JP2002202485A - 音響光学素子およびその製造方法 - Google Patents
音響光学素子およびその製造方法Info
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Abstract
学素子およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 透光性セラミックスからなる音響光学媒
体部1を設ける。圧電性セラミックスからなる超音波振
動子部2を音響光学媒体部1に連結して設ける。超音波
振動子部2に超音波を発生させるための内部電極3を、
その一端が外部に露出し、その露出部分が交互となるよ
うに配置して設ける。それぞれの内部電極3に電力を供
給するための一対の外部電極4を設ける。音響光学媒体
部1と超音波振動子部2とを焼成により一体形成する。
Description
せて利用する音響光学素子およびその製造方法に関する
ものである。
11に示すように、テルライトガラスやモリブデン酸鉛
単結晶(PbMoO4 )等の直方体形状の音響光学媒体
31の長手方向端面に対し、圧電素子(トランスデュー
サ)からなる超音波振動子32を真空中で錫を用いて金
属接着したものがある。
子32により超音波を音響光学媒体31中に長手方向に
沿って発生させると、光弾性効果によって音響光学媒体
31中に周期的に生じた屈折率変化が、光の疑似的な回
折格子となるので、上記音響光学媒体31に入射した光
33は回折を受け方向が変わるようになっている。
来の音響光学素子では、音響光学媒体31の長手方向端
面に対し、超音波振動子32を真空中で錫を用いて金属
接着しているので、製造工程が増加してコストアップを
招来しているという問題を生じている。
は、真空中での金属接着が困難なため、接着強度が経時
的に低下して接着不良を発生し、耐久性に劣るという問
題も生じている。
は、以上の課題を解決するために、透光性セラミックス
からなる音響光学媒体部が設けられ、圧電性セラミック
スからなる超音波振動子部が前記音響光学媒体部に連結
されて設けられ、超音波を発生させるための内部電極
が、その一端を外部に露出させ、その露出部分を交互と
なるように配置して前記超音波振動子部内に設けられ、
それぞれの前記内部電極に電力を供給するための一対の
外部電極が設けられ、前記音響光学媒体部と超音波振動
子部とが焼成により一体形成されていることを特徴とし
ている。
が外部に露出し、その露出部分が交互となるように配置
しているので、各内部電極に対し外部電極から電力を供
給することにより、超音波振動子部から超音波を発生さ
せ、その超音波を、超音波振動子部に連結されている音
響光学媒体部に伝搬させることができる。
が変化している音響光学媒体部には、疑似的に回折格子
が屈折率の変化に応じて形成されている。これにより、
上記音響光学媒体部に対し、超音波の伝搬方向に対し傾
斜して光が入射すると、その光に対し回折を発生させる
ことができる。
透光性セラミックスから設け、超音波振動子部を圧電性
セラミックスから設けることにより、音響光学媒体部と
超音波振動子部とを焼成により一体形成して互いに連結
できるから、音響光学媒体部と超音波振動子部との連結
の手間を従来より軽減でき、かつ、その連結強度も高め
ることが可能となる。この結果、上記構成では、安価な
ものにできて、かつ、耐久性を改善できる。
ミックスは、AサイトにBa、Sr、Caの中から1種
以上を含み、BサイトにZr、Hf、Ta、Zn、N
b、Sb、Mg、Ti、Al、希土類の中から1種以上
を含む一般式ABO3 で表されるペロブスカイト型結晶
構造を備えていることが好ましい。上記構成によれば、
透光性に優れた透光性セラミックスにできるので、優れ
た光学特性を発揮できるものとなっている。
を解決するために、透光性の圧電セラミックスからなる
基材内の一部に、超音波を発生させるための内部電極
が、一端を外部に露出させ、その露出部分を交互となる
ように配置して設けられ、それぞれの内部電極に電力を
供給するための一対の外部電極が設けられていることを
特徴としている。
ックスは、PLZT〔(Pb,La)(Zr,Ti)O
3 〕、タンタル酸リチウムおよびニオブ酸リチウムから
なる群から選択された少なくとも一種であることが好ま
しい。
セラミックスからなるので、内部電極が形成された基材
の一部を超音波振動子部として機能させ、他の部分を音
響光学媒体部とすることができる。
端が外部に露出し、その露出部分が交互となるように配
置しているので、上記各内部電極に対し、外部電極から
電力を供給することにより、上記各内部電極間の基材と
なる超音波振動子部から超音波を発生させて、その超音
波振動子部と一体化している音響光学媒体部に伝搬させ
ることが可能となる。
が変化している音響光学媒体部には、疑似的に回折格子
が屈折率の変化に応じて形成されている。これにより、
上記音響光学媒体部に対し、超音波の伝搬方向に対し傾
斜して光が入射すると、その光に対し回折を発生させる
ことができる。
よび超音波振動子部を圧電性セラミックスから同時に一
体的に設けることができて、音響光学媒体部と超音波振
動子部とを焼成により一体形成して互いに連結できるか
ら、音響光学媒体部と超音波振動子部との連結の手間を
従来より軽減でき、かつ、その連結強度も高めることが
可能となる。この結果、上記構成では、安価なものにで
きて、かつ、耐久性を改善できる。
前記の課題を解決するために、透光性セラミックスの原
料粉末からシート状の第一生シートを作製し、圧電性セ
ラミックスの原料粉末からシート状の第二生シートを作
製し、上記第二生シートの表面に、内部電極を形成し、
上記第二生シートを、内部電極の一端が外部に露出し、
その露出部分が交互となるように互いに積層すると共
に、その積層に続いて上記第一生シートを積層して複合
積層体を作製し、上記複合積層体を焼成して一体化する
ことにより、各第一生シートからなる音響光学媒体部
と、各第二生シートからなる超音波振動子部とを一体的
に形成することを特徴としている。
は、前記の課題を解決するために、透光性圧電セラミッ
クスの原料粉末からシート状の第三生シートを作製し、
上記第三生シートの一部における表面に、内部電極を形
成し、上記第三生シートを互いに積層して焼成すること
により、内部電極の形成部分である超音波振動子部と、
上記形成部分以外の音響光学媒体部とを一体的に形成す
ることを特徴としている。
超音波振動子部の内部に形成される各内部電極を簡便
に、確実に作製することができる。このことから、上記
方法では、音響光学媒体部と超音波振動子部とが一体化
された音響光学素子を安定に得ることができる。
1ないし図10に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
態に係る音響光学素子では、図1に示すように、透光性
セラミックスからなる音響光学媒体部1が略直方体形状
例えば四角柱形状に設けられ、圧電性セラミックスから
なる超音波振動子部2が、音響光学媒体部1の断面と同
断面積の略直方体形状例えば四角柱形状に、かつ、音響
光学媒体部1の長手方向の端面に同軸状に、各外周面が
面一となるように連結されて設けられている。
に超音波を発生させるための内部電極3が、その一端を
外部に露出させ、その露出部分を交互となるように配置
して隣り合う各内部電極3間に圧電性セラミックスを密
に挟んで設けられ、さらに、それぞれの内部電極3に電
力を供給するための一対の外部電極4がそれぞれ設けら
れている。なお、図示しないが、内部電極3が形成され
た端部とは、長手方向の反対側の端部に、その端部での
超音波の反射を防止するための、弾性体等からなる超音
波吸収部を設けてもよい。
響光学媒体部1と超音波振動子部2とが焼成により一体
形成されている。これにより、上記音響光学素子では、
内部電極3を、その一端が外部に露出し、その露出部分
が交互となるように配置しているので、各内部電極3に
対し外部電極4から電力を供給することにより、超音波
振動子部2から超音波を発生させ、その超音波5を、超
音波振動子部2を介して、それに連結されている音響光
学媒体部1に対し、音響光学媒体部1の長手方向に沿っ
て伝搬させることができる。
率が変化している音響光学媒体部1には、疑似的に回折
格子が屈折率の変化に応じて形成されている。これによ
り、上記音響光学媒体部1に対し、超音波5の伝搬方向
に対し傾斜して光6が入射すると、その光6に対し回折
を発生させることができて、例えば1次光や2次光とい
った回折光7を発生させることができる。このような回
折光7は、例えば2焦点レンズ等の光学素子に適用でき
る。
を透光性セラミックスから設け、超音波振動子部2を圧
電性セラミックスから設けることにより、音響光学媒体
部1と超音波振動子部2とを焼成により一体形成して互
いに連結できるから、音響光学媒体部1と超音波振動子
部2との連結の手間を従来より軽減でき、かつ、その連
結(接合)強度も高めることが可能となる。この結果、
上記構成では、安価なものにできて、かつ、耐久性を改
善できる。
より形成され、かつ、光の直線透過率が20%以上、よ
り好ましくは50%以上のものであれは、どのような屈
折率のものでも、また、複屈折を有するものでもよい
が、屈折率が1.9以上であるものであり、かつ、常誘
電体(複屈折を示さないもの)が好ましい。
て、Ba(Mg,Ta)O3 系の複合ペロブスカイト型
結晶構造を主結晶相とする透光性セラミックスを用いた
例に基づいて説明する。
て、高純度のBaCO3 、SnO2、ZrO2 、MgC
O3 およびTa2 O5 の各粉末を準備した。続いて、上
記各原料粉末を、Ba〔(Snu Zr1-u )x Mgy T
az 〕v Ow なる組成式において、u=0.67、x=
0.16、y=0.29、z=0.55、v=1.0
2、となる組成が得られるようにそれぞれ秤量し、一緒
にボールミルで16時間湿式混合して混合物を得た。な
お、wについては、焼成後において、ほぼ3となってい
る。x、y、zについては、x+y+z=1.00の関
係を満たすものである。
時間仮焼して仮焼物を得た。この仮焼物を水および有機
バインダーと共に、ボールミルに入れ、16時間湿式粉
砕してスラリーを得た。有機バインダーとしては、結合
剤としての機能を備え、かつ、焼結時に、焼結温度に達
する前に、大気中で例えば500℃程度で大気中の酸素
と反応して炭酸ガスや水蒸気等にガス化して消失するも
のであればよく、例えばエチルセルロース等が挙げられ
る。
ード法によりシート成形し、厚さ20μmから100μ
m程度の第一グリーンシートを得た。この第一グリーン
シートを、例えば30mm×40mmの矩形形状に切断
して、図2に示すように、焼成前の第一生シート8を作
製した。
酸バリウム系の圧電性セラミックスの材料粉末を主成分
とするスラリーを用い、例えばドクターブレード法によ
りシート成形し、厚さ20μmから100μm程度の第
二グリーンシートを得た。
シートと同寸法の矩形形状に切断して、第二生シート9
を作製した。この第二生シート9の表面に内部電極3と
なる、白金ペーストを数μm程度の厚みとなるようにス
クリーン印刷し、乾燥して内部電極用ペースト部9aを
形成した。内部電極用ペースト部9aの形成は、第二生
シート9の厚みより薄く、例えば数μm程度の厚み(好
ましくは第二生シート9の厚みの1/5以下の厚み)と
なるようにスクリーン印刷し、乾燥することにより行わ
れる。
第二生シート9の三辺部の端辺に達しているが、他の一
辺部の端辺とは、第二生シート9の辺の長さの1/10
程度の間隔を有して形成されている。よって、上記第二
生シート9では、上記第二生シート9における、一辺部
を除く表面に、内部電極3となる内部電極用ペースト部
9aが形成されていることになる。
第二生シート9を、それらの厚さ方向に沿って互いに積
層し、圧着させて複合積層体10を作製した。このと
き、上記複合積層体10では、各第二生シート9は、内
部電極3となる内部電極用ペースト部9aの一端が外部
に露出し、その露出部分が交互となるように、言い換え
ると、非露出部分が交互に外面に現れるように互いに積
層されている。
粉末中に埋め込んだ。上記の同組成粉末は上記透光性セ
ラミックスと同組成系に調整したものを焼成して得られ
た焼成物を粉砕したものであり、特に透光性を備えてい
なくともよい。上記同組成系としては、上記透光性セラ
ミックスと各成分が同一であれば、それらの組成比が相
違していてもよいが、略同一のものが好ましい。したが
って、同組成粉末中に埋め込んだ複合積層体10は、同
組成系に近接して配置され、焼成されることになる。
て、上記同組成粉末と共に、まず、大気組成の雰囲気中
にて、加熱して昇温させ複合積層体10に含まれる有機
バインダーを加熱により消失させる脱バインダーが生じ
る温度領域まで昇温させ、脱バインダー後、昇温させな
がら上記大気中に酸素を注入して酸素濃度を大気中の酸
素濃度から上昇、例えば95%(容量%)に設定して、
焼成炉中の焼成雰囲気を調整した。
ば1600℃の焼成温度まで焼成炉内を昇温し、その焼
成雰囲気および焼成温度を維持しながら20時間、上記
複合積層体10を焼成して、上記複合積層体10から焼
結体を得た。この焼結体に対し、図3に示すように、両
側面に露出している各内部電極3に対し電力を供給でき
るように、銀(Ag)ペーストを焼き付けることにより
外部電極4をそれぞれ形成した。
る、Ba(Mg,Ta)O3 系の複合ペロブスカイト型
結晶構造を主結晶相とする焼結体である透光性セラミッ
クスからなる音響光学媒体部1に対し、超音波振動子部
2が一体的に形成されて連結された音響光学素子が得ら
れる。
子部2から発生する超音波が縦振動となるので、電気−
機械の変換効率を高めることができると共に、屈折率が
高いことから、小型化が可能となると共に、一体化され
ているので音響光学媒体部1と超音波振動子部2との接
合強度を改善できて耐久性も向上できる。
スは、X線回折(XRD)による分析の結果、Ba(M
g,Ta)O3 系の結晶構造を有することが確認され
た。ここで、Baは、複合ペロブスカイト型結晶構造の
Aサイトに、また、MgとTaとがBサイトに入ること
は、それらのイオン半径と原子価とから制約されるもの
である。
用いる組成により設定されるが、上記組成では1550
℃〜1650℃の範囲内で、焼成時間を10時間以上焼
成すればよい。上記条件にて焼成すれば、透光性の高い
焼結体である透光性セラミックスが得られる。上記透光
性セラミックスは、常誘電体の多結晶体であるため、複
屈折を示さないものである。
明すると、まず、透光性セラミックスのディスク状の試
料を調製し、その試料に関する直線透過率と屈折率をそ
れぞれ測定した。屈折率は、2.1であった。また、直
線透過率は、図4に示すように、光の波長が300nm
から900nmまでの範囲で40%以上、350nmか
ら900nmまでの範囲で60%以上、380nmから
900nmまでの範囲で70%以上であった。
200S)を用いて測定波長λが180nm〜900n
mの範囲で、また、屈折率はプリズムカプラー(Metric
on社製、MODEL 2010)を用い、測定波長λが633nm
で測定した。
て、直線透過率がほぼ理論値であることについて説明す
る。まず、直線透過率の測定時には、空気中から試料の
表面に対し垂直に光が入射する。このため、屈折率
(n)が2.1の場合、透光性セラミックスの試料の表
面と背面とでの反射率の合計が23%となる。よって、
上記透光性セラミックスの直線透過率の理論値(理論最
大値)は77%となる。
直線透過率が400nm以上において、ほぼ75%であ
り、理論値と同等の値を示した。このことは、上記透光
性セラミックスの結晶内の欠陥がほとんど無いことを示
しており、この透光性セラミックスが光学部品として利
用可能であることを裏付けている。このような透光性セ
ラミックスでは、表面にAR(反射防止膜)コートを施
すことで、ほぼ100%の直線透過率を有するものにで
きる。
透過率に対する影響を調べた。まず、焼成雰囲気の酸素
濃度を、種々代えて各透光性セラミックスをそれぞれ調
製した。続いて、各透光性セラミックスの直線透過率を
調べ、その結果を図5に示した。この結果では、酸素濃
度と直線透過率との関係は正の相関を示し、焼成雰囲気
の酸素濃度としては、45%以上(直線透過率20%以
上が得られる範囲)が好ましく、75%以上(直線透過
率60%以上が得られる範囲)がより好ましく、さらに
90%以上がより好ましいことが分かった。
態に係る音響光学素子について図6ないし図8に基づい
て以下に説明すると、まず、上記音響光学素子では、図
6に示すように、透光性の圧電セラミックスからなる、
略直方体形状の基材21の一部例えば基材21の長手方
向一端部に、超音波を発生させるための内部電極23
が、その一端を外部に露出させ、その露出部分を交互と
なるように配置して設けられ、それぞれの内部電極23
に電力を供給するための一対の外部電極24が設けられ
ている。
は、基材21が透光性の圧電セラミックスからなるの
で、内部電極23が形成された基材21の部分は、前述
の超音波振動子部2と同様の機能を有する超音波振動子
部25として機能し、他の部分は前述の音響光学媒体部
1と同様の機能を有する音響光学媒体部26として機能
することになる。
体部26および超音波振動子部25が、透光性の圧電性
セラミックスから同時に一体的に設けられていることに
より、音響光学媒体部26と超音波振動子部25とを焼
成により一体形成して互いに連結できるから、音響光学
媒体部26と超音波振動子部25との連結の手間を従来
より軽減でき、かつ、その連結強度も高めることが可能
となる。この結果、上記音響光学素子は、耐久性を改善
できると共に、安価なものにできる。
について説明すると、図7に示すように、まず、透光性
を備えたPLZT系の圧電セラミックスの原料粉末を主
成分とするスラリーを調製し、そのスラリーから、ドク
ターブレード法によりシート成形し、厚さ20μm〜1
00μm程度のグリーンシートを得た。このグリーンシ
ートを矩形状に切断して第三生シート27を調製した。
述の内部電極用ペースト部9aと同様に、内部電極用ペ
ースト部27aを、例えば印刷によって形成した。この
内部電極用ペースト部27aの形成は、パラジウムペー
ストを数μm程度の厚みとなるようにスクリーン印刷
し、乾燥することにより行われた。続いて、内部電極用
ペースト部27aが形成されていない第三生シート27
と、形成されている第三生シート27とを、内部電極2
3が形成されるように、互いに厚さ方向に積層し圧着す
ることにより、前述の複合積層体10と同様な複合積層
体28を得た。このような複合積層体28を、焼成温度
1200℃で6時間焼成する以外、前述の複合積層体1
0に関する焼成方法と同様にして、透光性を有する焼結
体を得た。この焼結体に対し、図8に示すように、前述
と同様に銀ペーストを焼き付けることにより、外部電極
24を形成して、本実施の第二形態に係る音響光学素子
を得た。
部26と超音波振動子部25とが一体化されて構造を実
現できて、上記両者の結合(接合)強度を高めることが
できるので、耐久性に優れたものにできると共に、音響
光学媒体部26と超音波振動子部25とを同一の素材か
ら調製できることから、音響光学素子の製造を簡便化で
きる。
性セラミックスとして、Ba(Mg,Ta)O3 系を用
いた例を挙げたが、他の透光性セラミックスでもよく、
例えば、Ba(Zn,Ta)O3 系の透光性セラミック
スを用いることもできる。この透光性セラミックスを用
いた実施の第三形態に係る音響光学素子について説明す
ると以下の通りである。まず、原料として、高純度のB
aCO3 、ZrO2 、ZnOおよびTa2O5 を準備し
た。
Zny Taz )a Ow なる組成式において、x=0.0
3、y=0.32、z=0.65、a=1.02、とな
る組成が得られるようにそれぞれ秤量し、それらを一緒
にボールミルで16時間湿式混合して混合物を得た。な
お、wについては、焼成後において、ほぼ3となってい
る。
時間仮焼して仮焼物を得た。この仮焼物を水および有機
バインダーと共に、ボールミルに入れ、16時間湿式粉
砕してスラリーを得た。このスラリーを用いて、焼成温
度を1500℃、焼成時間を10時間に代えた以外は、
前述の実施の第一形態に係るBa(Mg,Ta)O3系
と同様にして本実施の第三形態に係る音響光学素子を調
製した。
用いる組成により設定されるが、上記組成では1500
℃〜1600℃の範囲内で、かつ、焼成時間を5時間以
上であればよい。上記条件にて焼成すれば、透光性の高
い焼結体が得られる。
線透過率と屈折率をそれぞれ測定した。上記透光性セラ
ミックスの屈折率は2.1であった。また、直線透過率
の結果を図4に合わせて示した。上記結果では、直線透
過率は400nmから900nmにおいて50%以上で
あった。以上のように、上記では、Ba(Zn,Ta)
O3 系の透光性セラミックスの例を示しており、前記の
Ba(Mg,Ta)O 3 系とは相違する複合ペロブスカ
イト型結晶相を主結晶相とする材料系においても、高い
直線透過率および高屈折率のものが得られていることが
判る。
e,Co,Ni)を有するBa(Mg,Ta)O3 系の
複合ペロブスカイト型結晶構造を主結晶相とする透光性
セラミックスを用いた、実施の第四形態に係る音響光学
素子について説明する。
SnO2 、ZrO2 、MgCO3 、NiOおよびTa2
O5 を準備した。続いて、NiOを除く上記各原料を、
Ba〔(Snu Zr1-u )x Mgy Taz 〕v Ow なる
組成式において、u=1、x=0.15、y=0.2
9、z=0.56、v=1.02、となる組成が得られ
るようにそれぞれ秤量し、一緒にボールミルで16時間
湿式混合して混合物を得た。なお、wについては、焼成
後において、ほぼ3となっている。
時間仮焼して仮焼物を得た。この仮焼物に対し、NiO
をNiとして1.0モル%となるように添加し、この添
加仮焼物を水および有機バインダーと共に、ボールミル
に入れ、16時間湿式粉砕してスラリーを得た。このス
ラリーを用いて、前述のBa(Mg,Ta)O3 系と同
様にして音響光学素子を調製した。
ついて、直線透過率と屈折率をそれぞれ測定した。ま
た、第一比較例として、NiOをNiとして1.5モル
%となるように添加した以外は、同様に調製した第一比
較試料も製造した。
であり、その直線透過率の波長依存性を図9に示した。
上記透光性セラミックスでは、図9から明らかなよう
に、NiOが微量添加されていることにより、λ=40
0nm、300nmに急峻な透過ピークが現れることが
分かる。この波長帯は、短波長レーザーとして記載され
ている青紫色レーザー等の波長帯と一致しており、よっ
て、上記透光性セラミックスを用いた音響光学素子は、
これらレーザー用の帯域透過フィルタの機能を兼用した
ものとしても利用できる。
存性も図9に合わせて示した。図9から明らかなよう
に、NiOを1.5モル%添加したことにより、第一比
較試料では、直線透過率が極めて低くなることが分か
る。このことから、NiOの添加量としては、1.2モ
ル%以下が好ましく、1.0モル%以下がより好ましい
ことが分かる。なお、上記では、添加物としてNiを用
いた例を挙げたが、必要に応じて他の鉄族金属、例えば
FeやCoを用いることもできる。
g,Ta)O3 系の複合ペロブスカイト型結晶構造を主
結晶相とする透光性セラミックスを用いた、実施の第五
形態に係る音響光学素子について説明すると以下の通り
である。
MgCO3 およびTa2 O5 を準備した。続いて、上記
各原料を、Ba(Mgy Taz )v Ow なる組成式にお
いて、y=0.33、z=0.67、v=1.03とな
る組成が得られるようにそれぞれ秤量した。
を用いた音響光学素子と同様にして音響光学素子を作製
した。その透光性セラミックスの直線透過率を測定し、
その結果を図4に合わせて示した。その結果から、直線
透過率は20%程度であり、前述の透光性セラミックス
より若干直線透過率が低くなっているが、反射防止コー
トを施すことにより、音響光学媒体部1の素材として用
いることが可能なものである。
する各透光性セラミックスの例を挙げたが、本発明の音
響光学素子に用いる透光性セラミックスは、これらに限
定されるものではない。
を前記同組成系に近接して配置させるために、上記複合
積層体10を同組成粉末中に埋め込んだ例を挙げたが、
上記に特に限定されるものではなく、例えば、上記複合
積層体10と同組成系の焼結体の板やサヤを用いてもよ
い。上記の板を用いる場合には、板の上に複合積層体1
0を載置して焼成すればよく、また、上記のサヤを用い
る場合には、そのサヤの中に複合積層体10を載置して
焼成すればよい。
子のための複合積層体10を個々に製造した例を挙げた
が、図10に示すように、前記の第一および第二グリー
ンシートより大面積な、第一および第二大型グリーンシ
ートを調製し、第二大型グリーンシートに複数の内部電
極用ペースト部9aを形成する。
シートを複数、各内部電極用ペースト部9aから内部電
極3をそれぞれ形成するように互いに積層し厚さ方向に
圧着して積層ブロック11を作製する。その積層ブロッ
ク11を各切断線16、17に沿って積層方向に切断し
て個々の複合積層体10に分割することにより、上記各
複合積層体10を一括して形成してもよい。
に対し各内部電極用ペースト部9aを形成した例を挙げ
たが、他の各複合積層体10となる積層ブロック11の
各部分にもそれぞれ各内部電極用ペースト部9aが形成
されている。また、前述の複合積層体28についても同
様にできる。
に、透光性セラミックスからなる音響光学媒体部が設け
られ、圧電性セラミックスからなる超音波振動子部が音
響光学媒体部に連結されて設けられ、超音波を発生させ
るための内部電極が、その一端を外部に露出させ、その
露出部分を交互となるように配置して超音波振動子部内
に対し設けられ、音響光学媒体部と超音波振動子部とが
焼成により一体形成されている構成である。
透光性セラミックスから設け、超音波振動子部を圧電性
セラミックスから設けることにより、音響光学媒体部と
超音波振動子部とを焼成により一体形成して互いに連結
できるから、音響光学媒体部と超音波振動子部との連結
の手間を従来より軽減でき、かつ、その連結強度も高め
ることが可能となる。この結果、上記構成では、安価な
ものにできて、かつ、耐久性を改善できるという効果を
奏する。
に、透光性の圧電セラミックスからなる基材内の一部
に、超音波を発生させるための内部電極が、その一端を
外部に露出させ、その露出部分を交互となるように配置
して設けられ、それぞれの内部電極に電力を供給するた
めの一対の外部電極が設けられている構成である。
のように、透光性セラミックスの原料粉末からシート状
の第一生シートと、圧電性セラミックスの原料粉末から
なり、表面に内部電極を備えたシート状の第二生シート
とを、内部電極の一端が外部に露出し、その露出部分が
交互となるように互いに積層した複合積層体を焼成して
一体化することにより、各第一生シートからなる音響光
学媒体部と、各第二生シートからなる超音波振動子部と
を互いに一体的に形成する方法である。
より、内部に内部電極が一体化されると共に、音響光学
媒体部と、超音波振動子部とが互いに一体的に形成され
ていので、優れた耐久性およびコストダウンされた音響
光学素子を安定に製造できるという効果を奏する。
以上のように、透光性圧電セラミックスの原料粉末から
シート状の第三生シートを作製し、上記第三生シートの
一部における表面に、内部電極を形成し、上記第三生シ
ートを互いに積層して焼成することにより、内部電極の
形成部分である超音波振動子部と、上記形成部分以外の
音響光学媒体部とを一体的に形成する方法である。
超音波振動子部の内部に形成される各内部電極を簡便
に、確実に作製することができる。このことから、上記
方法では、音響光学媒体部と超音波振動子部とが一体化
されることによって、優れた耐久性およびコストダウン
された音響光学素子を安定に得ることができるという効
果を奏する。
斜視図である。
である。
ックスに関する、各波長での直線透過率をそれぞれ示す
グラフである。
囲気の酸素濃度と、直線透過率との関係を示すグラフで
ある。
斜視図である。
である。
添加したときにおける、直線透過率への波長依存性を示
すグラフである。
積層ブロックの斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】透光性セラミックスからなる音響光学媒体
部が設けられ、 圧電性セラミックスからなる超音波振動子部が前記音響
光学媒体部に連結されて設けられ、 超音波を発生させるための内部電極が、その一端を外部
に露出させ、その露出部分を交互となるように配置して
前記超音波振動子部内に設けられ、 それぞれの前記内部電極に電力を供給するための一対の
外部電極が設けられ、前記音響光学媒体部と超音波振動
子部とが焼成により一体形成されていることを特徴とす
る音響光学素子。 - 【請求項2】透光性セラミックスは、AサイトにBa、
Sr、Caの中から1種以上を含み、BサイトにZr、
Hf、Ta、Zn、Nb、Sb、Mg、Ti、Al、希
土類の中から1種以上を含む一般式ABO3 で表される
ペロブスカイト型結晶構造を備えていることを特徴とす
る請求項1記載の音響光学素子。 - 【請求項3】透光性の圧電セラミックスからなる基材内
の一部に、超音波を発生させるための内部電極が、その
一端を外部に露出させ、その露出部分を交互となるよう
に配置して設けられ、 それぞれの内部電極に電力を供給するための一対の外部
電極が設けられていることを特徴とする音響光学素子。 - 【請求項4】圧電セラミックスは、PLZT、タンタル
酸リチウムおよびニオブ酸リチウムからなる群から選択
された少なくとも一種であることを特徴とする請求項1
ないし3の何れかに記載の音響光学素子。 - 【請求項5】透光性セラミックスの原料粉末からシート
状の第一生シートを作製し、 圧電性セラミックスの原料粉末からシート状の第二生シ
ートを作製し、 上記第二生シートの表面に、内部電極を形成し、 上記第二生シートを、内部電極の一端が外部に露出し、
その露出部分が交互となるように互いに積層すると共
に、その積層に続いて上記第一生シートを積層して複合
積層体を作製し、 上記複合積層体を焼成して一体化することにより、各第
一生シートからなる音響光学媒体部と、各第二生シート
からなる超音波振動子部とを互いに一体的に形成するこ
とを特徴とする音響光学素子の製造方法。 - 【請求項6】透光性圧電セラミックスの原料粉末からシ
ート状の第三生シートを作製し、 上記第三生シートの一部における表面に、内部電極を形
成し、 上記第三生シートを互いに積層して焼成することによ
り、内部電極の形成部分である超音波振動子部と、上記
形成部分以外の音響光学媒体部とを互いに一体的に形成
することを特徴とする音響光学素子の製造方法。
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