JP2002202260A - 赤外線ガス分析計用コンデンサマイクロフォン検出器 - Google Patents

赤外線ガス分析計用コンデンサマイクロフォン検出器

Info

Publication number
JP2002202260A
JP2002202260A JP2000402310A JP2000402310A JP2002202260A JP 2002202260 A JP2002202260 A JP 2002202260A JP 2000402310 A JP2000402310 A JP 2000402310A JP 2000402310 A JP2000402310 A JP 2000402310A JP 2002202260 A JP2002202260 A JP 2002202260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
microphone detector
condenser microphone
electrodes
infrared
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000402310A
Other languages
English (en)
Inventor
Daijiro Kinoshita
大日郎 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Horiba Ltd
Original Assignee
Horiba Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Horiba Ltd filed Critical Horiba Ltd
Priority to JP2000402310A priority Critical patent/JP2002202260A/ja
Publication of JP2002202260A publication Critical patent/JP2002202260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡単でありながらも、振動に対して強
い構造を有するコンデンサマイクロフォン検出器を提供
すること。 【解決手段】 二つの電極24,25を適宜の間隔をお
いて対向させて設けた赤外線ガス分析計用コンデンサマ
イクロフォン検出器13において、前記両電極24,2
5をともに金属薄膜22,23で形成するとともに、そ
の形状および質量を同一またはほぼ同一になるように形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所謂非分散型赤
外線ガス分析計(NDIR)に用いられるコンデンサマ
イクロフォン検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンデンサマイクロフォン検出器
は、図7(A),(B)に示すように、ケース81内を
チタン箔よりなる薄膜状の可動電極82で二分して、二
つの室83,84を形成し、各室83,84の同じ側
(図示してないセル側)に赤外線透過性素材よりなる窓
85,86が形成され、前記各室83,84がセルを経
た赤外光IRが入射する受光室に形成されている。そし
て、一方の受光室83内には、耐腐食性を有する金属よ
りなる固定極87が、可動電極82に対向するように適
宜の間隔をおいて設けられている。また、二つの受光室
83,84は、可動電極82に形成した小さい連通孔
(図示していない)によって連通しており、それらの内
部には測定対象ガスまたはこれと同等の赤外吸収特性を
示すガスが封入されている。
【0003】上記構成のコンデンサマイクロフォン検出
器においては、例えばCO2 を測定する場合、前記受光
室83,84内にCO2 を封入し、測定セルおよび比較
セルを通過した赤外光IRを窓85、86を経て受光室
83,84内に入射させる。そして、前記各受光室8
3,84に入射する赤外光IRの有するエネルギーの大
きさが等しい場合には、二つの受光室83,84内の圧
力に差が生じないため、可動電極82は、図7(A)に
示すように、いずれの受光室83,84側にも偏位しな
いが、受光室73側に入射する赤外光IRのエネルギー
が受光室84側に入射する赤外光IRのエネルギーより
も大きい場合、可動電極82は、図7(B)においては
実線で示すように偏位し、前記エネルギーの大小関係が
逆の場合は、図7(B)においては一点鎖線で示すよう
に偏位する。
【0004】そして、前記可動電極82の偏位により、
可動電極82と固定電極87とによる静電容量が変化す
るので、この静電容量を適宜増幅し、演算処理すること
により、サンプルガス中に含まれるCO2 濃度を得るこ
とができる。このように、コンデンサマイクロフォン検
出器は、受光室83,84に充填するガスを適宜選択す
ることにより、種々のガスの濃度を測定することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
造のコンデンサマイクロフォン検出器は、可動電極82
と固定電極87が外部からの力でともに同じ動きをした
場合、静電容量に変動が生じず、この場合、振動影響が
ないことになるが、従来のコンデンサマイクロフォン検
出器においては、可動電極82と固定電極87には、形
状や質量に違いがあるため、可動電極82と固定電極8
7が異なる振動をし、その結果、静電容量に変動が生
じ、これが測定誤差となる。
【0006】上述のような構成を採用しているのは、信
号検出原理が、前記両電極82,87間に直流高電圧を
印加して電荷を蓄え、容量変化による電圧変化を検出す
る方式を採用しているため、高絶縁、静電容量値の安定
性、両電極82,87の機械的寸法の安定性(容量値が
変化すると感度が変化する)が必要なためであると考え
られる。
【0007】上述のように、従来のコンデンサマイクロ
フォン検出器においては、振動に対してきわめて弱いと
いった欠点があるため、これをセルや光源などと組み合
わせてNDIRを構成した場合、装置内部に振動源とな
る部品を設けるに際しては、防振に対して十分配慮する
ことが必要で、外部からの振動に対してはばねなどによ
る防振対策が必要であり、それだけ構造が複雑になると
いった問題点があった。
【0008】さらに、コンデンサマイクロフォン検出器
は、上述のように振動影響を受けやすいといった欠点が
あるため、従来、自動車などの車両に搭載する車載用N
DIRの検出部としては組み込まれることはなく、その
設置環境も限定されていた。
【0009】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、構成が簡単でありながらも、振
動に対して強い構造を有するコンデンサマイクロフォン
検出器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では、二つの電極を適宜の間隔をおいて対
向させて設けた赤外線ガス分析計用コンデンサマイクロ
フォン検出器において、前記両電極をともに金属薄膜で
形成するとともに、その形状および質量を同一またはほ
ぼ同一になるように形成している。
【0011】上記構成のコンデンサマイクロフォン検出
器においては、二つの電極の形状および質量が同一また
はほぼ同一であるので、仮に外力が加えられても両電極
が同じ動きをするので、静電容量に変動が生じることが
ない。そして、両電極を同じ工程またはほとんど同じ工
程で製造することができるので、それだけ製造コストが
低減される。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図面を
参照しながら説明する。図1〜図4は、この発明の第1
の実施の形態を示している。図1は、この発明のコンデ
ンサマイクロフォン検出器(その構成については後述す
る)を組み込んだ赤外線ガス分析計1の構成を概略的に
示すもので、この赤外線ガス分析計1は、所謂2ビーム
タイプ(または2セルタイプ)のものである。
【0013】前記赤外線ガス分析計1は、次のように構
成されている。すなわち、図1において、2,3は互い
に並設された筒状の測定セル、比較セルである。測定セ
ル2は、その両端が赤外線透過性素材よりなるセル窓
4,5で封止されているとともに、サンプルガスSの導
入口6、導出口7が形成されている。比較セル3は、両
端部が赤外透過性素材よりなるセル窓8,9で封止さ
れ、内部に赤外線IRを吸収しないゼロガス(例えば窒
素ガス)が封入されている。
【0014】10,11は測定セル2、比較セル3の一
方のセル窓4,8側に設けられる赤外光源で、これらの
赤外光源10,11を発した赤外線IRは、赤外光源1
0,11とセル窓4,8との間に介装された光チョッパ
12によって所定の周波数の断続光とされる。なお、光
チョッパ12を回転駆動するモータは図示してない。
【0015】13は他方のセル窓5,9に対向して設け
られるコンデンサマイクロフォン検出器で、そのケース
14内は、図2にも示すように、隔壁15によって二つ
の受光室16,17に二分されており、受光室16,1
7のセル窓5,9に臨む部分には赤外線透過性素材より
なる受光窓18,19が形成されている。そして、隔壁
15には受光室16,17を互いに連通させる小さな孔
20が開設されるとともに、各受光室16,17には測
定対象ガスまたはこれと同等の赤外吸収特性を示すガス
が封入されている。
【0016】そして、21は受光室16,17内の圧力
差を検出する圧力検出部で、形状および質量が同一であ
る二つの金属薄膜22,23よりなる電極24,25を
それらの間に絶縁材よりなるスペーサ26を介装して隙
間27ができるように対向するようにしたものを、例え
ば一方の受光室16内に配置する一方、前記隙間27を
他方の受光室17とのみ連通した状態で設けてなるもの
である。
【0017】前記圧力検出部21の構成の一例を図3を
参照しながら説明すると、28,29は例えばアルミニ
ウムまたは鉄などの金属よりなる平面視矩形状の枠体構
造の母材で、互いに同形状、同サイズである。そして、
これらの母材28,29の一方の面に、金属薄膜22,
23が母材26,27の空間を覆うように、母材28,
29の枠部分28a,29aに相当する幅を有する絶縁
膜30を介して張設固着されている。
【0018】前記金属薄膜22,23は、例えばチタン
などの金属よりなり、その厚みは数μm程度である。そ
して、スペーサ26は、例えばガラス膜よりなり、母材
28,29と同様に枠体形状を呈しており、その一部に
開口31が形成されているとともに、例えば数〜数10
μm程度の厚みを有している。また、絶縁膜30は、例
えばガラス膜よりなり、その厚みは数10μm程度であ
り、金属薄膜22,23の一方の面の周縁にコーティン
グされている。なお、スペーサ26および絶縁膜30の
素材としてガラスが好ましい理由は、絶縁抵抗が高く
(大きく)、機械的寸法安定性が高く、比誘電率が10
前後と低く、また、エッチングなどによる加工性に優れ
ているためであある。
【0019】そして、前記金属薄膜22,23をそれぞ
れ張設固着した母材28,29を、それらの間にスペー
サ26を介装した状態で、金属薄膜22,23どうしを
互いに近づけた状態で接合することにより、周囲の一部
に開口29を有する圧力検出部21が形成される。そし
て、この圧力検出部21を、図1および図2に示すよう
に、開口31を受光室17に連通させるようにして受光
室16内に設置することにより、電極24,25として
の金属薄膜22,23の間に形成された間隙27が受光
室17と連通する一方、金属薄膜22,23のそれぞれ
の外面(間隙27とは反対の面)が受光室16内に臨む
ようにしてなる二つの電極24,25を互いに対向した
状態に形成したコンデンサマイクロフォン検出器13が
形成される。
【0020】上記コンデンサマイクロフォン検出器13
においては、例えば、受光室17内の圧力が受光室16
内の圧力よりも大きい場合、間隙27内の圧力が大きい
ので、図4(A)に示すように、電極24,25が互い
に遠ざかるように変形し、このときの静電容量は、例え
ば電極25に接続された導線32を介して外部の処理回
路(図示していない)に取り出される。そして、受光室
16内の圧力が受光室17内の圧力よりも大きい場合
は、図示していないが、電極24,25が互いに接近す
るように変形する。いずれの場合においても、電極2
4,25はともに可動電極となっているが、これらの偏
位量が図7(A)に示した従来のコンデンサマイクロフ
ォン検出器における出力の2倍になり、感度も2倍にな
るので、防振効果に加えて感度向上という効果も奏す
る。
【0021】そして、前記コンデンサマイクロフォン検
出器13は、電極24,25がともに金属薄膜22,2
3よりなるとともに、その形状および質量が互いに全く
等しいので、図4(B),(C)に示すように、電極2
4側または電極25側のいずれの方向から外力Fが作用
しても、両電極24,25が全く同じ方向に同じ形態で
偏位する。したがって、外力Fに起因する振動に基づく
容量に変動が生ずることがなく、測定を常に精度よく行
うことができる。
【0022】図5は、この発明の第2の実施の形態を示
すもので、この実施の形態におけるコンデンサマイクロ
フォン検出器においては、二つの電極が、その形状およ
び質量にほとんど差がない程度に同一となるように形成
されている。
【0023】すなわち、図5(A)において、33はコ
ンデンサマイクロフォン検出器で、そのケース34の内
部は、二つの受光室35,36に区画され、各受光室3
5,36には赤外線透過性素材よりなる受光窓37,3
8が設けられている。そして、39,40は受光室3
5,36内の圧力差を検出するための可動電極。固定電
極である。これらの電極39,40は、例えば図5
(B)に示すように構成されている。
【0024】すなわち、図5(B)において、41,4
2は例えばアルミニウムまたは鉄などの金属よりなる平
面視矩形状の枠体構造の母材で、互いに同形状、同サイ
ズである。そして、これらの母材41,42の一方の面
に、金属薄膜43,44が母材41,42の空間を覆う
ように張設固着されている。また、この金属薄膜43,
44には、その両面の周縁に母材41,42の枠部分4
1a,42aに相当する幅の絶縁膜45,46が形成さ
れている。
【0025】前記金属薄膜43,44は、例えばチタン
などの金属よりなり、その厚みは数μm程度である。そ
して、一方の金属薄膜44にはガスを流通させるための
小さい孔44aが開設されており、二つの金属薄膜4
3,44は、この点においてのみ形状および質量がきわ
めて僅かだけ異なる。また、絶縁膜45,46は、例え
ばガラス膜よりなり、その厚みは数〜数10μm程度で
あり、金属薄膜43,44の両面の周縁にコーティング
されている。
【0026】そして、図5(B)に示すように、両面の
周縁に絶縁膜45,46を予めコーティングした金属薄
膜43,44を、金属製の枠状母材41,42にそれぞ
れ貼り合わせ、エッチングを行って不要な絶縁膜を除去
することにより、可動電極ユニット47および固定電極
ユニット48が形成される。そして、金属薄膜43,4
4が互いに近くなるようにして、二つのユニット47,
48を接合し、この接合したものを、図5(A)に示す
ように、受光室35に面するようにして金属薄膜43を
位置させる一方、受光室36に面するようにして金属薄
膜44を位置させることにより、可動電極39と固定電
極40とを互いに対向した状態に形成したコンデンサマ
イクロフォン検出器33が形成される。
【0027】上記構成のコンデンサマイクロフォン検出
器33においては、金属薄膜43,44の外側には絶縁
膜45がそれぞれ形成してあるので、金属薄膜43,4
4が互いに密着することなく、それらの間には数〜数1
0μm程度の隙間49が形成される。また、固定電極4
0としての金属薄膜44には、小孔44aが形成されて
いるので、可動電極39としての金属薄膜43の両方の
面に、受光室35,36の圧力をそれぞれ受けることが
でき、第1の実施の形態におけるコンデンサマイクロフ
ォン検出器13と同様に、二つの受光室35,36にお
ける圧力差を検出することができる。
【0028】上記第2の実施の形態におけるコンデンサ
マイクロフォン検出器33の動作は、第1の実施の形態
におけるコンデンサマイクロフォン検出器13とほぼ同
じであるので、その詳細な説明は省略する。
【0029】なお、上記第2の実施の形態においては、
金属薄膜44に小孔44aを形成することにより、二つ
の受光室35,36を連通させていたが、金属薄膜44
に小孔44aを形成するのに代えて、母材41、42に
連通孔を形成してもよい。このようにした場合、金属薄
膜43,44は互いに同一形状、同一質量となる。
【0030】上述の実施の形態においては、コンデンサ
マイクロフォン検出器13,33が2つの受光室16,
17(35,36)を備え、所謂2ビームタイプのND
IRに組み込まれるものであったが、この発明は、これ
に限られるものではなく、1ビームタイプ(1セルタイ
プ)のNDIRにも適用することができる。以下、図図
6を参照しながら説明する。
【0031】図6は、この発明の第3の実施の形態を示
すもので、この図において、51は1ビームタイプのN
DIRで、次のように構成されている。すなわち、52
は筒状の測定セル、その両端が赤外線透過性素材よりな
るセル窓53,54で封止されているとともに、サンプ
ルガスSの導入口55、導出口56が形成されている。
57は一方のセル窓53に対向して設けられる赤外光源
で、この赤外光源57を発した赤外光IRは、赤外光源
57とセル窓53との間に介装された光チョッパ58に
よって所定の周波数の断続光とされる。なお、光チョッ
パ58を回転駆動するモータは図示してない。
【0032】59は他方のセル窓54に対向して設けら
れるコンデンサマイクロフォン検出器で、そのケース6
0の測定セル52側に赤外線透過性素材よりなる受光窓
61が形成されるとともに、ケース60内部が受光窓6
1と同様の素材よりなる窓62によって二つの受光室6
3,64に区画され、これらの受光室63,64が赤外
線光路(矢印IRで示す)に順次直列となるように測定
セル52に対して配置されている。
【0033】そして、65は圧力検出室で、内部に二つ
の電極66,67が互いに対向した状態で設けられると
ともに、電極66,67で二室68,69に区画され、
一方の室68は接続流路70を介して受光室63と連通
接続され、他方の室69は接続流路71を介して受光室
64と連通接続されている。そして、受光室63,6
4、圧力検出室65および接続流路70,71には、測
定対象ガスまたはこれと同等の赤外吸収特性を示すガス
が封入されている。また、電極66,67は、第2の実
施の形態における電極39,40と同様の素材より、電
極66,67のいずれか一方に小孔が設けられており、
いずれか一方が可動電極となり、いずれか他方が固定電
極となるように構成されている。
【0034】上記第3の実施の形態の動作は、第2の実
施の形態のそれと同様であるので、その詳細な説明は省
略する。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明のコンデ
ンサマイクロフォン検出器においては、二つの電極を適
宜の間隔をおいて対向させて設けた赤外線ガス分析計用
コンデンサマイクロフォン検出器において、前記両電極
をともに金属薄膜で形成するとともに、その形状および
質量を同一またはほぼ同一になるように形成しているの
で、従来のこの種のコンデンサマイクロフォン検出器と
は異なり、仮に外力が加えられても両電極は同じ動きを
することができ、したがって、静電容量に変動が生じる
ことがない。したがって、測定を常に精度よく行うこと
ができる。
【0036】そして、従来のコンデンサマイクロフォン
検出器と異なり、外部からの振動に対してはばねなどに
よる防振対策が不要となり、それだけ構造が簡単にな
る。
【0037】したがって、従来のコンデンサマイクロフ
ォン検出器は、車載用NDIRの検出部として組み込ま
れることがほとんどなかったが、この発明によれば、コ
ンデンサマイクロフォン検出器の耐震性が大幅に向上す
るので、前記車載用NDIRなどにも組み込むことが可
能になり、振動が少ない環境は勿論のこと、振動等の多
い環境における用途が大幅に拡大される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコンデンサマイクロフォン検出器を
組み込んだ2ビームタイプのガス分析計の構成を概略的
に示す図である。
【図2】この発明のコンデンサマイクロフォン検出器の
一例を示す断面図である。
【図3】前記コンデンサマイクロフォン検出器の要部の
構成を拡大図とともに示す分解断面図である。
【図4】前記コンデンサマイクロフォン検出器の動作説
明図である。
【図5】コンデンサマイクロフォン検出器の他の例を示
す図で、(A)は断面図、(B)は要部の構成を拡大図
とともに示す分解断面図である。
【図6】この発明のコンデンサマイクロフォン検出器を
組み込んだ1ビームタイプのガス分析計の構成例を概略
的に示す図である。
【図7】従来のコンデンサマイクロフォン検出器とその
問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
13,33,59…コンデンサマイクロフォン検出器、
24,25,39,40,66,67…電極、22,2
3,43,44…金属薄膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの電極を適宜の間隔をおいて対向さ
    せて設けた赤外線ガス分析計用コンデンサマイクロフォ
    ン検出器において、前記両電極をともに金属薄膜で形成
    するとともに、その形状および質量を同一またはほぼ同
    一になるように形成したことを特徴とする赤外線ガス分
    析計用コンデンサマイクロフォン検出器。
JP2000402310A 2000-12-28 2000-12-28 赤外線ガス分析計用コンデンサマイクロフォン検出器 Pending JP2002202260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000402310A JP2002202260A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 赤外線ガス分析計用コンデンサマイクロフォン検出器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000402310A JP2002202260A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 赤外線ガス分析計用コンデンサマイクロフォン検出器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002202260A true JP2002202260A (ja) 2002-07-19

Family

ID=18866631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000402310A Pending JP2002202260A (ja) 2000-12-28 2000-12-28 赤外線ガス分析計用コンデンサマイクロフォン検出器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002202260A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010512526A (ja) * 2006-12-14 2010-04-22 エービービー アクチエンゲゼルシャフト 半導体部材を製造するための乾燥工程を制御するための装置および方法
JP2013213724A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Fuji Electric Co Ltd 赤外線ガス分析計

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010512526A (ja) * 2006-12-14 2010-04-22 エービービー アクチエンゲゼルシャフト 半導体部材を製造するための乾燥工程を制御するための装置および方法
JP2013213724A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Fuji Electric Co Ltd 赤外線ガス分析計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4776019A (en) Diaphragm for use in condenser microphone type detector
CN112352153B (zh) 一种消除环境温湿度变化影响的气体检测系统及其方法
US4628740A (en) Pressure sensor
KR102214389B1 (ko) 온도를 측정하거나 가스를 검출하기 위한 서모파일 적외선 개별 센서
US6344647B1 (en) Miniaturized photoacoustic spectrometer
CN105823907A (zh) 平行板电容型mems加速度计内建自测试电路及自测试方法
JPWO2006006587A1 (ja) ガス検知方法およびガスセンサ
US4598201A (en) Infrared fluid analyzer employing a pneumatic detector
KR20200146015A (ko) 광음향 가스 센서 및 압력 센서
US20060266124A1 (en) Pressure sensor
JP2002202260A (ja) 赤外線ガス分析計用コンデンサマイクロフォン検出器
US20050196877A1 (en) Stress-based electrostatic monitoring of chemical reactions and binding
JP2748079B2 (ja) 静電容量式圧力センサ
US5739538A (en) Pneumatic infrared gas detector
JP3385392B2 (ja) 真空センサ
US6320192B1 (en) Detector for use in infrared analyzer, flow detector and manufacturing method thereof
CN112730264B (zh) 差分式mems气体传感器
JPH06109568A (ja) 真空センサ
JPH11344379A (ja) 赤外線ガス分析計用検出器
JPH11108835A (ja) 赤外線検出器及び赤外線式ガス分析計
JPH06744Y2 (ja) コンデンサマイクロフォン型差圧検出器
JPH06229792A (ja) 流体振動検出装置
JPH056864B2 (ja)
JP4059306B2 (ja) サーボ式静電容量型真空センサ
JP2000039374A (ja) 圧力検出ユニット