JP2002183509A - 電子商取引システムによる商品販売方法 - Google Patents

電子商取引システムによる商品販売方法

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JP2002183509A
JP2002183509A JP2000385066A JP2000385066A JP2002183509A JP 2002183509 A JP2002183509 A JP 2002183509A JP 2000385066 A JP2000385066 A JP 2000385066A JP 2000385066 A JP2000385066 A JP 2000385066A JP 2002183509 A JP2002183509 A JP 2002183509A
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commercial transaction
transaction
product
evaluator
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JP2000385066A
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Iwao Takagi
岩生 高木
Katsuhiko Ogawa
克彦 小川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被評価者の商取引評価の客観性及び真実性を
高めて、取引相手としての信頼度を予め正確に把握でき
るようにする電子商取引システムによる商品販売方法を
提供する。 【解決手段】 オークションにより或る商品に対する落
札者を決定して、当該出品者−落札者間での取引の終了
後に、出品者及び落札者がそれぞれ取引相手の評価者と
なって、取引相手の商取引評価を行うようにする電子商
取引システムによる商品販売方法にて、評価者が被評価
者に関する商取引評価をシステムに通知すると、システ
ムが当該商品の属性情報に対応して当該商取引評価を変
更し、この変更した商取引評価を当該商品に関する当該
被評価者に対する商取引評価とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークを介して、オークションにより或る商品
に対する落札者を決定して、当該出品者‐落札者間での
取引の終了後に、出品者及び落札者がそれぞれ取引相手
の評価者となって、取引相手の商取引評価を行うように
する電子商取引システムによる商品販売方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の斯種の電子商取引システムでは、
オークションにより落札者が決定して、出品者‐落札者
間での取引が終了すると、出品者及び落札者はそれぞれ
取引相手の当該商品に関する商取引評価をシステムに通
知し、また、評価者は、当該取引相手の対応状況に対す
る評価コメントもシステムに対して通知して、システム
がユーザからの要求により当該情報を提供するようにも
している。更に、当該評価コメントに対する被評価者か
らの反論がシステムに通知された場合には、システムが
ユーザからの要求により当該反論情報も提供するように
している。
【0003】そして、システムは、当該商品に関する商
取引評価を累計して行き、これを当該被評価者の商取引
評価とし、また、ユーザ毎に過去の商品対応に対して評
価者が通知した商取引評価や、評価コメントを格納して
おき、ユーザからの要求により当該情報を提供してい
る。
【0004】以上のように、従来の電子商取引システム
では、商品売買の取引の終了後に行う商品対応の商取引
評価は、商品価格及び取引相手の商取引評価、属性情報
や総取引金額に無関係に、一律、例えば、商取引が良好
に行なわれた場合には+1、普通であれば0、商取引不
良であった場合には−1としている。また、商品対応に
評価者が通知する評価コメントや、当該評価コメントに
対する被評価者の反論や、当該評価者あるいは被評価者
の商取引評価、あるいは、ユーザ毎に過去の商品対応に
評価者が通知した商取引評価や、評価コメントを提供し
ているが、このような従来の電子商取引システムでは、
次のような場合に当該商取引評価に対して客観性や真実
性が期待しにくいことがある。
【0005】・取引者聞の人間関係で、互いに取引相手
に遠慮したり、取引相手がライバルであったり、取引相
手が仲間うちであったり、取引者間の相性等で商取引評
価に差異が生じる。 ・低価格の商品取引を複数回良好に行って、商取引評価
を高くしておき、高価格の商品取引で不正(詐欺等)を
行なったりすることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
したような問題点に鑑み、被評価者の商取引評価の客観
性及び真実性を高めて、取引相手としての信頼度を予め
正確に把握して、セキュリティの高い電子商取引システ
ムによる商品販売方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、オークション
により或る商品に対する落札者を決定して、当該出品者
‐落札者間での取引の終了後に、出品者及び落札者がそ
れぞれ取引相手の評価者となって、取引相手の商取引評
価を行うようにする電子商取引システムによる商品販売
方法において、評価者が被評価者に関する商取引評価を
システムに通知すると、システムが当該商品の属性情報
に対応して当該商取引評価を変更し、この変更した商取
引評価を当該商品に関する当該被評価者に対する商取引
評価とすることを特徴とする。
【0008】さらに、本発明による電子商取引システム
による商品販売方法では、評価者が商品対応に行う商取
引評価を当該商品の情報属性や当該評価者自身の属性情
報あるいは商取引評価に応じて変更する方法を維持・管
理し、評価者が商品対応に商取引評価を通知すると、シ
ステムが当該商取引評価を上記変更方法に従って変更
し、変更した商取引評価ポイントを被評価者の商取引評
価に加算し行き、また、ユーザ対応に、当該ユーザ自身
が行った商取引評価あるいは取引相手が行なった商取引
評価の履歴を収集し、他の評価者の行う商取引評価と比
較して極端に異なる商取引評価、あるいは、特定の商取
引評価を頻繁に行う評価者の商取引評価を排除し、更
に、出品あるいは入札回数を計数し、必要に応じて、前
記処理を行うようにする。
【0009】ここで、本明細書中にて用いている用語に
ついて説明するに、評価コメントとは、例えば、当該商
取引評価をする理由等のことである。商品の属性情報と
は、例えば、落札価格、商品種別等のことであり、商品
の属性情報の分類毎に商取引評価を分計するとは、例え
ば、落札価格で取引評価を行う場合に、1000円未満
は商取引評価が+5、1万円未満は+3、10万円未満
は+1、等とすることである。また、商取引評価とは、
例えば、当該ユーザが過去の商取引における対応状況を
取引相手から申告させた評価のことである。そして、商
取引評価が高くない入札者とは、例えば、過去の取引に
おいて、出品者あるいは入札者としてトラブルを起こし
たことのあるユーザのことである。更に、当該商品の属
性情報に対応して変更するとは、評価者が通知した商取
引評価に対して、例えば、1000円未満の商品に対し
ては、当該商取引評価を*1、1万円未満の商品に対し
ては当該商取引評価を*2、10万円未満の商品に対し
ては当該商取引評価を*3、等として、これを当該商品
に関する当該被評価者の商取引評価とするということで
ある。そして、評価者の属性情報とは、職業、勤務先・
地位、年収・資産、表彰・出身地、出身校、趣味、特技
等の情報のことである。また、総取引金額とは、当該ユ
ーザが出品者あるいは落札者として成立させた取引の落
札価格の合計のことであり、更に、特定の商取引評価と
は、例えば、良い評価、悪い評価等のことである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより詳細に説述す
るために、添付の図面に従ってこれを説明する。
【0011】図1は、本発明による電子商取引システム
による商品販売方法の実施例を実現するためのネットワ
ーク構成例を示した図である。この図に示すように、出
品者及び入札者#1…#Nの各ユーザ端末、例えばパソコン
は、インターネットを介してオークションサーバASに接
続される。
【0012】本発明の実施例を実現するためのオークシ
ョンサーバASは、例えば図2に示すように構成する。図
中、1はユーザ情報管理部、2は取引情報管理部、3は
回線制御部、4は通信管理部、5は商品情報管理部、6
はログ情報収集部、7は取引評価修正情報管理部、8は
オペレーティングシステム(OS)を表している。
【0013】本発明による商品販売方法では、オークシ
ョンにより或る商品に対する落札者を決定して、出品者
‐落札者間での取引の終了後に、出品者及び落札者がそ
れぞれ取引相手の評価者となって、取引相手の商取引評
価をするのであって、先ず第1の実施例として、評価者
が被評価者に関する商取引評価をシステムに通知する
と、システムが当該商品の属性情報に応じて当該商取引
評価を変更し、この変更した商取引評価を当該商品に関
する当該被評価者に対する商取引評価とする場合の実施
例について説明する。
【0014】出品者は、パソコンを用いて、出品商品に
関する属性情報、例えば、商品種別、商品名、最低落札
価格、入札期限、写真等の情報をインターネットを介し
てオークションサーバASに送信する。オークションサー
バASでは、回線制御部3が出品者からの商品に関する当
該情報を通信管理部4に通知する。この通信管理部4
は、当該情報を商品情報管理部5に通知する。商品情報
管理部5は、当該商品に商品番号を付与するとともに、
当該情報を商品情報に格納する。ここで、商品情報の構
成例を図3に示す。
【0015】入札者は、従来技術と同様に、パソコンを
用いてインターネットを介してオークションサーバASに
アクセスして商品種別を指定する。オークションサーバ
ASでは、通信管理部4が入札者からの当該商品種別情報
を商品情報管理部5に通知する。商品情報管理部5は、
商品情報を参照して当該商品種別として登録されている
商品に関する商品番号、商品名、出品者、入札期限等の
情報を抽出して、これらの情報を通信管理部4に通知す
る。通信管理部4は、当該商品番号を取引情報管理部2
に通知する。取引情報管理部2は、取引情報を参照し
て、当該商品番号に対応する入札日時、入札者、入札価
格(この入札価格を現在価格と称する)及び商取引評価
の各情報を抽出して通信管理部4に通知する。
【0016】なお、取引情報は、例えば図4のような構
成とする。ここでは、現時点での落札の第1候補者とな
っている入札者のみを示している。また、商取引評価と
は、例えば、評価ポイントとして1回の取引毎に当該ユ
ーザがトラブルを発生させれば−1、トラブルを発生さ
せることなく取引が正常に完了すれば+1、それ以外は
0を当該ユーザに与えるようにして、当該ユーザの現在
までの評価ポイントを累計した値のことである。
【0017】通信管理部4は、商品情報管理部5からの
前記商品番号、商品名、出品者、入札期限の各情報及び
取引情報管理部2からの第1候補者に関する入札日時、
入札者、入札価格、商取引評価の各情報を回線制御部3
に通知する。回線制御部3は、これらの情報を前記入札
者に送信する。
【0018】入札者のパソコンは、当該情報を受信する
と画面に表示する。この場合の商品情報一覧の表示例は
図5に示すようなものである。入札者は、この商品情報
一覧を参照して所望する商品があった場合には、当該商
品の商品番号を指定して当該商品の写真をオークション
サーバASに要求する。
【0019】入札者が写真を要求した場合には、オーク
ションサーバASでは、通信管理部4が当該商品番号を商
品情報管理部5に通知し、これを受けて、商品情報管理
部5が、対応する商品の写真を抽出して、この写真を通
信管理部4及び回線制御部3を経由して入札者に提供す
る。
【0020】入札者は、購入意欲がある場合には、当該
商品の商品番号、入札価格を指定してオークションサー
バASに送信する。オークションサーバASでは、回線制御
部3が入札者からの当該商品番号及び入札価格を通信管
理部4に通知し、この通信管理部4が当該商品番号を商
品情報管理部5に通知する。これを受けて、商品情報管
理部5は、商品情報を参照して対応する商品の最低落札
価格を取引情報から抽出する。通信管理部4は、前記入
札価格が前記現在価格以下である場合には、入札を拒否
し、前記入札価格が当該現在価格を超える場合には、当
該入札者をユーザ情報管理部1に通知する。そこで、こ
のユーザ情報管理部1は、ユーザ情報を参照して、当該
入札者に対応する商取引評価を通信管理部4に通知す
る。ここで、ユーザ情報管理部1のユーザ情報の構成例
を図6に示す。
【0021】通信管理部4は、当該入札者を第1候補者
とし、当該入札者、当該商品番号、当該入札価格及び商
取引評価を取引情報管理部2に通知する。取引情報管理
部2は、オペレーティングシステム(OS)8にアクセス
して現在日時を取得し、当該日時を入札日時とし、第1
候補として、入札日時、入札者、入札価格及び商取引評
価をこの取引情報管理部2における取引情報に格納す
る。
【0022】オークションサーバASでは、商品情報管理
部5が、商品情報を参照して、入札期限が経過した商品
に関して出品者及び商品番号を通信管理部4に通知す
る。通信管理部4は、当該商品番号を取引情報管理部2
に通知する。これに応答して、取引情報管理部2は、取
引情報を参照して当該商品番号に対応する商品に第1候
補の入札価格を提示した入札者(すなわち、落札者)
と、それ以外の入札者(すなわち、非落札者)を通信管
理部4に通知する。通信管理部4は、商品情報管理部5
からの出品者及び取引情報管理部2からの落札者、非落
札者の各情報をユーザ情報管理部1に通知する。ユーザ
情報管理部1は、ユーザ情報を参照して、通知されたユ
ーザに対応する電子メールアドレスをユーザ情報から抽
出して、当該メールアドレスを通信管理部4に通知す
る。通信管理部4は、出品者に対しては落札者のメール
アドレス及び落札価格を回線制御部3経由で通知し、落
札者に対しては出品者のメールアドレスを通知する。通
信管理部4は、非落札者に対しては落札失敗の旨を通知
する。
【0023】このようにしてインターネットを介しての
オークションによる落札が決定すると、出品者及び落札
者は互いに商品の引き渡し及び支払い手続を行なう。こ
のような取引行為の終了後に、出品者及び落札者は、上
記商品の引き渡し及び代金の支払いに関する取引相手の
対応状況を評価し、商品番号を指定して、当該商品対応
の商取引評価及び評価コメントをオークションサーバAS
に通知するようにする。
【0024】出品者からの通知の場合には、オークショ
ンサーバASでは、回線制御部3が、出品者からの当該商
品番号及び前記商品対応の商取引評価及び評価コメント
を通信管理部4に通知する。通信管理部4は、当該商品
番号の落札者及び当該商品対応の商取引評価及び評価コ
メントをユーザ情報管理部1に通知する。ユーザ情報管
理部1は、当該落札者の当該商品の取引情報に取引日
時、取引相手(ここでは、出品者)、評価コメント、評
価ポイント及び落札価格を格納するとともに、過去から
の評価ポイント及び落札価格を合計して、それぞれ、当
該ユーザの商取引評価及び総取引金額として格納する。
【0025】落札者からの通知の場合には、オークショ
ンサーバASでは、回線制御部3が、当該商品番号及び前
記商品対応の商取引評価及び評価コメントを通信管理部
4に通知する。通信管理部4は、当該商品番号の出品者
及び当該商品対応の商取引評価及び評価コメントをユー
ザ情報管理部1に通知する。ユーザ情報管理部1は、当
該出品者の当該商品の取引情報に取引日時、取引相手
(ここでは、落札者)、評価コメント、評価ポイント及
び落札価格を格納するとともに、過去からの評価ポイン
ト及び落札価格を合計して、それぞれ当該ユーザの商取
引評価及び総取引金額として格納する。
【0026】本発明による方法のオークションサーバAS
における入札処理に関するフローチャートの例は図7に
示す通りである。
【0027】次ぎに、第2の実施例として、前記第1の
実施例の場合における商品の属性情報を分類し、商取引
評価を当該分類毎に分計する場合の実施例について説明
する。
【0028】出品者及び落札者が、上記商品の引き渡し
及び代金の支払いに関する取引相手の対応状況をそれぞ
れ評価して、商品番号を指定して当該商品対応の商取引
評価及び評価コメントをオークションサーバASに通知す
る処理は、前記第1の実施例の場合と同様である。
【0029】出品者からの通知の場合には、オークショ
ンサーバASでは、回線制御部3が、当該商品番号及び前
記商品対応の商取引評価及び評価コメントを通信管理部
4に通知する。通信管理部4は、落札価格を取引評価修
正情報管理部7に通知する。取引評価修正情報管理部7
は、取引評価修正情報を落札価格で参照して、商取引評
価の評価ポイントに対する倍率を抽出し、当該倍率を通
信管理部4に通知する。通信管理部4は、当該商品対応
の商取引評価*前記倍率を当該商品対応の商取引評価と
見なすとともに、当該商品番号の落札者及び前記商品対
応の商取引評価及び評価コメントをユーザ情報管理部1
に通知する。ユーザ情報管理部1は、当該落札者の当該
商品の取引情報に取引日時、取引相手(ここでは、出品
者)、評価コメント、評価ポイント及び落札価格を格納
するとともに、過去からの評価ポイント及び落札価格を
合計して、それぞれ当該ユーザの商取引評価及び総取引
金額として格納する。
【0030】落札者からの通知の場合には、オークショ
ンサーバASでは、回線制御部3が、当該商品番号及び前
記商品対応の商取引評価及び評価コメントを通信管理部
4に通知する。通信管理部4は、落札価格を取引評価修
正情報管理部7に通知する。取引評価修正情報管理部7
は、取引評価修正情報を落札価格で参照して、商取引評
価の評価ポイントに対する倍率を抽出し、当該倍率を通
信管理部4に通知する。ここで、商品属性情報対応取引
評価修正情報の構成例を図8に示す。
【0031】通信管理部4は、当該商品対応の商取引評
価*前記倍率を当該商品対応の商取引評価と見なすとと
もに、当該商品番号の出品者及び前記商品対応の商取引
評価及び評価コメントをユーザ情報管理部1に通知す
る。ユーザ情報管理部1は、当該出品者の当該商品の取
引情報に取引日時、取引相手(ここでは、落札者)、評
価コメント、評価ポイント及び落札価格を格納するとと
もに、過去からの評価ポイント及び落札価格を合計し
て、それぞれ、当該ユーザの分類別商取引評価及び分類
別総取引金額として格納する。
【0032】第3の実施例として、評価者が被評価者に
関する商取引評価をシステムに対して通知すると、シス
テムが当該商取引評価に対して、当該評価者自身の商取
引評価、属性情報あるいは総取引金額に応じてこの商取
引評価を変更し、この変更した商取引評価を当該商品に
関する当該被評価者に対する商取引評価とする場合の実
施例について説明する。
【0033】この第3実施例は、前記第1の実施例で商
品情報から抽出して利用する商品の属性情報の代わりと
して、当該評価者対応のユーザ情報から抽出する商取引
評価、属性情報あるいは総取引金額を利用することによ
り同様に実現することができる。
【0034】第4の実施例として、前記第3の実施例に
関して当該評価者自身の商取引評価、属性情報あるいは
総取引金額を分類し、商取引評価を当該分類毎に分計す
る場合の実施例について説明する。
【0035】この第4実施例は、前記第2の実施例で商
品情報から抽出して利用する商品の属性情報の代わりと
して、当該評価者対応のユーザ情報から抽出する商取引
評価、属性情報あるいは総取引金額を利用することによ
り同様に実現することができる。ここで、商取引評価対
応取引評価修正情報、属性情報対応取引評価修正情報、
総取引金額対応取引評価修正情報の構成例をそれぞれ図
9、図10、図11に示す。
【0036】第5の実施例として、特定のユーザに対す
る商取引評価に関して、他の評価者の商取引評価と比較
して、特定の評価者が行う極端に高い商取引評価あるい
は極端に低い商取引評価を排除する場合の実施例につい
て説明する。
【0037】この第5実施例では、オークションサーバ
ASにて、必要に応じて、ユーザ情報管理部1が各ユーザ
に対応するユーザ情報の中から評価ポイントを抽出し、
これを商取引評価/総取引回数の値と比較して、一定以
上大きいか、あるいは小さい取引を当該ユーザのユーザ
情報及び取引相手のユーザ情報の中から削除して、商取
引評価及び総取引金額を計算し直すようにする。
【0038】第6の実施例として、1人あるいは複数の
ユーザに対して、特定の商取引評価を頻繁に行う評価者
の商取引評価を排除する場合の実施例について説明す
る。
【0039】この例では、オークションサーバASにて、
必要に応じて、ユーザ情報管理部1が各ユーザに対応す
るユーザ情報の中から取引相手及びその評価ポイントを
抽出し、1人あるいは複数の取引相手に対して類似の評
価ポイントを与えるユーザに関して、当該ユーザ情報の
対応する取引を削除して、商取引評価及び総取引金額を
計算し直すとともに、取引相手のユーザ情報に関しても
上記取引を削除して、商取引評価及び総取引金額を計算
し直すようにする。
【0040】第7の実施例として、システムヘの出品あ
るいは入札の回数が少ない場合に、前記第1〜第5実施
例の方法を適用する場合の実施例について示す。
【0041】オークションサーバASでは、ログ情報収集
部6が出品回数あるいは入札回数を計数して行き、当該
出品回数あるいは入札回数が或る一定値未満の場合にの
み、前記第1〜第5の実施例と同様の処理を行うように
する。
【0042】第8の実施例として、出品あるいは入札回
数の少ないユーザに対する商取引評価として実施例1−
5記載の方法を適用する場合の実施例について説明す
る。
【0043】オークションサーバでは、ユーザ情報管理
部1がユーザ情報を参照して、出品回数あるいは入札回
数が或る一定値未満の場合にのみ、前記第1〜第5の実
施例と同様の処理を行うようにする。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子商取引システムにおいて、被評価者の商取引評価の
客観性及び真実性を高めて、取引相手としての信頼度を
予め正確に把握し、セキュリティの高い電子商取引市場
の構築が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を実現するためのネットワー
ク構成例を示す図である。
【図2】 本発明の実施例を実現するためのオークショ
ンサーバの構成例を示す図である。
【図3】 商品情報の構成例を示す図である。
【図4】 取引情報の構成例を示す図である。
【図5】 商品情報一覧の表示例を示す図である。
【図6】 ユーザ情報の構成例を示す図である。
【図7】 オークションサーバにおける入札処理に関す
るフローチャートの例を示す図である。
【図8】 商品属性情報対応取引評価修正情報の構成例
を示す図である。
【図9】 商取引評価対応取引評価修正情報の構成例を
示す図である。
【図10】 属性情報対応取引評価修正情報の構成例を
示す図である。
【図11】 総取引金額対応取引評価修正情報の構成例
を示す図である。
【符号の説明】
AS オークションサーバ 1 ユーザ情報管理部 2 取引情報管理部 3 回線制御部 4 通信管理部 5 商品情報管理部 6 ログ情報収集部 7 取引評価修正情報管理部 8 オペレーティングシステム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オークションにより或る商品に対する落
    札者を決定して、当該出品者‐落札者間での取引の終了
    後に、出品者及び落札者がそれぞれ取引相手の評価者と
    なって、取引相手の商取引評価を行うようにする電子商
    取引システムによる商品販売方法において、評価者が被
    評価者に関する商取引評価をシステムに通知すると、シ
    ステムが当該商品の属性情報に対応して当該商取引評価
    を変更し、この変更した商取引評価を当該商品に関する
    当該被評価者に対する商取引評価とすることを特徴とす
    る電子商取引システムによる商品販売方法。
  2. 【請求項2】 前記商品の属性情報を分類し、前記商取
    引評価を当該分類毎に分計することを特徴とする請求項
    1に記載の電子商取引システムによる商品販売方法。
  3. 【請求項3】 前記商品の属性情報の代わりに、当該評
    価者自身の商取引評価、属性情報あるいは総取引金額を
    利用することを特徴とする請求項1に記載の電子商取引
    システムによる商品販売方法。
  4. 【請求項4】 前記評価者自身の商取引評価、属性情報
    あるいは総取引金額を分類し、前記商取引評価を当該分
    類毎に分計することを特徴とする請求項3に記載の電子
    商取引システムによる商品販売方法。
  5. 【請求項5】 オークションにより或る商品に対する落
    札者を決定して、当該出品者‐落札者間での取引の終了
    後に、出品者及び落札者がそれぞれ取引相手の評価者と
    なって、取引相手の商取引評価を行うようにする電子商
    取引システムによる商品販売方法において、特定のユー
    ザに対する商取引評価に関して、他の評価者の商取引評
    価と比較して、特定の評価者が行う極端に高い商取引評
    価あるいは極端に低い商取引評価を排除することを特徴
    とする電子商取引システムによる商品販売方法。
  6. 【請求項6】 オークションにより或る商品に対する落
    札者を決定して、当該出品者‐落札者間での取引の終了
    後に、出品者及び落札者がそれぞれ取引相手の評価者と
    なって、取引相手の商取引評価を行うようにする電子商
    取引システムによる商品販売方法において、1人あるい
    は複数のユーザに対して、特定の商取引評価を頻繁に行
    う評価者の商取引評価を排除することを特徴とする電子
    商取引システムによる商品販売方法。
  7. 【請求項7】 オークションにより或る商品に対する落
    札者を決定して、当該出品者‐落札者間での取引の終了
    後に、出品者及び落札者がそれぞれ取引相手の評価者と
    なって、取引相手の商取引評価を行うようにする電子商
    取引システムによる商品販売方法において、システムヘ
    の出品あるいは入札の回数が或る一定値未満の場合に、
    請求項1−5のいずれか一項に記載の方法を適用するこ
    とを特徴とする電子商取引システムによる商品販売方
    法。
  8. 【請求項8】 オークションにより或る商品に対する落
    札者を決定して、当該出品者‐落札者間での取引の終了
    後に、出品者及び落札者がそれぞれ取引相手の評価者と
    なって、取引相手の商取引評価を行うようにする電子商
    取引システムによる商品販売方法において、出品あるい
    は入札回数が或る一定値未満のユーザに対する商取引評
    価として、請求項1−5のいずれか一項に記載の方法を
    適用することを特徴とする電子商取引システムによる商
    品販売方法。
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