JP2002202063A - 斜板式ピストンポンプ - Google Patents
斜板式ピストンポンプInfo
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Abstract
れ、装置のコンパクト化がはかれる斜板式ピストンポン
プ。 【解決手段】 ピストン8を収装するシリンダ6を有す
るシリンダブロック3と、シリンダブロック3の回転に
伴ってシリンダ6の容積室を拡縮するようにピストン8
を往復動させる斜板4と、油圧により斜板4を傾転させ
る大径ピストン(傾転アクチュエータ)23と、大径ピ
ストン23に導かれる油圧を調節するレギュレータ30
とを備える斜板式ピストンポンプ1において、斜板4に
追従してシリンダブロック3の回転軸Oと略平行に変位
するフィードバックピン32を備え、レギュレータ30
はフィードバックピン32を介して斜板4の傾転角に応
じて大径ピストン23に導かれる油圧を調節する構成と
する。
Description
式ピストンポンプの改良に関するものである。
御するため、斜板の傾転角を油圧制御する出力制御装置
が知られている。
ば特開平6−28269号公報に開示されたものは、油
圧により斜板を傾転させる傾転アクチュエータと、この
傾転アクチュエータに導かれる油圧を調節するレギュレ
ータと、レギュレータを斜板の傾転角度に応じて作動さ
せるリンク機構とを備えている。このリンク機構はポン
プハウジングの外部に設けられ、斜板のトラニオン軸の
回転をレギュレータに伝えるようになっている。
うな従来の斜板式ピストンポンプにあっては、斜板のト
ラニオン軸の回転がリンク機構を介してレギュレータに
伝えられる構成のため、リンク機構のガタツキ等に起因
して、斜板の動きをレギュレータに正確に伝えることが
難しいという問題点があった。
ンプハウジングの外部に設けられるため、装置の大型化
を招いた。
のであり、斜板の動きをレギュレータに正確に伝えら
れ、装置のコンパクト化がはかれる斜板式ピストンポン
プを提供することを目的とする。
を収装するシリンダを有するシリンダブロックと、シリ
ンダブロックの回転に伴ってシリンダの容積室を拡縮す
るようにピストンを往復動させる斜板と、流体圧により
斜板を傾転させる傾転アクチュエータと、傾転アクチュ
エータに導かれる流体圧を調節するレギュレータとを備
える斜板式ピストンポンプに適用する。
の回転軸と略平行に変位するフィードバックピンを備
え、レギュレータはフィードバックピンを介して斜板の
傾転角に応じて傾転アクチュエータに導かれる流体圧を
調節する構成したことを特徴とするものとした。
ンダブロックを収装するポンプハウジングと、斜板を傾
転角が大きくなる方向に付勢する傾転スプリングとを備
え、ポンプハウジング内に傾転スプリングと並んでフィ
ードバックピンを配置したことを特徴とするものとし
た。
いて、レギュレータはフィードバックピンを斜板側に押
し付ける制御スプリングと、傾転アクチュエータに導か
れる流体圧を制御する制御スプールとを備え、ポンプ吐
出圧によって制御スプールを制御スプリングに抗して駆
動する構成とし、フィードバックピンと制御スプリング
および制御スプールを直列に配置したことを特徴とする
ものとした。
つの発明において、斜板の傾転角が小さくなるのに伴っ
て制御スプリングの弾性復元力が段階的に大きくなる構
成としたことを特徴とするものとした。
つの発明において、レギュレータは流体圧により制御ス
プールを制御スプリングに抗して駆動する制御ピストン
とを備え、制御ピストンは複数の受圧面を有し、少なく
とも一方の受圧面に導かれる流体圧が調節される構成と
したことを特徴とするものとした。
ドバックピンをシリンダブロックの回転軸と略平行に配
置することにより、フィードバックピンを斜板に当接さ
せて斜板の傾転動作に追従して変位させることが可能と
なる。
て斜板の傾転角を直接検出するため、従来装置のように
トラニオン軸の回転動作に連動するリンク機構を廃止し
てこれに起因した追従性の悪化を回避し、斜板の動きが
制御スプリングを介して制御スプールへと正確に伝えら
れる。
を傾転スプリングと並んでポンプハウジング内に配置す
ることにより、ポンプハウジングが大型化することを避
けられ、ピストンポンプの搭載スペースを大きくしない
で済む。
転動作に連動するリンク機構を廃止して構造の簡素化が
はかれ、製品のコストダウンがはかれる。
スプリングと並んでフィードバックピンと制御スプリン
グおよび傾転アクチュエータが直列に配置されることに
より、レギュレータを収装するスペースによってポンプ
ハウジングが大型化することを避けられ、ピストンポン
プの搭載スペースを大きくしないで済む。
くなるのに伴って制御スプリングの弾性復元力が段階的
に大きくなることにより、ピストンポンプの吐出圧と吐
出流量の関係を示す特性をピストンポンプの出力が一定
値となる双曲線に近似して設定することが可能となる。
受圧面に導かれる駆動圧が高められることにより、制御
スプールを押す力が増し、ピストンポンプの出力が高め
られる。
図面に基づいて説明する。
ストンポンプ1は、ポンプハウジング2とカバー10と
により形成される内部空間にシリンダブロック3および
斜板4が収装される。
回転駆動される。シャフト5は、その一端がポンプハウ
ジング2にベアリング12を介して支持され、その途中
がカバー10にベアリング11を介して支持される。シ
ャフト5はカバー10から外部へ突出されるその一端に
動力源として図示しないエンジンから回転が伝達され
る。
6がその回転軸Oと略平行に、かつその回転軸Oを中心
とする略同一円周上に一定の間隔を持って並んで配置さ
れる。
入され、両者の間に容積室7が画成される。各ピストン
8の一端側はシリンダブロック3から突出され、斜板4
に接するシュー9を介して支持される。シリンダブロッ
ク3が回転すると、各ピストン8は斜板4との間で往復
動し、シリンダ6の容積室7を拡縮させる。
はシシリンダブロック3が摺接するポートプレート15
を介して各容積室7に連通する吸込ポート13と吐出ポ
ート14が形成される。シリンダブロック3の回転に伴
い図示しないタンクからの作動油が図示しない配管を介
して吸込ポート13から各容積室7に吸込まれる一方、
各容積室7から吐出ポート14へと吐出される作動油は
図示しない配管を介して油圧機器へと導かれる。
め、斜板4は図示しないトラニオン軸を介してポンプハ
ウジング2に傾転可能に支持される。ポンプハウジング
2内には斜板4を傾転角が大きくなる方向に付勢する傾
転スプリング21を備える。
タとして、傾転スプリング21と共に斜板4を傾転角が
大きくなる方向に駆動する小径ピストン22と、傾転ス
プリング21に抗して斜板4を傾転角が大きくなる方向
に駆動する大径ピストン23とを備える。大径ピストン
23は小径ピストン22より大きな受圧面積を有し、こ
れらに導かれる油圧が高まると傾転スプリング21に抗
して斜板4が傾転角が大きくなる方向に駆動される。
グ2に固定されたガイドスリーブ24を介して回転軸O
と略平行に摺動可能に支持される。大径ピストン23は
その球面状の先端23aが斜板4の延長部4bに当接
し、圧力室28に導かれる油圧により斜板4を傾転角が
大きくなる方向に駆動する。
ング2に固定されたガイドスリーブ25を介して回転軸
Oと略平行に摺動可能に支持される。小径ピストン22
はその円盤状のつば部22aの端面が斜板4の延長部4
aに固定された球面座26に当接し、圧力室27に導か
れる油圧により斜板4を傾転角が小さくなる方向に駆動
する。
パ16が設けられる。ストッパ16はナット18,19
を介してポンプハウジング2に締結され、ナット18に
対する螺合位置を変えることにより、小径ピストン22
のストローク範囲を調整できる。
トン22と同軸上に配置され、ガイドスリーブ25の外
側に介装される。傾転スプリング21は小径ピストン2
2のつば部22aとポンプハウジング2の間に圧縮して
介装される。
が、ポンプハウジング2内には、斜板4に追従してシリ
ンダブロック3の回転軸Oと略平行に変位するフィード
バックピン32と、このフィードバックピン32に連動
して大径ピストン23に導かれる油圧を調節するレギュ
レータ30とを備える。
2およびレギュレータ30は傾転スプリング21および
小径ピストン22と並んで回転軸Oと略平行な軸L上に
配置される。
グ2の穴41に摺動可能に支持される。この穴41はシ
リンダブロック3の回転軸Oと略平行な軸Lを中心して
形成される。斜板4の延長部4aに球31が埋め込まれ
る。フィードバックピン32はその端面32aが球31
に当接し、斜板4が傾転するのに追従して軸L方向に変
位する。つまり、フィードバックピン32は斜板4の傾
転角を直接検出する構成となっている。
プ吐出圧に応じて大径ピストン23に導かれる油圧を調
節してピストンポンプ1の出力を制御する。具体的に、
レギュレータ30は、フィードバックピン32を斜板4
側に押し付ける制御スプリング33,34と、大径ピス
トン23の圧力室28に導かれる油圧を制御する制御ス
プール35と、制御スプール35を駆動する制御ピスト
ン36とを備え、これらが軸L上に直列に配置される。
フィードバックピン32の球面状の端部32bに係合す
るリテーナ37と、制御スプール35に一体形成された
つば部35aの間に介装される。制御スプリング33,
34は、線材の巻径が異なり、巻径の大きい制御スプリ
ング33の内側に巻径の小さい制御スプリング34が配
置される。図のように斜板4の傾転角が最大になった状
態で、巻径の大きい制御スプリング33はリテーナ37
とつば部35aの間に圧縮された状態で介装される一
方、巻径の小さい制御スプリング34はその一端がリテ
ーナ35aまたはつば部35aから離れた状態で介装さ
れている。これにより、斜板4が所定角度を超えて傾転
するのに伴って制御スプール34の両端がリテーナ35
aおよびつば部35aに当接して圧縮され、フィードバ
ックピン32を介して斜板4に付与される制御スプリン
グ33,34のバネ力が段階的に高まる構成となってい
る。
グ42に摺動可能に収装され、バルブハウジング42は
ポンプハウジング2に螺合し、ナット40を介して締結
され、その螺合位置を調整できる。
ルーブ43,44が形成される。グルーブ43は通孔5
2と圧力室27および通孔53を介して吐出ポート14
に連通している。グルーブ44は通孔54、リリーフバ
ルブユニット55内の通路、通孔56を介して大径ピス
トン23の圧力室28に連通する。
により開ポジションと、図のように閉ポジションに切換
わる。すなわち、制御スプール35は開ポジションでグ
ルーブ43と44を連通して大径ピストン23の圧力室
28にポンプ吐出圧を導く一方、閉ポジションでグルー
ブ43と44の連通を遮断して大径ピストン23の圧力
室28にスプール内孔45を介してポンプハウジング2
内のタンク圧を導く。
8を介して摺動可能に支持され、グルーブ43から圧力
室51に導かれるポンプ吐出圧によって制御スプール3
5を軸方向に押す。制御スプール34は制御ピストン3
6にかかる油圧力が制御スプリング33,34の弾性復
元力を超えて高まると、制御スプリング33,34を圧
縮しながら軸方向に摺動し、閉ポジションから開ポジシ
ョンに切換わる。逆に、制御スプール34は制御ピスト
ン36にかかる油圧力が制御スプリング33,34の弾
性復元力より低下すると、制御スプリング33,34が
伸張しながら軸方向に摺動し、開ポジションから閉ポジ
ションに切換わる。
態につき、次に作用を説明する。
ストン8がシリンダ6を1回往復動する。シリンダ6の
容積室7が拡張する吸込行程では、作動油を吸込ポート
13から容積室7に吸い込む。シリンダ6の容積室7が
収縮する吐出行程では、作動油を容積室7から吐出ポー
ト14へと吐出する。
ストン22からの力と大径ピストン23の力が釣り合う
傾転角度に保持される。レギュレータ30は斜板4の傾
転角とポンプ吐出圧に応じて大径ピストン23に導かれ
る油圧を調節し、ピストンポンプ1の出力を制御するこ
れを詳述すると、吐出ポート14のポンプ吐出圧が傾転
角に応じた設定値より減少した場合、制御ピストン36
が圧力室51側に変位し、制御スプール35が閉ポジシ
ョンに切換わり、スプール内孔45、グルーブ44を介
して大径ピストン23にタンク圧を導く。これにより、
大径ピストン23は斜板4をその傾転角を大きくする方
向に傾転させ、ポンプ吐出量が増大し、ポンプ吐出圧が
高まる。
転角に応じた設定値を超えて高まった場合、この吐出圧
が制御ピストン36を制御スプリング33,34に抗し
て制御スプール35側に押し、制御スプール35を開ポ
ジションに切換えてポンプ吐出圧をグルーブ43,44
を介して大径ピストン23に導く。これにより、大径ピ
ストン23は斜板4をその傾転角を小さくする方向に傾
転させるが、これに伴ってフィードバックピン32が斜
板4に追従して制御スプリング33,34を圧縮する方
向に変位し、制御スプール35が制御ピストン36に抗
して閉ポジションに切換わり、大径ピストン23へのポ
ンプ吐出圧の導入を止め、斜板4の傾転が止まる。
の弾性復元力と制御ピストン36に働くポンプ吐出圧と
がバランスするところで制御スプール34は開閉作動す
ることにより、ピストンポンプ1の吐出圧と吐出流量は
逆比例の関係をもって増減する。
量(押しのけ容積)の関係を示す特性図である。図にお
いて、目標特性はピストンポンプ1の出力が45kW
の一定値となる双曲線であり、ピストンポンプ1の吐出
圧と吐出流量の積が一定となるように設定されている。
実際の設定特性はこの目標特性に近似して設定され
るもので、目標特性に点Bで接する線分ACと、目標
特性に点Dで接する線分CEとで構成される。点Aで
は斜板4の傾転角が最大となり、点Aから点Cの間では
制御スプリング33のみがフィードバックピン32を介
して圧縮される。点Cから点Eの間では制御スプリング
33と34の両方が圧縮される。すなわち、線分ACの
特性は制御スプリング33のみの弾性復元力によって定
まり、線分CEの特性は制御スプリング33と34の弾
性復元力を合わせた力によって定まる。
タ30をシリンダブロック3の回転軸Oと略平行な軸L
上に配置することにより、レギュレータ30をポンプハ
ウジング2内に収装することが可能となる。
び傾転スプリング21と並んでポンプハウジング2内に
配置することにより、レギュレータ30を収装するスペ
ースによってポンプハウジング2が大型化することを避
けられ、ピストンポンプ1を搭載するのに必要なスペー
スを拡大せずに済む。
ック3の回転軸Oと略平行な軸L上に配置することによ
り、斜板4に追従して変位するフィードバックピン32
を介して斜板4の傾転角を直接検出することが可能とな
る。すなわち、フィードバックピン32が斜板4に当接
しその傾転動作に追従するため、従来装置のようにトラ
ニオン軸の回転動作に連動するリンク機構を廃止してこ
れに起因した追従性の悪化を回避し、斜板4の動きが制
御スプリング33,34を介して制御スプール35へと
正確に伝えられる。
る。なお、前記実施の形態と同一構成部には同一符号を
付す。
よび大径部67を有する段付き形状をしており、2つの
受圧面62,63を有する。
69に摺動可能に収装され、このスライド部材69はバ
ルブハウジング42に摺動可能に収装される。制御ピス
トン61は、その一端がプラグ67に当接し、スライド
部材69に押し出されることにより、スライド部材69
がプラグ71から離れる方向に摺動し、制御スプール3
5を制御スプリング33,34に抗して摺動させるよう
になっている。
ルーブ43,44,70が形成される。グルーブ44は
大径ピストンの圧力室に連通し、制御スプール35を介
してグルーブ43に連通する。グルーブ43は吐出ポー
ト14に連通し、ポンプ吐出圧を制御スプール35と制
御ピストン61の受圧面62に導く。グルーブ70には
図示しない切換弁等を介して駆動圧が導かれようになっ
ており、この駆動圧が制御スプール35と制御ピストン
61の受圧面63に導かれる。
の受圧面63に導かれる駆動圧が高められることによ
り、制御ピストン61がスライド部材69を介して制御
スプール35を押す力が増し、ピストンポンプ1の出力
が高められる。
63に導かれる駆動圧が高められることにより、設定特
性から設定特性に切換えられる。目標特性はピス
トンポンプ1の出力が60kWの一定値となる双曲線で
ある。実際の設定特性はこの目標特性に近似して設
定されるもので、目標特性に点Fで接する線分FG
と、線分FGから曲折して延びる線分GHとで構成され
る。点Fでは斜板4の傾転角が最大となり、点Fから点
Gの間では制御スプリング33のみがフィードバックピ
ン32を介して圧縮される。点Gから点Hの間では制御
スプリング33と34の両方が圧縮される。すなわち、
線分FGの特性は制御スプリング33のみの弾性復元力
によって定まり、線分GHの特性は制御スプリング33
と34の弾性復元力を合わせた力によって定まる。
に、例えば制御ピストンを廃止して、制御スプールに駆
動油圧を導くように構成してもよく、その技術的な思想
の範囲内において種々の変更がなしうることは明白であ
る。
プの断面図。
係を示す特性図。
Claims (5)
- 【請求項1】ピストンを収装するシリンダを有するシリ
ンダブロックと、 前記シリンダブロックの回転に伴って前記シリンダの容
積室を拡縮するように前記ピストンを往復動させる斜板
と、 流体圧により前記斜板を傾転させる傾転アクチュエータ
と、 前記傾転アクチュエータに導かれる流体圧を調節するレ
ギュレータと、 を備える斜板式ピストンポンプにおいて、 前記斜板に追従して前記シリンダブロックの回転軸と略
平行に変位するフィードバックピンを備え、 前記レギュレータは前記フィードバックピンを介して前
記斜板の傾転角に応じて傾転アクチュエータに導かれる
流体圧を調節する構成としたことを特徴とする斜板式ピ
ストンポンプ。 - 【請求項2】前記シリンダブロックを収装するポンプハ
ウジングと、 前記斜板を傾転角が大きくなる方向に付勢する傾転スプ
リングとを備え、 前記ポンプハウジング内に前記傾転スプリングと並んで
前記フィードバックピンを配置したことを特徴とする請
求項1に記載の斜板式ピストンポンプ。 - 【請求項3】前記レギュレータは前記フィードバックピ
ンを斜板側に押し付ける制御スプリングと、 前記傾転アクチュエータに導かれる流体圧を制御する制
御スプールとを備え、 ポンプ吐出圧によって前記制御スプールを前記制御スプ
リングに抗して駆動する構成とし、 前記フィードバックピンと前記制御スプリングおよび前
記制御スプールを直列に配置したことを特徴とする請求
項1または2に記載の斜板式ピストンポンプ。 - 【請求項4】前記斜板の傾転角が小さくなるのに伴って
前記制御スプリングの弾性復元力が段階的に大きくなる
構成としたことを特徴とする請求項1から3のいずれか
一つに記載の斜板式ピストンポンプ。 - 【請求項5】前記レギュレータは流体圧により前記制御
スプールを前記制御スプリングに抗して駆動する制御ピ
ストンとを備え、 前記制御ピストンは複数の受圧面を有し、少なくとも一
方の受圧面に導かれる流体圧が調節される構成としたこ
とを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の
斜板式ピストンポンプ。
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JP2000401133A JP4523720B2 (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 斜板式ピストンポンプ |
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