JP2002202434A - 光コネクタ接続構造 - Google Patents

光コネクタ接続構造

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JP2002202434A
JP2002202434A JP2000402106A JP2000402106A JP2002202434A JP 2002202434 A JP2002202434 A JP 2002202434A JP 2000402106 A JP2000402106 A JP 2000402106A JP 2000402106 A JP2000402106 A JP 2000402106A JP 2002202434 A JP2002202434 A JP 2002202434A
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guide
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ferrule
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JP2000402106A
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Koji Seo
浩司 瀬尾
Renichi Yuguchi
廉一 湯口
Naoko Shimoji
直子 下地
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光コネクタと接続対象との接続・接続解除を
確実且つスムーズに行うことが難しかった。 【解決手段】 光コネクタ1を接続対象2に接続・接続
解除するための光コネクタ接続構造であって、光コネク
タ1は、光ファイバ3に装着されたスライダ4と光ファ
イバの先端部に装着されたフェルール5とスライダの外
側に配置されたコネクタハウジング6を備え、ハウジン
グは接続対象に設けられた係止受部7に係止・離脱可能
な係止部8を備えており、スライダ4及び接続対象2は
ガイド機構9を備えており、スライダ4を当該ガイド機
構9に従って接続対象側へスライドさせると、ハウジン
グ6がスライダ4に押圧され、係止部8が係止受部7に
自動的に係止し、スライダ4をガイド機構9に従って反
対方向へスライドさせると、係止部8がスライダ4によ
って外側に移動されて係止受部7から離脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光コネクタをMTイン
ターフェイスやMTフェルールといった接続対象に接続・
接続解除するための光コネクタ接続構造に関するもので
あり、特に、基板上に実装されている接続対象に光コネ
クタを接続するのに好適な光コネクタ接続構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年の大型コンピュータ等では高密度ボ
ードの実装要求が高まっており、それに伴って、基板の
実装高さ制限がますます厳しくなっている。このような
実装高さ制限に対応するために従来図5に示すような光
コネクタが使用されている。この光コネクタは、MTフェ
ルールA、プラスチックブーツB、ゴムブーツC、スラ
イダD、コネクタハウジングE、コイルスプリングFを
備えており、図示されていない基板上のMTインターフェ
ースモジュールやMTフェルール(以下まとめて「MTイン
ターフェースG」と記す)へ接続可能としたものであ
る。具体的には、プラスチックブーツB内に通線された
光ファイバ(テープ心線H)の先端にMTフェルールAが
装着され、このMTフェルールAの後端面はプラスチック
ブーツBの先端面と接着固定されている。また、プラス
チックブーツBの外側にはスライダDが配置され、その
スライダDはコネクタハウジングEによって覆われてい
る。さらに、コネクタハウジングEのアームL間のプラ
スチックブーツBの外周にはコイルスプリングFが巻装
され、当該光コネクタをMTインターフェイスGに接続し
た際に、同スプリングFの弾性復元力によってMTフェル
ールAがMTインターフェイスG側に押圧されるようにし
てある。
【0003】図5に示す光コネクタは、スライダDの後
端部分を把持し、MTフェルールAの先端面に開設されて
いるガイド穴(図示しない)とMTインターフェースGの
接続端面Jに突設されているガイドピンKとを位置合わせ
し、そのまま当該光コネクタを前記接続端面J側に押圧
すると、コネクタハウジングEのアームLがMTインターフ
ェースGの周囲に設けられているハウジングMの側面Nに
よって外側(図中の矢印方向)に押し開かれ、同アーム
Lの先端に突設された係止爪Pが前記側面Nに設けられて
いる係止受部Qに嵌合して、MTインターフェースGに接続
される。この際、前記スプリングFの弾性復元力によっ
てMTフェルールAの先端面がMTインターフェイスGの接続
端面Jに押し付けられ、確実な接続が確保されることは
前記の通りである。
【0004】前記のようにして接続されたMTインターフ
ェースGと当該光コネクタとの接続を解除するには、図
6(a)に示す状態で接続されている当該光コネクタの
スライダDを図中の矢印方向へ引っ張る。スライダGを図
6(a)の矢印方向へ引っ張ると、同図(b)に示すよ
うに、スライドGの先端両外側に設けられた操作突起Rが
同方向へ移動し、これによってコネクタハウジングEの
アームLが両外側に押し広げられ、係止爪Pが係止受部Q
から離脱し、当該光コネクタとMTインターフェイスGと
の接続が解除される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の光コネクタ
には次のような課題があった。 (1)図5に示すように、MTフェルールAの先端面がコ
ネクタハウジングEのアームLの先端(係止爪P)よりも
前方へ突出している。このため、当該光コネクタをMTイ
ンターフェイスGに接続する際に、MTフェルールAの先端
面をMTインターフェースGの周囲に設けられているハウ
ジングM等にぶつけて傷付けてしまう虞がある。 (2)前記の通り、MTインターフェイスに接続されてい
る光コネクタのスライダを図6(a)の矢印方向へ引っ
張ると、コネクタハウジングの2つの係止爪が夫々の係
止受部から同時に離脱する構造としてある。しかし、実
際には夫々係止爪と係止受部との間の摩擦力や嵌合の微
妙なバランスにより、図7に示すように、一方の係止爪
だけが一方の係止受部から離脱し、MTインターフェイス
と当該光コネクタとの接続を解除できない場合が多々あ
る。この場合、無理に光コネクタの接続を解除しようと
すると、同コネクタのMTフェルールとプラスチックブー
ツとの間に曲げ力が作用し、両者の接着固定部分が折れ
たり、内部のテープ心線H(図5)が傷付いたりする虞
がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は前記諸問
題を解決することにある。具体的には光コネクタを接続
対象に接続する際に、同コネクタのフェルール先端面や
そこに露出している光ファイバの先端面が傷付く虞がな
く。光コネクタと接続対象の接続をスムーズに解除する
ことも可能な光コネクタ接続構造を提供することを目的
とする。
【0007】本件出願の第1の光コネクタ接続構造は、
光コネクタを接続対象に接続・接続解除するための光コ
ネクタ接続構造であって、光コネクタは、光ファイバに
装着されたスライダと、スライダから突出した光ファイ
バの先端部に取付けられたフェルールと、スライダの外
側に配置されたコネクタハウジングを備え、コネクタハ
ウジングは前記接続対象に設けられている係止受部に係
止・離脱可能な係止部を備えており、スライダ及び接続
対象はガイド機構を備えており、スライダを当該ガイド
機構に従って接続対象側へスライドさせると、コネクタ
ハウジングがスライダに押圧されて前記係止部が前記係
止受部に自動的に係止し、スライダをガイド機構に従っ
て前記とは反対方向へスライドさせると、係止部がスラ
イダによって外側に移動されて係止受部から離脱するも
のである。
【0008】本件出願の第2の光コネクタ接続構造は、
ガイド機構がスライダに設けられたガイド凹部又はガイ
ド凸部と、接続対象に設けられ、前記スライダのガイド
凹部又はガイド凸部が嵌合可能なガイド凸部又はガイド
凹部とからなるものである。
【0009】本件出願の第3の光コネクタ接続構造は、
接続対象のガイド凸部又はガイド凹部の全長が、スライ
ダのガイド凹部又はガイド凸部の後端からフェルールの
接続面までの距離よりも長いものである。
【0010】本件出願の第4の光コネクタ接続構造は、
光コネクタが、接続対象に接続された際に、フェルール
を接続対象側に付勢する弾性体を備えているものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の光コネク
タ接続構造の実施形態の一例を図1〜図4に基づいて詳
細に説明する。本実施形態に示す光コネクタ接続構造
は、図1に示すように単心又は多心の光コネクタ1(図1
に示すものは多心光コネクタ)と、当該光コネクタ1が
接続される接続対象2(MTインターフェイスやMTフェル
ール等)とから構成される。
【0012】前記光コネクタ1は図2に示すように、光
ファイバ3(テープファイバ3)が細長角筒状のプラス
チックブーツ20内に挿通され、同ブーツ20の先端か
ら外側に突出した当該光ファイバ3の先端部22にフェ
ルール5(MTフェルール5)が取付けられている。さら
に、前記プラスチックブーツ20の外側にはスライダ4
が配置され、スライダ4の光ファイバ先端部側外側には
コネクタハウジング6が配置され、スライダ4はコネク
タハウジング6内で図中の矢印a方向へスライド可能と
してある。尚、前記プラスチックブーツ20の先端面2
4とフェルール5の後端面26とは接着固定されてい
る。
【0013】前記コネクタハウジング6は図1に示すよ
うに、スライダ4が貫通される基部28の幅方向両外側
からフェルール5側に向けて1対のアーム30が突設さ
れ、全体として平面形状が略コ字形とされている。夫々
のアーム30の先端には接続対象2が備える係止受部7
に係止・離脱可能な爪状の係止部8が対向するように突
設され、前記スライダ4を図中の矢印a方向又は矢印b
方向へ移動させることによって、当該係止部8を前記係
止受部7に係止・離脱させることができるようにしてあ
る。尚、スライダ4と係止部8との関係については後に
詳述する。
【0014】前記スライダ4は図1に示すように、内部
に前記プラスチックブーツ20を貫通可能な細長のブロ
ックであり、コネクタハウジング6の基部28より後方
(図1の矢印a方向)へ突出する把持部32と、基部2
8より前方へ突出し、前記1対のアーム30の間に配置
される操作部34が一体に形成されている。当該スライ
ダ4は、前記把持部32を把持して図1の矢印a方向へ
引っ張ると、コネクタハウジング6内で同方向へスライ
ドし、前記操作部34がコネクタハウジング6のアーム
30を外側(図中の矢印b方向)に押し開くようにして
ある。具体的には、前記操作部34の幅方向両外側面に
操作突起36を突設し、前記アーム30の対向する内面
にテーパ部38を形成し、スライダ4を図1の矢印a方
向へ引っ張ると、同方向へ移動する操作突起36がテー
パ部38を外側に押圧し、これによって夫々のアーム3
0が次第に図中の矢印b方向へ押し開かれるようにして
ある(開角されるようにしてある)。また、スライダ4
の上面に断面形状三角形のストッパー40を突設し、ス
ライダ4を前記矢印a方向と反対方向(図中の矢印c方
向)へスライドさせる(押圧する)と、当該ストッパー
40がコネクタハウジング6の後端面42に当接し、同
コネクタハウジング6が矢印c方向へ押圧されるように
もしてある。尚、操作部34は、例えば横断面略コ字
状、或いは略ロ字状に形成すると剛性が向上し、操作突
起36がテーパ部38を確実に外側へ押圧できるので好
ましい。
【0015】さらに、図2に示すように、スライダ4内
に貫通されたプラスチックブーツ20の先端部分の外周
に弾性体16(コイルスプリング16)を巻装し、当該
光コネクタ1を接続対象2に接続した際に、フェルール
5の後端面26とコネクタハウジング6の基部28の先
端面50との間で収縮された当該コイルスプリング16
の弾性復元力によって、フェルール5が接続対象2側に
付勢されるようにしてある。尚、図1に示すように、前
記基部28の先端面50には、当該コイルスプリング1
6を位置決めするための凹部90が形成されており、同
スプリング16の一端は当該凹部90内に嵌合されてい
る。また、図2に示すように、スライダ4の底面にはコ
ネクタハウジング6の底面よりも下方に突出するガイド
凸部11が長手方向に沿って突設されている。このガイ
ド凸部11は後に説明するように、接続対象2に設けら
れたガイド凹部13と共にガイド機構9を構成するもの
である。
【0016】尚、図1に示すように、前記プラスチック
ブーツ20はその後端部52の外径をスライダ4の内径
よりも大きくして、スライダ4の抜けが規制されるよう
にしてある。また、光ファイバ3の長手方向のうち、プ
ラスチックブーツ20より手前(図1の矢印a方向)に
はゴムブーツ54が被せられ、そのゴムブーツ54の長
手方向一部はプラスチックブーツ20内に差込まれてい
る。さらに、前記スライダ4の把持部32は外周面に滑
り止め用の凹凸が形成されている。
【0017】一方、接続対象2は図1に示すように、MT
フェルール60をその接続面62が外部に露出するよう
にハウジング64内に内包してモジュール化したもので
あり、ハウジング64には外部に露出した前記接続面6
2を囲むように周壁66が設けられ、その周壁66の対
向する2面に前記光コネクタ1の係止爪8が係止する係
止受部7が設けられている。また、前記ハウジング64
はその一面が伸長され、その伸長面68にガイド凹部1
3が形成されている。このガイド凹部13は前記光コネ
クタ1のガイド凸部11(図2)と共にガイド機構9を
構成するものであり、当該接続対象2に前記光コネクタ
1を接続・接続解除する際に、そこに嵌合された前記ス
ライダ4のガイド凸部13をガイドして同スライダ4を
軸ズレなく図1の矢印a方向又は矢印c方向へスライド
させるためのものである。尚、ガイド凹部13はガイド
凸部11を嵌合し易くするために入口70を外広がりの
テーパ状としてある。
【0018】尚、図1に示すように、接続対象2が備え
るMTフェルール60の接続面62には2本のガイドピン
72が平行に突設され、光コネクタ1が備えるMTフェル
ール5には前記ガイドピン72が挿入されるガイド孔
(図示しない)が開設されている。
【0019】以上の構造を備えた光コネクタ1と接続対
象2とを接続させるには次のようにする。 (1)図3(a)に示すように、図示されていない基板
上に実装されている接続対象2に光コネクタ1を正対さ
せる。詳しくは、光コネクタ1のスライダ4の把持部3
2を把持し、同光コネクタ1におけるMTフェルール5の
接続面15を接続対象2におけるMTフェルール60の接
続面62に正対させる。 (2)図3(b)に示すように、前記光コネクタ1を接
続対象2に接近させ、同光コネクタ1のスライダ4が備
えているガイド凸部11(図2)を接続対象2が備えて
いるガイド凹部13に入口70から嵌合させる。その
後、光コネクタ1を前記ガイド凸部11とガイド凹部1
3(ガイド機構9)のガイドに従ってさらに接続対象2
に接近させる。ここで、接続対象2のガイド凹部13の
全長L1は、スライダ4のガイド凸部11の後端14か
らフェルール5の接続面15までの距離L2(図2)よ
りも長いので、接続対象2に接近するフェルール5の接
続面15が同接続対象2のハウジング64(周壁66)
に接触する前に、ガイド凸部11がガイド凹部13に嵌
合し、ガイドされる。従って、光コネクタ1を接続対象
2に接近させる際に、同コネクタ1が軸ズレしてフェル
ール5の接続面15が前記周壁66等にぶつかって傷付
くことはない。ガイド凸部11はコネクタハウジング6
の底面より突出して設けられているので、このガイド凸
部11とガイド凹部13とを嵌合させることにより、光
コネクタ1の向きが定まり、誤接続を防止することもで
きる。 (3)前記のようにガイド機構9のガイドに従って光コ
ネクタ1を所定距離まで接続対象2に接近させると、ア
ーム30の先端にある係止部8が係止受部7の手前に形
成されている凸部80に当接する。さらに、把持してい
る光コネクタ1のスライダ4を接続対象2側に押圧する
と、同スライダ4のストッパー40によってコネクタハ
ウジング6が接続対象2側に押圧されるため、アーム3
0が図1の矢印b方向へ弾性変形し、係止部8が前記凸
部80を乗り越えて係止受部7に係止する。これと同時
に、光コネクタ1のフェルール5と接続対象2のMTフェ
ルール60の接続面15、62同士が突き合されて、両
フェルール5、60に挿通されている光ファイバ同士が
光学的に接続される。
【0020】前記のようにして接続された光コネクタ1
と接続対象2の接続を解除するには次のようにする。 (1)図3(c)に示す状態で接続対象2に接続されて
いる光コネクタ1のスライダ4の把持部34を把持して
図中の矢印a方向へ引っ張る。スライダ4を矢印a方向
へ引っ張ると、図4(a)に示すように、当該スライダ
4がコネクタハウジング6内で同方向へ移動し、これに
伴って同スライダ4の操作部34(操作突子36)が同
方向へ後退してアーム30のテーパ部38に当接する。 (2)さらに、スライダ4を矢印a方向へ引っ張って操
作部34を同方向へ後退させると、図4(b)に示すよ
うに、操作突子36によってテーパ部38が外側(図1
の矢印b方向)へ押圧され、これに伴ってアーム30が
同方向に押し開かれ、係止部8が係止受部7から離脱す
る。ここで図中の矢印a方向へ引っ張られるスライダ4
は前記ガイド機構9によってガイドされている。従っ
て、2本のアーム30のテーパ部38が均等に図1の矢
印b方向へ押圧され、夫々のアーム30は均等に同方向
へ開かれる。この結果、両アーム30の係止部8が係止
受部7から同時に離脱し、一方のアーム30の係止部8
のみが離脱する(片外れする)ことはない。 (3)さらに、スライダ4を矢印a方向へ引っ張ると、
スライダ4に設けられている前記ガイド凸部11の後端
14(図2)がコネクタハウジング6の基部28の先端
面50(図2)に当接するので、図3(c)に示すよう
に、コネクタハウジング6を含む当該光コネクタ1全体
が同方向へ後退され、接続対象2との接続が解除され
る。また、ガイド機構9により光コネクタ1全体と接続
対象2との接続・接続解除が安定するため、把持部32
を把持したまま接続・接続解除を行うことができ、操作
性が向上する。さらに、接続時と接続解除時とで把持部
32に対する把持位置を変更する必要がないので、より
一層操作性が向上する。
【0021】(実施形態2)前記実施形態1では光コネ
クタ1(スライダ4)にガイド凸部10を設け、接続対
象2にガイド凹部13を設けてガイド機構9を構成した
が、光コネクタ1に前記ガイド凹部13と同様のガイド
凹部10を設け、接続対象2に前記ガイド凸部10と同
様のガイド凸部13を設けてもよい。
【0022】
【発明の効果】本件出願の光コネクタ接続構造は、基板
上への高密度実装要求に対応可能であり、且つプッシュ
オン・プルオフ方式で接続・接続解除が可能であるとい
った効果に加えて次のような効果をも有する。 (1)光コネクタがガイド機構にガイドされるので、当
該光コネクタを接続対象に接続させる際に、同コネクタ
が備えるフェルールの接続面が接続対象のハウジングそ
の他にぶつかって傷付く虞がない。 (2)光コネクタがガイド機構にガイドされるので、当
該光コネクタと接続対象との接続を解除する際に、接続
対象の係止受部に係止している光コネクタの係止部がス
ムースに係止受部から離脱する。従って、係止部が片外
れして光コネクタと接続対象との接続が解除されなかっ
たり、光コネクタに無理な力が働いて同コネクタが破損
するといったようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光コネクタ接続構造を示す説明斜視
図。
【図2】図1に示す光コネクタの構造を示す説明断面
図。
【図3】(a)〜(c)は本発明の光コネクタ接続構造
による光コネクタと接続対象の接続工程を示す平面図。
【図4】(a)〜(c)は本発明の光コネクタ接続構造
による光コネクタと接続対象の接続解除工程を示す平面
図。
【図5】従来の光コネクタ接続構造を示す説明斜視図。
【図6】(a)(b)は従来の光コネクタ接続構造によ
る光コネクタと接続対象の接続解除工程を示す平面図。
【図7】光コネクタの係止部が片外れした状態を示す平
面図。
【符号の説明】
1 光コネクタ 2 接続対象 3 光ファイバ 4 スライダ 5 フェルール 6 コネクタハウジング 7 係止受部 8 係止部 9 ガイド機構 11 ガイド凸部 13 ガイド凹部 16 弾性体
フロントページの続き (72)発明者 下地 直子 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H036 JA04 QA03 QA11 QA43 QA49 QA51 QA57 5G375 AA18 CA02 CA19 DB16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光コネクタ(1)を接続対象(2)に接続
    ・接続解除するための光コネクタ接続構造であって、光
    コネクタ(1)は、光ファイバ(3)に装着されたスラ
    イダ(4)と、スライダ(4)から突出した光ファイバ
    (3)の先端部に取付けられたフェルール(5)と、ス
    ライダ(4)の外側に配置されたコネクタハウジング
    (6)を備え、コネクタハウジング(6)は前記接続対
    象(2)に設けられている係止受部(7)に係止・離脱
    可能な係止部(8)を備えており、スライダ(4)及び
    接続対象(2)はガイド機構(9)を備えており、スラ
    イダ(4)を当該ガイド機構(9)に従って接続対象
    (2)側へスライドさせると、コネクタハウジング
    (6)がスライダ(4)に押圧されて前記係止部(7)
    が前記係止受部(7)に自動的に係止し、スライダ
    (4)をガイド機構(9)に従って前記とは反対方向へ
    スライドさせると、係止部(8)がスライダ(4)によ
    って外側に移動されて係止受部(7)から離脱すること
    を特徴とする光コネクタ接続構造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光コネクタ接続機構におい
    て、ガイド機構(9)は、スライダ(4)に設けられた
    ガイド凹部(11)又はガイド凸部(11)と、接続対
    象(2)に設けられ、前記スライダ(4)のガイド凹部
    (11)又はガイド凸部(11)が嵌合可能なガイド凸
    部(13)又はガイド凹部(13)とからなることを特
    徴とする光コネクタ接続構造。
  3. 【請求項3】請求項2記載の光コネクタ接続構造におい
    て、接続対象(2)のガイド凸部(13)又はガイド凹
    部(13)の全長(L1)は、スライダ(4)のガイド
    凹部(11)又はガイド凸部(11)の後端(14)か
    らフェルール(5)の接続面(15)までの距離(L
    2)よりも長いことを特徴とする光コネクタ接続構造。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    光コネクタ接続構造において、光コネクタ(1)は、接
    続対象(2)に接続された際に、フェルール(5)を接
    続対象(2)側に付勢する弾性体(16)を備えている
    ことを特徴とする光コネクタ接続構造。
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