JP2002202625A - トナーおよびこのトナーを用いた画像形成装置 - Google Patents

トナーおよびこのトナーを用いた画像形成装置

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JP2002202625A
JP2002202625A JP2000401295A JP2000401295A JP2002202625A JP 2002202625 A JP2002202625 A JP 2002202625A JP 2000401295 A JP2000401295 A JP 2000401295A JP 2000401295 A JP2000401295 A JP 2000401295A JP 2002202625 A JP2002202625 A JP 2002202625A
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external additive
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Takuya Kadota
門田拓也
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナーの帯電性を安定した良好なものにする。 【解決手段】トナーTは、母粒子遊離率が30%以下
に、酸化チタン遊離率が5%以下に設定されている。こ
れにより、外添剤である酸化チタンを適切な量に設定す
ることができるので、トナーの帯電性を安定させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも多数の
母粒子と多数の酸化チタンの粒子とからなり、潜像担持
体上の静電潜像を現像するためのトナーの技術分野およ
びこのトナーを用いて画像を形成する画像形成装置の技
術分野に属し、特に、トナーの帯電性を安定させること
のできるトナーおよびこのトナーを用いた画像形成装置
の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】トナーを用いた画像形成装置において
は、トナーにより潜像担持体上の静電潜像を現像すると
ともに、その現像画像を紙等の転写材に転写して、この
転写材上に、潜像担持体上に露光された静電潜像の転写
画像を形成し、その後この転写画像を定着して画像を形
成するようになっている。
【0003】
【従来の技術】従来のこのような画像形成装置の一例と
して、図1に示すようにフルカラ−の中間転写型の画像
形成装置がある。この画像形成装置1においては、画像
が潜像担持体である感光体2上に静電潜像として露光さ
れるとともに、この感光体2上の静電潜像がイエロー、
マゼンタ、シアン、および黒の各非磁性一成分現像器
3,4,5,6で順に(各色の順序は任意)現像されて可
視像化され、更に、感光体2上の現像画像が中間転写体
7の中間転写ベルト7a上に色合わせをされて一次転写
された後、転写器8の二次転写ローラ8a上の紙等の転
写材9に二次転写され、その後定着器10で加熱定着す
ることにより、転写材9上に所望の画像が得られるよう
になっている。
【0004】各非磁性一成分現像器3,4,5,6は実質
的に同じ構成をしており、導電性現像ローラ16と感光
体2が接触する接触現像方式の現像器である。これらの
現像器3,4,5,6は、それぞれ、図2(a)に示すよ
うにトナー収容部13内のトナーTがトナー搬送手段1
4でトナー供給手段であるトナー供給ローラ15に搬送
され、更に、このトナーTはトナー供給ローラ15によ
って現像ローラ16に供給されて、現像ローラ16の表
面に担持される。現像ローラ16にはACバイアス重畳
の現像電圧が印加されているとともに現像ローラ16が
高速回転されることにより、現像ローラ16上のトナー
Tは、現像ローラ16の表面に圧接されるトナー規制部
材であるトナー規制ブレード17で均一な薄層に規制さ
れるとともに均一に帯電される。その後、現像ローラ1
6上のトナーTは現像ローラ16に接触している感光体
2の方へ均一に搬送される。そして、現像ローラ16に
印加されている現像電圧で現像ローラ16上のトナーT
の粒子を感光体2の方へ移動させることにより、感光体
2上の静電潜像がトナーTで現像される。
【0005】また、導電性現像ローラ16を使用した非
磁性一成分現像方式には、現像ローラ16と感光体2が
離間した非接触現像方式もある。この非接触現像方式の
現像では、現像ローラ16に現像電圧を印加し、この現
像電圧で現像ローラ16上のトナーTの粒子を感光体2
の方へジャンピング移動させることにより、感光体2上
の静電潜像がトナーTでジャンピング現像される。
【0006】このような従来の非磁性一成分現像装置1
においては、使用するトナーTの帯電性を安定させるた
めに、図2(b)に示すようにトナーTの樹脂からなる
母粒子18に、帯電性調整剤として酸化チタン(TiO
2)19を外添させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のトナ
ーTは母粒子18と酸化チタン19とを混合等により母
粒子18に酸化チタン19を付着させているが、実際に
は図2(b)に示すように互いに付着している母粒子1
8および酸化チタン19(なお、符号18は前述と同様
に母粒子それ自体および酸化チタン19が付着した母粒
子のいずれにも用い、また符号19は前述と同様に酸化
チタンそれ自体および母粒子に付着した酸化チタンのい
ずれにも用いる)、酸化チタン19が付着していない遊
離母粒子18′、および母粒子18に付着していない遊
離酸化チタン19′が混在した状態となっている。
【0008】しかしながら、トナーTに遊離母粒子1
8′が多くなると、この遊離母粒子18′が過帯電を起
こし、現像不良が発生する。そこで、酸化チタン19の
添加量を多くして、遊離母粒子18′の量を低減するこ
とが考えられるが、単純に多くの酸化チタン19を使用
すると、帯電低下が発生し、画像欠陥、トナー飛散等を
引き起こしてしまう。しかも、酸化チタン19が多くな
ると、遊離酸化チタン19′も多くなるため、この遊離
酸化チタン19′がトナー接触部材上に付着してフィル
ミングが発生し易くなってしまう。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、外添剤として少なくとも
酸化チタンを用いたトナーで、トナー担持体、トナー規
制部材、および潜像担持体等のトナー接触部材へのフィ
ルミングをより効果的に抑制できるトナーおよびこのト
ナーを用いた画像形成装置を提供することである。本発
明の他の目的は、トナーの帯電性を安定した良好なもの
にできるトナーおよびこのトナーを用いた画像形成装置
を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1の発明のトナーは、少なくとも多数の母粒
子と多数の酸化チタンの粒子とを有するトナーにおい
て、前記酸化チタンが付着していない遊離母粒子の母粒
子遊離率30%以下に設定されているとともに、前記母
粒子に付着していない酸化チタンである遊離酸化チタン
の酸化チタン遊離率が5%以下に設定されていることを
特徴としている。
【0011】また、請求項2の発明の画像形成装置は、
静電潜像が形成される潜像担持体と、トナーを搬送して
前記潜像担持体上の静電潜像を現像するトナー担持体、
およびこのトナー担持体により前記潜像担持体の方へ搬
送されるトナーを少なくとも規制するトナー規制部材を
有する現像器とを少なくとも備え、前記トナーが請求項
1記載のトナーであることを特徴としている。
【0012】
【作用】このように構成された本発明のトナーにおいて
は、母粒子遊離率が30%以下に設定され、また遊離酸
化チタンの酸化チタン遊離率が5%以下に設定される。
これにより、遊離母粒子および遊離酸化チタンがトナー
全体量に対して適切な量に設定されるので、母粒子に付
着する酸化チタンの量も適切となり、遊離母粒子の過帯
電が防止されて、トナーの帯電性が安定し、トナーの飛
散が防止されるとともに良好な現像が行われて、この品
質の画像が得られる。
【0013】一方、本発明の画像形成装置においては、
このトナーを用いることにより、トナーのフィルミング
が効果的に抑制されることから、潜像担持体、トナー担
持体、およびトナー規制部材等のトナー接触部材の耐久
性が向上するとともに、良好な画質が得られるようにな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態について説明する。本発明の実施の形態の一例
の画像形成装置は、それぞれ、図1および図2(a)に
示す画像形成装置1と同様の構成にされている。したが
って、この例の画像形成装置1も画像形成時の動作は前
述の従来例と同じである。
【0015】また、この例の画像形成装置1に用いられ
る本発明のトナーTは、母粒子18が常温で柔らかい低
軟化点の樹脂からなっているとともに、外添剤として少
なくとも酸化チタン19が用いられている。そして、酸
化チタン19が付着していない母粒子である遊離母粒子
18′の母粒子遊離率が30%以下に設定されている。
この母粒子遊離率はトナー全体量に対する遊離母粒子1
8′の量のパーセントである。また、母粒子18に付着
していない酸化チタンである遊離酸化チタン19′の酸
化チタン遊離率が5%以下に設定されている。この酸化
チタン遊離率はトナー全体量に対する遊離酸化チタン1
9′の量のパーセントである。更に、酸化チタン19は
その表面がシランカップリング剤により表面処理されて
いて疎水性を有しており、この疎水性により粉体である
トナーの環境安定性、流動性および帯電性が向上されて
いる。
【0016】更に、トナーTの母粒子18のフロー軟化
点は100℃〜120℃であることが好ましい。これ
は、母粒子18のフロー軟化点が100℃より小さくす
ると、トナーTが現像ローラ16、トナー規制ブレード
17、および感光体2等のトナー接触部材へ次第に融着
し易くなるが、ある程度は小さくなっても実用に支障は
ないが、それ以上小さくなるのは好ましくない。また、
母粒子18のフロー軟化点が120℃より大きくする
と、低温定着が次第に不良になっていくが、ある程度は
大きくなっても実用に支障はないが、それ以上大きくな
るのは好ましくない。
【0017】ところで、前述の母粒子遊離率および酸化
チタン遊離率を求めるために、母粒子18に付着してい
ない酸化チタンである遊離酸化チタン19′の量、酸化
チタン19が付着していない母粒子である遊離母粒子1
8′および酸化チタン19が付着している母粒子18の
量を知るために、母粒子18と酸化チタン19との付着
状態を分析する必要があるが、そのトナー分析方法は従
来いくつかの方法が行われている。この例の画像形成装
置1では、例えば次のパーティクルアナライザ方法を採
用している。
【0018】すなわち、この例の画像形成装置1では、
トナーTの母粒子18と外添剤19(説明の便宜上、酸
化チタンと同じ符号を用いる)との付着状態を分析する
方法として、電子写真学会年次大会(通算95回)、
“ Japan Hardcopy'97 ”論文集、「新しい外添評価方
法−パーティクルアナライザによるトナー分析−」、鈴
木俊之、高原寿雄、電子写真学会主催、1997年7月
9〜11日、に開示されているトナー分析方法(PT1
000)を採用している。
【0019】このトナー分析方法は、樹脂(C)からな
る母粒子18の表面にシリカ(SiO2)からなる外添
剤19を付着させて形成されたトナーTの粒子をプラズ
マ中に導入することにより、トナーT粒子を励起させ、
この励起に伴う、図3(a)および(b)に示すような
発光スペクトルを得ることにより、元素分析を行う方法
である。
【0020】図3において、発光スペクトルの横軸は時
間軸を示す。まず、図3(a)に示すようにトナーTの
樹脂製母粒子(C)に外添剤(SiO2)が付着したト
ナーT粒子がプラズマに導入されると、母粒子(C)お
よび外添剤(SiO2)がともに発光する。このとき、
母粒子(C)と外添剤(SiO2)とが同時にプラズマ
に導入されることから、母粒子(C)と外添剤(SiO
2)とは同時に発光するようになる。このように、母粒
子(C)と外添剤(SiO2)とが同時に発光する状態
の場合は、母粒子(C)と外添剤(SiO2)とが同期
しているという。換言すれば、母粒子(C)と外添剤
(SiO2)とが同期した状態は、外添剤(SiO2)が
母粒子(C)に付着している状態を表すことになる。
【0021】また、同図(b)に示すように外添剤(S
iO2)が付着していない母粒子(C)や母粒子(C)
から遊離した外添剤(SiO2)がプラズマに導入され
る場合は、前述と同様に母粒子(C)および外添剤(S
iO2)はいずれも発光するが、このとき、母粒子
(C)と外添剤(SiO2)とが異なる時間にプラズマ
に導入されることから、母粒子(C)と外添剤(SiO
2)とは異なる時間に発光するようになる(例えば、母
粒子が外添剤より先にプラズマに導入されると、先に母
粒子が発光し、その後遅れて外添剤が発光する)。
【0022】このように、母粒子(C)と外添剤(Si
2)とが互いに異なる時間に発光する状態の場合は、
母粒子(C)と外添剤(SiO2)とが同期していない
(つまり、非同期である)という。換言すれば、母粒子
(C)と外添剤(SiO2)とが非同期である状態は、
外添剤(SiO2)が母粒子(C)に付着していない状
態を表すことになり、母粒子および外添剤はそれぞれ遊
離母粒子および遊離外添剤である。
【0023】更に、図3(a)および(b)において発
光信号の高さは、その発光の強さを表しているが、この
発光の強さは粒子の大きさや形ではなく、粒子内に含ま
れているその元素(C,SiO2)の原子数に比例してい
る。そこで、元素の発光強度を粒子の大きさとして表す
ために、図4に示すように母粒子(C)および外添剤
(SiO2)の発光が得られたとき、これらの母粒子
(C)および外添剤(SiO2)だけでできた真球の粒
子を仮定し、それらの母粒子(C)および外添剤(Si
2)の粒径として表している。このときの真球の粒子
を等価粒子と呼び、その粒径を等価粒径と呼ぶ。そし
て、外添剤は非常に小さいことから、その粒子を1個ず
つ検出することができないので、検出された外添剤の発
光信号を足し合わせて1つの等価粒子に換算して分析し
ている。このように母粒子および外添剤の各発光スペク
トルによって得られた等価粒子の等価粒径を、トナーT
の各粒子毎にプロットすると、図5に示すようなトナー
粒子の等価粒径分布図が得られる。
【0024】図5において、横軸は母粒子(C)の等価
粒径を表し、縦軸は外添剤(SiO 2)の等価粒径を表
している。そして、横軸上の等価粒子は、外添剤(Si
2)が付着されていない非同期の母粒子(C)を表し
ている。その場合、所定の外添剤濃度に満たない外添剤
が付着している母粒子(C)もこの横軸上に表され、非
同期の母粒子(C)とされている。また、縦軸上の等価
粒子は、母粒子(C)から遊離した非同期の外添剤(S
iO2)を表している。更に、横軸および縦軸上にない
等価粒子は、母粒子(C)に外添剤(SiO2)が付着
されている同期のトナーTを表している。このようにし
て、トナーTの母粒子(C)に対する外添剤(Si
2)の付着状態が分析される。
【0025】更に、図6に示すように図5に示すトナー
粒子の等価粒径分布図を用いて、トナーTの母粒子中の
炭素(C)と外添剤(TiO2)との付着状態を、最小
2乗法を用いて得られた原点を通る1本の近似直線αを
利用している。この近似直線αの傾き(外添剤の等価粒
径/母粒子の等価粒径)θは母粒子(C)に付着してい
る(同期している)外添剤(SiO2)の濃度を表して
いる。すなわち、傾きθが小さいほど同期している外添
剤(SiO2)の量が少なく、また傾きθが大きいほど
同期している外添剤(SiO2)の量が多いことにな
る。
【0026】そして、本発明では、図5に示すトナー粒
子の等価粒径分布図と同様の酸化チタン(TiO2)に
関するトナー粒子の等価粒径分布図を求め、このトナー
の等価粒径分布図から、分析されたトナーTの母粒子
(C)に対する酸化チタンの付着状態に基づいて母粒子
遊離率および酸化チタン遊離率を求めている。
【0027】なお、トナー分析方法は前述のパーティク
ルアナライザ方法以外の他の従来のトナー分析方法を用
いることができるが、トナー分析をより正確にかつより
簡単に行うことができることから、パーティクルアナラ
イザ方法を用いるのが好ましい。
【0028】ところで、この例の画像形成装置に使用さ
れるトナーTは、負極性、正極性のどちらの極性のトナ
ーでも良い。母粒子18には少なくとも、着色剤、帯電
制御剤、及びその他の樹脂が添加されており、更に分散
剤、離型剤(WAX)、磁性材、その他の添加剤等も適
宜添加されている。
【0029】母粒子18としては、常温で比較的柔らか
い低軟化点の母粒子材料が用いられ、ポリスチレン及び
共重合体、例えば水素添加スチレン樹脂、スチレン・イ
ソブチレン共重合体、ABS樹脂、ASA樹脂、AS樹
脂、AAS樹脂、ACS樹脂、AES樹脂、スチレン・
Pクロロスチレン共重合体、スチレン・プロピレン共重
合体、スチレン・ブタジエン架橋ポリマー、スチレン・
ブタジエン・塩素化パラフィン共重合体、スチレン・ア
リル・アルコール共重合体、スチレン・ブタジエンゴム
エマルジョン、スチレン・マレイン酸エステル共重合
体、スチレン・イソブチレン共重合体、スチレン・無水
マレイン酸共重合体、アクリレート系樹脂あるいはメタ
アクリレート系樹脂及びその共重合体、スチレン・アク
リル系樹脂及び及びその共重合体、例えばスチレン・ア
クリル共重合体、スチレン・ジエチルアミノ・エチルメ
タアクリレート共重合体、スチレン・ブタジエン・アク
リル酸エステル共重合体、スチレン・メチルメタアクリ
レート共重合体、スチレン・n−ブチルメタアクリレー
ト共重合体、スチレン・メチルメタアクリレート・n−
ブチルアクリレート共重合体、スチレン・メチルメタア
クリレート・ブチルアリレート・N−(エトキシメチ
ル)アクリルアミド共重合体、スチレン・グリシジルメ
タアクリレート共重合体、スチレン・ブタジエン・ジメ
チル・アミノエチルメタアクリレート共重合体、スチレ
ン・アクリル酸エステル・マレイン酸エステル共重合
体、スチレン・メタアクリル酸メチル・アクリル酸2−
エチルヘキシル共重合体、スチレン・n−ブチルアリレ
ート・エチルグリコールメタアクリレート共重合体、ス
チレン・n−ブチルメタアクリレート・アクリル酸共重
合体、スチレン・n−ブチルメタアクリレート・無水マ
レイン酸共重合体、スチレン・ブチルアクリレート・イ
ソブチルマレイン酸ハ−フエステル・ジビニルベンゼン
共重合体、ポリエステル及びその共重合体、ポリエチレ
ン及びその共重合体、エポキシ樹脂、シリコ−ン樹脂、
ポリプロピレン及びその共重合体、フッ素樹脂、ポリア
ミド樹脂、ポリビニールアルコール樹脂、ポリウレタン
樹脂、ポリビニルブチラール樹脂などを1種類あるいは
2種類以上ブレンドしたものを使用することができる。
【0030】着色剤としては、カーボンブラック、スピ
リットブラック、ニグロシン、ローダミン系、トリアミ
ノトリフェニルメタン、カチオン系、ジオキサジン、銅
フタロシニアン、ベリレン、アゾ系、含金アゾ顔料、ア
ゾクロムコンプレックス、カーミン系、ベンジジン系、
ソーラピュアイエロー8G、キナクリドン、ポリタング
ストリン酸、インダスレンブルー、スルホンアミド誘導
体等を使用することができる。
【0031】帯電制御剤としては、電子受容性の有機錯
体、塩素化ポリエステル、ニトロフニン酸、第4級アン
モニウム塩、ピリジニル塩等を使用できる。離型剤とし
ては、ポリプロピレンワックス、ポリエチレンワック
ス、エステル系ワックス等を使用することができる。分
散剤としては、金属石鹸、ポリエチレングリコール等を
使用できる。その他の添加剤としては、ステアリン酸亜
鉛、酸化亜鉛、酸化セリウム等を使用することができ
る。
【0032】磁性剤としては、Fe、Co、Ni、C
r、Mn、Zn等の金属粉、Fe34、Fe23、Cr
23、フェライト等の金属酸化物、マンガンと酸を含む
合金等の熱処理によって強磁性を示す合金等を用いるこ
とができ、予めカップリング剤等の予備処理を施しても
構わない。そして、これらを用いて一般の混練粉砕法、
スプレ−ドライ法、及び重合法等により、母粒子18を
作製する。
【0033】外添剤19としては、酸化チタン単独の他
に、この酸化チタンに、例えば、シリカ、酸化アルミニ
ウム、チタン酸ストロンチウム、酸化セリウム、酸化マ
グネシウム、酸化クロム等の金属酸化物の微粒子、窒化
珪素等窒化物の微粒子、炭化珪素等炭化物の微粒子、硫
酸カルシウム、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等の金属
塩の微粒子及びこれらの複合物等の無機微粒子や、アク
リル微粒子等の有機微粒子の1種類以上のものを混合し
て使用することができる。また、これらの表面処理剤と
して、シラン系カップリング剤の他に、チタネート系カ
ップリング剤、フッ素含有シランカップリング剤、シリ
コーンオイル等を用いることができる。外添剤19の粒
径としては、搬送性、帯電性の観点から0.001〜1
μmであることが好ましい。前述の母粒子18と外添剤
19とは、これらをヘンシェルミキサー、パーペンマイ
ヤー等の高速流動混合機やメカノケミカル法等の混合機
等により乾式混合させて付着させる。
【0034】このように構成されたこの例のトナーTに
よれば、母粒子遊離率を30%以下に設定しているとと
もに、酸化チタン遊離率を5%以下に設定しているの
で、遊離母粒子18′および遊離酸化チタン19′をト
ナーT全体量に対して適切な量に設定できるようにな
る。これにより、母粒子18に付着する酸化チタン19
の量も適切となるので、遊離母粒子18′の過帯電が防
止されて、トナーTの帯電性を安定にすることができ、
トナーTの飛散を防止できるとともに良好な現像を行う
ことができて、この品質の画像を得ることができるよう
になる。
【0035】更に、酸化チタン19の表面をシランカッ
プリング剤により表面処理しているので、トナーTが疎
水性を有しており、この疎水性により粉体であるトナー
の流動性を向上でき、前述のトナーTのフィルミングを
更に効果的に防止できる。
【0036】一方、本発明の画像形成装置1によれば、
このトナーTを用いることにより、感光体2、現像ロー
ル16、およびトナー規制ブレード17の耐久性を向上
できるとともに、良好な画質を得ることができる。
【0037】実際に、本発明の実施例1および2の各ト
ナーと、これらの実施例1および2と比較するための比
較例1および2の各トナーについて、帯電量の測定実験
を行った。この測定実験における使用トナーおよび外添
処理条件と、実験結果を表1に示す。また、実験結果の
評価方法は、1K(1K=1000)枚の印字後におけ
る、トナーの帯電量およびトナーかぶりを評価した。
【0038】
【表1】
【0039】表1に示すように、本発明に属する実施例
1および2、本発明に属さない比較例1および2の各ト
ナーは、いずれも、使用母粒子18が粉砕トナーであ
り、使用外添剤19としてシリカおよび酸化チタンが用
いられている。その場合、シリカはTG810G(キャ
ボット製:1.0重量部)であり、酸化チタンはNKT
90(日本アエロジル製)である。また、外添条件は、
いずれも、母粒子18とシリカおよび酸化チタンとの外
添処理に使用した装置がヘンシェル20C(三井鉱山
製)であり、外添処理における使用装置の回転数が28
50rpmであり、処理量が0.5重量部である。
【0040】更に、外添処理時間は、実施例1が4分で
あり、実施例2が3分であり、比較例1が1分であり、
比較例2が2分である。更に、母粒子遊離率(%)は、
実施例1が24.6%であり、実施例2が27.2%であ
り、比較例1が35.2%であり、比較例2が29.3%
であるとともに、酸化チタン遊離率は、実施例1が1.
0%であり、実施例2が4.2%であり、比較例1が7.
6%であり、比較例2が5.6%である。更に、初期帯
電量は、実施例1が15.2μc/gであり、実施例2
が16.3μc/gであり、比較例1が16.3μc/g
であり、比較例2が14.9μc/gである。
【0041】表1から明らかなように、実施例1のトナ
ーTでは、1K枚印字後のトナー帯電量は16.1μc
/gであり、初期帯電量より若干増えてはいるがほとん
ど変化がなく、安定した帯電性を有するという良好な結
果が得られ、また、実施例2のトナーTでは、1K枚印
字後のトナー帯電量は15.6μc/gであり、初期帯
電量より若干減ってはいるがほとんど変化がなく、同様
に安定した帯電性を有するという良好な結果が得られ
た。
【0042】これに対して、比較例1のトナーTでは、
1K枚印字後のトナー帯電量は10.9μc/gであ
り、初期帯電量よりかなり減少していて比較的大きな変
化があり、帯電性が安定しなく好ましくない結果が得ら
れ、また、比較例2のトナーTでは、1K枚印字後のト
ナー帯電量は10.6μc/gであり、初期帯電量より
かなり減少していて比較的大きな変化があり、同様に帯
電性が安定しなく好ましくない結果が得られた。
【0043】更に、実施例1のトナーTでは、1K枚印
字後のトナーかぶりは8.2g/1Kであり、比較的少
なく良好な結果が得られ、また、実施例2のトナーTで
は、1K枚印字後のトナーかぶりは9.0g/1Kであ
り、同様に比較的少なく良好な結果が得られた。
【0044】これに対して、比較例1のトナーTでは、
1K枚印字後のトナーかぶりは15.3g/1Kであ
り、比較的大きく好ましくない結果が得られ、また、比
較例2のトナーTでは、1K枚印字後のトナーかぶりは
13.2g/1Kであり、比較的大きく好ましくない結
果が得られた。したがって、母粒子遊離率を30%以下
に設定するとともに、酸化チタン遊離率を5%以下に設
定することで、トナーの帯電性を安定した良好なものに
できることがわかった。
【0045】なお、本発明のトナーおよび画像形成装置
は前述の例に限定されることなく、少なくとも母粒子と
酸化チタンとを有するトナーTおよびこのトナーTを用
いた画像形成装置であれば、どのようなトナーおよび画
像形成装置にも適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のトナーによれば、母粒子遊離率を30%以下に設定し
ているとともに、酸化チタン遊離率を5%以下に設定し
ているので、遊離母粒子および遊離酸化チタンをトナー
全体量に対して適切な量に設定できるようになる。これ
により、母粒子に付着する酸化チタンの量も適切となる
ので、遊離母粒子の過帯電が防止されて、トナーの帯電
性を安定にすることができ、トナーの飛散を防止できる
とともに良好な現像を行うことができて、この品質の画
像を得ることができるようになる。
【0047】また、母粒子に付着する酸化チタンの量が
適切となることから、遊離母粒子、遊離シリカ、および
酸化チタンが埋没した母粒子の、潜像担持体、トナー担
持体、およびトナー規制部材等のトナー接触部材への融
着を低減できるので、トナーのフィルミングを効果的に
抑制できるようになる。したがって、本発明のトナーに
よれば、潜像担持体、トナー担持体、およびトナー規制
部材等のトナー接触部材の耐久性を向上できるととも
に、画質を良好にできる。
【0048】一方、本発明の画像形成装置によれば、こ
のトナーを用いることにより、前述のトナー接触部材の
耐久性を向上できるとともに、良好な画質を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の実施の形態の一
例に使用される従来の画像形成装置の一例であるフルカ
ラ−の中間転写型の画像形成装置を模式的に示す図であ
る。
【図2】 図1に示す例の画像形成装置に用いられてい
る従来の現像装置の一例を模式的に示し、(a)はその
断面図、(b)はこの画像形成装置に使用されるトナー
の粒子を示す図である。
【図3】 トナーの母粒子と外添剤との付着状態の分析
に用いるための、従来のトナー分析方法の一例を説明す
る図である。
【図4】 図3に示すトナー分析方法において用いられ
る等価粒子および等価粒径について説明する図である。
【図5】 図3に示すトナー分析方法による分析結果を
示す図である。
【図6】 図5に示す分析結果に基づいて、トナーの母
粒子と外添剤との付着状態を、最小2乗法を用いて原点
を通る1本の近似直線αで示す図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…潜像担持体(感光体)、3,4,
5,6…現像器、7…中間転写体、16…トナー担持体
(現像ローラ)、8…転写器、9…転写材、10…定着
器、17…トナー規制部材(トナー規制ブレード)、1
8…母粒子、19…外添剤(酸化チタン)、18′…遊
離母粒子、19′…遊離外添剤(遊離酸化チタン)、T
…トナー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月4日(2001.1.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【表1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】表1に示すように、本発明に属する実施例
1および2、本発明に属さない比較例1および2の各ト
ナーは、いずれも、使用母粒子18が粉砕トナーであ
り、使用外添剤19としてシリカおよび酸化チタンが用
いられている。その場合、シリカはTG810G(キャ
ボット製)であり、酸化チタンはNKT90(日本アエ
ロジル製)である。また、外添条件は、いずれも、母粒
子18とシリカおよび酸化チタンとの外添処理に使用し
た装置がヘンシェル20C(三井鉱山製)であり、外添
処理における使用装置の回転数が2850rpmであ
り、処理量が0.5重量部である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月4日(2001.1.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも多数の母粒子と多数の酸化チ
    タンの粒子とを有するトナーにおいて、 前記酸化チタンが付着していない遊離母粒子の母粒子遊
    離率30%以下に設定されているとともに、前記母粒子
    に付着していない酸化チタンである遊離酸化チタンの酸
    化チタン遊離率が5%以下に設定されていることを特徴
    とするトナー。
  2. 【請求項2】 静電潜像が形成される潜像担持体と、 トナーを搬送して前記潜像担持体上の静電潜像を現像す
    るトナー担持体、およびこのトナー担持体により前記潜
    像担持体の方へ搬送されるトナーを少なくとも規制する
    トナー規制部材を有する現像器とを少なくとも備え、 前記トナーが請求項1記載のトナーであることを特徴と
    する画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006084524A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Seiko Epson Corp 現像システム
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Cited By (3)

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