JP2002201668A - 旋回式掘削作業車 - Google Patents

旋回式掘削作業車

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JP2002201668A
JP2002201668A JP2001400569A JP2001400569A JP2002201668A JP 2002201668 A JP2002201668 A JP 2002201668A JP 2001400569 A JP2001400569 A JP 2001400569A JP 2001400569 A JP2001400569 A JP 2001400569A JP 2002201668 A JP2002201668 A JP 2002201668A
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hydraulic oil
oil tank
excavator
driver
turning
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JP2001400569A
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English (en)
Inventor
Saizo Kondo
才蔵 近藤
Hisaji Amanuma
久次 天沼
Takuzo Kawamura
卓蔵 河村
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Yanmar Co Ltd
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超小型の旋回式掘削作業車において、狭い位
置で旋回した為にオペレータが乗降出来なくなるという
不具合を解消する。 【解決手段】 前部に操作コラム25を立設し、該操作
コラム25の後部にステップ2の間隔をおいて運転席1
5を立設した旋回式掘削作業車において、該運転席15
の一側方を昇降口cとして開口し、該運転席15の他方
には、昇降口cから見てステップ2の突き当たり部に、
作動油タンク4を配置し、該作動油タンク4の後部に
は、燃料タンク3を前後に重ねて配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回式掘削作業車において、運転席の乗降を容易にし、か
つ点検補修を容易にするものである。
【0002】
【従来の技術】従来の旋回式掘削作業車においては、大
型のものが多く、露地や狭い場所での掘削作業を目的と
していなかったのである。しかし、最近は下水工事や配
線配管の埋設工事の増加等から、露地等の狭い部分で掘
削作業を行うことが多くなり、超小型の旋回式掘削作業
車が多くなったのである。このような超小型の旋回式掘
削作業車の場合には、従来の如く、乗降口が一方だけで
あると、露地の中で、オペレータが乗降出来ない場合等
が発生するのである。また、超小型に構成したことによ
り、旋回モータや旋回台軸受等が狭い空間に集中配置さ
れるので、点検補修が困難となるという不具合があった
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、超小型の旋
回式掘削作業車において、狭い位置で旋回した為にオペ
レータが乗降出来なくなるという不具合を解消する為
に、昇降口とは逆の側に、作動油タンクの部分の隅部を
傾斜面として予備乗降口を構成したものである。また、
小型に構成したことにより、旋回モータや旋回台軸受の
部分の点検が困難となったので、最も点検補修の回数の
多い部分の配置を考慮したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。請求項1においては、前部に操作コラ
ム25を立設し、該操作コラム25の後部にステップ2
の間隔をおいて運転席15を立設した旋回式掘削作業車
において、該運転席15の一側方を昇降口cとして開口
し、該運転席15の他方には、昇降口cから見てステッ
プ2の突き当たり部に、作動油タンク4を配置し、該作
動油タンク4の後部には、燃料タンク3を前後に重ねて
配置したものである。請求項2においては、請求項1記
載の旋回式掘削作業機において、作動油タンク4と燃料
タンク3を、上下に一部を重複させ、該作動油タンク4
と燃料タンク3の重複部分の前後にわたって、ステップ
2とは逆の外側面部分を、平面視において連続的な円弧
状に構成したものである。
【0005】請求項3においては、請求項1記載の旋回
式掘削作業機において、エンジンEと運転席15を、上
下に一部を重複して配置したものである。請求項4にお
いては、請求項1記載の旋回式掘削作業機において、燃
料タンク3と作動油タンク4を、旋回フレーム19の旋
回中心の側方で前後にわたって配置したものである。
【0006】請求項5においては、請求項1記載の旋回
式掘削作業機において、作動油タンク4の前方部分でス
テップ2の側に平面視にて傾斜面bを構成し、該傾斜面
bと操作コラム25との間に予備乗降口aを構成したも
のである。請求項6においては、請求項5記載の旋回式
掘削作業機において、予備乗降口aは昇降口cよりも前
方に突出させて、作動油タンク4の前端と旋回フレーム
19の前端との間まで延設したものである。
【0007】よって、旋回式掘削作業車が露地に入りこ
んで、昇降口cの側が塀により塞がれた場合に、該昇降
口cとは逆の側に設けた傾斜面bと操作コラム25の間
の、予備乗降口aを通過してオペレータが乗降すること
が出来るのである。また該予備乗降口aの部分に隙間が
あるので、オペレータが該部分を通して、右側前方を見
ることが出来るので視界性を良好にすることが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に実施例を説明する。図1は本
発明の旋回式掘削作業車の左側面図、図2は同じく旋回
式掘削作業車の右側面図、図3は同じく旋回式掘削作業
車の後面図、図4は同じく旋回式掘削作業車の平面図、
図5は同じく旋回式掘削作業車のステップ2と予備乗降
口aの構成を示す平面図、図6は旋回モータ1とステッ
プ2と運転席15の配置を示す平面図、図7は旋回フレ
ーム19の構成を示す平面図である。
【0009】図1・図2・図3・図4において、旋回式
掘削作業車の全体的な構成から説明する。クローラ式走
行装置14の間に排土板13を配置している。またクロ
ーラ式走行装置14の中央部に旋回台軸受16を設けて
いる。該旋回台軸受16により旋回フレーム19を支持
し、該旋回フレーム19を旋回する為の旋回モータ1
が、旋回フレーム19の下方に僅かに突出している。該
旋回フレーム19の前端の位置にメインブーム18を上
下回動・左右スイング自在に枢支し、該メインブーム1
8の上端にバケットアーム17を支持している。該バケ
ットアーム17の先端にバケット10を掬い込み回動可
能に枢支している。
【0010】旋回フレーム19のメインブーム18を枢
支した部分の後部に操作コラム25を立設し、該操作コ
ラム25の前部に安全ガイド26を枠組状に立設してい
る。該操作コラム25の上部には左右の操作レバー27
・27を突設し、また操作コラム25の下方の左右に
は、操作ペダル28・28を配置している。該操作コラ
ム25からステップ2を介装した後部に運転席15が配
置されている。該操作コラム25と運転席15の間に配
置されたステップ2は、脱着可能に構成されている。
【0011】運転席15の左側には把手24が設けられ
ており、後部にはキャノピ基部12が固定されており、
該キャノピ基部12の上にキャノピ11が立設されてい
る。また操作コラム25の下方には、エンジンEが配置
されており、操作コラム25の右側方には、作動油タン
ク4と燃料タンク3が配置されており、その上をボンネ
ット22により被覆している。該ボンネット22の上
に、把手23が立設されており、予備乗降口aからオペ
レータが乗降する場合の安全を図っている。
【0012】また、該ボンネット22の前部に平面視で
傾斜面bが構成されており、該傾斜面bと操作コラム2
5との間に予備乗降口aが構成されている。通常はオペ
レータは昇降口cから昇降するのであるが、特別に昇降
口cが塞がれていたり、どうしても右側から乗降する場
合には、クローラ式走行装置14の上を階段替わりに使
用して予備乗降口aから乗降出来るのである。また図2
に示す如く、ボンネット22の右側の側面に、エンジン
Eのラジエータからの排風を吐出可能としたラジエータ
グリル20が設けられている。またボンネット22の後
面には、エンジンEを点検する為の点検補修窓21が設
けられている。
【0013】次に、図5において、予備乗降口aと傾斜
面bと昇降口cの構成について詳細に説明する。通常の
旋回式掘削作業車においては、昇降口cのみであり、予
備乗降口aは設けられていないのである。しかし、本発
明の如く小型の旋回式掘削作業車の場合には、露地で作
業をすると、昇降口cの側から乗降が出来なくなること
があるのである。本発明はこの不具合を解消する為に、
昇降口cから見てステップ2の突き当たりの部分に、作
動油タンク4を配置し、該作動油タンク4の操作コラム
25の側に傾斜面bを設け、該傾斜面bに沿ってボンネ
ット22にも傾斜面bを設けたのである。そして、該傾
斜面bと操作コラム25との間で、オペレータが乗降可
能なスペースを構成して予備乗降口aとしたのである。
該作動油タンク4の後部には重複した状態で燃料タンク
3が配置されている。
【0014】次に、図6において、ステップ2の下方に
配置して旋回モータ1を設けた構成を詳細に説明する。
即ち、旋回モータ1は旋回台軸受16の上に回動自在に
載置された、旋回フレーム19を旋回させるための油圧
モータである。該旋回モータ1は従来は、運転席15の
下方や旋回台軸受16の中心位置に配置されていること
が多かったのである。大型の旋回式掘削作業車であれ
ば、運転席15の下方に配置されていたとしても、点検
補修が容易に出来るのであるが、本発明の場合には、小
型の旋回式掘削作業車であり、内部が複雑に集積されて
いるので、旋回モータ1の点検補修が困難となるのであ
る。本発明においては、この不具合を解消する為に、旋
回モータ1が丁度ステップ2の下方になるように配置
し、該ステップ2はボルトを外すことにより、脱着可能
としたものである。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。第1に、旋回式掘削作
業車が露地に入りこんで、昇降口cの側が塀により塞が
れた場合に、該昇降口cとは逆の側に設けた傾斜面bと
操作コラム25の間の、予備乗降口aを通過してオペレ
ータが乗降することが出来るのである。第2に、該予備
乗降口aの部分に隙間があるので、オペレータが該部分
を通して、右側前方を見ることが出来るので視界性を良
好にすることが出来たのである。第3に、燃料タンク3
と作動油タンク4を上下に重複し、エンジンEと運転席
15を重複して配置することにより、旋回フレーム19
の前後長さを小さくすることが出来て、旋回半径をより
小さくすることが可能となったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の旋回式掘削作業車の左側面図。
【図2】同じく旋回式掘削作業車の右側面図。
【図3】同じく旋回式掘削作業車の後面図。
【図4】同じく旋回式掘削作業車の平面図。
【図5】同じく旋回式掘削作業車のステップ2と予備乗
降口aの構成を示す平面図。
【図6】旋回モータ1とステップ2と運転席15の配置
を示す平面図。
【図7】旋回フレーム19の構成を示す平面図。
【符号の説明】
a 予備乗降口 b 傾斜面 c 昇降口 1 旋回モータ 2 ステップ 3 燃料タンク 4 作動油タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天沼 久次 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 (72)発明者 河村 卓蔵 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 Fターム(参考) 2D015 EB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部に操作コラム25を立設し、該操作
    コラム25の後部にステップ2の間隔をおいて運転席1
    5を立設した旋回式掘削作業車において、該運転席15
    の一側方を昇降口cとして開口し、該運転席15の他方
    には、昇降口cから見てステップ2の突き当たり部に、
    作動油タンク4を配置し、該作動油タンク4の後部に
    は、燃料タンク3を前後に重ねて配置したことを特徴と
    する旋回式掘削作業機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の旋回式掘削作業機におい
    て、作動油タンク4と燃料タンク3を、上下に一部を重
    複させ、該作動油タンク4と燃料タンク3の重複部分の
    前後にわたって、ステップ2とは逆の外側面部分を、平
    面視において連続的な円弧状に構成したことを特徴とす
    る旋回式掘削作業機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の旋回式掘削作業機におい
    て、エンジンEと運転席15を、上下に一部を重複して
    配置したことを特徴とする旋回式掘削作業機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の旋回式掘削作業機におい
    て、燃料タンク3と作動油タンク4を、旋回フレーム1
    9の旋回中心の側方で前後にわたって配置したことを特
    徴とする旋回式掘削作業機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の旋回式掘削作業機におい
    て、作動油タンク4の前方部分でステップ2の側に平面
    視にて傾斜面bを構成し、該傾斜面bと操作コラム25
    との間に予備乗降口aを構成したことを特徴とする旋回
    式掘削作業車。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の旋回式掘削作業機におい
    て、予備乗降口aは昇降口cよりも前方に突出させて、
    作動油タンク4の前端と旋回フレーム19の前端との間
    まで延設したことを特徴とする旋回式掘削作業機。
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