JP2002203106A - ダウンロード管理方法、プログラムおよびサーバ - Google Patents

ダウンロード管理方法、プログラムおよびサーバ

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JP2002203106A
JP2002203106A JP2000402695A JP2000402695A JP2002203106A JP 2002203106 A JP2002203106 A JP 2002203106A JP 2000402695 A JP2000402695 A JP 2000402695A JP 2000402695 A JP2000402695 A JP 2000402695A JP 2002203106 A JP2002203106 A JP 2002203106A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネットを通じて目論見書を交付する際
に目論見書全体の交付を確認するという要請と、主要部
だけをまず見たいという利用者側の要請とを両立可能な
ダウンロード管理方法、プログラムおよびサーバを提供
する。 【解決手段】受付手段110は、目論見書の中でダウン
ロードする範囲の選択をインターネット201を通じて
顧客端末210から受付け、ダウンロード手段120は
選択部分を顧客端末210へ送信し、送信情報登録制御
手段130は目論見書の中でダウンロード済みの部分を
示す送信箇所情報を送信先のクライアントと対応付けて
登録する。債券購入の申込があったとき、そのクライア
ントが目論見書の全体をダウンロード済みか否かを送信
箇所情報に基づいて確認し、未ダウンロードの部分があ
ればその部分だけを強制的にダウンロードする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバからクライ
アントに向けてのデータのダウンロード状況を管理する
ダウンロード管理方法、プログラムおよびサーバに係わ
り、例えば、新規発売の有価証券の募集・売り出し時に
交付する目論見書をクライアントに向けてダウンロード
するためのダウンロード管理方法、プログラムおよびサ
ーバに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを通じて新規上場
株式の募集など有価証券の募集・売出し等が行われてい
る。新規発売債券を購入のための手続きとしては、口座
の開設、新規銘柄の確認、目論見書の交付閲覧、申し込
み、ブックビルディング後の条件決定、目論見書閲覧の
確認、購入代金の振込みなどがある。これらのうち、口
座の開設、新規銘柄の概略確認、購入代金の振込みな
ど、殆んどの手続きについては、インターネットを介し
て行うことができるが、目論見書についてはその交付を
書面で行うことが法律で義務付けられている。
【0003】このため、インターネット上では、新規銘
柄の概略だけを表示し、目論見書については郵送したり
営業所の窓口で交付したりするようになっている。ま
た、インターネットを通じて目論見書をダウンロード可
能とするサイトもあるが、正式な交付は窓口等を通じて
書面で行われている。
【0004】なお、目論見書とは、有価証券の募集ある
いは売出し時における販売・勧誘に際して投資家に投資
判断の基準となる情報を提供することを目的として交付
する文書で、当該有価証券やその発行者について説明し
たものである。目論見書には、発行者、事業内容、資本
構成、手取金の使途など発行主体に関する情報や、額面
総額、発行価格、利率、償還期間、申込期間、払込期日
など発行する有価証券についての情報等が記載される。
目論見書は、発行者や発行証券について詳細に記載した
ものであるため、数十頁におよぶ膨大な資料になる場合
が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】将来の法改正により、
目論見書についてもインターネット上での交付が認可さ
れる可能性がある。ただし、この場合でも、数十頁にお
よぶ膨大な目論見書の全体をインターネットを通じて交
付しまたその交付を確認することが義務付けられるであ
ろう。
【0006】一方、購入希望者の多くは、購入する有価
証券を選択する段階では、当該有価証券の目論見書に記
載されているすべての情報を必要とせずに、募集要項な
どの主要部分だけを見たいと望む傾向にある。したがっ
て、インターネットを通じた目論見書の交付が可能とな
った場合には、目論見書全体を交付しかつ確認するとい
う要請と、有価証券を選択する段階では目論見書の主要
部だけを閲覧したいという利用者側の要望を両立させる
ことが望ましい。
【0007】しかしながら、従来から行われているイン
ターネット上での目論見書のダウンロードは、正式な交
付は書面で行うことを前提にしたものなので、誰がダウ
ンロードしたのかを管理していない。このため、購入を
希望するクライアントが目論見書をダウンロード済みか
否かを証券会社のサーバ側で確認することができない。
また、目論見書あるいは追補目論見書の全体を単位とし
てダウンロードするものであるため、有価証券の選択の
段階では目論見書の主要部だけを閲覧したいという利用
者側の要望に応えることができない。
【0008】本発明は、以上のような観点に着目してな
されたもので、インターネットを通じて目論見書を交付
する際に目論見書全体の交付を確認するという要請と、
主要部だけを先ず見たいという利用者側の要望とを両立
させることのできるダウンロード管理方法、ダウンロー
ド管理プログラムおよびサーバを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]サーバ(100)からクライアント(210)に
向けてのデータのダウンロード状況を管理するダウンロ
ード管理方法において、サーバ(100)が、所定のデ
ータの中でダウンロードする部分の選択をクライアント
(210)から受け付けるステップと、サーバ(10
0)が、選択された部分を前記クライアント(210)
に向けてダウンロードするステップと、サーバ(10
0)が、前記データの中でダウンロード済みの部分を示
す送信箇所情報と送信先のクライアント(210)を特
定する受信者情報とを対応付けて登録するステップとを
有することを特徴とするダウンロード管理方法。
【0010】[2]サーバ(100)が、前記データの
一部または全部の中で、ダウンロード済みでない部分の
みをダウンロードする旨の要求をクライアント(21
0)から受け付けるステップと、サーバ(100)が、
前記データのうち前記要求に応じて新たにダウンロード
すべき部分を、登録されている前記受信者情報と前記送
信箇所情報に基づいて見い出し、該当する部分のデータ
を前記要求をなしたクライアント(210)に向けてダ
ウンロードするステップとをさらに有することを特徴と
する[1]に記載のダウンロード管理方法。
【0011】[3]サーバ(100)が、前記データの
内容を更新または追加したとき、更新部分および追加部
分がダウンロード済みでない部分として登録されるよう
に前記送信箇所情報を変更するステップをさらに有する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のダウンロ
ード管理方法。
【0012】[4]サーバ(100)が、登録されてい
る前記受信者情報と前記送信箇所情報に基づいて、所定
のクライアント(210)が前記データの中の特定部分
をダウンロード済みか否かを確認するステップをさらに
有することを特徴とする[1]〜[3]の何れかに記載
のダウンロード管理方法。
【0013】[5]サーバ(100)が、前記データの
中の特定部分がダウンロード済みであることを条件に許
容される所定の処理の実行要求をクライアント(21
0)から受けたとき、前記特定部分を前記クライアント
(210)がダウンロード済みであるか否かを確認し、
ダウンロード済みでない部分を前記クライアント(21
0)に向けてダウンロードするステップをさらに有する
ことを特徴とする[1]〜[4]の何れかに記載のダウ
ンロード管理方法。
【0014】[6]前記データは、有価証券の募集・売
出しにあたって交付する目論見書に相当するものであ
り、前記特定部分は前記目論見書の全部であり、前記所
定の処理は、前記目論見書が示す有価証券の購入を約定
するための処理であることを特徴とする[5]に記載の
ダウンロード管理方法。
【0015】[7]前記データは、有価証券の募集・売
出しにあたって交付する目論見書に相当するものであ
り、前記選択された部分は、当該目論見書の募集要項に
相当するものであることを特徴とする[1]〜[5]の
何れかに記載のダウンロード管理方法。
【0016】[8]サーバ(100)からクライアント
(210)に向けてのデータのダウンロード状況を管理
するためにサーバ(100)を、所定のデータの中でダ
ウンロードする部分の選択をクライアント(210)か
ら受け付ける第1受付手段(111)、選択された部分
を前記クライアント(210)に向けてダウンロードす
る第1送信手段(121)、および、前記データの中で
ダウンロード済みの部分を示す送信箇所情報と送信先の
クライアント(210)を特定する受信者情報とを対応
付けて登録する送信情報登録手段(130)として機能
させるためのダウンロード管理プログラム。
【0017】[9][8]に記載のダウンロード管理プ
ログラムに加えてさらにサーバ(100)を、前記デー
タの一部または全部の中で、ダウンロード済みでない部
分のみをダウンロードする旨の要求をクライアント(2
10)から受け付ける第2受付手段(112)、およ
び、前記データのうち前記要求に応じて新たにダウンロ
ードすべき部分を、登録されている前記受信者情報と前
記送信箇所情報に基づいて見い出し、該当する部分のデ
ータを前記要求をなしたクライアント(210)に向け
てダウンロードする第2送信手段(122)として機能
させるためのダウンロード管理プログラム。
【0018】[10][8]または[9]に記載のダウ
ンロード管理プログラムに加えてさらにサーバ(10
0)を、前記データの内容を更新または追加したとき、
更新部分および追加部分がダウンロード済みでない部分
として登録されるように前記送信箇所情報を変更する変
更手段(131)として機能させるためのダウンロード
管理プログラム。
【0019】[11][8]〜[10]の何れかに記載
のダウンロード管理プログラムに加えてさらにサーバ
(100)を、登録されている前記受信者情報と前記送
信箇所情報に基づいて、所定のクライアント(210)
が前記データの中の特定部分をダウンロード済みか否か
を確認する確認手段(140)として機能させるための
ダウンロード管理プログラム。
【0020】[12][8]〜[11]の何れかに記載
のダウンロード管理プログラムに加えてさらにサーバ
(100)を、前記データの中の特定部分がダウンロー
ド済みであることを条件に許容される所定の処理の実行
要求をクライアント(210)から受けたとき、前記特
定部分のうちで前記クライアント(210)がダウンロ
ード済みでない部分を前記クライアント(210)に向
けてダウンロードする強制ロード手段(123)として
機能させるためのダウンロード管理プログラム。
【0021】[13]前記データは、有価証券の募集・
売出しにあたって交付する目論見書に相当するものであ
り、前記特定部分は前記目論見書の全部であり、前記所
定の処理は、前記目論見書が示す有価証券の購入を約定
するための処理であることを特徴とする[12]に記載
のダウンロード管理プログラム。
【0022】[14]前記データは、有価証券の募集・
売出しにあたって交付する目論見書に相当するものであ
り、前記選択された部分は、当該目論見書の募集要項に
相当するものであることを特徴とする[8]〜[12]
の何れかに記載のダウンロード管理プログラム。
【0023】[15]クライアント(210)に向けて
データをダウンロードするサーバ(100)において、
所定のデータの中でダウンロードする部分の選択をクラ
イアント(210)から受け付ける第1受付手段(11
1)と、選択された部分を前記クライアント(210)
に向けてダウンロードする第1送信手段(121)と、
前記データの中でダウンロード済みの部分を示す送信箇
所情報と送信先のクライアント(210)を特定する受
信者情報とを対応付けて登録する送信情報登録手段(1
30)とを有することを特徴とするサーバ(100)。
【0024】[16]前記データの一部または全部の中
で、ダウンロード済みでない部分のみをダウンロードす
る旨の要求をクライアント(210)から受け付ける第
2受付手段(112)と、前記データのうち前記要求に
応じて新たにダウンロードすべき部分のデータを、前記
要求をなしたクライアント(210)に向けてダウンロ
ードする第2送信手段(122)とをさらに有すること
を特徴とする[15]に記載のサーバ(100)。
【0025】[17]前記データの内容を更新または追
加したとき、更新部分および追加部分がダウンロード済
みでない部分として登録されるように前記送信箇所情報
を変更する変更手段(131)をさらに有することを特
徴とする[15]または[16]に記載のサーバ(10
0)。
【0026】[18]登録されている前記受信者情報と
前記送信箇所情報に基づいて、所定のクライアント(2
10)が前記データの中の特定部分をダウンロード済み
か否かを確認する確認手段(140)をさらに有するこ
とを特徴とする[15]〜[17]の何れかに記載のサ
ーバ(100)。
【0027】[19]前記データの中の特定部分がダウ
ンロード済みであることを条件に許容される所定の処理
の実行要求をクライアント(210)から受けたとき、
前記特定部分のうちで前記クライアント(210)がダ
ウンロード済みでない部分を前記クライアント(21
0)に向けてダウンロードする強制ロード手段(12
3)をさらに有することを特徴とする[15]〜[1
8]の何れかに記載のサーバ(100)。
【0028】[20]前記データは、有価証券の募集・
売出しにあたって交付する目論見書に相当するものであ
り、前記特定部分は前記目論見書の全部であり、前記所
定の処理は、前記目論見書が示す有価証券の購入を約定
するための処理であることを特徴とする[19]に記載
のサーバ(100)。
【0029】[21]前記データは、有価証券の募集・
売出しにあたって交付する目論見書に相当するものであ
り、前記選択された部分は、当該目論見書の募集要項に
相当するものであることを特徴とする[15]〜[1
9]の何れかに記載のサーバ(100)。
【0030】前記本発明は次のように作用する。サーバ
(100)は、所定のデータの中でダウンロードする部
分の選択をクライアント(210)から受け付けると、
選択された部分をそのクライアント(210)に向けて
ダウンロードする。そして、データの中でダウンロード
済みの部分を示す送信箇所情報と送信先のクライアント
(210)を特定する受信者情報とを対応付けて登録す
る。例えば、目論見書Aの募集要項aの部分をクライア
ントCに向けてダウンロードすると、クライアントCの
識別情報と目論見書Aの募集要項aがダウンロード済み
である旨の送信箇所情報とを対応付けてメモリに登録す
る等である。
【0031】このように、誰に対してデータのどの部分
がダウンロード済みであるかを登録するので、当該登録
情報に基づいて各種の対応をサーバ(100)側でとる
ことができる。例えば、データの一部または全部の中で
ダウンロード済みでない部分のみをダウンロードする旨
の要求をクライアント(210)から受け付け可能に
し、当該要求に応じて新たにダウンロードすべき部分を
受信者情報と送信箇所情報に基づいて見い出し、該当す
る部分のデータを要求元のクライアント(210)に向
けてダウンロードする。これにより、同一箇所が重ねて
ダウンロードされることを回避でき、ダウンロードに伴
う費用や時間を低減し、利便性を高めることができる。
【0032】また、登録されている受信者情報と送信箇
所情報に基づいて、所定のクライアント(210)がデ
ータの中の特定部分をダウンロード済みか否かを確認す
れば、これに対応して各種の処理を進めることができ
る。例えば、クライアント(210)から所定の処理の
実行要求を受けたとき、特定部分をそのクライアント
(210)がダウンロード済みであるか否かを確認し、
ダウンロード済みでない部分をそのクライアント(21
0)に向けて強制的にダウンロードする。目論見書を例
にすれば、あるクライアント(210)が、約定を希望
したとき、そのクライアント(210)が目論見書のす
べてをダウンロード済みか否かを確認し、ダウンロード
していない部分があれば、該当部分を強制的に送信する
等である。
【0033】さらに、サーバ(100)側のデータの内
容を更新または追加したとき、更新部分および追加部分
がダウンロード済みでない部分として登録されるように
送信箇所情報を変更する。例えば、当初、送信箇所情報
は、仮目論見書の各部分についてダウンロード済みか否
かを表し、その後、ダウンロードすべきデータとして追
補目論見書が追加されると、その部分がダウンロード済
みでないことを表すように送信箇所情報を追加更新す
る。
【0034】このようにダウンロードすべきデータが変
更や追加されたとき、その部分が未ダウンロードである
旨を登録するので、データの追加変更を行っても、最新
のダウンロード状況が送信箇所情報に反映される。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形
態にかかるサーバ100の機能構成を示している。サー
バ100は、インターネット201を通じて顧客の有す
るパーソナルコンピュータや携帯電話などの顧客端末2
10にHTML(HyperText Markup Language)形式
で記述したホームページ(ウェブページ)等のデータを
送信したり、顧客端末210から返送されてくる各種の
データを受信して処理する機能を果たす通信機能を備え
たコンピュータ装置である。
【0036】本実施の形態では、サーバ100は、証券
会社に設置されており、インターネット201を通じ
て、新規発行の債券等の有価証券を紹介するためのウェ
ブページを顧客端末210に送信したり、顧客に交付す
べき目論見書を顧客端末210へダウンロードしたり、
有価証券購入の約定を取り交わすための一連の処理を行
う等の機能を果たすようになっている。以下、有価証券
として、債券を主に例示して説明する。
【0037】サーバ100は、所定のプログラムを実行
することにより、受付手段110、ダウンロード手段1
20、送信情報登録手段130、確認手段140の各機
能を果たすようになっている。
【0038】サーバ100は、証券会社の有する大型コ
ンピュータ150と接続されている。大型コンピュータ
150は、債券の取引等に関連するすべてのデータを統
括的に管理するコンピュータ装置であり、例えばホスト
コンピュータにより構成される。大型コンピュータ15
0には、銘柄データベース151、顧客データベース1
52等が接続されている。銘柄データベース151は、
新規発行債券など新規に発売する債券(以下、新発債券
と略す)についての詳細データを登録するものである。
銘柄データベース151には、新発債券についての発行
登録目論見書や発行登録追補目論見書を表すデータ等が
蓄積される。顧客データベース152は、顧客を登録す
るためのデータベースであり、顧客の氏名、生年月日、
性別、住所、電話番号のほか、顧客に交付した目論見書
の名称、各目論見書のうちどの部分が当該顧客に対して
ダウンロード済みであるかを示す送信箇所情報等が登録
される。なお、データベース151,152を大型コン
ピュータ150に設けてもよい。
【0039】サーバ100のうち、受付手段110は、
新発債券を紹介等するためのウェブページを顧客端末2
10のブラウザで表示するためのデータを、顧客端末2
10からの要求に応じてその要求元の顧客端末210に
向けて送信する機能と、顧客端末210から返送されて
くる要求や各種の情報を表すデータを受信して受け付け
る機能を果たす部分である。より詳細には受付手段11
0は、ダウンロードの対象となるデータである目論見書
の中で、ダウンロードを希望する部分の選択を、クライ
アントである顧客端末210から受け付ける第1受付手
段111としての機能と、その目論見書の全体あるいは
一部を成す特定範囲の中で、ダウンロード済みでない部
分のみをダウンロードする旨の要求を顧客端末210か
ら受け付ける第2受付手段112としての機能を少なく
とも有している。
【0040】なお、目論見書全体を特定範囲としてもよ
いが、データの種類や内容によっては、目論見書全体の
中の一部分を特定範囲に設定してもよい。例えば、目論
見書が、仮目論見書と、追補目論見書に分かれている場
合には、仮目論見書を1つの特定範囲に、追補目論見書
を他の1つの特定範囲に設定する等である。
【0041】サーバ100が顧客端末210に向けて送
信するウェブページには、CGI(common gateway int
erface)プログラムが埋め込んである。顧客端末210
のブラウザ上でこれらのCGIが実行されることによ
り、ダウンロード範囲の選択を受け付けたり、送信ボタ
ンのクリックに応じて、先の選択範囲を示すデータ等を
サーバ100に向けて送信する等の動作が行われる。
【0042】ダウンロード手段120は、目論見書を表
すデータを顧客端末210に向けて送信しダウンロード
する機能を果たす部分である。このダウンロード手段1
20は、受付手段110が送信したウェブページの中で
顧客がダウンロード範囲として選択した部分に対応する
データを顧客端末210に向けてダウンロードする第1
送信手段121の機能を有している。また、ダウンロー
ド手段120は、顧客端末210からの要求に応じて、
目論見書の全体あるいは一部を成す特定範囲の中でダウ
ンロード済みでない部分だけ(すなわち残りの部分)を
顧客端末210に向けてダウンロードする第2送信手段
122としての機能を有する。
【0043】さらに、ダウンロード手段120は、デー
タの中の特定部分がダウンロード済みであることを条件
に許容される所定の処理の実行要求をクライアント21
0から受けたとき、目論見書の中の特定部分全体のうち
でクライアントがダウンロード済みでない部分がある場
合には、該当する部分をそのクライアントに向けてダウ
ンロードする強制ロード手段123としての機能を有し
ている。より具体的には、強制ロード手段123は、新
発債券の購入を希望する旨の要求を受けたとき、目論見
書の全体がダウンロード済みか否かを調べ、ダウンロー
ド済みでない部分をそのクライアントに向けて強制的に
ダウンロードする。このとき、確認手段140により調
べる構成としてもよい。
【0044】制御手段145は、送信情報登録手段13
0および確認手段140の機能を有する。また、制御手
段145は、サーバ100を制御するコントローラの機
能を有し、受付手段110とダウンロード手段120と
大型コンピュータ150との間に介在して種々のデータ
を送受すると共に、大型コンピュータ150を介してデ
ータベース151,152にアクセスする。この制御手
段145は、ダウンロード管理プログラムを記憶する記
憶装置と実行するCPU(中央処理装置)とを有する。
【0045】送信情報登録手段130は、目論見書の中
でダウンロード済みの部分を示す送信箇所情報と送信先
のクライアントを特定する受信者情報とを対応付けて顧
客データベース152に登録する機能を有している。ダ
ウンロード済みの箇所の登録は、ダウンロード手段12
0によってデータのダウンロードが実行された際に行わ
れる。また、送信情報登録手段130は、目論見書の内
容を更新または追加したとき、更新部分および追加部分
がダウンロード済みでない部分として登録されるように
送信箇所情報の内容を追加変更する変更手段131の機
能を有している。
【0046】例えば、当初、仮目論見書だけであったデ
ータに、追補目論見書のデータを追加する場合には、送
信箇所情報として追補目論見書に対応するフィールドを
追加し、その部分をダウンロード済みでないように初期
設定する等である。
【0047】確認手段140は、顧客データベース15
2に登録されている受信者情報と送信箇所情報に基づい
て、所定のクライアントが特定の目論見書の中の特定部
分をダウンロード済みか否かを確認する機能を果たす部
分である。
【0048】次に、新発債券の案内から購入までの一連
の処理の流れを、図2および図3を参照して説明する。
図2および図3では、新発債券の募集・売出し期間の前
に既に募集の条件がすべて決定し、目論見書の内容が確
定している場合を示している。
【0049】顧客が操作することにより、インターネッ
ト201を通じて顧客端末210は証券会社の運営する
サーバ100(サイト)の新発債券を紹介するウェブペ
ージにアクセスする(ステップS301)。当該アクセ
スに応じてサーバ100は、大型コンピュータ150か
ら、新発債券に関する情報を読み出し、これらの新発債
券を一覧表示するウェブページのデータを顧客の顧客端
末210に送信する(ステップS302)。
【0050】このウェブページには、新発債券の銘柄名
と、各新発債券に対応付けてチェックボックスが表示さ
れる。これらのチェックボックスは、択一的に選択する
ことが可能になっている。またこのウェブページには、
上記のほかに、送信ボタンと、チェックボックスをマー
クして送信ボタンをクリックするとその新発債券の目論
見書の交付サービスを受けられる旨のメッセージが表示
される。
【0051】顧客端末210は、サーバ100から送ら
れてきたデータに基づいて、上述のウェブページをブラ
ウザ上に表示する(ステップS303)。顧客は購入を
希望する社債等の新発債券の表示領域をクリックする
(ステップS304)。すなわち、目論見書の交付を希
望する新発債券に対応するチェックボックスの上をクリ
ックしてマークした後、送信ボタンをクリックする。こ
れによりウェブページに埋め込んであるCGIが起動さ
れ、マークされたチェックボックスの識別番号とダウン
ロード範囲を選択するための交付サービス画面の送信要
求とが証券会社のサーバ100に向けて送信される。
【0052】顧客端末210からの要求を受けて証券会
社のサーバ100は、大型コンピュータ150に接続さ
れている銘柄データベース151から顧客がクリックし
て選択した社債等の新発債券を検出し、当該債券の目論
見書の交付サービス画面(ウェブページ)のデータを顧
客の顧客端末210に送信する(ステップS305)。
顧客端末210は、サーバ100から送られてきたデー
タに基づいて目論見書の交付サービス画面を表示する
(ステップS306)。
【0053】図4は、顧客端末210に表示される目論
見書の交付サービス画面400の一例を示している。本
画面400には、目論見書を複数に分けた各部分のタイ
トルとそれぞれの部分に対応するチェックボックスが、
目論見書の目次に見立てた形式で表示される。
【0054】ここでは、ダウンロードする部分を容易か
つ的確に選択するために目論見書の各部分を複数の階層
に分類してある。最上位階層は目論見書の全範囲の指定
であり、次の階層は、第一部、第二部のように部を単位
として選択することができる。さらにその下にもいくつ
かの階層が設定されている。上位階層の項目をダウンロ
ードの対象としてマークすると、その項目の下位層の項
目はすべてダウンロードの対象に設定される。さらに、
未だダウンロードしていない残りの部分の全範囲を指定
するためのチェックボックス410も用意されている。
【0055】顧客は、目論見書のうち、交付を希望する
範囲を示す領域(チェックボックス)をクリックして選
択する(ステップS307)。図4の例では、募集要項
のチェックボックス411をクリックしてマークした状
態を示している。この状態で図示省略した送信ボタンを
クリックすると、募集要項のチェックボックス411を
表す識別番号とその部分をダウンロードする旨の要求と
が証券会社のサーバ100に向けて送信される。
【0056】証券会社のサーバ100は、顧客端末21
0からの要求を受けて、大型コンピュータ150に接続
されている銘柄データベース151から顧客がクリック
して選択した範囲を検出し、目論見書のコンテンツデー
タのうち選択範囲のコンテンツデータを顧客端末210
に向けて送信する(ステップS308)。そして目論見
書の送信先の顧客が、顧客データベース152に登録済
みの顧客であるか否かを調べ(ステップS309)、登
録済みの場合には(ステップS309:Y)、その顧客
の顧客端末210へ送信した範囲(端末装置が受信した
範囲)がダウンロード済みの部分として登録されるよう
に送信箇所情報を更新する(ステップS310)。顧客
が登録済みでない場合には(ステップS309;N)、
ダウンロード済みを示す送信箇所情報の更新は行わな
い。
【0057】顧客端末210は、サーバ100から送ら
れてきた目論見書の該当部分を表示する。顧客は、サー
バ100からダウンロードされた範囲の目論見書を見
て、当該有価証券を購入するか否かの判断等を行う(ス
テップS311)。そして、当該有価証券を購入する場
合には、購入用のウェブページをアクセスし、当該ウェ
ブページに設けてある入力欄に必要事項を入力し、該当
の有価証券を購入する旨の注文データを、顧客端末21
0から証券会社のサーバ100に向けて送信する(ステ
ップS312)。
【0058】証券会社のサーバ100は、顧客端末21
0からの注文データを受信し、当該顧客が登録済みであ
るか否か、および購入希望の債券に対応する目論見書の
コンテンツデータが全部ダウンロード済みか否かを判断
する(ステップS313)。具体的には、顧客データベ
ース152からその顧客に対応するレコードを読み出
し、その顧客が購入希望した債券に対応する送信箇所情
報のフィールドを参照し、すべての部分がダウンロード
済みになっているか否かを確認する。
【0059】該当する目論見書のコンテンツデータの一
部でも交付(ダウンロード)済みでない場合には(ステ
ップS314:N)、サーバ100は、先の送信箇所情
報を参照して、顧客端末210へ未だダウンロードして
いない部分を検索し、先の目論見書の中の未ダウンロー
ド部分(残りのコンテンツデータ)を、その顧客の顧客
端末210へ送信する(ステップS315)。これを受
けて顧客端末210は、サーバ100から受信した残り
のコンテンツデータを表示する(ステップS316)。
【0060】なお、残りのコンテンツデータを強制的に
ダウンロードする代りに、残りの部分をダウンロードし
なければ、債券を購入できない旨のメッセージを通知
し、目論見書の交付サービス画面400に移行して残り
の部分をダウンロードするように促してもよい。この場
合、目論見書の交付サービス画面400の中のチェック
ボックス410をクリックすることで、残りのコンテン
ツデータの部分だけが新たにダウンロードされる。すな
わち、顧客データベース152に登録されているその顧
客のレコードのうち該当する目論見書についての送信箇
所情報のフィールドを参照してダウンロード済みでない
部分を見出し、目論見書のうち未だダウンロードしてい
ない部分だけを送信し、送信箇所情報を更新するという
処理がなされる。
【0061】目論見書のコンテンツデータ全部を交付済
みの場合(ステップS314:Y)あるいは残りのコン
テンツデータをすべて顧客端末210へダウンロードし
た後、サーバ100は、目論見書を読んだことを確認す
るための確認ボタンを表示するためのデータを顧客端末
210へ送信し(ステップS317)、顧客端末210
は、このデータを受信して、確認ボタンを表示する(ス
テップS318)。
【0062】顧客が確認ボタンをクリックして目論見書
を読んだ旨の意志表示を行うと、その旨を示す情報が顧
客端末210からサーバ100へ送信される(ステップ
S319)。証券会社のサーバ100は、先の情報を受
信することにより、確認ボタンがクリックされたことを
認識し、約定が成立した旨のメッセージを顧客端末21
0に送信する(ステップS320)。これにより、イン
ターネットを通じたオンラインでの新発債券の購入手続
きが完了したことになる。証券会社の大型コンピュータ
150は、当該債券の募集・売出し期間の経過後の受渡
日に、顧客の口座から債券の代金を引き落とす(ステッ
プS321)。これにより、取引がすべて完了する。
【0063】次に、仮の条件決定の段階で仮目論見書を
交付し、ブックビルディング期間の経過後に、正式に条
件決定し、これに従って仮目論見書を補充する内容の追
補目論見書を交付する場合について説明する。仮目論見
書だけを交付している期間中は、仮目論見書のダウンロ
ードは可能であるが、債券購入のウェブページへ進むこ
とはできなくする。したがって、図2および図3に示し
たもののうち、ステップS301からステップS310
までだけが実行可能に設定される。登録済みの顧客が仮
目論見書の一部または全部をダウンロードすると、その
部分についてダウンロード済みである旨が顧客データベ
ース152に登録される。
【0064】ブックビルディング期間が経過して条件が
決定すると、追補目論見書の内容が交付され、対応する
データが銘柄データベース151に登録される。このと
き、すべての顧客の該当する新発債券の送信箇所情報
に、追補目論見書についてのデータフィールドが追加さ
れる。追加時の当初状態では、追加目論見書の部分がダ
ウンロード済みでないとして登録される。
【0065】追補目論見書が交付されると、目論見書の
ダウンロード範囲を選択するための交付サービス画面に
は、仮目論見書の中でダウンロード範囲を選択するため
の表示に加えて追補目論見書の中でダウンロード範囲を
選択するための表示が成される。図5は、追補目論見書
を交付した後の目論見書の交付サービス画面500の一
例を示している。追補目論見書が交付される前は、仮目
論見書に関する部分501だけが交付サービス画面とし
て表示されており、追補目論見書が交付されると、追補
目論見書に関する部分502が追加される。
【0066】こうして追補目論見書のダウンロードが可
能なると、それ以後は、該当の債券についての購入用ウ
ェブページへアクセスすることが可能になる。すなわ
ち、ステップS311以後の手順に進むことが可能にな
るので、顧客は、追補目論見書の必要箇所をダウンロー
ドして、当該債券を購入するか否かを判断し(ステップ
S311)、購入を希望する場合には、その旨をサーバ
100に送信する(ステップS312)。
【0067】サーバ100は、その顧客が仮目論見書と
追補目論見書のすべてをダウンロードしているか否かを
判別し(ステップS313、314)、未だダウンロー
ドされていない部分のコンテンツデータがある場合に
は、その部分を強制的に該当の顧客端末に向けて送信す
る(ステップS315、S316)。その後、仮目論見
書および追補目論見書の双方を読んだ旨の意思表示を、
確認ボタンのクリックによって受け取ると(ステップS
317、S318、S319)、約定が成立し、その旨
のメセージを顧客端末210に向けて送信し、受渡し日
に顧客の口座から債券の代金を引き落とす処理が行われ
る。
【0068】このように、目論見書等の中の一部を選択
してダウンロードすることができるので、顧客は、購入
を検討する際に、募集要項などの主要部だけをダウンロ
ードして判断することができる。また、各顧客に対して
目論見書のどの部分がダウンロード済みであるかを登録
するので、購入希望を受けた際に、未ダウンロードの部
分を強制的にダウンロードすることができる。また各顧
客が目論見書の全部をダウンロード済みであるか否か等
をサーバ100の側でいつでも確認することができる。
【0069】さらに未ダウンロードの部分のすべてを選
択するという1回の操作だけで、未ダウンロードの部分
をダウンロードすることができるので、ダウンロード済
みの部分とダウンロード済みでない部分とを顧客の側で
管理する必要がなく、顧客にやさしい操作性を提供する
ことができる。また同一箇所を重ねてダウンロードする
ことが防止され、送信に伴う費用や時間の無駄を省くこ
とができる。
【0070】このほか、サーバ側で目論見書の内容を更
新したり追補目論見書を加えたとき、更新部分および追
加部分がダウンロード済みでない部分として登録される
ように送信箇所情報を変更するので、最新の目論見書に
対する各顧客のダウンロード状況を的確に把握すること
ができる。
【0071】以上説明した実施の形態では、新発債券の
募集・売り出しに伴って交付すべき目論見書のダウンロ
ードを行う場合について説明したが、サーバから送信す
るデータは、これに限定されるものではない。また実施
の形態では、大型コンピュータ150の配下にある銘柄
データベース151や顧客データベース152に目論見
書のデータ、送信箇所情報、受信者情報等を記憶するよ
うにしたが、サーバ100が直接、これらのデータベー
スを管理してもよい。また送信箇所情報や受信者情報に
ついては、サーバ100の有するメモリに記憶してもよ
い。有価証券として債券を例示したが、例えば投資信託
又は株式についての募集あるいは売出し時における目論
見書について適用してもよい。
【0072】このほか、一般的に目論見書の中で顧客が
注目する個所を予め抽出し、ダウンロード範囲を選択す
る際にそれらの箇所を1回の操作で一括選択できるよう
にすれば、操作性、利便性がより一層向上する。
【0073】
【発明の効果】本発明に係るダウンロード管理方法、プ
ログラムおよびサーバでは、データのどの部分がダウン
ロード済みであるかを送信先のクライアントと対応付け
てサーバ側に登録するので、当該情報に基づいてサーバ
側で各種の対応をとることができる。すなわち、特定部
分がダウンロード済みであることを条件に許容される所
定の処理の実行要求を受けた際に、ダウンロード済みで
ない部分だけを強制的にそのクライアントへダウンロー
ドしたり、ダウンロード済みでない部分だけを一括して
ダウンロードする等の要求に応えることができる。ま
た、同一箇所が重ねてダウンロードされることを回避で
き、ダウンロードに伴う費用や時間を低減し、利便性を
高めることができる。
【0074】さらに、ダウンロードすべきデータがサー
バ側で変更や追加されたとき、その部分がダウンロード
済みでない部分として登録されるように送信箇所情報を
変更することで、データの追加変更を行っても、最新の
データに対する各クライアントのダウンロード状況を的
確に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るダウンロード管理方
法およびプログラムを実行するサーバの機能構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るサーバを用いて行う
新発債券の案内から購入までの一連の処理を示す流れ図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係るサーバを用いて行う
新発債券の案内から購入までの一連の処理を示す流れ図
である。
【図4】本発明の実施の形態に係るサーバがクライアン
トに向けて送信する目論見書の交付サービス画面の一例
を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るサーバがクライアン
トに向けて送信する目論見書の交付サービス画面一例を
示す説明図である。
【符号の説明】
100…サーバ 110…受付手段 111…第1受付手段 112…第2受付手段 120…ダウンロード手段 121…第1送信手段 122…第2送信手段 123…強制ロード手段 130…送信情報登録手段 131…変更手段 140…確認手段 145…制御手段 150…大型コンピュータ 151…銘柄データベース 152…顧客データベース 201…インターネット 210…顧客端末 400…目論見書の交付サービス画面 410…チェックボックス 411…募集要項のチェックボックス 500…目論見書の交付サービス画面

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバからクライアントに向けてのデータ
    のダウンロード状況を管理するダウンロード管理方法に
    おいて、 サーバが、所定のデータの中でダウンロードする部分の
    選択をクライアントから受け付けるステップと、 サーバが、選択された部分を前記クライアントに向けて
    ダウンロードするステップと、 サーバが、前記データの中でダウンロード済みの部分を
    示す送信箇所情報と送信先のクライアントを特定する受
    信者情報とを対応付けて登録するステップとを有するこ
    とを特徴とするダウンロード管理方法。
  2. 【請求項2】サーバが、前記データの一部または全部の
    中で、ダウンロード済みでない部分のみをダウンロード
    する旨の要求をクライアントから受け付けるステップ
    と、 サーバが、前記データのうち前記要求に応じて新たにダ
    ウンロードすべき部分を、登録されている前記受信者情
    報と前記送信箇所情報に基づいて見い出し、該当する部
    分のデータを前記要求をなしたクライアントに向けてダ
    ウンロードするステップとをさらに有することを特徴と
    する請求項1記載のダウンロード管理方法。
  3. 【請求項3】サーバが、前記データの内容を更新または
    追加したとき、更新部分および追加部分がダウンロード
    済みでない部分として登録されるように前記送信箇所情
    報を変更するステップをさらに有することを特徴とする
    請求項1または2記載のダウンロード管理方法。
  4. 【請求項4】サーバが、登録されている前記受信者情報
    と前記送信箇所情報に基づいて、所定のクライアントが
    前記データの中の特定部分をダウンロード済みか否かを
    確認するステップをさらに有することを特徴とする請求
    項1〜3の何れかに記載のダウンロード管理方法。
  5. 【請求項5】サーバが、前記データの中の特定部分がダ
    ウンロード済みであることを条件に許容される所定の処
    理の実行要求をクライアントから受けたとき、前記特定
    部分を前記クライアントがダウンロード済みであるか否
    かを確認し、ダウンロード済みでない部分を前記クライ
    アントに向けてダウンロードするステップをさらに有す
    ることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のダウ
    ンロード管理方法。
  6. 【請求項6】前記データは、有価証券の募集・売出しに
    あたって交付する目論見書に相当するものであり、前記
    特定部分は前記目論見書の全部であり、前記所定の処理
    は、前記目論見書が示す有価証券の購入を約定するため
    の処理であることを特徴とする請求項5記載のダウンロ
    ード管理方法。
  7. 【請求項7】前記データは、有価証券の募集・売出しに
    あたって交付する目論見書に相当するものであり、前記
    選択された部分は、当該目論見書の募集要項に相当する
    ものであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記
    載のダウンロード管理方法。
  8. 【請求項8】サーバからクライアントに向けてのデータ
    のダウンロード状況を管理するためにサーバを、 所定のデータの中でダウンロードする部分の選択をクラ
    イアントから受け付ける第1受付手段、 選択された部分を前記クライアントに向けてダウンロー
    ドする第1送信手段、および、 前記データの中でダウンロード済みの部分を示す送信箇
    所情報と送信先のクライアントを特定する受信者情報と
    を対応付けて登録する送信情報登録手段として機能させ
    るためのダウンロード管理プログラム。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のダウンロード管理プログ
    ラムに加えてさらにサーバを、 前記データの一部または全部の中で、ダウンロード済み
    でない部分のみをダウンロードする旨の要求をクライア
    ントから受け付ける第2受付手段、および、 前記データのうち前記要求に応じて新たにダウンロード
    すべき部分のデータを、前記要求をなしたクライアント
    に向けてダウンロードする第2送信手段として機能させ
    るためのダウンロード管理プログラム。
  10. 【請求項10】請求項8または9に記載のダウンロード
    管理プログラムに加えてさらにサーバを、 前記データの内容を更新または追加したとき、更新部分
    および追加部分がダウンロード済みでない部分として登
    録されるように前記送信箇所情報を変更する変更手段と
    して機能させるためのダウンロード管理プログラム。
  11. 【請求項11】請求項8〜10の何れかに記載のダウン
    ロード管理プログラムに加えてさらにサーバを、 登録されている前記受信者情報と前記送信箇所情報に基
    づいて、所定のクライアントが前記データの中の特定部
    分をダウンロード済みか否かを確認する確認手段として
    機能させるためのダウンロード管理プログラム。
  12. 【請求項12】請求項8〜11の何れかに記載のダウン
    ロード管理プログラムに加えてさらにサーバを、 前記データの中の特定部分がダウンロード済みであるこ
    とを条件に許容される所定の処理の実行要求をクライア
    ントから受けたとき、前記特定部分のうちで前記クライ
    アントがダウンロード済みでない部分を前記クライアン
    トに向けてダウンロードする強制ロード手段として機能
    させるためのダウンロード管理プログラム。
  13. 【請求項13】前記データは、有価証券の募集・売出し
    にあたって交付する目論見書に相当するものであり、前
    記特定部分は前記目論見書の全部であり、 前記所定の処理は、前記目論見書が示す有価証券の購入
    を約定するための処理であることを特徴とする請求項1
    2に記載のダウンロード管理プログラム。
  14. 【請求項14】前記データは、有価証券の募集・売出し
    にあたって交付する目論見書に相当するものであり、 前記選択された部分は、当該目論見書の募集要項に相当
    するものであることを特徴とする請求項8〜12の何れ
    かに記載のダウンロード管理プログラム。
  15. 【請求項15】クライアントに向けてデータをダウンロ
    ードするサーバにおいて、 所定のデータの中でダウンロードする部分の選択をクラ
    イアントから受け付ける第1受付手段と、 選択された部分を前記クライアントに向けてダウンロー
    ドする第1送信手段と、 前記データの中でダウンロード済みの部分を示す送信箇
    所情報と送信先のクライアントを特定する受信者情報と
    を対応付けて登録する送信情報登録手段とを有すること
    を特徴とするサーバ。
  16. 【請求項16】前記データの一部または全部の中で、ダ
    ウンロード済みでない部分のみをダウンロードする旨の
    要求をクライアントから受け付ける第2受付手段と、 前記データのうち前記要求に応じて新たにダウンロード
    すべき部分のデータを、前記要求をなしたクライアント
    に向けてダウンロードする第2送信手段とをさらに有す
    ることを特徴とする請求項15記載のサーバ。
  17. 【請求項17】前記データの内容を更新または追加した
    とき、更新部分および追加部分がダウンロード済みでな
    い部分として登録されるように前記送信箇所情報を変更
    する変更手段をさらに有することを特徴とする請求項1
    5または16に記載のサーバ。
  18. 【請求項18】登録されている前記受信者情報と前記送
    信箇所情報に基づいて、所定のクライアントが前記デー
    タの中の特定部分をダウンロード済みか否かを確認する
    確認手段をさらに有することを特徴とする請求項15〜
    17の何れかに記載のサーバ。
  19. 【請求項19】前記データの中の特定部分がダウンロー
    ド済みであることを条件に許容される所定の処理の実行
    要求をクライアントから受けたとき、前記特定部分のう
    ちで前記クライアントがダウンロード済みでない部分を
    前記クライアントに向けてダウンロードする強制ロード
    手段をさらに有することを特徴とする請求項15〜18
    の何れかに記載のサーバ。
  20. 【請求項20】前記データは、有価証券の募集・売出し
    にあたって交付する目論見書に相当するものであり、前
    記特定部分は前記目論見書の全部であり、 前記所定の処理は、前記目論見書が示す有価証券の購入
    を約定するための処理であることを特徴とする請求項1
    9記載のサーバ。
  21. 【請求項21】前記データは、有価証券の募集・売出し
    にあたって交付する目論見書に相当するものであり、 前記選択された部分は、当該目論見書の募集要項に相当
    するものであることを特徴とする請求項15〜19の何
    れかに記載のサーバ。
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