッシュファイルの種類を判断するフ
ァイル種類判断部301と、キャッシュファイルの種類
ごとに定められたファイル記憶部300からの削除の順
序にもとづいて、キャッシュファイルの中から所定個数
のキャッシュファイルを選択するファイル選択部302
と、選択されたキャッシュファイルをファイル記憶部3
00から削除するファイル削除部303と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報処理装
置間で送受信されたファイルをキャッシュファイルとし
て記憶しておき、ある情報処理装置に対するあるファイ
ルの送信要求を発信するのに先だって、または、他の情
報処理装置から受信したある情報処理装置に対するある
ファイルの送信要求を別の他の情報処理装置に転送する
のに先だって、前記キャッシュファイルの中に前記送信
要求の対象となるファイルと同一のファイルがあるかど
うかを調査する、いわゆるキャッシュ機能を有する情報
処理装置、情報処理方法、およびその方法をコンピュー
タに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】文書、画像、音声等を電子化されたファ
イルとしてホストコンピュータ、パーソナルコンピュー
タ等の情報処理装置に保持しておき、ネットワークによ
り接続されている他の情報処理装置からの要求に応じ
て、当該要求の対象となっているファイル(正確にはそ
の複製であるが、以下では特に区別する必要のある場合
を除き、ファイルもファイルの複製もともにファイルと
いう。)を当該要求の発信元となっている情報処理装置
に対して送信することが従来からおこなわれている。
【0003】このようなシステムの代表的なものが、世
界各地のネットワークを中継してなるいわゆるインター
ネットであり、またそこでもちいられている技術を組織
内のネットワークに応用した種々のイントラネットであ
る。
【0004】このようなシステムにおいては、現在利用
中の情報処理装置にはないファイルであっても、ネット
ワーク接続されているいずれかの情報処理装置で管理さ
れているファイルであれば、当該装置に対してその送信
を要求するのみで、その閲覧等が可能となる。
【0005】しかし、同じファイルが何度も必要となる
場合で、特にその保管元の情報処理装置が物理的、また
は経路的に遠方にある場合は、ファイルの送受信等に時
間を要するため、必要のたびごとに保管元から取り寄せ
ていたのでは作業効率が悪い。保管元としても、その都
度要求に応じる負荷は大きなものとなってしまう。ま
た、ネットワーク全体の混雑を引き起こす原因ともなっ
てしまう。
【0006】このような問題を解消するために、ファイ
ルを必要とする情報処理装置(以下「クライアント」と
いう)からそのファイルを保持している情報処理装置
(以下「サーバ」という)までの通信路上の情報処理装
置において、またはクライアント自身において、当該情
報処理装置が過去にサーバから受信したファイルの複製
を、「キャッシュファイル」(または単に「キャッシ
ュ」)として保存しておくことが考えられている。
【0007】なお、ファイルの複製をキャッシュファイ
ルとして保存しておくことを、一般に「ファイルをキャ
ッシュする」あるいは「ファイルのキャッシュをおこな
う」などという。また、ファイルのキャッシュをおこな
うのがサーバとクライアントとの間の経路上の情報処理
装置であるときは、当該情報処理装置はとくに「キャッ
シュコンピュータ」ということがある。
【0008】ファイルのキャッシュをおこなうのがサー
バとクライアントとの間の経路上の情報処理装置である
場合は、当該キャッシュコンピュータは、あるクライア
ントからのあるサーバに対するファイルの送信要求を受
信した際、当該送信要求の対象となっているサーバ上の
ファイルの複製が、キャッシュファイルとして自己の管
理する記憶領域内に記憶されていないかどうかを調べ
る。
【0009】そして、記憶されていないときは、受信し
たファイル送信要求をそのまま転送(中継)するが、記
憶されているときは、自己が当該要求の宛先となってい
るサーバに代わって、自己の保持するキャッシュファイ
ルを当該要求の発信元であるクライアントに対して送信
してもよいかどうかを判断する。
【0010】具体的には、キャッシュコンピュータは、
当該要求の宛先となっているサーバに対して、当該キャ
ッシュファイルの取得日時、すなわち、その元となった
ファイルが当該キャッシュコンピュータを介して送受信
された日時を通知し、その日時以降にサーバにおいて元
のファイルが変更されていれば、変更後のそのファイル
を自己に対して送信し、また変更されていなければ、変
更がない旨の応答のみを自己に対して通知するよう要求
する。
【0011】上記要求を受信したサーバは、受信したキ
ャッシュファイルの取得日時と自装置における元ファイ
ルの最終更新日時とを比較して、ファイルの変更有無を
判断する。具体的には、キャッシュファイルの取得日時
が元ファイルの最終更新日時より早ければ、変更があっ
たと判断する。逆に遅ければ、変更がなかったと判断す
る。そして、変更があったときは変更後のそのファイル
を、変更がなかったときはその旨の応答を、キャッシュ
コンピュータに対して送信する。
【0012】キャッシュコンピュータでは、ファイルが
送信されてきたときは受信したファイルを要求したクラ
イアントに対して送信する。また変更のない旨が通知さ
れてきたときは、自己の保持するキャッシュファイルを
要求したクライアントに対して送信する。
【0013】また、ファイルのキャッシュをおこなうの
がクライアント自身である場合は、当該クライアントは
サーバに対してファイルの送信を要求する前に、当該要
求の対象となるサーバ上のファイルの複製が、キャッシ
ュファイルとして自己の管理する記憶領域内に記憶され
ていないかどうかを調べる。
【0014】そして記憶されていないときは、通常のフ
ァイル送信要求をサーバに対して送信するが、記憶され
ているときは当該キャッシュファイルの取得日時を示し
て、その日時以降にサーバにおいて元ファイルが変更さ
れていれば、変更後のそのファイルを自己に対して送信
し、また変更されていなければ、変更がない旨の応答の
みを自己に対して通知するよう要求する。
【0015】サーバは上記と同様にファイルの変更有無
を判断して、変更後のファイルまたは変更がない旨の応
答をクライアントに対して送信する。クライアントで
は、ファイルが送信されてきたときは受信したファイル
を、また変更のない旨が通知されてきたときは、自己の
保持するキャッシュファイルを、以後の閲覧・編集等の
各種作業に使用する。
【0016】このように、サーバ上の元ファイルとキャ
ッシュファイルとが完全に同一であるときは、サーバか
らの元ファイルの送信をおこなわないことにより、クラ
イアントにとっての作業効率の悪化、サーバにとっての
負荷の増大、およびネットワーク全体の混雑等を防止し
ようとしている。
【0017】ところで、キャッシュをおこなう情報処理
装置の記憶容量は有限であるため、キャッシュファイル
を無限に蓄積しておくことはできない。したがって、フ
ァイルが次々と送受信された結果、キャッシュファイル
を保存するためのハードディスク等の空き容量が少なく
なってきたときには、なんらの基準にもとづいて、すで
に記憶されているキャッシュファイルのいずれかを順次
削除していく必要がある。
【0018】その基準の一つとして、取得日時の早い
(古い)ファイルから順に削除する方式、具体的にはL
RU(Least Recently Used)等が
ある。このLRU等による方式においては、たとえば一
つのホームーページの一部を構成する複数のファイル
は、それらの複製がキャッシュとして取得された時期が
同一である限り(通常、あるホームページを構成する種
々のファイルは同時にサーバからクライアントへ送信さ
れるため、キャッシュファイルの取得時期も同一とな
る)、同時にキャッシュ用の記憶領域から削除される。
【0019】ここで、たとえばホームページの記事など
の文章を格納したファイルと、アイコンやマークなどの
小さな画像を格納したファイルとを比較すると、一般に
は文章を格納したファイルの方が更新される可能性が高
く、小さな画像を格納したファイルはあまり変更されな
いと考えられる。
【0020】したがって、文章を格納したファイルの複
製をキャッシュファイルとして保存しておいても、つぎ
に同じファイルに対する閲覧等の要求が生じた場合、そ
の時点ではサーバ上の元ファイルに変更が加えられた結
果、当該ファイルとそのキャッシュファイルとの間には
差異が生じているために、結局再度サーバから変更後の
ファイルを取得しなければならない可能性が高い。
【0021】これに対して、画像を格納したファイルの
複製をキャッシュファイルとして保存しておけば、つぎ
に同じファイルに対する要求が生じた場合、サーバから
当該ファイルを取得する必要なく、キャッシュファイル
をその代わりとして再利用できる可能性が高くなる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、キャッシュファイルを破棄する際
に、キャッシュファイルの取得時期のみが考慮され、フ
ァイルの種類ごとの上記のような特性を考慮せず、同時
に取得されたものであれば再利用可能性の高いキャッシ
ュファイルも低いキャッシュファイルも同時に削除して
しまうために、ファイルの送受信にファイルのキャッシ
ュの有効活用を図ることができず、システム全体として
の効率を低下させてしまうという問題点があった。
【0023】本発明は上述した従来技術による問題点を
解決するため、個々のファイルの特性に考慮し、ファイ
ルのキャッシュを有効活用することにより、システム全
体としての処理効率を向上させることが可能な情報処理
装置、情報処理方法、およびその方法をコンピュータに
実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る情報処理装
置は、複数の情報処理装置間で送受信されたファイルを
キャッシュファイルとして記憶するキャッシュ機能を有
する情報処理装置において、前記キャッシュファイルを
記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたキャッ
シュファイルの種類を判断する判断手段と、前記キャッ
シュファイルの種類ごとに定められた前記記憶手段から
の削除の順序にもとづいて、前記記憶手段に記憶された
キャッシュファイルの中から所定個数のキャッシュファ
イルを選択する選択手段と、前記選択手段により選択さ
れたキャッシュファイルを前記記憶手段から削除する削
除手段と、を備えたことを特徴とする。
【0025】この請求項1に記載の発明によれば、キャ
ッシュファイルとして保存しておく価値が低い種類に属
するファイルの削除順序を早く定めておくことにより、
それらのファイルは優先的に前記記憶手段から削除され
る。
【0026】また、請求項2に記載の発明に係る情報処
理装置は、複数の情報処理装置間で送受信されたファイ
ルをキャッシュファイルとして記憶するキャッシュ機能
を有する情報処理装置において、前記キャッシュファイ
ルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたキ
ャッシュファイルの種類を判断する判断手段と、前記キ
ャッシュファイルの種類ごとに定められた前記記憶手段
からの削除の期限にもとづいて、前記記憶手段に記憶さ
れたキャッシュファイルの中から所定個数のキャッシュ
ファイルを選択する選択手段と、前記選択手段により選
択されたキャッシュファイルを前記記憶手段から削除す
る削除手段と、を備えたことを特徴とする。
【0027】この請求項2に記載の発明によれば、キャ
ッシュファイルとして保存しておく価値が低い種類に属
するファイルの削除期限を短く定めておくことにより、
それらのファイルは取得後早期に前記記憶手段から削除
される。
【0028】また、請求項3に記載の発明に係る情報処
理装置は、請求項1または2に記載の発明において、前
記判断手段が、前記記憶手段に記憶されたキャッシュフ
ァイルに格納されているデータの種類にもとづいて当該
キャッシュファイルの種類を判断することを特徴とす
る。
【0029】この請求項3に記載の発明によれば、キャ
ッシュファイルは当該ファイルに格納されているデータ
の種類という、容易に把握可能な要素にもとづく簡易な
処理により分類される。
【0030】また、請求項4に記載の発明に係る情報処
理装置は、請求項1または2に記載の発明において、前
記判断手段が、前記記憶手段に記憶されたキャッシュフ
ァイルに格納されているデータの種類および大きさにも
とづいて当該キャッシュファイルの種類を判断すること
を特徴とする。
【0031】この請求項4に記載の発明によれば、キャ
ッシュファイルは当該ファイルに格納されているデータ
の種類および大きさという、容易に把握可能な要素にも
とづく簡易な処理により分類される。
【0032】また、請求項5に記載の発明に係る情報処
理装置は、請求項1または2に記載の発明において、さ
らに、キャッシュファイルの種類を設定する第一の設定
手段を備え、前記判断手段は、前記第一の設定手段によ
り設定されたキャッシュファイルの種類にもとづいて前
記記憶手段に記憶されたキャッシュファイルの種類を判
断することを特徴とする。
【0033】この請求項5に記載の発明によれば、キャ
ッシュファイルは操作者により任意に設定された、個々
の状況に即した分類によって各々の種類に分類される。
【0034】また、請求項6に記載の発明に係る情報処
理装置は、請求項1または請求項3〜5のいずれかに記
載の発明において、さらに、キャッシュファイルの種類
ごとに前記記憶手段からの削除の順序を設定する第二の
設定手段を備え、前記選択手段が、前記第二の設定手段
により設定された削除の順序にもとづいて、前記記憶手
段に記憶されたキャッシュファイルの中から所定個数の
キャッシュファイルを選択することを特徴とする。
【0035】この請求項6に記載の発明によれば、キャ
ッシュファイルは操作者により任意に設定された、個々
の状況に即した順序によって前記記憶手段から削除され
る。
【0036】また、請求項7に記載の発明に係る情報処
理装置は、請求項2〜5のいずれかに記載の発明におい
て、さらに、キャッシュファイルの種類ごとに前記記憶
手段からの削除の期限を設定する第二の設定手段を備
え、前記選択手段が、前記第二の設定手段により設定さ
れた削除の期限にもとづいて、前記記憶手段に記憶され
たキャッシュファイルの中から所定個数のキャッシュフ
ァイルを選択することを特徴とする。
【0037】この請求項7に記載の発明によれば、キャ
ッシュファイルは操作者により任意に設定された、個々
の状況に即した時期に前記記憶手段から削除される。
【0038】また、請求項8の発明に係る情報処理方法
は、複数の情報処理装置間で送受信されたファイルをキ
ャッシュファイルとして記憶するキャッシュ機能を有す
る情報処理方法において、前記キャッシュファイルの種
類を判断する判断工程と、前記キャッシュファイルの種
類ごとに定められた削除の順序にもとづいて、前記キャ
ッシュファイルの中から所定個数のキャッシュファイル
を選択する選択工程と、前記選択工程により選択された
キャッシュファイルを削除する削除工程と、を含んだこ
とを特徴とする。
【0039】この請求項8に記載の発明によれば、キャ
ッシュファイルとして保存しておく価値が低い種類に属
するファイルの削除順序を早く定めておくことにより、
それらのファイルは優先的に削除される。
【0040】また、請求項9に記載の発明に係る情報処
理方法は、複数の情報処理装置間で送受信されたファイ
ルをキャッシュファイルとして記憶するキャッシュ機能
を有する情報処理方法において、前記キャッシュファイ
ルの種類を判断する判断工程と、前記キャッシュファイ
ルの種類ごとに定められた削除の期限にもとづいて、前
記キャッシュファイルの中から所定個数のキャッシュフ
ァイルを選択する選択工程と、前記選択工程により選択
されたキャッシュファイルを削除する削除工程と、を含
んだことを特徴とする。
【0041】この請求項9に記載の発明によれば、キャ
ッシュファイルとして保存しておく価値が低い種類に属
するファイルの削除期限を短く定めておくことにより、
それらのファイルは取得後早期に削除される。
【0042】また、請求項10に記載の発明に係る情報
処理方法は、請求項8または9に記載の発明において、
前記判断工程が、前記キャッシュファイルに格納されて
いるデータの種類にもとづいて当該キャッシュファイル
の種類を判断することを特徴とする。
【0043】この請求項10に記載の発明によれば、キ
ャッシュファイルは当該ファイルに格納されているデー
タの種類という、容易に把握可能な要素にもとづく簡易
な処理により分類される。
【0044】また、請求項11に記載の発明に係る情報
処理方法は、請求項8または9に記載の発明において、
前記判断工程が、前記キャッシュファイルに格納されて
いるデータの種類および大きさにもとづいて当該キャッ
シュファイルの種類を判断することを特徴とする。
【0045】この請求項11に記載の発明によれば、キ
ャッシュファイルは当該ファイルに格納されているデー
タの種類および大きさという、容易に把握可能な要素に
もとづく簡易な処理により分類される。
【0046】また、請求項12に記載の発明に係る情報
処理方法は、請求項8または9に記載の発明において、
さらに、キャッシュファイルの種類を設定する第一の設
定工程を含み、前記判断工程は、前記第一の設定工程に
より設定されたキャッシュファイルの種類にもとづいて
前記キャッシュファイルの種類を判断することを特徴と
する。
【0047】この請求項12に記載の発明によれば、キ
ャッシュファイルは操作者により任意に設定された、個
々の状況に即した分類によって各々の種類に分類され
る。
【0048】また、請求項13に記載の発明に係る情報
処理方法は、請求項8または請求項10〜12のいずれ
かに記載の発明において、さらに、キャッシュファイル
の種類ごとに削除の順序を設定する第二の設定工程を含
み、前記選択工程が、前記第二の設定工程により設定さ
れた削除の順序にもとづいて、前記キャッシュファイル
の中から所定個数のキャッシュファイルを選択すること
を特徴とする。
【0049】この請求項13に記載の発明によれば、キ
ャッシュファイルは操作者により任意に設定された、個
々の状況に即した順序によって削除される。
【0050】また、請求項14に記載の発明に係る情報
処理方法は、請求項9〜12のいずれかに記載の発明に
おいて、さらに、キャッシュファイルの種類ごとに削除
の期限を設定する第二の設定工程を含み、前記選択工程
が、前記第二の設定工程により設定された削除の期限に
もとづいて、前記キャッシュファイルの中から所定個数
のキャッシュファイルを選択することを特徴とする。
【0051】この請求項14に記載の発明によれば、キ
ャッシュファイルは操作者により任意に設定された、個
々の状況に即した時期に削除される。
【0052】また、請求項15に記載の発明に係る記憶
媒体は、前記請求項8〜14のいずれか一つに記載され
た方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録し
たことを特徴とする。
【0053】この請求項15に記載の発明によれば、前
記請求項8〜14のいずれか一つに記載された方法をコ
ンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、
そのプログラムを機械読み取り可能となり、これによっ
て、請求項8〜14の動作をコンピュータによって実現
することが可能である。
【0054】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る情報処理装置、情報処理方法、およびその方
法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態
を詳細に説明する。
【0055】(実施の形態1)まず、本発明の実施の形
態1による情報処理装置を含む、ファイルの送受信シス
テムのシステム構成について説明する。図1は、実施の
形態1による情報処理装置であるキャッシュコンピュー
タを備えた、ファイルの送受信システムのシステム構成
を示すブロック図である。
【0056】図1において、101,102,103お
よび104はファイルを保持し、要求に応じてそれらを
送信するサーバであり、105,106および107
は、上記サーバ101,102,103および104の
いずれかに対してファイルの送信を要求するクライアン
トである。サーバ101,102,103,104およ
びクライアント105,106,107は、キャッシュ
コンピュータ108を介して、ネットワーク100によ
り接続されている。
【0057】なお、ここでは説明の便宜上、クライアン
ト105,106および107とは別にキャッシュコン
ピュータ108を設ける構成としているが、クライアン
ト105,106および107自身が受信したファイル
のキャッシュをおこなう構成としてもよい。
【0058】サーバ101はホームページAを構成する
ファイルA1,A2,A3およびA4を、サーバ102
はホームページBを構成するファイルB1およびB2
を、サーバ103はホームページCを構成するファイル
C1,C2およびC3を、サーバ104はホームページ
Dを構成するファイルD1およびD2を、それぞれ保持
している。なお、ファイルA1,B1,C1およびD1
は文字列(テキスト)データを格納し、その他のファイ
ルは画像(イメージ)データを格納しているものとす
る。
【0059】また、108はファイルのキャッシュをお
こなうキャッシュコンピュータである。キャッシュコン
ピュータ108には、サーバ101,102,103の
いずれかとクライアント105,106,107のいず
れかとの間でホームページA,B,Cを構成するファイ
ルの送受信が順におこなわれた結果、ホームページAを
構成するファイルA1,A2,A3,A4のキャッシュ
ファイルa1,a2,a3,a4、Bを構成するファイ
ルB1,B2のキャッシュファイルb1,b2、および
Cを構成するファイルC1,C2,C3のキャッシュフ
ァイルc1,c2,c3が蓄積されているものとする。
【0060】つぎに、本発明の実施の形態1による情報
処理装置のハードウェア構成について説明する。図2
は、実施の形態1による情報処理装置のハードウェア構
成を示すブロック図である。図2において、201はシ
ステム全体を制御するCPUを、202はブートプログ
ラム等を記憶したROMを、203はCPU201のワ
ークエリアとして使用されるRAMをそれぞれ示してい
る。
【0061】また、204はCPU201の制御にした
がってHD(ハードディスク)205に対するデータの
リード/ライトを制御するHDD(ハードディスクドラ
イブ)を、205はHDD204の制御で書き込まれた
データを記憶するHDを、206はCPU201の制御
にしたがってFD(フロッピーディスク)207に対す
るデータのリード/ライトを制御するFDD(フロッピ
ーディスクドライブ)を、207はFDD206の制御
で書き込まれたデータを記憶する着脱自在のFDをそれ
ぞれ示している。
【0062】また、208はカーソル、アイコンあるい
はツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報等の
データに関するウインドウを表示するディスプレイを、
209は通信回線210を介して図1のネットワーク1
00に接続され、そのネットワーク100と内部とのイ
ンターフェイスを司るインターフェイス(I/F)をそ
れぞれ示している。
【0063】また、211は文字、数値、各種指示等の
入力のための複数のキーを備えたキーボードを、212
はカーソルの移動や範囲選択、あるいはウインドウの移
動やサイズの変更、アイコンの選択、移動等をおこなう
マウスをそれぞれ示している。また、200は上記各部
を接続するためのバスを示している。
【0064】つぎに、本発明の実施の形態1による情報
処理装置の機能的構成について説明する。図3は、実施
の形態1による情報処理装置の機能的構成を示すブロッ
ク図である。
【0065】図3のブロック図において、情報処理装置
は、ファイル記憶部300と、ファイル種類判断部30
1と、ファイル選択部302と、ファイル削除部303
とを含む構成である。また、ファイル種類判断部301
はファイル種類テーブル301aを、ファイル選択部3
02は削除順序テーブル302aを、それぞれ含む構成
である。
【0066】ファイル記憶部300は、この情報処理装
置を介してファイルが送受信された際、その複製をとっ
てその取得日時、すなわち、この情報処理装置を経由し
て当該ファイルが送受信された日時等とともに記憶す
る。このとき、新たなキャッシュファイルを記憶するだ
けの十分な空き領域がない場合は、後述するファイル種
類判断部301、ファイル選択部302およびファイル
削除部303により、すでに記憶されているキャッシュ
ファイルのいずれかを削除させて、必要な記憶領域を確
保する。
【0067】ファイル種類判断部301は、あるキャッ
シュファイルがある種類に分類されるための諸条件を示
したファイル種類テーブル301aを参照して、ファイ
ル記憶部300に記憶されたキャッシュファイルの種類
を判断する。そして、各々のキャッシュファイルとその
属する種類とを対応づけた作業用のテーブルを作成す
る。
【0068】ここでキャッシュファイルは、当該キャッ
シュファイルの元となったファイルの、サーバでの変更
可能性の大小にもとづいていくつかの種類に分類され
る。ただしキャッシュコンピュータにおいて、サーバ上
の元ファイルが変更されるか、変更されるとしていつ変
更されるかを厳密に把握することは困難である。
【0069】すなわち、ファイルの送受信時に、たとえ
ば当該ファイルの次回更新予定日時を付加するようにす
れば正確であるが、現在普及しているシステムではファ
イルに更新予定情報を付加することは一般的ではない。
したがって、本実施の形態1においては、ファイルに格
納されているデータの種類および/または大きさから、
当該ファイルの変更可能性を近似的に求め、その近似的
な変更可能性の大小によって、キャッシュファイルの種
類を区別するようにしている。
【0070】つぎに、より具体的な例を挙げて、キャッ
シュファイルの種類について説明する。図4は、サーバ
101に保持されているホームページAの外観の一例を
示す説明図である。
【0071】図4において、「○×△株式会社ホームペ
ージ」などの文字列や、下記に説明する各種画像を格納
したファイルA2,A3およびA4に対するリンク情報
などは、文字列(テキスト)データを格納したファイル
A1に記述されている。
【0072】また、図4において401は当該ホームペ
ージを提供している会社のシンボルマークであり、ファ
イルA2に格納されている。402は記事の項目が新し
いことを示す更新マークであり、ファイルA3に格納さ
れている。また403は飾りのための単なるシンボルで
あり、ファイルA4に格納されている。
【0073】図4の例において、ファイルA1に格納さ
れている文章は比較的頻繁に更新されることが予想され
るが、シンボルマークなどの画像を格納したファイルA
2,A3およびA4の内容はほとんど変更されることが
ないと考えられる。そこで、キャッシュファイルを、当
該キャッシュファイルの元となったファイルの、サーバ
における変更可能性の大小にもとづいて、文字列(テキ
スト)データを格納したファイルと画像(イメージ)デ
ータを格納したファイルとの二種類に分類する。
【0074】図5は、この場合のファイル種類テーブル
301aの一例を示す説明図である。図5において「I
D」の項目は、それぞれのファイルの種類を区別し特定
するために付与された通し番号を表す。また「条件」の
項目は、あるファイルがそのファイル種類に該当するた
めの諸条件を表す。
【0075】また図6は、サーバ101に保持されてい
るホームページAの外観の他の一例を示す説明図であ
る。図6において、「概況:低気圧は北海道の東海上に
抜け、・・・」などの文字列や、下記に説明する各種画
像を格納したファイルA2,A3およびA4に対するリ
ンク情報などは、文字列(テキスト)データを格納した
ファイルA1に記述されている。
【0076】601および602はボタンであり、それ
ぞれファイルA2,ファイルA3に格納されている。ま
た603は天気図であり、ファイルA4に格納されてい
る。
【0077】同じ画像データを格納したファイルであっ
ても、マークやボタンのような小さな(データ量の少な
い)画像のファイルはあまり変更されないが、天気図の
ような大きな画像のファイルは、比較的頻繁に更新され
る場合がある。
【0078】そこで図6の例においては、ファイルの種
類を、たとえば文字列データを格納したファイル、10
0KB以上の画像データを格納したファイル、および1
00KB未満の画像データを格納したファイル、の三種
類に分類する。図7は、この場合のファイル種類テーブ
ル301aの一例を示す説明図である。
【0079】ファイルの種類分けは上記に限らず、たと
えばGIF形式の画像データを格納したファイルとJP
EG形式の画像データを格納したファイルとを区別した
り、あるいは文字列や画像に加えて、音声を格納したフ
ァイル、動画を格納したファイル等のファイル種類を設
けたりしてもよい。
【0080】ファイル種類判断部301は、ファイル記
憶部300に記憶されたキャッシュファイルを一つずつ
取り出して、図5や図7に示したファイル種類テーブル
301aを参照しながら、当該キャッシュファイルがど
のファイル種類に該当するかを判断する。
【0081】なお、あるキャッシュファイルに格納され
ているデータの種類(文字列であるか、画像であるか
等)は、その元となったファイルの名称に含まれる拡張
子や、あるいは当該元ファイルの送信時に通信プロトコ
ルにより付与されたヘッダ部分の情報を参照して判断す
る。たとえば、拡張子が「.htm」であったりヘッダ
に「text/plain」と記述されていたりするフ
ァイルには、文字列データが格納されている。
【0082】そしてファイル種類判断部301は、個々
のキャッシュファイルとそれが属する種類とを対応づけ
た作業用のテーブルを作成する。図8は、ファイル種類
テーブル301aが図5のようであったときの、上記作
業用テーブルの一例を示す説明図である。
【0083】図8において、「ID」の項目はファイル
種類のIDを、また「ファイル」の項目はその種類に該
当するキャッシュファイルを、それぞれ示している。た
とえば、そのキャッシュファイルに格納されているのが
文字列データであることを条件とする、「1」というI
Dにより示されるファイル種類には、記憶部300に記
憶されたキャッシュファイルのうち、a1,b1および
c1が分類されている。
【0084】また、図9は、ファイル種類テーブル30
1aが図7のようであったときの、上記作業用テーブル
の他の一例を示す説明図である。図9において、たとえ
ば100KB以上の画像データが格納されていることを
条件とする、2というIDにより示されるファイル種類
には、記憶部300に記憶されたキャッシュファイルの
うちa4のみが分類されている。
【0085】ファイル選択部302は、削除順序テーブ
ル302aを参照して、ファイル記憶部300のキャッ
シュファイルの中から削除すべきキャッシュファイルを
選択する。ここで削除順序テーブル302aには、ファ
イルの種類ごとにファイル記憶部300からの削除の順
序が定められている。より具体的には、変更可能性の大
きいファイル種類から変更可能性の小さいファイル種類
の順に、削除する順番が定められている。
【0086】図10は、ファイルの種類が図5に示した
二種類であったときの、削除順序テーブル302aの一
例を示す説明図である。図10において「ID」の項目
は、図5における「ID」の項目と共通であり、それぞ
れのファイルの種類を区別し特定するために付与された
通し番号を表す。
【0087】また「順序」の項目は、IDにより特定さ
れる各種類のファイルが、どのような順序でファイル記
憶部300から削除されるかを示している。図10にお
いては、文字列データを格納したファイルは、画像デー
タを格納したファイルよりも先に削除されるように定め
られている。
【0088】また図11は、ファイルの種類が図7に示
した三種類であったときの、削除順序テーブル302a
の一例を示す説明図である。図11においては、まず1
00KB以上の画像データを格納したファイルが削除さ
れ、そのつぎに文字列データを格納したファイルが削除
され、最後に100KB未満の画像データを格納したフ
ァイルが削除されるように定められている。
【0089】このように、ファイルに格納されているデ
ータの種類だけでなく、その大きさも考慮することによ
り、ファイルをその変更可能性にもとづいてよりきめ細
かに分類することができる(したがって、各々のファイ
ルの特性により沿った順序でファイルを削除することが
できる)とともに、データ量の大きいファイルによって
ファイル記憶部300の容量が圧迫されるのを防ぐこと
ができる。
【0090】ファイル削除部303は、ファイル選択部
302により選択されたファイルを、ファイル記憶部3
00から削除する。
【0091】なお、ファイル記憶部300、ファイル種
類判断部301、ファイル選択部302およびファイル
削除部303は、それぞれROM202、RAM203
またはハードディスク205、フロッピーディスク20
7等の記録媒体に記録されたプログラムに記載された命
令にしたがってCPU201等が命令処理を実行するこ
とにより、各部の機能を実現するものである。
【0092】つぎに、本発明の実施の形態1による情報
処理装置の処理の流れについて説明する。図12は、実
施の形態1による情報処理装置の一連の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0093】まず、ステップS1201において、ファ
イル記憶部300の空き容量が十分であるかどうかを調
べ、十分であるときは(ステップS1201肯定)処理
を終了し、十分でないときは(ステップS1201否
定)、ステップS1202に移行する。
【0094】ステップS1202において、ファイル記
憶部300に記憶されているキャッシュファイルのいず
れか一つを示す変数mに1を設定する。つぎに、ステッ
プS1203において、変数mで示されるキャッシュフ
ァイルについて、その種類をファイル種類テーブル30
1aを参照して判断する。そして当該キャッシュファイ
ルの名称とファイル種類のIDとを、作業用のテーブル
に対応づけて記憶する。
【0095】ステップS1204において、mを一つイ
ンクリメントし、続くステップS1205において、m
がファイル記憶部300に記憶されているキャッシュフ
ァイルの総数M以下かどうかを判定する。
【0096】ここで、mがM以下であれば(ステップS
1205肯定)、まだ種類の判断されていないキャッシ
ュファイルがあるということなので、ステップS120
3に移行して、残余のキャッシュファイルについて上記
処理を繰り返す。一方、mがMを上回っていれば(ステ
ップS1205否定)、ファイル記憶部300に格納さ
れているキャッシュファイルのすべてについてその種類
を判断したということなので、ステップS1206に移
行する。
【0097】ステップS1206において、何番目の削
除順序のファイル種類に属するファイルを削除するかを
示す変数nに1を設定する。つぎにステップS1207
において、ファイル記憶部300に記憶されたキャッシ
ュファイルのうち、削除順序がnとなっているファイル
種類に属するものをすべて選択する。
【0098】たとえばファイル種類テーブル301aが
図5、削除順序テーブルが図10、またステップS12
03においてファイル種類判断部301により作成され
た作業用テーブルが図8のようであったとする。
【0099】ここで、nは1であるので、図10におい
て削除順序が1に設定されているファイル種類、すなわ
ちIDが1で、図5によればファイルに格納されている
データが文字列であることを条件とするファイル種類に
属するファイルをすべて選択することになる。図8に示
した作業用テーブルを参照すると、具体的にはそのファ
イルとはa1,b1およびc1である。
【0100】そしてステップS1208において、ステ
ップS1207で選択されたキャッシュファイルをファ
イル記憶部300から削除する。その後、ステップS1
209において、上記処理によって、ファイル記憶部3
00に十分な空き領域が確保できたかどうかを判定す
る。
【0101】そして十分な空き領域が確保できていると
きは(ステップS1209肯定)処理を終了する。十分
な空き領域が確保できていないときは(ステップS12
09否定)、ステップS1210においてnを一つイン
クリメントしてから、ステップS1207に戻って上記
処理を繰り返す。
【0102】すなわち、上記と同様の例で、再度ステッ
プS1207およびステップS1208の処理をおこな
うときは、nが2になっているので、削除順序が2に設
定されているファイル種類に属するファイル、具体的に
はa2,a3,a4,b2,c2およびc3がファイル
記憶部300から削除されることになる。このようにし
て、ファイル記憶部300に十分な空き領域が確保でき
るまで、所定の削除順序の順にキャッシュファイルを削
除してゆく。
【0103】上記処理の前後においてファイル記憶部3
00の内部の状態がどのように変化するかを、具体例を
もちいて説明する。図13は、実施の形態1におけるフ
ァイル記憶部300の内部の状態の変化を示す説明図で
ある。
【0104】図13(a)は、上記処理がおこなわれる
前のファイル記憶部300の状態を示す説明図である。
【0105】キャッシュコンピュータ108のファイル
記憶部300には、前述のように、サーバ101,10
2,103のいずれかとクライアント105,106,
107のいずれかとの間でホームページA,B,Cを構
成するファイルの送受信が順におこなわれた結果、ホー
ムページAを構成するファイルA1,A2,A3,A4
のキャッシュファイルa1,a2,a3,a4、Bを構
成するファイルB1,B2のキャッシュファイルb1,
b2、およびCを構成するファイルC1,C2,C3の
キャッシュファイルc1,c2,c3が蓄積されてい
る。なお図13において、斜線部分は空き領域を表す。
【0106】この状態で、たとえばクライアント105
からサーバ104に対するファイルD1およびD2の送
信要求が発せられ、その要求に応じて、サーバ104か
ら、ファイルD1およびD2がキャッシュコンピュータ
108を経てクライアント105に送信されたとする。
【0107】ファイルD1のキャッシュファイルd1、
およびファイルD2のキャッシュファイルd2の大きさ
が図13(b)のようであったとすると、図13(a)
の状態のファイル記憶部300には、d1およびd2を
新たに格納できるだけの十分な空き領域がない。
【0108】そこで、ファイル種類テーブルが図5、削
除順序テーブルが図10のようであったとすると、ファ
イル記憶部300からは、前述のように削除順序が最も
早いファイル種類に属するファイルa1,b1およびc
1が削除される。そしてこれにより得られた空き領域
に、d1およびd2を格納する。
【0109】なおこの例では、a1,b1およびc1を
削除するのみでd1およびd2の格納に必要な記憶領域
が得られるため、削除順序が2以下のファイル種類に属
するファイル、具体的にはa2,a3,a4,b2,c
1およびc2は削除されない。
【0110】図13(c)は、上記処理がおこなわれた
後のファイル記憶部300の内部の状態を示す説明図で
ある。なお、ファイルd2はそれ全体を格納できるだけ
の連続した空き領域が得られなかったため、d2−1お
よびd2−2の二つの部分に分けて格納されている。
【0111】この状態で、たとえばクライアント106
においてホームページAの閲覧要求が発生したとする
と、a2,a3およびa4はまだキャッシュコンピュー
タ108に残っており、しかもA2,A3およびA4が
サーバ104で変更されている可能性は低い、換言すれ
ば、キャッシュファイルa2,a3およびa4とその元
となったファイルA2,A3およびA4とは、この時点
でも完全に同一である可能性が高いと判断することがで
きる。
【0112】したがって、サーバ104からA2,A3
およびA4を送信するのでなく、キャッシュコンピュー
タ108からa2,a3およびa4を送信することで、
クライアント106からのファイル送信要求を簡易に処
理できる可能性が高いと判断することができる。
【0113】すなわち、クライアント106からのファ
イル送信要求を受信したキャッシュコンピュータ108
が、サーバ104に対して、自己がそのキャッシュを取
得した後に元ファイルに変更がなされたのであれば更新
後のそのファイルを、なんらの変更がなければその旨の
応答を、それぞれ送るように要求すると、A2,A3お
よびA4については当該ファイルには変更がない旨の応
答を得られる可能性が高いと判断することができる。
【0114】この応答のデータ量は、一般にファイル本
体のデータ量よりも小さいため、サーバ104とキャッ
シュコンピュータ108との間の通信量を抑えることが
でき、これによりネットワークの混雑やコンピュータの
負荷を低減させることができる。
【0115】なお、ファイルA1はあらためてサーバ1
04から取得しなければならないが、かりにそのキャッ
シュファイルa1がまだキャッシュコンピュータ108
に残っていたとしても、クライアント106からの要求
時にはA1とa1との内容には差異が生じており(サー
バ104においてA1に変更が加えられたために)、再
度サーバ104からA1を取り寄せなければならない可
能性の高かったものである。
【0116】従来技術と比較すると、従来技術において
はキャッシュファイルをその取得日時順に削除するた
め、新たなキャッシュファイルd1およびd2を格納で
きるだけの十分な空き領域がないときは、取得日時の最
も早いキャッシュファイルa1,a2,a3およびa4
が削除される。
【0117】したがって、再度クライアント106がサ
ーバ104に対してホームページAを構成するファイル
の送信を要求した場合、キャッシュコンピュータ108
からはすでにそれらのキャッシュが削除されているた
め、再度サーバ104からA1,A2,A3およびA4
のすべてを取得してこなければならない。
【0118】しかも、その結果としてキャッシュコンピ
ュータ108に再度蓄積されるキャッシュファイルa
1,a2,a3およびa4のうち、マーク等の画像のフ
ァイルであるa2,a3およびa4は、サーバ104に
おいてその元ファイルA2,A3およびA4になんらの
変更も加えられていないために、d1およびd2の格納
時に削除されたa2,a3およびa4と完全に同一であ
る可能性が高い。すなわち従来技術においては、キャッ
シュコンピュータ108において、同じファイルを記憶
し削除しまた記憶するという作業の無駄が発生している
ことになる。
【0119】以上説明したように、本発明の実施の形態
1によれば、キャッシュファイルはその元となったサー
バ上のファイルの変更可能性に配慮した順序で削除され
る。より具体的には、元ファイルの変更可能性が高いた
めに将来その代わりとして利用できる可能性が低く、キ
ャッシュファイルとして保存しておく価値が低い種類に
属するファイルは、優先的にファイル記憶部300から
削除される。
【0120】これによって、キャッシュとしての価値の
高いファイルのみがファイル記憶部300に残されるこ
ととなり、より効率的なファイルのキャッシュがおこな
えるとともに、システム全体の処理効率を向上させるこ
とが可能である。
【0121】また、キャッシュファイルの種類分けの根
拠となる元ファイルの変更可能性は、当該ファイルに格
納されているデータの種類や大きさによって近似的に推
定される。
【0122】したがって、サーバにおいて個々のファイ
ルに変更予定情報を設定したり、ファイルの送信時に当
該変更予定情報を付加したり、あるいはキャッシュコン
ピュータにおいて、ファイルに含まれる文字列の解析等
により当該ファイルの変更予定日時を推定したりといっ
た、煩雑で複雑な処理を要することなく、ファイルに格
納されているデータの種類および/または大きさとい
う、容易に把握可能な要素にもとづく簡易な処理で、キ
ャッシュファイルを分類しそれに応じた順序によって削
除することが可能である。
【0123】(実施の形態2)さて、上述した実施の形
態1にあっては、ファイルの種類ごとにファイル記憶部
300からの削除の順序を定めるようにしたが、以下に
説明する実施の形態2のように、順序に代えてその削除
の期限を定めるようにしてもよい。
【0124】実施の形態2による情報処理装置を含む、
情報処理システムのシステム構成は、図1に示した実施
の形態1のシステム構成と同様であるので説明を省略す
る。また、実施の形態2による情報処理装置のハードウ
ェア構成も、図2に示した実施の形態1のハードウェア
構成と同様であるので説明を省略する。
【0125】図14は、実施の形態2による情報処理装
置の機能的構成を示すブロック図である。図14におい
て、ファイル記憶部1400、ファイル種類判断部14
01、ファイル種類テーブル1401aおよびファイル
削除部1403は、それぞれ図3のファイル記憶部30
0、ファイル種類判断部301、ファイル種類テーブル
301aおよびファイル削除部303と同様であるの
で、その説明を省略する。
【0126】図14において、ファイル選択部1402
は削除期限テーブル1402aと、残期間算出部140
2bとを含む構成である。削除期限テーブル1402a
は、ファイルの種類ごとにその削除の期限を定めたテー
ブルである。ファイル種類テーブル1401aが図5の
ようであったときの、削除期限テーブル1402aの一
例を図15に示す。
【0127】図15において、IDが1で示されるファ
イル種類に属するファイル、具体的には文字列データを
格納したファイルは、削除期限がその取得日時から2日
後と定められている。またIDが2で示されるファイル
種類に属するファイル、具体的には画像データを格納し
たファイルは、削除期限がその取得日時から20日後と
定められている。
【0128】なお期限は一日単位である必要はなく、取
得時から48時間後、のように時間単位等で指定するよ
うにしてもよい。また取得時からの期間でなく、5月3
日午前10時、のような絶対日時で指定するようにして
もよい。
【0129】残期間算出部1402bは、ファイル記憶
部1400に記憶されたキャッシュファイルのそれぞれ
について、図15に示した削除期限テーブル1402a
を参照しながら、現在日時からその削除期限までの期間
(すなわち削除期限までの残期間)Tを算出する。
【0130】たとえば、ファイル記憶部1400に記憶
されているキャッシュファイルa1,a2,a3および
a4は5月1日に取得されたものであり、b1およびb
2は5月10日に取得されたものであり、c1,c2お
よびc3は5月20日に取得されたものであるとする。
ここで、5月21日に、新たなキャッシュファイルd1
およびd2を格納するために、すでに記憶されているキ
ャッシュファイルのいずれかを削除するとする。
【0131】文字列データを格納したファイルであるa
1は、図5に示したファイル種類テーブル1401aに
より、IDが1で示されるファイル種類に分類される。
そして図15の削除期限テーブル1402aによれば、
IDが1で示されるファイル種類の削除期限は取得日時
から2日後である。したがって、a1の削除期限は5月
1日から2日後の5月3日であり、現在日時の5月21
日から当該削除期限までの残期間Tは−(マイナス)1
8日である。
【0132】また、画像データを格納したファイルであ
るc3は、図5のファイル種類テーブル1401aによ
り、IDが2で示されるファイル種類に分類される。そ
して図15の削除期限テーブル1402aによれば、I
Dが2で示されるファイル種類の削除期限は取得日時か
ら20日後である。したがって、c3の削除期限は5月
20日から20日後の6月9日であり、現在日時の5月
21日から当該削除期限までの残期間Tは19日であ
る。
【0133】残期間算出部1402bは、個々のキャッ
シュファイルと、上記のようにして算出されたその残期
間Tとを対応づけた作業用のテーブルを作成する。図1
6は、残期間算出部1402bにより作成される作業用
テーブルの一例を示す説明図である。なお図16のテー
ブルは、この後に続く処理の便宜のため、残期間Tの値
の小さいものの順にソート(並び替え)がおこなわれて
いる。
【0134】ファイル選択部1402は、まず、残期間
算出部1402bにより算出された期間Tが負の値とな
る(すなわち削除期限を過ぎている)キャッシュファイ
ルをすべて選択する。上の例ではa1およびb1が期限
切れのキャッシュファイルに該当する。
【0135】そしてこれらのファイルの削除によって
も、ファイル記憶部1400に必要な空き領域が確保で
きないときは、Tの値の小さいものから順にキャッシュ
ファイルを選択する。上記の例では、a1およびb1の
つぎに選択されるのは、画像データを格納したファイル
であって、削除期限が5月21日(取得日時5月1日の
20日後)であり、Tの値が0となるファイルa2,a
3およびa4である。
【0136】実施の形態1と実施の形態2とを比較する
と、実施の形態1においてはたとえば文字列データを格
納したキャッシュファイルであれば、5月1日に取得さ
れたa1も5月20日に取得されたc1も同時に削除さ
れることになるが、実施の形態2においては当該ファイ
ルの取得時期を考慮しているため、期限切れのa1は削
除されるが、期限までまだ間のあるc1は原則的に削除
されない。すなわち、期限切れのファイルの削除によっ
てファイル記憶部1400に必要な記憶領域が確保でき
る限り、削除されない。
【0137】なお、ファイル記憶部1400、ファイル
種類判断部1401、ファイル選択部1402およびフ
ァイル削除部1403は、それぞれROM202、RA
M203またはハードディスク205、フロッピーディ
スク207等の記録媒体に記録されたプログラムに記載
された命令にしたがってCPU201等が命令処理を実
行することにより、各部の機能を実現するものである。
【0138】つぎに、本発明の実施の形態2による情報
処理装置の処理の流れについて説明する。図17は、実
施の形態2による情報処理装置の一連の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0139】まずステップS1701において、ファイ
ル記憶部1400の空き領域が十分であるかどうかを調
べ、十分であるときは(ステップS1701肯定)処理
を終了し、十分でないときは(ステップS1701否
定)、ステップS1702に移行する。
【0140】ステップS1702において、ファイル記
憶部1400に記憶されているキャッシュファイルのい
ずれか一つを示す変数mに1を設定する。つぎにステッ
プS1703において、変数mで示されるキャッシュフ
ァイルについて、その種類をファイル種類テーブル14
01aを参照して判断する。
【0141】ステップS1704において、変数mで示
されるキャッシュファイルについて、ステップS170
3において判断されたその種類、および削除期限テーブ
ル1402aを参照して、現在日時からその削除期限ま
での期間Tを算出する。
【0142】ステップS1705において、mを一つイ
ンクリメントし、続くステップS1706において、m
がファイル記憶部1400に記憶されているキャッシュ
ファイルの総数M以下かどうかを判定する。
【0143】ここで、mがM以下であれば(ステップS
1706肯定)、まだ種類の判断と期間Tの算出とがお
こなわれていないキャッシュファイルがあるということ
なので、ステップS1703に移行して、残余のキャッ
シュファイルについて上記処理を繰り返す。一方、mが
Mを上回っていれば(ステップS1706否定)、ファ
イル記憶部1400に格納されているキャッシュファイ
ルのすべてについてその種類を判断し、期間Tを算出し
たということなので、ステップS1707に移行する。
【0144】ステップS1707において、Tの値が負
となるキャッシュファイルをすべて選択し、ステップS
1708において、これらのファイルをファイル記憶部
1400から削除する。
【0145】そしてステップS1709において、上記
処理によって、ファイル記憶部1400に十分な空き領
域が確保できたかどうかを判定する。ファイル記憶部1
400に十分な空き領域が確保できているときは(ステ
ップS1709肯定)処理を終了し、十分な空き領域が
確保できていないときは(ステップS1709否定)、
ステップS1710に移行する。
【0146】ステップS1710において、ファイル記
憶部1400に残っているキャッシュファイルのうち、
Tの値が最小となるものを選択する。そしてステップS
1711において、ステップS1710で選択されたフ
ァイルをファイル記憶部1400から削除し、ステップ
S1709に移行して、ファイル記憶部1400に必要
な空き領域が確保できるまで、ステップS1710およ
びステップS1711の処理を繰り返す。
【0147】なお、上記ではファイル記憶部1400の
空き容量が足りなくなったときに期限切れのキャッシュ
ファイルを削除するようにしているが、これとあわせ
て、定期的にファイル記憶部1400を調査して、期限
を過ぎたキャッシュファイルを削除するようにしてもよ
い。
【0148】このようにすれば、サーバ上の元ファイル
がいつ変更されるかが分かっている場合は、その変更時
期をキャッシュファイルの削除期限として定めておくこ
とで、元ファイルが変更されたためにその代わりとして
利用することができなくなったキャッシュファイルを、
その代替可能性が失われた時点で確実にファイル記憶部
1400から削除することができる。すなわち、再利用
可能性のないキャッシュファイルによってファイル記憶
部1400の記憶領域が無駄に占有されるのを防ぐこと
ができる。
【0149】以上説明したように、本発明の実施の形態
2によれば、キャッシュファイルは原則的にその取得時
から所定期間を経過した後にファイル記憶部1400か
ら削除される。したがって、キャッシュファイルとして
保存しておく価値が低い種類に属するファイルの所定期
間を短く定めておくことにより、それらのファイルは取
得後間もない時期にファイル記憶部1400から削除さ
れる。
【0150】これによって、キャッシュとしての価値の
高いファイルのみがファイル記憶部1400に残される
こととなり、より効率的なファイルのキャッシュがおこ
なえるとともに、システム全体の処理効率を向上させる
ことが可能である。
【0151】(実施の形態3)さて、上述した実施の形
態1にあっては、ファイルの種類およびその削除順序は
あらかじめ定められたものをもちいることとしたが、以
下に説明する実施の形態3のように、ファイルの種類や
その削除順序を操作者が任意に設定または変更できるよ
うにしてもよい。
【0152】実施の形態3による情報処理装置を含む、
情報処理システムのシステム構成は、図1に示した実施
の形態1のシステム構成と同様であるので説明を省略す
る。また、実施の形態3による情報処理装置のハードウ
ェア構成も、図2に示した実施の形態1のハードウェア
構成と同様であるので説明を省略する。
【0153】図18は、実施の形態3による情報処理装
置の機能的構成を示すブロック図である。図18におい
て、ファイル記憶部1800、ファイル種類判断部18
01、ファイル種類テーブル1801a、ファイル選択
部1802、削除順序テーブル1802aおよびファイ
ル削除部1803は、それぞれ図3のファイル記憶部3
00、ファイル種類判断部301、ファイル種類テーブ
ル301a、ファイル選択部302、削除順序テーブル
302aおよびファイル削除部303と同様であるので
説明を省略する。
【0154】入力部1804は、あるファイル種類に該
当するための条件やファイル種類ごとの削除順序を設定
する旨の指示、および具体的なその条件や削除順序等を
入力する。また表示部1805は、ファイル種類テーブ
ル1801aや削除順序テーブル1802aの内容等を
画面表示する。
【0155】ファイル種類・削除順序設定部1806
は、ファイル種類テーブル1801aおよび/または削
除順序テーブル1802aの内容を設定(変更を含む)
する。ファイル種類・削除順序設定部1806は、図1
9に示すような設定画面によりファイル種類テーブル1
801aおよび削除順序テーブル1802aの内容を表
示し、操作者に入力部1804を介して各種設定情報を
入力させる。
【0156】図19はファイル種類・削除順序設定部1
806により表示される設定画面の一例を示す説明図で
ある。図19において、1901はファイル種類テーブ
ル1801aと削除順序テーブル1802aとを合成し
て作成されたテーブルである。
【0157】1902は新しいファイル種類の追加を指
示するためのボタン(追加ボタン)であり、1903は
すでにあるファイル種類の条件の変更を指示するための
ボタン(変更ボタン)である。また、1904はこの画
面により設定された内容をファイル種類テーブル180
1aおよび/または削除順序テーブル1802aに書き
込んでリターンすべき旨を指示するボタン(OKボタ
ン)であり、1905は設定情報の書き込みをおこなわ
ず、そのままリターンすべき旨を指示するボタン(キャ
ンセルボタン)である。
【0158】図20は、図19のボタン1902(追加
ボタン)が押下された際に表示される設定画面の一例を
示す説明図である。図20において、円、または黒丸を
円で囲んだ図形で示されるのはラジオボタンであり、複
数の項目から一つの項目のみを選択することができる。
ここで、選択されている項目のボタンは黒丸を円で囲ん
だ図形、選択されていない項目は円によりそれぞれ示さ
れている。
【0159】また2001は、この画面により設定され
た内容を図19の画面に書き込んでリターンすべき旨を
指示するボタン(OKボタン)であり、2002は設定
内容の書き込みをおこなわず、そのままリターンすべき
旨を指示するボタン(キャンセルボタン)である。
【0160】図20の設定画面においては、音声データ
(大きさはとくに問わない)を格納していることを条件
とする、新たなファイル種類が設定されている。この状
態でボタン2001を押下すると、図19に示した設定
画面は図21のように変更される。なお新しく設定され
たファイル種類には、使用されていないIDのうち最も
若い番号(この例では3)を付与し、またその削除順序
は最後尾(この例では3番目)に設定する。この削除順
序は後から変更可能である。
【0161】なお図19の設定画面において、いずれか
のファイル種類を選択する。選択されたファイル種類は
反転表示等される。そして、ボタン1903(変更ボタ
ン)を押下すると、図20に示したのと同様の設定画面
が表示され、選択されたファイル種類に該当するための
条件を変更することができる。
【0162】また、削除順序の変更は、図19のテーブ
ル1901の「順序」の項目の値を直接書き換えること
によりおこなう。たとえば図19の設定画面において、
IDが1で示されるファイル種類の「順序」項目の値1
にカーソルをあわせ、キーボードから数値2を入力す
る。
【0163】このとき、それ以外のファイル種類の削除
順序も、前後関係を保持しながら「順序」項目内で同じ
数値が重複しないように変更する。この例では、IDが
1で示されるファイル種類の削除順序を2に変更する
と、IDが2で示されるファイル種類の削除順序は1に
変更される。
【0164】図19の設定画面のボタン1904を押下
することにより、この画面により設定された内容をファ
イル種類テーブル1801aおよび/または削除順序テ
ーブル1802aに反映することができる。
【0165】すなわち、ファイル種類・削除順序設定部
1806は、ボタン1904が押下されたのを検出する
と、図19の画面から設定情報を抜き出してファイル種
類テーブル1801aおよび/または削除順序テーブル
1802aの所定の領域に書き込む。このようにして変
更されたファイル種類テーブル1801aを図22に、
また削除順序テーブル1802aを図23に、それぞれ
示す。
【0166】なお、ファイル記憶部1800、ファイル
種類判断部1801、ファイル選択部1802およびフ
ァイル削除部1803は、それぞれROM202、RA
M203またはハードディスク205、フロッピーディ
スク207等の記録媒体に記録されたプログラムに記載
された命令にしたがってCPU201等が命令処理を実
行することにより、各部の機能を実現するものである。
【0167】つぎに、本発明の実施の形態3による情報
処理装置の処理の流れについて説明する。図24は、実
施の形態3による情報処理装置の一連の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0168】まずステップS2401において、入力部
1804からファイル種類やその削除順序を設定する旨
の指示が入力されるのを待ち、指示が入力されたときは
(ステップS2401肯定)ステップS2402に移行
する。
【0169】ステップS2402において、図19に示
した設定画面を表示部1805により表示する。そして
ステップS2403において、当該設定画面上のボタン
1902(追加ボタン)が押下されたかどうかを判定す
る。ボタン1902が押下されたときは(ステップS2
403肯定)、ステップS2404においてファイル種
類の追加処理をおこなう(その詳細は後述する)。ボタ
ン1902が押下されなかったときは(ステップS24
03否定)ステップS2405に移行する。
【0170】ステップS2405において、前記設定画
面上のボタン1903(変更ボタン)が押下されたかど
うかを判定する。ボタン1903(変更ボタン)が押下
されたときは(ステップS2405肯定)、ステップS
2406において条件変更処理をおこなう(その詳細は
後述する)。ボタン1903が押下されなかったときは
(ステップS2405否定)ステップS2407に移行
する。
【0171】ステップS2407において、前記設定画
面上のテーブル1901の、「順序」項目のいずれかの
値が変更されたかどうか(すなわち、いずれかのファイ
ル種類の削除順序の値が変更されたかどうか)を判定す
る。
【0172】いずれかのファイル種類の削除順序が変更
されたときは(ステップS2407肯定)、ステップS
2408において、「順序」項目内で同じ値が重複しな
いようにその他のファイル種類について削除順序の再付
与をおこなう。
【0173】そしてステップS2409において、前記
設定画面上のテーブル1901の「順序」項目を、ステ
ップS2408で再付与された値に書き換え、ステップ
S2403に移行する。また、いずれのファイル種類の
削除順序も変更されていないときは(ステップS240
7否定)ステップS2410に移行する。
【0174】ステップS2410において、前記設定画
面上のボタン1904(OKボタン)が押下されたかど
うかを判定する。ボタン1904が押下されたときは
(ステップS2410肯定)、ステップS2411にお
いて前記設定画面に示された設定内容をファイル種類テ
ーブル1801aおよび/または削除順序テーブル18
02aに書き込む。
【0175】そしてステップS2412において、ステ
ップS2402で表示した図19の設定画面を消去し、
処理を終了する。また、ボタン1904が押下されなか
ったときは(ステップS2410否定)ステップS24
13に移行する。
【0176】ステップS2413において、前記設定画
面上のボタン1905(キャンセルボタン)が押下され
たかどうかを判定する。ボタン1905が押下されたと
きは(ステップS2413肯定)ステップS2412に
移行する。ボタン1905が押下されなかったときは
(ステップS2413否定)ステップS2403に移行
して、操作者による設定情報の入力を受け付ける。
【0177】図25は、図24におけるステップS24
04のファイル種類追加処理の詳細を示すフローチャー
トである。
【0178】ステップS2501において、図20に示
した設定画面を表示部1805により表示する。そして
ステップS2502において、当該設定画面上のボタン
2001(OKボタン)が押下されたかどうかを判定す
る。
【0179】ボタン2001が押下されたときは(ステ
ップS2502肯定)、新しく設定されたファイル種類
に対して、ステップS2503において新たなIDを、
またステップS2504において最終の削除順序を、そ
れぞれ付与する。
【0180】つぎにステップS2505において、図1
9に示した設定画面のテーブル1901の最下行に新た
な行を追加し、「条件」の項目に図20の設定画面によ
り設定された条件を、また「ID」および「削除順序」
の項目に、それぞれステップS2503、ステップS2
504で付与されたIDと削除順序とを書き込む。そし
てステップS2506において、ステップS2501で
表示した図20の設定画面を消去し、処理を終了する。
【0181】また、ボタン2001が押下されなかった
ときは(ステップS2502否定)、ステップS250
7に移行して、ボタン2002(キャンセルボタン)が
押下されたかどうかを判定する。ボタン2002が押下
されたときは(ステップS2502肯定)ステップS2
506に移行し、ボタン2002が押下されなかったと
きは(ステップS2502否定)ステップS2502に
移行して操作者による設定情報の入力を受け付ける。
【0182】また図26は、図24におけるステップS
2406の条件変更処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【0183】ステップS2601において、図20に示
した設定画面を表示部1805により表示する。そして
ステップS2602において、当該設定画面上のボタン
2001(OKボタン)が押下されたかどうかを判定す
る。
【0184】ボタン2001が押下されたときは(ステ
ップS2602肯定)、ステップS2603において、
図19に示した設定画面のテーブル1901の、選択さ
れたファイル種類の「条件」の項目に、図20の設定画
面により設定された条件を書き込む。そしてステップS
2604において、ステップS2601で表示した図2
0の設定画面を消去し、処理を終了する。
【0185】また、ボタン2001が押下されなかった
ときは(ステップS2602否定)、ステップS260
5に移行して、ボタン2002(キャンセルボタン)が
押下されたかどうかを判定する。ボタン2002が押下
されたときは(ステップS2605肯定)ステップS2
604に移行し、ボタン2002が押下されなかったと
きは(ステップS2605否定)ステップS2602に
移行して操作者による設定情報の入力を受け付ける。
【0186】以上説明したように、実施の形態3によれ
ば、キャッシュファイルは操作者により任意に設定され
た、個々の状況に即した分類と削除順序とにしたがって
削除される。これによって、個々の状況に即したより効
率的なファイルのキャッシュがおこなえるとともに、シ
ステム全体の処理効率を向上させることが可能である。
【0187】(実施の形態4)さて、上述した実施の形
態2にあっては、ファイルの種類およびその削除期限は
あらかじめ定められたものをもちいることとしたが、以
下に説明する実施の形態4のように、ファイルの種類や
その削除期限を操作者が任意に設定または変更できるよ
うにしてもよい。
【0188】実施の形態4による情報処理装置を含む、
情報処理システムのシステム構成は、図1に示した実施
の形態1のシステム構成と同様であるので説明を省略す
る。また、実施の形態4による情報処理装置のハードウ
ェア構成も、図2に示した実施の形態1のハードウェア
構成と同様であるので説明を省略する。
【0189】図27は、実施の形態4による情報処理装
置の機能的構成を示すブロック図である。図27におい
て、ファイル記憶部2700、ファイル種類判断部27
01、ファイル種類テーブル2701a、ファイル選択
部2702、削除期限テーブル2702a、残期間算出
部2702bおよびファイル削除部2703は、それぞ
れ図14のファイル記憶部1400、ファイル種類判断
部1401、ファイル種類テーブル1401a、ファイ
ル選択部1402、削除期限テーブル1402a、残期
間算出部1402bおよびファイル削除部1403と同
様であるので、その説明を省略する。
【0190】入力部2704は、あるファイル種類に該
当するための条件やファイル種類ごとの削除期限を設定
する旨の指示、および具体的なその条件や削除期限等を
入力する。また表示部2705は、ファイル種類テーブ
ル2701aや削除期限テーブル2702aの内容等を
画面表示する。
【0191】ファイル種類・削除期限設定部2706
は、ファイル種類テーブル2701aおよび/または削
除期限テーブル2702aの内容を設定(変更を含む)
する。ファイル種類・削除期限設定部2706は、図2
8に示すような設定画面によりファイル種類テーブル2
701aおよび削除期限テーブル2702aの内容を表
示し、操作者に入力部2704を介して各種設定情報を
入力させる。
【0192】図28はファイル種類・削除期限設定部2
706により表示される設定画面の一例を示す説明図で
ある。図28において、2801はファイル種類テーブ
ル2701aと削除期限テーブル2702aとを合成し
て作成されたテーブルである。
【0193】なお、ボタン2802,2803,280
4および2805は、それぞれ図19のボタン190
2,1903,1904および1905と同様であるの
で説明を省略する。また、これらのボタンによる新たな
ファイル種類の追加や、既存のファイル種類の条件の変
更方法も、実施の形態3と同様であるので説明を省略す
る。
【0194】削除期限の変更は、図28のテーブル28
01の「期限」の項目の値を直接書き換えることにより
おこなう。たとえば、図28の設定画面において、ID
が1で示されるファイル種類の「期限」項目の値2にカ
ーソルをあわせ、キーボードから数値3を入力する。こ
の状態でボタン2804を押下することにより、新たな
期限3(日後)を削除順序テーブル2702aの所定の
領域に書き込むことができる。このようにして変更され
た削除期限テーブル2702aを図29に示す。
【0195】なお、ファイル記憶部2700、ファイル
種類判断部2701、ファイル選択部2702およびフ
ァイル削除部2703は、それぞれROM202、RA
M203またはハードディスク205、フロッピーディ
スク207等の記録媒体に記録されたプログラムに記載
された命令にしたがってCPU201等が命令処理を実
行することにより、各部の機能を実現するものである。
【0196】つぎに、本発明の実施の形態4による情報
処理装置の処理の流れについて説明する。図30は、実
施の形態4による情報処理装置の一連の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0197】図30において、ステップS3001から
ステップS3006までは図24のステップS2401
からステップS2406までと、またステップS300
9からステップS3012まではステップS2410か
らステップS2413までと、それぞれ同様であるので
説明を省略する。
【0198】ステップS3007において、図28の設
定画面上のテーブル2801の、「期限」項目のいずれ
かの値にカーソルが位置した状態で数値が入力されたか
どうか(すなわち期限が変更されたかどうか)を判定す
る。ここで、期限が変更されたときは(ステップS30
07肯定)、ステップS3008において設定画面上の
変更前の値を変更後の値で置き換え、ステップS300
3に移行する。期限が変更されていないときは(ステッ
プS3007否定)、ステップS3009に移行する。
【0199】以上説明したように、実施の形態4によれ
ば、キャッシュファイルは操作者により任意に設定され
た、個々の状況に即した分類と削除期限とにしたがって
削除される。これによって、個々の状況に即したより効
率的なファイルのキャッシュがおこなえるとともに、シ
ステム全体の処理効率を向上させることが可能である。
【0200】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、記憶手段が前記キャッシュファイルを記
憶し、判断手段が前記記憶手段に記憶されたキャッシュ
ファイルの種類を判断し、選択手段が前記キャッシュフ
ァイルの種類ごとに定められた前記記憶手段からの削除
の順序にもとづいて、前記記憶手段に記憶されたキャッ
シュファイルの中から所定個数のキャッシュファイルを
選択し、削除手段が前記選択手段により選択されたキャ
ッシュファイルを前記記憶手段から削除するため、キャ
ッシュファイルとして保存しておく価値が低い種類に属
するファイルは優先的に前記記憶手段から削除され、こ
れによってより効率的なファイルのキャッシュをおこな
い、システム全体の処理効率を向上させることが可能な
情報処理装置が得られるという効果を有する。
【0201】また、請求項2に記載の発明によれば、記
憶手段が前記キャッシュファイルを記憶し、判断手段が
前記記憶手段に記憶されたキャッシュファイルの種類を
判断し、選択手段が前記キャッシュファイルの種類ごと
に定められた前記記憶手段からの削除の期限にもとづい
て、前記記憶手段に記憶されたキャッシュファイルの中
から所定個数のキャッシュファイルを選択し、削除手段
が前記選択手段により選択されたキャッシュファイルを
前記記憶手段から削除するため、キャッシュファイルと
して保存しておく価値が低い種類に属するファイルは取
得後早期に前記記憶手段から削除され、これによってよ
り効率的なファイルのキャッシュがおこなえるととも
に、システム全体の処理効率を向上させることが可能な
情報処理装置が得られるという効果を有する。
【0202】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項1または2に記載の発明において、前記判断手段
は、前記記憶手段に記憶されたキャッシュファイルに格
納されているデータの種類にもとづいて当該キャッシュ
ファイルの種類を判断するため、キャッシュファイルは
当該ファイルに格納されているデータの種類という、容
易に把握可能な要素にもとづく簡易な処理により分類さ
れ、これによって処理負荷の増大を抑えながら、より効
率的なファイルのキャッシュがおこなえるとともに、シ
ステム全体の処理効率を向上させることが可能な情報処
理装置が得られるという効果を有する。
【0203】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項1または2に記載の発明において、前記判断手段
は、前記記憶手段に記憶されたキャッシュファイルに格
納されているデータの種類および大きさにもとづいて当
該キャッシュファイルの種類を判断するため、キャッシ
ュファイルは当該ファイルに格納されているデータの種
類および大きさという、容易に把握可能な要素にもとづ
く簡易な処理により分類され、これによって処理負荷の
増大を抑えながら、より効率的なファイルのキャッシュ
がおこなえるとともに、システム全体の処理効率を向上
させることが可能な情報処理装置が得られるという効果
を有する。
【0204】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項1または2に記載の発明において、さらに、キャッ
シュファイルの種類を設定する第一の設定手段を備え、
前記判断手段は、前記第一の設定手段により設定された
キャッシュファイルの種類にもとづいて前記記憶手段に
記憶されたキャッシュファイルの種類を判断するため、
キャッシュファイルは操作者により任意に設定された、
個々の状況に即した分類によって各々の種類に分類さ
れ、これによってより効率的なファイルのキャッシュが
おこなえるとともに、システム全体の処理効率を向上さ
せることが可能な情報処理装置が得られるという効果を
有する。
【0205】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項1または請求項3〜5のいずれかに記載の発明にお
いて、さらに、キャッシュファイルの種類ごとに前記記
憶手段からの削除の順序を設定する第二の設定手段を備
え、前記選択手段は、前記第二の設定手段により設定さ
れた削除の順序にもとづいて、前記記憶手段に記憶され
たキャッシュファイルの中から所定個数のキャッシュフ
ァイルを選択するため、キャッシュファイルは操作者に
より任意に設定された、個々の状況に即した順序によっ
て前記記憶手段から削除され、これによってより効率的
なファイルのキャッシュがおこなえるとともに、システ
ム全体の処理効率を向上させることが可能な情報処理装
置が得られるという効果を有する。
【0206】また、請求項7に記載の発明によれば、請
求項2〜5のいずれかに記載の発明において、さらに、
キャッシュファイルの種類ごとに前記記憶手段からの削
除の期限を設定する第二の設定手段を備え、前記選択手
段は、前記第二の設定手段により設定された削除の期限
にもとづいて、前記記憶手段に記憶されたキャッシュフ
ァイルの中から所定個数のキャッシュファイルを選択す
るため、キャッシュファイルは操作者により任意に設定
された、個々の状況に即した時期に前記記憶手段から削
除され、これによってより効率的なファイルのキャッシ
ュがおこなえるとともに、システム全体の処理効率を向
上させることが可能な情報処理装置が得られるという効
果を有する。
【0207】また、請求項8に記載の発明によれば、前
記キャッシュファイルの種類を判断する判断工程と、前
記キャッシュファイルの種類ごとに定められた削除の順
序にもとづいて、前記キャッシュファイルの中から所定
個数のキャッシュファイルを選択する選択工程と、前記
選択工程により選択されたキャッシュファイルを削除す
る削除工程と、を含んだため、キャッシュファイルとし
て保存しておく価値が低い種類に属するファイルは優先
的に削除され、これによってより効率的なファイルのキ
ャッシュをおこない、システム全体の処理効率を向上さ
せることが可能な情報処理方法が得られるという効果を
有する。
【0208】また、請求項9に記載の発明によれば、前
記キャッシュファイルの種類を判断する判断工程と、前
記キャッシュファイルの種類ごとに定められた削除の期
限にもとづいて、前記キャッシュファイルの中から所定
個数のキャッシュファイルを選択する選択工程と、前記
選択工程により選択されたキャッシュファイルを削除す
る削除工程と、を含んだため、キャッシュファイルとし
て保存しておく価値が低い種類に属するファイルは取得
後早期に削除され、これによってより効率的なファイル
のキャッシュがおこなえるとともに、システム全体の処
理効率を向上させることが可能な情報処理方法が得られ
るという効果を有する。
【0209】また、請求項10に記載の発明によれば、
請求項8または9に記載の発明において、前記判断工程
は、前記キャッシュファイルに格納されているデータの
種類にもとづいて当該キャッシュファイルの種類を判断
するため、キャッシュファイルは当該ファイルに格納さ
れているデータの種類という、容易に把握可能な要素に
もとづく簡易な処理により分類され、これによって処理
負荷の増大を抑えながら、より効率的なファイルのキャ
ッシュがおこなえるとともに、システム全体の処理効率
を向上させることが可能な情報処理方法が得られるとい
う効果を有する。
【0210】また、請求項11に記載の発明によれば、
請求項8または9に記載の発明において、前記判断工程
は、前記キャッシュファイルに格納されているデータの
種類および大きさにもとづいて当該キャッシュファイル
の種類を判断するため、キャッシュファイルは当該ファ
イルに格納されているデータの種類および大きさとい
う、容易に把握可能な要素にもとづく簡易な処理により
分類され、これによって処理負荷の増大を抑えながら、
より効率的なファイルのキャッシュがおこなえるととも
に、システム全体の処理効率を向上させることが可能な
情報処理方法が得られるという効果を有する。
【0211】また、請求項12に記載の発明によれば、
請求項8または9に記載の発明において、さらに、キャ
ッシュファイルの種類を設定する第一の設定工程を備
え、前記判断工程は、前記第一の設定工程により設定さ
れたキャッシュファイルの種類にもとづいて前記キャッ
シュファイルの種類を判断するため、キャッシュファイ
ルは操作者により任意に設定された、個々の状況に即し
た分類によって各々の種類に分類され、これによってよ
り効率的なファイルのキャッシュがおこなえるととも
に、システム全体の処理効率を向上させることが可能な
情報処理方法が得られるという効果を有する。
【0212】また、請求項13に記載の発明によれば、
請求項8または請求項10〜12のいずれかに記載の発
明において、さらに、キャッシュファイルの種類ごとに
削除の順序を設定する第二の設定工程を含み、前記選択
工程は、前記第二の設定工程により設定された削除の順
序にもとづいて、前記キャッシュファイルの中から所定
個数のキャッシュファイルを選択するため、キャッシュ
ファイルは操作者により任意に設定された、個々の状況
に即した順序によって削除され、これによってより効率
的なファイルのキャッシュがおこなえるとともに、シス
テム全体の処理効率を向上させることが可能な情報処理
方法が得られるという効果を有する。
【0213】また、請求項14に記載の発明によれば、
請求項9〜12のいずれかに記載の発明において、さら
に、キャッシュファイルの種類ごとに削除の期限を設定
する第二の設定工程を含み、前記選択工程は、前記第二
の設定工程により設定された削除の期限にもとづいて、
前記キャッシュファイルの中から所定個数のキャッシュ
ファイルを選択するため、キャッシュファイルは操作者
により任意に設定された、個々の状況に即した時期に削
除され、これによってより効率的なファイルのキャッシ
ュがおこなえるとともに、システム全体の処理効率を向
上させることが可能な情報処理方法が得られるという効
果を有する。
【0214】また、請求項15に記載の発明によれば、
前記請求項8〜14のいずれか一つに記載された方法を
コンピュータに実行させるプログラムを記録したため、
これによって、請求項8〜14の処理をコンピュータに
実行させることが可能となるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による情報処理装置を含
む、ファイルの送受信システムのシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図2】実施の形態1による情報処理装置のハードウェ
ア構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1による情報処理装置の機能的構成
を示すブロック図である。
【図4】実施の形態1によるサーバ101に保持されて
いるホームページAの外観の一例を示す説明図である。
【図5】実施の形態1によるファイル種類テーブル30
1aの一例を示す説明図である。
【図6】実施の形態1によるサーバ101に保持されて
いるホームページAの外観の他の一例を示す説明図であ
る。
【図7】実施の形態1によるファイル種類テーブル30
1aの他の一例を示す説明図である。
【図8】実施の形態1によるファイル種類判断部301
により作成される、作業用のテーブルの一例を示す説明
図である。
【図9】実施の形態1によるファイル種類判断部301
により作成される、作業用のテーブルの他の一例を示す
説明図である。
【図10】実施の形態1による削除順序テーブル302
aの一例を示す説明図である。
【図11】実施の形態1による削除順序テーブル302
aの他の一例を示す説明図である。
【図12】実施の形態1による情報処理装置の一連の動
作を示すフローチャートである。
【図13】実施の形態1におけるファイル記憶部300
の内部の状態の変化を示す説明図である。
【図14】実施の形態2による情報処理装置の機能的構
成を示すブロック図である。
【図15】実施の形態2による削除期限テーブル140
2aの一例を示す説明図である。
【図16】実施の形態2による残期間算出部1402b
により作成される、作業用のテーブルの一例を示す説明
図である。
【図17】実施の形態2による情報処理装置の一連の動
作を示すフローチャートである。
【図18】実施の形態3による情報処理装置の機能的構
成を示すブロック図である。
【図19】実施の形態3によるファイル種類・削除順序
設定部1806により表示される、設定画面の一例を示
す説明図である。
【図20】実施の形態3によるファイル種類・削除順序
設定部1806により表示される、設定画面の他の一例
を示す説明図である。
【図21】実施の形態3によるファイル種類・削除順序
設定部1806により表示される、設定画面の他の一例
を示す説明図である。
【図22】実施の形態3によるファイル種類・削除順序
設定部1806により変更された、ファイル種類テーブ
ル1801aの一例を示す説明図である。
【図23】実施の形態3によるファイル種類・削除順序
設定部1806により変更された、削除順序テーブル1
802aの一例を示す説明図である。
【図24】実施の形態3による情報処理装置の一連の動
作を示すフローチャートである。
【図25】図24におけるステップS2404のファイ
ル種類追加処理の詳細を示すフローチャートである。
【図26】図24におけるステップS2406の条件変
更処理の詳細を示すフローチャートである。
【図27】実施の形態4による情報処理装置の機能的構
成を示すブロック図である。
【図28】実施の形態4によるファイル種類・削除期限
設定部2706により表示される、設定画面の一例を示
す説明図である。
【図29】実施の形態4によるファイル種類・削除期限
設定部2706により変更された、削除期限テーブル2
702aの一例を示す説明図である。
【図30】実施の形態4による情報処理装置の一連の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ネットワーク 101、102、103、104 サーバ 105、106、107 クライアント 108 キャッシュコンピュータ 200 バス 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 HDD 205 HD 206 FDD 207 FD 208 ディスプレイ 209 I/F 210 通信回線 211 キーボード 212 マウス 300、1400、1800、2700 ファイル記憶
部 301、1401、1801、2701 ファイル種類
判断部 301a、1401a、1801a、2701a ファ
イル種類テーブル 302、1402、1802、2702 ファイル選択
部 302a、1802a 削除順序テーブル 303、1403、1803、2703 ファイル削除
部 1402a、2702a 削除期限テーブル 1402b、2702b 残期間算出部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報処理装置間で送受信されたフ
    ァイルをキャッシュファイルとして記憶するキャッシュ
    機能を有する情報処理装置において、 前記キャッシュファイルを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたキャッシュファイルの種類を
    判断する判断手段と、 前記キャッシュファイルの種類ごとに定められた前記記
    憶手段からの削除の順序にもとづいて、前記記憶手段に
    記憶されたキャッシュファイルの中から所定個数のキャ
    ッシュファイルを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたキャッシュファイルを前
    記記憶手段から削除する削除手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の情報処理装置間で送受信されたフ
    ァイルをキャッシュファイルとして記憶するキャッシュ
    機能を有する情報処理装置において、 前記キャッシュファイルを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたキャッシュファイルの種類を
    判断する判断手段と、 前記キャッシュファイルの種類ごとに定められた前記記
    憶手段からの削除の期限にもとづいて、前記記憶手段に
    記憶されたキャッシュファイルの中から所定個数のキャ
    ッシュファイルを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたキャッシュファイルを前
    記記憶手段から削除する削除手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れたキャッシュファイルに格納されているデータの種類
    にもとづいて当該キャッシュファイルの種類を判断する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れたキャッシュファイルに格納されているデータの種類
    および大きさにもとづいて当該キャッシュファイルの種
    類を判断することを特徴とする請求項1または2に記載
    の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 さらに、キャッシュファイルの種類を設
    定する第一の設定手段を備え、前記判断手段は、前記第
    一の設定手段により設定されたキャッシュファイルの種
    類にもとづいて前記記憶手段に記憶されたキャッシュフ
    ァイルの種類を判断することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 さらに、キャッシュファイルの種類ごと
    に前記記憶手段からの削除の順序を設定する第二の設定
    手段を備え、 前記選択手段は、前記第二の設定手段により設定された
    削除の順序にもとづいて、前記記憶手段に記憶されたキ
    ャッシュファイルの中から所定個数のキャッシュファイ
    ルを選択することを特徴とする請求項1または請求項3
    〜5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 さらに、キャッシュファイルの種類ごと
    に前記記憶手段からの削除の期限を設定する第二の設定
    手段を備え、 前記選択手段は、前記第二の設定手段により設定された
    削除の期限にもとづいて、前記記憶手段に記憶されたキ
    ャッシュファイルの中から所定個数のキャッシュファイ
    ルを選択することを特徴とする請求項2〜5のいずれか
    一つに記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 複数の情報処理装置間で送受信されたフ
    ァイルをキャッシュファイルとして記憶するキャッシュ
    機能を有する情報処理方法において、 前記キャッシュファイルの種類を判断する判断工程と、 前記キャッシュファイルの種類ごとに定められた削除の
    順序にもとづいて、前記キャッシュファイルの中から所
    定個数のキャッシュファイルを選択する選択工程と、 前記選択工程により選択されたキャッシュファイルを削
    除する削除工程と、を含んだことを特徴とする情報処理
    方法。
  9. 【請求項9】 複数の情報処理装置間で送受信されたフ
    ァイルをキャッシュファイルとして記憶するキャッシュ
    機能を有する情報処理方法において、 前記キャッシュファイルの種類を判断する判断工程と、 前記キャッシュファイルの種類ごとに定められた削除の
    期限にもとづいて、前記キャッシュファイルの中から所
    定個数のキャッシュファイルを選択する選択工程と、 前記選択工程により選択されたキャッシュファイルを削
    除する削除工程と、を含んだことを特徴とする情報処理
    方法。
  10. 【請求項10】 前記判断工程は、前記キャッシュファ
    イルに格納されているデータの種類にもとづいて当該キ
    ャッシュファイルの種類を判断することを特徴とする請
    求項8または9に記載の情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記判断工程は、前記キャッシュファ
    イルに格納されているデータの種類および大きさにもと
    づいて当該キャッシュファイルの種類を判断することを
    特徴とする請求項8または9に記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 さらに、キャッシュファイルの種類を
    設定する第一の設定工程を備え、前記判断工程は、前記
    第一の設定工程により設定されたキャッシュファイルの
    種類にもとづいて前記キャッシュファイルの種類を判断
    することを特徴とする請求項8または9に記載の情報処
    理方法。
  13. 【請求項13】 さらに、キャッシュファイルの種類ご
    とに削除の順序を設定する第二の設定工程を含み、 前記選択工程は、前記第二の設定工程により設定された
    削除の順序にもとづいて、前記キャッシュファイルの中
    から所定個数のキャッシュファイルを選択することを特
    徴とする請求項8または請求項10〜12のいずれか一
    つに記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 さらに、キャッシュファイルの種類ご
    とに削除の期限を設定する第二の設定工程を含み、 前記選択工程は、前記第二の設定工程により設定された
    削除の期限にもとづいて、前記キャッシュファイルの中
    から所定個数のキャッシュファイルを選択することを特
    徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の情報処理方
    法。
  15. 【請求項15】 前記請求項8〜14のいずれか一つに
    記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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